JPH05306266A - 重合性の乳化剤および反応性基ならびに乳化剤と他の単量体との重合体 - Google Patents
重合性の乳化剤および反応性基ならびに乳化剤と他の単量体との重合体Info
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- JPH05306266A JPH05306266A JP5021664A JP2166493A JPH05306266A JP H05306266 A JPH05306266 A JP H05306266A JP 5021664 A JP5021664 A JP 5021664A JP 2166493 A JP2166493 A JP 2166493A JP H05306266 A JPH05306266 A JP H05306266A
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- C07C309/01—Sulfonic acids
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 一般式(I)
【化1】
式中、XはNH−CO−YまたはYであり、YはNH、
酸素または硫黄であり、ZはCOOMまたはSO3Mで
あり、Mは水素、ナトリウム、アンモニウムまたはカリ
ウムであり、R1、R2および R3は相互に独立に水素ま
たはメチルを表し、R4はC1−12アルキレン、C3−12
シクロアルキレン、フェニレンまたはナフチレンである
に相当する化合物。 【効果】 本発明記載の化合物を用いて実施的に100
%の固体含有量を有するラテックスを製造することがで
きる。
酸素または硫黄であり、ZはCOOMまたはSO3Mで
あり、Mは水素、ナトリウム、アンモニウムまたはカリ
ウムであり、R1、R2および R3は相互に独立に水素ま
たはメチルを表し、R4はC1−12アルキレン、C3−12
シクロアルキレン、フェニレンまたはナフチレンである
に相当する化合物。 【効果】 本発明記載の化合物を用いて実施的に100
%の固体含有量を有するラテックスを製造することがで
きる。
Description
【0001】本発明は、重合性のスルホン酸誘導体およ
びカルボン酸誘導体に、その製造方法に、また、その水
性乳濁液用の乳化剤としての、および、カルボン酸誘導
体の場合にはまた生物学的に活性な物質、たとえばタン
パク質および核酸への結合のための反応性基としての使
用に関するものである。本発明はまた、上記の乳化剤と
他の単量体とから合成した重合体に関するものでもあ
る。
びカルボン酸誘導体に、その製造方法に、また、その水
性乳濁液用の乳化剤としての、および、カルボン酸誘導
体の場合にはまた生物学的に活性な物質、たとえばタン
パク質および核酸への結合のための反応性基としての使
用に関するものである。本発明はまた、上記の乳化剤と
他の単量体とから合成した重合体に関するものでもあ
る。
【0002】重合性の親水性単量体および重合性の界面
活性単量体は公知である(アプソン(D.A.Upso
n)、重合体科学雑誌(J.Polym.Sci.)、
重合体シンポジウム(Polymer Symp.)7
2 45(1985))が、これらはその有用性を厳し
く限定する限界を有している。その重合性部分が極性の
(メタ)アクリル酸基よりなる、またはオレフィン性二
重結合と乳化性の原因となる他の1種のイオン性基とよ
りなる親水性の、すなわち水溶性の単量体、および従来
より公知の重合性の乳濁液は、望ましいラテックス相へ
の重合を受ける替わりに、二次的な反応として水相中で
重合に介入するという望ましくない性質を有する(ピチ
ョット(C.Pichot)、高分子化学(Makro
mol.Chem.)、高分子シンポジウム(Makr
omol.Symp.)35/36、327(197
0))。これは、水性漿液の重合体汚染が廃棄の問題に
つながり得るので、生態的に、また経済的に許容し得
ず、これに加えて、漿液中に存在するこの成分は基本的
には現実の反応(すなわちラテックスの合成)に受容し
得ないか、または部分的にのみ受容し得るに過ぎない反
応剤である。
活性単量体は公知である(アプソン(D.A.Upso
n)、重合体科学雑誌(J.Polym.Sci.)、
重合体シンポジウム(Polymer Symp.)7
2 45(1985))が、これらはその有用性を厳し
く限定する限界を有している。その重合性部分が極性の
(メタ)アクリル酸基よりなる、またはオレフィン性二
重結合と乳化性の原因となる他の1種のイオン性基とよ
りなる親水性の、すなわち水溶性の単量体、および従来
より公知の重合性の乳濁液は、望ましいラテックス相へ
の重合を受ける替わりに、二次的な反応として水相中で
重合に介入するという望ましくない性質を有する(ピチ
ョット(C.Pichot)、高分子化学(Makro
mol.Chem.)、高分子シンポジウム(Makr
omol.Symp.)35/36、327(197
0))。これは、水性漿液の重合体汚染が廃棄の問題に
つながり得るので、生態的に、また経済的に許容し得
ず、これに加えて、漿液中に存在するこの成分は基本的
には現実の反応(すなわちラテックスの合成)に受容し
得ないか、または部分的にのみ受容し得るに過ぎない反
応剤である。
【0003】したがって、従来より公知の乳化剤もま
た、生物学的に活性な物質への結合反応に使用し得ず、
付加的な共重合性の反応性基を重合混合物に添加する
(US‐P 4,962,154)か、または続く段階に
導入しなければならない。これは合成段階において、特
に水相中における反応性基の生物学的に活性な物質との
重合体表面においてのみ起こり得る結合反応への受容可
能性に関して余分の労力を必要とする。
た、生物学的に活性な物質への結合反応に使用し得ず、
付加的な共重合性の反応性基を重合混合物に添加する
(US‐P 4,962,154)か、または続く段階に
導入しなければならない。これは合成段階において、特
に水相中における反応性基の生物学的に活性な物質との
重合体表面においてのみ起こり得る結合反応への受容可
能性に関して余分の労力を必要とする。
【0004】活性化されていない無極性のオレフィン性
二重結合の重合可能性は、アリル位に存在する転移反応
に向かう傾向を有する水素原子のために、極めて限定さ
れていることが知られている。極端な場合には、このこ
との効果は重合体鎖あたりに乳化剤分子の1個のみが組
み入れられていることになる(デ・ウィンター(W.d
