JPH05307883A - オシレータ回路 - Google Patents

オシレータ回路

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JPH05307883A
JPH05307883A JP4109959A JP10995992A JPH05307883A JP H05307883 A JPH05307883 A JP H05307883A JP 4109959 A JP4109959 A JP 4109959A JP 10995992 A JP10995992 A JP 10995992A JP H05307883 A JPH05307883 A JP H05307883A
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mos transistor
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義博 竹前
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真 新美
Takaaki Suzuki
孝章 鈴木
Shigemasa Itou
成真 伊藤
Masahito Takita
雅人 瀧田
Akira Sugiura
朗 杉浦
Kazuko Yamaguchi
和子 山口
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 本発明はオシレータ回路に関し、温度特性を
改善し、信頼性を高めたオシレータ回路を提供すること
を目的としている。 【構成】 インバータ回路と、高電位電源線と低電位電
源線との間に、Pチャネルトランジスタ及び抵抗を順に
直列接続し、該Pチャネルトランジスタと該抵抗との接
続点を出力端とする第一抵抗手段1と、高電位電源線と
低電位電源線との間に、抵抗及びNチャネルトランジス
タを順に直列接続し、該抵抗と該Nチャネルトランジス
タとの接続点を出力端とする第二抵抗手段2とを備え、
前記第一抵抗手段の出力端を前記インバータ回路におけ
る最も高電位電源線寄りのPチャネルトランジスタQ
11,…,Qn6のゲートに接続するとともに、前記第
二抵抗手段の出力端を該インバータ回路における最も低
電位電源線寄りのNチャネルトランジスタQ14,…,
n4のゲートに接続し、該インバータ回路を複数段環
状に接続して所定のクロック周期を生成するように構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オシレータ回路に係
り、詳しくは、例えば、リフレッシュを自動的に行うD
RAM(Dynamic Random Access Memory)の分野に用い
て好適な、自動的にリフレッシュを行うための、リフレ
ッシュ周期を発生するオシレータ回路に関する。
【0002】例えば、コンピュータ等の情報処理装置に
用いられる代表的な読み書きできるメモリとしては、S
RAM(Static Random Access Memory )及びDRAM
がある。SRAMは高速でメモリ保持作用があるという
利点があり、その反面、高価で大容量化に不向きであ
る。
【0003】一方、DRAMは構造が単純で小さなメモ
リセルをもつことから、SRAMと比較してコストが安
くしかも大きなメモリ容量が得られるため、近時におけ
る大容量化のニーズから、メモリシステムを構築する
際、設計者の多くはメモリシステムの基本的なビルディ
ングブロックとしてDRAMが多用されている。しか
し、DRAMにはSRAMのようなメモリ保持作用がな
いため、記憶データを保持するために、メモリセルを一
定の周期毎にリフレッシュする必要があり、このリフレ
ッシュを行うためのオシレータ回路及びDRAMのメモ
リセルは温度に対して動作特性が変動するため、信頼性
の確保される温度範囲が狭く、DRAMが用いられる装
置は使用温度に気を付けなければならなかった。
【0004】そこで、温度特性を向上させ、信頼性を高
めたオシレータ回路が要求される。
