JPH05301416A - 自動給紙装置 - Google Patents

自動給紙装置

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Publication number
JPH05301416A
JPH05301416A JP4107957A JP10795792A JPH05301416A JP H05301416 A JPH05301416 A JP H05301416A JP 4107957 A JP4107957 A JP 4107957A JP 10795792 A JP10795792 A JP 10795792A JP H05301416 A JPH05301416 A JP H05301416A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording medium
reversible thermosensitive
roller
thermosensitive recording
heating
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4107957A
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English (en)
Inventor
Toshiya Suzuki
俊也 鈴木
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可逆性感熱記録媒体上の前回の記録を消去し
たうえで画像出力装置に供給すること。 【構成】 可逆性感熱記録媒体20上に加熱書き込みに
よって形成されている画像を加熱して消去するための加
熱手段22を設け、加熱手段22により可逆性感熱記録
媒体20上に形成されている画像を消去したうえで可逆
性感熱記録媒体20を画像出力装置に1枚ずつ供給する
ようにしたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ、ファクシミ
リなどの画像出力装置に接続可能とされ積層されている
記録媒体を1枚ずつ画像出力装置に供給するための自動
給紙装置に係り、特に、可逆性感熱記録媒体を供給する
のに適した自動給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、プリンタなどに使用されている一
般的な自動給紙装置を図8により説明する。
【0003】図8の自動給紙装置1は、プリンタ10に
接続された状態において、プリンタ10の給紙口11に
用紙を1枚ずつ分離供給するようになっている。
【0004】この自動給紙装置1の用紙を収納する給紙
スタッカ2は、その下面に配設された板ばね3により上
方に付勢され、収納された最上位の用紙を給紙ローラ4
に押圧するようになっている。そして、この状態におい
て、図示しない駆動源により給紙ローラ4が駆動され、
この駆動ローラ4の回転によって前記給紙スタッカ2に
積層された用紙を1枚ずつ分離して、プリンタ10の給
紙口11に供給するようになっている。この用紙は、さ
らにプリンタ10の紙送りローラ13と、この紙送りロ
ーラ13に圧接する小ローラ14,15の作用により印
字部12に送られ、この印字部において印字された用紙
は、排紙ローラ5の作用によりこの排紙ローラ5に圧接
された排紙ガイド6との間を通過して排紙トレイ7内に
導かれるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来から、
加熱手段によって画像の記録および消去を繰り返し行う
ことができる可逆性感熱記録媒体が知られており、この
ような可逆性感熱記録媒体の具体例については、例え
ば、特開昭55−154198号公報に記載されてい
る。
【0006】そして、可逆性感熱記録媒体によれば、一
度この可逆性感熱記録媒体に加熱手段により画像の記録
を行っても、画像が不要になったら消去できるため、記
録媒体を繰り返し使用することができる。
【0007】しかしながら、このような可逆性感熱記録
媒体を自動給紙装置を使用して画像出力装置に供給し、
再度印字を行うためには、印字を行う前に可逆性感熱記
録媒体上の前回の画像を消去しておかなければならな
い。
【0008】本発明は、このような点に鑑み、可逆性感
熱記録媒体上の前回の画像を消去したうえで画像出力装
置に供給することができる自動給紙装置を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため本発明の自動給紙装置は、画像出力装置に接続可能
とされ、印字に供される記録媒体を1枚ずつ画像出力装
置に供給するための供給手段を有している自動給紙装置
において、前記記録媒体たる可逆性感熱記録媒体上に加
熱書き込みによって形成されている画像を加熱して消去
するための加熱手段を設けたことを特徴としている。
【0010】
【作用】前述した構成からなる本発明によれば、加熱手
段により可逆性感熱記録媒体上に形成されている画像を
消去したうえで供給手段により可逆性感熱記録媒体を画
像出力装置に1枚ずつ供給することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例により説明
する。なお、前述した従来のものと同一ないしは相当す
る構成については、図面中に同一の符号を付したうえ
で、必要な構成のみについて説明する。
【0012】図1は、本発明の第1実施例を示すもので
あり、本実施例の自動給紙装置1の給紙スタッカ2は、
