JPH05302339A - 擁壁ブロックの基礎構造 - Google Patents
擁壁ブロックの基礎構造Info
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- JPH05302339A JPH05302339A JP13184192A JP13184192A JPH05302339A JP H05302339 A JPH05302339 A JP H05302339A JP 13184192 A JP13184192 A JP 13184192A JP 13184192 A JP13184192 A JP 13184192A JP H05302339 A JPH05302339 A JP H05302339A
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- Japan
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- steel material
- concrete
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Abstract
であり、カプラーの螺合支障の恐れなしに連繋用鋼材と
連結用鋼材の接合作業および擁壁ブロックの積み上げ作
業を能率良く進められる擁壁ブロックの基礎構造を提供
する。 【構成】 H型材またはU型材製の基礎プレート1のフ
ランジ板部1a,1aを均しコンクリート2の上面2a
に当接させ、基礎プレート1の取付板部3をアンカーボ
ルト5とナット7によって均しコンクリート2に締付け
固着し、基礎プレート1のウェブ板部1bにねじ込み固
着した複数本の連繋用鋼材9の上部を鉄筋組立体11よ
り突出させ、各連繋用鋼材9の上部に幅止めプレート1
2を嵌め合わせ、各連繋用鋼材9に螺合したカプラー1
6を基礎コンクリート17の上面17aから突出させ
る。
Description
ロックを積み上げるときの基礎構造に関するものであ
る。
願平2−125475号に開示されたように、上下の擁
壁ブロックの各縦孔に連結用鋼材を貫通して挿入し、中
央孔にて連結用鋼材に嵌合した位置決め盤を上側の擁壁
ブロックの縦孔の上端拡大部に嵌め入れ、鋼材の上端螺
子部に螺合したカプラーを位置決め盤の上面に当接させ
て、上下の擁壁ブロックを締め付け連結し、上下の各縦
孔にグラウトを注入して連結用鋼材を上下の擁壁ブロッ
クに定着し、カプラーに次段側の連結用鋼材の下端螺子
部を螺合し、カプラーを次段の擁壁ブロックの縦孔の下
端拡大部に収容する。
クリート製の基礎構造に埋設された最下方の連繋用鋼材
が適正な位置に設定されていないと、最下段の擁壁ブロ
ックの縦孔に連結用鋼材の上端螺子部を挿入してカプラ
ーを螺合することができないか、無理に挿入したときに
は擁壁ブロックが適正位置に積み上げられないことにな
る。
礎構造の打設用型枠または鉄筋組立体に対する連結用鋼
材の固定支持が不充分であるとき、基礎コンクリートの
打設時や締固め時に発生する。
鋼材の位置の狂いが発見されたときには、連繋用鋼材を
打撃や押引きによって所要角度だけ折り曲げ、上端螺子
部の突出方向を修正する必要があるが、このような修正
作業は煩雑であるだけでなく、上端螺子部を損傷してカ
プラーの螺合に支障を生じることがある。また、狂いが
大きいときには、当該部分の基礎コンクリートを破壊し
て、連繋用鋼材を深い所から位置修正する必要があり、
これは工期の相当な遅延を招いた。
は、連繋用鋼材を適正位置に固定することができるた
め、上端螺子部の煩雑な折り曲げ修正が一切不要であ
り、カプラーの螺合支障の恐れなしに連繋用鋼材と連結
用鋼材の接合作業および擁壁ブロックの積み上げ作業を
能率良く進められる、擁壁ブロックの基礎構造を提供す
ることである。
符号を用いて説明すると、本発明の基礎構造では、H型
材またはU型材より成る基礎プレート1の両フランジ板
部1a,1aを均しコンクリート2の上面2aに当接さ
せ、基礎プレート1の取付板部3の透孔4にアンカーボ
ルト5を挿通し、アンカーボルト5の下部を均しコンク
リート2に穿設したアンカーホール6に固着し、アンカ
ーボルト5の上部にナット7を螺合して基礎プレート1
を均しコンクリート2に締付け固着する。
子孔8に下端螺子部10をねじ込み固着した複数本の連
繋用鋼材9の上部を鉄筋組立体11より突出させ、各連
繋用鋼材9の上部に幅止めプレート12を透孔13にて
嵌め合わせ、連繋用鋼材9の上端螺子部14に上段側の
連結用鋼材15の接合用カプラー16を螺合し、基礎プ
レート1と鉄筋組立体11と連繋用鋼材9の主体部分と
を埋め込むように基礎コンクリート17を打設し、カプ
ラー16の上部を基礎コンクリート17の上面17aか
ら突出させる。
部に均しコンクリート2を打設し、均しコンクリート2
の上面2aを水平に仕上げ、均しコンクリート2の上面
2aに位置決め線を描く。基礎プレート1のウェブ板部
1bの垂直螺子孔8に複数本の連繋用鋼材9の下端螺子
部10をねじ込み固着し、各連繋用鋼材9を基礎プレー
ト1に対し直角に配置する。
を設置し、取付板部3の透孔4よりドリルを挿入してア
ンカーホール6を穿設する。透孔4とアンカーホール6
にアンカーボルト5の下部を挿入して、アンカーボルト
を均しコンクリート2に打ち込み固着する。望ましく
は、アンカーホール6とアンカーボルト5の間の間隙に
は適当なグラウト材を充填する。
を測定し、基礎プレート1が万が一、水平に配置されて
いないときには、取付板部3またはフランジ板部1aと
均しコンクリート2との間に水平度調整用ライナーを挿
入する。このように基礎プレート1を水平状態に確保し
てから、アンカーボルト5にナット7を嵌め合わせ、基
礎プレート1を均しコンクリート2に締付け固着する。
筋組立体11より連繋用鋼材9の上部を突出させ、幅止
めプレート12の透孔13に各連繋用鋼材9の上部を嵌
めて連繋用鋼材9,9の相対移動を阻止する。各連繋用
鋼材9の上端螺子部14にカプラー16を螺合し、ガム
テープなどでカプラー16の上面開口を閉塞防護したた
後、基礎コンクリート17を打設する。この基礎コンク
リート17の打設時における連繋用鋼材9の変位は幅止
