JP2001268019A - ディジタル移動通信システム - Google Patents

ディジタル移動通信システム

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JP2001268019A
JP2001268019A JP2000081872A JP2000081872A JP2001268019A JP 2001268019 A JP2001268019 A JP 2001268019A JP 2000081872 A JP2000081872 A JP 2000081872A JP 2000081872 A JP2000081872 A JP 2000081872A JP 2001268019 A JP2001268019 A JP 2001268019A
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Masanori Kudo
雅則 工藤
Ichiro Matsumoto
一郎 松本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の移動体の適応符号化システムで受信側
での復号処理時間を低減し、また、移動体の速度を考慮
した適応符号化を行う。 【解決手段】 送信側では、受信レベルとともに移動体
の速度を検出し、受信レベルと速度の双方の値から誤り
訂正の符号化の方法や符号化率を決定するとともに、使
用した誤り訂正の方法や符号化率の情報を受信側に通知
する。受信側ではその情報に基づき復号化を行うこと
で、処理時間の短縮を図ると共に、移動体の速度にも対
応した適応符号化システムを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル移動通
信システムに係わり、特に移動体の速度や伝搬路の状況
の変化に応じて符号化方式を適応的に変えることにより
伝送品質の向上を図ったディジタル移動通信システムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、フエージングによる受信レベルの
変動が激しい無線伝送路を利用したディジタル移動通信
システムでは、伝送路の平均的特性により変調方式と伝
送速度を決めており、誤り訂正符号によりー定の伝送品
質を保つために十分に余裕をもつた量の冗長情報を付加
している。しかし伝送路の状態が良好なときには、冗長
情報の伝送が無駄となる。このような伝送路の状態の変
動によって伝送能力が無駄になるという問題を解決する
手段として、伝送路の状態に応じて適応的に符号化率を
変更することにより伝送能力を最大限活用する適応符号
化方法が多数報告されている。
【0003】図7は、従来の適応符号化方法を具備した
移動通信システム送受信部の構成例を示すもので、デー
タ端末装置または音声符号化装置201、誤り制御装置
202、送受信装置203で構成されている。誤り制御
装置202は、誤り制御装置送信部204と誤り制御装
置受信部205からなり、誤り制御装置送信部204
は、送信データ入力部241、受信レベル検出・符号化
率判定・誤り訂正符号化部242、データ送信部243
からなる。誤り制御装置受信部205、データ受信部2
51、誤り訂正復号・誤り検出・符号化率判定部25
2、受信データ出力部253からなる。受信レベル検出
・符号化率判定・誤り訂正符号化242は、送受信装置
203における受信信号レベルを検出する受信信号レベ
ル検出部261、レベルにより符号化率を判定する符号
化率判定部262、符号化率a、b、・・、cで誤り訂
正符号を生成する誤り訂正符号化部263、264、・
・、265から構成される。誤り訂正復号・誤り検出・
符号化率判定部252は、符号化率a、b、・・、cで
誤りを訂正する誤り訂正復号化部271、272、・
・、273、誤りを検出する誤り検出部274、27
5、・・、276、使用符号化率を判定し、受信情報を
決定する符号化率判定部277から構成される。
【0004】誤り制御装置送信部204では、データ端
末装置または音声符号化装置201から送信データ入力
部241がデータを取りこみ、受信レベル検出・符号化
率判定・誤り訂正符号化部242で誤り訂正符号化(以
下単に符号化と称する)する。受信レベル検出・符号化
率判定・誤り訂正符号化部242では、受信信号レベル
検出部261で検出したレベルから伝送路の状態に対応
した符号化率を符号化率判定部262で判定し、その判
定結果に応じて誤り訂正符号化部263〜265の内の
1つを選択して誤り訂正符号を生成する。符号化された
情報は1つのフレームとしてデ―夕送信部243に送ら
