JPH05302344A - 油圧式建設機械の安全装置 - Google Patents
油圧式建設機械の安全装置Info
- Publication number
- JPH05302344A JPH05302344A JP13447392A JP13447392A JPH05302344A JP H05302344 A JPH05302344 A JP H05302344A JP 13447392 A JP13447392 A JP 13447392A JP 13447392 A JP13447392 A JP 13447392A JP H05302344 A JPH05302344 A JP H05302344A
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- JP
- Japan
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- control device
- safety device
- safety
- signal
- throttle
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- Pending
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- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 安全装置の作動時にエンジン回転数を低下さ
せ、安全装置が作動していることを運転者の聴覚に対し
て訴えることで明確にし、運転者の感違いによる事故を
防止し、安全性を向上し、かつ安全装置作動時の燃料消
費量を低減することを目的とする。 【構成】 切換装置13からの信号が安全装置12に入
ると安全装置12が作動し、操作レバ−8を操作しても
方向切換弁7は作動しないようにし、同時に切換装置1
3からの信号がスロットル装置9,回転数検出器3から
の信号を処理する制御装置10に入り、この制御装置1
0により燃料噴射量制御装置11に指令し、噴射ポンプ
制御装置2を動かし、スロットル装置9で設定されてい
るエンジン回転数よりも低い設定回転数となるようにし
た。
せ、安全装置が作動していることを運転者の聴覚に対し
て訴えることで明確にし、運転者の感違いによる事故を
防止し、安全性を向上し、かつ安全装置作動時の燃料消
費量を低減することを目的とする。 【構成】 切換装置13からの信号が安全装置12に入
ると安全装置12が作動し、操作レバ−8を操作しても
方向切換弁7は作動しないようにし、同時に切換装置1
3からの信号がスロットル装置9,回転数検出器3から
の信号を処理する制御装置10に入り、この制御装置1
0により燃料噴射量制御装置11に指令し、噴射ポンプ
制御装置2を動かし、スロットル装置9で設定されてい
るエンジン回転数よりも低い設定回転数となるようにし
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は油圧式建設機械におい
て、運転者の乗り降り時、或いは外部作業者との連絡時
等の安全性を確保する為の安全装置に関するものであ
る。
て、運転者の乗り降り時、或いは外部作業者との連絡時
等の安全性を確保する為の安全装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】油圧式建設機械においては、運転者の乗
り降り時等の安全を確保するため、作業機レバ−を操作
しても作業機が作動しない様にする安全装置が設けられ
ている。運転者は安全装置の作動を安全装置を作動する
為のレバ−,スイッチ等の位置や表示装置等の視覚のみ
で認識している為、運転者の見間違いにより安全装置が
作動していないのに作動していると思い込み、作業機レ
バ−を操作して事故を引き起す危険性があった。又、安
全装置が作動している間は、作業していないのにエンジ
ン回転数は変化しないので燃料の無駄が発生する。
り降り時等の安全を確保するため、作業機レバ−を操作
しても作業機が作動しない様にする安全装置が設けられ
ている。運転者は安全装置の作動を安全装置を作動する
為のレバ−,スイッチ等の位置や表示装置等の視覚のみ
で認識している為、運転者の見間違いにより安全装置が
作動していないのに作動していると思い込み、作業機レ
バ−を操作して事故を引き起す危険性があった。又、安
全装置が作動している間は、作業していないのにエンジ
ン回転数は変化しないので燃料の無駄が発生する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】安全装置の作動時にエ
ンジン回転数を低下させ、安全装置が作動していること
を運転者の聴覚に対して訴えることで明確にし、運転者
の感ちがいによる事故を防止し、安全性を向上させ、か
つ安全装置作動時の燃料消費量を低減可能にすることを
目的とする。
ンジン回転数を低下させ、安全装置が作動していること
を運転者の聴覚に対して訴えることで明確にし、運転者
の感ちがいによる事故を防止し、安全性を向上させ、か
つ安全装置作動時の燃料消費量を低減可能にすることを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】切換装置13からの信号
が安全装置12に入ると安全装置12が作動し、操作レ
バ−8を操作しても方向切換弁7は作動しないように
し、同時に切換装置13からの信号がスロットル装置
9,回転数検出器3からの信号を処理する制御装置10
に入り、この制御装置10により燃料噴射量制御装置1
1に指令し、噴射ポンプ制御装置2を動かし、スロット
ル装置9で設定されているエンジン回転数よりも低い設
定回転数とする(スロットル>設定回転)、逆にスロッ
トル<設定回転の場合は変化しないようにした。
が安全装置12に入ると安全装置12が作動し、操作レ
バ−8を操作しても方向切換弁7は作動しないように
し、同時に切換装置13からの信号がスロットル装置
9,回転数検出器3からの信号を処理する制御装置10
に入り、この制御装置10により燃料噴射量制御装置1
1に指令し、噴射ポンプ制御装置2を動かし、スロット
ル装置9で設定されているエンジン回転数よりも低い設
定回転数とする(スロットル>設定回転)、逆にスロッ
トル<設定回転の場合は変化しないようにした。
【0005】
【実施例】図1は油圧式建設機械の制御装置を示す図で
ある。図において1はエンジン、2は燃料噴射ポンプ制
御装置、3はエンジンの回転数検出器である。4はエン
ジンによって駆動される可変容量油圧ポンプ、5は油圧
ポンプのレギュレ−タ、6は油圧ポンプからの圧油によ
