JPH05302102A - 粉末成形方法 - Google Patents

粉末成形方法

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JPH05302102A
JPH05302102A JP10706292A JP10706292A JPH05302102A JP H05302102 A JPH05302102 A JP H05302102A JP 10706292 A JP10706292 A JP 10706292A JP 10706292 A JP10706292 A JP 10706292A JP H05302102 A JPH05302102 A JP H05302102A
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和也 小林
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 粉末冶金において、ボス付ヘリカルギヤを一
体成形する。このボス付ヘリカルギヤの密度を上げると
ともに均一にする。ボス付ヘリカルギヤの内径と歯底径
との差が小さいような場合でも、実施可能とする。 【構成】 ダイ31とコアロッド32と下パンチ33との間に
原料粉末を充填する。ついで、上第1パンチ34および上
第2パンチ35が下降するとともに、コアロッド32が上昇
する。上第1パンチ34がダイ31に当たってからは、この
ダイ31が下降する。こうして、ウィズトロアル法により
原料粉末を圧縮する。その後の抜き出し時には、上第1
パンチ34を上昇させた後、上第2パンチ35を上昇させ
る。ダイ31をさらに下降させるとともに、コアロッド32
を下降させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボス付ヘリカルギヤの
ように、第1の筒状部とこの第1の筒状部よりも外径が
大きい第2の筒状部とが同軸的に並ぶとともにこの第2
の筒状部の外周面に斜歯部を有する成形体の粉末成形方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】金属を主成分とする原料粉末を圧縮して
成形した成形体を焼結してなる焼結体として、図7およ
び図8に示すようなボス付ヘリカルギヤ1がある。この
ボス付ヘリカルギヤ1は、第1の筒状部としての円筒形
状のボス部2と、これよりも外径の大きい第2の筒状部
としてのギヤ部3とが同軸的にかつ一体に並んでおり、
これらボス部2およびギヤ部3の内部は、円柱形状の貫
通孔4となっている。そして、前記ギヤ部3の外周面に
は、斜歯部5が形成されている。また、前記ボス部2を
その一直径に沿って貫通させて固定用孔6が形成されて
いる。なお、このボス付ヘリカルギヤ1の軸方向の長さ
は、20mm程度である。
【0003】このような焼結体からなるボス付ヘリカル
ギヤ1の製造にあたって、従来は、図9に示すような粉
末成形用の金型を用いていた。この金型は、段付ダイ11
とコアロッド12と回転可能な下パンチ13と上パンチ14と
を有し、図10に示すような成形体16を成形するもので
ある。すなわち、ダイ11とこのダイ11内に下方から嵌合
された下パンチ13とこの下パンチ13内に下方から嵌合さ
れたコアロッド12との間に原料粉末を充填した後、ダイ
11とコアロッド12との間に上パンチ14を上方から嵌合し
て、ダイ11とコアロッド12との間で両パンチ13,14によ
り原料粉末を圧縮して成形する。その成形体16は、円筒
形状の上部の外径が下部のギヤ部3の外径と等しくなっ
ている。そして、成形体16の焼結後、その上部における
2点鎖線よりも外周側の部分(クロスハッチングで示す
部分)17を切削することにより、所定形状のボス部2を
形成する。また、固定用孔6も焼結後の切削加工によ
る。このように、焼結後に切削加工により所定形状のボ
ス部2を形成するのは、単一のダイ11からの成形体16の
抜き出しを可能にするためである。
【0004】また、同様に抜き出しの都合上、図11に
示すような2段ギヤ21の製造のために、別個に成形、焼
結された第1の成形体22と第2の成形体23とを圧入して
かしめることも行われている。しかし、このように焼結
後に切削加工により所定形状のボス部2を形成したり、
