JP2005289559A - トレイ、給紙装置および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 互いに厚みの異なる部位として第1の部位と第2の部位とを有する記録媒体を、給紙に良好な状態で積載可能であり、さらにはその積載量を確保可能なトレイ、このトレイを有する給紙装置およびこれらを有するリライタブルプリンターその他の感熱印字装置等の印字装置、孔版印刷装置、プリンター、複写機、ファクシミリ等の画像形成装置の提供。
【解決手段】互いに厚みの異なる部位として第1の部位と第2の部位とを有する記録媒体を積載可能な積載部材64と、積載部材64上に積載された記録媒体のうち最上位の記録媒体における所定部位の高さを略同じ高さとするための高さ調整手段80とを有する。
【選択図】図7
【解決手段】互いに厚みの異なる部位として第1の部位と第2の部位とを有する記録媒体を積載可能な積載部材64と、積載部材64上に積載された記録媒体のうち最上位の記録媒体における所定部位の高さを略同じ高さとするための高さ調整手段80とを有する。
【選択図】図7
Description
本発明は、互いに厚みの異なる部位として第1の部位と第2の部位とを有する記録媒体を積載可能なトレイ、このトレイを有する給紙装置およびこれらを有するリライタブルプリンターその他の感熱印字装置等の印字装置、孔版印刷装置、プリンター、複写機、ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
従来より、リライタブルプリンターその他の感熱印字装置等の印字装置、孔版印刷装置、プリンター、複写機、ファクシミリ等の画像形成装置には、たとえば〔特許文献1〕に記載されているように、画像形成を行う対象である用紙等の記録媒体を積載して蓄えておくトレイ、および、このトレイとこのトレイに積載されている記録媒体を送り出すための給紙部材とを有する給紙装置が備えられている。
一方、記録媒体として、RFIDタグなど、画像情報等に関する情報を記録した他の記録媒体と一体になったものが用いられることがあるが、このような記録媒体も、紙等、単体の素材のみからなる従来の記録媒体と同様に、従来のトレイに積載し、従来の給紙装置によって給紙して、画像形成に用いられていた。
しかし、かかる他の記録媒体と一体になった記録媒体を、従来のトレイに積載し、従来の給紙装置によって給紙すると、給紙に不具合が生じるという問題がある。
すなわち、図9または図10に示す従来の給紙装置101において、図示を省略する他の記録媒体が付された用紙103を、トレイ102上に積載し、最上位の用紙103Aと、回転する給紙ローラ104とを当接させて給紙すると、図10に示すように、用紙103は、他の記録媒体が付されている部分105が、他の部分106に比して厚くなっているため、最上位の用紙103Aに対する給紙ローラ104の当接状態が不均一になり、スキューが生じたり、部分105に比べると高さの低くなっている部分106において用紙103Aの先端がトレイ102の一部等に衝突して、ジャム、先端耳折れが生じたりする等、給紙に問題が生じていた。
すなわち、図9または図10に示す従来の給紙装置101において、図示を省略する他の記録媒体が付された用紙103を、トレイ102上に積載し、最上位の用紙103Aと、回転する給紙ローラ104とを当接させて給紙すると、図10に示すように、用紙103は、他の記録媒体が付されている部分105が、他の部分106に比して厚くなっているため、最上位の用紙103Aに対する給紙ローラ104の当接状態が不均一になり、スキューが生じたり、部分105に比べると高さの低くなっている部分106において用紙103Aの先端がトレイ102の一部等に衝突して、ジャム、先端耳折れが生じたりする等、給紙に問題が生じていた。
また、用紙103は、他の記録媒体が付されている部分105の厚さが、他の部分106の厚さ、すなわち、通常の用紙の厚さに比して厚くなっているため、用紙103に画像形成を行う場合には、トレイ102への積載枚数を、たとえば通常の用紙に画像形成を行う場合の半分以下としなければならないなど、トレイ102への積載量が少なくなってしまうという問題もあった。
