JPH05308688A - 符号化音声信号用中継交換機 - Google Patents

符号化音声信号用中継交換機

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JPH05308688A
JPH05308688A JP4113296A JP11329692A JPH05308688A JP H05308688 A JPH05308688 A JP H05308688A JP 4113296 A JP4113296 A JP 4113296A JP 11329692 A JP11329692 A JP 11329692A JP H05308688 A JPH05308688 A JP H05308688A
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signal
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frame
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Shunji Tanaka
俊二 田中
Satoshi Yasunaga
智 安永
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NEC Corp
NEC Engineering Ltd
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NEC Corp
NEC Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】中継交換機において、回線の接続および切断を
行う毎に出力側の復号器で同期検出が不確定となり発生
する雑音および無音状態をなくす。 【構成】入力線2の符号化音声信号から同期検出器31
でフレーム同期位置信号を検出する。マトリクス・スイ
ッチ4で中継交換した後、出力回路2側でこのフレーム
同期位置信号と基本フレーム発生器8より発生した基本
フレーム信号との位相差を位相差検出器54で検出し、
この位相差分だけ符号化音声信号のフレーム位相を位相
シフタ52でシフトさせ、同期挿入器57で基本フレー
ム信号でフレーム同期信号を固定した後出力線6に送出
する。又、回線断あるいは同期不確定状態を検出した時
は切替器56を切替えて無音符号を出力線6側に出力す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の音声符号化復号
化器(以下音声CODECという)の中から接続信号に
より任意の2つの音声CODECを選択接続する符号化
信号用中継交換機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル高速専用線の普及により
電話回線もデジタル化され、デジタル中継交換機を利用
した企業内統合デジタルネットワークは増大の一途をた
どっている。また、音声符号化技術も進歩しており、従
来の32kADPCM(Adaptive Diffe
rential PCM)から、より高能率である16
kMPC(Multi Pulse Coding)方
式、APC−AB(Adaptive Predict
ive Coding−Adaptive Bit a
llocation)方式など多くの音声符号化方式が
実用化されている。しかし、高能率音声符号化方式とよ
ばれるMPC方式やAPC−AB方式などは、高度な音
声圧縮を実現するためにフレームとよばれる約20ms
程度のブロック毎に一括処理を行っている。そのため、
図2に示すように符号化器では送信側のフレーム位置を
受信側に伝えるためにフレーム同期信号を音声符号に付
加して送出している。また、復号化器では受信した信号
からフレーム同期信号を検出し、送信側と同じフレーム
単位で合成処理を行う。
【0003】従来、このような符号化音声信号を扱う中
継交換機としては図3に示す構成のものが一般的であ
る。入力線34には音声CODECの符号化器からの符
号化音声信号が入力される。マトリクススイッチ32は
この入力線34を介し入力された符号化音声信号を接続
制御器31の出力信号により指定された出力線32に接
続する。信号線35は入力線34と対応しており、ここ
に接続信号が入力されると、接続制御器31からは入出
力線を指定する出力信号がマトリクススイッチに出力さ
れる。出力線32に出力された音声符号化信号はこの出
力線に接続された音声CODECの復号器に送出され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようにフレーム単
位で処理を行う符号化音声信号を扱うネットワークで
は、各音声CODECの符号化器の送信フレーム同期を
一致させる事ができず、また回線切断時は同期信号が無
