JPH0530410A - ぶれ補正システム - Google Patents

ぶれ補正システム

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JPH0530410A
JPH0530410A JP3182280A JP18228091A JPH0530410A JP H0530410 A JPH0530410 A JP H0530410A JP 3182280 A JP3182280 A JP 3182280A JP 18228091 A JP18228091 A JP 18228091A JP H0530410 A JPH0530410 A JP H0530410A
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JP
Japan
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address
field
lines
memory
read
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3182280A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Takao
浩 高尾
Noboru Matsuda
登 松田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Publication of JPH0530410A publication Critical patent/JPH0530410A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ぶれ補正システムにおいて、コストの安いフ
ィールドメモリを使用し、しかも追越し操作を発生させ
ない。 【構成】 (n−1)フィールドにおいて、243本の
ラインをフィールドメモリの0番地〜242番地に書込
む。nフィールドにおいて、ぶれデータ「10」が与え
られ、このときの補正率を16.7%とすると、それに
応じた208ラインをフィールドメモリの10番地から
217番地まで読出し、218番地からnフィールドの
243ラインを書込む。その最後の部分は217番地と
なる。次に(n+1)フィールドにおいて、ぶれデータ
「15」が与えられると、nフィールドの書込みの最初
である218番地から15番地離れた233番地から2
08ラインを読出す。このとき読出しの最終番地は19
7番地となるから、198番地から(n+1)フィール
ドの書込みを行なう。この書込みの最終は197番地と
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオカメラの撮影中
のぶれ補正装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のぶれ補正システムの概略
のブロック図である。入力端子INから入力された映像
信号は、分岐されて一方はスイッチSWを介して出力端
子OUTへ供給され、他方はA/D変換器Aによりディ
ジタル変換されメモリBに記憶され、その中から必要な
データを読出し、D/A変換器Cによりアナログ化さ
れ、スイッチSWを介して出力端子OUTに供給され
る。メモリBには、ぶれデータが入力され、これにより
メモリの読出値が決定される。図示されていないが、補
間処理されてぶれ補正が行なわれる。
【0003】メモリとしては、フレームメモリまたはフ
ィールドメモリが使用される。フレームメモリを使用す
るときは、記憶容量の大きいものを使用し2フィールド
が記憶される。
【0004】図6(a),(b),(c)は、フィール
ドメモリを使用した場合のぶれ補正の説明図である。
【0005】NTSC方式であれば、1フィールドの映
像期間は242.5H(水平走査期間)であるから、フ
ィールドメモリとしては243ライン記憶する必要があ
る。メモリでは、各ラインに対して0〜242のアドレ
スを与える。読出すライン数は補正率によって異なる
が、補正率の一例として1/6つまり16.7%とする
と、読出すライン数は243×6/7=208ラインと
なる。
【0006】図5(a)に示されるように、(n−1)
フィールドにおいてメモリの番地0〜242に、243
ラインを記録する。
【0007】次に、同図(b)に示されるように、nフ
ィールドにおいて、ぶれデータが10の場合は、10番
地から217番地までの(n−1)フィールドで記録さ
れた208ライン分のデータを読出す。この読出しのと
きは、10番地から順次7ラインに1ラインの休止を行
ない、243Hの時間を掛けて、208ラインを読出
す。一方、0番地から242番地までに、nフィールド
のデータを読出し開始と同時に記録する。
【0008】次に、同図(c)に示されるように、(n
+1)フィールドにおいては、もし、ぶれデータが15
の場合は、nフィールドのときに記録されたデータの中
から、15番地から222番地までのデータを読出す。
この読出しは、前述と同様に、15番地から順次7ライ
