JPH05146148A - スイツチング電源装置 - Google Patents

スイツチング電源装置

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Publication number
JPH05146148A
JPH05146148A JP3330096A JP33009691A JPH05146148A JP H05146148 A JPH05146148 A JP H05146148A JP 3330096 A JP3330096 A JP 3330096A JP 33009691 A JP33009691 A JP 33009691A JP H05146148 A JPH05146148 A JP H05146148A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photocoupler
output voltage
circuit
overvoltage
detection circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP3330096A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Hirono
敦 広野
Masaaki Sano
正明 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP3330096A priority Critical patent/JPH05146148A/ja
Publication of JPH05146148A publication Critical patent/JPH05146148A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 過電圧保護専用のフォトカプラを用いること
なく過電圧保護を行うことができるようにしたスイッチ
ング電源装置を提供する。 【構成】 従来例のような過電圧保護回路およびそれ用
のフォトカプラを設ける代わりに、二次側の出力電圧V
2 が所定値以上になったことを検出する過電圧検出回路
40と、この過電圧検出回路40からの信号に応答し
て、定電圧制御用のフォトカプラ28のフォトダイオー
ドを強制的に発光させるスイッチ回路50とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スイッチング電源装
置に関し、より具体的には、その過電圧保護手段の改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスイッチング電源装置の一例を図
2に示す。このスイッチング電源装置は、自励かつフラ
イバック方式(即ちRCC方式)のものの例であり、ト
ランス2の一次巻線2aにスイッチング素子の一例であ
るスイッチングトランジスタ4を直列接続し、同トラン
ス2のベース巻線2cの出力を発振制御回路6を介して
このスイッチングトランジスタ4のベースに帰還させて
発振させ、スイッチングトランジスタ4のオフ時にトラ
ンス2内の蓄積エネルギーを二次巻線2bからダイオー
ド16を介して直流出力して取り出すよう構成されてい
る。
【0003】発振制御回路6は、種々の公知の回路が採
り得るが、この例では、ベース巻線2cの一端側とスイ
ッチングトランジスタ4のベース間に直列に挿入された
ダイオード8、抵抗10およびスイッチングトランジス
タ4のベースをバイパスするように接続された制御トラ
ンジスタ12を備えており、これによってスイッチング
トランジスタ4のスイッチング動作を制御するようにし
ている。14は起動抵抗である。
【0004】二次側の直流出力回路には、この例では、
定電圧制御用の出力電圧検出回路20および過電圧保護
用の過電圧検出回路30が接続されている。
【0005】出力電圧検出回路20は、シャントレギュ
レータ22と、出力電圧V2 を分圧してシャントレギュ
レータ22の基準電圧端子へ供給する分圧抵抗24、2
6を備えており、このシャントレギュレータ22で出力
電圧V2 を基準電圧と比較してその差に応じてフォトカ
プラ28のフォトダイオードを発光させるようにしてい
る。このフォトカプラ28のフォトトランジスタ側は、
この例では発振制御回路6の制御トランジスタ12のベ
ースに接続されており、次のような動作で出力電圧V2
の定電圧制御が行われる。即ち、出力電圧V2 が基準電
圧より上昇すると、シャントレギュレータ22の出力が
増大し、これがフォトカプラ28を介して制御トランジ
スタ12のベースに与えられて当該制御トランジスタ1
2のコレクタ電流が増加する。その結果、スイッチング
トランジスタ4のベース電流がシャントされて当該スイ
ッチングトランジスタ4がオフ方向に働き、その結果出
力電圧V2 の上昇が抑制される。
【0006】過電圧検出回路30は、互いに直列接続さ
れたツェナダイオード32、抵抗34およびフォトカプ
ラ36を備えており、このフォトカプラ36のフォトト
ランジスタ側もこの例では発振制御回路6の制御トラン
ジスタ12のベースに接続されており、次のような動作
で二次側の過電圧保護が行われる。即ち、出力電圧V2
が過大になるとツェナダイオード32が発光し、それに
よってフォトカプラ36のフォトダイオードがオンし、
これ以降は上記定電圧制御の場合と同様の動作で、スイ
ッチングトランジスタ4のオン期間が短縮される方向に
働き、出力電圧V2 が下げられる。このような過電圧保
護手段によって、出力電圧V2 が過大になることによる
電解コンデンサ18の破壊等を防ぐようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】過電圧保護手段に注目
してみると、上記スイッチング電源装置においては、二
次側の過電圧検出信号を一次側へフィードバックする時
の一次側と二次側間の電気絶縁のために、高価なフォト
カプラ36を用いなければならず、そのためコストが高
いという問題がある。
【0008】また、フォトカプラ36の周りで、一次側
回路と過電圧検出回路30との間に所定以上の絶縁距離
を取らなければならず、そのぶん基板上でスペースが必
要になって当該スイッチング電源装置の小型化を妨げて
いるという問題もある。
【0009】そこでこの発明は、上記のような過電圧保
護専用のフォトカプラを用いることなく過電圧保護を行
うことができるようにしたスイッチング電源装置を提供
することを主たる目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明のスイッチング電源装置は、前述したよう
な過電圧検出回路およびそれ用のフォトカプラを設ける
代わりに、二次側の出力電圧が所定値以上になったこと
を検出する過電圧検出回路と、この過電圧検出回路から
の信号に応答して、前述した定電圧制御用のフォトカプ
ラのフォトダイオードを強制的に発光させるスイッチ回
路とを設けたことを特徴とする。
【0011】
【作用】上記構成によれば、二次側の出力電圧が過大に
なると、それが過電圧検出回路によって検出され、スイ
ッチ回路が働いて、定電圧制御用のフォトカプラのフォ