れ、送受信装置203で送信される。
【0005】誤り制御装置受信部205では、送受信装
置203からデータ受信部251が受信デ―タを受け取
り、各受信フレーム毎に誤り訂正復号・誤り検出・符号
化率判定部252に送られる。誤り訂正復号・誤り検出
・符号化率判定部252では、符号化率a、b、・・、
cに対応した誤り訂正復号化部271〜273で受信フ
レームを復号し、誤り検出部274〜276でそれぞれ
の符号化率に対する復号結果から誤りを検出する。符号
化率判定部277では、誤り検出部274〜276で誤
りが検出されなかった復号結果を正しく受信したデータ
と判定し、受信データ出力部253に受け渡し、データ
端末装置または音声符号化装置201に出力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の方法では、送信側でどの符号化率で符号化した
かが受信部ではわからないので、正しく受信できたデー
タを判定するために、それぞれの符号化率について復号
する必要がある。この復号処理は、通常、図7の復号化
部271〜273をそのままハード構成して実現し、並
列処理するのではなく、1つのCPUで時分割処理され
る。従って、使用する誤り訂正符号の種類を多くすると
復号処理時間が増大するという欠点があつた。また送信
側では、伝送誤り率に影響を与えてしまう移動体の移動
速度を考慮していないという問題点があった。
【0007】本発明の目的は、送信側で移動体の移動速
度にも対応して誤り訂正符号を生成し、生成に使用した
誤り訂正符号の方法もしくは符号化率を受信側に通知
し、受信側では受信した誤り訂正符号の方法もしくは符
号化率をもとに復号を行い、移動体の移動速度を考慮す
るとともに、受信側での復号処理時間の短縮を図ること
が出来る適応符号化システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、異なる符号化率を持つ複数の誤り訂正
符号化の中から受信状態に応じて1つを選択し、その選
択した符号化率で送信フレームを誤り訂正符号化して送
信するようにしたディジタル移動通信システムにおい
て、送信側には、符号化の周期毎に受信信号レベルを検
出するレベル検出手段と、前記符号化周期毎に自移動体
の移動速度を検出する速度検出手段と、前記検出した受
信レベルおよび移動速度から誤り訂正符号化の符号化率
を決定する符号化率決定手段と、この手段により決定さ
れた符号化率の誤り訂正符号により伝送フレームを符号
化する第1の符号化手段と、前記決定された符号化率を
含む情報を固定された符号化率で符号化して固定長の付
加情報を生成する第2の符号化手段と、この付加情報を
前記第1の符号化手段により符号化された送信フレーム
に付加する付加手段とを設け、受信側には、送信されて
きた伝送フレームから前記付加情報を取り出して前記符
号化率を検出する符号化率検出手段と、この手段により
検出された符号化率で送信されてきた情報を複合化する
復号化手段とを設けたことを特徴とするディジタル移動
通信システムを提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。図1に本発明の適応符号化システムの構成例を示
す。本例では送出フレームごとに選択する誤り訂正符号
化の方法は、誤り訂正の符号化率の変更で行うこととし
て説明する。本システムは、データ端末装置または音声
符号化装置101、誤り制御装置102、送受信装置1
03からなり、誤り制御装置102は誤り制御装置送信
部104と誤り制御装置105からなる。誤り制御装置
送信部104は、送信データ入力部141、受信信号レ
ベル検出・速度検出・符号化率判定・誤り訂正符号化・
符号化率指定情報付加部142、データ送信部143か
らなる。誤り制御装置受信部105は、データ受信部1
51、符号化率指定情報抽出・復号化部152、選択誤
り訂正復号化部153、受信データ出力部154からな
る。受信信号レベル検出・速度検出・符号化率判定・誤
り訂正符号化部142は、送受信装置103における受
信信号レベルを検出する受信信号レベル検出部161、
移動体の速度を検出する速度検出部162、受信レベル
・速度により符号化率を判定する符号化率判定部16
3、符号化率a、b、・・、cで誤り訂正符号を生成す
る誤り訂正符号化部164、165、・・、166、符
号化率指定情報を符号化し付加する符号化率指定情報符
号化・付加部167、168、・・、169から構成さ
れる。選択誤り訂正復号化部153は、符号化率指定情
報抽出・復号化部152で抽出・復号された誤り訂正符
号化情報をもとに、符号化率a、b、・・、cで誤りを
訂正する誤り訂正復号化部171、172、・・、17
