JPH05303621A - イメージ情報の表示方法 - Google Patents
イメージ情報の表示方法Info
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- JPH05303621A JPH05303621A JP4106954A JP10695492A JPH05303621A JP H05303621 A JPH05303621 A JP H05303621A JP 4106954 A JP4106954 A JP 4106954A JP 10695492 A JP10695492 A JP 10695492A JP H05303621 A JPH05303621 A JP H05303621A
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- screen
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- Image Generation (AREA)
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
- Digital Computer Display Output (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、イメージスキャナにより読み取られ
た地図情報などのイメージ情報をディスプレイ装置の画
面に表示するための表示方法に関し、イメージ情報の入
力操作を容易とし、しかもイメージ情報を高速で画面に
表示することを目的とする。 【構成】イメージスキャナ12により読み取られたイメ
ージ情報DIをディスプレイ装置13の画面HGに表示
するための表示方法であって、イメージスキャナ12に
より1回で読み取られるイメージ情報DIを、区画され
た複数のイメージ領域PDEに対応するように分割し、
分割されたイメージ情報DIEを単位として、1単位又
は複数単位のイメージ情報DIEを表示用のメモリ22
に転送して書き込み、メモリ22からイメージ情報DI
Eを読み出してディスプレイ装置13の画面HGに表示
する。
た地図情報などのイメージ情報をディスプレイ装置の画
面に表示するための表示方法に関し、イメージ情報の入
力操作を容易とし、しかもイメージ情報を高速で画面に
表示することを目的とする。 【構成】イメージスキャナ12により読み取られたイメ
ージ情報DIをディスプレイ装置13の画面HGに表示
するための表示方法であって、イメージスキャナ12に
より1回で読み取られるイメージ情報DIを、区画され
た複数のイメージ領域PDEに対応するように分割し、
分割されたイメージ情報DIEを単位として、1単位又
は複数単位のイメージ情報DIEを表示用のメモリ22
に転送して書き込み、メモリ22からイメージ情報DI
Eを読み出してディスプレイ装置13の画面HGに表示
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、イメージスキャナによ
り読み取られたイメージ情報をディスプレイ装置の画面
に表示するための表示方法に関する。
り読み取られたイメージ情報をディスプレイ装置の画面
に表示するための表示方法に関する。
【0002】近年におけるコンピュータの処理速度の向
上にともない、種々の産業分野においてイメージ情報の
データベース化が促進されている。例えば、消防に用い
られる地図情報システムにおいては、目標地点を中心と
する住宅地図、又は目標地点に至るまでの道路地図など
を画面上に自動表示するために、地図帳から入力された
大量のイメージ情報のデータベース化が進められてい
る。
上にともない、種々の産業分野においてイメージ情報の
データベース化が促進されている。例えば、消防に用い
られる地図情報システムにおいては、目標地点を中心と
する住宅地図、又は目標地点に至るまでの道路地図など
を画面上に自動表示するために、地図帳から入力された
大量のイメージ情報のデータベース化が進められてい
る。
【0003】このようなイメージ情報システムが有効に
機能するためには、イメージ情報の入力及び登録操作が
容易であること、またイメージ情報が画面上に高速で表
示されることが必要である。
機能するためには、イメージ情報の入力及び登録操作が
容易であること、またイメージ情報が画面上に高速で表
示されることが必要である。
【0004】
