JPH05301987A - シリコーン発泡体 - Google Patents

シリコーン発泡体

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JPH05301987A
JPH05301987A JP4079815A JP7981592A JPH05301987A JP H05301987 A JPH05301987 A JP H05301987A JP 4079815 A JP4079815 A JP 4079815A JP 7981592 A JP7981592 A JP 7981592A JP H05301987 A JPH05301987 A JP H05301987A
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JP
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silicon
polysiloxane
bonded
foam
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JP4079815A
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Pierre Descamps
ピエール・デカン
Andreas T F Wolf
アンドレアス・トーマス・フランツ・ヴォルフ
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Dow Silicones Belgium SPRL
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Dow Corning SA
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低密度で、良好な耐火性、耐圧縮性、耐撓み
性等を有するシリコーン発泡体を与える組成物の提供。 【構成】 トリメチルシリル末端ブロックポリメチル水
素シロキサン、ジメチルビニルシリル末端ブロックポリ
ジメチルシロキサン、貴金属触媒、および組成物全体1
00重量部当たり3〜40重量部の硼珪酸又は珪酸ガラ
スからなる発泡性シリコーン組成物である。該組成物は
第1部分と第2部分からなり、両部分は容易な機械混合
を可能にするのに充分に類似した粘度を有する。前記第
1部分は貴金属触媒及び該ガラスの一部を含有し、前記
第2部分はポリシロキサン及びシランで又はポリシロキ
サンで予備処理された前記ガラスの一部を含有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシリコーン発泡体に関す
るものである。室温又は若干の昇温下に流動し且つ容易
に発泡する、液状の、発泡体を形成する、硬化性シリコ
ーン組成物は、硬化発泡製品の提供に利用される。耐火
性が要求される用途を含む種々の目的のために、発泡性
シリコーン基室温硬化性組成物を使用することが提案さ
れている。多くの耐火性用途のためには、低密度で且つ
良好な機械的性質を有する発泡体の使用が望ましい。し
かしながら、シリコーン発泡体は一般に比較的高密度で
あり、低い密度のシリコーン発泡体の耐火性及び機械的
性質は、高い密度のシリコーン発泡体の耐火性及び機械
的性質より劣ると一般に受けとられている。
【0002】密度を低下させたシリコーン発泡体の製造
のために、種々の手段が提案されたが、良好な機械的性
質を有する比較的低密度の発泡体を提供するために容易
に加工できるシリコーン組成物を提供すべき問題が残さ
れている。例えば、シリコーン組成物中にガラス球体
(sphere)を使用し、機械的性質が改良され且つ多少密
度が低下した発泡体を製造することが提案されている。
しかしながら、このような組成物は容易に加工し難い。
硬化しうる発泡性のシリコーン組成物は、混合しそして
金型に注入、押出又は射出するために、通常二つの部分
に配合される。シリコーン発泡体などの成形に用いられ
る慣用の混合、注入、射出又は押出機により加工を容易
にするためには、組成物の該部分は比較的粘性のもので
あることが必要である。これは、製造される発泡体の密
度を下げるためにガラス球体が用いられる場合、球体の
割合が十分に使用されるならば、組成物の部分はその各
々がいくらかのガラス球体を含むように配合されるべき
であり、さもなくば該部分それぞれの粘度が異なり、そ
れらの適当な混合を容易にすることができなくなる。組
成物の各部分に未処理のガラス球体が存在すると、該組
成物は数日以上の貯蔵で不安定になるか、硬化特性が減
退することがわかった。また、驚くべきことに、低密度
で良好な機械的性質を有する硬化シリコーン発泡体が、
特別の処理工程を用いることなく、ある種の選択された
中空構成要素を含む配合により製造することができるこ
とがわかった。
【0003】本発明は、珪素結合水素原子を有するポリ
シロキサン、不飽和基を含むシロキサン単位を有するポ
リシロキサン、珪素結合ヒドロキシル基を有するポリシ
ロキサン、貴金属触媒、および組成物全体100重量部
当たり3〜40重量部の硼珪酸又は珪酸ガラスから選ば
れた要素(entity)あるいはそれらの混合物を含有する
発泡性シリコーン組成物であって、該組成物は第1部分
と第2部分からなり、両部分は容易な機械混合を可能に
するのに充分に類似した粘度を有し,前記第1部分は貴
金属触媒及び前記要素の一部を含有し、前記第2部分は
珪素結合水素原子を有するポリシロキサン及び相溶性の
(compatible)シランで又は珪素結合水素原子を含有す
るポリシロキサンで予備処理された前記要素の一部を含
有するものであることを特徴とする、発泡性シリコーン
組成物を提供するものである。