3から構成される。
【0010】以下本発明の動作にについて説明する。説
明を簡単にするために、選択可能な符号化率は、a、
b、c、の3種類とし、a、b、c、の順に符号化率が
低くなる、すなわち冗長度が大きいと仮定する。図2は
送信側の動作フローを示すもので、データ端末装置また
は音声符号化装置101から誤り制御装置送信部104
に送信データが入力されると(STEP301)、誤り
制御装置送信部104では、送信データ入力部141が
送信データを受け取り、受信信号レベル検出・速度検出
・符号化率判定・誤り訂正符号化部142に送信デー夕
を渡す。受信信号レベル検出・速度検出・符号化率判定
・誤り訂正符号化部142では、受信信号レベル検出部
161で送受信装置103から受信信号レベルを検出し
(STEP302)、速度検出部162で移動体の速度
を検出し(STEP303)、符号化率判定部163に
渡す。符号化率判定部163は、受信信号レベルと速度
からそのとき用いる符号化率を決定する(STEP30
4)。そうすると、決定された符号化率に対応する誤り
訂正符号化部164〜166の内の1つと、符号化率指
定情報符号化・付加部167〜169の内の1つが誤り
訂正符号を生成する(STEP305〜310)。但し
符号化率指定情報の符号化は常に符号化率cで行うもの
とする。例えば符号化率aが選択された場合には(ST
EP305でYES)誤り訂正符号化部164と符号化
率指定情報符号化・付加部167のみが動作し、符号化
率aで送信データを誤り訂正符号化(STEP306)
し、符号化率指定情報を符号化率cで誤り訂正符号化
し、付加する(STEP310)。符号化率bが選択さ
れた場合には(STEP305がNOで、STEP30
7でYES)、誤り訂正符号化部165と符号化率指定
情報符号化・付加部168のみが動作し、符号化率bで
送信データを誤り訂正符号化し(STEP308)、符
号化率指定情報を符号化率cで誤り訂正符号化し、付加
する(STEP310)。符号化率cが選択された場合
(STEP307でNO)は、誤り訂正符号化部166
と符号化率指定情報符号化・付加部169のみが動作
し、符号化率cで送信データを誤り訂正符号化し(ST
EP309)、符号化率指定情報を符号化率cで誤り訂
正符号化し、付加する(STEP310)。デ―夕送信
部143では、受信信号レベル検出・速度検出・符号化
率判定・誤り訂正符号化部142で誤り訂正符号化され
た送信データと符号化率指定情報を受け取り、送信フレ
ームに配置して(STEP311)、送受信装置103
に出力する(312)。
【0011】図4に送信フレームのフォーマツトを示
す。フレーム長は一定で、誤り訂正符号化指定情報、誤
り訂正符号化された送信データが固定位置に配置され
る。送信データの符号化率を指定する符号化率指定情報
は、伝搬路が劣悪な状態でも受信側で正確に受信できる
ように、つねに誤り訂正能力の高い符号化率cで符号化
され、一定長である。伝搬路状態が良好なとき、符号化
指定情報の誤り訂正に訂正能力の高い符号化率cを用い
ることで冗長情報の伝送が無駄になるが、符号化指定情
報は送信データと比較して十分に少ないので無駄な情報
の伝送は最小限に押さえられる。
【0012】図3は、受信側の動作フローで、送受信装
置103から誤り制御装置105に受信データが入力さ
れると(STEP321)、誤り制御装置105では、
データ受信部151が受信データを受け取り、符号化率
指定情報抽出部152と選択誤り訂正復号化部153に
受信データを出力する。符号化率指定情報抽出部152
では、受信データから一定長の符号化率指定情報を抽出
し、復号化率cで誤り訂正復号し(STEP322)、
送信データ部分の符号化率を判定し(STEP32
3)、選択誤り訂正復号化部153に符号化率を通知す
る。選択誤り訂正復号化部153では、通知された符号
化率に対応した訂正復号化部171〜173の内の1つ
が送信データ部分の誤り訂正復号を行い、受信データ出
力部154に誤り訂正復号したデータを受け渡す(ST
EP324〜328)。すなわち、復号化率がaであれ
ば(STEP324でYES)、誤り訂正復号化部17
1が動作し、復号化率aで受信データを誤り訂正復号
し、復号されたデータを受信データ出力部154に送出
する(STEP325)。復号化率がbであれば(ST
EP324でNOでSTEP326でYES)、誤り訂
正復号化部172が動作し、復号化率bで受信データを
誤り訂正復号し、復号されたデータを受信データ出力部
154に送出する(STEP327)。復号化率がcで
あれば(STEP326でNO)、誤り訂正復号化部1
73が動作し、復号化率cで受信データを誤り訂正復号
