JPH0530724Y2 - - Google Patents

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JPH0530724Y2
JPH0530724Y2 JP1987092252U JP9225287U JPH0530724Y2 JP H0530724 Y2 JPH0530724 Y2 JP H0530724Y2 JP 1987092252 U JP1987092252 U JP 1987092252U JP 9225287 U JP9225287 U JP 9225287U JP H0530724 Y2 JPH0530724 Y2 JP H0530724Y2
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JP
Japan
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key
blood pressure
measurement
operated
slide switch
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JP1987092252U
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  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉 本考案は、複数の測定者について測定可能な血
圧計における測定結果と測定者の特定方法に関す
る。 〈従来の技術〉 従来、複数の測定者について測定可能な血圧計
において、測定者毎に測定結果を記憶したり、測
定者毎に測定結果を印字したりするために、測定
結果がどの測定者のものであるかを特定する必要
があり、その方法として、キーボードから測定者
を特定する単語、例えば名前などを入力して、測
定結果とともに測定者の名前を対応させて記憶す
ることを行つている。 〈考案が解決しようとする問題点〉 従来の方法によれば、最初の測定の際にキーボ
ードから入力した単語、例えば測定者の名前など
を血圧を測定する度毎に入力しなければならない
ばかりでなく、印字を希望するときも毎回キーボ
ードから同じ単語を入力して希望する測定者の測
定結果を印字しなければならなく、このようなキ
ーボードからの入力操作は測定者にとつて大変煩
わしいものである。 また、一般的に血圧計を頻繁に利用するのはお
年寄であるが、従来のようなキーボードから入力
はお年寄りにとつては大変難しく、血圧計を使い
こなすことができない。 〈問題点を解決するための手段〉 本考案は上記問題点の解決を目的としてなされ
たものであり、実用新案登録請求の範囲に記載の
考案は、カフを腕に装着後、キー操作により、加
圧から測定、排気までが自動的に行える血圧計に
おいて、 少なくとも2箇所以上の停止位置を有するスラ
イドスイツチを設け、前記スライドスイツチの停
止位置毎に異なる登録者番号を設定し、記憶指定
キー若しくは印字指定キーの押圧に応答して、前
記スライドスイツチの停止位置に対応する登録者
番号の記憶エリアに測定結果を記憶若しくは、当
該記憶エリアに記憶されている測定結果を印字す
るものである。 〈作用〉 かかる構成により、本考案に係る血圧計によれ
ば、複数の測定者に対してスライドスイツチに固
有の停止位置を割当てておけば、記憶及び印字す
る際はスライドスイツチを当該固有の停止位置に
するという簡単な操作により、測定者と測定結果
とが特定でき、測定者別に測定結果を記憶した
り、測定者別に測定者結果を印字できる。 〈実施例〉 以下、本考案の構成を図面を参照しつつ説明す
る。 第1図は本考案の実施例に係る血圧計の斜視図
である。 同図において、1は血圧計本体で、該本体1に
はチユーブ(配線も含む)2を介してカフ(腕
帯)3が接続されている。 血圧測定時には、前記カフ3を被測定部位に巻
き付けて、該被測定部位を加圧し、コロトコフ音
の発生及び消滅によつて、最高血圧及び最低血圧
を測定する。測定された血圧値は表示部4に出力
される。なお、本実施例ではコロトコフ音の発生
間隔に基づいて脈拍数も測定し、前記表示部4に
出力する。 図中、5はスタートキーで、該スタートキー5
を操作(押圧)することによつて前記カフ3への
送気が開始され、順次、血圧測定の準備が整う。 又、6は測定者キーで、最大5人の測定者に対
してその測定された血圧値を別個に記憶するため
のものである。つまり、前記測定者キー6はスラ