【0004】本発明の組成物においては、珪素結合水素
原子を含有するポリシロキサンは、珪素結合水素原子を
有するシロキサン単位を含む1以上のオルガノシリコン
ポリマーを包含する。適当な物質は、一般式:RpHS
iO(3-p)/2 (式中、Rは1〜20の炭素原子を有する
1価の炭化水素残基、例えばメチル基のような低級アル
キル基又はフェニル基、pは1又は2である)で示され
る単位を有するポリシロキサン類である。また、これら
のアルキル水素ポリシロキサン類は、単位(i):Rn
iO(4-n)/2(式中、Rは上記と同義であり、nは1、
2又は3である)を包含することができる。好ましく
は、該ポリシロキサンは0.3〜2.5重量%の珪素結
合水素原子を有することである。Rはメチル基であるこ
とが好ましい。アルキル水素ポリシロキサンの末端基は
式:R3SiO1/2(式中、Rはメチル基を表す)を有す
ることが好ましい。適当なアルキル水素ポリシロキサン
は、Me2SiO(式中、Meはメチル基を表す)単位
の存在又は不存在のMeHSiO単位を含有し、且つ約
1〜1000mm2/s、より好ましくは約5〜50mm2/s程
度の粘度を有するものを包含する。
【0005】本発明の組成物において、不飽和基を含む
シロキサン単位を有するポリシロキサン、および珪素結
合ヒドロキシル基を有するポリシロキサンは、珪素結合
水素原子を有するポリシロキサンと相互作用して連続ポ
リシロキサン鎖の網状構造を生成させる働きをする。不
飽和基を含むシロキサン単位と珪素結合水素原子を有す
るポリシロキサンとの付加反応は、鎖が伸びたまたは架
橋した弾性シリコーン生成物を生成するが、硬化性組成
物中で発泡を引き起こす揮発性物質は生成しない。不飽
和基を含むシロキサン単位を有する適当なポリシロキサ
ンは、一般式:RmR'SiO(3-m)/2[式中、Rは例え
ばメチル基のようなアルキル基又はフェニル基を表し、
mは1又は2であり、R'は例えばシクロヘキセニル
基、又は例えば2価の脂肪族基を介して珪素と結合した
CH=CHR''基(なお、R''は水素原子又はアルキル
基である)、例えばビニル、アリル又はヘキセニルを表
す。]で示されるシロキサン単位を有するものを包含す
る。これらのポリシロキサンは、また上記単位(i)
(R及びnは上記と同義である)からなるものである。
これらの物質は、貴金属触媒の存在下にヒドロシリル化
反応により、珪素結合水素原子と反応し、ポリシロキサ
ンマトリックスに寄与する。これらのポリシロキサン
は、脂肪族不飽和基を0.0002〜3重量%有し、且
つ約10〜500,000mm2/s程度の粘度を有するよ
うなnであることが好ましい。好ましい組成物は、一般
式:RmR'SiO(3-m)/2(式中、R'は2価の脂肪族鎖
を介して珪素と結合したCH=CH2を表す)で示され
るシロキサン単位を有し且つ100〜2000mm2/sの
範囲の粘度を有するポリシロキサンが使用される。
【0006】本発明の組成物においては、珪素結合ヒド
ロキシル基を有するポリシロキサンは、珪素結合ヒドロ
キシル基を与える少なくとも2つのシロキサン単位を有
するポリシロキサン1種以上からなる。これらの物質
は、一般式:RabSiO(4-(a+b))/2(式中、Qはヒ
ドロキシル基又はヒドロキシルを有する有機基を表し、
aは1又は2、bは1又は2であり、aとbの和は4よ
り小さい)、例えば一般式:HO((R2)SiO)sH(式
中、各Rはメチル基を表し、sは約10〜1200の値
を有する。)で示されるシラノール末端ポリジオルガノ
シロキサンを包含する。適当な物質は、約10〜50
0,000mm2/s程度の粘度を有するものである。珪素
結合ヒドロキシル基を有するポリシロキサンは、珪素結
合水素原子を有するポリシロキサンと相互作用して、ポ
リシロキサン網状構造を形成する際に泡として捕獲され
る水素ガスを発生する。より弾性のある発泡体を与える
好ましい組成物では、上記一般式:HO((R2)SiO)s
Hを示され、且つ約2,500〜25,000程度の粘
度を有するポリジオルガノシロキサンが使用される。
【0007】シリコーン発泡体の密度は、配合中に短鎖
シラノール末端ポリジオルガノシロキサンを包含させる
ことにより、その構造強度を劣化させることなく充分に
低下させることができる。好ましい組成物では、一般
式:HO(R2HSiO)sH(sは約2〜10の値であ
る)を示すポリジオルガノシロキサンが使用される。好
ましい物質は約5〜100mm2/sの粘度を有するもので
ある。一般式:RabSiO(4-(a+b))/2(式中、Qは
ヒドロキシル基を有するアルキレン又はオキシアルキレ
ン鎖である)のシロキサン単位を少なくとも2個有する
ポリジオルガノシロキサンもまた、使用することができ
る。該鎖は、通常の方法で珪素原子に結合していもよい
が、炭素原子により珪素原子に結合していることが好ま
しい。適当なヒドロキシル基を有する鎖は、50までの
鎖原子を含むものを包含する。適当なアルキレン鎖は1
〜15、より好ましくは4〜10の鎖炭素原子を有する
ものである。適当なオキシアルキレン鎖は、式:(Cd
2dO)eH(dは2、3又は4の値であり、eは1〜
15、より好ましくは1〜10の範囲の値を有する)の
ものを包含し、即ち1〜15、より好ましくは1〜10
のオキシアルキレン基である。オキシアルキレン基は、
例えばオキシエチレン、オキシプロピレン又はそれらの
混合物であり、オキシエチレン基が最も好ましい。これ
らのヒドロキシルを有するポリシロキサンは、また前記
シロキサン単位(i)を含有するものである。架橋剤と
して含みうる他の物質は、分子中に3以上の官能基、例
えばヒドロキシ基を有する物質を包含する。
【0008】本発明の組成物は、例えばロジウム又は白
金含有物質のような貴金属触媒を含んでいる。白金触媒
