JPH0530469A - デイジタル信号復号装置 - Google Patents

デイジタル信号復号装置

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JPH0530469A
JPH0530469A JP3179485A JP17948591A JPH0530469A JP H0530469 A JPH0530469 A JP H0530469A JP 3179485 A JP3179485 A JP 3179485A JP 17948591 A JP17948591 A JP 17948591A JP H0530469 A JPH0530469 A JP H0530469A
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睦之 岡山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、2重符号化構造を持つ符号の復号
に於て、列符号の復号効率を向上させる手段を提供す
る。 【構成】 信号検出器は、1ビット毎の信頼度情報を受
信シンボル信頼度検出器に送る。行符号復号器は行復号
を行い、消失フラグ情報を受信シンボル信頼度検出器と
消失フラグ調整器に送る。受信シンボル信頼度検出器は
消失フラグの立っているシンボルのシンボル信頼度情報
を消失フラグ調整器に送る。消失フラグ調整器は消失フ
ラグの立っているシンボルのうち、前もって定めておい
た基準以上の信頼度をもつシンボルの消失フラグを取り
去り、残存している消失フラグを列符号復号化器に送
る。 【効果】 信頼度の高いシンボルの消失フラグを取り除
くことができ、列符号の復号効率が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多重の符号化構造を持
つ誤り訂正符号を用いてデータを受信もしくは再生する
ディジタル信号復号装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル信号伝送装置はさらな
る誤り率低減を目指して、誤り訂正符号を導入する傾向
にある。
【0003】以下図面を参照しながら、従来、すでに用
いられている誤り訂正符号の一例を説明する。
【0004】(図7)は、従来の記録再生装置で用いら
れているディジタル信号処理のブロック図を示すもので
ある。10は列符号符号化器で、11は行符号符号化器
で、12は変調器で、13は記録媒体で、1は復調器
で、2は行符号復号化器で、4は列符号復号化器であ
る。
【0005】以上のように構成された記録再生装置につ
いて、以下その動作について説明する。
【0006】列符号符号化器10,行符号符号化器1
1,変調器12,記録媒体13は、本発明には直接関係
しないが、本発明の説明の便宜上、(図7)に記載し
た。
【0007】まず、データが記録される過程を説明す
る。列符号符号化器10により、ディジタル情報データ
に対して、2次元的に配列(l×kシンボル配列:l,
kは自然数)を行い、ひきつづきk個の各列に対して、
列方向側に誤り訂正符号化を行い、m行k列の符号にす
る。そして、行符号符号化器11により、m個の各行に
対して、行方向側に誤り訂正符号化を行い、m行n列の
符号にする。そして、変調器12により、変調を施し
て、記録媒体13に記録する。
【0008】次に、記録された信号からデータを取り出
す過程を説明する。記録媒体13より得られた再生信号
が復調器1に入力され、復調器1により復調が行われ
て、再生信号から、ディジタルデータが得られる。そし
て、このディジタルデータは、行符号復号化器2に入力
され、行符号を復号する。このとき、行符号復号化器2
はm個の各行に対して、t重誤り訂正s重誤り検出復号
(t,sは整数で一般にt<s)を行い、m行k列の符
号に復号する。
【0009】従って、ディジタルデータの同一行にs個
以上のシンボルが誤っていた場合には、その行に対し
て、その行に存在するすべてのシンボルに誤りが存在す
ることを示す消失フラグを立てる。行符号復号化器2に
より、このように処理されたディジタル情報データは、
列符号復号化器4に入力される。このとき、列符号復号
化器4はk個の各列に対して、u重誤り訂正v重消失誤
り訂正復号(u,vは整数)を行い、l行k列の符号に
復号する。すなわち、列符号復号化器4では、行符号復
