JPH0530707A - 車両用交流発電機 - Google Patents
車両用交流発電機Info
- Publication number
- JPH0530707A JPH0530707A JP20481791A JP20481791A JPH0530707A JP H0530707 A JPH0530707 A JP H0530707A JP 20481791 A JP20481791 A JP 20481791A JP 20481791 A JP20481791 A JP 20481791A JP H0530707 A JPH0530707 A JP H0530707A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fan
- magnetic pole
- attached
- pole core
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ファンの羽根が、ファン性能及び騒音防止上
から適当な形状に容易に形成され、また、軽量化され
る。 【構成】 ファン30を合成樹脂成形により形成し、磁極
鉄心5の端面に当て、内周縁部を止め金具31で押え、結
合手段で止め金具を磁極鉄心に固着することによりファ
ンを取付ける。
から適当な形状に容易に形成され、また、軽量化され
る。 【構成】 ファン30を合成樹脂成形により形成し、磁極
鉄心5の端面に当て、内周縁部を止め金具31で押え、結
合手段で止め金具を磁極鉄心に固着することによりファ
ンを取付ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ブラケット支持形の
回転子のファンにより通風冷却するようにした、車両用
交流発電機に関し、特にファンの改良にかかわる。
回転子のファンにより通風冷却するようにした、車両用
交流発電機に関し、特にファンの改良にかかわる。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の車両用交流発電機の断面図
である。図において、1は固定子で、固定子鉄心2と、
固定子コイル3とからなる。4は回転子で、次のように
構成されている。5及び6は異極性の磁極鉄心で、双方
の磁極歯部が円周方向に対し交互に出されている。7は
双方の磁極鉄心5、6間に保持された励磁コイル、8は
磁極鉄心5、6を固着した回転軸、9は回転軸8に絶縁
スリーブを介し固定された1対のスリップリング、10及
び11は磁極鉄心5及び6に溶接、かしめ付けなどで固着
されたファンで、薄鋼板をプレス加工して形成されてい
る。
である。図において、1は固定子で、固定子鉄心2と、
固定子コイル3とからなる。4は回転子で、次のように
構成されている。5及び6は異極性の磁極鉄心で、双方
の磁極歯部が円周方向に対し交互に出されている。7は
双方の磁極鉄心5、6間に保持された励磁コイル、8は
磁極鉄心5、6を固着した回転軸、9は回転軸8に絶縁
スリーブを介し固定された1対のスリップリング、10及
び11は磁極鉄心5及び6に溶接、かしめ付けなどで固着
されたファンで、薄鋼板をプレス加工して形成されてい
る。
【0003】次に、12及び13は前ブラケット及び後ブラ
ケットで、締付けボルト14により固定子鉄心2を結合し
ている。前ブラケット12には通風のため、複数宛の吸気
孔12aと排気孔12bとが設けられている。また、後ブラケ
ット13には通風のため、複数宛の吸気孔13aと排気孔13b
とが設けられている。回転軸8は軸受15及び16を介し、
前ブラケット12及び後ブラケット13に支持されている。
17は回転軸8に固定されたプーリで、機関の回転がベル
トを介し伝えられ、回転軸4を回転させる。
ケットで、締付けボルト14により固定子鉄心2を結合し
ている。前ブラケット12には通風のため、複数宛の吸気
孔12aと排気孔12bとが設けられている。また、後ブラケ
ット13には通風のため、複数宛の吸気孔13aと排気孔13b
とが設けられている。回転軸8は軸受15及び16を介し、
前ブラケット12及び後ブラケット13に支持されている。
17は回転軸8に固定されたプーリで、機関の回転がベル
トを介し伝えられ、回転軸4を回転させる。
【0004】18は固定子コイル3に誘導された交流電圧
による交流電流を直流電流に整流する整流器、19は発電
機電圧を検出し、磁励電流を制御し端子電圧を所定値に
調整する電圧調整器である。20はブラシ保持器で、保持
したブラシ21をスリップリング9に圧接されている。
による交流電流を直流電流に整流する整流器、19は発電
機電圧を検出し、磁励電流を制御し端子電圧を所定値に
調整する電圧調整器である。20はブラシ保持器で、保持
したブラシ21をスリップリング9に圧接されている。
【0005】上記交流発電機において、回転子4が回転
されると、固定子コイル3に交流電圧が誘導され電力を
供給し発熱する。ファン10、11の回転による通風で、固
定子1部及び回転子4部を冷却する。
されると、固定子コイル3に交流電圧が誘導され電力を
供給し発熱する。ファン10、11の回転による通風で、固
定子1部及び回転子4部を冷却する。
【0006】ファン10の回転による冷却風は、前ブラケ
ット12の吸気孔12aから吸入され、固定子1部を冷却し
排気孔12bから排出される。ファン11の回転による冷却
