JPH04322159A - スイッチング電源装置 - Google Patents

スイッチング電源装置

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JPH04322159A
JPH04322159A JP11676991A JP11676991A JPH04322159A JP H04322159 A JPH04322159 A JP H04322159A JP 11676991 A JP11676991 A JP 11676991A JP 11676991 A JP11676991 A JP 11676991A JP H04322159 A JPH04322159 A JP H04322159A
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JP
Japan
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voltage
control
circuit
control circuit
winding
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Application number
JP11676991A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Takemura
博 竹村
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばリンギングチ
ョークコンバータ(RCC)のような自励型のスイッチ
ング電源装置に関し、より具体的には、二次側の過電圧
保護対策手段の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のスイッチング電源装置の従来例
を図2に示す。
【0003】この例はRCC方式のものであり、トラン
ス2の一次巻線2aにスイッチング素子としてスイッチ
ングトランジスタ4を直列接続し、かつ同トランス2の
制御巻線2cの出力を発振制御回路6を介してスイッチ
ングトランジスタ4の制御電極であるベースに帰還する
ようにしている。
【0004】発振制御回路6は、スイッチングトランジ
スタ4を含む回路の自励発振を制御すると共に、後述す
る電圧検出回路24からのフィードバック信号に基づい
てスイッチングトランジスタ4のオン期間を制御して二
次側の出力電圧V2 の定電圧制御を行うものである。
【0005】即ちこの発振制御回路6は、トランス2の
制御巻線2cをコンデンサ12および抵抗14を介して
スイッチングトランジスタ4のベースに接続すると共に
、互いに直列接続された抵抗8およびコンデンサ10か
ら成る時定数回路を制御巻線2cの両端に接続し、かつ
スイッチングトランジスタ4のベースとエミッタ間に制
御用のトランジスタ16を並列接続し、上記コンデンサ
10の電圧がこのトランジスタ16のベースに印加され
るようにしている。抵抗8にはフィードバック制御用の
フォトカプラ18のフォトトランジスタ側が並列接続さ
れている。
【0006】トランス2の二次巻線2bには、整流用の
ダイオード22、出力電圧V2 を検出してフィードバ
ック信号を出力する電圧検出回路24および過電圧保護
回路34が接続されている。
【0007】電圧検出回路24は、前記フォトカプラ1
8のフォトダイオード側、それを制御するシャントレギ
ュレータ28および出力電圧V2 検出用の抵抗30、
32を備えている。
【0008】過電圧保護回路34は、出力短絡用のサイ
リスタ36、出力電圧V2 検出用のツェナダイオード
38および抵抗40を備えている。
【0009】動作例を説明すると、入力電圧V1 が印
加されると、起動抵抗20を通してスイッチングトラン
ジスタ4にベース電流が流れ、スイッチングトランジス
タ4が導通状態になる。その結果、トランス2の一次巻
線2aに電圧が加わり、同時に制御巻線2cに電圧V3
 が発生する。これがコンデンサ12および抵抗14を
介してスイッチングトランジスタ4のベースに印加され
、スイッチングトランジスタ4は急速にオンする。この
ときトランス2の二次巻線2bの電圧はダイオード22
に対して逆方向に加わるので、二次巻線2bには電圧が
流れず、トランス2にエネルギーが蓄積される。これと
共に、発振制御回路6の時定数回路を構成するコンデン
サ10には抵抗8を通して充電電流が流れ、トランジス
タ16のベース電位が徐々に上昇する。
【0010】コンデンサ10の電圧が所定値に達してト
ランジスタ16が導通し始めると、スイッチングトラン
ジスタ4のベース電圧が低下してオン状態を保てなくな
り、一次巻線2aの電圧が低下し、制御巻線2cの電圧
V3 も低下する。これは正帰還であるため、スイッチ