【0005】
【従来の技術】従来のこの種のオシレータ回路を含むメ
モリ装置として、図6にセルフリフレッシュ機能付きの
16MDRAMのブロック図を示す。なお、図中、11
は第一クロックジェネレータ(クロックジェネレータN
o.1)、12は第二クロックジェネレータ(クロックジ
ェネレータNo.2)、13はライトクロックジェネレー
タ、14はモードコントローラ、15はアドレスバッフ
ァ&プリデコーダ、16はリフレッシュアドレスカウン
タ、17は基板バイアスジェネレータ、18はロウデコ
ーダ、19はコラムデコーダ、20はセンスアンプI/
Oゲート、21はメモリセル、22はデータ入力バッフ
ァ、23はデータ出力バッファである。
【0006】以上の構成において、リフレッシュを自動
的に行うモード、すなわち、セルフリフレッシュモード
に入るためには、図7に示すように、まず、/CAS
(/CASはCASの反転信号であり、図7中、トップ
バー付きのCAS信号を示すものとする)を“L”とし
た後、/RAS(/RASはRASの反転信号であり、
図7中、トップバー付きのRAS信号を示すものとす
る)を“L”とし、この状態を100μsを保つとその
後、DRAM内部で自動で周期的にリフレッシュ動作を
行うものである。
【0007】この周期を発生させるのには、図8に示す
ようなリングオシレータと呼ばれるオシレータ回路を用
いることが一般的である。このオシレータ回路は、高電
位電源線VCCと低電位電源線VSSとの間に、ゲートに低
電位レベルの信号を受けるPチャネルMOSトランジス
タQ11(Q21〜Q n1)、ゲートに入力信号を受けるPチ
ャネルMOSトランジスタQ12(Q22〜Q n2)及びNチ
ャネルMOSトランジスタQ13(Q23〜Qn3)、ゲート
に高電位レベルの信号を受けるNチャネルMOSトラン
ジスタQ14(Q24〜Qn4)を順に直列接続してなるn個
のインバータ回路INV1〜INVnを環状に接続する
ことにより所定のクロック周期を生成するものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のオシレータ回路にあっては、MOSデバイス
からなるインバータ回路を複数連結するという構成とな
っていたため、以下に述べるような問題点があった。す
なわち、リングオシレータの周期と実際のセルのリフレ
ッシュ間隔の温度に対する依存性とは図9に示すような
関係となり、リングオシレータの周期tcycは温度の上
昇と共に遅くなっていくが、メモリセルは温度が高くな
るとメモリ保持時間が短くなるため、リフレッシュ時間
REF は、温度の上昇と共に間隔を短くしなければなら
ない。
【0009】つまり、リングオシレータとメモリセルと
の温度特性に対する違いのため、使用温度が上昇してシ
ステムの許容動作範囲を越えると、最悪の場合、DRA
Mに保持されたデータが消えてしまうといった事態を招
く虞がある。 [目的]そこで本発明は、温度特性を改善し、信頼性を
高めたオシレータ回路を提供することを目的としてい
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によるオシレータ
回路は上記目的達成のため、その原理図を図1に示すよ
うに、高電位電源線VCCと低電位電源線VSSとの間に、
所定数のPチャネルMOSトランジスタQ11,Q12(〜
n1,Qn2)及び所定数のNチャネルMOSトランジス
タQ13,Q14(〜Qn3,Qn4)を順に直列接続してなる
インバータ回路INV1(〜INVn)と、前記高電位
電源線VCCと前記低電位電源線VSSとの間に、ゲートに
該低電位電源線VSSの電位レベルを入力する第一Pチャ
ネルMOSトランジスタQA1及び抵抗RA1を順に直列接
続し、該第一PチャネルMOSトランジスタQA1と該抵
抗RA1との接続点NA1を低電位出力端とする第一抵抗手
段1と、前記高電位電源線VCCと前記低電位電源線VSS
との間に、抵抗RB1及びゲートに前記高電位電源線VCC
の電位レベルを入力する第一NチャネルMOSトランジ