号化器2により立てられた消失フラグにより誤りシンボ
ルの位置を知り、u重誤り訂正v重消失誤り訂正復号を
行う。このように処理された後、誤りが訂正されたデー
タが得られる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、消失フラグが立てられている行の数
が、u+v+1以上になれば、列符号復号化器において
は、訂正不能となり、正しく復号することができない。
すなわち、ある行において、行符号復号化器により消失
フラグが立てられるときは、その行に存在する全てのシ
ンボルに対して、消失フラグが立てられるので、誤って
いないシンボルに対しても消失フラグを立てる場合があ
り、各列毎にみれば、例えば、ある列において、u個以
下のシンボルしか誤っていないのにu+v+1以上個の
誤りが存在していると列符号復号化器により判断され、
訂正可能なはずの誤りシンボルも訂正できなくなる。
【0011】要するに、2重符号化という構成の訂正能
力を充分に発揮できないという課題を有していた。
【0012】本発明は、上記課題に鑑み、消失フラグが
立てられている行の数が、u+v+1以上になっている
場合において、列符号復号化器に関して訂正可能となる
列を生成し、列符号復号化器において、訂正可能となる
誤りシンボル数を増やすことにより、誤り率を大きく改
善するディジタル信号復号装置を提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のディジタル信号復号装置は、行符号復号によ
り生成された消失フラグが立っているシンボルの信頼度
を信号検出器から検出する受信シンボル信頼度検出器
と、行符号復号器により消失フラグが立てられたとき
に、前記した受信シンボル信頼度検出器からの情報に基
づいて、消失フラグの立っているシンボルのうち、前も
って定めておいた基準以下の信頼度のシンボルのみに消
失フラグを立てるようにする消失フラグ調整器とを備え
たものである。
【0014】
【作用】本発明は、上記した構成によって、消失フラグ
が立っている行の数がu+v+1以上の場合において、
消失フラグを行全体のシンボルではなくて、より信頼度
の低いシンボルのみに立てるため、列符号の復号が可能
になる列を生成することができ、従来誤り訂正のできな
っかた誤りシンボルのうち、大部分の誤りシンボルが訂
正できるようになるため、誤り率が大きく改善される。
【0015】
【実施例】以下本発明の一実施例のディジタル信号復号
装置について、図面を参照しながら説明する。
【0016】(図1)は、本発明の第1の実施例におけ
るディジタル信号復号装置の信号処理部のブロック図で
ある。(図1)において、13は記録媒体,1は信号検
出器,2は行符号復号化器,3は消失フラグ調整器,4
は列符号復号化器,5は受信シンボル信頼度検出器,3
1は1ビット信頼度情報,32は1ビット抽出クロッ
ク,38は1シンボル抽出クロック,39は消失フラグ
情報であり、(図3)は、(図1)における受信シンボ
ル信頼度検出器のブロック図であり、(図4)は、(図
3)における1シンボル信頼度計算器のブロック図であ
り、(図5)は、(図1)における消失フラグ調整器の
ブロック図であり、(図6)は、(図1)の信号検出器
におけるアイパターンである。
【0017】以上のように構成されたディジタル信号伝
送装置について、以下(図1)および(図3)および
(図4)および(図5)および(図6)を用いてその動
作を説明する。
【0018】データが記録される過程は、従来の技術と
同様なのでここでは割愛する。すなわち、l行k列の情
報データに対して、列符号化,行符号化を行って、m行
n列のデータであるとする。データにより変調を受けた
波形が記録媒体13を通って信号検出器1に入力され
る。信号検出器1により、上記波形は検波されディジタ
ル信号を得、行符号復号化器2に上記ディジタルデータ
を送る。行符号復号化器2はm個の各行に対して、t重
誤り訂正s重誤り検出復号(t,sは整数で一般にt<
s)を行い、m行k列の符号に復号する。
【0019】このとき、ディジタルデータの同一行にs
個以上のシンボルが誤っていた場合には、その行に対し
て、その行に存在するすべてのシンボルに誤りが存在す
ることを示す消失フラグを立てる。そして、行符号復号
化器2は、行復号されたm行k列のデータと1シンボル
抽出クロックを列符号復号化器4に送り、消失フラグ情