e Winter)、マリーン(A.Marien)、
高分子化学速報(Makrom.Chem.Rapi
d.Commun.)5、593(1984))。した
がって、ラテックス相中の重合体の分子量は基本的に低
い値に抑えられ、かつ/または乳化剤の一部がラテック
スに共有結合しておらず、単に物理的に吸着されている
に過ぎない。したがって、乳化剤は分配平衡に従って水
相漿液中に存在する。
二重結合の重合可能性は、アリル位に存在する転移反応
に向かう傾向を有する水素原子のために、極めて限定さ
れていることが知られている。極端な場合には、このこ
との効果は重合体鎖あたりに乳化剤分子の1個のみが組
み入れられていることになる(デ・ウィンター(W.d
e Winter)、マリーン(A.Marien)、
高分子化学速報(Makrom.Chem.Rapi
d.Commun.)5、593(1984))。した
がって、ラテックス相中の重合体の分子量は基本的に低
い値に抑えられ、かつ/または乳化剤の一部がラテック
スに共有結合しておらず、単に物理的に吸着されている
に過ぎない。したがって、乳化剤は分配平衡に従って水
相漿液中に存在する。
【0005】対照的に、本発明記載の化合物は通常のラ
テックス単量体、たとえば(α‐メチル)スチレンおよ
び(メタ)アクリル酸エステルと極めて共重合性の、無
極性の(α‐メチル)スチレン官能性重合性基を有して
いる。本発明記載の化合物は水性漿液相中で重合する傾
向を持たない。したがって、水相はほとんど完全に乳化
剤の残留物を含有せず、このことが生態的に有利であ
る。加えて、これらの乳化剤の化学結合が電解質とラテ
ックスの剪断安定性とを増加させ、ラテックスを完全に
可逆な様式で再乳化可能にする。
テックス単量体、たとえば(α‐メチル)スチレンおよ
び(メタ)アクリル酸エステルと極めて共重合性の、無
極性の(α‐メチル)スチレン官能性重合性基を有して
いる。本発明記載の化合物は水性漿液相中で重合する傾
向を持たない。したがって、水相はほとんど完全に乳化
剤の残留物を含有せず、このことが生態的に有利であ
る。加えて、これらの乳化剤の化学結合が電解質とラテ
ックスの剪断安定性とを増加させ、ラテックスを完全に
可逆な様式で再乳化可能にする。
【0006】加えて、カルボン酸基を含有する本発明記
載の化合物は、生物学的に活性な物質、たとえばタンパ
ク質または、たとえば公知のN‐ヒドロキシスクシニミ
ド活性化によりアミノ官能化した核酸に水相中で化学的
に結合することができる。このことが、これらの生物学
的に活性な物質のラテックスへの、または一般的に、本
発明記載の化合物を用いて製造した合成重合体への改良
されたカップリングを提供する。本発明記載の化合物は
その界面活性のためにカップリング反応に関与し得るの
で、付加的な反応性単量体は必要でない。したがって、
生物学的に活性な物質は、その不動化反応に、および/
または検出反応に使用し得る重合体で標識することがで
きる。
載の化合物は、生物学的に活性な物質、たとえばタンパ
ク質または、たとえば公知のN‐ヒドロキシスクシニミ
ド活性化によりアミノ官能化した核酸に水相中で化学的
に結合することができる。このことが、これらの生物学
的に活性な物質のラテックスへの、または一般的に、本
発明記載の化合物を用いて製造した合成重合体への改良
されたカップリングを提供する。本発明記載の化合物は
その界面活性のためにカップリング反応に関与し得るの
で、付加的な反応性単量体は必要でない。したがって、
生物学的に活性な物質は、その不動化反応に、および/
または検出反応に使用し得る重合体で標識することがで
きる。
【0007】本発明記載の化合物は、一般式(I)
【0008】
【化5】
【0009】式中、XはNH−CO−YまたはYであ
り、YはNH、酸素または硫黄であり、ZはCOOMま
たはSO3Mであり、Mは水素、ナトリウム、アンモニ
ウムまたはカリウムであり、R1、R2およびR3は相互
に独立に水素またはメチルを表し、R4はC1−12アルキ
レン、C3−12シクロアルキレン、フェニレンまたはナ
フチレンであるに相当する。
り、YはNH、酸素または硫黄であり、ZはCOOMま
たはSO3Mであり、Mは水素、ナトリウム、アンモニ
ウムまたはカリウムであり、R1、R2およびR3は相互
に独立に水素またはメチルを表し、R4はC1−12アルキ
レン、C3−12シクロアルキレン、フェニレンまたはナ
フチレンであるに相当する。
【0010】式(I)の好ましい化合物は、式中のXが
NH−CO−NHまたはNH−CO−Oであり;R1、
R2およびR3がメチルであり、R4がC2−11アルキレ
ン、よ X−R4−Zがメタ位にあるものである。
NH−CO−NHまたはNH−CO−Oであり;R1、
R2およびR3がメチルであり、R4がC2−11アルキレ
ン、よ X−R4−Zがメタ位にあるものである。
【0011】式(I)の特に好ましい化合物は、式中の
ZがCOOMを表し、Mがナトリウム、カリウムまたは
アンモニウムを表すものである。
ZがCOOMを表し、Mがナトリウム、カリウムまたは
アンモニウムを表すものである。
【0012】以下の化合物を特に挙げる:
【0013】
【化6】
【0014】本発明はまた、式(II)
【0015】
【化7】
【0016】式中、X1はNCOまたは塩素であり、
R1、R2およびR3は相互に独立に水素またはメチルを
表すに相当するスチレン誘導体を式(III)
R1、R2およびR3は相互に独立に水素またはメチルを
表すに相当するスチレン誘導体を式(III)
【0017】
【化8】 X2−R4−Z (III) 式中、X2はOHまたはNH2であり、R4はC1−12アル
キレン、C3−12シクロアルキレン、フェニレンまたは
ナフチレンであり、ZはSO3MまたはCOOMを表
し、Mは水素、ナトリウム、カリウムまたはアンモニウ
ムであるに相当するアミノスルホン酸もしくはアミノカ
ルボン酸、またはヒドロキシスルホン酸もしくはヒドロ
キシカルボン酸と反応させることを特徴とする、本発明
記載の化合物の製造方法に関するものでもある。
キレン、C3−12シクロアルキレン、フェニレンまたは
ナフチレンであり、ZはSO3MまたはCOOMを表
し、Mは水素、ナトリウム、カリウムまたはアンモニウ
ムであるに相当するアミノスルホン酸もしくはアミノカ
ルボン酸、またはヒドロキシスルホン酸もしくはヒドロ
キシカルボン酸と反応させることを特徴とする、本発明
記載の化合物の製造方法に関するものでもある。