スタQB1を順に直列接続し、該抵抗RB1と該第一Nチャ
ネルMOSトランジスタQB1との接続点NB1を高電位出
力端とする第二抵抗手段2とを備え、前記第一抵抗手段
1の低電位出力端を前記インバータ回路INV1(〜I
NVn)における最も高電位電源線VCC寄りのPチャネ
ルMOSトランジスタQ11(〜Qn1)のゲートに接続す
るとともに、前記第二抵抗手段2の高電位出力端を該イ
ンバータ回路INV1(〜INVn)における最も低電
位電源線VSS寄りのNチャネルMOSトランジスタQ14
(〜Qn4)のゲートに接続し、該インバータ回路INV
1(〜INVn)を複数段環状に接続して所定のクロッ
ク周期を生成するように構成している。
【0011】
【作用】本発明は、MOSトランジスタのgmは、温度
の上昇と共に低下、すなわち、抵抗値が上昇するのに対
して、抵抗は温度によりその抵抗値はほとんど変わらな
いことを利用する。つまり、抵抗とゲートに所定電位が
入力されるMOSトランジスタとが直列に接続されるこ
とにより、このMOSトランジスタはトライオード領域
で動作するため、抵抗とみなすことが可能であり、MO
Sトランジスタの抵抗値は温度の上昇と共に上昇する。
【0012】一方、通常の抵抗の抵抗値は、温度の上昇
によってほとんど変化しない(MOSトランジスタの変
化と比較すれば無視できる)ため、温度の上昇と共に抵
抗分割による抵抗比が変わり、抵抗とMOSトランジス
タとの接続点の電位は変化する。ここで、第二抵抗手段
の作用を例に採って説明すると、接続点ノードNB1をN
チャネルMOSトランジスタQ14,Q24,・・・,Qn4
の閾値より若干高い値に設定することによって、温度の
上昇と共にNチャネルMOSトランジスタQ14,Q24
・・・,Qn4の各ゲート電位が上昇するので、温度の上
昇と共にNチャネルMOSトランジスタQ14,Q24,・
・・,Qn4のgmが上昇することになる。
【0013】このリングオシレータは、これら各Nチャ
ネルMOSトランジスタQ14,Q24,・・・,Qn4のg
mに動作スピードが依存するので温度の上昇と共に周期
が早くなる。ちなみに、第一抵抗手段における接続点N
A1と、PチャネルMOSトランジスタQ11,Q21,・・
・,Qn1の場合も同様である。
【0014】すなわち、温度の上昇と共に周期が早くな
るので、セルフリフレッシュの周期が短縮され、これに
よって、オシレータ回路の温度特性が改善され、高い温
度での信頼性が高められる。また、この場合、通常使用
温度では、リフレッシュタイミングに余裕がもたせられ
るため、実動作におけるセルフリフレッシュ時の動作電
流が抑えられる。
【0015】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
2は本発明に係るオシレータ回路の実施例1を示す図で
あり、その要部構成を示す回路図である。まず、構成を
説明する。
【0016】なお、図2において、図1に示した原理図
に付された番号と同一番号は同一部分を示す。本実施例
のオシレータ回路は、大別して、インバータ回路INV
1〜INVn、第一抵抗手段1、第二抵抗手段2から構
成されている。インバータ回路INV1〜INVnは、
図1の原理図と同様に、高電位電源線VCCと低電位電源
線VSSとの間に、ゲートに第一抵抗手段1からの信号を
受けるPチャネルMOSトランジスタQ11(Q21
n1)、ゲートに入力信号を受けるPチャネルMOSト
ランジスタQ12(Q22〜Qn2)及びNチャネルMOSト
ランジスタQ13(Q23〜Qn3)、ゲートに第二抵抗手段
2からの信号を受けるNチャネルMOSトランジスタQ
14(Q24〜Qn4)を順に直列接続したものである。
【0017】第一抵抗手段1は、図1に示す第一抵抗手
段1における高電位電源線VCCと第一PチャネルMOS
トランジスタQA1との間に、ゲートを第一PチャネルM
OSトランジスタQA1のソースに接続する第二Pチャネ
ルMOSトランジスタQA2を直列に設けたものであり、
同様に第二抵抗手段2は、図1に示す第二抵抗手段2に
