JPH05304356A - クリームはんだ供給方法およびプリント配線板 - Google Patents
クリームはんだ供給方法およびプリント配線板Info
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- JPH05304356A JPH05304356A JP13145092A JP13145092A JPH05304356A JP H05304356 A JPH05304356 A JP H05304356A JP 13145092 A JP13145092 A JP 13145092A JP 13145092 A JP13145092 A JP 13145092A JP H05304356 A JPH05304356 A JP H05304356A
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- cream solder
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- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/34—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
- H05K3/341—Surface mounted components
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- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/40—Forming printed elements for providing electric connections to or between printed circuits
- H05K3/4007—Surface contacts, e.g. bumps
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- Screen Printers (AREA)
- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スキ−ジを用いてクリ−ムはんだをプリント
配線板に供給する際に、ステンシル板を用いることなく
確実にクリーームはんだを供給する方法を提供する。ま
たこの方法の実施に直接使用するプリント配線板を提供
する。 【構成】 リ−ド用パッドを実装面より陥没させる一
方、実装面にスキ−ジの先端を直接接触させつつ移動さ
せてクリ−ムはんだをリ−ド用パッドに供給する。ま
た、またここに用いるプリント配線板は、前記リ−ド用
パッドとスル−ホ−ル用パッドとの表面を実装面の表面
と同一高さとする一方、リ−ド用パッドを除き少くとも
スル−ホ−ル用パッドを含む実装面表面をレジスト膜で
ほぼ平坦に覆う。
配線板に供給する際に、ステンシル板を用いることなく
確実にクリーームはんだを供給する方法を提供する。ま
たこの方法の実施に直接使用するプリント配線板を提供
する。 【構成】 リ−ド用パッドを実装面より陥没させる一
方、実装面にスキ−ジの先端を直接接触させつつ移動さ
せてクリ−ムはんだをリ−ド用パッドに供給する。ま
た、またここに用いるプリント配線板は、前記リ−ド用
パッドとスル−ホ−ル用パッドとの表面を実装面の表面
と同一高さとする一方、リ−ド用パッドを除き少くとも
スル−ホ−ル用パッドを含む実装面表面をレジスト膜で
ほぼ平坦に覆う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フラットパック型IC
などの表面実装用電子部品をプリント配線板にリフロ−
はんだ付けする場合に必要となるクリ−ムはんだ供給方
法と、この方法の実施に直接使用されるプリント配線板
とに関するものである。
などの表面実装用電子部品をプリント配線板にリフロ−
はんだ付けする場合に必要となるクリ−ムはんだ供給方
法と、この方法の実施に直接使用されるプリント配線板
とに関するものである。