ンに1ラインの休止を行ない、243Hの時間を掛け
て、208ラインを読出す。一方、0番地から242番
地までに、(n+1)フィールドの243ラインのデー
タを書込む。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ぶれ補正用のメモリと
して、フレームメモリを使用すると、大容量のものとな
るから価格は高くなる。
【0010】フィールドメモリを使用すると、価格は安
いが、前述のように、補正率が16.7%のときは、7
ラインに1ラインの休止を行なうから、ぶれデータが
「10」のときは、70ライン書込むと同一フィールド
内で読出しを追越し、ぶれデータが「15」のときは、
105ライン書込むと、同一フィールド内で読出しを追
越すことになる。同一フィールド内で追越し走査が生じ
ると、満足な画像が得られない。
【0011】本発明の目的は、ぶれ補正システムにおい
て、コストの安いフィールドメモリを使用し、しかも追
越し走査を生じさせないことにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明におけるぶれ補正
システムにおいては、フィールドメモリと、第1のフィ
ールドにおいて少なくとも補正率に応じた数のラインを
フィールドメモリに書込む手段と、次の第2のフィール
ドにおいて前記の補正率に応じた数のラインを読出しそ
の最後のラインの次の番地から第2のフィールドの少な
くとも補正率に応じた数のラインをフィールドメモリに
書込む手段とを設けた。
【0013】
【作用】nフィールドにおける読出しは、(n−1)フ
ィールドの期間に書込まれたメモリから、補正率に応じ
た数のラインを読出し、nフィールドの書込みは前述の
補正率に応じた数のラインの次の番地から開始されるか
ら、nフィールドの最初の書込みと、(n−1)フィー
ルドの最初の書込みとの間には、少なくとも補正率に応
じた数のラインの番地の差があることになるので、追越
し走査を生ずることがない。
【0014】
【実施例】図1は、本発明の一実施例のブロック図であ
る。図5の従来例と異なるところは、本発明においては
メモリとしてフィールドメモリDのみを使用すること
と、書込みおよび読出しの操作が異なることである。
【0015】なお、方式はNTSC方式で、補正率が1
6.7%の場合、すなわち、読出しライン数が208の
場合について説明する。フィールドメモリの記憶容量は
243ライン分あるものとする。
【0016】フィールドメモリへの書込みは、208ラ
インよりも多く243ラインまでの場合と、常に208
ライン書込む場合とが考えられる。前者の場合は、ぶれ
データに応じた番地からメモリを読出し、後者の場合は
フィールドの中のどの208ラインをメモリに書込むか
を、ぶれデータに応じて決めておき、メモリは常に記憶
されたフィールドの最初の番地から読出す。
【0017】図2(a),(b),(c)は、第1の実
施例であって、メモリへの書込みは常に243ラインを
書込み、読出しは補正率に応じたライン数を、ぶれデー
タに対応した番地から読出す場合の説明図である。
【0018】まず、図2(a)に示されるように、(n
−1)フィールドにおいて、メモリには0番地から24
2番地まで243ラインが記憶される。補正率を16.
7%とすると、243ラインのうちから208ラインが
読出される。
【0019】同図(b)に示されるように、nフィール
ドにおいて、ぶれデータ「10」が与えられたとする
と、読出しの開始する番地は10番地となる。読出し
は、10番地から7ラインに1ラインの休止を行ない、
243Hの時間を掛けて、208ライン読出すことにな
る。したがって、その読出しの最後の番地は217番地
となる。このとき、nフィールドにおける書込みの開始
の番地は218番地となり、そこから連続して243ラ
イン書込む。メモリの使用アドレスは、0〜242番地
とし、242番地の次は0番地に戻る。したがって、n
フィールドでの書込みの最終のアドレスは217番地と
なる。
【0020】次に同図(c)に示されるように、(n+
1)フィールドにおいて、ぶれデータ「15」が与えら
れたとすると、読出しの開始するアドレスは、nフィー
ルドにおける書込みの開始したアドレスからぶれデータ
「15」だけずれた位置になるので、218+15=2
33番地となる。読出しの最終のアドレスは197番地
となる。したがってこの(n+1)フィールドの書込み
の開始するアドレスは、198番地となる。以上のよう
な動作を行ない、また、読出しのタイミングを書込みの
タイミングよりも早めることによって、フィールドメモ
リを使用しても、追越し走査が発生しない。
【0021】図3(a),(b),(c)は、第2の実
施例であって、補正率は第1の実施例と同一とする。フ
ィールドメモリの容量は、243ライン分のものを使用
したが、この実施例の場合では、容量を最も小さい場合
は、208ラインとすることができる。この実施例で
は、フィールドメモリへの書込みは常に、補正率に応じ
た208ラインであり、読出しはそのまま読出す。ただ