報と1シンボル抽出クロックを受信シンボル信頼度検出
器5および消失フラグ調整器3に送る。信号検出器1
は、行符号復号化器2に上記ディジタルデータを送ると
同時に上記ディジタルデータの1ビットごとの信頼度情
報と1ビット抽出クロックを受信シンボル信頼度検出器
5に送る。受信シンボル信頼度検出器5は上記ディジタ
ルデータの1ビットごとの信頼度情報から、1シンボル
信頼度計算器21により、行符号の1シンボルごとの信
頼度を計算し、ゲート22に送る。
【0020】ここで、1シンボル信頼度計算器21によ
る行符号の1シンボルごとの信頼度を計算する1つの手
法として、(図4)を用いて説明する。(図4)におい
て、31は1ビット信頼度情報伝送路、32はクロッ
ク、33はディレイ、34はゲート34、35はゲート
35、36は加算器、37は1シンボル信頼度情報伝送
路、38は1シンボル抽出クロックである。以上のよう
に構成された1シンボル信頼度計算器について、その動
作を説明する。1ビット信頼度情報伝送路31より、1
ビット毎の信頼度情報が伝送される。なお、ここでは信
頼度情報として、アイパターンの振幅値を用いる。ま
た、(図3)にこの様子を示す。
【0021】すなわち、(図3)の縦軸を信頼度とし、
この場合信頼度を5段階に分けた。前記1ビット毎の信
頼度情報はゲート34およびゲート35に入力される。
そして、行符号復号器2より1シンボルを抽出するクロ
ックが出力され、そのクロックがゲート34およびゲー
ト35に入力される。このとき、ゲート34は1シンボ
ル抽出クロックが送られたときは回路が遮断し、それ以
外の時は回路が導通するようになっている。また、ゲー
ト35は1シンボル抽出クロックが送られたときは回路
が導通し、それ以外の時は回路が遮断するようになって
いる。今、1シンボルがNビットと仮定する。ディレイ
33は1ビット抽出クロックであるクロック32により
動作するので、1ビット毎の信頼度情報は、Nビット分
がディレイ33を通過し、加算器36によりNビット分
の信頼度情報が加算される。
【0022】そして、ゲート34およびゲート35は上
記に説明したような動作をするので、1シンボル分の信
頼度情報がゲート35を通過して、1シンボル信頼度情
報伝送路37より出力される。以上のようにして、1シ
ンボル信頼度計算器21より、1シンボル信頼度情報が
ゲート22に送られる。そして、ゲート22は1シンボ
ル信頼度計算器21から出力される上記1シンボル信頼
度情報と行符号復号化器2から出力される消失フラグ情
報を入力信号として、消失フラグがある場合には接続、
消失フラグがない場合には遮断するような動作をする。
以上のようにして、受信シンボル信頼度検出器5は信号
検出器1からの1ビット信頼度情報と行符号復号化器2
からの消失フラグ情報を入力信号として、消失フラグの
立っているシンボルの信頼度を計算し、その値を消失フ
ラグ調整器3に送る。
【0023】次に、消失フラグ調整器3の動作につい
て、(図5)を用いて、説明する。(図5)において、
39は消失フラグ情報、41はバッファ、42はバッフ
ァ、43はゲート、44は比較器、45はROMであ
る。この様に構成された消失フラグ調整器3について、
その動作を説明する。バッファ41には行符号復号化器
2からの消失フラグ情報が入力され、バッファ42には
受信シンボル信頼度検出器5からの受信シンボル信頼度
が入力される。そして、バッファ41,バッファ42共
に1シンボル抽出クロックで動作する。また、上記クロ
ックをROM45に入力させる。前記ROM45は受信
シンボル信頼度を判断するための判断値を出力する。
【0024】すなわち、比較器44でバッファ42から
の消失フラグの立っているシンボルのシンボル信頼度と
ROM45からの判断値を比較し、前記シンボルのシン
ボル信頼度が判断値よりも大きければ、そのシンボルは
誤っている確率が低いと判断してゲート43にパルスを
送らず、1シンボル信頼度が判断値よりも小さければ、
そのシンボルは誤っている確率が高いと判断してゲート
43にパルスを送る。ゲート43はパルスが送られたと
きだけ導通するようにしているので、1シンボル信頼度
が判断値よりも小さい場合の消失フラグのみが、列符号
復号化器4に送られる。
【0025】以上のようにして、消失フラグ調整器3
は、前もって定めておいた基準以上の信頼度を持つシン