【0002】
【従来の技術】プリント配線板にはんだ付けするリ−ド
がそのケ−ス下面より下方へ突出している表面実装部
品、例えばフラットパック型ICやスモ−ルアウトライ
ン型IC等が公知である。
がそのケ−ス下面より下方へ突出している表面実装部
品、例えばフラットパック型ICやスモ−ルアウトライ
ン型IC等が公知である。
【0003】これらの部品を実装する場合は通常リフロ
−はんだ付け法が用いられる。すなわち部品のリ−ドが
はんだ付けされるプリント配線板側のパッド(リ−ド用
パッド)にクリ−ムはんだを供給し、ここに部品のリ−
ドを接着し、ヒ−タチップあるいはリフロ−炉を用いて
クリ−ムはんだを溶融させてはんだ付けするものであ
る。
−はんだ付け法が用いられる。すなわち部品のリ−ドが
はんだ付けされるプリント配線板側のパッド(リ−ド用
パッド)にクリ−ムはんだを供給し、ここに部品のリ−
ドを接着し、ヒ−タチップあるいはリフロ−炉を用いて
クリ−ムはんだを溶融させてはんだ付けするものであ
る。
【0004】このクリ−ムはんだの供給方法の1つとし
て、ステンシル法が公知である。ステンシル法は、印刷
パタ−ンを形成したステンシル板(メタルマスク)をプ
リント配線板の実装面に重ね、その上にのせたクリ−ム
はんだをスキ−ジでこするものである。
て、ステンシル法が公知である。ステンシル法は、印刷
パタ−ンを形成したステンシル板(メタルマスク)をプ
リント配線板の実装面に重ね、その上にのせたクリ−ム
はんだをスキ−ジでこするものである。
【0005】図6はこのステンシル法の説明図、図7の
(A)、(B)、(C)はこのステンシル法における塗
布状態の不良例を示す図である。図6において符号1は
プリント配線板であり、その実装面2にはパッド3およ
び回路パタ−ン(図示せず)が形成されている。
(A)、(B)、(C)はこのステンシル法における塗
布状態の不良例を示す図である。図6において符号1は
プリント配線板であり、その実装面2にはパッド3およ
び回路パタ−ン(図示せず)が形成されている。
【0006】4はステンシル板であり、ステンレス板や
ニッケル板にエッチング法で印刷パタ−ンを形成し、パ
ッド3に対応する部分に開口5を設けたものである。6
はスキ−ジであり、ポリウレタンやネオプレン、シリコ
ン、フロロカ−ボンなどで作られる。
ニッケル板にエッチング法で印刷パタ−ンを形成し、パ
ッド3に対応する部分に開口5を設けたものである。6
はスキ−ジであり、ポリウレタンやネオプレン、シリコ
ン、フロロカ−ボンなどで作られる。
【0007】ステンシル板4は図3に示すようにプリン
ト配線板1の実装面2に位置合せして重ねられ、その上
にクリ−ムはんだ7が載せられる。そしてスキ−ジ6の
先端をステンシル板4に当てて移動させ、クリ−ムはん
だ7を開口5に供給してからステンシル板4を実装面2
から剥すものである。
ト配線板1の実装面2に位置合せして重ねられ、その上
にクリ−ムはんだ7が載せられる。そしてスキ−ジ6の
先端をステンシル板4に当てて移動させ、クリ−ムはん
だ7を開口5に供給してからステンシル板4を実装面2
から剥すものである。
【0008】
【従来の技術の問題点】ここにICの小型化によりリ−
ド間隔が狭くなり、これに伴いステンシル板4の開口5
の面積や間隔が小さくなる。このため図7に示すような
不具合が発生し易くなった。図7(A)はステンシル板
4の開口5の面積が小さいため、ステンシル板4を実装
面2から剥す時に開口5にクリ−ムはんだ7が残り、パ
ッド3への供給量が不足したり不均一になったりするも
のである。
ド間隔が狭くなり、これに伴いステンシル板4の開口5
の面積や間隔が小さくなる。このため図7に示すような
不具合が発生し易くなった。図7(A)はステンシル板
4の開口5の面積が小さいため、ステンシル板4を実装
面2から剥す時に開口5にクリ−ムはんだ7が残り、パ
ッド3への供給量が不足したり不均一になったりするも
のである。
【0009】図7(B)は、リ−ド間隔が狭く隣接する
パッド3が接近するため、ステンシル板4を剥した時に
パッド3から上方へ立上がったクリ−ムはんだ7が隣接
するパッド3に傾いて倒れ、隣接するパッド3のクリ−