別個に成形、焼結された2つの成形体22,23を接合した
りするのでは、製造コストがかさむ。
【0005】一方、図1に示すようなボス付ヘリカルギ
ヤ1の一体成形を可能にするために、例えば特開昭49−
116677号公報に記載されているように、スプリットダイ
方式の金型も用いられている。このスプリットダイ方式
の金型では、ダイを上下方向に開閉可能な上ダイと下ダ
イとに分割している。前記上ダイは、ギヤ部の外周面を
形成するものであり、下ダイは、ボス部の外周面とギヤ
部およびボス部の外周面間の段差面とを形成するもので
ある。そして、成形に際しては、重なった両ダイとコア
ロッドと下パンチとの間に原料粉末を充填した後、ダイ
に対して上パンチを下降させるとともに下パンチを上昇
させて原料粉末を圧縮させる。また、抜き出しに際して
は、まずコアロッドを下降させてボス付ヘリカルギヤか
ら抜いた後、下ダイを下降させてこの下ダイをボス部か
ら抜き、ついで、下パンチを下降させてボス部から離
し、さらに、上パンチを下降させて、ギヤ部を上ダイか
ら抜く。しかし、特開昭49−116677号公報に記載の従来
の粉末成形方法は、両押成形法であって、ダイに沿って
動かない原料粉末があり、特に、斜歯部付近が上パンチ
のみによる片押成形になるため、斜歯部付近で原料粉末
の充填状態が偏った悪いもののなりやすく、斜歯部付近
の密度が不均一で低くなりやすい欠点がある。
【0006】また、特開平1-195202号公報に記載されて
いるように、ダイ内に嵌合される下パンチを下第1パン
チと下第2パンチとに分割した金型を用いて、ボス付ヘ
リカルギヤを一体成形することも行われている。前記下
第1パンチは、ギヤ部およびボス部の外周面間の段差面
とボス部の外周面とを形成するものであり、下第2パン
チは、ボス部の端面を形成するものである。そして、成
形に際しては、ダイと下第1パンチと下第2パンチとコ
アロッドとの間に原料粉末を充填した後、上パンチを下
降させて、ダイとコアロッドとの間に上方から嵌合す
る。その後、上パンチと一体的にダイおよび下第1パン
チが下降し、原料粉末が圧縮される。ついで、下第1パ
ンチの停止後もダイが下降を続けることにより、下第1
パンチにより押し上げられてギヤ部がダイから抜ける。
その後、下第1パンチが再びダイと一体的に下降し、下
第2パンチにより押し上げられてボス部が下第1パンチ
から抜ける。このように特開平1-195202号公報に記載の
粉末成形方法は、ウィズドロアル法であり、斜歯部付近
の原料粉末全体もダイやコアロッドに対して相対的に上
方へ移動するため、摩擦によって固まりやすくなり、斜
歯部付近の密度が向上するとともに均一になる。しか
し、前述のようにダイ内に嵌合される下パンチを下第1
パンチと下第2パンチとに分割することは、ボス付ヘリ
カルギヤの内径と歯底径との差が小さいような場合には
不可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、粉末冶
金により例えばボス付ヘリカルギヤなどを製造するに際
して、従来のように焼結後切削加工により所定形状のボ
ス部を形成するのでは、製造コストがかさむ問題があ
る。また、粉末成形用の金型にスプリットダイ方式を採
用することにより、ボス付ヘリカルギヤを一体成形する
ことも行われているが、特開昭49−116677号公報に記載
の粉末成形方法は、両押成形法であり、特にギヤ部の斜
歯部付近は片押成形になるため、斜歯部付近の密度が不
均一で低くなりやすい問題があった。これに対して、特
開平1-195202号公報に記載の粉末成形方法は、ウィズド
ロアル法であり、斜歯部付近の密度が向上するとともに
均一にはなるが、ダイ内に嵌合される下パンチを下第1
パンチと下第2パンチとに分割しているため、ボス付ヘ
リカルギヤの内径と歯底径との差が小さいような場合に
は不可能である問題があった。
【0008】本発明は、このような問題点を解決しよう
とするもので、ボス付ヘリカルギヤのように、第1の筒
状部とこの第1の筒状部よりも外径が大きい第2の筒状
部とが同軸的に並ぶとともにこの第2の筒状部の外周面
に斜歯部を有する成形体を一体に粉末成形するに際し
て、斜歯部付近を含めて密度を上げられるとともに均一
にでき、また、成形体の内径と歯底径との差が小さいよ