【従来の技術】従来の地図情報システムにおいては、地
図帳を1頁毎にイメージスキャナで読み取り、読み取っ
た1頁毎の地図情報によってイメージファイルを作成
し、作成した多数のイメージファイルによって地図情報
データベースを構築する。
図帳を1頁毎にイメージスキャナで読み取り、読み取っ
た1頁毎の地図情報によってイメージファイルを作成
し、作成した多数のイメージファイルによって地図情報
データベースを構築する。
【0005】地図情報の表示に当たっては、地図情報デ
ータベースから目的のイメージファイルを検索し、検索
されたイメージファイルを表示用のメモリにロードし、
表示用のメモリからデータを読み出して画面に表示を行
う。
ータベースから目的のイメージファイルを検索し、検索
されたイメージファイルを表示用のメモリにロードし、
表示用のメモリからデータを読み出して画面に表示を行
う。
【0006】なお、データベースのデータ量は膨大であ
るから、その格納には磁気ディスク装置又はフロッピィ
ディスクなどの外部記憶装置が一般に用いられている。
るから、その格納には磁気ディスク装置又はフロッピィ
ディスクなどの外部記憶装置が一般に用いられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって、表示した
い地図を含むイメージファイルが検索されてからその地
図が実際に画面上に表示されるまでには、そのイメージ
ファイルを外部記憶装置から表示用のメモリにロードす
る時間が必要である。通常、このロードのための時間は
他の処理時間に比較して極めて長いため、これが表示の
高速化を図る上のネックとなっていた。
い地図を含むイメージファイルが検索されてからその地
図が実際に画面上に表示されるまでには、そのイメージ
ファイルを外部記憶装置から表示用のメモリにロードす
る時間が必要である。通常、このロードのための時間は
他の処理時間に比較して極めて長いため、これが表示の
高速化を図る上のネックとなっていた。
【0008】特に、近年においてはイメージスキャナの
大型化が進み、例えばA3判の地図を1回のスキャンで
読み取ることができるようになり、また地図に小さく記
入された町名や番地などを鮮明に表示するよう読取りド
ット密度が高くなっているため、1つのイメージファイ
ルのデータ量が大幅に増大し、そのロードに多くの時間
を要している。
大型化が進み、例えばA3判の地図を1回のスキャンで
読み取ることができるようになり、また地図に小さく記
入された町名や番地などを鮮明に表示するよう読取りド
ット密度が高くなっているため、1つのイメージファイ
ルのデータ量が大幅に増大し、そのロードに多くの時間
を要している。
【0009】例えば、イメージファイルが検索されてか
らその地図情報が画面に表示されるまでに十秒乃至1分
程度の時間を要することがあり、これでは操作性が極め
て悪いだけでなく、消防活動のように一刻一秒を争う場
合にはシステム全体の実用性に大きな悪影響を与える。
らその地図情報が画面に表示されるまでに十秒乃至1分
程度の時間を要することがあり、これでは操作性が極め
て悪いだけでなく、消防活動のように一刻一秒を争う場
合にはシステム全体の実用性に大きな悪影響を与える。
【0010】なお、1つのイメージファイルのデータ量
を減少させるために、地図帳を鋏などで小さく切り分け
てからイメージスキャナで読み取ることも考えられる
が、そうするとイメージスキャナによる読み取りを何回
も行わなければならないとともに、切り分けた地図及び
それらのイメージファイルの互いの連結関係が複雑とな
り、イメージ情報の入力操作が極めて面倒なものとなっ
てしまう。
を減少させるために、地図帳を鋏などで小さく切り分け
てからイメージスキャナで読み取ることも考えられる
が、そうするとイメージスキャナによる読み取りを何回
も行わなければならないとともに、切り分けた地図及び
それらのイメージファイルの互いの連結関係が複雑とな
り、イメージ情報の入力操作が極めて面倒なものとなっ
てしまう。
【0011】本発明は、上述の問題に鑑み、地図情報な
どのイメージ情報の入力操作を容易とし、しかもイメー
ジ情報を高速で画面に表示することを目的としている。
どのイメージ情報の入力操作を容易とし、しかもイメー
ジ情報を高速で画面に表示することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る方
法は、上述の課題を解決するため、図1に示すように、
イメージスキャナ12により読み取られたイメージ情報