その下面に配設された板ばね3により上方に付勢され、
収納された最上位の可逆性感熱記録媒体20を給紙ロー
ラ4に押圧するようになっている。そして、この状態に
おいて、図示しない駆動源により給紙ローラ4が駆動さ
れ、この駆動ローラ4の回転によって前記給紙スタッカ
2に積層された可逆性感熱記録媒体20を1枚ずつ分離
して供給するようになっている。なお、可逆性感熱記録
媒体20の具体的性質は、前述した公開公報に記載され
ているので、ここにはその記載を省略する。
【0013】前記可逆性感熱記録媒体20の供給方向に
おいて、前記給紙スタッカ2に隣接する部位の供給通路
21には、可逆性感熱記録媒体20を加熱して可逆性感
熱記録媒体20にすでに形成されている画像を消去する
ための加熱手段としての面状発熱体22が可逆性感熱記
録媒体20に接触しうるように配設されている。この面
状発熱体22は全体として平面長方形をなしており、耐
熱性を有するPPSのような樹脂材からなる支持部材2
3により支持されている。
【0014】前記面状発熱体22は、ポリイミドのよう
な耐熱フィルムなどにカーボンインクを塗布した構成と
されており、この面状発熱体22は、そのカーボンイン
クの自己温度制御特性によりサーミスタのような感温素
子を必要とせず、定電圧の入力のみで可逆性感熱記録媒
体20に形成されている画像を消去しうる温度に保持さ
れうるようになっている。
【0015】前記面状発熱体22には、押圧ローラ24
が圧接するように配設されており、この押圧ローラ24
は、前記面状発熱体22の発熱温度により劣化すること
のないガラスウール、シリコン系ゴムのような材料によ
り形成されている。
【0016】なお、排紙ローラ5により排紙トレイ7に
導入される構成は、前述した従来のものと同様である。
【0017】つぎに、前述した構成からなる本実施例の
作用を説明する。
【0018】加熱手段によりすでに画像が形成されてい
る可逆性感熱記録媒体20により印字を行うためには、
本実施例の自動給紙装置1を図示しないプリンタに装着
し、給紙スタッカ2に画像が形成されている可逆性感熱
記録媒体20を積層する。そして、実際の印字を行う
と、給紙ローラ4の駆動により給紙スタッカ2内に積層
されている可逆性感熱記録媒体20の内の1枚が他の可
逆性感熱記録媒体20と分離されて供給通路21に供給
される。
【0019】すると、この供給通路21に供給された可
逆性感熱記録媒体20は、通電によりあらかじめ設定温
度に加熱されている面状発熱体22と押圧ローラ24の
間を通過する際に面状発熱体22の熱によりすでに形成
されている画像を消去され、その後、図示しないプリン
タ内に供給されてその加熱手段により所定の印字が行わ
れる。そして、印字の終了した可逆性感熱記録媒体20
は、排紙ローラ5により排紙トレイ7に導入されること
になる。
【0020】このように本実施例の自動給紙装置1によ
れば、プリンタのような画像出力装置に供給する前の可
逆性感熱記録媒体20から画像を消去したうえで画像出
力装置に供給することができるので、効率よく画像を消
去したうえで資源の再利用をはかることができる。
【0021】図2は、本発明の第2実施例を示すもので
あり、本実施例においては、加熱手段が前述した第1実
施例における面状発熱体22と異なっている。
【0022】本実施例における加熱手段は、給紙ローラ
4により供給通路21に供給された可逆性感熱記録媒体
20に離間した位置から放熱を行う閃光発熱体25とさ
れており、この閃光発熱体25はフレーム26に支持さ
れている。前記閃光発熱体25は、2本のハロゲンラン
プ27,27と、前記フレーム26に張設されている鏡
面反射膜28とにより構成されている。また、前記閃光
発熱体25は、サーミスタのような感温素子(図示せ
ず)によって温度制御され設定温度に保持されるように
なっている。
【0023】このような構成によっても前述した第1実
施例とほぼ同様の作用効果を奏することができる。
【0024】図3は、本発明の第3実施例を示すもので
あり、本実施例においては、加熱手段が前述した第1実
施例における面状発熱体22と異なっている。
【0025】本実施例における加熱手段は、給紙ローラ
4により供給通路21に供給された可逆性感熱記録媒体
20に圧接する加熱ローラ29とされており、この加熱
ローラ29は、図4に詳示するように、円筒形のアルミ
のような金属ローラ30を有しており、この金属ローラ
30の表面は、フッ素系離型材の被膜31により被覆さ
れている。そして、前記金属ローラ30の中心部には、
金属ローラ30と間隔を隔ててハロゲンランプ27が同
軸的に配設されており、このハロゲンランプ27は、そ
の両端(一方のみ図示)に接続されハロゲンランプ27
に給電を行う1対の電極32,32(一方のみ図示)に
より支持されている。なお、前記ハロゲンランプ27
は、サーミスタのような感温素子(図示せず)によって
温度制御され設定温度に保持されるようになっている。
【0026】前記加熱ローラ29には、供給される可逆
性感熱記録媒体20を加熱ローラ29との間に挟持する
受圧板33が接合されている。この受圧板33は、前記
面状発熱体22の発熱温度により劣化することのない耐
熱性を有するPPSのような樹脂材により形成されてい
る。
【0027】このような構成によっても前述した第1実
施例とほぼ同様の作用効果を奏することができる。
【0028】図5は、本発明の第4実施例を示すもので
あり、本実施例においては、図3の加熱ローラ29が、
給紙スタッカ2に積層された可逆性感熱記録媒体20を
1枚ずつ分離して供給するための給紙ローラを兼ねてい