【0018】本発明記載の化合物を製造する実験条件
は、全て公知のイソシアネートへの付加、エーテル生成
反応およびアミンのアルキル化のものに相当する。たと
えばイソシアネートは、反応させるべきアミンまたはア
ルコールと、たとえばケトン、スルホキシド、アミド、
エーテルまたはハロアルカンよりなるグループから選択
した不活性有機溶媒中で、20ないし200℃の温度で
反応させる。
は、全て公知のイソシアネートへの付加、エーテル生成
反応およびアミンのアルキル化のものに相当する。たと
えばイソシアネートは、反応させるべきアミンまたはア
ルコールと、たとえばケトン、スルホキシド、アミド、
エーテルまたはハロアルカンよりなるグループから選択
した不活性有機溶媒中で、20ないし200℃の温度で
反応させる。
【0019】アミノ基を含有する酸を使用する場合に
は、そのアミノ基は、エステル化の前に等当量の、たと
えば水酸化ナトリウムのような副次的な塩基を用いてそ
の遊離の形状に転化されていなければならない。エステ
ル化を二相反応(水/塩化メチレン)で実施し、たとえ
ば水酸化ベンジルトリメチルアンモニウムのような相間
移動触媒を添加することも有利であり得る。
は、そのアミノ基は、エステル化の前に等当量の、たと
えば水酸化ナトリウムのような副次的な塩基を用いてそ
の遊離の形状に転化されていなければならない。エステ
ル化を二相反応(水/塩化メチレン)で実施し、たとえ
ば水酸化ベンジルトリメチルアンモニウムのような相間
移動触媒を添加することも有利であり得る。
【0020】本発明記載の化合物は、一般には溶媒を蒸
発させて純粋な形状で得ることもでき、水溶液中で直接
に乳化に使用することもできる。
発させて純粋な形状で得ることもでき、水溶液中で直接
に乳化に使用することもできる。
【0021】本発明はまた、本発明記載の一般式(I)
の化合物の水性重合用の乳化剤としての使用に関するも
のでもある。式中のZがCOOMを表す本発明記載の式
(I)の化合物は、生物学的に活性な基質を合成重合体
またはそのラテックスに結合させるための反応性基とし
ても使用することができる。
の化合物の水性重合用の乳化剤としての使用に関するも
のでもある。式中のZがCOOMを表す本発明記載の式
(I)の化合物は、生物学的に活性な基質を合成重合体
またはそのラテックスに結合させるための反応性基とし
ても使用することができる。
【0022】生物学的に活性な基質は、N‐ヒドロキシ
スクシニミド/ジシクロヘキシルカルボジイミドを用い
るカルボン酸基の活性化により、反応性基を含有する重
合体に結合させることができる。このように活性化した
エステルを有する重合体は、たとえば多くの生物学的に
活性な物質の第1級アミノ基を経由して、N‐ヒドロキ
シスクシニミドの消失とアミド結合の生成とを伴って、
生物学的に活性な基質に結合させることができる。ポリ
(メタ)アクリル酸エステル、ポリアクリロニトリル、
ポリアクリルアミド、ポリアミドまたはポリスチレン、
およびその誘導体、またはそのラテックスが、合成重合
体の例として挙げられる。重合体がたとえば1個または
2個以上の蛍光源部位を含有するならば、生物学的に活
性な分子は蛍光分光法により検出することができる。こ
の検出法は医学分野における診断の応用面に重要であ
る。
スクシニミド/ジシクロヘキシルカルボジイミドを用い
るカルボン酸基の活性化により、反応性基を含有する重
合体に結合させることができる。このように活性化した
エステルを有する重合体は、たとえば多くの生物学的に
活性な物質の第1級アミノ基を経由して、N‐ヒドロキ
シスクシニミドの消失とアミド結合の生成とを伴って、
生物学的に活性な基質に結合させることができる。ポリ
(メタ)アクリル酸エステル、ポリアクリロニトリル、
ポリアクリルアミド、ポリアミドまたはポリスチレン、
およびその誘導体、またはそのラテックスが、合成重合
体の例として挙げられる。重合体がたとえば1個または
2個以上の蛍光源部位を含有するならば、生物学的に活
性な分子は蛍光分光法により検出することができる。こ
の検出法は医学分野における診断の応用面に重要であ
る。
【0023】本発明記載の一般式(I)の化合物は完全
に再分散可能なラテックス、すなわち、pHの低下によ
り、またはイオン強度の増加により完全に可逆的な様式
で沈澱させることができ、かつ、pHの上昇により、ま
たは希釈により、ラテックスの物理的性質にいかなる変
化をも生ずることなく再乳化させ得るラテックスの製造
に使用することができる。その剪断力、電解質および温
度の影響(融解および凍結)に対する改良された安定性
のために、この種の乳濁液は水保持ラッカー(建築物の
保護、工業的塗装)、皮革の仕上げ剤、および紙被覆用
組成物として使用することができる。実質的に100%
の固体含有量を有するラテックスを、本発明記載の化合
物を用いて製造することができる。
に再分散可能なラテックス、すなわち、pHの低下によ
り、またはイオン強度の増加により完全に可逆的な様式
で沈澱させることができ、かつ、pHの上昇により、ま
たは希釈により、ラテックスの物理的性質にいかなる変
化をも生ずることなく再乳化させ得るラテックスの製造
に使用することができる。その剪断力、電解質および温
度の影響(融解および凍結)に対する改良された安定性
のために、この種の乳濁液は水保持ラッカー(建築物の
保護、工業的塗装)、皮革の仕上げ剤、および紙被覆用
組成物として使用することができる。実質的に100%
の固体含有量を有するラテックスを、本発明記載の化合
物を用いて製造することができる。
【0024】したがって本発明記載の化合物は工業的に
重要な単量体、たとえばスチレン、アクリロニトリル、
(メタ)アクリル酸エステル、(メタ)アクリルアミ
ド、ブタジエン、塩化ビニルおよび酢酸ビニル、ならび
にこれらの混合物からの重合体の製造に適している。本
発明記載の式(I)の化合物と共重合単量体としての他
の単量体(たとえば上記の、および下記の単量体を参
照)との重合体も本発明の主題である。
重要な単量体、たとえばスチレン、アクリロニトリル、
(メタ)アクリル酸エステル、(メタ)アクリルアミ
ド、ブタジエン、塩化ビニルおよび酢酸ビニル、ならび
にこれらの混合物からの重合体の製造に適している。本
発明記載の式(I)の化合物と共重合単量体としての他
の単量体(たとえば上記の、および下記の単量体を参
照)との重合体も本発明の主題である。
【0025】蛍光性の共重合単量体の例は、エステル結
合またはアミド結合を通じて式(IV)