イドスイツチ構造になつており、「A」,「B」,
「C」,「D」,「E」のいずれかの位置にスライド
させておくことで5人の測定者の血圧値を別々に
記憶する。これは、前記測定者キー6が「A」,
「B」,「C」,「D」,「E」の位置にあることで異
なる登録者番号が出力されることに対応する。 さらに、7は記憶キーで、測定データを記憶す
るときに操作(押圧)する。 さらに、8はプリントキーで、測定データをプ
リントアウトするときに操作(押圧)する。 さらに、9は単独プリントキーで、今回の測定
データのみをプリントアウトするときに操作(押
圧)する。そして、該単独プリントキー9が操作
(押圧)されることなく、前記プリントキー8が
操作(押圧)されたときには、登録者別に記憶さ
れているデータが順次プリントアウトされる。図
中、11はプリント用紙で、前記本体1に内蔵さ
れているプリンタによつてデータが印字されてい
る。 さらに、10はグラフキーで、データをグラフ
としてプリントアウトするときに操作(押圧)す
る。そして、前記グラフキー10が操作(押圧)
されないときには、データが数値で連続プリント
アウトされる。 なお、電源ON,OFF制御を行うスイツチは省
略した。 前記測定者キー6のスライド位置によつて、下
表の如く、異なる登録者番号データが出力され
る。
【表】 第2図は本実施例の血圧計の回路ブロツク図で
ある。既出物品には同一符号を付与している。 図中、Kは前記スタートキー5以下の名称キー
を総称したもので、中央処理装置CPU1aは各
キーのキー入力信号に対応してメモリ1cに格納
されたプログラムに従つて処理を行う。 1bはデータ印字用のプリンタで、グラフ印字
機能も備える。 前記カフ3には圧力センサー及びコロトコフ音
検知センサー3aが取付けられており、コロトコ
フ音の発生及びそのときのカフ圧、コロトコフ音
の消滅及びそのときのカフ圧が検出される。 前記1cはROM(リード・オンリ・メモリ)
及びRAM(ランダム・アクセス・・メモリ)か
ら成り、該RAMは登録者番号に対応してデータ
記憶領域が区画されている。もちろん、前記
CPU1aがROM,RAM内蔵型としても良い。 なお、本実施例はコロトコフ音検知方式の血圧
計を採用しているが、これをオシロメトリツク方
式のものとし、適宜構造を変更することは単なる
設計事項に過ぎない。 第3図は本実施例の血圧計の処理内容を示すフ
ローチヤートである。 最初、前記スタートキー5を操作(押圧)して
血圧測定をスタートする(S0ステツプ)。 次に、前記測定者キー6を所定のスライド位置
に設定する。これによつて、登録者番号が設定さ
れる。(S1ステツプ) そして、前記カフ3に空気(圧力媒体)が供給
され、カフ圧が一定値に達すると減圧過程に入
り、コロトコフ音の検知が成され、血圧測定が実
行される。(S2ステツプ)。 血圧測定の結果、最高血圧、最低血圧並びに脈
拍数が求まる。ここで、前記測定者キー6が変更
されていないかチエツクし(S3ステツプ)、変更
されている場合のみ、登録者番号を再度設定する
(S4ステツプ)。 続いて、前記記憶キー7が操作(押圧)されて
いるか否かを判断する(S5ステツプ)。該記憶キ
ー7はフリツプフロツプ(図示せず)と接続され
ており、前記記憶キー7を操作すると前記フリツ
プフロツプがセツトされる。従つて、前記フリツ
プフロツプのセツト若しくはリセツト状態から前
記記憶キー7の操作の有無を判別する。なお、前
記フリツプフロツプは電源オン時にリセツトされ
ている。 前記記憶キー7が操作されて血圧値の記憶を行
う場合には、設定された登録者番号に対応する
RAM領域に測定データを記憶する(S6ステツ
プ)。 そして、前記プリントキー8の操作の有無を判
断する(S7ステツプ)。この判断は前記記憶キー
7の場合と同様に、前記プリントキー8に接続さ
れたフリツプフロツプ(図示せず)により行う。 前記S7ステツプで前記プリントキー8が操作
されたと判断されたときには、続いて、前記単独
プリントキー9の操作の有無を判断する(S8ス
テツプ)。この判断は前記記憶キー7の場合と同
様に、前記単独プリントキー9に接続されたフリ
ツプフロツブ(図示せず)により行う。 前記S8ステツプで前記単独プリントキー9が
操作されないと判断されたときには、設定した登
録者番号のデータをプリンタ用RAMに記憶させ
る(S9ステツプ)。 即ち、登録者番号に対応して、S10乃至S14ス
テツプのいずれかの処理を行う。 次に、前記グラフキー10の操作の有無を判断