本発明は、互いに厚みの異なる部位として第1の部位と第2の部位とを有する記録媒体を、給紙に良好な状態で積載可能であり、さらにはその積載量を確保可能なトレイ、このトレイを有する給紙装置およびこれらを有するリライタブルプリンターその他の感熱印字装置等の印字装置、孔版印刷装置、プリンター、複写機、ファクシミリ等の画像形成装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、互いに厚みの異なる部位として第1の部位と第2の部位とを有する記録媒体を積載可能な積載部材と、この積載部材上に積載された記録媒体のうち最上位の記録媒体における所定部位の高さを略同じ高さとするための高さ調整手段とを有するトレイにある。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のトレイにおいて、上記高さ調整手段が、上記積載部材に備えられた、記録媒体の第1の部位に対応する第1の積載部に対して変位する、記録媒体の第2の部位に対応する第2の積載部と、第2の積載部を、上記積載部材上に積載された記録媒体の量および/または第1の部位と第2の部位との厚みの差に応じて、第1の積載部に対して変位させる変位手段とを有することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載のトレイにおいて、上記積載部材を変位させ、同積載部材上に積載された記録媒体のうち最上位の記録媒体を、上記所定部位に当接して送り出すための送り出し手段に当接させる当接手段と、上記積載部材が上記送り出し手段に当接するよう上記積載部材を変位可能に支持する支持部材とを有し、上記変位手段が、上記支持部材と上記第2の積載部とを連結する連結部材であって、上記当接手段が、上記積載部材を上記送り出し手段に近接する向きに変位させたとき、第2の積載部の第1の積載部に対する変位量を減少させるための連結部材を有することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項2記載のトレイにおいて、上記変位手段が、上記積載部材上に積載された記録媒体の量および/または第1の部位と第2の部位との厚みの差を検知する検知手段と、第2の積載部を駆動する駆動手段と、上記検知手段の検知結果に応じて上記駆動手段により第2の駆動部を駆動させる制御手段とを有することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1ないし4の何れか1つに記載のトレイと、上記高さ調整手段が高さを調整する上記所定部位に当接して当接した記録媒体を送り出すための送り出し手段とを有する給紙装置にある。
請求項6記載の発明は、請求項1ないし4の何れか1つに記載のトレイまたは請求項5記載の給紙装置を有する画像形成装置にある。
請求項7記載の発明は、請求項6記載の画像形成装置において、他の記録媒体を備えていることにより互いに厚みの異なる第1の部位と第2の部位とを有する記録媒体に対して画像を形成することを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項6または7記載の画像形成装置において、リライタブルである記録媒体に対して画像を形成することを特徴とする。
本発明は、互いに厚みの異なる部位として第1の部位と第2の部位とを有する記録媒体を積載可能な積載部材と、この積載部材上に積載された記録媒体のうち最上位の記録媒体における所定部位の高さを略同じ高さとするための高さ調整手段とを有するトレイにあるので、互いに厚みの異なる部位として第1の部位と第2の部位とを有する記録媒体を、給紙に良好な状態で積載可能であり、スキュー、ジャム、先端耳折れを防止することができ、ユーザーの信頼性が高いとともに、互いに厚みの異なる部位として第1の部位と第2の部位とを有する記録媒体の積載量を確保可能なトレイを提供することができる。
高さ調整手段が、積載部材に備えられた、記録媒体の第1の部位に対応する第1の積載部に対して変位する、記録媒体の第2の部位に対応する第2の積載部と、第2の積載部を、上記積載部材上に積載された記録媒体の量および/または第1の部位と第2の部位との厚みの差に応じて、第1の積載部に対して変位させる変位手段とを有することとすれば、互いに厚みの異なる部位として第1の部位と第2の部位とを有する記録媒体を、経時的にも、給紙に極めて良好な状態で積載可能であり、スキュー、ジャム、先端耳折れをより効果的に防止することができ、ユーザーの信頼性がより高いとともに、互いに厚みの異なる部位として第1の部位と第2の部位とを有する記録媒体の積載量を確保可能なトレイを提供することができる。