合またはアミド結合を通じて式(IV)
【0026】
【化9】
【0027】式中、R11はOアルキル、N(アルキル)
2、NHアルキル、NH―SO2アルキル、Oトリメチル
シリルまたはNH-SO2アリールを表し、R12は水素、
シアノ、塩素、ヒドロキシ、アルキルまたはアリールで
あり、R13はフェニルまたはヘタリールであるに相当す
るクマリンをも含有する(メタ)アクリル酸エステルお
よび/または(メタ)アクリルアミドである。
2、NHアルキル、NH―SO2アルキル、Oトリメチル
シリルまたはNH-SO2アリールを表し、R12は水素、
シアノ、塩素、ヒドロキシ、アルキルまたはアリールで
あり、R13はフェニルまたはヘタリールであるに相当す
るクマリンをも含有する(メタ)アクリル酸エステルお
よび/または(メタ)アクリルアミドである。
【0028】アルキルは好ましくは C1−6アルキルで
あり、アリールは好ましくはフェニルであり、アルキレ
ンは好ましくは C1−6アルキレンであり、ヘタリール
は好ましくは(ベンズ)チアゾリル
あり、アリールは好ましくはフェニルであり、アルキレ
ンは好ましくは C1−6アルキレンであり、ヘタリール
は好ましくは(ベンズ)チアゾリル
【0029】
【化10】
【0030】であり、これに加えて、R11は式中のX3
が酸素、N―C1-4アルキルまたはn=0もしくは1の
(CH2)nである
が酸素、N―C1-4アルキルまたはn=0もしくは1の
(CH2)nである
【0031】
【化11】
【0032】を表してもよい。
【0033】他の適当な共重合単量体は、エステル結合
またはアミド結合を通じて式(V)
またはアミド結合を通じて式(V)
【0034】
【化12】
【0035】式中、R12およびR13は式(IV)に関し
て定義した意味を有するに相当するクマリンをも含有す
る(メタ)アクリル酸エステルおよび/または(メタ)
アクリルアミドである。
て定義した意味を有するに相当するクマリンをも含有す
る(メタ)アクリル酸エステルおよび/または(メタ)
アクリルアミドである。
【0036】式(IV)および(V)に相当するクマリ
ンは、好ましくは置換基R11、R12およびR13の一つに
染料を(メタ)アクリル酸に、もしくはその反応性誘導
体に、またはこれから得られる重合体に結合させるため
の官能基を含有する。NH2基またはOH基がこの目的
に特に好適である。
ンは、好ましくは置換基R11、R12およびR13の一つに
染料を(メタ)アクリル酸に、もしくはその反応性誘導
体に、またはこれから得られる重合体に結合させるため
の官能基を含有する。NH2基またはOH基がこの目的
に特に好適である。
【0037】他の適当な共重合単量体は、式(VI)
【0038】
【化13】
【0039】式中、R11、R12およびR13はクマリンに
関して定義した意味(式(IV)および(V)を参照)
を有し、R14はアルキル、好ましくはC1−6であるに相
当するカルボスチリルを含有する(メタ)アクリル酸エ
ステルおよび/または(メタ)アクリルアミドである。
関して定義した意味(式(IV)および(V)を参照)
を有し、R14はアルキル、好ましくはC1−6であるに相
当するカルボスチリルを含有する(メタ)アクリル酸エ
ステルおよび/または(メタ)アクリルアミドである。
【0040】この場合にも、置換基の一つは好ましくは
(メタ)アクリル酸への、もしくはその反応性の誘導体
への、またはこれから得られる重合体への結合のための
官能基を含有する。
(メタ)アクリル酸への、もしくはその反応性の誘導体
への、またはこれから得られる重合体への結合のための
官能基を含有する。
【0041】他の適当な共重合単量体は、エステル結合
またはアミド結合を通じて式(VII)
またはアミド結合を通じて式(VII)
【0042】
【化14】
【0043】式中、R15は水素またはメチルであり、R
16およびR17は相互に独立に水素または塩素を表し、R
18は、そのアルキルおよびアルキレンが好ましくはC
1−6アルキルまたはC1−6アルキレンであるアルキレ
ン、アルキル‐N‐アルキレンまたはアルキレン‐O‐
アルキレンを表すに相当するピラゾリンを含有する(メ
タ)アクリル酸エステルおよび/または(メタ)アクリ
ルアミドである。
16およびR17は相互に独立に水素または塩素を表し、R
18は、そのアルキルおよびアルキレンが好ましくはC
1−6アルキルまたはC1−6アルキレンであるアルキレ
ン、アルキル‐N‐アルキレンまたはアルキレン‐O‐
アルキレンを表すに相当するピラゾリンを含有する(メ
タ)アクリル酸エステルおよび/または(メタ)アクリ
ルアミドである。
【0044】式(VIII)
【0045】
【化15】
【0046】式中、R19はアルキルであり、R20および
R21は相互に独立に水素、そのアルキルが好ましくはC
1−6アルキルであるOアルキルまたはN(アルキル)2を
表し、置換基 R19、R20またはR21の一つが(メタ)
アクリル酸への、もしくはその反応性誘導体への、また
はこれから得られる重合体への結合のためのNH2基を
有するに相当するナフタリミドも好適である。
R21は相互に独立に水素、そのアルキルが好ましくはC
1−6アルキルであるOアルキルまたはN(アルキル)2を
表し、置換基 R19、R20またはR21の一つが(メタ)
アクリル酸への、もしくはその反応性誘導体への、また
はこれから得られる重合体への結合のためのNH2基を
有するに相当するナフタリミドも好適である。
【0047】式(IX)
【0048】
【化16】
【0049】式中、R22は水素またはSO3Hであり、
R23およびR24は相互に独立に、そのアルキルが好まし
くはC1−6アルキルであるOアルキルまたはN(アルキ
ル)2を表し、置換基R23またはR24の一つが(メタ)
アクリル酸への、もしくはその反応性誘導体への、また
はこれから得られる重合体への結合のためのNH2基を
有するに相当するピレンも好適である。
R23およびR24は相互に独立に、そのアルキルが好まし
くはC1−6アルキルであるOアルキルまたはN(アルキ
ル)2を表し、置換基R23またはR24の一つが(メタ)
アクリル酸への、もしくはその反応性誘導体への、また
はこれから得られる重合体への結合のためのNH2基を
有するに相当するピレンも好適である。
【0050】他の適当な共重合単量体は、式(X)
【0051】
【化17】
【0052】に相当するフルオレッセインおよび式(X
I)
I)
【0053】