DIをディスプレイ装置13の画面HGに表示するため
の表示方法であって、前記イメージスキャナ12により
1回で読み取られるイメージ情報DIを、区画された複
数のイメージ領域PDEに対応するように分割し、分割
されたイメージ情報DIEを単位として、1単位又は複
数単位のイメージ情報DIEを表示用のメモリ22に転
送して書き込み、前記メモリ22からイメージ情報DI
Eを読み出して前記ディスプレイ装置13の画面HGに
表示する。
法は、上述の課題を解決するため、図1に示すように、
イメージスキャナ12により読み取られたイメージ情報
DIをディスプレイ装置13の画面HGに表示するため
の表示方法であって、前記イメージスキャナ12により
1回で読み取られるイメージ情報DIを、区画された複
数のイメージ領域PDEに対応するように分割し、分割
されたイメージ情報DIEを単位として、1単位又は複
数単位のイメージ情報DIEを表示用のメモリ22に転
送して書き込み、前記メモリ22からイメージ情報DI
Eを読み出して前記ディスプレイ装置13の画面HGに
表示する。
【0013】請求項2の発明に係る方法は、図4に示す
ように、前記メモリ22に、縦に3単位、横に3単位の
合計9単位の分割されたイメージ情報DIEを書き込
み、書き込まれた一部のイメージ情報DIEを書き換え
ることによって複数のイメージ情報DIを前記画面HG
にスクロールして表示させる。
ように、前記メモリ22に、縦に3単位、横に3単位の
合計9単位の分割されたイメージ情報DIEを書き込
み、書き込まれた一部のイメージ情報DIEを書き換え
ることによって複数のイメージ情報DIを前記画面HG
にスクロールして表示させる。
【0014】
【作用】イメージスキャナ12により1回で読み取られ
るイメージ情報DIは複数のイメージ情報DIEに分割
される。1単位又は複数単位のイメージ情報DIEが表
示用のメモリ22にロードされて画面HGに表示され
る。
るイメージ情報DIは複数のイメージ情報DIEに分割
される。1単位又は複数単位のイメージ情報DIEが表
示用のメモリ22にロードされて画面HGに表示され
る。
【0015】例えば9単位のイメージ情報DIEをマト
リクス状にメモリ22に書き込み、一部のイメージ情報
DIEを書き換えることによって、複数のイメージ情報
DIの全部の内容が画面HG上にスクロールにより表示
される。
リクス状にメモリ22に書き込み、一部のイメージ情報
DIEを書き換えることによって、複数のイメージ情報
DIの全部の内容が画面HG上にスクロールにより表示
される。
【0016】
【実施例】図1は本発明に係る表示方法を説明するため
の図である。図1において、原稿PDの画像は、イメー
ジスキャナ12により1回のスキャンで読み取られ、こ
れによって1個のイメージ情報DIが得られる。
の図である。図1において、原稿PDの画像は、イメー
ジスキャナ12により1回のスキャンで読み取られ、こ
れによって1個のイメージ情報DIが得られる。
【0017】イメージ情報DIは、その後、原稿PDの
画像領域を矩形の複数の領域に区画した場合のそれぞれ
のイメージ領域PDEに対応するように分割され、複数
の分割されたイメージ情報DIEとなる。つまり、分割
されたイメージ情報DIEは、原稿PDのそれぞれのイ
メージ領域PDEの画像に対応している。なお図1に示
す例では8分割されている。分割されたイメージ情報D
IEのことを「分割イメージ情報DIE」ということが
ある。
画像領域を矩形の複数の領域に区画した場合のそれぞれ
のイメージ領域PDEに対応するように分割され、複数
の分割されたイメージ情報DIEとなる。つまり、分割
されたイメージ情報DIEは、原稿PDのそれぞれのイ
メージ領域PDEの画像に対応している。なお図1に示
す例では8分割されている。分割されたイメージ情報D
IEのことを「分割イメージ情報DIE」ということが
ある。
【0018】図には示していないが、原稿PDは多数枚
あり、したがってイメージ情報DIもそれと同数個生成
され、それぞれが8分割されてさらに多数個の分割イメ
ージ情報DIEが作成されている。これらの分割イメー
ジ情報DIEは磁気ディスク装置などに格納され、それ
ぞれ分割イメージ情報DIE毎に独立したファイル(イ
メージファイル)として管理されている。
あり、したがってイメージ情報DIもそれと同数個生成
され、それぞれが8分割されてさらに多数個の分割イメ
ージ情報DIEが作成されている。これらの分割イメー