は、シリカゲル又は粉末状木炭のような担体に担持した
白金から塩化第2白金、白金と塩化白金酸との塩までの
範囲の公知の形態のものいずれも用いることができる。
白金の好ましい形態は、そのオルガノシリコン系への易
分散性及び混合物の着色への非効果性を考慮して、通常
得やすい6水和物又は無水形態の塩化白金酸である。白
金錯体は、例えば塩化白金酸6水和物及びジビニルテト
ラメチルジシロキサンから製造される。本発明の組成物
は、各成分部分を一緒に混合したときに、発泡し、非常
に速く硬化する。硬化時間を延ばしたい場合は、、例え
ば組成物を混合し、次いでこれを発泡させ、硬化させる
場所に移送することを望む場合には、ポリメチルビニル
シロキサン環状化合物又はアセチレン性アルコール、例
えばメチルブチノールのような、公知の白金触媒の抑制
剤の1種を組成物中に含ませればよい。多量の触媒は、
速い硬化を望む場合に使用される。コスト上の理由か
ら、使用する貴金属触媒の割合は最小にすることが好ま
しい。 本発明の組成物は、室内温度及び湿度で混合す
れば、発泡し、硬化する。従って、反応性成分は珪素結
合水素原子を有するポリシロキサン及び触媒は、使用を
必要とするまで、組成物の別々の部分に分けて貯蔵され
る。
【0009】本発明の組成物は、硼珪酸又は珪酸ガラス
要素、あるいはそれらの混合物を含有する。これらの要
素は、硬化された発泡体の強度及び耐火性に寄与する。
平(モノシリック)又は中空ガラス要素は、硬化された
発泡体組成物の匹敵する構造強さ(耐圧縮性)を得るた
めに使用することができる。低い粒子密度の中空ガラス
球体は、低い特定密度のシリコーン発泡体の配合を得る
ためには好ましいものである。中空ガラス球体の粒子密
度が約0.18〜0.28g/cm3であるためには、充填
剤含量への硬化シリコーン発泡体の比重の依存度は小さ
い。これらの中空ガラス要素の少なくとも幾つかは、硼
珪酸ガラスから造られたものであることが好ましい。こ
れらは、このうな要素を破壊することなく、工業的な計
量及び混合装置で処理しうるに充分に発泡体に対して耐
圧性であるならば、所望の形状のいずれでもよい。中空
要素は空気又は窒素を充たすことができる。極限の耐火
性を望むならば、窒素充填要素が好ましい。
【0010】これらの要素は、組成物の約40重量%と
なるまで用いることができるが、組成物の25重量%の
過剰の割合は組成物の加工性をより困難にするが、この
困難性は他の充填剤の存在割合を調節するか、又は組成
物に界面活性剤を添加することにより、一部克服するこ
とができる。中空ガラス要素は、自己平化特性(self-l
evelling property)を持たせたいときは、組成物の5
〜15重量%の範囲で使用することが好ましく、調節さ
れたスランプ(slump)特性を持たせたいときは、組成
物の10〜25重量%の範囲で使用することが好まし
い。工業的な計量及び混合装置で処理しうる組成物であ
るためには、組成物の液状部分は、それらの容易な混合
を可能ならしめるに充分に互いに類似した粘度を有する
べきであり、即ち、該部分は混合せん断条件下で類似し
た見掛粘度を有するべきである。この理由から、該部分
の各々は匹敵する粘度を有するので第1の部分及び第2
の部分を所望の割合、例えば1:1重量部又は容量部で
一緒に混合することができるように、ガラス要素は部分
Aと部分Bとに分配される。
【0011】貴金属触媒を含有する組成物の部分に、原
則として補充充填剤としての粉砕石英を含有する組成物
については、前記要素は貴金属触媒含有組成物の部分の
0〜30重量%を与えることおよび該要素は珪素結合水
素原子を有するポリシロキサン含有組成物の部分の6〜
50重量%を与えるべきであることがわかった。ガラス
微細球体の組成物への添加は(低い割合で)、最初は元
の組成物の見掛粘度よりも低い見掛粘度となることに注
目すべきである。高い添加レベルにおいては、見掛粘度
は再びガラス微細球体を含まない組成物以上に増加す
る。中空ガラス球体の種々の分配は、他の充填剤が存在
しているかどうか及びこの充填剤が組成物のどの部分に
存在するかに依存して、行うことができる。
【0012】珪素結合水素原子を有するポリシロキサン
含有組成物の部分における要素は、相溶性のシランで又
は珪素結合水素原子を有するポリシロキサンで予備処理
されていることが必須である。適当なシランはメチルト
リアルコキシシラン、ビニルトリアルコキシシラン及び
メタクリルオキシプロピルトリアルコキシシランを包含
する。珪素結合水素原子を有する適当なポリシロキサン
は上記したごときものであり、好ましい物質は、約30
mm2/sの粘度及び1.5モル%の水素含量を有するトリ
メチルシリル末端ブロックポリメチル水素シロキサンで
ある。これらの要素が前記シラン又は珪素結合水素原子
で処理されていない場合は、組成物のこの部分は数日以
上の貯蔵で安定ではなくなる。貴金属触媒含有組成物の
部分中の要素は予備処理されていることは必須でない。
しかしながら、該要素が予備処理されていない場合は、
短時間硬化を達成するために組成物の1.4重量%以上
の触媒を使用する必要があるが、前記シラン又はポリシ
ロキサンが用いられた場合は、所望の短時間硬化を達成
するために組成物の約0.4重量%以下程度の少量の触
媒を使用する組成物を調合することが可能である。かく
して、好ましい組成物では、特別の手法で予備処理され
た中空の硼珪酸又は珪酸ナトリウムガラス要素あるいは
その混合物が両部分に使用され、該部分の安定性が確保
され且つ組成物の適当な速い硬化が確保される。
【0013】硬化前の組成物の流れを容易にするために
は、球形状の中空要素が好ましい。適当な物質としては
商業的に利用しうるもので、低密度微孔性硼珪酸塩球体
からなるものである。適当な物質は、約0.07〜0.