【化18】
【0054】式中、Y- は無色のアニオン、たとえばC
l-、Br-、I-、HSO4 -、
l-、Br-、I-、HSO4 -、
【0055】
【化19】
【0056】(X=Cl、Br、I、CH3)であり、R
25およびR26は相互に独立に、そのアルキルが好ましく
はC1−6アルキルであり、Xが酸素、N―C1−4アルキ
ルまたは(CH2)2であり、n=0または1であるアル
キルまたは
25およびR26は相互に独立に、そのアルキルが好ましく
はC1−6アルキルであり、Xが酸素、N―C1−4アルキ
ルまたは(CH2)2であり、n=0または1であるアル
キルまたは
【0057】
【化20】
【0058】を表し、N+R25R26および/またはNR
27R28は、その結合している芳香環とともに多環系、た
とえば式(XII)または(XIII)
27R28は、その結合している芳香環とともに多環系、た
とえば式(XII)または(XIII)
【0059】
【化21】
【0060】に相当する系を形成していてもよいに相当
するローダニンである。
するローダニンである。
【0061】これらの、および他の染料は公知物質であ
る(たとえば“合成染料の化学(The Chemis
try of Synthetic Dyes)”,V
巻、アカデミック・プレス(Academic Pre
ss)(1971)および“蛍光白化剤(Fluore
scent Whitening Agents)”ジ
ー・チーメ出版(G.Thieme Verlag S
tuttgart)(1975)を参照)。
る(たとえば“合成染料の化学(The Chemis
try of Synthetic Dyes)”,V
巻、アカデミック・プレス(Academic Pre
ss)(1971)および“蛍光白化剤(Fluore
scent Whitening Agents)”ジ
ー・チーメ出版(G.Thieme Verlag S
tuttgart)(1975)を参照)。
【0062】この関連で挙げられる化合物は、構成成分
の一つに(メタ)アクリル酸への、もしくはその反応性
誘導体への、またはこれから得られる重合体への結合用
の官能基を含有する。NH2基またはOH基がこの目的
に特に適している。
の一つに(メタ)アクリル酸への、もしくはその反応性
誘導体への、またはこれから得られる重合体への結合用
の官能基を含有する。NH2基またはOH基がこの目的
に特に適している。
【0063】上記の重合体中の式(I)に相当する重合
性の乳化剤の百分率含有量は、一般には0.1ないし5
0重量%、好ましくは1ないし25重量%、より好まし
くは2.5ないし10重量%である。
性の乳化剤の百分率含有量は、一般には0.1ないし5
0重量%、好ましくは1ないし25重量%、より好まし
くは2.5ないし10重量%である。
【0064】本件重合体は直鎖であっても枝分かれがあ
っても、架橋していてもよく、遊離基重合により製造す
ることができる。
っても、架橋していてもよく、遊離基重合により製造す
ることができる。
【0065】架橋していない重合体は1,000ないし
10,000,000の範囲の、好ましくは5,000な
いし2,000,000の平均分子量(Mw)を有する。
10,000,000の範囲の、好ましくは5,000な
いし2,000,000の平均分子量(Mw)を有する。
【0066】本件重合体は有機溶媒、たとえば芳香族炭
化水素、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミ
ド、エステルまたはケトン中で製造することができ、つ
いで水に溶解させ、水から再結晶させることができ、ま
た、水中のラテックスとして直接に製造することもでき
る。
化水素、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミ
ド、エステルまたはケトン中で製造することができ、つ
いで水に溶解させ、水から再結晶させることができ、ま
た、水中のラテックスとして直接に製造することもでき
る。
【0067】以下の実施例により本発明を説明する。
【0068】A) 以下の実施例の物質からの乳化剤の
製造:
製造:
【0069】
実施例1−4 1: TMI+H2N―(CH2)5―COONa (TMI= m-イソプロペニル-α,α-ジメチルベンジル
イソシアネート) 2: TMI+H2N―(CH2)10―COONa 3: TMI+H2N−C2H4−SO3Na 4: TMI+
イソシアネート) 2: TMI+H2N―(CH2)10―COONa 3: TMI+H2N−C2H4−SO3Na 4: TMI+
【0070】
【化22】
【0071】0.1モルの上記のアミノカルボン酸また
はアミノスルホン酸と0.1モルの水酸化ナトリウムと
を100mlの脱イオン水に溶解させた溶液に、窒素下
で100mlのアセトンを添加し、続いて5分間撹拌し
た。ついで、0.1モルのm-イソプロペニル-α,α-ジ
メチルベンジルイソシアネートを50mlのアセトンに
溶解させたものを滴々添加し、1時間撹拌したのちにア
セトンを蒸留除去する。IR および NMR スペクト
ル法のために、溶液の一部を乾燥状態にまで蒸発させて
濃縮した。この残留物においては、IRスペクトルの
2,200cm-1におけるイソシアネートの吸収帯が1,
680cm-1における尿素の吸収帯により置き換えられ
ている。1H-NMRスペクトルにおいては、特徴的な尿
素プロトン共鳴が6.3および6.7mmに存在する。
はアミノスルホン酸と0.1モルの水酸化ナトリウムと
を100mlの脱イオン水に溶解させた溶液に、窒素下
で100mlのアセトンを添加し、続いて5分間撹拌し
た。ついで、0.1モルのm-イソプロペニル-α,α-ジ
メチルベンジルイソシアネートを50mlのアセトンに
溶解させたものを滴々添加し、1時間撹拌したのちにア
セトンを蒸留除去する。IR および NMR スペクト
ル法のために、溶液の一部を乾燥状態にまで蒸発させて
濃縮した。この残留物においては、IRスペクトルの
2,200cm-1におけるイソシアネートの吸収帯が1,
680cm-1における尿素の吸収帯により置き換えられ
ている。1H-NMRスペクトルにおいては、特徴的な尿
素プロトン共鳴が6.3および6.7mmに存在する。
【0072】B) ラテックス重合 実施例5−12 8.94gの1重量%炭酸ナトリウム水溶液と22.8g
または34.2gの実施例1ないし4の10%水性乳濁
液とを、187.34mlまたは117.08mlの脱イ
