JPH0530735A - スイツチング電源のシヨート保護装置 - Google Patents
スイツチング電源のシヨート保護装置Info
- Publication number
- JPH0530735A JPH0530735A JP17671491A JP17671491A JPH0530735A JP H0530735 A JPH0530735 A JP H0530735A JP 17671491 A JP17671491 A JP 17671491A JP 17671491 A JP17671491 A JP 17671491A JP H0530735 A JPH0530735 A JP H0530735A
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- JP
- Japan
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- short
- power supply
- voltage
- switching power
- circuit
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、簡単で確実なスイッチング電源の
ショート保護装置の提供を目的とする。 【構成】 シャント・レギュレータIC62のリファレ
ンス端子aと各出力電圧端子間に抵抗74,75,76
とダイオード71,72,73を接続し、出力端子がシ
ョートしたときに1次側の制御用IC21の発振を停止
させる構成を有する。
ショート保護装置の提供を目的とする。 【構成】 シャント・レギュレータIC62のリファレ
ンス端子aと各出力電圧端子間に抵抗74,75,76
とダイオード71,72,73を接続し、出力端子がシ
ョートしたときに1次側の制御用IC21の発振を停止
させる構成を有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子機器に使用されるス
イッチング電源のショート保護装置に関する。
イッチング電源のショート保護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の電源回路には、小型,
計量,高効率の特長を持つスイッチング電源回路が多く
使用されている。
計量,高効率の特長を持つスイッチング電源回路が多く
使用されている。
【0003】電子機器の異常時、たとえば出力端子ショ
ート時の回路保護において最も一般的なものはヒューズ
であった。最近はヒューズ以外の種々の回路が提案され
ている。以下、図面を参照しながら上述したヒューズ以
外のショート保護回路の一例について説明する。
ート時の回路保護において最も一般的なものはヒューズ
であった。最近はヒューズ以外の種々の回路が提案され
ている。以下、図面を参照しながら上述したヒューズ以
外のショート保護回路の一例について説明する。
【0004】図2は従来のスイッチング電源ショート保
護装置の一例である。図2において、1はAC電源を整
流する整流回路、2は整流されたDCを電源とするスイ
ッチング手段、21は発振,制御用のIC、22はスイ
ッチング用トランジスタ、23は過電流検出用抵抗、2
4は2次側出力電圧を一定にする制御用のホトカプラ受
光部、3はスイッチングトランス、4は2次側整流ブロ
ック、41,42,43は整流器、5はV2,V3のDC
電圧を得ている電圧安定器、6は電圧安定化のための1
次側に対するフィードバック回路、61はホトカプラの
発光部、62はシャント・レギュレータIC、63,6
4は電圧誤差検出用の分圧抵抗、7,8は本回路例のシ
ョート保護ブロック、7は電圧比較部、8はその比較出
力を基にショート保護動作を行なうショート保護動作部
である。
護装置の一例である。図2において、1はAC電源を整
流する整流回路、2は整流されたDCを電源とするスイ
ッチング手段、21は発振,制御用のIC、22はスイ
ッチング用トランジスタ、23は過電流検出用抵抗、2
4は2次側出力電圧を一定にする制御用のホトカプラ受
光部、3はスイッチングトランス、4は2次側整流ブロ
ック、41,42,43は整流器、5はV2,V3のDC
電圧を得ている電圧安定器、6は電圧安定化のための1
次側に対するフィードバック回路、61はホトカプラの
発光部、62はシャント・レギュレータIC、63,6
4は電圧誤差検出用の分圧抵抗、7,8は本回路例のシ
ョート保護ブロック、7は電圧比較部、8はその比較出
力を基にショート保護動作を行なうショート保護動作部
である。
【0005】上記各構成要素の関係と動作について説明
する。V2出力端子がショートした場合を例にとって述
べる。電圧比較器71の端子2がダイオード74を通し
て約0Vとなり、それによって出力端子5が約0Vとな
る。その結果、トランジスタ81がオフ、トランジスタ
82がオンとなって、V1出力端子をショート状態にす
る。V1出力端子は整流器41を介してトランス2次巻
線に接続されているのみであるから、巻線に大電流が流
れ、1次側の制御用IC21が過電流検出用抵抗23に
現れるDC電圧によって、短時間で発振停止状態とな
り、スイッチング動作が停止する。この状態はラッチさ
れ、解除するにはAC電源を切断し、再投入すればよ
い。
する。V2出力端子がショートした場合を例にとって述
べる。電圧比較器71の端子2がダイオード74を通し
て約0Vとなり、それによって出力端子5が約0Vとな
る。その結果、トランジスタ81がオフ、トランジスタ
82がオンとなって、V1出力端子をショート状態にす
る。V1出力端子は整流器41を介してトランス2次巻
線に接続されているのみであるから、巻線に大電流が流
れ、1次側の制御用IC21が過電流検出用抵抗23に
現れるDC電圧によって、短時間で発振停止状態とな
り、スイッチング動作が停止する。この状態はラッチさ
れ、解除するにはAC電源を切断し、再投入すればよ
い。
【0006】2次側出力電源のV2とV3は電圧安定器を
経由しているから、V2,V3の各出力端子はショートし
てもトランス巻線に大電流が流れないので、1次側の制
御用IC21に印加される過電流検出用抵抗23におけ
る電圧降下が小さく、保護回路が動作しない場合がある
ので、本例は効果的なショート保護装置の例である。
経由しているから、V2,V3の各出力端子はショートし
てもトランス巻線に大電流が流れないので、1次側の制
御用IC21に印加される過電流検出用抵抗23におけ
る電圧降下が小さく、保護回路が動作しない場合がある
ので、本例は効果的なショート保護装置の例である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、電圧比較部7、トランジスタを用いたシ