ジ情報DIEは磁気ディスク装置などに格納され、それ
ぞれ分割イメージ情報DIE毎に独立したファイル(イ
メージファイル)として管理されている。
【0019】原稿PDの画像を画面HGに表示するに際
しては、分割イメージ情報DIEを単位として、1単位
又は複数単位の分割イメージ情報DIEが表示用のメモ
リ22にロードされる。図1に示す例では、あるイメー
ジ情報DIの5番の分割イメージ情報DIEからなる1
個のファイルがメモリ22にロードされている。
しては、分割イメージ情報DIEを単位として、1単位
又は複数単位の分割イメージ情報DIEが表示用のメモ
リ22にロードされる。図1に示す例では、あるイメー
ジ情報DIの5番の分割イメージ情報DIEからなる1
個のファイルがメモリ22にロードされている。
【0020】メモリ22の内容は、その全部又は一部
が、ディスプレイ装置13の画面HGに表示される。一
部が表示される場合には、スクロールなどによって全部
の内容の表示が可能である。
が、ディスプレイ装置13の画面HGに表示される。一
部が表示される場合には、スクロールなどによって全部
の内容の表示が可能である。
【0021】この表示方法によると、メモリ22へロー
ドされるファイルのデータ量は、原稿PDの全体のイメ
ージ情報DIのほぼ8分の1であり、ロードに要する時
間が大幅に短縮され、画面HGへの表示が高速に行われ
る。
ドされるファイルのデータ量は、原稿PDの全体のイメ
ージ情報DIのほぼ8分の1であり、ロードに要する時
間が大幅に短縮され、画面HGへの表示が高速に行われ
る。
【0022】なお、イメージ情報DIの分割数は、原稿
PDのサイズ、イメージスキャナ12の読取りドット密
度(画素密度)、メモリ22へ1度にロード可能なファ
イルの個数、画面HG上の表示領域のドット構成(画素
構成)などに応じて決めればよい。
PDのサイズ、イメージスキャナ12の読取りドット密
度(画素密度)、メモリ22へ1度にロード可能なファ
イルの個数、画面HG上の表示領域のドット構成(画素
構成)などに応じて決めればよい。
【0023】因みに、原稿PDのサイズが例えばA3判
(420×297mm)であり、イメージスキャナ12
の読取りドット密度が400dpiであるとすると、イ
メージ情報DIのドット構成は約6610×4680ド
ットとなり、8分割されたイメージ情報DIEのドット
構成は約2340×1653ドットとなる。
(420×297mm)であり、イメージスキャナ12
の読取りドット密度が400dpiであるとすると、イ
メージ情報DIのドット構成は約6610×4680ド
ットとなり、8分割されたイメージ情報DIEのドット
構成は約2340×1653ドットとなる。
【0024】したがって、画面HGのドット構成が10
00×1000ドット程度であるとすると、8分割され
たイメージ情報DIEでも画面HGの全面を画像で満た
すに充分なデータ量を有しており、分割によって画面H
G上の表示領域が狭くなることはない。
00×1000ドット程度であるとすると、8分割され
たイメージ情報DIEでも画面HGの全面を画像で満た
すに充分なデータ量を有しており、分割によって画面H
G上の表示領域が狭くなることはない。
【0025】次に、本発明に係る表示方法の他の実施例
を説明する。図2は本発明に係るイメージ情報システム
1の構成を示すブロック図、図3は磁気ディスク装置1
4内のデータベースDB1を示す図、図4はメモリ22
の画像領域VMの構成を示す図である。
を説明する。図2は本発明に係るイメージ情報システム
1の構成を示すブロック図、図3は磁気ディスク装置1
4内のデータベースDB1を示す図、図4はメモリ22
の画像領域VMの構成を示す図である。
【0026】イメージ情報システム1は、処理装置1
1、イメージスキャナ12、ディスプレイ装置13、磁
気ディスク装置14、キーボード15、マウス16など
から構成されている。
1、イメージスキャナ12、ディスプレイ装置13、磁
気ディスク装置14、キーボード15、マウス16など
から構成されている。
【0027】磁気ディスク装置14には、多数のイメー
ジファイルFIからなるデータベースDB1が格納され
ている。これらのイメージファイルFIは、例えば図3
に示すような配置関係又は連結関係となるように管理さ
れている。
ジファイルFIからなるデータベースDB1が格納され
ている。これらのイメージファイルFIは、例えば図3
に示すような配置関係又は連結関係となるように管理さ