うな場合にも適用できる粉末成形方法を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、前記
目的を達成するために、第1の筒状部とこの第1の筒状
部よりも外径が大きい第2の筒状部とが同軸的に並ぶと
ともにこの第2の筒状部の外周面に斜歯部を有する成形
体の粉末成形方法であって、前記第2の筒状部の外周面
を形成するダイと、前記両筒状部の内周面を形成するコ
アロッドと、前記第2の筒状部の端面を形成する下パン
チと、前記両筒状部の外周面間の段差面および第1の筒
状部の外周面を形成する上第1パンチと、前記第1の筒
状部の端面を形成する上第2パンチとを備えた金型を用
い、前記ダイとこのダイ内に位置した前記コアロッドと
これらダイおよびコアロッド間に下方から嵌合された前
記下パンチとの間に原料粉末を充填した後、ダイに対し
前記上第1パンチおよび上第2パンチを下降させるとと
もにコアロッドを上昇させて上第1パンチをダイの上面
に当接させるとともにコアロッドを上第2パンチ内に嵌
合し、さらに下パンチに対しダイおよび上第1パンチを
一体的に下降させるとともにこの上第1パンチに対し上
第2パンチを下降させて原料粉末を圧縮し、ついで上第
2パンチに対し上第1パンチを上昇させ下パンチに対し
上第1パンチおよび上第2パンチを上昇させるとともに
ダイおよびコアロッドを下降させて成形体を抜き出すも
のである。
【0010】さらに、請求項2の発明の粉末成形方法
は、コアロッドの上面をテーパー状にした金型を用い、
原料粉末の充填時にはコアロッドの上面をダイの上面よ
りも下方に位置させ、上第1パンチがダイの上面に当接
してからこのダイに対しコアロッドを上昇させるもので
ある。
【0011】これに対して、請求項3の発明の粉末成形
方法は、下パンチを上第1パンチに対向する下第1パン
チと上第2パンチに対向する下第2パンチとに分割した
金型を用い、原料粉末の充填時には下第1パンチの上面
よりも下第2パンチの上面を下方に位置させ、上第1パ
ンチがダイの上面に当接してから下第2パンチに対し下
第1パンチを下降させてこれら下第2パンチおよび下第
1パンチの上面を同高に位置させるものである。
【0012】
【作用】請求項1の発明の粉末成形方法では、まずダイ
とコアロッドと下パンチとの間に原料粉末を充填する。
その後、ダイに対し上第1パンチおよび上第2パンチを
下降させるとともにコアロッドを上昇させて、上第1パ
ンチをダイの上面に当接させるとともに、コアロッドを
上第2パンチ内に嵌合し、さらに、下パンチに対しダイ
および上第1パンチを一体的に下降させるとともに、こ
の上第1パンチに対し上第2パンチを下降させて原料粉
末を圧縮する。こうして、成形は、ウィズドロアル法に
よることになるが、これにより、斜歯部付近を含めて成
形体の密度が向上するとともに均一になる。また、両筒
状部の外周面間の段差面および第1の筒状部の外周面を
形成する上第1パンチは、ダイの上面に当接するものな
ので、例えば、成形体の内径と歯底径との差を小さくで
きる。なお、成形体の抜き出しに際しては、上第2パン
チに対し上第1パンチを上昇させ、下パンチに対し上第
1パンチおよび上第2パンチを上昇させるとともに、ダ
イおよびコアロッドを下降させる。
【0013】さらに、請求項2の発明の粉末成形方法で
は、原料粉末の充填時、コアロッドの上面をダイの上面
よりも下方に位置させておく。ついで、上第1パンチが
ダイの上面に当接してから、このダイに対しコアロッド
を上昇させる。このとき、コアロッドの上方に位置して
いた原料粉末がコアロッドのテーパー状の上面に案内さ
れて、上第2パンチの下方位置へ落ち込む。これによ
り、上第2パンチの下方位置への原料粉末の実際の充填
量が多くなり、第1の筒状部の密度が上がる。
【0014】また、請求項3の発明の粉末成形方法で
は、原料粉末の充填時、下第1パンチの上面よりも下第
2パンチの上面を下方に位置させておく。ついで、トラ
ンスファー時、上第1パンチがダイの上面に当接してか
ら、下第2パンチに対し下第1パンチを下降させて、こ
れら下第2パンチおよび下第1パンチの上面を同高に位
置させる。これにより、第1の筒状部の密度が上がる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の第1実施例について、図1か
