JPH053038U - 車両用サイドミラー装置 - Google Patents
車両用サイドミラー装置Info
- Publication number
- JPH053038U JPH053038U JP5085891U JP5085891U JPH053038U JP H053038 U JPH053038 U JP H053038U JP 5085891 U JP5085891 U JP 5085891U JP 5085891 U JP5085891 U JP 5085891U JP H053038 U JPH053038 U JP H053038U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- mirror
- retractable
- vehicle body
- headlight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 リトラクタブルヘッドライトを搭載した車両
において、空気抵抗や美観を損うことがなく、車両の側
方の状況を映し出すことができる車両用サイドミラー装
置を提供することである。 【構成】 車体前部に組付けられかつ車体面より突出さ
れる使用位置と車体面より突出することなく格納される
格納位置とに変位されるリトラクタブルヘッドライト2
に対し、その側壁面に車両の側方の状況を映し出すミラ
ー4を付設した。
において、空気抵抗や美観を損うことがなく、車両の側
方の状況を映し出すことができる車両用サイドミラー装
置を提供することである。 【構成】 車体前部に組付けられかつ車体面より突出さ
れる使用位置と車体面より突出することなく格納される
格納位置とに変位されるリトラクタブルヘッドライト2
に対し、その側壁面に車両の側方の状況を映し出すミラ
ー4を付設した。
Description
【0001】
この考案は車両用サイドミラー装置に関するものである。
【0002】
運転席からフロントバンパまでの距離が長い車両においては、路幅が狭く見通 しの悪い交差点での左右確認が困難である。 このため、従来、図4に示すように、車体1の前側寄り上面、例えばフードパ ネル1aの前部上面にサイドミラー装置11を突出して取付けたものが知られて いる。 これにおいては、フードパネル1aの前部上面に突出して取付けられる支持体 12のミラー取付部13に、2枚のミラー14,15が鋭角に取付けられており 、各ミラー14,15によって車両の側方の状況を映し出すようになっている。 また、例えば、実開昭64−16445号公報に開示されているもののように 、フードパネルの上面に突出して取付けられた支持体に複数枚のミラーを配設し たものも知られている。
【0003】
ところで、フードパネル上面に突出してサイドミラー装置が取付けられる従来 のものにおいては、サイドミラー装置によって空気抵抗が増大され燃費が悪化さ れるばかりでなく、見栄えが損われる。 特に、空気抵抗の低減や斬新な美観を得るためにリトラクタブルヘッドライト を搭載した車両においては、そのフードパネルやフェインダパネルの上面にサイ ドミラー装置を突出して取付けることは空気抵抗や美観上好ましくなかった。 この考案の目的は、上記した従来の問題点に鑑み、リトラクタブルヘッドライ トを搭載した車両において、空気抵抗や美観を損うことがなく、車両の側方の状 況を映し出すことができる車両用サイドミラー装置を提供することである。
【0004】
上記目的を達成するために、この考案は、車体前部に組付けられかつ車体面よ り突出される使用位置と車体面より突出することなく格納される格納位置とに変 位されるリトラクタブルヘッドライトに対し、その側壁面に車両の側方の状況を 映し出すミラーを付設した構成にしたものである。
【0005】
上記したように構成される車両用サイドミラー装置において、ミラーを使用す るときには、リトラクタブルヘッドライトを車体面より突出する使用位置に配置 させることで、同ヘッドライトと一体にその側壁面のミラーが突出される。この 状態において、車両の側方の状況がミラーに映し出される。 また、ミラーを使用しないときには、リトラクタブルヘッドライトを車体面よ り突出することがない格納位置に格納することで、同ヘッドライトと一体にミラ ーが格納される。
【0006】
以下、この考案の一実施例を図1〜図3に従って説明する。 リトラクタブルヘッドライトを搭載した車両の前部を斜視図で表した図1にお いて、車体1の前部の左右両側部に組付けられるリトラクタブルヘッドライト2 は、周知のようにモータ、リンクロッド等を有するリトラクタブル機構3によっ て車体1の上面より突出される使用位置と、車体1の上面より突出されることな く格納される格納位置とに変位されるようになっている。 左右の両リトラクタブルヘッドライト2の相対する側壁面には凸面鏡よりなる ミラー4,5がそれぞれ固定状態で付設されている。
【0007】 この実施例において、車体1の左側に組付けられる助手席側のリトラクタブル ヘッドライト2の側壁面に付設されるミラー4は、運転席に着座している運転者 に対し、車両の右側方の状態を映し出す角度姿勢に設定されている。また、運転 席側のリトラクタブルヘッドライト2の側壁面に付設されるミラー5は、車両の 左側方の状況を助手席側のミラー4に反射させて映し出す角度姿勢に設定されて いる。また、運転席側のリトラクタブルヘッドライト2のミラー5はカラーミラ ーが採用されている。これによって助手席側のミラー4に直接的に映し出される 車両の左側方の映像と、運転席側のミラー5から反射して映し出される車両の左 側方の映像との誤認が防止されるようになっている。