くなるために、例えば中継交換機において任意の2つの
符号化音声信号を中継接続または切断した時、受信側の
復号化器においてフレーム同期の位相がスキップし同期
はずれを発生し、少なくとも同期の前方保護時間の間は
雑音が発生する問題がある。さらに、同期が確定するま
での後方保護時間のあいだは無音となる問題もある。
【0005】本発明の目的は、フレーム同期信号を持つ
符号化音声信号を複数収容し、任意の2点間を中継接続
する中継交換ネットワークにおいて、回線接続および切
断時に符号化音声信号の復号化出力に雑音を発生しない
中継交換機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の中継交換機は、
複数の入力線とこの入力線に対応する複数の出力線とを
収容し前記入力線の任意の1つに入力される符号化音声
信号を接続信号により前記出力線の任意の1つに出力す
るマトリクススイッチと、各前記入力線に付属する複数
の信号線を収容し前記信号線に入力される前記入力線と
前記出力線との接続組合せを指定する前記接続信号を前
記マトリクススイッチに出力する接続制御回路とを備え
る符号化音声信号用中継交換機において、基本フレーム
信号を発生する基本フレーム発生器と、前記入力線の前
記符号化音声信号からフレーム同期位置信号を検出する
同期検出回路と、前記符号化音声信号と前記フレーム同
期位置信号とを多重化しこの多重化信号を前記符号化音
声信号に代り前記マトリクススイッチに入力する多重化
回路と、前記マトリクススイッチの出力する前記多重化
信号から多重化前の各信号を分離する分離化回路と、前
記分離化回路の出力する前記フレーム同期位置信号と前
記基本フレーム信号との位相差を検出する位相差検出回
路と、前記分離化回路の出力する前記符号化音声信号を
前記位相差検出回路の出力信号で位相シフトさせる位相
シフタと、前記位相シフタの出力信号に前記基本フレー
ム信号を挿入し前記出力線へ出力する同期挿入手段とを
備えている。
【0007】又、前記同期検出回路は前記フレーム同期
位置信号と同期状態を表わすフレーム同期確定信号とを
検出し、前記多重化回路は前記符号化音声信号と前記接
続信号と前記フレーム同期位置信号と前記フレーム同期
確定信号とを多重化し、前記分離化回路は多重化前の各
信号を分離出力し、前記分離化回路の出力する前記接続
信号と前記フレーム同期確定信号とを切替制御信号とし
前記位相シフタの出力信号の代りに無入力状態を表わす
無音符号を前記切替制御信号により切替えて前記同期挿
入回路に入力する切替回路を備えても良い。
【0008】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1は本実施例のブロック図である。
【0009】入力線2から入力された符号化音声信号
は、入力回路3の同期検出器31と多重化器32に入力
される。同期検出器31の一方の出力であるフレーム同
期位置信号と他方の出力である同期確定信号は多重化器
32に入力される。また、信号線1から入力される接続
信号は多重化器32と接続制御回路7に接続される。多
重化器32では、基本フレーム発生器8のタイミングで
フレーム同期位置信号と同期確定信号と接続信号と符号
化音声信号とが多重化されマトリクス・スイッチ4に入
力される。
【0010】接続制御回路7では信号線1から接続およ
び切断要求がある度に、指定された入力回路と指定され
た出力回路を接続または切断するため、マトリクス・ス
イッチ4を制御する。
【0011】マトリクススイッチ4から出力回路5に入
力された多重化信号は、先ず分離器51で多重化前の各
信号に分離され、フレーム同期位置信号は位相差検出器
54へ、同期確定信号はOR回路55へ、接続信号は断
検出回路58へ、符号化音声信号は位相シフタ52にそ
れぞれ入力される。位相差検出器54では基本フレーム
発生器8の出力である基本フレーム信号とフレーム同期
位置信号との位相差が検出され、検出された位相差信号
は位相シフタ52に入力される。位相シフタ52では、
入力された符号化音声信号を位相差信号の分だけ位相シ
フトし基本フレーム信号と同一位相に合わせた後、切替
器56に出力する。同期確定信号と断検出回路58から
の回線切断信号とはOR回路55に入力され論理和がと
られた後、切替器56の切り替え条件となる。切替器5
6においては、通常は位相シフタ52からの入力信号を
選択して出力しているが同期不確定時または回線切断時
即ち、OR回路55の出力信号が入力されると、無音符
号発生器53の出力信号を出力する。同期挿入器57で
は、入力された符号化音声信号または無音符号に基本フ
レーム発生器8からの基本フレーム信号の位相で同期信
号を再挿入し出力線6に出力する。
【0012】尚、図1において、入力回路3は1回路の
みを示したが、各入力線にそれぞれ設けられ、また出力