ら図3を参照しながら説明する。なお、成形されるの
は、先に説明した図7および図8に示すようなボス付き
ヘリカルギヤ1である。まず、粉末成形プレスおよびそ
の金型の構成を図2および図3に基づいて説明する。金
型構成を示す図3において、31はボス付きヘリカルギヤ
1のギヤ部3の外周面を形成するダイ、32はボス部2お
よびギヤ部3の内周面すなわち貫通孔4を形成するコア
ロッド、33はギヤ部3の端面を形成する下パンチ、34は
ボス部2およびギヤ部3間の段差面とボス部2の外周面
を形成する上第1パンチ、35はボス部2の端面を形成す
る上第2パンチである。前記下パンチ33は、前記ダイ31
内に下方から嵌合されるものであり、このダイ31は、固
定している下パンチ33に対し上下動可能になっている。
また、前記ダイ31の内周面には、ギヤ部3の外周面にあ
る斜歯部5を形成する斜溝36が形成されており、一方、
前記下パンチ33の内周面には、前記ダイ31の斜溝36に摺
動自在に係合する斜歯部37が形成されている。そして、
これら斜溝36と斜歯部37との係合により、ダイ31が下パ
ンチ33に対して上下動するのに伴って、この下パンチ33
が回転するようになっている。前記コアロッド32は、前
記下パンチ33内を下方から上下動可能に貫通するもので
ある。前記上第1パンチ34は、上下動してダイ31の上面
に当接するものであり、ダイでもある。すなわち、この
金型は、スプリットダイ方式になっている。前記上第2
パンチ35は、前記上第1パンチ34内に上下動自在に嵌合
されたものである。
【0016】また、粉末形成プレスを示す図2におい
て、41はベッドで、このベッド41上にボルスタ42を介し
てベースプレート43が支持されている。このベースプレ
ート43には、ガイドロッド44が上下動可能に貫通してあ
り、これらガイドロッド44の下端部にヨークプレート45
が固定されている。このヨークプレート45は、図示して
いないエアシリンダー装置などの流体圧シリンダー装置
により駆動される下部ラムが連結されるものである。そ
して、前記ヨークプレート45上には、エアシリンダー装
置などの流体圧シリンダー装置46が設けられている。こ
の流体圧シリンダー装置46の上下動するピストン47は、
前記ベースプレート43内に摺動可能に嵌合されており、
上面に前記コアロッド32がコアロッド押え48により固定
されている。なお、前記流体圧シリンダー装置46は、原
料粉末Pの漏洩の防止を目的としたものである。また、
前記ベースプレート43上には、筐体49,50が固定されて
おり、この筐体49,50内には、下パンチホルダー51がベ
アリング52,53を介して水平に回転可能に支持されてい
る。そして、この下パンチホルダー51上に、前記下パン
チ33が下パンチ押え54により同軸的に固定されている。
一方、前記ガイドロッド44の上端部にはダイプレート55
が固定されており、このダイプレート55に前記ダイ31が
ダイホルダー56およびダイ押え57により固定されてい
る。なお、ダイプレート55にはガイドポスト58が立設さ
れている。さらに、60は上パンチプレートで、この上パ
ンチプレート60は、図示していないエアシリンダー装置
などの流体圧シリンダー装置により駆動される上部ラム
61が連結されるものである。また、前記上パンチプレー
ト60の下側には、エアシリンダー装置などの流体圧シリ
ンダー装置62,63の筐体を兼ねる受け板64が固定されて
おり、この受け板64の下側には、シリンダー装置筐体65
が固定されている。そして、これら受け板64とシリンダ
ー装置筐体65との間に上下動する第1のピストン66が支
持されており、この第1のピストン66の下側に前記上第
1パンチ34が受け板67および上第1パンチ押え68を介し
て固定されている。また、前記受け板64と第1のピスト
ン66との間には、上下動する第2のピストン69が支持さ
れており、この第2のピストン69の下側には、前記上第
2パンチ35が受け板70および上第2パンチ押え71を介し
て固定されている。なお、前記流体圧シリンダー装置6
2,63は、充填量の調整と抜き出しとを目的としたもの
である。また、前記ガイドポスト58は、上パンチプレー
ト60に固定されたブッシュ72を上下動可能に貫通してい
る。なお、図2において、全体の中心線よりも左側の