積載部材を変位させ、同積載部材上に積載された記録媒体のうち最上位の記録媒体を、所定部位に当接して送り出すための送り出し手段に当接させる当接手段と、上記積載部材が上記送り出し手段に当接するよう上記積載部材を変位可能に支持する支持部材とを有し、変位手段が、上記支持部材と上記第2の積載部とを連結する連結部材であって、上記当接手段が、上記積載部材を上記送り出し手段に近接する向きに変位させたとき、第2の積載部の第1の積載部に対する変位量を減少させるための連結部材を有することとすれば、比較的簡易な構成で、互いに厚みの異なる部位として第1の部位と第2の部位とを有する記録媒体を、経時的にも、給紙に極めて良好な状態で積載可能であり、スキュー、ジャム、先端耳折れをより効果的に防止することができ、ユーザーの信頼性がより高いとともに、互いに厚みの異なる部位として第1の部位と第2の部位とを有する記録媒体の積載量を確保可能なトレイを提供することができる。
変位手段が、積載部材上に積載された記録媒体の量および/または第1の部位と第2の部位との厚みの差を検知する検知手段と、第2の積載部を駆動する駆動手段と、上記検知手段の検知結果に応じて上記駆動手段により第2の駆動部を駆動させる制御手段とを有することとすれば、さらに高い精度で、互いに厚みの異なる部位として第1の部位と第2の部位とを有する記録媒体を、経時的にも、給紙に極めて良好な状態で積載可能であり、スキュー、ジャム、先端耳折れをさらに効果的に防止することができ、ユーザーの信頼性がさらに高いとともに、互いに厚みの異なる部位として第1の部位と第2の部位とを有する記録媒体の積載量を確保可能なトレイを提供することができる。
本発明は、請求項1ないし4の何れか1つに記載のトレイと、高さ調整手段が高さを調整する所定部位に当接して当接した記録媒体を送り出すための送り出し手段とを有する給紙装置にあるので、上述の各効果を奏するトレイを有し、互いに厚みの異なる部位として第1の部位と第2の部位とを有する記録媒体を、給紙に良好な状態で積載可能であり、かかる記録媒体を送り出す際におけるスキュー、ジャム、先端耳折れを防止することができ、ユーザーの信頼性が高いとともに、互いに厚みの異なる部位として第1の部位と第2の部位とを有する記録媒体の積載量を確保可能な給紙装置を提供することができる。
本発明は、請求項1ないし4の何れか1つに記載のトレイまたは請求項5記載の給紙装置を有する画像形成装置にあるので、上述の各効果を奏するトレイまたは上述の効果を奏する給紙装置を有し、互いに厚みの異なる部位として第1の部位と第2の部位とを有する記録媒体を、給紙に良好な状態で積載可能であり、スキュー、ジャム、先端耳折れを防止することができ、ユーザーの信頼性が高いとともに、スキュー、ジャム、先端耳折れを防止された記録媒体によって良好な画像形成を行うことができ、また互いに厚みの異なる部位として第1の部位と第2の部位とを有する記録媒体の積載量を確保可能であって多数枚への画像形成を行うことができ、ユーザーの使い勝手の良い画像形成装置を提供することができる。
他の記録媒体を備えていることにより互いに厚みの異なる第1の部位と第2の部位とを有する記録媒体に対して画像を形成することとすれば、互いに厚みの異なる部位として第1の部位と第2の部位とを有する記録媒体を、給紙に良好な状態で積載可能であり、スキュー、ジャム、先端耳折れを防止することができ、ユーザーの信頼性が高いとともに、スキュー、ジャム、先端耳折れを防止された、互いに厚みの異なる部位として第1の部位と第2の部位とを有する記録媒体によって良好な画像形成を行うことができ、また互いに厚みの異なる部位として第1の部位と第2の部位とを有する記録媒体の積載量を確保可能であって多数枚への画像形成を行うことができ、ユーザーの使い勝手の良い画像形成装置を提供することができる。
リライタブルである記録媒体に対して画像を形成することとすれば、互いに厚みの異なる部位として第1の部位と第2の部位とを有する記録媒体を、給紙に良好な状態で積載可能であり、スキュー、ジャム、先端耳折れを防止することができ、ユーザーの信頼性が高いとともに、スキュー、ジャム、先端耳折れを防止された、リライタブルである記録媒体によって良好な画像形成を行うことができ、また互いに厚みの異なる部位として第1の部位と第2の部位とを有する記録媒体の積載量を確保可能であって多数枚への画像形成を行うことができ、ユーザーの使い勝手の良い画像形成装置を提供することができる。
図1に、本発明を適用した、繰り返し印字することで繰り返し画像形成を行うことができる画像形成装置の例としてリライタブルプリンターである記録装置2を示す。記録装置2は、画像形成を行う対象として、可逆性感熱記録媒体であるリライタブルペーパー3を用いる。記録装置2で用いるリライタブルペーパー3は、一般に知られた可逆性感熱記録媒体としての熱可逆性(Thermo−Chromic)フィルム等によって構成されている。