トダイオードが強制的に発光させられる。これによっ
て、発振制御回路へ出力電圧を下げるフィードバック信
号が強制的に与えられることになり、それによってスイ
ッチング素子のオン期間が短縮される方向に働き、過電
圧保護が行われる。
【0012】
【実施例】図1は、この発明の一実施例に係るスイッチ
ング電源装置を示す回路図である。図2の従来例と同一
または相当する部分には同一符号を付し、以下において
は当該従来例との相違点を主に説明する。
【0013】この実施例においては、従来例のような過
電圧検出回路30およびそれ用のフォトカプラ36を設
ける代わりに、過電圧検出回路40およびスイッチ回路
50を二次側の出力回路に設けている。
【0014】過電圧検出回路40は、出力電圧V2 が所
定値以上になったことを検出するものであり、この例で
は、出力電圧V2 を分圧する分圧抵抗42、44、それ
に接続されたツェナダイオード46および抵抗48を備
えている。
【0015】スイッチ回路50は、過電圧検出回路40
からの信号に応答して、前述した定電圧制御用のフォト
カプラ28のフォトダイオードを強制的に発光させるも
のであり、この例では、シャントレギュレータ22をバ
イパスしてフォトカプラ28のカソードをグラウンドラ
インに落とすトランジスタ56、その駆動用のトランジ
スタ54およびツェナダイオード46がオンした時にオ
ンしてトランジスタ54をオンさせるトランジスタ52
を備えている。
【0016】上記構成によれば、二次側の出力電圧V2
が過大になると、ツェナダイオード46がオンし、それ
に応じてトランジスタ52、54および56がオンし、
フォトカプラ28のカソードがグラウンドラインに落と
され、そのフォトダイオードが強制的に発光させられ
る。これによって、発振制御回路6へ出力電圧V2 を下
げるフィードバック信号が強制的に与えられることにな
り、それによってスイッチングトランジスタ4のオン期
間が短縮される方向に働き、出力電圧V2 が低下する。
このようにして過電圧保護が行われる。
【0017】しかも上記構成によれば、過電圧保護用
に、元々ある定電圧制御用のフォトカプラ28を兼用し
ており、過電圧保護専用の高価なフォトカプラを用いる
必要がないので、コストダウンを図ることができる。ス
イッチ回路50において、幾つかのトランジスタおよび
抵抗を用いているが、これらのコストはフォトカプラに
比べれば安価である。
【0018】また、過電圧保護専用のフォトカプラを設
けていないので、その周りで一次側回路と二次側回路間
の絶縁距離を取る必要もなく、従って省スペース化を実
現することができ、ひいては当該スイッチング電源装置
の小型化を図ることができる。
【0019】なお、当該スイッチング電源装置が多出力
電源のような場合でマイナス出力がある場合は、図1中
のA点をこの実施例のようにグラウンドラインへ落とす
代わりに、マイナス出力へ落とすようにしても良く、そ
のようにすれば、フォトカプラ28のフォトダイオード
をより大きく発光させてより大きなフィードバック信号
を発振制御回路6に与えてスイッチングトランジスタ4
をより急速にオフ方向へ移行させることができる。
【0020】また、発振制御回路6の回路構成は図示例
のようなものに限定されるものではなく、他の種々の公
知の回路が採り得る。
【0021】また、この発明は、上記例のような自励発
振式に限定されるものではなく、他励発振式でも良く、
またフライバック方式に限らずフォワード方式でも良
い。
【0022】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、過電圧
保護用に、元々ある定電圧制御用のフォトカプラを兼用
しており、過電圧保護専用の高価なフォトカプラを用い
る必要がないので、コストダウンを図ることができる。
【0023】また、過電圧保護専用のフォトカプラを設
けていないので、その周りで一次側回路と二次側回路間
の絶縁距離を取る必要もなく、従って省スペース化を実
現することができ、ひいては当該スイッチング電源装置
の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例に係るスイッチング電源
装置を示す回路図である。
【図2】 従来のスイッチング電源装置の一例を示す回
路図である。
【符号の説明】
2 トランス 4 スイッチングトランジスタ(スイッチング素子) 6 発振制御回路 20 出力電圧検出回路 28 フォトカプラ 40 過電圧検出回路 50 スイッチ回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次巻線および二次巻線を有するトラン
    スと、このトランスの一次巻線に直列接続されたスイッ
    チング素子と、このスイッチング素子のスイッチングを
    制御する発振制御回路と、二次側の出力電圧を基準電圧
    と比較してその差に応じた信号を出力する出力電圧検出
    回路とを備え、この出力電圧検出回路からの信号をフォ
    トカプラを介して前記発振制御回路へフィードバックし
    て定電圧制御を行うようにしたスイッチング電源装置に
    おいて、二次側の出力電圧が所定値以上になったことを
    検出する過電圧検出回路と、この過電圧検出回路からの
    信号に応答して前記フォトカプラのフォトダイオードを
    強制的に発光させるスイッチ回路とを設けたことを特徴
    とするスイッチング電源装置。
JP3330096A 1991-11-18 1991-11-18 スイツチング電源装置 Pending JPH05146148A (ja)

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JP3330096A JPH05146148A (ja) 1991-11-18 1991-11-18 スイツチング電源装置

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JPH05146148A true JPH05146148A (ja) 1993-06-11

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JP (1) JPH05146148A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009177990A (ja) * 2008-01-28 2009-08-06 Hitachi Ltd スイッチング電源装置及びこれを用いた電気機器
JP2009254091A (ja) * 2008-04-04 2009-10-29 Fujitsu Telecom Networks Ltd スイッチング電源装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009177990A (ja) * 2008-01-28 2009-08-06 Hitachi Ltd スイッチング電源装置及びこれを用いた電気機器
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