(a)は圧縮時の状態を示しており、右側の(b)は抜
き出し時の状態を示している。
【0017】つぎに、このような粉末成形プレスを用い
た粉末成形方法について説明する。原料粉末Pの充填時
には、図1(a)に示すように、ダイ31が上昇した位置
にあるとともに、コアロッド32が下降した位置にあり、
また、上第1パンチ34および上第2パンチ35がダイ31か
ら上方に離れて位置している。この状態で、ダイプレー
ト55上を移動する図示していないフィーダーにより、ダ
イ31とコアロッド32と下パンチ33との間の上方へ開口し
た空間部に原料粉末Pが充填される。なお、ダイ31と上
第1パンチ34および上第2パンチ35とに充填量が設定さ
れている。そして、図1(b)に示すように、上部ラム
61の駆動により上第1パンチ34および上第2パンチ35が
下降する。上第1パンチ34および上第2パンチ35が下降
し始めると、流体圧シリンダー装置46の駆動によりコア
ロッド32が上昇し、このコアロッド32は、上第2パンチ
35内に嵌合される。そして、上第1パンチ34がダイ31の
上面に当接すると、すなわち、上第1パンチ34が圧縮位
置に達すると、この上第1パンチ34と一体的にダイ31が
下降し始める。なお、このダイ31の下降に伴い、斜溝36
および斜歯部37に沿って下パンチ33が回転する。こうし
て、図1(c)に示すように、ダイ31および上第1パン
チ34とコアロッド32との間で上第1パンチ34および上第
2パンチ35と下パンチ33とにより原料粉末Pが圧縮され
る。なお、上第1パンチ34がダイ31の上面に当接した
後、流体圧シリンダー装置62,63の駆動により、その第
2のピストン69は受け板64に対し上昇位置のまま、第1
のピストン66が受け板64に対し上昇して、上第1パンチ
34に対し上第2パンチ35が下降することにより、特にボ
ス部2の原料粉末Pが圧縮される。そして、上部ラムが
下死点位置まで下降すると、圧縮は完了する。その後
は、第1のピストン66に対し第2のピストン69が下降し
ながら、上部ラムとともに上第1パンチ34が上昇し、成
形されたボス付ヘリカルギヤ1が上第2パンチ35により
突き出されるようにして、まず上第1パンチ34がボス付
ヘリカルギヤ1のボス部2から抜ける。ついで、第1の
ピストン66に対する第2のピストン69の下降が終了した
後は、上第2パンチ35がボス部2の端面から上方へ離れ
る。一方、下部ラムとともにダイ31が下降することによ
り、このダイ31からボス付ヘリカルギヤ1のギヤ部3が
回転しながら抜ける。これとともに、流体圧シリンダー
装置46の駆動により、コアロッド32が下降して、このコ
アロッド32がボス付ヘリカルギヤ1が抜ける。こうし
て、成形されたボス付ヘリカルギヤ1が抜き出される。
【0018】その後、再び原料粉末Pが供給され、以上
の粉末成形工程が繰り返される。また、こうして成形さ
れた圧粉体であるボス付ヘリカルギヤ1は、焼結炉にお
いて焼結されて焼結体となる。なお、固定用孔6は、焼
結後に切削加工により形成する。
【0019】以上のように、前記実施例の構成によれ
ば、ボス部2を切削加工により所定形状に形成するので
はなく、粉末成形工程においてボス付ヘリカルギヤ1を
一体成形し、そのボス部2を始めから所定形状に成形す
るので、製造コストを低減できる。また、片押成形法や
両押成形法ではなく、ウィズドロアル法による成形であ
り、斜歯部5付近を含めて原料粉末P全体がダイ31や上
第1パンチ34やコアロッド32に対して相対的に上方へ移
動するので、摩擦によって固まりやすくなり、斜歯部5
付近を含めて密度を上げられるとともに均一にできる。
さらに、ダイ内に嵌合される下パンチを2分割するので
はなく、上パンチを上第1パンチ34と上第2パンチ35と
に2分割し、そのうちボス部2およびギヤ部3の外周面
間の段差面とボス部2の外周面とを形成する上第1パン
チ34は、ダイ31内に嵌合するのではなく、ダイ31の上面
に当接するものとしたので、ボス付ヘリカルギヤ1の内
径と歯底径との差が小さいような場合でも実施できる。
【0020】つぎに、本発明の第2実施例を図4に基づ
いて説明する。この第2実施例で使用する粉末成形プレ
スは、前記第1実施例の粉末成形プレスにダイコントロ
ール機構76およびダイストップ機構77を加えたものであ