する(S15ステツプ)。この判断は前記記憶キー
7の場合と同様に、前記グラフキー10に接続さ
れたフリツプフロツプ(図示せず)により行う。 前記S15ステツプで前記グラフキー10が操作
されたと判断されたときには、データをグラフで
プリントアウトする(S16ステツプ)。 プリントアウトが終了するとS17ステツプに移
行し、再び前記スタートキー5が操作(押圧)さ
れるか否か判断する(S17ステツプ)。該スター
トキー5が操作(押圧)されたときには次の人の
測定を行うわけで、前記S2ステツプに復帰し、
前記スタートキー5が測定(押圧)されないとき
には血圧測定を行うことなく、前記S3ステツプ
に復帰する。 なお、前記S5ステツプで前記記憶キー7が操
作されない場合には、前記S7ステツプに直接移
行する。 なお、前記S7ステツプで前記プリントキー8
が操作されなかつた場合には、前記S17ステツプ
に移行する。 なお、前記S8ステツプで前記単独プリントキ
ー8が操作された場合には、今回の測定で得られ
たデータをプリントアウトする(S18ステツプ)。 なお、前記S15ステツプで前記グラフキー10
が操作されなかつた場合には、データを連続して
プリントアウトする(S19ステツプ)。 なお、キー数の削減を行うために、単一のキー
に複数機能を付すことは当業者が容易に想到でき
る。 〈効果〉 本考案に係る血圧計によれば、複数の測定者に
対してスライドスイツチに固有の停止位置を割当
てておけば、記憶及び印字する際はスライドスイ
ツチを当該固有の停止位置にするという簡単な操
作により、測定者と測定結果とが特定でき、測定
者別に測定結果を記憶したり、測定者別に測定者
結果を印字できる。 つまり、スライドスイツチを所定の停止位置に
停止させるだけで、測定結果と測定者とを特定で
きるので、従来のようにキーボードから測定者を
特定する単語を入力するような煩わしい操作を必
要とせず、お年寄りにも簡単に操作できる。ま
た、従来のようにキーボードからの入力方法で
は、測定結果を記憶及び印字するときは、必ず測
定者を特定する単語を入力しなければならない
が、本発明では、スライドスイツチは必ずどこか
の停止位置で停止しているので、測定結果を記憶
及び印字するときにスライドスイツチの停止位置
が自分の停止位置であれば、何等スライドスイツ
チを操作することなく測定結果の記憶及び印字が
可能となり、より操作が楽になるばかりか、測定
にかかる時間の短縮が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る血圧計の斜視
図、第2図は前記血圧計の回路ブロツク図、第3
図は前記血圧計の処理内容を示すフローチヤート
である。 1……血圧計本体、1a……CPU、1b……
プリンタ、1c……メモリ、3……カフ(腕帯)、
4……表示部、5……スタートキー、6……測定
者キー、7……記憶キー、8……プリントキー、
9……単独プリントキー、10……グラフキー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 カフを腕に装着後、キー操作により、加圧から
    測定、排気までが自動的に行える血圧計におい
    て、 少なくとも2箇所以上の停止位置を有するスラ
    イドスイツチを設け、 前記スライドスイツチの停止位置毎に異なる登
    録者番号を設定し、 記憶指定キー若しくは印字指定キーの押圧に応
    答して、前記スライドスイツチの停止位置に対応
    する登録者番号の記憶エリアに測定結果を記憶若
    しくは、当該記憶エリアに記憶されている測定結
    果を印字することを特徴とする血圧計。
JP1987092252U 1987-06-16 1987-06-16 Expired - Lifetime JPH0530724Y2 (ja)

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JP1987092252U JPH0530724Y2 (ja) 1987-06-16 1987-06-16

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JPS63200409U JPS63200409U (ja) 1988-12-23
JPH0530724Y2 true JPH0530724Y2 (ja) 1993-08-06

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