25g/cm3の嵩密度(ASTM D3101-72による測定)、約
0.1〜0.6g/cm3の粒子密度(ASTM D 2840-69によ
る測定)、約5〜250ミクロンの粒度、約30〜80
ミクロンの平均粒子直径、および約0.5〜3ミクロ
ン、典型的には約1〜2ミクロンの壁厚さを有するもの
を包含する。好ましい物質は、約60〜150バールの
耐圧性(ASTM D 3102-72による測定)を有するものであ
る。
【0014】組成物の非スランプ挙動の測定が必要な場
合、例えば混合された組成物が垂直ジョイントのシール
に適用される場合は、例えば防火戸周りのシールをあた
えるために、不規則な形状を有する要素を使用すること
が好ましい。適当な物質は約0.11〜0.18g/cm3
の嵩密度(ASTM D 3101-72による測定)、約0.18〜
0.30g/cm3の粒子密度(ASTM D 2840-69による測
定)、約5〜300ミクロンの粒子寸法、約35〜75
ミクロンの平均粒子直径、および約0.5〜3ミクロン
の壁厚さを有するものを包含する。好ましい物質は、約
40〜150バールの耐圧性(ASTM D 3102-72による測
定)を有するものである。これらの不規則な形状の要素
は、硬化された発泡体の嵩発泡密度を低下させるのみな
らず、混合された液状組成物のレオロジーに影響を与え
る。これらの不規則な表面構造のために、これらの要素
は、重合体マトリックスと機械的に連動し、硬化前の組
成物のスランプ特性の低下に役立つ。しかしながら、こ
れらの要素は、硼珪酸中空ガラス球体である限りでは、
発泡体の耐圧縮性(構造強さ)を改良しない。球状で不
規則な要素の混合物も、望むならば使用することができ
る。
【0015】本発明組成物の発泡は、珪素結合水素原子
と珪素結合ヒドロキシル基とだけの化学反応により達成
することができ、または揮発性発泡剤を組成物に混入す
ることにより、あるいは水又は脂肪族アルコールにより
助けることができる。本発明の組成物は1種以上のアル
コール類を含有することが好ましい。該アルコールは本
組成物の使用により形成される発泡体の構造に影響を与
え、低い密度の硬化発泡体が得られる。該アルコールは
水素ガスの発生への寄与の観点、並びに発泡体の所望の
弾性の達成の観点から選択される。適当なアルコール類
は、第1級脂肪族及び脂環式アルコール、例えば8まで
の炭素原子を有する低級脂肪族一価、例えばエタノー
ル、プロパノール及びブタノール、およびベンジルアル
コールである。最低密度の発泡体は、2〜12の鎖炭素
原子を有する脂肪族アルコールの使用により形成され
る。好ましい組成物では、n−プロパノールが使用され
る。
【0016】また、本発明の組成物は発泡安定剤又は界
面活性剤を含有することができる。適当な発泡安定剤物
質は、フッ素化シリコーン、例えば単位:(CF2
m(CH2npSiO(4-p)/2、R3SiO1/2、SiO
4/2(但し、Rは1〜20の炭素原子を有する一価の炭
化水素残基、mは1〜20の平均値を有する整数、nは
1又は2の値、pは1、2又は3の値を有する。)、及
び珪素結合ヒドロキシル基を含有するポリオルガノシロ
キサンである。ポリシロキサンは、該ポリオルガノシロ
キサン基準で0〜10重量%のGSiO3/2(但し、G
は、エチレン性不飽和アルコールのホモポリマー、該ア
ルコールとエチレン性不飽和炭化水素とのコポリマー、
ポリエーテル及びポリオキシアルキレングリコール、な
おこれらの重合体は分子当たり平均少なくとも一つの末
端ヒドロキシル基を含有するものである、からなる群か
ら選ばれる線状有機重合体のヒドロキシル基から水素原
子を除去することにより得られる残基)を含有すること
もできる。これらの物質は、ヘキサメチルジシロキサン
被覆ポリシリケートをアルコール:F(CF28CH2
CH2OHで処理することにより製造することができ、
ヨーロッパ特許第179,598号明細書に詳しく記載されて
いる。該物質は発泡体の硬化中にその構造を安定化する
のに役立ち、組成物の混合を助ける。
【0017】望むならば、他の添加剤、例えば充填剤、
着色剤、着色指示剤及び増量剤を本発明の組成物に含ま
せることができる。使用することができる充填剤として
は、例えばシリカ、粉砕石英、炭酸カルシウム及びマグ
ネシウム、カーボンブラックがある。マイクロ波加熱に
より加熱したい組成物は、充填剤、例えば該加熱に感受
性のあるカーボンブラックを配合すべきである。
【0018】本発明の組成物においては、ポリシロキサ
ン及び他の成分、並びにその割合は、重合による網状構
造が充分に成長し、硬化して数分またはそれ以下程度の
短期間に所望構造の発泡体が得られるように選択され
る。これを達成するには、珪素結合水素原子と、組成物
中に存在する他の反応性ヒドロキシル、不飽和及びその
他の基と共に全ての炭素結合及び珪素結合ヒドロキシル
基との比が適当であることが重要である。該比は1:1
〜35:1の範囲、好ましくは2:1〜10:1であ
る。珪素結合水素原子と炭素結合ヒドロキシル基及び珪
素結合ヒドロキシル基との比は、2:1〜40:1の範
囲が好ましく、2.5:1〜11:1の反応性がより好
ましい。脂肪族不飽和基と珪素結合水素原子との比は、
0:1〜0.5:1の範囲が好ましく、0.006:1
〜0.03〜1の範囲がより好ましい。脂肪族不飽和基
と炭素結合ヒドロキシル基及び珪素結合ヒドロキシル基
との比は、0:1〜1:1の範囲であり、0.02:1
〜0.5:1の範囲がより好ましい。各々成分が好まし
い比で存在する組成物は、室内温度(即ち、18〜20
℃)及び室内湿度(即ち、約30〜90%の相対湿度)
で組成物を混合して20〜600秒以内に硬化し、自由
発泡で約150〜250kg/cm3程度の密度の硬化発泡体
を与えるように調合することができることがわかった。
形成された発泡体は、疎水性であり、一般に約20〜8
0%が独立気泡、約80〜20%が開放気泡からなる。
【0019】本発明の組成物は、工業的分散装置のみな
らず、商業的に利用しうる二成分混合ハンドガン式ディ
スポーザル静的混合機を含む慣用の混合及び分散装置を
用いて、混合し、分散することができる。本発明の組成
物は、多くの目的のために、例えばシーラントまたは成
形組成物として使用することができる。発泡性湿潤発泡
体を基材表面に接触する方法により形成された発泡体
は、金属(例えば、鋼、亜鉛鋼、塗装又は被覆された