ムはんだ7が互いに接触してブリッジを形成するもので
ある。図7(C)はステンシル板4の位置合せがずれた
ために、クリ−ムはんだ7がパッド3に十分載らず一部
がその周囲に供給されるものである。
パッド3が接近するため、ステンシル板4を剥した時に
パッド3から上方へ立上がったクリ−ムはんだ7が隣接
するパッド3に傾いて倒れ、隣接するパッド3のクリ−
ムはんだ7が互いに接触してブリッジを形成するもので
ある。図7(C)はステンシル板4の位置合せがずれた
ために、クリ−ムはんだ7がパッド3に十分載らず一部
がその周囲に供給されるものである。
【0010】
【発明の目的】本発明はこのような事情に鑑みなされた
ものであり、スキ−ジを用いてクリ−ムはんだをプリン
ト配線板に供給する際に、ステンシル板の開口にクリ−
ムはんだが付いてパッドへの供給が不十分になることが
なく、パッド間でクリ−ムはんだのブリッジが発生せ
ず、クリ−ムはんだがパッドからずれて供給されるおそ
れもないクリ−ムはんだ供給方法を提供することを第1
の目的とする。
ものであり、スキ−ジを用いてクリ−ムはんだをプリン
ト配線板に供給する際に、ステンシル板の開口にクリ−
ムはんだが付いてパッドへの供給が不十分になることが
なく、パッド間でクリ−ムはんだのブリッジが発生せ
ず、クリ−ムはんだがパッドからずれて供給されるおそ
れもないクリ−ムはんだ供給方法を提供することを第1
の目的とする。
【0011】またこの方法の実施に直接使用するプリン
ト配線板を提供することを第2の目的とする。
ト配線板を提供することを第2の目的とする。
【0012】
【発明の構成】本発明によればこの第1の目的は、表面
実装用電子部品のケ−ス下面より下方へ突出したリ−ド
をはんだ付けするためのリ−ド用パッドと、スル−ホ−
ル用パッドとを同一実装面に有するプリント配線板にお
いて、前記リ−ド用パッドを前記実装面より陥没させる
一方、前記実装面にスキ−ジの先端を直接接触させつつ
移動させてクリ−ムはんだを前記リ−ド用パッドに供給
することを特徴とするプリント配線板のクリ−ムはんだ
供給方法により達成される。
実装用電子部品のケ−ス下面より下方へ突出したリ−ド
をはんだ付けするためのリ−ド用パッドと、スル−ホ−
ル用パッドとを同一実装面に有するプリント配線板にお
いて、前記リ−ド用パッドを前記実装面より陥没させる
一方、前記実装面にスキ−ジの先端を直接接触させつつ
移動させてクリ−ムはんだを前記リ−ド用パッドに供給
することを特徴とするプリント配線板のクリ−ムはんだ
供給方法により達成される。
【0013】また第2の目的は、表面実装用電子部品の
ケ−ス下面より下方に突出したリ−ドをはんだ付けする
ためのリ−ド用パッドと、スル−ホ−ル用パッドとを同
一の実装面に有するプリント配線板において、前記リ−
ド用パッドとスル−ホ−ル用パッドとの表面は前記実装
面の表面と同一高さとされる一方、前記リ−ド用パッド
を除き少くとも前記スル−ホ−ル用パッドを含む実装面
表面はレジスト膜でほぼ平坦に覆われていることを特徴
とするプリント配線板により達成される。
ケ−ス下面より下方に突出したリ−ドをはんだ付けする
ためのリ−ド用パッドと、スル−ホ−ル用パッドとを同
一の実装面に有するプリント配線板において、前記リ−
ド用パッドとスル−ホ−ル用パッドとの表面は前記実装
面の表面と同一高さとされる一方、前記リ−ド用パッド
を除き少くとも前記スル−ホ−ル用パッドを含む実装面
表面はレジスト膜でほぼ平坦に覆われていることを特徴
とするプリント配線板により達成される。
【0014】
【実施例】図1は本発明による一実施例の実装状態を示
す正面図、図2はその側面図、図3は図2の一部拡大図
である。これらの図において符号10は表面実装用電子
部品としてのICであり、フラットパック型あるいはス
モ−ルアウトライン型(SOP:Small Outline Packag
e )と呼ばれるものである。このIC10は長方形のケ
−ス12を持ち、その2つの長辺には、多数のガルウィ
ング型のリ−ド14が突出している。これらリ−ド14
のはんだ付け面はケ−ス12の下面よりも僅かに下方へ