おける第一NチャネルMOSトランジスタQB1と低電位
電源線VSSとの間に、ゲートを第一NチャネルMOSト
ランジスタQB1のソースに接続する第二NチャネルMO
SトランジスタQB2を直列に設けたものである。
【0018】図1に示すオシレータ回路では、接続点
(以下、ノードという)NB1の電位がNチャネルMOS
トランジスタQ14の閾値+αとなるようにNチャネルM
OSトランジスタQB1と抵抗RB1との抵抗比を調節する
ことが必要である。しかし、NチャネルMOSトランジ
スタQ14の閾値にバラツキが生じると、NチャネルMO
SトランジスタQ14に流れる電流は大きく変化する危険
がある。
【0019】そこで、本実施例では、第一抵抗手段1に
PチャネルMOSトランジスタQA2を、第二抵抗手段2
にNチャネルMOSトランジスタQB2を追加することに
より、この点を改善している。すなわち、NチャネルM
OSトランジスタQB2によりノードNB2は閾値分上昇
し、ノードNB1の電位は、
【0020】
【数1】
【0021】となる。ここで、NチャネルMOSトラン
ジスタQ14はほとんどサチュレーション領域で動作して
いるため、NチャネルMOSトランジスタQ14に流れる
電流I(Q14)は、
【0022】
【数2】
【0023】となり、式中にVth(N)の項がないた
め、閾値の依存がなくなり、NチャネルMOSトランジ
スタQB1のソース〜ドレイン間に発生する電圧のみでN
チャネルMOSトランジスタQ14のgmが決定する。以
下、具体的な数値に基づいて説明する。
【0024】一般に、温度が50°C上昇すると、トラ
ンジスタのβは70%程度に減少する。20°Cの時の
NチャネルMOSトランジスタQB1のソース〜ドレイン
間電圧をV(QB1R)とすると、70°Cの時のNチャ
ネルMOSトランジスタQB1のソース〜ドレイン間電圧
V(QB1H)は、
【0025】
【数3】
【0026】となり、この時、NチャネルMOSトラン
ジスタQ14に流れる電流I(Q14H)は、
【0027】
【数4】
【0028】となる。このように本実施例では、温度上
昇と共にNチャネルMOSトランジスタQ14に流れる電
流が増大するため、オシレータ回路のセルフリフレッシ
ュ周期が早くなる。
【0029】図3は本発明に係るオシレータ回路の実施
例2を示す図であり、その要部構成を示す回路図であ
る。なお、図3において、図2に示した実施例1に付さ
れた番号と同一番号は同一部分を示す。本実施例のオシ
レータ回路では、第一抵抗手段1の低電位出力端と第二
抵抗手段2の高電位出力端との間を抵抗Rを介して接続
したものである。
【0030】すなわち、実施例1では第一抵抗手段1及
び第二抵抗手段2にそれぞれ電流を供給してやる必要が
あったが、第一抵抗手段1及び第二抵抗手段2を抵抗R
を介して共通化することにより直流電流を低減できる。
したがって本実施例では、実施例1と比較して、特に、
スタンバイ時において消費電力を低減することができ
る。
【0031】図4は本発明に係るオシレータ回路の実施
例3を示す図であり、その要部構成を示す回路図であ
る。なお、図4において、図2に示した実施例1に付さ
れた番号と同一番号は同一部分を示す。本実施例のオシ
レータ回路では、図2に示す第一抵抗手段1の抵抗RA1
を、ゲートを入力端とするNチャネルMOSトランジス
タQRAに置換した第三抵抗手段3,3’と、同様に、図
2に示す第二抵抗手段2の抵抗RB1を、ゲートを入力端
とするPチャネルMOSトランジスタQRBに置換した第
四抵抗手段4とを設け、第二抵抗手段2からの出力を第
三抵抗手段3、第四抵抗手段4、第三抵抗手段3’の順
に接続し、第三抵抗手段3’の出力端をインバータ回路
INV1〜INVnにおける最も高電位電源線VCC寄り
のPチャネルMOSトランジスタQ11(Q 21〜Qn1)の
ゲートに接続するとともに、第四抵抗手段4の出力端を
インバータ回路INV1〜INVnにおける最も低電位
電源線VSS寄りのNチャネルMOSトランジスタQ
14(Q24〜Qn4)のゲートに接続したものである。
【0032】すなわち、前述の実施例1,2では、確か