れている。
【0028】処理装置11内のメモリ22には、データ
ベースDB1内のイメージファイルFIをロードしてイ
メージ展開するためのビットマップ形式の画像領域VM
が設けられている。画像領域VMは、縦横それぞれ3個
合計9個の区画画像領域VMS(VMS1〜9)に区画
されており、それぞれの区画画像領域VMSには1個の
イメージファイルFIがロードされ、イメージ情報DI
Eがイメージ展開されている。したがって画像領域VM
の全体では9個のイメージファイルFIがロードされ、
これらはウインドウWDをスクロールすることによって
画面HGに表示される。
ベースDB1内のイメージファイルFIをロードしてイ
メージ展開するためのビットマップ形式の画像領域VM
が設けられている。画像領域VMは、縦横それぞれ3個
合計9個の区画画像領域VMS(VMS1〜9)に区画
されており、それぞれの区画画像領域VMSには1個の
イメージファイルFIがロードされ、イメージ情報DI
Eがイメージ展開されている。したがって画像領域VM
の全体では9個のイメージファイルFIがロードされ、
これらはウインドウWDをスクロールすることによって
画面HGに表示される。
【0029】次に、イメージ情報システム1の処理動作
を次に示すフローチャート及び図1をも参照して説明す
る。図5は読取り処理のフローチャート、図6は表示処
理のフローチャート、図7はスクロール処理のフローチ
ャートである。
を次に示すフローチャート及び図1をも参照して説明す
る。図5は読取り処理のフローチャート、図6は表示処
理のフローチャート、図7はスクロール処理のフローチ
ャートである。
【0030】まず、多数の図示しない原稿PDをイメー
ジスキャナ12により読み取り(ステップ#11)、得
られたイメージ情報(イメージデータ)DIをそのまま
の状態でメモリ22の作業領域に一旦格納する(ステッ
プ#12)。
ジスキャナ12により読み取り(ステップ#11)、得
られたイメージ情報(イメージデータ)DIをそのまま
の状態でメモリ22の作業領域に一旦格納する(ステッ
プ#12)。
【0031】メモリ22のイメージ情報DIを画面HG
に表示し(ステップ#13)、画像の状態をオペレータ
が確認して確認終了の入力を行う(ステップ#14)。
この入力に基づいて、メモリ22に格納されたイメージ
情報DIを複数の分割イメージ情報DIEに分割し、そ
れぞれの分割イメージ情報DIEによりイメージファイ
ルFIを作成する(ステップ#15)。
に表示し(ステップ#13)、画像の状態をオペレータ
が確認して確認終了の入力を行う(ステップ#14)。
この入力に基づいて、メモリ22に格納されたイメージ
情報DIを複数の分割イメージ情報DIEに分割し、そ
れぞれの分割イメージ情報DIEによりイメージファイ
ルFIを作成する(ステップ#15)。
【0032】作成されたそれぞれのイメージファイルF
Iは、それぞれの原稿PDに対して予め入力された連結
関係に関する情報と、原稿PD上のイメージ領域PDE
の位置関係(分割位置関係)とに基づいて、データベー
スDB1に登録される。
Iは、それぞれの原稿PDに対して予め入力された連結
関係に関する情報と、原稿PD上のイメージ領域PDE
の位置関係(分割位置関係)とに基づいて、データベー
スDB1に登録される。
【0033】なお、イメージ情報DIの分割数は、例え
ば2〜72(つまり1/2〜1/72に分割する)であ
り、これらはイメージスキャナ12の読取り領域の寸法
及び読取りドット密度に応じて、1個のイメージファイ
ルFIのデータ量がほぼ一定となるように予め選定され
ている。
ば2〜72(つまり1/2〜1/72に分割する)であ
り、これらはイメージスキャナ12の読取り領域の寸法
及び読取りドット密度に応じて、1個のイメージファイ
ルFIのデータ量がほぼ一定となるように予め選定され
ている。
【0034】これらの処理を多数の原稿PDについて行
い、データベースDB1を構築する。次に、原稿PDの
画像を画面HGに表示するには、表示したい画像を含ん
だイメージファイルFIをデータベースDB1から検索
し(ステップ#21)、互いに隣合う3×3個の合計9
個のイメージファイルFIを画像領域VMにロードする
(ステップ#22)。画像領域VMのうちのウインドウ
WDの領域を画面HGに表示する(ステップ#23)。
画像領域VMの全部の内容は、画面HG上をスクロール
することによって表示可能である。
い、データベースDB1を構築する。次に、原稿PDの