突出している。
す正面図、図2はその側面図、図3は図2の一部拡大図
である。これらの図において符号10は表面実装用電子
部品としてのICであり、フラットパック型あるいはス
モ−ルアウトライン型(SOP:Small Outline Packag
e )と呼ばれるものである。このIC10は長方形のケ
−ス12を持ち、その2つの長辺には、多数のガルウィ
ング型のリ−ド14が突出している。これらリ−ド14
のはんだ付け面はケ−ス12の下面よりも僅かに下方へ
突出している。
【0015】16はプリント配線板であり、その部品実
装面18にはIC10のリ−ド14をはんだ付けするた
めのパッド20を含む回路パタ−ンが形成されている。
このプリント配線板16のパッド20は、実装面18よ
りも陥没している。すなわちパッド20の表面は実装面
18の表面より低くなっている。
装面18にはIC10のリ−ド14をはんだ付けするた
めのパッド20を含む回路パタ−ンが形成されている。
このプリント配線板16のパッド20は、実装面18よ
りも陥没している。すなわちパッド20の表面は実装面
18の表面より低くなっている。
【0016】このパッド20には後記するようにスキ−
ジ(48(図5(D)、(E)参照)を用いてクリ−ム
はんだが供給され、IC10の各リ−ド14は所定のパ
ッド20に位置合せされ、このパッド20に供給された
クリ−ムはんだ22によって仮に接着される。
ジ(48(図5(D)、(E)参照)を用いてクリ−ム
はんだが供給され、IC10の各リ−ド14は所定のパ
ッド20に位置合せされ、このパッド20に供給された
クリ−ムはんだ22によって仮に接着される。
【0017】図1、2で24はヒ−タチップであり、互
いに平行なはんだ付け面26、26がケ−ス12を跨い
で両側の全てのリ−ド14を一度に押圧するように、下
方および前・後方が開いた箱状に作られている。このヒ
−タチップ24ははんだ付け面26、26でリ−ド14
を上から押圧することによりクリ−ムはんだ22を溶融
させてはんだ付けする。図1〜3はこのはんだ付け完了
状態を示す。
いに平行なはんだ付け面26、26がケ−ス12を跨い
で両側の全てのリ−ド14を一度に押圧するように、下
方および前・後方が開いた箱状に作られている。このヒ
−タチップ24ははんだ付け面26、26でリ−ド14
を上から押圧することによりクリ−ムはんだ22を溶融
させてはんだ付けする。図1〜3はこのはんだ付け完了
状態を示す。
【0018】ここにパッド20の深さDは、図3に示す
ようにリ−ド14の先端すなわちはんだ付け部付近の厚
さTよりも小さい。従ってリ−ド14をパッド20には
んだ付けする際にリ−ド14は実装面18よりも僅かに
突出する。このため前記ヒ−タチップ24の平坦なはん
だ付け面26をリ−ド14に押圧してリフロ−はんだ付
けすることが可能になる。
ようにリ−ド14の先端すなわちはんだ付け部付近の厚
さTよりも小さい。従ってリ−ド14をパッド20には
んだ付けする際にリ−ド14は実装面18よりも僅かに
突出する。このため前記ヒ−タチップ24の平坦なはん
だ付け面26をリ−ド14に押圧してリフロ−はんだ付
けすることが可能になる。
【0019】次に図4、5を用いて、プリント配線板1
6の製造方法を説明する。このプリント配線板16は、
図1に示すように実装面18の表面より陥没したリ−ド
用パッド20を持つと共に、スル−ホ−ル30を持つ。
このプリント配線板16は、公知のアディティブ法によ
り作られた基板16Aの表面にレジスト膜32を形成し
たものであり、このレジスト膜32はリ−ド用パッド2
0を除いてスル−ホ−ルのパッド(スル−ホ−ル用パッ
ド)34を含む実装面全体を覆っている。この結果レジ
スト膜32の厚さだけリ−ド用パッド20は実装面18
から陥没することになる。
6の製造方法を説明する。このプリント配線板16は、
図1に示すように実装面18の表面より陥没したリ−ド
用パッド20を持つと共に、スル−ホ−ル30を持つ。
このプリント配線板16は、公知のアディティブ法によ
り作られた基板16Aの表面にレジスト膜32を形成し
たものであり、このレジスト膜32はリ−ド用パッド2