【0008】 この実施例は上述したように構成される。従って、図2に示すように、路幅が 狭く見通しの悪い交差点において、左右の両リトラクタブルヘッドライト2をそ のリトラクタブル機構3によって使用位置まで突出させ、これら両ライト2と一 体にミラー4,5をそれぞれ突出させる。すると、車両の右側方の状況は助手席 側のリトラクタブルヘッドライト2の側壁面のミラー4に直接的に映し出され、 車両の左側方の状況は運転席側のリトラクタブルヘッドライト2のミラー5から 反射して前記助手席側のリトラクタブルヘッドライト2のミラー4に映し出され る。
【0009】 従って、運転席に着座している運転者は、助手席側のリトラクタブルヘッドラ イト2のミラー4に映し出される映像を確認することで、車両の左右両側方の状 況を確認することができる。 また、ミラー4,5を使用しないときには、図3に示すようにリトラクタブル ヘッドライト2を元の格納位置に格納することで、これらヘッドライト2と一体 にミラー4,5がそれぞれ格納される。従って格納時には、空気抵抗の低減や斬 新な美観が保たれる。
【0010】 なお、上記実施例においては、リトラクタブルヘッドライト2の側壁面にミラ ー4,5をそれぞれ固定状態で付設したが、これに限るものではなく、ミラー4 ,5を角度調整可能に付設してもよい。 また、運転席側のリトラクタブルヘッドライト2にはミラー5を取付けること なく、助手席側のリトラクタブルヘッドライト2の側壁面にのみミラー4を取付 けてもよい。例えば左側通行である日本国などにおいて、左側に位置する助手席 側のリトラクタブルヘッドライト2の側壁面に走行安全上重要となる車両の右側 の状態を映し出すミラー4を取付けることで、走行安全上好ましいものとなる。
【0011】
以上述べたように、この考案によれば、リトラクタブルヘッドライトを車体面 より突出する使用位置に配置させることで、同ヘッドライトと一体に、その側壁 面のミラーを突出させることで、車両の側方の状態を前記ミラーに映し出すこと ができるため、見通しの悪い交差点での側方状態を確認することができる。 また、ミラーを使用しないときには、リトラクタブルヘッドライトを車体面よ り突出することがない格納位置に格納することで、同ヘッドライトと一体にミラ ーが格納されるため、空気抵抗の低減や斬新な美観を損うことがない。
【図1】この考案の一実施例を示すもので、リトラクタ
ブルヘッドライトと一体にミラーが突出された状態を示
す車両前部の斜視図である。
ブルヘッドライトと一体にミラーが突出された状態を示
す車両前部の斜視図である。
【図2】同じく平面図である。
【図3】リトラクタブルヘッドライトと一体にミラーが
格納された状態を示す車両前部の斜視図である。
格納された状態を示す車両前部の斜視図である。
【図4】従来のサイドミラー装置を示す斜視図である。
1 車体 2 リトラクタブルヘッドライト 3 リトラクタブル機構 4 ミラー
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 車体前部に組付けられかつ車体面より突
出される使用位置と車体面より突出することなく格納さ
れる格納位置とに変位されるリトラクタブルヘッドライ
トに対し、その側壁面に車両の側方の状況を映し出すミ
ラーを付設したことを特徴とする車両用サイドミラー装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5085891U JPH053038U (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | 車両用サイドミラー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5085891U JPH053038U (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | 車両用サイドミラー装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH053038U true JPH053038U (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=12870428
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5085891U Pending JPH053038U (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | 車両用サイドミラー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH053038U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111845540A (zh) * | 2019-04-24 | 2020-10-30 | 奥迪股份公司 | 车辆辅助照明装置及方法 |
-
1991
- 1991-07-02 JP JP5085891U patent/JPH053038U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111845540A (zh) * | 2019-04-24 | 2020-10-30 | 奥迪股份公司 | 车辆辅助照明装置及方法 |
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