回路5も1回路のみを示したが、各出力線にそれぞれ設
けられる。更に符号化音声信号の流れは一方向分の構成
について示したが、通常は逆方向の構成を加え双方向の
構成となる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明は付加された
入力回路および出力回路により中継交換した各出力線の
符号化音声信号のフレーム同期信号は総て同期状態とな
り、また回線切断時および同期不確定時は符号化音声信
号に代り無音符号が送出されるので、中継接続または切
断した時に復号器側で同期引込み期間に発生する雑音あ
るいは無音の状態をなくす効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】符号化音声信号のフレーム構成図である。
【図3】従来例のブロック図である。
【符号の説明】
1 信号線 2 入力線 3 入力回路 4 マトリクス・スイッチ 5 出力回路 6 出力線 7 接続制御回路 8 基本フレーム発生器 31 同期検出器 32 多重化器 51 分離器 52 フレーム位相シフタ 53 無音符号発生器 54 位相差検出器 55 OR回路 56 切替器 57 同期挿入器 58 断検出回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の入力線とこの入力線に対応する複
    数の出力線とを収容し前記入力線の任意の1つに入力さ
    れる符号化音声信号を接続信号により前記出力線の任意
    の1つに出力するマトリクススイッチと、各前記入力線
    に付属する複数の信号線を収容し前記信号線に入力され
    る前記入力線と前記出力線との接続組合せを指定する前
    記接続信号を前記マトリクススイッチに出力する接続制
    御回路とを備える符号化音声信号用中継交換機におい
    て、 基本フレーム信号を発生する基本フレーム発生器と、前
    記入力線の前記符号化音声信号からフレーム同期位置信
    号を検出する同期検出回路と、前記符号化音声信号と前
    記フレーム同期位置信号とを多重化しこの多重化信号を
    前記符号化音声信号に代り前記マトリクススイッチに入
    力する多重化回路と、前記マトリクススイッチの出力す
    る前記多重化信号から多重化前の各信号を分離する分離
    化回路と、前記分離化回路の出力する前記フレーム同期
    位置信号と前記基本フレーム信号との位相差を検出する
    位相差検出回路と、前記分離化回路の出力する前記符号
    化音声信号を前記位相差検出回路の出力信号で位相シフ
    トさせる位相シフタと、前記位相シフタの出力信号に前
    記基本フレーム信号を挿入し前記出力線へ出力する同期
    挿入手段とを備えることを特徴とする符号化音声信号用
    中継交換機。
  2. 【請求項2】 前記同期検出回路は前記フレーム同期位
    置信号と同期状態を表わすフレーム同期確定信号とを検
    出し、前記多重化回路は前記符号化音声信号と前記接続
    信号と前記フレーム同期位置信号と前記フレーム同期確
    定信号とを多重化し、前記分離化回路は多重化前の各信
    号を分離出力し、前記分離化回路の出力する前記接続信
    号と前記フレーム同期確定信号とを切替制御信号とし前
    記位相シフタの出力信号の代りに無入力状態を表わす無
    音符号を前記切替制御信号により切替えて前記同期挿入
    回路に入力する切替回路を備えることを特徴とする請求
    項1記載の符号化音声信号用中継交換機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8417182B2 (en) 2010-05-26 2013-04-09 Nec Infrontia Corporation Excessive-signal prevention apparatus and method therefor
CN116806000A (zh) * 2023-08-18 2023-09-26 广东保伦电子股份有限公司 一种多通道任意扩展的分布式音频矩阵

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8417182B2 (en) 2010-05-26 2013-04-09 Nec Infrontia Corporation Excessive-signal prevention apparatus and method therefor
CN116806000A (zh) * 2023-08-18 2023-09-26 广东保伦电子股份有限公司 一种多通道任意扩展的分布式音频矩阵
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