ョート保護動作部8等に、多数の部品を要し、また基準
電源のV4も負荷ショート時に変動するため、バックア
ップコンデンサ73による電圧安定化が必要であり、保
護装置としては複雑すぎる。
来の構成では、電圧比較部7、トランジスタを用いたシ
ョート保護動作部8等に、多数の部品を要し、また基準
電源のV4も負荷ショート時に変動するため、バックア
ップコンデンサ73による電圧安定化が必要であり、保
護装置としては複雑すぎる。
【0008】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、簡単な回路構成で実現できるスイッチング電源のシ
ョート保護装置を、提供することを目的とする。
で、簡単な回路構成で実現できるスイッチング電源のシ
ョート保護装置を、提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明はこの目的を達成
するために、フィードバック回路にあるシャント・レギ
ュレータのリファレンス端子と出力電圧端子間に抵抗と
ダイオードを直列に接続した構成を有している。
するために、フィードバック回路にあるシャント・レギ
ュレータのリファレンス端子と出力電圧端子間に抵抗と
ダイオードを直列に接続した構成を有している。
【0010】
【作用】この構成において、出力電圧端子がショートし
た場合、2次側電圧を安定化するために用いたホトカプ
ラの発光部とシャント・レギュレータICのリファレン
ス電圧が大幅に低下し、この電圧を補正するため、1次
側のホトカプラ受光部を経て1次側ICの発振を停止
し、回路を保護する。
た場合、2次側電圧を安定化するために用いたホトカプ
ラの発光部とシャント・レギュレータICのリファレン
ス電圧が大幅に低下し、この電圧を補正するため、1次
側のホトカプラ受光部を経て1次側ICの発振を停止
し、回路を保護する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
照しながら説明する。
【0012】図1において、1はAC電源を整流する整
流器、2はスイッチング手段、21は発振,制御用のI
C、22はスイッチング用トランジスタ、23は過電流
検出用抵抗、24は2次側出力を一定にする制御用のホ
トカプラ受光部、3はスイッチングトランス、4は2次
側整流ブロック、41,42,43は整流器、5は
V 2,V3の出力を得る電圧安定器、6は電圧安定化のた
めの1次側に対するフィードバック回路、61はホトカ
プラの受光部、62はシャント・レギュレータICであ
る。63,64は電圧誤差検出用の分圧抵抗、100は
ショート保護手段、71,72,73はダイオード、7
4,75,76は抵抗である。
流器、2はスイッチング手段、21は発振,制御用のI
C、22はスイッチング用トランジスタ、23は過電流
検出用抵抗、24は2次側出力を一定にする制御用のホ
トカプラ受光部、3はスイッチングトランス、4は2次
側整流ブロック、41,42,43は整流器、5は
V 2,V3の出力を得る電圧安定器、6は電圧安定化のた
めの1次側に対するフィードバック回路、61はホトカ
プラの受光部、62はシャント・レギュレータICであ
る。63,64は電圧誤差検出用の分圧抵抗、100は
ショート保護手段、71,72,73はダイオード、7
4,75,76は抵抗である。
【0013】上記各構成要素の相互の関係と動作につい
て、V2出力端子がショートした場合、V2出力端子電圧
は零となり、ショート保護ブロック100のダイオード
72と抵抗75を通して、フィードバック回路のシャン
ト・レギュレータ62のリファレンス電圧(点aの電
圧)が大きく低下する。この低下はホトカプラ発光部6
1を通して、1次側のホトカプラ受光部24に送られ、
制御用IC21で、2次側出力電圧を大幅に増加させよ
うと働く。これは、あまりにも大きい変化であるから、
過負荷保護が働き、IC21の発振を停止させラッチ状
態となり、出力は出ない。すなわち、ショート保護作用
が得られる。
て、V2出力端子がショートした場合、V2出力端子電圧
は零となり、ショート保護ブロック100のダイオード
72と抵抗75を通して、フィードバック回路のシャン
ト・レギュレータ62のリファレンス電圧(点aの電
圧)が大きく低下する。この低下はホトカプラ発光部6
1を通して、1次側のホトカプラ受光部24に送られ、
制御用IC21で、2次側出力電圧を大幅に増加させよ
うと働く。これは、あまりにも大きい変化であるから、
過負荷保護が働き、IC21の発振を停止させラッチ状
態となり、出力は出ない。すなわち、ショート保護作用
が得られる。
【0014】このように本発明の実施例のスイッチング
電源のショート保護装置によれば、直流電圧出力端子の
ショート状態をダイオード,抵抗の直列回路を経て電圧
安定化フィードバック回路に伝え、発振用ICの発振を
止め、スイッチング動作を停止させるように配してある
ので、従来のスイッチング電源回路に、ダイオードと抵
抗を加えるのみの簡単な構成で、電源の保護が実現でき
る。
電源のショート保護装置によれば、直流電圧出力端子の
ショート状態をダイオード,抵抗の直列回路を経て電圧
安定化フィードバック回路に伝え、発振用ICの発振を
止め、スイッチング動作を停止させるように配してある
ので、従来のスイッチング電源回路に、ダイオードと抵
抗を加えるのみの簡単な構成で、電源の保護が実現でき
る。
【0015】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、2次側電源出力端子のショートにおける回路
保護の問題を解決し、簡単で確実なスイッチング電源の
ショート保護装置を提供できる。
によれば、2次側電源出力端子のショートにおける回路
保護の問題を解決し、簡単で確実なスイッチング電源の
ショート保護装置を提供できる。
【図1】本発明の実施例におけるスイッチング電源のシ
ョート保護装置の回路図
ョート保護装置の回路図
【図2】従来のスイッチング電源のショート保護回路の
回路図
回路図
2 スイッチング手段 6 フィードバック回路 100 ショート保護手段
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】2次側出力電圧部にホトカプラと誤差検出
手段を用いて、1次側にフィードバックし、出力電圧を
安定化するスイッチング電源回路において、前記誤差検
出手段のリファレンス端子と出力電圧端子間に、抵抗と
ダイオードを接続したスイッチング電源のショート保護