ングトランジスタ4は急速にオフする。スイッチングト
ランジスタ4がオフすることにより、トランス2の蓄積
エネルギーが二次巻線2bからダイオード22を通して
出力側へ供給される。
【0011】その後、制御巻線2cの電圧V3 が0と
なれば、起動抵抗20からの電圧により再びスイッチン
グトランジスタ4がオン状態となり、上記のような動作
が繰り返される。
【0012】出力電圧V2 の定電圧制御は次のように
して行われる。即ち、出力電圧V2 が上昇すると、電
圧検出回路24においてフォトカプラ18のフォトダイ
オードに流れる電流が増加し、発振制御回路6において
フォトカプラ18のフォトトランジスタの電流も増加す
る。 この結果、コンデンサ10に対する充電電流が大になっ
てトランジスタ16が早くオフするようになり、スイッ
チングトランジスタ4のオン期間が短くなって出力電圧
V2 を下げる方向に動作し、安定化作用が行われる。
【0013】過電圧保護回路34による過電圧保護は次
のようにして行われる。即ち、何らかの原因で(主たる
原因は、フォトカプラ18等のフィードバック用の回路
素子が故障がしてフィードバック制御がかからなくなる
ことである)出力電圧V2 が過大になると、ツェナダ
イオード38がオンしてサイリスタ36がターンオンし
、二次側が短絡される。
【0014】前記発振制御回路6は、過電圧保護機能も
合わせて持っており、スイッチングトランジスタ4のオ
ン期間(これはオフ状態のトランジスタ16をオンさせ
るまでの時間でもある)は、コンデンサ10の電圧の立
ち上がるスピード、即ちそれと抵抗8との時定数によっ
て規定されるため、この時定数によってスイッチングト
ランジスタ4のオン期間の上限を決めておけば、二次側
が短絡されても設定値以上の電流は流れない。従来はこ
のようにして二次側の過電圧保護を行っていた。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な過電圧保護回路34を用いると、サイリスタ36とい
う高価な素子を含んでいるため、過電圧保護対策が高価
になるという問題がある。
【0016】そこでこの発明は、二次側の過電圧保護対
策を安価に行うことができるようにしたスイッチング電
源装置を提供することを主たる目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、この発明のスイッチング電源装置は、前記トランスの
制御巻線とスイッチング素子の制御電極との間に、同制
御巻線の電圧で二次側の出力電圧を検出し、この検出し
た電圧でスイッチング素子のオフ動作を制御して定電圧
制御を行う定電圧制御回路であって、二次側の出力電圧
が前記発振制御回路で設定している電圧を越えたときに
初めて安定化作用をするように設定されたものを設けた
ことを特徴とする。
【0018】
【作用】上記構成によれば、通常時は、発振制御回路に
よってフィードバック制御が行われて、二次側の出力電
圧の定電圧制御が行われる。何らかの故障で出力電圧が
上昇すると、定電圧制御回路が働いてそれによる定電圧
制御が行われ、過電圧が防止される。
【0019】
【実施例】図1は、この発明の一実施例に係るスイッチ
ング電源装置を示す回路図である。図2の従来例と同一
または相当する部分には同一符号を付し、以下において
は当該従来例との相違点を主に説明する。
【0020】この実施例においては、従来例のように二
次側に過電圧保護回路34を設ける代わりに、トランス
2の制御巻線2cとスイッチングトランジスタ4のベー
スとの間に、同制御巻線2cの電圧V3 で二次側の出
力電圧V2 を検出し、この検出した電圧でスイッチン
グトランジスタ4のオフ動作を制御して定電圧制御を行
う定電圧制御回路42を設けている。即ち、前述した発
振制御回路6と合わせて二つの定電圧制御系を持たせて
いる。
【0021】この定電圧制御回路42は、RCC方式の
基本的な回路であり、制御巻線2cの両端間に、コンデ
ンサ44とダイオード46を直列接続したものを、ダイ
オード46のカソードが制御巻線2cの巻き始め側にな
るように接続すると共に、コンデンサ44のマイナス側
とスイッチングトランジスタ4のベース間にツェナダイ
オード48を接続して成る。
【0022】この定電圧制御回路42による定電圧制御
は次のようにして行われる。即ち、前述したようにスイ
ッチングトランジスタ4がオフすると二次側のダイオー
ド22が導通し、同時にダイオード46も導通する。こ
のとき、二次巻線2bの電圧は出力電圧V2 と殆ど等
しい値となり、これに制御巻線2cの電圧V3 が比例
するので、これを整流したコンデンサ44の両端の電圧
V4 も出力電圧V2 に比例する。従って、出力電圧
V2 が上昇すると電圧V4 も上昇してツェナダイオ
ード48が導通し、それによってスイッチングトランジ
スタ4のベース電流をバイパスさせて下げるので、スイ