画像を画面HGに表示するには、表示したい画像を含ん
だイメージファイルFIをデータベースDB1から検索
し(ステップ#21)、互いに隣合う3×3個の合計9
個のイメージファイルFIを画像領域VMにロードする
(ステップ#22)。画像領域VMのうちのウインドウ
WDの領域を画面HGに表示する(ステップ#23)。
画像領域VMの全部の内容は、画面HG上をスクロール
することによって表示可能である。
【0035】画像領域VMにロードされた画像をはみ出
してスクロールする場合には、はみ出す方向に応じて、
縦又は横の3個のイメージファイルFI、又は縦横合計
5個のイメージファイルFIを検索し(ステップ#3
1)、既にロードされている画像のうちの残すべき6個
又は4個の画像を他の区画画像領域VMSに移動させ
(ステップ#32)、新しいイメージファイルFIを空
いた区画画像領域VMSにそれぞれロードし(ステップ
#33)、ウインドウWDを所定の位置に移動して画面
HGに表示する(ステップ#34)。
してスクロールする場合には、はみ出す方向に応じて、
縦又は横の3個のイメージファイルFI、又は縦横合計
5個のイメージファイルFIを検索し(ステップ#3
1)、既にロードされている画像のうちの残すべき6個
又は4個の画像を他の区画画像領域VMSに移動させ
(ステップ#32)、新しいイメージファイルFIを空
いた区画画像領域VMSにそれぞれロードし(ステップ
#33)、ウインドウWDを所定の位置に移動して画面
HGに表示する(ステップ#34)。
【0036】上述のイメージ情報システム1によると、
原稿PDからのイメージ情報DIを分割し、分割したイ
メージ情報DIEによりイメージファイルFIを作成し
ているので、1個のイメージファイルFIのデータ量が
分割数に応じて減少し、画像領域VMのメモリ容量が少
なくて済むとともに、画像領域VMへのロードに要する
時間が大幅に短縮される。
原稿PDからのイメージ情報DIを分割し、分割したイ
メージ情報DIEによりイメージファイルFIを作成し
ているので、1個のイメージファイルFIのデータ量が
分割数に応じて減少し、画像領域VMのメモリ容量が少
なくて済むとともに、画像領域VMへのロードに要する
時間が大幅に短縮される。
【0037】イメージ情報DIの分割によって、原稿P
Dのサイズ及び読取りドット密度に係わらずイメージフ
ァイルFIのデータ量がほぼ一定となるので、イメージ
ファイルFIの管理が容易であるとともに、どんなサイ
ズ及び読取りドット密度にも対応してデータを間引くこ
となく画面HGに表示することができる。
Dのサイズ及び読取りドット密度に係わらずイメージフ
ァイルFIのデータ量がほぼ一定となるので、イメージ
ファイルFIの管理が容易であるとともに、どんなサイ
ズ及び読取りドット密度にも対応してデータを間引くこ
となく画面HGに表示することができる。
【0038】しかも、大きいサイズの原稿PDでも切り
分けることなくそのまま読み取ることができるので、イ
メージ情報DIの入力操作が容易である。また、多数の
イメージファイルFIからなる全体の画像をスクロール
によって連続して画面HGに表示することができるの
で、操作性が極めて良好であるとともに、スクロール時
における区画画像領域VMSへのイメージファイルFI
のロード時間が短いので、そのときの画面HG上におけ
る画像の切り換えが素早く行われ、見やすい画面とな
る。
分けることなくそのまま読み取ることができるので、イ
メージ情報DIの入力操作が容易である。また、多数の
イメージファイルFIからなる全体の画像をスクロール
によって連続して画面HGに表示することができるの
で、操作性が極めて良好であるとともに、スクロール時
における区画画像領域VMSへのイメージファイルFI
のロード時間が短いので、そのときの画面HG上におけ
る画像の切り換えが素早く行われ、見やすい画面とな
る。
【0039】したがって、イメージ情報システム1を例
えば地図情報の表示に利用した場合には、必要な地図を
画面HGに高速で表示することができ、しかもスクロー
ルによって広範囲にわたる地域の地図を連続的に表示す
ることができ、また、文字の小さい町名や番地などをも
鮮明に表示することができるので、機能の優れた実用性
の高いシステムとすることができる。
えば地図情報の表示に利用した場合には、必要な地図を
画面HGに高速で表示することができ、しかもスクロー
ルによって広範囲にわたる地域の地図を連続的に表示す