って作動する複数のアクチュエ−タである。7は油圧ポ
ンプ4とアクチュエ−タ6の間に設けられた方向切換
弁、8はアクチュエ−タ6に応じて設けられた操作レバ
−で、レギュレ−タ、方向切換弁を操作し、アクチュエ
−タに作動を指令する。
ある。図において1はエンジン、2は燃料噴射ポンプ制
御装置、3はエンジンの回転数検出器である。4はエン
ジンによって駆動される可変容量油圧ポンプ、5は油圧
ポンプのレギュレ−タ、6は油圧ポンプからの圧油によ
って作動する複数のアクチュエ−タである。7は油圧ポ
ンプ4とアクチュエ−タ6の間に設けられた方向切換
弁、8はアクチュエ−タ6に応じて設けられた操作レバ
−で、レギュレ−タ、方向切換弁を操作し、アクチュエ
−タに作動を指令する。
【0006】9はエンジンの回転数を制御するスロット
ル装置、10はスロットル装置9、回転数検出器3から
の信号を処理する制御装置、11は制御装置10からの
信号で燃料噴射ポンプ制御装置を制御する燃料噴射量制
御装置、12は作業機の作動を可能にしたり不可能にし
たりする安全装置、13は安全装置を切り換える切換装
置である。
ル装置、10はスロットル装置9、回転数検出器3から
の信号を処理する制御装置、11は制御装置10からの
信号で燃料噴射ポンプ制御装置を制御する燃料噴射量制
御装置、12は作業機の作動を可能にしたり不可能にし
たりする安全装置、13は安全装置を切り換える切換装
置である。
【0007】
安全装置作動時:安全装置への切換装置13からの信号
が安全装置12に入ると安全装置が作動し、操作レバ−
8を操作しても切換弁7は作動せず、結果としてアクチ
ュエ−タ6は作動不可能となる。同時に切換装置13か
らの信号は制御装置10に入り、この制御装置10は燃
料噴射量制御装置11に指令し、噴射ポンプ制御装置2
を動かし、スロットル装置9で設定されているエンジン
回転数よりも低い設定回転数とする(スロットル>設定
回転)。逆にスロットル<設定回転の場合は変化しな
い。この場合、より省エネを計る為、ポンプレギュレ−
タでポンプ傾転を最小とすればより省エネ効果が大きく
なる。 安全装置解除時:作動時とは逆に切換装置13からの解
除信号で安全装置12は解除され、作業機は作動可能と
なる。同時に制御装置10は燃料噴射量制御装置11に
指令し、噴射ポンプ制御装置2を動かし、制御装置10
で設定されている回転数に復帰する。
が安全装置12に入ると安全装置が作動し、操作レバ−
8を操作しても切換弁7は作動せず、結果としてアクチ
ュエ−タ6は作動不可能となる。同時に切換装置13か
らの信号は制御装置10に入り、この制御装置10は燃
料噴射量制御装置11に指令し、噴射ポンプ制御装置2
を動かし、スロットル装置9で設定されているエンジン
回転数よりも低い設定回転数とする(スロットル>設定
回転)。逆にスロットル<設定回転の場合は変化しな
い。この場合、より省エネを計る為、ポンプレギュレ−
タでポンプ傾転を最小とすればより省エネ効果が大きく
なる。 安全装置解除時:作動時とは逆に切換装置13からの解
除信号で安全装置12は解除され、作業機は作動可能と
なる。同時に制御装置10は燃料噴射量制御装置11に
指令し、噴射ポンプ制御装置2を動かし、制御装置10
で設定されている回転数に復帰する。
【0008】
【効果】安全装置の作動と共に、エンジン回転数を変化
させることで安全装置13の作動を視覚以外にも聴覚に
よって運転者により明確に認識させ、感違いによる事故
の発生を未然に防止し、かつ安全装置の作動している間
の燃料消費量を低減することができる。
させることで安全装置13の作動を視覚以外にも聴覚に
よって運転者により明確に認識させ、感違いによる事故
の発生を未然に防止し、かつ安全装置の作動している間
の燃料消費量を低減することができる。
【図1】油圧建設機械の制御回路を示す。
1 エンジン 2 噴射ポンプ制御
装置 3 回転数検出器 4 可変容量油圧ポ
ンプ 5 レギュレ−タ 6 アクチュエ−タ 7 方向切換弁 8 操作レバ− 9 スロットル装置 10 制御装置 11 燃料噴射量制御装置 12 安全装置 13 切換装置
装置 3 回転数検出器 4 可変容量油圧ポ
ンプ 5 レギュレ−タ 6 アクチュエ−タ 7 方向切換弁 8 操作レバ− 9 スロットル装置 10 制御装置 11 燃料噴射量制御装置 12 安全装置 13 切換装置
Claims (1)
- 【請求項1】 切換装置(13)からの信号が安全装置(12)
に入ると安全装置(12)が作動し、操作レバ−(8)を操作
しても方向切換弁(7)は作動しないようにし、同時に切
換装置(13)からの信号がスロットル装置(9),回転数検
出器(3)からの信号を処理する制御装置(10)に入り、こ
の制御装置(10)により燃料噴射量制御装置(11)に指令
し、噴射ポンプ制御装置(2)を動かし、スロットル装置
(9)で設定されているエンジン回転数よりも低い設定回
転数となるようにした油圧式建設機械の安全装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13447392A JPH05302344A (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | 油圧式建設機械の安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13447392A JPH05302344A (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | 油圧式建設機械の安全装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05302344A true JPH05302344A (ja) | 1993-11-16 |
Family
ID=15129145
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13447392A Pending JPH05302344A (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | 油圧式建設機械の安全装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05302344A (ja) |
-
1992
- 1992-04-28 JP JP13447392A patent/JPH05302344A/ja active Pending
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