し、復号されたデータを受信データ出力部154に送出
する(STEP328)。受信データ出力部154で
は、誤り訂正復号されたデータをデー夕端末装置または
音声符号化装置101に出力する(STEP329)。
【0013】次に、図1の受信信号レベル検出部16
1、速度検出部162、符号化率判定部163に於ける
符号化率の決定方法をより詳細に説明する。図5は、こ
の動作を説明するタイムチャートであり、図6は動作フ
ローチヤートである。ここでは選択する誤り訂正符号化
率を1/1、2/3、1/2の3種類と仮定して説明す
る。まず、受信信号レベル検出部161および速度検出
部162がそれぞれ移動体の受信信号レベル・移動速度
を検出する(STEP331およびSTEP332)。
移動速度の検出には、GPS受信信号あるいはパルスカ
ウンタからの信号を用いる(特開平−145382「速
度検出方法及びナビゲーション装置並びに自動車、特開
平11−194034「走行距離検出装置」参照)。符
号化率判定部163では、検出した受信レベルから伝送
路の状態を推測し誤り訂正符号化率を判定する。受信レ
ベルがS1以上であれば(STEP333でYES)、
符号化率として最も冗長度の小さい1/1を選択する
(STEP334)。この状態は伝送速度9.6kbp
sに相当する。受信レベルがS1以下で(STEP33
3でNO)、S2以上であれば(STEP335でYE
S)、符号化率として2/3を選択する(STEP33
6)。この状態の伝送速度は7.2kbpsである。受
信レベルがs2以下であれば(STEP335でN
O)、最も冗長度が大きい符号化率1/2とする(ST
EP337)。この状態の伝送速度は4.8kbpsで
ある。
【0014】次に、移動体の速度に基づき、伝送路の受
信レベルから選択した符号化率の見直しをを行う。移動
体の速度が遅いときは受信レベルから判定した符号化率
をそのまま使い、移動体の速度が早い時は、受信レベル
から判定した符号化率をさらに小さくして誤り訂正能力
を高める。移動体の速度が時速M1km以下であれば
(STEP338でYES)、符号化率の変更は行わな
い(STEP339)。すなわち符号化率が1/1であ
れば見直し後も1/1である。移動体の速度が時速M1
以上(STEP338でNO)で、M2以下であれば
(STEP340でYES)、受信レベルで判定した符
号化率を一段階低下させる(STEP341)。すなわ
ち、受信レベルで判定した符号化率が1/1であれば2
/3とし、2/3であれば1/2とする。最初から1/
2であれば、それ以下に低下させることは出来ないので
1/2のままである。移動体の速度が時速M2以上であ
れば(STEP340でNO)、符号化率を2段階低下
させる(STEP342)。すなわち受信レベルで判定
した符号化率が1/1であっても1/2とする。この例
では、符号化率は3段階であるので、移動体の速度が時
速M2以上になると、受信レベルに関係なく符号化率は
1/2となる。もちろん、符号化率が4段階、5段階と
設けてあれば時速M2以上であっても符号化率に変化を
与えることができる。こうして決定された符号化率は符
号化率指定情報に乗せられ送信されるが、この符号化率
指定情報自体の符号化率指定情報符号化付加部167〜
169における符号化率はいつも1/2である。
【0015】図5の場合に即して以上の動作を説明す
る。まず、受信レベルが図5(A)のように変動し、移
動体の速度が図5(B)のように変化したとする。図5
(C)は、各時刻、t1、t2、t3・・・ごとに受信
レベルと移動体の速度から決められた誤り訂正符号化率
で符号化された送信データのフレームであり、図5
(D)はそのときの誤り訂正符号化率で、図5(E)は
伝送速度である。図5で時刻t1の受信レベルはS1以
上であるので受信レベルから選択された符号化率は1/
1である。移動速度はM1以下と遅いので、受信レベル
から選択された符号化率1/1がそのまま適用される。
そのときの伝送速度は9.6kbpsである。すなわち
フレーム1では、符号化率1/1で符号化され9.6k
bpsでデータが伝送される。t2では、受信レベルは
S2以下に低下したので、受信レベルから選択される符
号化率は1/2となる。移動速度はM1以下であるの
で、フレーム2では、受信レベルから選択された符号化
率1/2で符号化され、伝雄速度は4.8kbpsであ
る。時刻t3では、受信レベルは再びS1以上に上昇す
るので選択される符号化率は1/1となる。しかし移動
体の移動速度がM1以上、M2以下になるので、受信レ
ベルから選択された符号化率を1段低下させ、フレーム
3では、符号化率2/3で符号化する。伝送速度は7.