鋼、ミルド仕上アルミニウム、陽極処理又は被覆された
アルミニウム)、プラスチック(例えば、ポリエステ
ル、ガラス繊維強化ポリエステル、PVC)及び多孔性
建築基材(例えば、大理石、砂岩)を含む種々の基体材
料に、プライマーを用いずに、少なくとも容易に接着す
る。ほとんどの基材との自己接着は低いが、パネルの重
量が接着面にかかるような用途においては、該パネルの
全面が接着される。これらの基材への接着は、さらに例
えば、炭化水素溶媒中のオルト珪酸塩及び触媒からなる
プライマー組成物の使用により、改良することができ
る。パネル間の良好な充填、良好な自己接着、並びに工
場内でのパネルの扱い中に及び遅い船積み中に妥当な速
さの硬化が達成されるように、自己平化性発泡体として
の使用に適した、例えば充填されるパネルサイズに依存
するパネル間の充填に適した性質、例えば粘度、仕上が
り及び硬化時間、のバランスした組合せを有する組成物
を製造することができる。
【0020】本発明の組成物は、気泡構造の損傷又は破
壊のない、15%までの圧縮を許容しうる発泡体を与え
るように配合することができる。硬化された発泡体はむ
しろ硬質で、良好な耐圧縮性、耐引張性及び耐撓み性、
良好な耐火性を示す。該発泡体は、種々の目的に、例え
ば建築及び自動車工業におけるクラッド材又は負荷材と
して、使用することができる。望むならば、該発泡体は
内部又は外部補強材を組込むことにより、さらに強化す
ることができる。該発泡体は軽量建築材の分野に特に興
味があり、鋳造又は成形して、内部又は外部補強材、ま
たは装飾材を組込み、あるいは組込まずに所望の形状の
建築材を作ることができる。該発泡体は、例えば建築用
ボード、石、金属又はガラスの外部表面層を有する建築
材のコアを提供するために、使用することができる。機
械的目的に、例えば、接着剤又はシーラントを付加的に
使用しあるいは使用せずに、組合せパネル又はブロック
の連続壁を組立てるために、役立つインテグラルリップ
(integral lip)、溝(groove)又はその類似物を有する
発泡体を形成することができる。
【0021】本発明の組成物を使用して成形品を製造す
る場合は、組成物を開放又は閉鎖成形金型に充填し、該
組成物が自由に発泡するように該金型を開放するか、ま
たは閉鎖し所望の容積拘束の下で発泡体を製造すること
ができる。耐圧縮性、硬さ又は脆性が増大した発泡体を
必要とする場合は、同量の組成物が制限なく室温で発泡
し、硬化することができるようにして製造された発泡体
により占められる容積よりも少なくとも10%小さい容
積の、閉鎖金型で発泡を行うことが好ましい。成形金型
は所望のデザインでよく、いかなる物品の製造にも使用
されるものでよい。成形金型は、例えば底部、側壁及び
金型を閉じる閉鎖手段を備えた可動可能な上部からなる
金型により与えられる。望むならば、成形金型の1以上
の表面は、硬化された発泡体が表面プライマーの使用又
は不使用で接着する材料、例えば建築材の表面により与
えられる。あるいはまた、成形金型は、一種以上が金型
の閉鎖手段を提供するスペーサー材によりその周囲が閉
鎖された金型を与えるように間隔をあけて置かれた二つ
のあらかじめ形成された材料、例えば建築ボード、石、
金属又はガラスのパネルにより、特定される。成形金型
は、上記したような建築材料の製造用にデザインされた
ものであることが好ましい。
【0022】組成物は、金型に入れる前にその硬化が実
質的に進行しないように注意しながら、金型への導入前
に混合される。組成物は混合され、適当な手段、例えば
射出又は流込みにより成形金型に導入することができ
る。望むならば、例えばハニカム構造、織物又はガラス
繊維詰綿の補強部材を、該組成物の硬化物に存在させる
ことができる。硬化は金型を18〜35℃程度の温度に
維持することにより行われるが、組成物を加熱すること
により硬化を促進することができる。成形物が形成さ
れ、そして硬化された後に金型から除去されるか、又は
1以上のパネルに結合した発泡体からなる積層体が除去
される。
【0023】本発明の組成物は、高い曲げ強さ、低い圧
縮永久歪及びパネル基材への自己接着性を有し、圧縮、
引っ張り、せん断又は撓みに対する良好な抵抗性を有す
るパネル類に導きうる低密度シリコーン発泡成形物の提
供に使用するために、配合されうる。好ましいシリコー
ン組成物は室温で硬質の発泡体に硬化され、この発泡体
は、垂直又は水平に設置されるサンドイッチパネル、例
えば壁パネル、外部クラッドパネル、天井パネル、床パ
ネル又は屋根パネルの構造コアを形成するのに適してい
る。硬化成形物はさらに、発泡処理の完結後に加熱する
ことにより後硬化させて、より架橋された発泡体にする
ことができる。この任意の後硬化は、前記ガラス要素の
割合が低い組成物から導かれる柔らかな成形体のために
有用であり、上記した特性の少なくとも幾つかを有す
る、より硬質で弾性の低密度シリコーン発泡成形体にす
ることができる。
【0024】好ましい組成物については、後硬化は必要
ないが、任意に実施することができ、非常に固く脆い低
密度シリコーン発泡体が得られる。後硬化は、例えば発
泡体をオーブン中で約80〜120℃の温度で1〜24
時間維持することにより達成することができる。成形
体、例えばその寸法のために又は発泡体が接着されたパ
ネルの感熱性のためにオーブンで十分に加熱することが
困難なものは、マイクロ波加熱により後硬化することが
でき、この方法はマイクロ波を当てたときに加熱効果が
現れる成分を充分に含有する発泡体に対して有効であ
る。後硬化発泡体の弾性特性は、室温で硬化された発泡
体を室温でエージングしても、達成することができな
い。
【0025】
【実施例】本発明をより明らかにするために、本発明の
組成物の実施例を以下に記載する。なお、特記しない限
り、全ての部は重量部である。実施例では、下記の材料
を用いた。
【0026】珪素結合水素原子を有するポリシロキサン
Iは、約30mm2/sの粘度及び1.5モル%の水素を有す
るトリメチルシリル末端ブロックポリメチル水素シロキ
サンである。珪素結合水素原子を有するポリシロキサン
IIは、約5mm2/sの粘度及び0.76モル%の水素を有す
る、ジメチルシロキサン単位及びメチル水素シロキサン
単位を有するトリメチルシリル末端ブロックポリメチル
水素シロキサンである。珪素結合ヒドロキシル基を有す
るポリシロキサンIIIは、約13,500mm2/sの粘度及び0.06