風は、後ブラケット13の吸気孔13aから吸入され、整流
器18、電圧調整器19、集電装置部、固定子1部を冷却
し、排気孔13bから排出される。
ット12の吸気孔12aから吸入され、固定子1部を冷却し
排気孔12bから排出される。ファン11の回転による冷却
風は、後ブラケット13の吸気孔13aから吸入され、整流
器18、電圧調整器19、集電装置部、固定子1部を冷却
し、排気孔13bから排出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の車
両用交流発電機では、ファン10、11は薄鋼板をプレス加
工して形成されており、羽根の形状などに制約があり、
ファン性能上及び騒音防止上適当な形状にすることはで
きないという問題点があった。また、ファン10、11の重
量が重いという問題点があった。
両用交流発電機では、ファン10、11は薄鋼板をプレス加
工して形成されており、羽根の形状などに制約があり、
ファン性能上及び騒音防止上適当な形状にすることはで
きないという問題点があった。また、ファン10、11の重
量が重いという問題点があった。
【0008】この発明は、このような問題点を解決する
ためになされたもので、ファンの羽根のはねなどを、フ
ァン性能を向上し騒音を低下する適当な形状にすること
ができ、また、ファンの重量が軽減される車両用交流発
電機を得ることを目的としている。
ためになされたもので、ファンの羽根のはねなどを、フ
ァン性能を向上し騒音を低下する適当な形状にすること
ができ、また、ファンの重量が軽減される車両用交流発
電機を得ることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる車両用
交流発電機は、磁極鉄心の両端のファンのうち、少なく
ともその一方を、合成樹脂成形により形成し、止め金具
をファンの内周縁部に当て、止め金具を磁極鉄心端部に
結合手段により固着しファンを取付けたものである。
交流発電機は、磁極鉄心の両端のファンのうち、少なく
ともその一方を、合成樹脂成形により形成し、止め金具
をファンの内周縁部に当て、止め金具を磁極鉄心端部に
結合手段により固着しファンを取付けたものである。
【0010】
【作用】この発明においてはファンが合成樹脂形成品に
より、羽根などが適当な形状に容易に形成され、止め金
具を当て結合手段により磁極鉄心端部に取付けられる。
より、羽根などが適当な形状に容易に形成され、止め金
具を当て結合手段により磁極鉄心端部に取付けられる。
【0011】
【実施例】図1はこの発明による車両用交流発電機の一
実施例の断面図であり、1〜9、11〜21、12a、12b、13
a、13bは図4と同様である。30は合成樹脂成形によるフ
ァンで、複数の羽根30aが一体に形成されている。31は
金属材からなる複数の止め金具で、ファン30の内周縁部
に当てられ、ボルト32により磁極鉄心5端部に取付けら
れている。なお、止め金具31は結合手段として、ボルト
32により磁極鉄心5に固着したが、スポット溶接などで
固着してもよい。
実施例の断面図であり、1〜9、11〜21、12a、12b、13
a、13bは図4と同様である。30は合成樹脂成形によるフ
ァンで、複数の羽根30aが一体に形成されている。31は
金属材からなる複数の止め金具で、ファン30の内周縁部
に当てられ、ボルト32により磁極鉄心5端部に取付けら
れている。なお、止め金具31は結合手段として、ボルト
32により磁極鉄心5に固着したが、スポット溶接などで
固着してもよい。
【0012】図2(A)及び(B)にファン30の側面断面図及
び正面図で示す。ファン30の内周縁に、外端へ環状突起
部30bが設けられ、また、複数の止め金具用切欠き部30c
があけられている。ファン30は合成樹脂成形によってお
り、羽根30aなどが、ファンの性能向上及び騒音低減上
から適当な形状に容易に形成することができる。
び正面図で示す。ファン30の内周縁に、外端へ環状突起
部30bが設けられ、また、複数の止め金具用切欠き部30c
があけられている。ファン30は合成樹脂成形によってお
り、羽根30aなどが、ファンの性能向上及び騒音低減上
から適当な形状に容易に形成することができる。
【0013】図3(A)及び(B)は、この発明の他の実施例
を示すファンの側面断面図及び正面図である。ファン33
は合成樹脂成形品からなり、複数の羽根33aが一体に形
成されている。ファン33には内周縁部に内端へ環状突起
部33bが一体に形成されている。33cはボルト用穴であ
る。磁極鉄心5の端面には環状凹部5bを設けており、フ
ァン33の環状突起部33bがはめ込まれる。ファン33の内
周縁部に外方から複数の止め金具34を当て、ボルト32に
より磁極鉄心5端部に取付ける。
を示すファンの側面断面図及び正面図である。ファン33
は合成樹脂成形品からなり、複数の羽根33aが一体に形
成されている。ファン33には内周縁部に内端へ環状突起
部33bが一体に形成されている。33cはボルト用穴であ
る。磁極鉄心5の端面には環状凹部5bを設けており、フ
ァン33の環状突起部33bがはめ込まれる。ファン33の内
周縁部に外方から複数の止め金具34を当て、ボルト32に
より磁極鉄心5端部に取付ける。
【0014】なお、上記実施例では、合成樹脂成形によ
るファン30、31を一方の磁極鉄心5に取付けたが、他方
