JPH05302066A - 二部材の接着方法 - Google Patents

二部材の接着方法

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Publication number
JPH05302066A
JPH05302066A JP10735592A JP10735592A JPH05302066A JP H05302066 A JPH05302066 A JP H05302066A JP 10735592 A JP10735592 A JP 10735592A JP 10735592 A JP10735592 A JP 10735592A JP H05302066 A JPH05302066 A JP H05302066A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
members
adhesive layer
cured
thickness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10735592A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitomo Nakanishi
義知 中西
Toshiro Koo
俊郎 小尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP10735592A priority Critical patent/JPH05302066A/ja
Publication of JPH05302066A publication Critical patent/JPH05302066A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 第1、第2の部材の対向面が平行になり、し
かも、両者間の接着剤層の厚さにばらつきがなく、常に
一定の品質を得ることができる。管理が容易で、製品の
均一化、生産の自動化、生産性の向上等を図ることがで
きる。 【構成】 第1の部材1上に接着剤を適切なパターンで
一定高さの円柱状に印刷し、硬化させて位置規制柱7を
形成する。第1の部材と第2の部材10の間に接着剤9
を介在させ、第2の部材10を位置規制柱7に当接させ
る。その後、接着剤9を硬化させることにより、第1と
第2の部材1と10を適切で均一な厚さの接着剤9層を
介して接着することができる。位置規制柱7を用いて第
1と第2の部材1と10のギャップを規制するので、接
着剤9層の厚さが均一でばらつきがなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学部品等の二部材を
接着する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の接着方法としては、図8
ないし図10に示す方法が知られている。
【0003】まず、図8に示すように、CCD素子等の
第1の部材11の上にディスペンサー12を使用して一
定体積のUV硬化接着剤13を滴下する。次に、図9
(a)に示すように、接着剤13の上方から光学LPF
用のガラス板等の第2の部材14を降下させ、適当な位
置で一度止め、接着剤13の広がった面積を図9(b)
に示すように、CCD、または顕微鏡で捕らえる。次
に、上記接着剤13の体積を接着剤13の広がった面積
で割ることにより、その時の第1、第2の部材11、1
4のギャップ15を計算し、必要なギャップに対する差
分を求め、Z軸のマイクロメータヘッドで第1の部材1
4を目的の高さまで送り込み、その位置で図10に示す
ように、第1の部材14の上方からUV照射機16でU
V照射して接着剤13を硬化させていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の接着方法では、第1と第2の部材11と14の対向
面の完全な平行度を出すことができない。また、第2の
部材14をZ軸で送る送り量の計算と送り量の管理を人
が目視で測定した結果に基づき行っているため、完成品
の接着剤13層の厚さ、すなわち、第1、第2の部材1
1、14の間隔がばらついてしまうなどの問題があっ
た。
【0005】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、第1と第2の部材の対向面を平行にする
ことができ、また、第1、第2の部材間の接着剤層の厚
さにばらつきがなく、常に一定の品質を得ることがで
き、また、接着剤層の管理を容易に行うことができ、更
に、製品の均一化、生産の自動化、生産性の向上等を図
ることができるようにした二部材の接着方法を提供する
ことを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、第1と第2の部材のいずれか一方の複数
箇所に接着剤を印刷し、硬化させて一定高さの位置規制
柱を形成し、上記第1と第2の部材の間に接着剤を介在
させ、上記位置規制柱に、対向する部材を当接させて接
着剤を硬化させるようにしたものである。
【0007】
【作用】したがって、本発明によれば、第1、第2の部
材のいずれか一方に接着剤を印刷し、硬化させて位置規
制柱を形成することにより、第1、第2の部材に必要な
ギャップを確保し、第1と第2の部材の間に接着剤を介
在し、位置規制柱に、対向する部材を当接するだけで二
部材を必要な厚さの接着層厚を介して接着することがで
きる。また、位置規制柱を形成するための印刷状態を管
理するだけで接着剤層のばらつきをなくすことができ、
また、作業者の官能、目視に頼る必要がなくなる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0009】図1ないし図7は本発明の一実施例におけ
る二部材の接着方法を示す工程説明図である。