る。すなわち、前記加熱ローラ29は、図示しない駆動
手段により可逆性感熱記録媒体20を1枚ずつ分離して
供給する方向に回転駆動されるようになっている。
【0029】このような構成によっても前述した第3実
施例とほぼ同様の作用効果を奏することができる。
【0030】図6は、本発明の第5実施例を示すもので
あり、本実施例においては、給紙ローラを兼ねている加
熱手段の構成が前述した第4実施例の加熱ローラ29と
異なっている。
【0031】本実施例における加熱手段も加熱ローラで
はあるが、本実施例における加熱ローラ34は、図7に
詳示するように、円筒形のアルミのような金属ローラ3
0を有しており、この金属ローラ30の表面には、アル
マイト処理等の絶縁処理が施され、その上をカーボンイ
ンク層35により被覆されており、さらに、このカーボ
ンインク層35の表面は、フッ素系離型材の被膜31に
より被覆されている。前記カーボンインク層35は、図
1において説明したように、そのカーボンインクの自己
温度制御特性によりサーミスタのような感温素子を必要
とせず、定電圧の入力のみで可逆性感熱記録媒体20に
形成されている記録を消去しうる温度に保持されうるよ
うになっている。
【0032】前記金属ローラ30の両端部は、ブラケッ
ト36,36(一方のみ図示)により回転自在に支持さ
れている。また、前記金属ローラ30上のカーボンイン
ク層35には、フッ素系離型材の被覆31から露出され
ている両端部に金属環39が嵌合されており、この金属
環39に、それぞれコイルばね37に付勢されたブラシ
38,38(一方のみ図示)が摺接され、これらのブラ
シ38,38を介して給電されるようになっている。さ
らに、前記加熱ローラ29は、図示しない駆動手段によ
り可逆性感熱記録媒体20を1枚ずつ分離して供給する
方向に回転駆動されるようになっている。
【0033】このような構成によっても前述した第4実
施例とほぼ同様の作用効果を奏することができる。
【0034】なお、本発明は、前述した実施例に限定さ
れるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能であ
る。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、可
逆性感熱記録媒体上の前回の画像を消去したうえで画像
出力装置に供給することができるという優れた効果を奏
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動給紙装置の第1実施例を示す側面
【図2】本発明の自動給紙装置の第2実施例を示す側面
【図3】本発明の自動給紙装置の第3実施例を示す側面
【図4】図3の要部の斜視図
【図5】本発明の自動給紙装置の第4実施例を示す側面
【図6】本発明の自動給紙装置の第5実施例を示す側面
【図7】図6の要部の一部を破断した斜視図
【図8】従来の自動給紙装置をプリンタに装着した状態
を示す側面図
【符号の説明】
1 自動給紙装置 2 給紙スタッカ 4 給紙ローラ 5 排紙ローラ 7 排紙トレイ 10 プリンタ 12 印字部 20 可逆性感熱記録媒体 21 供給通路 22 面状発熱体 24 押圧ローラ 25 閃光発熱体 27 ハロゲンランプ 29,34 加熱ローラ 30 金属ローラ 31 被膜 35 カーボンインク層 38 ブラシ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像出力装置に接続可能とされ、印字に
    供される記録媒体を1枚ずつ画像出力装置に供給するた
    めの供給手段を有している自動給紙装置において、前記
    記録媒体たる可逆性感熱記録媒体上に加熱書き込みによ
    って形成されている画像を加熱して消去するための加熱
    手段を設けたことを特徴とする自動給紙装置。
JP4107957A 1992-04-27 1992-04-27 自動給紙装置 Withdrawn JPH05301416A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4107957A JPH05301416A (ja) 1992-04-27 1992-04-27 自動給紙装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4107957A JPH05301416A (ja) 1992-04-27 1992-04-27 自動給紙装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05301416A true JPH05301416A (ja) 1993-11-16

Family

ID=14472353

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4107957A Withdrawn JPH05301416A (ja) 1992-04-27 1992-04-27 自動給紙装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH05301416A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102665488B1 (ko) * 2022-12-12 2024-05-10 (주)시화 봉함용지 생산용 글루순환 공급 장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990706