0を除いてスル−ホ−ルのパッド(スル−ホ−ル用パッ
ド)34を含む実装面全体を覆っている。この結果レジ
スト膜32の厚さだけリ−ド用パッド20は実装面18
から陥没することになる。
【0020】図4はアディティブ法による基板16Aの
製造工程説明図である。この図で36は樹脂積層板であ
り、ここにスル−ホ−ル用孔38がドリル加工される
(図4の(A))。この積層板36の表面およびスル−
ホ−ル用孔38の内面は化学的あるいは機械的に粗面化
されさらに触媒活性化される(同図(B))。
製造工程説明図である。この図で36は樹脂積層板であ
り、ここにスル−ホ−ル用孔38がドリル加工される
(図4の(A))。この積層板36の表面およびスル−
ホ−ル用孔38の内面は化学的あるいは機械的に粗面化
されさらに触媒活性化される(同図(B))。
【0021】次にこの積層板36の表面にめっきレジス
ト40がフォトエッチングにより形成される。このめっ
きレジスト40は、前記リ−ド用パッド20となる部分
20Aと、スル−ホ−ル30およびそのパッド34とな
る部分30A、34Aを除いて積層板36の表面を覆う
(同図(C))。そしてこの積層板36は無電解銅めっ
き処理されて銅めっきによるリ−ド用パッド20、スル
−ホ−ル30、スル−ホ−ル用パッド34が形成される
(同図(D))。
ト40がフォトエッチングにより形成される。このめっ
きレジスト40は、前記リ−ド用パッド20となる部分
20Aと、スル−ホ−ル30およびそのパッド34とな
る部分30A、34Aを除いて積層板36の表面を覆う
(同図(C))。そしてこの積層板36は無電解銅めっ
き処理されて銅めっきによるリ−ド用パッド20、スル
−ホ−ル30、スル−ホ−ル用パッド34が形成される
(同図(D))。
【0022】この無電解めっきにより銅めっきを厚付け
してもよいが(フルアディティブ法)、薄い無電解めっ
き処理後に電解銅めっき処理を施して所定の厚さにして
もよい(セミアディティブ法)。いずれにしてもこの銅
めっきの厚さはレジスト40とほぼ同じ厚さとし、パッ
ド20、34の表面をレジスト40の表面とほぼ同じ高
さとするのが望ましい。このようにして基板16Aが出
来上がる。
してもよいが(フルアディティブ法)、薄い無電解めっ
き処理後に電解銅めっき処理を施して所定の厚さにして
もよい(セミアディティブ法)。いずれにしてもこの銅
めっきの厚さはレジスト40とほぼ同じ厚さとし、パッ
ド20、34の表面をレジスト40の表面とほぼ同じ高
さとするのが望ましい。このようにして基板16Aが出
来上がる。
【0023】次にこの基板16Aの表面に図5の(C)
に示すようにしてさらにレジスト膜42、44が形成さ
れる。図5はこのレジスト膜42、44の形成工程とク
リ−ムはんだの供給工程の説明図である。まず図4で作
った基板16Aを用意し(図5の(A))、スル−ホ−
ル30とスル−ホ−ル用パッド34とを覆うレジスト膜
42を形成する(同図(B))。このレジスト膜42
は、例えばドライフィルムレジストを基板16Aに熱圧
着し、パッド34以外の部分をフォトエッチングにより
除去することにより形成することができる。
に示すようにしてさらにレジスト膜42、44が形成さ
れる。図5はこのレジスト膜42、44の形成工程とク
リ−ムはんだの供給工程の説明図である。まず図4で作
った基板16Aを用意し(図5の(A))、スル−ホ−
ル30とスル−ホ−ル用パッド34とを覆うレジスト膜
42を形成する(同図(B))。このレジスト膜42
は、例えばドライフィルムレジストを基板16Aに熱圧
着し、パッド34以外の部分をフォトエッチングにより
除去することにより形成することができる。
【0024】レジスト膜44は基板16Aの表面全体を
覆うように塗布され、その後リ−ド用パッド20の部分
がフォトエッチング処理により除去される(同図
(C))。この時スル−ホ−ル用パッド34のレジスト
膜42を覆う部分も除去するのが望ましい。なおこのレ
ジスト膜44のフォトエッチングによりレジスト膜42
は除去されないよう、両レジスト膜42、44は性質が
異なるものを用いる。この結果リ−ド用パッド20のみ