オン水に撹拌しながら添加する。ついで57gのスチレ
ンと11.4gの1重量%過硫酸カリウム水溶液とを添
加し、70℃に加熱したのちに、この混合物を19時間
重合させる。冷却後、この粗製ラテックスを100μメ
ッシュのポリアミド網を通して濾過し、濾液の固体含有
量と平均粒径とを測定する(表1)。
または34.2gの実施例1ないし4の10%水性乳濁
液とを、187.34mlまたは117.08mlの脱イ
オン水に撹拌しながら添加する。ついで57gのスチレ
ンと11.4gの1重量%過硫酸カリウム水溶液とを添
加し、70℃に加熱したのちに、この混合物を19時間
重合させる。冷却後、この粗製ラテックスを100μメ
ッシュのポリアミド網を通して濾過し、濾液の固体含有
量と平均粒径とを測定する(表1)。
【0073】実施例5ないし12のラテックスは、実質
的に理論値の100%の固体含有量を有する。
的に理論値の100%の固体含有量を有する。
【0074】
【表1】 表 1 スチレンと実施例1ないし4の乳化剤とのラテックス ラテックス 乳化剤を製造 乳化剤含有量 平均粒径(nm) の実施例 した実施例 (固体g) (700nmにおける光度法) 5 1 2.28 125 6 1 3.42 105 7 2 2.28 144 8 2 3.42 130 9 3 2.28 194 10 3 3.42 207 11 4 2.28 59 12 4 3.42 55 再分散試験:10mlの量の実施例5ないし12のラテ
ックスを高真空中、室温で乾燥し、10mlの水を添加
して再分散させる。再分散したラテックスは凝集の兆候
を示さず、それぞれの出発ラテックスと同一の平均粒径
を有している。
ックスを高真空中、室温で乾燥し、10mlの水を添加
して再分散させる。再分散したラテックスは凝集の兆候
を示さず、それぞれの出発ラテックスと同一の平均粒径
を有している。
【0075】漿液試験:超遠心により検査した漿液はい
かなる可溶の成分をも含有しておらず、高真空中での蒸
発により濃縮したのちには、有機化合物のいかなる痕跡
をも示さなかった(1H-NMR、薄層クロマトグラフィ
ー)。
かなる可溶の成分をも含有しておらず、高真空中での蒸
発により濃縮したのちには、有機化合物のいかなる痕跡
をも示さなかった(1H-NMR、薄層クロマトグラフィ
ー)。
【0076】C) Z=COOMを反応性基として有す
る式(I)の化合物 実施例13 生物学的に活性な分子用の結合基として乳化剤1を含有
する標識剤の製造1gの式
る式(I)の化合物 実施例13 生物学的に活性な分子用の結合基として乳化剤1を含有
する標識剤の製造1gの式
【0077】
【化23】
【0078】に相当する染料、200mgの実施例1の
乳化剤、2.8gのp‐スチリルスルホン酸ナトリウム
(Na‐PSS)および12mgのアゾイソブチロジニ
トリル(AIBN)を25mlのジメチルスルホキシド
に導入し、反応器を脱気し、窒素でパージする。この操
作を3回繰り返し、その後、この溶液を65℃に加熱し
て15時間反応させる。冷却したのち、この溶液に15
0mgのビス‐(N‐スクシニミジル)‐カーボネート
を添加し、ついで、これを室温で6時間撹拌する。この
反応溶液を200mlのメタノールに滴々添加し、生成
する沈澱を濾別し、乾燥する。この粗製重合体を超遠心
にかける(10,000ドールトンで排除)。収率80
%。
乳化剤、2.8gのp‐スチリルスルホン酸ナトリウム
(Na‐PSS)および12mgのアゾイソブチロジニ
トリル(AIBN)を25mlのジメチルスルホキシド
に導入し、反応器を脱気し、窒素でパージする。この操
作を3回繰り返し、その後、この溶液を65℃に加熱し
て15時間反応させる。冷却したのち、この溶液に15
0mgのビス‐(N‐スクシニミジル)‐カーボネート
を添加し、ついで、これを室温で6時間撹拌する。この
反応溶液を200mlのメタノールに滴々添加し、生成
する沈澱を濾別し、乾燥する。この粗製重合体を超遠心
にかける(10,000ドールトンで排除)。収率80
%。
【0079】実施例14 実施例13の標識剤の免疫学的試験系における使用 10mgの実施例13の重合体を10mlのpH9.0
/0.5モル濃度の炭酸塩/炭酸水素塩緩衝液に溶解さ
せる。ついで、5mgのホスホールジエステラーゼ(P
DE;ガラガラヘビ毒からのもの(シグマ(Sigm
a)))を5mlのpH9.0(0.5M)の炭酸塩緩衝
液に入れたものを添加し、室温で4時間撹拌したのち
に、この混合物を冷蔵庫に入れ、一晩反応させる。つい
で、この粗製溶液を1NNaOHでpH11に調節し、
クロマトグラフ(セプラクリル(Seplacryl)
S‐500、ファルマシア(Pharmacia)の製
品、pH11、0.02Mの炭酸塩緩衝液中、カラムの
直径16mm、高さ100cm)にかける。
/0.5モル濃度の炭酸塩/炭酸水素塩緩衝液に溶解さ
せる。ついで、5mgのホスホールジエステラーゼ(P
DE;ガラガラヘビ毒からのもの(シグマ(Sigm
a)))を5mlのpH9.0(0.5M)の炭酸塩緩衝
液に入れたものを添加し、室温で4時間撹拌したのち
に、この混合物を冷蔵庫に入れ、一晩反応させる。つい
で、この粗製溶液を1NNaOHでpH11に調節し、
クロマトグラフ(セプラクリル(Seplacryl)
S‐500、ファルマシア(Pharmacia)の製
品、pH11、0.02Mの炭酸塩緩衝液中、カラムの
直径16mm、高さ100cm)にかける。
【0080】500mlの炭酸塩緩衝液を流通させたの
ちに、この溶液を約1lの25%アンモニア溶液(水中
1:10)で洗浄した。
ちに、この溶液を約1lの25%アンモニア溶液(水中
1:10)で洗浄した。
【0081】溶離体積200mlにおける最初のピーク
はPDE活性*および蛍光を有している。
はPDE活性*および蛍光を有している。
【0082】未反応の染料および未反応のPDEは遅れ
て溶離される。
て溶離される。
【0083】*PDE の活性に関する試験: 400μlの溶離液 600μlのトリス緩衝液、pH8.8/0.1M 200μlの酢酸Mg、0.3M、および 1000μlのリン酸ビス‐p‐ニトロフェニル、1ミ
リモル濃度を37℃で105分間反応させると、反応混
合物は黄色の色相になる。
リモル濃度を37℃で105分間反応させると、反応混
合物は黄色の色相になる。
【0084】実施例15 実施例13の標識剤の遺伝子プローブ用の使用 CTC GGA TCC CAT CTT CTC CCC
