JPH05303491A - スタック・ポインタ監視装置 - Google Patents
スタック・ポインタ監視装置Info
- Publication number
- JPH05303491A JPH05303491A JP4107191A JP10719192A JPH05303491A JP H05303491 A JPH05303491 A JP H05303491A JP 4107191 A JP4107191 A JP 4107191A JP 10719192 A JP10719192 A JP 10719192A JP H05303491 A JPH05303491 A JP H05303491A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stack
- value
- stack pointer
- program counter
- area
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Storage Device Security (AREA)
- Executing Machine-Instructions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】プログラムの実行に伴なうスタック・オーバー
時のワーク領域破壊後のマイクロコンピュータの異常動
作を防ぐこと。 【構成】スタック・ポインタ値監視ブロック3にて、常
にスタック・ポインタ2の値とスタック領域情報4の値
とを比較し、スタック・ポインタ2の値がスタック領域
外となった時に、プログラム・カウンタ6に強制的に任
意の値5を設定する。
時のワーク領域破壊後のマイクロコンピュータの異常動
作を防ぐこと。 【構成】スタック・ポインタ値監視ブロック3にて、常
にスタック・ポインタ2の値とスタック領域情報4の値
とを比較し、スタック・ポインタ2の値がスタック領域
外となった時に、プログラム・カウンタ6に強制的に任
意の値5を設定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスタック・ポインタ監視
装置に関し、特にマイクロコンピュータにおけるプログ
ラムの実行に伴なうスタック・オーバー時のプログラム
・カウンタ値の強制変更回路に関する。
装置に関し、特にマイクロコンピュータにおけるプログ
ラムの実行に伴なうスタック・オーバー時のプログラム
・カウンタ値の強制変更回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のマイクロコンピュータは、スタッ
ク・ポインタ値がスタック領域外の値になったか否かを
監視していない。
ク・ポインタ値がスタック領域外の値になったか否かを
監視していない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のマイクロコ
ンピュータでは、スタック・ポインタ値がスタック領域
外の値になったか否かを監視していないため、サブルー
チン・コールや割り込み処理等によるスタック・ポイン
タ値の変更によるスタック・オーバー(スタック・ポイ
ンタ値がスタック領域を超え、ワーク領域にかかった)
時、ワーク領域の内容が破壊され、それ以後はマイクロ
コンピュータが異常動作を行う可能性があるという問題
点があった。
ンピュータでは、スタック・ポインタ値がスタック領域
外の値になったか否かを監視していないため、サブルー
チン・コールや割り込み処理等によるスタック・ポイン
タ値の変更によるスタック・オーバー(スタック・ポイ
ンタ値がスタック領域を超え、ワーク領域にかかった)
時、ワーク領域の内容が破壊され、それ以後はマイクロ
コンピュータが異常動作を行う可能性があるという問題
点があった。
【0004】本発明の目的は、前記問題点を解決し、ワ
ーク領域の内容が破壊されることがなく、異常動作が生
じないようにしたスタック・ポインタ監視装置を提供す
ることにある。
ーク領域の内容が破壊されることがなく、異常動作が生
じないようにしたスタック・ポインタ監視装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のスタック・ポイ
ンタ監視装置の構成は、スタック領域情報を設定する手
段と、スタック・ポインタ値がスタック領域外の値にな
ったか否かを監視する手段と、前記スタック・ポインタ
値がスタック領域外の値となった時にプログラム・カウ
ンタ値を強制的に変更する手段とを備えていることを特
徴とする。
ンタ監視装置の構成は、スタック領域情報を設定する手
段と、スタック・ポインタ値がスタック領域外の値にな
ったか否かを監視する手段と、前記スタック・ポインタ
値がスタック領域外の値となった時にプログラム・カウ
ンタ値を強制的に変更する手段とを備えていることを特
徴とする。
【0006】
【実施例】図1は本発明の一実施例のマイクロコンピュ
ータのスタック・ポインタ監視装置を示すブロック図で
ある。
ータのスタック・ポインタ監視装置を示すブロック図で
ある。
【0007】図1において、本実施例のマイクロコンピ
ュータ1は、スタック・ポインタ値監視ブロック3と、
スタック・ポインタ2と、スタック領域情報4と、プロ
グラム・カウンタ6と、プラグラム・カウンタ設定値5
とを有する。
ュータ1は、スタック・ポインタ値監視ブロック3と、
スタック・ポインタ2と、スタック領域情報4と、プロ
グラム・カウンタ6と、プラグラム・カウンタ設定値5
とを有する。
【0008】本実施例のマイクロコンピュータ1の内部
には、プログラムのアドレス情報を保持するプログラム
・カウンタ6,スタックのアドレス情報を保持するスタ
ック・ポインタ2がある。
には、プログラムのアドレス情報を保持するプログラム