ッチングトランジスタ4のオフが早まる。このようにし
て、定電圧制御回路42は出力電圧V2 が上昇すると
、これを防ぐ方向にスイッチングトランジスタ4のベー
ス電流を制御して安定化作用が行われる。勿論これによ
って二次側の過電圧保護も可能である。
【0023】この定電圧制御回路42が上記のような安
定化作用をする出力電圧V2 の条件は、ツェナダイオ
ード48のツェナ電圧によって設定することができる。 ここでは、前記発振制御回路6が正常に動作していると
きは、この定電圧制御回路42が安定化作用をしないよ
うにしておく。即ち、出力電圧V2 が発振制御回路6
で設定している電圧を越えたときに初めて安定化作用を
するようにしておく。
【0024】発振制御回路6は、フォトカプラ18等の
回路素子を用いて出力電圧V2 のフィードバックを受
けているので、定電圧制御の精度が高いが、同回路素子
が故障してフィードバック制御がかからなくなる確率が
高い。これに対して定電圧制御回路42は、出力電圧V
2 をフィードバック用の回路素子を用いずにトランス
2の一次側で監視しているので、故障する確率は非常に
小さいが、定電圧制御の精度は下がる。
【0025】このスイッチング電源装置は、このような
二つの制御回路6および42を、常時は前者が働き、そ
れが故障すると後者が働くように設定しているので、常
時は精度の高い定電圧制御が可能であり、しかも発振制
御回路6側が故障した場合に定電圧制御回路42側で過
電圧保護をすることができる。
【0026】しかも定電圧制御回路42は、従来の過電
圧保護回路34と違ってサイリスタ36のような高価な
素子を用いていないので、この回路を用いることで過電
圧保護対策を安価に行うことができる。
【0027】また、上記従来例では、発振制御回路6や
それへのフィードバック回路が故障すれば、いかに過電
圧保護回路34で過電圧保護が成されたとしても、当該
電源装置はそれ以降は正常に動作しなくなるが、この発
明では、発振制御回路6側が故障しても定電圧制御回路
42側で過電圧保護が行われると共にそのまま定電圧制
御が行われるので、当該電源装置がそのまま正常に動作
するという利点もある。
【0028】なお、スイッチング素子にスイッチングト
ランジスタ4の代わりにMOSFETを用いても良い。 制御用のトランジスタ16の代わりにFETを用いても
良い。また、入力電圧V1 は、例えば商用電源(交流
)を整流ダイオードによって整流したものである。
【0029】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、二次側
の出力電圧を一次側で監視して定電圧制御を行う定電圧
制御回路を設けており、この回路には従来の過電圧保護
回路と違ってサイリスタのような高価な素子が不要なの
で、過電圧保護対策を安価に行うことができる。
【0030】しかも、このような定電圧制御回路を設け
ておけば、メインとなる発振制御回路側に故障があって
も、過電圧保護だけでなく、故障後も当該電源装置がそ
のまま正常に動作するという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  この発明の一実施例に係るスイッチング電
源装置を示す回路図である。
【図2】  従来のスイッチング電源装置の一例を示す
回路図である。
【符号の説明】
2  トランス 2c  制御巻線 4  スイッチングトランジスタ(スイッチング素子)
6  発振制御回路 18  フォトカプラ 24  電圧検出回路 42  定電圧制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  トランスの一次巻線にスイッチング素
    子を直列接続し、同トランスの制御巻線とスイッチング
    素子の制御電極との間に、同スイッチング素子のオンオ
    フを制御する発振制御回路を設け、この発振制御回路に
    二次側の出力電圧を回路素子を用いてフィードバックし
    て定電圧制御を行うようにしたスイッチング電源装置に
    おいて、前記トランスの制御巻線とスイッチング素子の
    制御電極との間に、同制御巻線の電圧で二次側の出力電
    圧を検出し、この検出した電圧でスイッチング素子のオ
    フ動作を制御して定電圧制御を行う定電圧制御回路であ
    って、二次側の出力電圧が前記発振制御回路で設定して
    いる電圧を越えたときに初めて安定化作用をするように
    設定されたものを設けたことを特徴とするスイッチング
    電源装置。
JP11676991A 1991-04-19 1991-04-19 スイッチング電源装置 Pending JPH04322159A (ja)

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