に温度の上昇と共にオシレータ回路のセルフリフレッシ
ュ周期は早くなるが、その効果は1.42倍程度であ
る。本実施例は、抵抗手段を複数段用いることにより効
果をより高めるものである。つまり、一段目の第二抵抗
手段2により、NチャネルMOSトランジスタQB1のソ
ース〜ドレイン間電圧V(QB1H)は、
【0033】
【数5】
【0034】となり、この時、NチャネルMOSトラン
ジスタQB1に流れる電流I(QB1H)は、
【0035】
【数6】
【0036】となる。ここで、NチャネルMOSトラン
ジスタQRAの電流が1.42倍になり、かつ、Pチャネ
ルMOSトランジスタQA1のgmが0.7倍となるの
で、
【0037】
【数7】
【0038】同様に、
【0039】
【数8】
【0040】
【数9】
【0041】
【数10】
【0042】となり、抵抗手段を複数段接続することに
より、セルフリフレッシュ周期を大きく変更することが
できる。図5は本発明に係るオシレータ回路の実施例4
を示す図であり、その要部構成を示す回路図である。
【0043】なお、図5において、図2に示した実施例
1に付された番号と同一番号は同一部分を示す。本実施
例のオシレータ回路では、図2に示すインバータ回路I
NV1〜INVnにおける最も高電位電源線VCC寄りの
PチャネルMOSトランジスタQ11(Q 21〜Qn1)のゲ
ートに、一端が高電位電源に接続された容量C0 の他端
を接続するとともに、インバータ回路INV1〜INV
nにおける最も低電位電源線VSS寄りのNチャネルMO
SトランジスタQ14(Q24〜Qn4)のゲートに、一端が
低電位電源に接続された容量C1 の他端を接続したもの
である。
【0044】すなわち、前述の実施例1のノードNB1
B2は、電源電圧に対するインピーダンスが高く、電源
電圧が変動した場合にはPチャネルMOSトランジスタ
11(Q21〜Qn1)のgmが変動してしまうことにな
る。つまり本実施例では、電源電圧の変動に対してMO
Sトランジスタのgmの変動を防止するものである。
【0045】これによって、本実施例では前述の実施例
1と比較してさらに安定した動作が得られる。なお、上
記実施例はそれぞれ第二抵抗手段を中心に説明している
が、第一抵抗手段における作用も同様である。
【0046】
【発明の効果】本発明では、温度の上昇と共にセルフリ
フレッシュ周期を早くすることができ、セルフリフレッ
シュ周期が短縮することにより、オシレータ回路の温度
特性を改善し、高い温度での信頼性を高めることができ
る。また、この場合、通常使用温度では、リフレッシュ
タイミングに余裕がもたせられるため、実動作における
セルフリフレッシュ時の動作電流を抑えることができ、
低消費電力かを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオシレータ回路の原理図である。
【図2】実施例1の要部構成を示す回路図である。
【図3】実施例2の要部構成を示す回路図である。
【図4】実施例3の要部構成を示す回路図である。
【図5】実施例4の要部構成を示す回路図である。
【図6】セルフリフレッシュ機能付きのDRAMの全体
構成を示すブロック図である。
【図7】図6の動作例を説明するための波形図である。
【図8】従来例の要部構成を示す回路図である。
【図9】従来例の問題点を説明するための図である。
【符号の説明】
1 第一抵抗手段 2 第二抵抗手段 3 第三抵抗手段 4 第四抵抗手段 INV1〜INVn インバータ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 孝章 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 伊藤 成真 愛知県春日井市高蔵寺町2丁目1844番2 富士通ヴィエルエスアイ株式会社内 (72)発明者 瀧田 雅人 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 杉浦 朗 愛知県春日井市高蔵寺町2丁目1844番2 富士通ヴィエルエスアイ株式会社内 (72)発明者 山口 和子 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高電位電源線と低電位電源線との間に、所