・カウンタ6,スタックのアドレス情報を保持するスタ
ック・ポインタ2がある。
【0009】スタック・ポインタ値監視ブロック3で
は、常にスタック・ポインタ2の値と、スタック領域情
報4とを比較し、スタック・ポインタ値がスタック領域
外の値となった時に、プログラム・カウンタ6へプログ
ラム・カウンタ値5(任意の値)を設定する。
は、常にスタック・ポインタ2の値と、スタック領域情
報4とを比較し、スタック・ポインタ値がスタック領域
外の値となった時に、プログラム・カウンタ6へプログ
ラム・カウンタ値5(任意の値)を設定する。
【0010】即ち図2において、スタック・ポインタ値
がスタック領域を超えたか否かをステップ20で判断さ
れ、超えた場合(Yes)は次のステップ21へ、超え
ない場合(No)はステップ20のはじめにもどる。ス
テップ21では、プログラム・カウンタに任意の値を設
定し、ステップ20へもどる。
がスタック領域を超えたか否かをステップ20で判断さ
れ、超えた場合(Yes)は次のステップ21へ、超え
ない場合(No)はステップ20のはじめにもどる。ス
テップ21では、プログラム・カウンタに任意の値を設
定し、ステップ20へもどる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、スタッ
ク・ポインタの値がスタック領域外の値となった時、強
制的にプログラム・カウンタの値が任意の値に変更され
るので、サブルーチン・コールや割り込み処理等により
スタック・ネストが深くなり、スタックポインタ値がス
タック領域を超え、ワーク領域にかかり、ワーク領域の
内容が破壊された時、プログラムを任意の場所から実行
させることができ、スタック・オーバーに伴なうワーク
領域内容の破壊後のマイクロコンピュータの異常動作を
防ぐことができるという効果がある。
ク・ポインタの値がスタック領域外の値となった時、強
制的にプログラム・カウンタの値が任意の値に変更され
るので、サブルーチン・コールや割り込み処理等により
スタック・ネストが深くなり、スタックポインタ値がス
タック領域を超え、ワーク領域にかかり、ワーク領域の
内容が破壊された時、プログラムを任意の場所から実行
させることができ、スタック・オーバーに伴なうワーク
領域内容の破壊後のマイクロコンピュータの異常動作を
防ぐことができるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例のスタック・ポインタ監視装
置を示すブロック図である。
置を示すブロック図である。
【図2】図1の動作を示したフロー図である。
1 マイクロコンピュータ 2 スタック・ポインタ 3 スタック・ポインタ値監視ブロック 4 スタック領域情報 5 プログラム・カウンタ設定値 6 プログラム・カウンタ 7 プログラム・カウンタへのプログラム・カウンタ
設定値の設定指示 8 内部バス 20,21 ステップ
設定値の設定指示 8 内部バス 20,21 ステップ
Claims (2)
- 【請求項1】 スタック領域情報を設定する手段と、ス
タック・ポインタ値がスタック領域外の値になったか否
かを監視する手段と、前記スタック・ポインタ値がスタ
ック領域外の値となった時にプログラム・カウンタ値を
強制的に変更する手段とを備えることを特徴とするスタ
ック・ポインタ監視装置。 - 【請求項2】 マイクロコンピュータに備えられ、スタ
ック・オーバー時のワーク領域破壊後の異常動作を防ぐ
ようにした請求項1記載のスタック・ポインタ監視装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4107191A JPH05303491A (ja) | 1992-04-27 | 1992-04-27 | スタック・ポインタ監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4107191A JPH05303491A (ja) | 1992-04-27 | 1992-04-27 | スタック・ポインタ監視装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05303491A true JPH05303491A (ja) | 1993-11-16 |
Family
ID=14452784
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4107191A Pending JPH05303491A (ja) | 1992-04-27 | 1992-04-27 | スタック・ポインタ監視装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05303491A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01106938U (ja) * | 1988-01-09 | 1989-07-19 | ||
JPH04205144A (ja) * | 1990-11-29 | 1992-07-27 | Mitsubishi Electric Corp | マイクロプロセッサ |
-
1992
- 1992-04-27 JP JP4107191A patent/JPH05303491A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01106938U (ja) * | 1988-01-09 | 1989-07-19 | ||
JPH04205144A (ja) * | 1990-11-29 | 1992-07-27 | Mitsubishi Electric Corp | マイクロプロセッサ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19981215 |