が陥没し他の部分がほぼ平坦となったプリント配線板1
6が得られる(同図(C))。
覆うように塗布され、その後リ−ド用パッド20の部分
がフォトエッチング処理により除去される(同図
(C))。この時スル−ホ−ル用パッド34のレジスト
膜42を覆う部分も除去するのが望ましい。なおこのレ
ジスト膜44のフォトエッチングによりレジスト膜42
は除去されないよう、両レジスト膜42、44は性質が
異なるものを用いる。この結果リ−ド用パッド20のみ
が陥没し他の部分がほぼ平坦となったプリント配線板1
6が得られる(同図(C))。
【0025】このプリント配線板16にはクリ−ムはん
だ46が載せられ、スキ−ジ48を移動させつつこのク
リ−ムはんだ46を表面に広げれば(同図(D))、リ
−ド用パッド20の凹部にクリ−ムはんだ46を充填す
ることができる(同図(E))。この方法によれば前記
従来技術のようにステンシル板4(図6、7)を用いな
いから、一定量のクリ−ムはんだ46を確実にリ−ド用
パッド20の上に供給することができる。
だ46が載せられ、スキ−ジ48を移動させつつこのク
リ−ムはんだ46を表面に広げれば(同図(D))、リ
−ド用パッド20の凹部にクリ−ムはんだ46を充填す
ることができる(同図(E))。この方法によれば前記
従来技術のようにステンシル板4(図6、7)を用いな
いから、一定量のクリ−ムはんだ46を確実にリ−ド用
パッド20の上に供給することができる。
【0026】以上の実施例ではスル−ホ−ル用パッド3
4を覆うレジスト膜42を設けているので、後でこのレ
ジスト膜42を剥す必要がある。しかしこのスル−ホ−
ル30にもクリ−ムはんだを供給してピン型のリ−ドを
有する部品をここへリフロ−はんだ付けする場合には、
このレジスト42を成形する必要がないのは勿論であ
る。
4を覆うレジスト膜42を設けているので、後でこのレ
ジスト膜42を剥す必要がある。しかしこのスル−ホ−
ル30にもクリ−ムはんだを供給してピン型のリ−ドを
有する部品をここへリフロ−はんだ付けする場合には、
このレジスト42を成形する必要がないのは勿論であ
る。
【0027】またスキ−ジ48は十分な弾力性を有する
から、最後に形成するレジスト膜44がレジスト膜42
の上を覆って僅かに高くなっていても実際上はほとんど
不都合はない。
から、最後に形成するレジスト膜44がレジスト膜42
の上を覆って僅かに高くなっていても実際上はほとんど
不都合はない。
【0028】なおIC10などの部品をリ−ド用パッド
20にはんだ付けする際には、パッド20の凹部にIC
10のリ−ド14が落ち込んでその移動が制限されるこ
とにもなる。このためIC10などの実装部品の位置決
めが確実になり、その位置ずれによるパッド間の絶縁不
良などが発生しにくくなる効果もある。
20にはんだ付けする際には、パッド20の凹部にIC
10のリ−ド14が落ち込んでその移動が制限されるこ
とにもなる。このためIC10などの実装部品の位置決
めが確実になり、その位置ずれによるパッド間の絶縁不
良などが発生しにくくなる効果もある。
【0029】
【発明の効果】請求項1の発明は以上のように、リ−ド
用パッドをプリント配線板の実装面より陥没させ、スキ
−ジによってこの陥没した凹部にクリ−ムはんだを供給
するものであるから、従来のステンシル板を用いた場合
のような問題が発生することがなくなり、クリ−ムはん
だを正しい位置に適量供給することができる。
用パッドをプリント配線板の実装面より陥没させ、スキ
−ジによってこの陥没した凹部にクリ−ムはんだを供給
するものであるから、従来のステンシル板を用いた場合
のような問題が発生することがなくなり、クリ−ムはん
だを正しい位置に適量供給することができる。
【0030】また請求項2の発明によれば、この方法の
実施に直接使用するプリント配線板が得られる。
実施に直接使用するプリント配線板が得られる。
【図1】本発明の一実施例の実装状態を示す正面図
【図2】その側面図
【図3】その一部拡大図
【図4】本発明に用いる基板の製造工程説明図
【図5】レジスト膜成形工程およびクリ−ムはんだ供給
工程の説明図
工程の説明図
【図6】従来のステンシル法の説明図