    定数のPチャネルMOSトランジスタ及び所定数のNチ
    ャネルMOSトランジスタを順に直列接続してなるイン
    バータ回路と、 前記高電位電源線と前記低電位電源線との間に、ゲート
    に該低電位電源線の電位レベルを入力する第一Pチャネ
    ルMOSトランジスタ及び抵抗を順に直列接続し、該第
    一PチャネルMOSトランジスタと該抵抗との接続点を
    低電位出力端とする第一抵抗手段と、 該高電位電源線と該低電位電源線との間に、抵抗及びゲ
    ートに該高電位電源線の電位レベルを入力する第一Nチ
    ャネルMOSトランジスタを順に直列接続し、該抵抗と
    該第一NチャネルMOSトランジスタとの接続点を高電
    位出力端とする第二抵抗手段と、 を備え、 前記第一抵抗手段の低電位出力端を前記インバータ回路
    における最も高電位電源線寄りのPチャネルMOSトラ
    ンジスタのゲートに接続するとともに、前記第二抵抗手
    段の高電位出力端を該インバータ回路における最も低電
    位電源線寄りのNチャネルMOSトランジスタのゲート
    に接続し、該インバータ回路を複数段環状に接続して所
    定のクロック周期を生成することを特徴とするオシレー
    タ回路。
  2. 【請求項2】前記第一抵抗手段は、前記高電位電源線と
    前記第一PチャネルMOSトランジスタとの間に、ゲー
    トを該第一PチャネルMOSトランジスタのソースに接
    続する第二PチャネルMOSトランジスタを直列に設
    け、 前記第二抵抗手段は、前記第一NチャネルMOSトラン
    ジスタと低電位電源線との間に、ゲートを該第一Nチャ
    ネルMOSトランジスタのソースに接続する第二Nチャ
    ネルMOSトランジスタを直列に設けることを特徴とす
    る請求項1記載のオシレータ回路。
  3. 【請求項3】前記第一抵抗手段の低電位出力端と前記第
    二抵抗手段の高電位出力端とを抵抗を介して接続するこ
    とを特徴とする請求項1、または2記載のオシレータ回
    路。
  4. 【請求項4】前記第一抵抗手段の抵抗を、ゲートを入力
    端とするNチャネルMOSトランジスタに置換してなる
    第三抵抗手段と、 前記第二抵抗手段の抵抗を、ゲートを入力端とするPチ
    ャネルMOSトランジスタに置換してなる第四抵抗手段
    と、 を備え、 前記第三抵抗手段及び前記第四抵抗手段を交互に所定数
    段接続し、最終出力段における該第三抵抗手段の低電位
    出力端を前記インバータ回路における最も高電位電源線
    寄りのPチャネルMOSトランジスタのゲートに接続す
    るとともに、最終段における該第四抵抗手段の高電位出
    力端を該インバータ回路における最も低電位電源線寄り
    のNチャネルMOSトランジスタのゲートに接続するこ
    とを特徴とする請求項2記載のオシレータ回路。
  5. 【請求項5】前記インバータ回路における最も高電位電
    源線寄りのPチャネルMOSトランジスタのゲートに、
    一端が高電位電源に接続された容量の他端を接続すると
    ともに、該インバータ回路における最も低電位電源線寄
    りのNチャネルMOSトランジスタのゲートに、一端が
    低電位電源に接続された容量の他端を接続することを特
    徴とする請求項1、または2記載のオシレータ回路。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100376260B1 (ko) * 2000-12-29 2003-03-17 주식회사 하이닉스반도체 오실레이터
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