2kbpsである。時刻t4では受信レベルはS2以上
でS1以下なので、符号化率2/3が選択される。しか
し移動速度がM1以上、M2以下なので選択された符号
化率は1段低下し、1/2とされ、フレーム4では符号
化率1/2で符号化される。時刻t5では、受信レベル
はS1以上となり、受信レベルからは符号化率1/1が
選択される。しかし、移動速度はM2以上と高速になる
ので、符号化率は2段階低下され1/2となる。フレー
ム5では、受信レベルは高いが、符号化率1/2で符号
化され、伝送速度は4.8kbpsとなる。以上説明し
たように、本発明により、移動体速度と受信レベルの双
方から定まる誤り訂正符号化率で符号化され、最適な適
応符号化システムが得られる。
【0016】
【発明の効果】本発明により、伝送路の状態が悪いとき
には、符号化率が低く、誤り訂正能力の高い符号を用
い、伝送路の状態が良いときには、訂正能力は低いが、
符号化率の高い符号を用いるといった伝送路の状況に応
じた適応符号化を比較的簡単に実現することが出来る。
また伝送路の誤り率に影響を与える移動体の速度を符号
化率の選択に用いることで再生音声・伝送データの品質
の劣化を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移動体の適応符号化システムの構成図
である。
【図2】送信側の動作フローである。
【図3】受信側の動作フローである。
【図4】送信フレームのフォーマットを示す図である。
【図5】受信信号レベル検出・速度検出・符号化率判定
・誤り訂正符号化部の動作説明図である。
【図6】受信信号レベル検出・速度検出・符号化率判定
部の動作フローである。
【図7】従来の移動体の適応符号化システムの構成図で
ある。
【符号の説明】
101 データ端末装置または音声符号化装置 102 誤り制御装置 103 送受信装置 104 誤り制御装置送信部 105 誤り制御装置復号化部 141 送信データ入力部 142 受信信号レベル検出・速度検出・符号化率判定
・誤り訂正符号化・符号化率指定情報付加部 143 データ送信部 151 データ受信部 152 符号化率指定情報抽出・復号化部 153、152 選択誤り訂正復号化部 154 受信データ出力部 161 受信信号レベル検出部 162 速度検出部 163 符号化率判定部 164、165、166 誤り訂正符号化部 167、168、169 符号化率指定情報符号化・付
加部 171、172、173 誤り訂正復号化部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/00 H04L 13/00 305C Fターム(参考) 5K014 AA01 FA11 5K027 AA11 BB03 CC08 DD11 DD14 MM04 5K034 AA02 CC05 DD02 EE03 HH09 HH63 MM02 TT02 5K041 AA02 AA09 BB08 CC07 EE53 FF32 GG18 5K067 AA01 DD44 EE02 HH21 HH26

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる符号化率を持つ複数の誤り訂正符
    号化の中から受信状態に応じて1つを選択し、その選択
    した符号化率で送信フレームを誤り訂正符号化して送信
    するようにしたディジタル移動通信システムにおいて、 送信側には、符号化の周期毎に受信信号レベルを検出す
    るレベル検出手段と、前記符号化周期毎に自移動体の移
    動速度を検出する速度検出手段と、前記検出した受信レ
    ベルおよび移動速度から誤り訂正符号化の符号化率を決
    定する符号化率決定手段と、この手段により決定された
    符号化率の誤り訂正符号により伝送フレームを符号化す
    る第1の符号化手段と、前記決定された符号化率を含む
    情報を固定された符号化率で符号化して固定長の付加情
    報を生成する第2の符号化手段と、この付加情報を前記
    第1の符号化手段により符号化された送信フレームに付
    加する付加手段とを設け、 受信側には、送信されてきた伝送フレームから前記付加
    情報を取り出して前記符号化率を検出する符号化率検出
    手段と、この手段により検出された符号化率で送信され
    てきた情報を複合化する復号化手段とを設けたことを特
    徴とするディジタル移動通信システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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