TGA GTC TGTのアミノ酸連続を有するアミノ結
合オリゴヌクレオチド(シンハ(N.D.Sinha)
およびクック(R.M.Cook)、核酸研究(Nuc
leic Acids Research)16、26
59(1988)に従って合成したもの)100μgを
300μlの炭酸塩緩衝液(pH9)に溶解させ、得ら
れる溶液に、過剰の実施例13記載の重合体蛍光染料を
200μlの炭酸塩緩衝液に入れたものを添加する。反
応は室温で60時間にわたって起きる。反応生成物を、
ビオラッド−ビオ−ゲル(Biorad−Bio−Ge
l)P4を用いるゲル濾過により、または、RP18カ
ラムと溶離液としての酢酸トリエチルアンモニウム/ア
セトニトリルとを用いる逆相HPLCにより後処理す
る。
TGA GTC TGTのアミノ酸連続を有するアミノ結
合オリゴヌクレオチド(シンハ(N.D.Sinha)
およびクック(R.M.Cook)、核酸研究(Nuc
leic Acids Research)16、26
59(1988)に従って合成したもの)100μgを
300μlの炭酸塩緩衝液(pH9)に溶解させ、得ら
れる溶液に、過剰の実施例13記載の重合体蛍光染料を
200μlの炭酸塩緩衝液に入れたものを添加する。反
応は室温で60時間にわたって起きる。反応生成物を、
ビオラッド−ビオ−ゲル(Biorad−Bio−Ge
l)P4を用いるゲル濾過により、または、RP18カ
ラムと溶離液としての酢酸トリエチルアンモニウム/ア
セトニトリルとを用いる逆相HPLCにより後処理す
る。
【0085】実施例16 AT CTA CTG GCT CTT TTT TTT T
TT TTT TTTTTT TTT TTT TTT T
のアミノ酸連続を有するアミノ結合オリゴネクレオチド
100μgを200μlの炭酸塩緩衝液(pH9)に溶
解させ、得られる溶液に、過剰の実施例13記載の重合
体蛍光染料を300μlの炭酸塩緩衝液に入れたものを
添加し、続いて室温で60時間撹拌する。後処理には、
全反応混合物をポリ‐A‐セファローズ(Poly‐A
‐Sepharose)4Bカラム(5ml)(ファル
マシア)に適用する。非結合染料を適用緩衝液(A)
(下記を参照、20ml)で洗い出し、その後、カラム
を溶離緩衝液(B)(下記を参照、30ml)で洗浄
し、最後にカップリング生成物を溶離緩衝液(C)(下
記を参照、40ml)で洗い出す。適用緩衝液(A):
1.513gのトリス、10.23gのNaCl、0.5
6gのDETAを750mlの水に溶解させ、ホルムア
ルデヒドで全量を1lにする。
TT TTT TTTTTT TTT TTT TTT T
のアミノ酸連続を有するアミノ結合オリゴネクレオチド
100μgを200μlの炭酸塩緩衝液(pH9)に溶
解させ、得られる溶液に、過剰の実施例13記載の重合
体蛍光染料を300μlの炭酸塩緩衝液に入れたものを
添加し、続いて室温で60時間撹拌する。後処理には、
全反応混合物をポリ‐A‐セファローズ(Poly‐A
‐Sepharose)4Bカラム(5ml)(ファル
マシア)に適用する。非結合染料を適用緩衝液(A)
(下記を参照、20ml)で洗い出し、その後、カラム
を溶離緩衝液(B)(下記を参照、30ml)で洗浄
し、最後にカップリング生成物を溶離緩衝液(C)(下
記を参照、40ml)で洗い出す。適用緩衝液(A):
1.513gのトリス、10.23gのNaCl、0.5
6gのDETAを750mlの水に溶解させ、ホルムア
ルデヒドで全量を1lにする。
【0086】溶離緩衝液(B):7.45gのKClを
100mlの適用緩衝液(A)に溶解させる。
100mlの適用緩衝液(A)に溶解させる。
【0087】溶離緩衝液(C):3.7gのKClと5
0mlのホルムアルデヒドとを適用緩衝液(A)を用い
て全量100mlにする。
0mlのホルムアルデヒドとを適用緩衝液(A)を用い
て全量100mlにする。
【0088】上記のようにして標識したアミノ結合オリ
ゴヌクレオチドは、相補性のヌクレオチド連続を検出す
るためのDNAプローブ試験に直接に使用することがで
きる。
ゴヌクレオチドは、相補性のヌクレオチド連続を検出す
るためのDNAプローブ試験に直接に使用することがで
きる。
【0089】本発明の主なる特徴および態様は以下のと
おりである。
おりである。
【0090】1. 一般式(I)
【0091】
【化24】
【0092】式中、XはNH−CO−YまたはYであ
り、YはNH、酸素または硫黄であり、ZはCOOMま
たはSO3Mであり、Mは水素、ナトリウム、アンモニ
ウムまたはカリウムであり、R1、R2およびR3は相互
に独立に水素またはメチルを表し、R4はC1−12アルキ
レン、C3−12シクロアルキレン、フェニレンまたはナ
フチレンであるに相当する化合物。
り、YはNH、酸素または硫黄であり、ZはCOOMま
たはSO3Mであり、Mは水素、ナトリウム、アンモニ
ウムまたはカリウムであり、R1、R2およびR3は相互
に独立に水素またはメチルを表し、R4はC1−12アルキ
レン、C3−12シクロアルキレン、フェニレンまたはナ
フチレンであるに相当する化合物。
【0093】2. 式中のXがNH−CO−NHまたは
NH−CO−Oを表し;R1、R2およびR3がメチルを
表し、R4がC2−11アルキレンまたはフェニレンを表
し、残 の式(I)に相当する化合物。
NH−CO−Oを表し;R1、R2およびR3がメチルを
表し、R4がC2−11アルキレンまたはフェニレンを表
し、残 の式(I)に相当する化合物。
【0094】3. 式中のZがCOOMを表し、Mがナ
トリウム、カリウムまたはアンモニウムを表すことを特
徴とする1記載の式(I)に相当する化合物。
トリウム、カリウムまたはアンモニウムを表すことを特
徴とする1記載の式(I)に相当する化合物。
【0095】4. 式(II)
【0096】
【化25】
【0097】式中、X1はNCOまたは塩素であり、
R1、R2およびR3は相互に独立に水素またはメチルを
表すに相当するスチレン誘導体を式(III)
R1、R2およびR3は相互に独立に水素またはメチルを
表すに相当するスチレン誘導体を式(III)
【0098】
【化26】 X2−R4−Z (III) 式中、X2はOHまたはNH2であり、R4はC1−12アル
キレン、C3−12シクロアルキレン、フェニレンまたは
ナフチレンであり、ZはSO3MまたはCOOMを表
し、Mは水素、ナトリウム、カリウムまたはアンモニウ
ムであるに相当するアミノスルホン酸もしくはアミノカ