【0010】まず、図1に示すように、CCD素子等の
第1の部材1の上に印刷版2を配置する。印刷版2は適
切なパターンの穴2aと適切な厚みを有している。次
に、印刷版2上に第1のUV硬化接着剤3を供給し、印
刷機にセットされているスキージ4を図2に示すよう
に、印刷版2上に沿って矢印方向に移動させ、第1のU
V硬化接着剤3を印刷版2の穴2aにより第1の部材1
上に印刷する。次に、図3に示すように、印刷版2を第
1の部材1から離すことにより、第1の部材1上に適切
なパターンで適切な均一高さの円柱状の第1のUV硬化
接着剤3を印刷することができ、この円柱状の第1のU
V硬化接着剤3により第1の部材1上に印刷ギャップ5
を形成することができる。次に、図4に示すように、U
V照射機6によるUV照射により第1のUV硬化接着剤
3を十分硬化させて位置規制柱7を形成する。次に、図
5に示すように、第1の部材1上にディスペンサー8で
第2のUV硬化接着剤9を適量滴下する。次に、図6に
示すように、光学LPF用のガラス板等の第2の部材1
0を第2のUV硬化接着剤9上に乗せ、図7に示すよう
に、第2の部材10をゆっくりと位置規制柱7に当接す
るまで降下させる。第2の部材10をその下降状態に保
持し、第2の部材10の上方からUV照射機6によるU
V照射により第2のUV硬化接着剤9を硬化させる。こ
れにより第1の部材1と第2の部材10を適切で均一な
厚さのUV硬化接着剤9を介して接着することができ
る。
【0011】このように、上記実施例によれば、第1の
部材1上の目的の位置に目的の高さで接着剤3を印刷、
硬化させて位置規制柱7を形成した後、第1の部材1と
第2の部材10との間に接着剤9を充填し、第2の部材
10を位置規制柱7に当接させて接着剤9を硬化させる
ことにより、第1の部材1と第2の部材10を必要な均
一な厚さの接着剤9層を介して対向面が平行になるよう
に接着することができる。
【0012】なお、上記実施例において接着剤3、9を
エポキシ系の接着剤に変えて硬化させても同様の効果が
得られる。また、位置規制柱7はガラス板である第2の
部材10側に形成しても同様の効果が得られる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第
1、第2の部材のいずれか一方の複数箇所に接着剤を印
刷し、硬化させて一定高さの位置規制柱を形成し、上記
第1と第2の部材の間に接着剤を介在させ、上記位置規
制柱に、対向する部材を当接させて接着剤を硬化させる
ようにしているので、二部材を必要な厚さの接着剤層を
介して接着することができ、接着剤層の厚さにばらつき
がなく、常に一定の品質を得ることができる。また、第
1、第2の部材間の接着剤層の厚さは位置規制柱の高さ
によって決まるので、印刷状態を管理することにより容
易に管理することができる。また、第1、第2の部材の
対向面の平行度を機械的に高精度に出す必要がなく、し
かも、作業者の官能、目視に頼らないで作業できるの
で、製品の均一化、生産の自動化、生産性の向上等を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における二部材の接着方法を
示し、第1の部材上に接着剤を印刷する前の状態の説明
【図2】同接着方法を示し、第1の部材上に接着剤を印
刷している状態の説明図
【図3】同接着方法を示し、第1の部材上に接着剤を印
刷した後の状態の説明図
【図4】同接着方法を示し、第1の部材上に印刷した接
着剤を硬化させ、位置規制柱を形成した状態の説明図
【図5】同接着方法を示し、第1の部材上に接着剤を滴
下した状態の説明図
【図6】同接着方法を示し、第2の部材を接着剤上に降
下させる状態の説明図
【図7】同接着方法を示し、接着剤を硬化させて第1、
第2の部材を接着した状態の説明図
【図8】従来例における二部材の接着方法を示し、第1
の部材上に接着剤を滴下した状態の説明図
【図9】(a)は同接着方法を示し、第2の部材を接着
剤上に降下させる状態の説明図 (b)は同接着方法を示し、接着剤の広がり方のモニタ
【図10】同接着方法を示し、接着剤を硬化させて第
1、第2の部材を接着した状態の説明図
【符号の説明】
1 第1の部材 3 UV硬化接着剤 4 スキージ 5 ギャップ 6 UV照射機 7 位置規制柱 8 ディスペンサー 9 UV硬化接着剤 10 第2の部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1と第2の部材のいずれか一方の複数
    箇所に接着剤を印刷し、硬化させて一定高さの位置規制
    柱を形成し、上記第1と第2の部材の間に接着剤を介在
    させ、上記位置規制柱に、対向する部材を当接させて接
    着剤を硬化させる二部材の接着方法。
JP10735592A 1992-04-27 1992-04-27 二部材の接着方法 Pending JPH05302066A (ja)

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JP10735592A JPH05302066A (ja) 1992-04-27 1992-04-27 二部材の接着方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007134437A (ja) * 2005-11-09 2007-05-31 Ricoh Co Ltd 半導体レーザユニット装置及びレーザ装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04298583A (ja) * 1991-03-28 1992-10-22 Sharp Corp 貼り合わせ構造及び貼り合わせ方法

Patent Citations (1)

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