る。そして、成形時には、図4(a)に示すように、や
はりまずダイ31とコアロッド32と下パンチ33との間に原
料粉末Pを充填する。なお、ダイ31と上第1パンチ34お
よび上第2パンチ35とに充填量が設定されている。そし
て、図4(b)に示すように、上第1パンチ34および上
第2パンチ35が下降し始めたら、コアロッド32を上昇さ
せる。ついで、図4(c)に示すように、上第1パンチ
34がダイ31の上面に接触した時点(トランスファー開始
時点)で、ダイコントロール機構76が働き、その後、上
第1パンチ34および上第2パンチ35が充填量を保ったま
まの状態でダイ31と一体的に下降する。それに伴い、原
料粉末Pが上第1パンチ34と上第2パンチ35とコアロッ
ド32との間に移動する(トランスファー)。その間、ギ
ヤ部3の原料粉末Pが圧縮される。そして、図4(d)
に示すように、ダイ31に対しダイストップ機構77が働い
てダイ31が停止した時点(トランスファー終了時点)か
らは、上第2パンチ35のみが上部ラム61とともに下死点
まで下降し、ボス部2の原料粉末Pが圧縮されて、圧縮
が完了する。ついで、前記第1実施例と同様にして、成
形されたボス付ヘリカルギヤ1が抜き出される。なお、
その際、ダイストップ機構77によるダイ31の下降の制動
は解除される。
【0021】ところで、ダイコントロール機構76および
ダイストップ機構77を設けていない前記第1実施例にお
いては、上第1パンチ34と上第2パンチ35とコアロッド
32との間に原料粉末Pが上がりきらないうちに、上第1
パンチ34に対し上第2パンチ35が圧縮位置まで下降して
戻るため、ギヤ部3の密度に比べ、ボス部2の密度は高
めにくい。これに対して、前記第2実施例の構成によれ
ば、ダイコントロール機構76およびダイストップ機構77
を設け、充填量を保ったままの状態で上第1パンチ34お
よび上第2パンチ35をダイ31と一体的に下降させて、上
第1パンチ34と上第2パンチ35とコアロッド32との間に
原料粉末Pを確実に移動させ、その後、上第2パンチ35
を上第1パンチ34に対し下降させて圧縮位置まで戻すの
で、ボス部2の密度も上げられる。
【0022】ところで、上第1パンチ34用の流体圧シリ
ンダー装置62がエアシリンダー装置であると、原料粉末
Pの圧縮に伴いギヤ部3の密度が上がっていくと、流体
圧シリンダー装置62の受圧力が負けて、上第1パンチ34
とダイ31との間に隙間ができ、原料粉末Pの漏洩が生じ
て、ギヤ部3の外周におけるボス部2との間の段差面に
膜が張るようなおそれがある。これを防止するには、流
体圧シリンダー装置62の圧力を十分に上げる必要があ
り、そのためには、流体圧シリンダー装置62として油圧
シリンダー装置などを利用することが好ましい。
【0023】つぎに、本発明の第3実施例について図5
に基づいて説明する。この第3実施例で使用する粉末成
形プレスは、コアロッド32の上端面を円錐形状のテーパ
ー面81としており、他の点は前記第2実施例における粉
末成形プレスとほぼ同様である。そして、図5(a)に
示すように、原料粉末Pの充填時には、コアロッド32の
上端面のテーパー面81をダイ31の上面よりも下方に位置
させる。したがって、ダイ31内において下パンチ33の上
方のみならず、コアロッド32の上方にも原料粉末Pが充
填されることになる。こうして、下パンチ33とコアロッ
ド32との間に充填量を設定する。そして、図5(b)に
示すように、上第1パンチ34がダイ31の上面に接触して
から、コアロッド32を上昇させ、上第2パンチ35内へ嵌
合する。その間に、コアロッド32の上方に位置していた
原料粉末Pが円錐形状のテーパー面81により案内され
て、上第2パンチ25の下方位置にその全周に渡って均等
に落ち込む。これにより、上第2パンチ25の下方位置へ
の原料粉末Pの充填量が多くなり、ボス部2の密度が上
がる。なお、図5(c)から図5(d)に示す圧縮工程
は、前記第2実施例と同様である。
【0024】先に説明したように、ギヤ部3よりもボス
部2の方が密度が上がりにくい傾向がある。ボス部2の
密度を上げる一つの方法は、ダイ31における原料粉末P
の充填量を多くすることである。なお、上第1パンチ34
および上第2パンチ35側における原料粉末Pの充填量を
多くしても、密度は変わらない。そして、ダイ31の充填