6モル%のヒドロキシル含量を有するジメチルヒドロキ
シシリル末端ブロックポリジメチルシロキサンである。
珪素結合ヒドロキシル基を有するポリシロキサンIVは、
約42mm2/sの粘度及び4モル%のヒドロキシル含量を
有するジメチルヒドロキシシリル末端ブロックポリジメ
チルシロキサンである。珪素結合不飽和基を有するポリ
ジオルガノシロキサンVは、約450mm2/sの粘度及び
0.45モル%のビニル基を有するジメチルビニルシリ
ル末端ブロックポリジメチルシロキサンである。
【0027】発泡安定剤は、ヨーロッパ特許第179,598
号明細書に記載されているように、ヘキサメチルジシロ
キサンで被覆されたポリシリケートをアルコール:F
(CF2)8CH2CH2OHで処理することにより製造し
た。環状ポリメチルビニルシロキサン化合物は、硬化速
度の調節のために使用した。N−プロパノールは、低密
度発泡体用の発泡剤として使用した。塩化白金酸は、ビ
ニルジシロキサンと錯化して、貴金属触媒として使用し
た。
【0028】充填剤1は、粒度5ミクロンの粉砕石英で
ある。充填剤2は、マイクロ波(RF)照射吸光のため
に用いられる、高誘電損失の超微細カーボンブラックで
ある。充填剤3は、Microperl 050 タイプ“E"(Sovit
ec社(ベルギー))である。このものは、約1.6g/cm3
の嵩密度(ASTM D3101-72による測定)、約2.52〜
2.56g/cm3の粒子密度(ASTM D2840-69による測定)
及び約0〜50ミクロンの粒度を有するモノリシック硼
珪酸ガラス球体からなるものである。該ガラス球体は、
製造者によりビニル官能性シランで処理されている。充
填剤4は、製造者により、珪素結合水素原子を有するポ
リシロキサンI処理されたMicroperl 050 タイプ“E"で
ある。
【0029】充填剤5は、Microcel M 18 タイプ“E"
(Sovitec社)である。このものは約1.1g/cm3の嵩密
度(ASTM D3101-72による測定)、約0.18g/cm3の粒
子密度(ASTM D2840-69による測定)、約80ミクロン
の平均粒子直径、約1〜2ミクロンの壁厚及び約60バ
ールの耐圧性(ASTM D3101-72)を有する中空硼珪酸ガ
ラス球体からなるものである。該ガラス球体は、製造者
によりビニル官能性シランで処理されている。充填剤6
は、ポリシロキサンIで処理されたMicrocel M 18 であ
る。充填剤7は、表面処理をしなかったMicrocel M 18
である。充填剤8は、Microcel M 23(Sovitec社)であ
る。このものは約0.14g/cm3の嵩密度(ASTM D3101-7
2による測定)、約0.23g/cm3の粒子密度(ASTM D284
0-69による測定)、約80ミクロンの平均粒子直径、約
1〜2ミクロンの壁厚及び約80バールの耐圧性(ASTM
D3101-72)を有する中空硼珪酸ガラス球体からなるも
のである。該ガラス球体は、製造者によりポリシロキサ
ンIで処理されている。
【0030】充填剤9は、Microcel M 35(Sovitec社)
である。このものは約0.19g/cm3の嵩密度(ASTM D31
01-72による測定)、約0.35g/cm3の粒子密度(ASTM
D2840-69による測定)、約80ミクロンの平均粒子直
径、約1〜2ミクロンの壁厚及び約150バールの耐圧
性(ASTM D3101-72)を有する中空硼珪酸ガラス球体か
らなるものである。該ガラス球体は、製造者によりビニ
ル官能性シランで処理されている。充填剤10は、製造
者によりポリシロキサンIにより処理されたMicrocel M3
5である。充填剤11は、Sil-Cell 300(STAUSS社(オ
ーストリア))である(なお、“Spherulite"という商
標名でNorwegian Talc社(フランス)から提供されてい
る)。このものは、約0.11g/cm3の嵩密度(ASTM D31
01-72による測定)、約0.18g/cm3の粒子密度(ASTM
D2840-69による測定)、5〜300ミクロンの範囲の粒
度、約75ミクロンの平均粒子直径及び約40バールの
耐圧性(ASTM D3101-72)を有する不規則な形状の中空
珪酸ガラス要素からなるものである。該ガラス要素は、
専有の処理を有する製造者によりその表面が変性された
ものである。
【0031】発泡体サンプルは、実施例の組成物から次
のようにして製造した。底部及び4側壁からなる、27
0mmの厚さの発泡板を製造することができる成形金型を
造った。該金型の内部は、20×20×2.7cmであ
り、その容量は1080cm3であった。部分A及び部分
Bを等容量混合して組成物を製造した。これらの実施例
の組成物の各々を、均一な液状物を形成するように混合
し、混合物を30秒以内で金型に注加した。室温で12
0〜600秒で硬化された各組成物は細気孔の発泡体を
与えることがわかった。金型をちょうど充たす硬化発泡
体を製造するために必要な部分A及び部分Bの等容量を
混合することにより調製された組成物の量は、以下の表
では“量(ml)”と表示した。これらの発泡体サンプル
を金型から除去し、室温で14日間熟成して発泡反応中
に生成した水素を完全に拡散させた。発泡板サンプルの
耐火性は、ブローランプの青炎上に該発泡板を45°の
角度に位置させ、該発泡板がちょうど炎と接する先端と
該ランプのオリフィスとの間隔を10cmにして評価し
た。炎が板を貫通するのに要する時間を測定した。
【0032】好ましい発泡シリコーン組成物について、
ASTM E1354-90 により円錐熱量計でその耐火性をテスト
した。10×10×3cm3サイズの硬化発泡体サンプル
を35 kW/m2の熱流束に暴露した。単独の充填剤として
中空硼珪酸ガラス球体を含有する好ましい発泡シリコー
ン組成物は、テスト条件下で発泡体の裂けがなく、発煙
が少なく且つ小さな割れしかなく、高い保全の黒焦げが
発達しているので、例外的に良好な火に対する挙動を示
す。上記実験条件下に測定された発火時間は12〜19
秒の範囲である。
【0033】圧縮ヤング率は、7×5×1.5cm3サイズ
のシリコーン発泡体サンプルを2枚の鋼板に挟み、Zwic
k伸び計で6mm/分の速度で圧縮することにより測定し
た。圧縮テスト中に記録されたストレス−ストレイン曲
線は、ある圧縮値において不変である。これは、ある圧
縮強さを越えたときにシリコーン発泡体の泡構造が破壊