ボルに対して、消失フラグを取り除き、前もって定めて
おいた基準以下の信頼度を持つシンボルの消失フラグの
みを列符号復号化器4に送る。列符号復号化器4は、行
符号復号器2からのディジタルデータと消失フラグ調整
器3からの消失フラグを入力信号として、上記m行k列
のデータに対して、u重誤り訂正v重消失誤り訂正復号
(u,vは整数)を行い、l行k列のディジタル情報デ
ータを得る。
【0026】以上のように本実施例によれば、信号検出
器から行符号シンボルの信頼度を検出する受信シンボル
信頼度検出器と行符号復号化器により消失フラグが立て
られたときに、前記した受信シンボル信頼度検出器から
の情報に基づいて、消失フラグの立っているすべてのシ
ンボルのうち、前もって定めておいた基準以下の信頼度
のシンボルのみに消失フラグを立てるようにする消失フ
ラグ調整器とを設けることにより、従来誤りが生起して
いても列符号復号化器で訂正のできなかった誤りシンボ
ルのうち、大部分の誤りシンボルが訂正できるようにな
り、誤り率が大きく改善できる。また、第1の実施例は
再生装置であるが、記録媒体を伝送路として、受信装置
の例にも置き換えられることは言うまでもない。
【0027】(図2)は、本発明の第2の実施例におけ
るディジタル信号復号装置の信号処理部のブロック図で
ある。(図2)において、13は記録媒体,1は復調
器,2は行符号復号化器,3は消失フラグ調整器,4は
列符号復号化器,5はメトリック値蓄積器,31は1ビ
ット信頼度情報,32は1ビット抽出クロック,38は
1シンボル抽出クロック,39は消失フラグ情報で、以
上は(図1)の構成と同様なものである。(図1)の構
成と異なるのは符号化されたディジタルデータの復号に
ビタビ復号法を利用した場合の構成であり、6はビタビ
復号器である。
【0028】以上のように構成されたディジタル信号伝
送装置について、以下(図2)を用いてその動作を説明
する。
【0029】記録媒体13から再生された再生信号は復
調器1に入力され、復調器1で信号が検出され、符号化
されたディジタルデータがビタビ復号器6に入力され
る。ビタビ復号器6は、前記符号化されたディジタルデ
ータに対して、復号を行い、復号されたディジタルデー
タを行符号復号化器2に送る。
【0030】そして、行符号復号化器2は、ビタビ復号
器6より得られたディジタルデータに対して、(m×
n)の2次元配列を行って、m個の行に対して、t重誤
り訂正s重誤り検出復号(t,sは整数で一般にt<
s)を行い、誤り検出が認められた行の各シンボルに対
して、消失フラグを立てて、行復号されたm行k列のデ
ータと1シンボル抽出クロックを列符号復号化器4に送
り、消失フラグ情報と1シンボル抽出クロックを受信シ
ンボル信頼度検出器5および消失フラグ調整器3に送
る。ビタビ復号器6は、行符号復号化器2に上記ディジ
タルデータを送ると同時に上記ディジタルデータの1ビ
ットごとの信頼度情報と1ビット抽出クロックを受信シ
ンボル信頼度検出器5に送る。
【0031】このとき、ビタビ復号器6で、前記の個々
のディジタルデータのメトリック値が計算されているの
で、そのメトリック値をメトリック値蓄積器5に送る。
メトリック値蓄積器5は、ビタビ復号器6から送られて
きた前記のディジタルデータの信号のメトリック値よ
り、行符号の1シンボルのメトリックを計算し、消失フ
ラグ調整器3に行符号の1シンボルのメトリック値を送
る。なお、メトリック値蓄積器5の具体的なブロック図
は第1の実施例に於て、1ビットの信頼度情報の代わり
にメトリック値を用いることにより容易に実現できる。
そして、消失フラグ調整器3は、メトリック値蓄積器5
からの情報により、消失フラグの立っているシンボルの
うち、前もって定めておいた基準以下のメトリック値の
シンボルの消失フラグを残し、どの位置に存在するシン
ボルが誤っているかという情報を列符号復号化器4に送
る。すなわち、前もって定めておいた基準以上のメトリ
ック値を持つシンボルに対して、消失フラグを取り除
く。
【0032】なお、消失フラグ調整器3は第1の実施例
で用いた消失フラグ調整器と同一のものでよい。列符号
復号化器4は、行符号復号器2からのディジタルデータ
と消失フラグ調整器3からの消失フラグを入力信号とし
て、上記m行k列のディジタルデータに対して、u重誤
り訂正v重消失誤り訂正復号(u,vは整数)を行い、
l行k列のディジタル情報データを得る。