ることができ、また、文字の小さい町名や番地などをも
鮮明に表示することができるので、機能の優れた実用性
の高いシステムとすることができる。
【0040】上述の実施例において、メモリ22及び画
像領域VMの構成又は配置位置、原稿PDのサイズ、読
取りドット密度、原稿PD又はイメージ情報DIの分割
方法及び分割数、ファイルの形式、フローチャートの内
容又は順序、イメージ情報システム1の構成などは、上
述した以外に種々変更することができる。
像領域VMの構成又は配置位置、原稿PDのサイズ、読
取りドット密度、原稿PD又はイメージ情報DIの分割
方法及び分割数、ファイルの形式、フローチャートの内
容又は順序、イメージ情報システム1の構成などは、上
述した以外に種々変更することができる。
【0041】
【発明の効果】本発明によると、地図情報などのイメー
ジ情報の入力操作を容易とし、しかもイメージ情報を高
速で画面に表示することができる。
ジ情報の入力操作を容易とし、しかもイメージ情報を高
速で画面に表示することができる。
【0042】請求項2の発明によると、多数のイメージ
情報からなる全体の画像をスクロールによって連続して
画面に表示することができるので、操作性が極めて良好
であるとともに、画像の切り換えが素早く行われるので
見やすい画面となる。
情報からなる全体の画像をスクロールによって連続して
画面に表示することができるので、操作性が極めて良好
であるとともに、画像の切り換えが素早く行われるので
見やすい画面となる。
【図1】本発明に係る表示方法を説明するための図であ
る。
る。
【図2】本発明に係るイメージ情報システムの構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図3】磁気ディスク装置内のデータベースを示す図で
ある。
ある。
【図4】メモリの画像領域の構成を示す図である。
【図5】読取り処理のフローチャートである。
【図6】表示処理のフローチャートである。
【図7】スクロール処理のフローチャートである。
1 イメージ情報システム 12 イメージスキャナ 13 ディスプレイ装置 22 メモリ DI イメージ情報 DIE 分割されたイメージ情報 PDE イメージ領域 HG 画面 VM 画像領域(メモリ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09B 29/00 7143−2C G09G 5/36 9177−5G (72)発明者 高▲巣▼ 康秀 福岡県福岡市博多区博多駅前1−5−1 富士通九州システムエンジニアリング株式 会社内
Claims (2)
- 【請求項1】イメージスキャナ(12)により読み取ら
れたイメージ情報(DI)をディスプレイ装置(13)
の画面(HG)に表示するための表示方法であって、 前記イメージスキャナ(12)により1回で読み取られ
るイメージ情報(DI)を、区画された複数のイメージ
領域(PDE)に対応するように分割し、 分割されたイメージ情報(DIE)を単位として、1単
位又は複数単位のイメージ情報(DIE)を表示用のメ
モリ(22)に転送して書き込み、 前記メモリ(22)からイメージ情報((DIE)を読
み出して前記ディスプレイ装置(13)の画面(HG)
に表示することを特徴とするイメージ情報の表示方法。 - 【請求項2】前記メモリ(22)に、縦に3単位、横に
3単位の合計9単位の分割されたイメージ情報(DI
E)を書き込み、書き込まれた一部のイメージ情報(D
IE)を書き換えることによって複数のイメージ情報
(DI)を前記画面(HG)にスクロールして表示させ
ることを特徴とする請求項1記載のイメージ情報の表示
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4106954A JPH05303621A (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | イメージ情報の表示方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4106954A JPH05303621A (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | イメージ情報の表示方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05303621A true JPH05303621A (ja) | 1993-11-16 |