ルボン酸、またはヒドロキシスルホン酸もしくはヒドロ
キシカルボン酸と反応させることを特徴とする、式
(I)
キレン、C3−12シクロアルキレン、フェニレンまたは
ナフチレンであり、ZはSO3MまたはCOOMを表
し、Mは水素、ナトリウム、カリウムまたはアンモニウ
ムであるに相当するアミノスルホン酸もしくはアミノカ
ルボン酸、またはヒドロキシスルホン酸もしくはヒドロ
キシカルボン酸と反応させることを特徴とする、式
(I)
【0099】
【化27】
【0100】式中、XはNH−CO−YまたはYであ
り、YはNH、酸素または硫黄であり、ZはCOOMま
たはSO3Mであり、Mは水素、ナトリウム、アンモニ
ウムまたはカリウムであり、R1、R2およびR3は相互
に独立に水素またはメチルを表し、R4はC1−12アルキ
レン、C3−12シクロアルキレン、フェニレンまたはナ
フチレンであるに相当する化合物の製造方法。
り、YはNH、酸素または硫黄であり、ZはCOOMま
たはSO3Mであり、Mは水素、ナトリウム、アンモニ
ウムまたはカリウムであり、R1、R2およびR3は相互
に独立に水素またはメチルを表し、R4はC1−12アルキ
レン、C3−12シクロアルキレン、フェニレンまたはナ
フチレンであるに相当する化合物の製造方法。
【0101】5. 1 記載の式(I)に相当する化合
物の水性乳濁重合用の乳化剤としての使用。
物の水性乳濁重合用の乳化剤としての使用。
【0102】6. 式中のZがCOOMである1記載の
式(I)に相当する化合物の生物学的に活性な基質を合
成重合体に結合させるための反応性基としての使用。
式(I)に相当する化合物の生物学的に活性な基質を合
成重合体に結合させるための反応性基としての使用。
【0103】7. 記載の式(I)に相当する少なくと
も1種の化合物と少なくとも1種の他の単量体とを基剤
とする重合体。
も1種の化合物と少なくとも1種の他の単量体とを基剤
とする重合体。
【0104】8. 上記の他の単量体がスチレン、アク
リロニトリル、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル
アミド、ブタジエン、塩化ビニルおよび酢酸ビニルから
選択したものであることを特徴とする7記載の重合体。
リロニトリル、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル
アミド、ブタジエン、塩化ビニルおよび酢酸ビニルから
選択したものであることを特徴とする7記載の重合体。
【0105】9. 式(I)に相当する化合物の百分率
含有量が0.1ないし50重量%であることを特徴とす
る7記載の重合体。
含有量が0.1ないし50重量%であることを特徴とす
る7記載の重合体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C08F 2/24 MBT 7442−4J G01N 33/547 9015−2J (72)発明者 アドルフ・シユミツト ドイツ連邦共和国デー5000ケルン80・ロゲ ンドルフシユトラーセ67 (72)発明者 ヨアヒム・プロプスト ドイツ連邦共和国デー5090レーフエルクー ゼン1・フンパーデインクシユトラーセ42
Claims (3)
- 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 式中、 XはNH−CO−YまたはYであり、 YはNH、酸素または硫黄であり、 ZはCOOMまたはSO3Mであり、 M は水素、ナトリウム、アンモニウムまたはカリウム
であり、 R1、R2およびR3は相互に独立に水素またはメチルを
表し、 R4はC1−12アルキレン、C3−12シクロアルキレン、
フェニレンまたはナフチレンであるに相当する化合物。 - 【請求項2】 式(II) 【化2】 式中、 X1はNCOまたは塩素であり、 R1、R2およびR3は相互に独立に水素またはメチルを
表すに相当するスチレン誘導体を式(III) 【化3】 X2−R4−Z (III) 式中、 X2はOHまたはNH2であり、 R4はC1−12アルキレン、C3−12シクロアルキレン、
フェニレンまたはナフチレンであり、 ZはSO3MまたはCOOMを表し、 Mは水素、ナトリウム、カリウムまたはアンモニウムで
あるに相当するアミノスルホン酸もしくはアミノカルボ
ン酸、またはヒドロキシスルホン酸もしくはヒドロキシ
カルボン酸と反応させることを特徴とする、式(I) 【化4】 式中、 XはNH−CO−YまたはYであり、 YはNH、酸素または硫黄であり、 ZはCOOMまたはSO3Mであり、 Mは水素、ナトリウム、アンモニウムまたはカリウムで
あり、 R1、R2およびR3は相互に独立に水素またはメチルを
表し、 R4はC1−12アルキレン、C3−12シクロアルキレン、
フェニレンまたはナフチレンであるに相当する化合物の
製造方法。 - 【請求項3】 請求項1記載の式(I)に相当する少な
くとも1種の化合物と少なくとも1種の他の単量体とを
基剤とする重合体。
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-
1992
- 1992-01-25 DE DE4202050A patent/DE4202050A1/de not_active Withdrawn
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- 1993-01-12 DE DE59301823T patent/DE59301823D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-01-13 US US08/003,641 patent/US5380924A/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-01-18 JP JP5021664A patent/JPH05306266A/ja active Pending
-
1994
- 1994-08-08 US US08/287,164 patent/US5587443A/en not_active Expired - Fee Related
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DE59301823D1 (de) | 1996-04-18 |
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