されることを暗示するものである。「弾性変形限界」と
言われているこの臨界的限界を越えて圧縮されたシリコ
ーン発泡体は元の形状には戻らないが、より低い圧縮応
力に付された発泡体は完全に復元する。好ましいシリコ
ーン発泡組成物の大理石及び被覆鋼基材への接着は、大
理石と被覆鋼パネルの間に10×5×1.5cm3の寸法の
発泡体を設置したサンドイッチサンプルを作ってテスト
した。該サンドイッチサンプル中の発泡体を14日間で
硬化させ、ついでZwick伸び計で6mm/分の速度で剥がれ
るまで伸長した。剥離力および破壊モードを記録した。
【0034】実施例1 実施例の組成物は、表I(A)及びI(B)に示した成分から
なる部分A及び部分Bの等割合から製造された。使用さ
れた部分A及び部分B、および得られた発泡体の性質を
表I(C)に示した。モル比として表I(C)に記載の値は、
ポリシロキサンの珪素結合水素原子と、組成物中に存在
する他の反応性ヒドロキシル、不飽和及びその他の基を
含む全ての炭素結合ヒドロキシル基との比である。「モ
ル比 2」に記載の値は、珪素結合水素原子と珪素結合
及び炭素結合ヒドロキシル基との比である。「モル比
3」に記載の値は、脂肪族不飽和基と珪素結合水素原子
との比であり、「モル比 4」に記載の値は、脂肪族不飽
和基と炭素結合ヒドロキシル基及び珪素結合ヒドロキシ
ル基との比である。発泡体サンプルは上記のようにして
製造され、テストされた。
【0035】
【表1】
【0036】
【表2】
【0037】
【表3】
【0038】表I(C)から分かるように、耐火性及び圧
縮ヤング率についての限られた改良が、低密度シリコー
ン発泡体にモノシリック(硼珪酸)ガラス充填剤を充填
することにより達成された。ガラス球体を含有しない低
密度発泡体(A1+B1)と比較して、17.5重量%
のモノシリック硼珪酸ガラス球体が充填されたシリコー
ン発泡体(A4+B4)は、ヤング率が6倍増加し、耐
火性はおよそ50%増加した。同時に、発泡体の密度は
50%以上増加した。310g/cm3の密度を有する中密
度シリコーン発泡体は高い耐火性(1300秒)を示すが、
圧縮ヤング率は低い(0.13)。より硬質構造の発泡
体を得るためには、モノシリックガラス球体の高い割合
が必要であり、その結果非常に高い比重となる。
【0039】実施例2 表II(A)及びII(B)に示した組成物を用いて、該組成物
を実施例1と同様の方法で処理した。組成物及び成型体
の物理的性質を表II(C)に示す。この実施例は、低密度
の中空硼珪酸ガラス球体充填剤が低密度シリコーン発泡
組成物に存在する効果を示している。該組成物の粘度は
25%以上含有する組成物よりも大きく、従って大きい
パネル(2.5×2.5m2サイズまで)に適した自己平化
性発泡体として使用される、より好ましい組成物は、1
5%までのガラス球体充填剤を含有するものである。
【0040】
【表4】
【0041】
【表5】
【0042】
【表6】
【0043】表II(C)から分かるように、発泡組成物へ
の中空硼珪酸ガラス球体の添加は、密度についての実質
的なマイナス効果もなく、圧縮ヤング率により測定され
ているように、耐圧縮性を著しく増加させる。用いる混
合及び計量装置に依存して、最適なガラス球体は、ガラ
ス球体粒子密度対その耐圧性の点から選択される。ガラ
ス球体が充填されたシリコーン発泡体の特定密度のガラ
ス球体充填レベルへの依存度を低くするには、粒子壁厚
みの薄いガラス球体を用いることにより達成される。
【0044】中空硼珪酸ガラス球体/シリコーン発泡体
複合体の圧縮ヤング率は、下記の規則により予測するこ
とができる: EC=V1+EG+V2×EP (式中、ECはガラス球体/シリコーン発泡体複合体の
圧縮ヤング率、EGはガラス球体と関連する平衡ヤング
率、Epは充填剤が存在しないシリコーン発泡体のヤン
グ率V1は該球体の占める容積÷複合体の占める全容積
2は発泡体重合網状構造の占める容積÷複合体の占め
る全容積である。)ガラス球体が充填されたシリコーン
発泡体の耐火性は、充填剤レベルの増加により明らかに
改良される。同時に、自己平化性配合用の充填剤レベル
が約35%に制限された未硬化発泡組成物の粘度は増加
する。好ましい組成物は中空硼珪酸ガラス球体が5〜1
5%に基づくものである。
【0045】実施例3 この実施例は好ましい自己平化性シリコーン発泡組成
物、および良好な保存寿命を達成するための硼珪酸ガラ
ス球体の表面処理の必要性を説明するためのものであ
る。表III(A)及びIII(C)に示した組成物を用いて、該
組成物を実施例1と同様の方法で処理した。組成物及び
成型体の物理的性質を表III(B)及び表III(D)に示す。
【0046】
【表7】
【0047】
【表8】
【0048】表III(B)から分かるように、短鎖のヒド
ロキシル末端ブロックポリジメチルシロキサン及び中空
硼珪酸ガラス球体充填剤の組み合わせにより、非常に高
い圧縮性及び優れた耐火性を達成することができる。配
合A13+B13の圧縮ヤング率は、標準の中密度(3
10g/cm3)シリコーン発泡体の圧縮ヤング率よりほぼ
15倍高く、その耐火性はほぼ50%高いが、これらの
特性は中密度発泡体の密度より50%低い密度において
達成されている。
【0049】
【表9】
【0050】
【表10】
【0051】表III(D)から分かるように、中空硼珪酸
ガラス球体充填剤の表面処理は、液状発泡成分の保存寿
命を充分に長くするためには必須である。貴金属触媒を
含有する組成物部分の硼珪酸ガラス充填剤をビニル官能
性シランで処理すること、及び珪素結合水素を有するポ
リシロキサンを含有する部分の硼珪酸塩充填剤を珪素結
合ボンドを有するポリシロキサンで処理することは、両
部分が室温で貯蔵される場合に、2カ月以上の保存寿命
をもたらす。匹敵する保存寿命は、組成物の両部分中の
硼珪酸ガラス充填剤がビニル官能性シランで処理された
場合に達成される。該部分の一方の硼珪酸ガラス充填剤
が表面処理されない場合は、保存寿命が急激に低下す
る。このことは、硼珪酸充填剤の割合が両部分間の充填
剤分裂において大きなせん断を示すので、部分Bに含ま
れる該充填剤については特に当てはまる。(貴金属触媒
を含有する)組成物部分A中の未処理硼珪酸充填剤の使
用の保存寿命への負の影響は、貴金属触媒の割合を増加
することにより部分的に克服することができる。
【0052】実施例4 この実施例は、“調整された”スランプのシリコーン発