Family
ID=14446751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4106954A Withdrawn JPH05303621A (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | イメージ情報の表示方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05303621A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006259288A (ja) * | 2005-03-17 | 2006-09-28 | Dgs Computer:Kk | 地図表示方法 |
JP2006300867A (ja) * | 2005-04-25 | 2006-11-02 | Dgs Computer:Kk | ナビゲーション装置 |
US7542596B2 (en) | 1996-08-23 | 2009-06-02 | Olympus America Inc. | Method and apparatus for internet, intranet, and local viewing of virtual microscope slides |
US7596249B2 (en) | 2002-02-22 | 2009-09-29 | Olympus America Inc. | Focusable virtual microscopy apparatus and method |
US7792338B2 (en) | 2004-08-16 | 2010-09-07 | Olympus America Inc. | Method and apparatus of mechanical stage positioning in virtual microscopy image capture |
-
1992
- 1992-04-24 JP JP4106954A patent/JPH05303621A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7542596B2 (en) | 1996-08-23 | 2009-06-02 | Olympus America Inc. | Method and apparatus for internet, intranet, and local viewing of virtual microscope slides |
US7596249B2 (en) | 2002-02-22 | 2009-09-29 | Olympus America Inc. | Focusable virtual microscopy apparatus and method |
US7925067B2 (en) | 2002-02-22 | 2011-04-12 | Olympus America Inc. | Focusable virtual microscopy apparatus and method |
US8306300B2 (en) | 2002-02-22 | 2012-11-06 | Olympus America Inc. | Focusable virtual microscopy apparatus and method |
US7792338B2 (en) | 2004-08-16 | 2010-09-07 | Olympus America Inc. | Method and apparatus of mechanical stage positioning in virtual microscopy image capture |
JP2006259288A (ja) * | 2005-03-17 | 2006-09-28 | Dgs Computer:Kk | 地図表示方法 |
JP2006300867A (ja) * | 2005-04-25 | 2006-11-02 | Dgs Computer:Kk | ナビゲーション装置 |
JP4723898B2 (ja) * | 2005-04-25 | 2011-07-13 | 株式会社デージーエス・コンピュータ | ナビゲーション装置 |
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