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17671491A JPH0530735A (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | スイツチング電源のシヨート保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17671491A JPH0530735A (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | スイツチング電源のシヨート保護装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0530735A true JPH0530735A (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=16018481
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17671491A Pending JPH0530735A (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | スイツチング電源のシヨート保護装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0530735A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001333574A (ja) * | 2000-05-22 | 2001-11-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電源保護回路 |
US6385060B1 (en) | 2000-12-21 | 2002-05-07 | Semiconductor Components Industries Llc | Switching power supply with reduced energy transfer during a fault condition |
US6980444B2 (en) | 2003-10-09 | 2005-12-27 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Switching power supply |
US7375990B2 (en) | 2005-06-14 | 2008-05-20 | Funai Electric Co., Ltd. | Switching power device |
JP2009130948A (ja) * | 2007-11-20 | 2009-06-11 | Funai Electric Co Ltd | スイッチング電源装置 |
JP2011244659A (ja) * | 2010-05-20 | 2011-12-01 | Fdk Corp | 絶縁型スイッチングdc−dcコンバータ |
JP2012221454A (ja) * | 2011-04-14 | 2012-11-12 | Funai Electric Co Ltd | 電源回路、光ディスク装置 |
CN103326325A (zh) * | 2013-06-05 | 2013-09-25 | 广州凯盛电子科技有限公司 | 开关电源输出短路和欠压保护电路 |
KR20140050914A (ko) * | 2012-10-22 | 2014-04-30 | 엘지이노텍 주식회사 | 전원 공급 장치 및 전원 공급 방법 |
US9479068B2 (en) | 2013-06-28 | 2016-10-25 | Solum Co., Ltd | Power supply device |
-
1991
- 1991-07-17 JP JP17671491A patent/JPH0530735A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001333574A (ja) * | 2000-05-22 | 2001-11-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電源保護回路 |
US6385060B1 (en) | 2000-12-21 | 2002-05-07 | Semiconductor Components Industries Llc | Switching power supply with reduced energy transfer during a fault condition |
US6980444B2 (en) | 2003-10-09 | 2005-12-27 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Switching power supply |
US7375990B2 (en) | 2005-06-14 | 2008-05-20 | Funai Electric Co., Ltd. | Switching power device |
JP2009130948A (ja) * | 2007-11-20 | 2009-06-11 | Funai Electric Co Ltd | スイッチング電源装置 |
US8331111B2 (en) | 2007-11-20 | 2012-12-11 | Funai Electric Co., Ltd. | Switching power supply device |
JP2011244659A (ja) * | 2010-05-20 | 2011-12-01 | Fdk Corp | 絶縁型スイッチングdc−dcコンバータ |
JP2012221454A (ja) * | 2011-04-14 | 2012-11-12 | Funai Electric Co Ltd | 電源回路、光ディスク装置 |
KR20140050914A (ko) * | 2012-10-22 | 2014-04-30 | 엘지이노텍 주식회사 | 전원 공급 장치 및 전원 공급 방법 |
CN103326325A (zh) * | 2013-06-05 | 2013-09-25 | 广州凯盛电子科技有限公司 | 开关电源输出短路和欠压保护电路 |
US9479068B2 (en) | 2013-06-28 | 2016-10-25 | Solum Co., Ltd | Power supply device |
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