【0033】以上のように本実施例によれば、ビタビ復
号器からの情報により、行符号の各シンボルのメトリッ
ク値を算出するメトリック値蓄積器と行符号復号化器に
より消失フラグが立てられたときに、前記したメトリッ
ク値蓄積器からの情報に基づいて、消失フラグの立って
いる全てのシンボルのうち、前もって定めておいた基準
以下のメトリック値を持つのシンボルのみに消失フラグ
を立てるようにする消失フラグ調整器とを設けることに
より、従来誤りが生起していても列符号復号化器で訂正
のできなかった誤りシンボルのうち、大部分の誤りシン
ボルが訂正できるようになり、誤り率が大きく改善でき
る。すなわち、復号法としてビタビ復号法が用いられて
いる場合には、受信信号の信頼度をビタビ復号器から得
ることができる。また、第2の実施例は再生装置である
が、記録媒体を通信路として、伝送装置の例にも置き換
えられることは言うまでもない。
【0034】
【発明の効果】行符号の復号により消失フラグの立って
いるシンボルの信頼度を信号検出器から検出する受信シ
ンボル信頼度検出器と、行符号復号器により消失フラグ
が立てられたときに、前記した受信シンボル信頼度検出
器からの情報に基づいて、消失フラグの立っている全て
のシンボルのうち、前もって定めておいた基準以下の信
頼度のシンボルのみに消失フラグを立てるようにする消
失フラグ調整器とを備えることにより、消失フラグが立
っている行の数がu+v+1以上の場合においても、列
符号の復号が可能になる列が存在しうるようになり、従
来誤り訂正のできなっかた誤りシンボルのうち、大部分
の誤りシンボルを訂正可能にして、誤り率を大きく改善
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるディジタル信号
受信装置の信号処理のブロック図
【図2】本発明の第2の実施例におけるディジタル信号
再生装置の信号処理部のブロック図
【図3】本発明の第1の実施例における受信シンボル信
頼度計算器のブロック図
【図4】本発明の第1の実施例における1シンボル信頼
度計算器のブロック図
【図5】本発明の第1の実施例における消失フラグ調整
器のブロック図
【図6】本発明の第1の実施例におけるアイパターン図
【図7】従来のディジタル信号受信装置の信号処理のブ
ロック図
【符号の説明】
1 信号検出器 3 消失フラグ調整器 5 受信シンボル信頼度検出器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 l行k列(l,kは自然数)に2次元配
    列されている情報データに対して、行符号化および列符
    号化を行ってm行n列(m,nは自然数)のデータに変
    換したデータが伝送路に送られている場合で、伝送路か
    らの波形よりディジタル信号を生成する信号検出器と、
    信号検出器からのディジタルデータに対して2次元配列
    を行い行符号の符号化を行った方向に対してt重誤り訂
    正s重誤り検出復号を行い、m行k列のデータに変換す
    ると共に誤りが検出された行に対しては消失フラグを立
    てる行符号復号化器と、信号検出器から出力される各デ
    ィジタルデータの信頼度に関する情報より行符号の各シ
    ンボルの信頼度を計算し、行符号復号化器で生成された
    消失フラグが立っているシンボルのシンボル信頼度を出
    力する受信シンボル信頼度検出器と、行符号復号化器で
    生成された消失フラグと受信シンボル信頼度検出器から
    出力されるシンボル信頼度とを入力値とし前もって定め
    られた信頼度以下のシンボルにのみ消失フラグを立てる
    消失フラグ調整器と、行符号復号化器で処理されたディ
    ジタルデータと消失フラグ調整器から得られる消失フラ
    グとを入力値とし列符号の符号化を行った方向に対して
    u重誤り訂正v重消失誤り訂正復号を行い、l行k列の
    データに変換する列符号復号化器とを備えたことを特徴
    とするディジタル信号復号装置。
  2. 【請求項2】 ビタビ復号器も用いているシステムにお
    いて各ディジタル信号の信頼度をビタビ復号のメトリッ
    クを利用することを特徴とする請求項1記載のディジタ
    ル信号復号装置。
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