めプレート12によって阻止される。
で構成され、連繋用鋼材9は1個の基礎プレート1に対
し3本一組で使用され、各連繋用鋼材9は等長に設定さ
れている。アンカーボルト5としては、中央部のカム棒
を打撃することによって下部スカートが拡開してアンカ
ーホール6の内面に食い付く方式のアンカーボルトが使
用されている。ウェブ板部1bの垂直螺子孔8は、ウェ
ブ板部1bの下面側に溶接したナットによって構成され
ている。
れば、垂直螺子孔8はウェブ板部1bそれ自体に設ける
こともできる。また、アンカーホール6にナットを埋め
込み固定するか、均しコンクリート2の所定位置にナッ
ト型インサートを埋設して置けば、アンカーボルト5と
しては、通常のボルトを使用することができる。
の擁壁ブロック18の接合用縦孔19に嵌挿される連結
用鋼材15の下端螺子部が螺合される。接合用縦孔19
にはグラウト材20が注入され、これによって連結用鋼
材15は擁壁ブロック18に定着されている。グラウト
材20は擁壁ブロック18の端面凹部21にも充填さ
れ、これによってカプラー16は擁壁ブロック18に定
着されている。連結用鋼材15の上端螺子部には次段の
カプラー22が螺合される。以下、これらの工程を順次
繰り返すことによって、基礎コンクリート17の上面に
所要高さの擁壁が築造される。
型材またはU型材製の基礎プレート1のフランジ板部1
a,1aを均しコンクリート2の上面2aに当接させ、
基礎プレート1の取付板部3をアンカーボルト5とナッ
ト7によって均しコンクリート2に締付け固着し、基礎
プレート1のウェブ板部1bにねじ込み固着した複数本
の連繋用鋼材9の上部を鉄筋組立体11より突出させ、
各連繋用鋼材9の上部に幅止めプレート12を嵌め合わ
せ、各連繋用鋼材9に螺合したカプラー16を基礎コン
クリート17の上面17aから突出させたものであり、
基礎プレート1が水平状態に安定して均しコンクリート
2に固着され、各連繋用鋼材9が幅止めプレート12に
よって鉛直状態に的確に保持されるため、連繋用鋼材9
の煩雑な折り曲げ修正の作業が一切不要であり、カプラ
ー16の螺合支障の恐れなしに、連繋用鋼材9と連結用
鋼材15の接合作業および擁壁ブロック18の積み上げ
作業を能率良く進められる。
の右側面図である。
プレートの斜視図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 H型材またはU型材より成る基礎プレー
ト1の両フランジ板部1a,1aを均しコンクリート2
の上面2aに当接させ、水平に配置した基礎プレート1
の取付板部3の透孔4にアンカーボルト5を挿通し、ア
ンカーボルト5の下部を均しコンクリート2に穿設した
アンカーホール6に打ち込み固着し、アンカーボルト5
の上部にナット7を螺合して基礎プレート1を均しコン
クリート2に締付け固着し、基礎プレート1のウェブ板
部1bの垂直螺子孔8に下端螺子部10をねじ込み固着
した複数本の連繋用鋼材9の上部を、鉄筋組立体11よ
り突出させ、各連繋用鋼材9の上部に幅止めプレート1
2を透孔13にて嵌め合わせ、連繋用鋼材9の上端螺子
部14に上段側の連結用鋼材15の接合用カプラー16
を螺合し、基礎プレート1と鉄筋組立体11と連繋用鋼
材9の主体部分とを埋め込むように基礎コンクリート1
7を打設し、カプラー16の上部を基礎コンクリート1
7の上面17aから突出させた擁壁ブロックの基礎構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13184192A JPH0739665B2 (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 擁壁ブロックの基礎構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13184192A JPH0739665B2 (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 擁壁ブロックの基礎構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05302339A true JPH05302339A (ja) | 1993-11-16 |
JPH0739665B2 JPH0739665B2 (ja) | 1995-05-01 |
Family
ID=15067357
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13184192A Expired - Lifetime JPH0739665B2 (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 擁壁ブロックの基礎構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0739665B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20080302038A1 (en) * | 2004-04-02 | 2008-12-11 | Aloys Wobben | Method for Erecting a Tower |
-
1992
- 1992-04-24 JP JP13184192A patent/JPH0739665B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20080302038A1 (en) * | 2004-04-02 | 2008-12-11 | Aloys Wobben | Method for Erecting a Tower |
US9206617B2 (en) * | 2004-04-02 | 2015-12-08 | Aloys Wobben | Tower and foundation |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0739665B2 (ja) | 1995-05-01 |
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