量を多くするには、ダイ31の下降量を多くすればよい
が、ダイ31の下降量を多くすると、上第2パンチ35の下
方位置のみならず、上第1パンチ35の下方位置でも充填
量が多くなり、ギヤ部3の密度が上がり過ぎる。これに
対して、前記第3実施例の構成によれば、上第2パンチ
35の下方位置のみにおいて原料粉末Pの充填量を多くで
き、ギヤ部3の密度を上げ過ぎずに、ボス部2の密度を
上げられる。
【0025】なお、前記第3実施例の実施のためには、
前記第2実施例の粉末成形プレスに対し、コアロッド32
用の流体圧シリンダー装置46のピストン47のストローク
をより大きくする他、充填量の調整のために、コアロッ
ド32の上下の位置を調整するためのアジャスト機構が必
要である。
【0026】つぎに、本発明の第4実施例について図6
に基づいて説明する。この第4実施例で使用する粉末成
形プレスは、ダイ31内に嵌合される下パンチを下第1パ
ンチ86と下第2パンチ87とに分割している。前記下第1
パンチ86は、ダイ31内に下方から嵌合されるものである
が、内径が上第1パンチ34の内径と等しくなっており、
この上第1パンチ86に対向するものである。また、前記
下第2パンチ87は、下第2パンチ86とコアロッド32との
間に下方から嵌合されるものであるが、内外径が上第2
パンチ35の内外径とそれぞれ等しくなっており、この上
第2パンチ35に対向するものである。そして、下第2パ
ンチ87が固定であるのに対して、下第1パンチ86は上下
動するものである。
【0027】そして、原料粉末Pの充填時には、図6
(a)に示すように、下第1パンチ86の上面よりも下第
2パンチ87の上面を下方に位置させておく。こうして、
下第1パンチ86および下第2パンチ87に充填量を設定す
る。そして、上第1パンチ34がダイ31の上面に当接して
から、下第1パンチ86を下降させ、図6(b)に示すよ
うに、最終的には、下第2パンチ87の上面と下第1パン
チ86の上面とを同高に位置させる。その間に、原料粉末
Pは、トランスファーされて、上第1パンチ34および上
第2パンチ35間に充填される。
【0028】前記第4実施例の構成によれば、ギヤ部3
の密度を上げ過ぎることなく、ボス部2の密度を上げら
れる。しかも、それが前記第3実施例よりもいっそう確
実に可能である。これに対して、前記第3実施例は、ボ
ス付きヘリカルギヤ1の内径と歯底径との差が小さいよ
うな場合でも実施できる点が優れている。
【0029】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、
粉末成形プレスの構成は、図2に示すようなものに限ら
ない。
【0030】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ボス付ヘリカ
ルギヤのように、第1の筒状部とこれよりも外径が大き
い第2の筒状部とが同軸的に並ぶとともにこの第2の筒
状部の外周面に斜歯部を有する成形体を粉末成形するに
あたって、第2の筒状部の外周面を形成するダイと、両
筒状部の内周面を形成するコアロッドと、第2の筒状部
の端面を形成する下パンチと、両筒状部の外周面間の段
差面および第1の筒状部の外周面を形成する上第1パン
チと、第1の筒状部の端面を形成する上第2パンチとを
備えた金型を用いるので、前述のような両筒状部を有す
る成形体を一体成形でき、後加工として切削により第1
の筒状部を所定形状に形成するような必要がなくなっ
て、製造コストを低減できる。また、上第1パンチおよ
び上第2パンチとともにダイを下パンチに対し下降させ
るウィズドロアル法を採っているので、斜歯部付近を含
めて成形体の密度を上げられるとともに均一にできる。
さらに、上パンチを上第1パンチと上第2パンチとに2
分割し、そのうち上第1パンチはダイの上面に当接する
ものとしたので、成形体の内径と歯底径との差が小さい
ような場合でも適用できる。
【0031】さらに、請求項2の発明によれば、コアロ
ッドの上面をテーパー状にした金型を用い、原料粉末の
充填時にはコアロッドの上面をダイの上面よりも下方に
位置させ、上第1パンチがダイの上面に当接してからこ
のダイに対しコアロッドを上昇させるので、第2の筒状
部の密度を上げ過ぎることなく、第1の筒上部の密度を