泡組成物を得るために不規則な形状の中空珪酸ガラス粒
子を使用することを説明するためのものである。また、
この実施例は、高い耐圧縮性及び高い構造強さを達成す
るために、充填剤としてさらに中空硼珪酸ガラス充填剤
を組成物に添加することの利点を示すものである。組成
物は、表IV(A)に示した組成物を用いて実施例1のよう
に処理された。物理的性質は表IV(B)に示す。
【0053】
【表11】
【0054】
【表12】
【0055】表IV(B)から分かるように、両発泡組成物
は、防火扉の周囲ジョイントのような20mm までの幅
の垂直ジョイントへの発泡体の適用が許容される、良好
なスランプ調整を示している。中空硼珪酸ガラス充填剤
の付加的添加は、配合A17+B17とA18+B18
の圧縮ヤング率の比較から容易に分かるように、耐圧縮
性を改良する。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 珪素結合水素原子を有するポリシロキサ
    ン、不飽和基を含むシロキサン単位を有するポリシロキ
    サン、珪素結合ヒドロキシル基を有するポリシロキサ
    ン、貴金属触媒、および組成物100重量部当たり3〜
    40重量部の硼珪酸又は珪酸ガラスから選ばれた要素あ
    るいはそれらの混合物を含有する発泡性シリコーン組成
    物であって、該組成物は第1部分と第2部分からなり、
    両部分は容易な機械混合を可能にするのに充分に類似し
    た粘度を有し,前記第1部分は貴金属触媒及び前記要素
    の一部を含有し、前記第2部分は珪素結合水素原子を有
    するポリシロキサン及び相溶性のシランで又は珪素結合
    水素原子を含有するポリシロキサンで予備処理された前
    記要素の一部を含有するものであることを特徴とする、
    発泡性シリコーン組成物。
  2. 【請求項2】 前記要素が中空球状粒子からなり、約
    0.07〜0.25g/cm3の嵩密度(ASTM D 3101-72に
    よる測定)、約0.1〜0.6g/cm3の粒子密度(ASTM
    D 2840-69による測定)、約5〜250ミクロンの粒
    度、約30〜80ミクロンの平均粒子直径、約1〜2ミ
    クロンの壁厚さ、および約60〜150バールの耐圧性
    (ASTM D 3102-72による測定)を有するものから選択さ
    れる請求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】 前記要素が、約0.11〜0.18g/cm
    3の嵩密度(ASTM D3101-72による測定)、約0.18〜
    0.30g/cm3の粒子密度(ASTM D 2840-69による測
    定)、約5〜300ミクロンの粒度、約35〜75ミク
    ロンの平均粒子直径、および約0.5〜3ミクロンの壁
    厚さを有するものから選択される、不規則な形状を有す
    るものである請求項1または2に記載の組成物。
  4. 【請求項4】 組成物の第1部分の要素が、相溶性のシ
    ランで処理されたものである請求項1記載の組成物。
  5. 【請求項5】 前記シランが、ビニルシランである請求
    項1〜4のいずれかに記載の組成物。
  6. 【請求項6】 珪素結合水素原子を有するポリシロキサ
    ンが、R2SiO単位の存在する又は存在しない、一般
    式:RpHSiO(3-p)/2(式中、Rはメチル基、pは1
    又は2を表す)で示される単位を有し、且つ5〜50mm
    2/sの粘度を有するポリシロキサンである請求項1記載
    の組成物。
  7. 【請求項7】 不飽和基を含むシロキサン単位を有する
    ポリシロキサンが、分子当たり2つ以上の珪素結合脂肪
    族不飽和基を含有し且つ100〜2000mm2/sの粘度
    を有するものであり、そして珪素結合ヒドロキシル基を
    有するポリシロキサンが、一般式:HO((R2)SiO)s
    H(式中、各Rはメチル基を表し、sは約10〜120
    0の値を有する。)で示されるシラノール末端ポリジオ
    ルガノシロキサンからなるものである請求項1〜6のい
    ずれかに記載の組成物。
  8. 【請求項8】 ポリシロキサン(A)の珪素結合水素原子
    と、組成物中に存在する他の反応性ヒドロキシル、不飽
    和及びその他の基と共に全ての炭素結合ヒドロキシル基
    及び珪素結合ヒドロキシル基との比が、1.0:1〜3
    5.0:1、好ましくは2.0:1〜10.0:1の範囲
    であるような各成分の割合である請求項1〜7のいずれ
    かに記載の組成物。
  9. 【請求項9】 珪素結合水素原子と炭素結合ヒドロキシ
    ル基及び珪素結合ヒドロキシル基との比が、2.0:1
    〜40.0:1、好ましくは2.5:1〜11.0:1の
    範囲であるような各成分の割合であり、及び/又は脂肪
    族不飽和基と珪素結合水素原子との比が、0:1〜0.
    5:1、好ましくは0.006:1〜0.03〜1の範囲
    であるような各成分の割合であり、及び/又は脂肪族不
    飽和基と炭素結合ヒドロキシル基及び珪素結合ヒドロキ
    シル基との比が、0:1〜1:1、好ましくは0.0
    2:1〜0.5:1の範囲であるようなシリコーン組成
    物の成分の割合である請求項1又は8に記載の組成物。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかに記載の組成
    物を発泡し、硬化することにより形成された成型品。
  11. 【請求項11】 発泡及び成形の完結後に加熱して後硬
    化が行われた請求項10記載の成型品。
  12. 【請求項12】 内部及び外部補強材を含有する請求項
    10又は11に記載の成型品。
  13. 【請求項13】 インテグラルリップ、溝およびその類
    似物を有する成型された建築材の形態である請求項10
    〜12のいずれかに記載の成型品。
  14. 【請求項14】 建築用ボード、石、金属又はガラスの
    外部装飾層または補強層を有する請求項13記載の成型
    品。
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