の磁極鉄心6に取付けてもよく、あるいは、双方ともに
取付けるようにしてもよい。
るファン30、31を一方の磁極鉄心5に取付けたが、他方
の磁極鉄心6に取付けてもよく、あるいは、双方ともに
取付けるようにしてもよい。
【0015】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、合成
樹脂成形によるファンを磁極鉄心の両端面のうち、少な
くともその一方に当て、内周縁部に止め金具を当て結合
手段で固着することによりファンを取付けたので、ファ
ンの羽根がファン性能向上及び騒音低減上から適当な形
状にすることができ、また、軽量化される。
樹脂成形によるファンを磁極鉄心の両端面のうち、少な
くともその一方に当て、内周縁部に止め金具を当て結合
手段で固着することによりファンを取付けたので、ファ
ンの羽根がファン性能向上及び騒音低減上から適当な形
状にすることができ、また、軽量化される。
【図1】この発明による車両用交流発電機の一実施例の
断面図である。
断面図である。
【図2】(A)図及び(B)図は図1のファンの側面断面図及
び正面図である。
び正面図である。
【図3】(A)図及び(B)図はこの発明の他の実施例を示す
ファンの側面断面図及び正面図である。
ファンの側面断面図及び正面図である。
【図4】従来の車両用交流発電機の断面図である。
1 固定子 2 固定子鉄心 4 回転子 5、6 磁極鉄心 7 励磁コイル 8 回転軸 11 ファン 12 前ブラケット 13 後ブラケット 15、16 軸受 30、33 ファン 30a、33a 羽根 31、34 止め金具 32 取付けボルト
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 固定子を前ブラケットと後ブラケットに
より結合してあり、励磁コイルを保持した回転子の磁極
鉄心を回転軸に固着し、この磁極鉄心の両端にファンを
取付けており、上記前後のブラケットにそれぞれ軸受を
介し上記回転軸を支持した車両用交流発電機において、 上記1対のファンのうち、少なくともいづれか一方を合
成樹脂成形により形成し、内周縁部を複数の止め金で押
え、この止め金具を上記磁極鉄心の端部に結合手段で固
着し、ファンを取付けたことを特徴とする車両用交流発
電機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20481791A JPH0530707A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 車両用交流発電機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20481791A JPH0530707A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 車両用交流発電機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0530707A true JPH0530707A (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=16496877
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20481791A Pending JPH0530707A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 車両用交流発電機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0530707A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5977668A (en) * | 1998-09-07 | 1999-11-02 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Vehicle alternator and method of manufacture therefor |
US6586853B2 (en) | 2000-01-31 | 2003-07-01 | Hitachi, Ltd. | Rotary cooling fan for an AC generator |
-
1991
- 1991-07-19 JP JP20481791A patent/JPH0530707A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5977668A (en) * | 1998-09-07 | 1999-11-02 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Vehicle alternator and method of manufacture therefor |
US6586853B2 (en) | 2000-01-31 | 2003-07-01 | Hitachi, Ltd. | Rotary cooling fan for an AC generator |
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