上げることができ、しかも、成形体の内径と歯底径との
差が小さいような場合でも適用できる。
【0032】また、請求項3の発明によれば、下パンチ
を上第1パンチに対向する下第1パンチと上第2パンチ
に対向する下第2パンチとに分割した金型を用い、原料
粉末の充填時には下第1パンチの上面よりも下第2パン
チの上面を下方に位置させ、上第1パンチがダイの上面
に当接してから下第2パンチに対し下第1パンチを下降
させてこれら下第2パンチおよび下第1パンチの上面を
同高に位置させるので、確実に、第2の筒状部の密度を
上げ過ぎることなく、第1の筒上部の密度を上げること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の粉末成形方法の第1実施例を示す説明
図である。
【図2】同上粉末成形プレスの断面図である。
【図3】同上金型の断面図である。
【図4】本発明の粉末成形方法の第2実施例を示す説明
図である。
【図5】本発明の粉末成形方法の第3実施例を示す説明
図である。
【図6】本発明の粉末成形方法の第4実施例を示す説明
図である。
【図7】成形体を焼結してなるボス付ヘリカルギヤの断
面図である。
【図8】同上ボス付ヘリカルギヤの斜視図である。
【図9】従来の粉末成形プレスの金型の一例を示す断面
図である。
【図10】同上粉末成形プレスにより成形された成形体
の断面図である。
【図11】従来の焼結体の他の例を示す2段ギヤの断面
図である。
【符号の説明】
1 ボス付ヘリカルギヤ(成形体) 2 ボス部(第1の筒状部) 3 ギヤ部(第2の筒状部) 5 斜歯部 31 ダイ 32 コアロッド 33 下パンチ 34 上第1パンチ 35 上第2パンチ 81 テーパー面(上面) 86 下第1パンチ 87 下第2パンチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の筒状部とこの第1の筒状部よりも
    外径が大きい第2の筒状部とが同軸的に並ぶとともにこ
    の第2の筒状部の外周面に斜歯部を有する成形体の粉末
    成形方法であって、前記第2の筒状部の外周面を形成す
    るダイと、前記両筒状部の内周面を形成するコアロッド
    と、前記第2の筒状部の端面を形成する下パンチと、前
    記両筒状部の外周面間の段差面および第1の筒状部の外
    周面を形成する上第1パンチと、前記第1の筒状部の端
    面を形成する上第2パンチとを備えた金型を用い、前記
    ダイとこのダイ内に位置した前記コアロッドとこれらダ
    イおよびコアロッド間に下方から嵌合された前記下パン
    チとの間に原料粉末を充填した後、ダイに対し前記上第
    1パンチおよび上第2パンチを下降させるとともにコア
    ロッドを上昇させて上第1パンチをダイの上面に当接さ
    せるとともにコアロッドを上第2パンチ内に嵌合し、さ
    らに下パンチに対しダイおよび上第1パンチを一体的に
    下降させるとともにこの上第1パンチに対し上第2パン
    チを下降させて原料粉末を圧縮し、ついで上第2パンチ
    に対し上第1パンチを上昇させ下パンチに対し上第1パ
    ンチおよび上第2パンチを上昇させるとともにダイおよ
    びコアロッドを下降させて成形体を抜き出すことを特徴
    とする粉末成形方法。
  2. 【請求項2】 コアロッドの上面をテーパー状にした金
    型を用い、原料粉末の充填時にはコアロッドの上面をダ
    イの上面よりも下方に位置させ、上第1パンチがダイの
    上面に当接してからこのダイに対しコアロッドを上昇さ
    せることを特徴とする請求項1記載の粉末成形方法。
  3. 【請求項3】 下パンチを上第1パンチに対向する下第
    1パンチと上第2パンチに対向する下第2パンチとに分
    割した金型を用い、原料粉末の充填時には下第1パンチ
    の上面よりも下第2パンチの上面を下方に位置させ、上
    第1パンチがダイの上面に当接してから下第2パンチに
    対し下第1パンチを下降させてこれら下第2パンチおよ
    び下第1パンチの上面を同高に位置させることを特徴と
    する請求項1記載の粉末成形方法。
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