し、あるフィールドのうちの、どの208ラインを書込
むかを、ぶれデータによって決定し、それによってぶれ
の補正を行なう。
【0022】まず、図3(a)に示すように、(n−
1)フィールドでメモリの0番地から207番地へ、
(n−1)フィールドの中から任意の208ラインを書
込む。この書込みは208Hに相当する時間で行なう。
【0023】次に、同図(b)に示されるように、nフ
ィールドにおいて、読出しの方は、(n−1)フィール
ドで書込んだものを、そのまま0番地から207番地ま
で、208ラインを243Hの時間をかけて読出す。n
フィールドでのメモリへの書込みは、追越し走査を生じ
させないために、読出終了アドレスの次のアドレスとな
る208番地から書込むことになる。242番地の次は
0番地に書込むので、書込み終了アドレスは172番地
となる。208番地から書込むnフィールドにおける書
込みを開始する位置は、後述の図4(b)及び(c)に
示されるようにぶれデータによって異なる。
【0024】続いて同図(c)に示されるように、(n
+1)フィールドでは、読出しはnフィールドでの書込
み部分である208番地から172番地までの208ラ
インを、243Hの時間を掛けて読出す。このときの書
込みは、173番地から137番地までとなる。173
番地から書込む次の208ラインの(n+1)フィール
ドにおける開始位置は、図4(c)に示されるようにぶ
れデータによって異なる。
【0025】第2の実施例においては、メモリには常に
208ラインしか記憶されていないので、メモリからの
読出しのアドレスはぶれデータには依存しない。
【0026】ぶれの補正は、あるフィールドのうちのど
の208ラインをメモリへ書込むかを制御することによ
って行なわれる。図4(a),(b),(c)について
説明する。
【0027】同図(a)は、あるフィールドの映像信号
の期間(斜線で示す)を示し243Hとなる。
【0028】次に同図(b)は、ぶれデータが「10」
のときのものであり、フィールドの開始から10H遅れ
た部分から、交差した斜線で示す208ラインがメモリ
へ書込まれる。
【0029】同図(c)は、ぶれデータが「15」のと
きのものであり、そのフィールドの最初から15H遅れ
た交叉した斜線で示す部分の208ラインがメモリへ書
込まれる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、フレームメモリを用い
ずに、フィールドメモリを用いても追越し走査を発生す
ることなく、ぶれの補正を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】(a),(b),(c)は、本発明の第1の実
施例における書込みおよび読出しの動作の説明図であ
る。
【図3】(a),(b),(c)は、本発明の他の実施
例の書込みおよび読出しの動作の説明図である。
【図4】(a),(b),(c)は、第2の実施例にお
ける書込みのタイミングを示す説明図である。
【図5】従来の一例のブロック図である。
【図6】(a),(b),(c)は、従来のシステムに
おける書込みおよび読出しの説明図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 フィールドメモリと、第1のフィールド
    において少なくとも補正率に応じた数のラインをフィー
    ルドメモリに書込む手段と、次の第2のフィールドにお
    いて前記の補正率に応じた数のラインを読出しその最後
    のラインの次の番地から第2のフィールドの少なくとも
    補正率に応じた数のラインをフィールドメモリに書込む
    手段とを有することを特徴とするぶれ補正システム。
JP3182280A 1991-07-23 1991-07-23 ぶれ補正システム Withdrawn JPH0530410A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3182280A JPH0530410A (ja) 1991-07-23 1991-07-23 ぶれ補正システム

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3182280A JPH0530410A (ja) 1991-07-23 1991-07-23 ぶれ補正システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0530410A true JPH0530410A (ja) 1993-02-05

Family

ID=16115514

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3182280A Withdrawn JPH0530410A (ja) 1991-07-23 1991-07-23 ぶれ補正システム

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Effective date: 19981008