【図7】この従来方法による塗布不良例の説明図
16 プリント配線板 20 リ−ド用パッド 30 スル−ホ−ル 34 スル−ホ−ル用パッド 42、44 レジスト膜 46 クリ−ムはんだ 48 スキ−ジ
Claims (2)
- 【請求項1】 表面実装用電子部品のケ−ス下面より下
方へ突出したリ−ドをはんだ付けするためのリ−ド用パ
ッドと、スル−ホ−ル用パッドとを同一実装面に有する
プリント配線板において、前記リ−ド用パッドを前記実
装面より陥没させる一方、前記実装面にスキ−ジの先端
を直接接触させつつ移動させてクリ−ムはんだを前記リ
−ド用パッドに供給することを特徴とするプリント配線
板のクリ−ムはんだ供給方法。 - 【請求項2】 表面実装用電子部品のケ−ス下面より下
方に突出したリ−ドをはんだ付けするためのリ−ド用パ
ッドと、スル−ホ−ル用パッドとを同一の実装面に有す
るプリント配線板において、前記リ−ド用パッドとスル
−ホ−ル用パッドとの表面は前記実装面の表面と略同一
高さとされる一方、前記リ−ド用パッドを除き少くとも
前記スル−ホ−ル用パッドを含む実装面表面はレジスト
膜でほぼ平坦に覆われていることを特徴とするプリント
配線板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13145092A JPH05304356A (ja) | 1992-04-27 | 1992-04-27 | クリームはんだ供給方法およびプリント配線板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13145092A JPH05304356A (ja) | 1992-04-27 | 1992-04-27 | クリームはんだ供給方法およびプリント配線板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05304356A true JPH05304356A (ja) | 1993-11-16 |
Family
ID=15058245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13145092A Pending JPH05304356A (ja) | 1992-04-27 | 1992-04-27 | クリームはんだ供給方法およびプリント配線板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05304356A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7452217B2 (en) | 2006-06-22 | 2008-11-18 | Sankyo Kasei Co., Ltd. | Connecting member for surface mounting circuit |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04181797A (ja) * | 1990-11-16 | 1992-06-29 | Toshiba Corp | プリント配線板におけるクリーム半田の塗布方法 |
-
1992
- 1992-04-27 JP JP13145092A patent/JPH05304356A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04181797A (ja) * | 1990-11-16 | 1992-06-29 | Toshiba Corp | プリント配線板におけるクリーム半田の塗布方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7452217B2 (en) | 2006-06-22 | 2008-11-18 | Sankyo Kasei Co., Ltd. | Connecting member for surface mounting circuit |
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