熱可逆性フィルムは、記録層にロイコ染料と顕色剤を備えており、図8に示すようなリライタブル特性を有している。消色状態(A)から発色温度、たとえば180℃に加熱すると、ロイコ染料分子が溶融して発色し(B)、この状態で急冷すると発色したまま凝集して発色状態が固定される(C)。発色状態で例えば消色温度、たとえば120〜160℃に加熱すると、凝集状態が崩れて顕色剤が自己凝集力で結晶化し(D)、ロイコ染料を弾き出して(E)、消色状態(A)に戻る。消色温度及び発色温度は記録層の構成材料、厚さ等によって異なる。
記録装置2は、一点鎖線の矢印Aで示すリライタブルペーパー3の搬送経路に沿って、リライタブルペーパー3を多数枚積載し蓄え、また給送するフリクションパッド方式の給紙装置4と、給紙装置4が送り出したリライタブルペーパー3をさらに搬送する搬送ローラ対32と、搬送ローラ対32によって送られてきたリライタブルペーパー3に図2に示すように他の記録媒体としてのメディアたるRFIDタグ61が付されている場合にはこれに記録された情報を読み取るとともに、必要な場合にRFIDタグ61に所定の情報を書き込む情報読取書込手段21と、搬送経路Aにおける情報読取書込手段21によるRFIDタグ61の読み取り位置の下流側に配設されたレジストローラ対22とを有している。
記録装置2はまた、搬送経路Aに沿って、搬送経路Aにおけるレジストローラ対22の下流側に配設されリライタブルペーパー3を消色温度まで加熱して消色処理する印字消去手段5と、印字消去手段5により画像を消去されたリライタブルペーパー3の徐冷を行うための搬送路7と、搬送路7を経たリライタブルペーパー3を発色温度まで加熱して発色させる印字手段6と、印字手段6を経たリライタブルペーパー3を急冷し発色状態を固定しつつ搬送する搬送部材としての冷却ローラ対8とを有している。
記録装置2はまた、搬送経路Aに沿って、冷却ローラ対8によるリライタブルペーパー3の搬送を受け継いでさらに搬送する搬送部材としての搬送ローラ対9と、搬送ローラ対9によるリライタブルペーパー3の搬送を受け継いでさらに搬送し記録装置2の本体10外に排出する排出部材としての排紙ローラ対23と、本体10の上部に配設され排紙ローラ対23により排出されたリライタブルペーパー3を積載する排紙トレイ24とを有している。
記録装置2はまた、印字手段6、レジストローラ対22等を駆動するモータ25と、記録装置2の全体を制御するための制御手段28と、制御手段28に備えられた制御基板26を冷却する制御冷却手段としてのファン29と、本体10上面の、排紙トレイ24よりも記録装置2の前面側すなわち図1における右側に配設された操作パネル30とを有している。
情報読取書込手段21は、図示しないRFアンテナを備えており、非接触でRFIDタグ61に記録された情報を読み取り、またRFIDタグ61に所定の情報を書き込むものである。RFIDタグ61から読み取る情報には、そのRFIDタグ61のID、そのRFIDタグ61が付されたリライタブルペーパー3に記録した情報や、その関連情報等が含まれている。
レジストローラ対22は、モータ25により回転駆動される駆動ローラ22aと、駆動ローラ22aに従動して回転する従動ローラ22bとを有している。レジストローラ対22は、搬送されてきたリライタブルペーパー3の先端部が突き当てられ、そのリライタブルペーパー3にスキューが生じている場合にはこれを解消するとともに、スキューを解消したリライタブルペーパー3を、所定のタイミングで印字消去手段5に搬送する。かかる所定のタイミングは、制御手段28により、モータ25によりレジストローラ対22を駆動するタイミングで計られる。
印字消去手段5は、加熱部材としてのヒータローラ34と、ヒータローラ34に圧接する駆動ローラとしての加圧ローラ35と、ヒータローラ34の温度を検知する温度検知手段としてのサーミスタ36と、ヒータローラ34、加圧ローラ35、サーミスタ36をその内部に収納したハウジング38とを有している。
ヒータローラ24は内部に熱源としてのハロゲンヒータ37を有している。ハウジング38は、リライタブルペーパー3の受け入れ口38aとリライタブルペーパー3の排出口38bとを有している。
印字消去手段5は、リライタブルペーパー3をヒータローラ34と加圧ローラ35とにより挟持搬送しながらヒータローラ34によって消色温度に加熱し、印字内容を消去する。このとき、制御手段28は、サーミスタ36により検知したヒータローラ34の温度に基づいてヒータローラ34の温度を消色温度に維持するべくフィードバック制御を行う。
なお、印字消去手段5の構成としては、ヒータローラ34と加圧ローラ35とを圧接する方式に代えて、ヒータローラと別のローラとの間に張架されたエンドレスベルトに加圧ローラを圧接するベルト方式としてもよい。
印字消去手段5は、リライタブルペーパー3をヒータローラ34と加圧ローラ35とにより挟持搬送しながらヒータローラ34によって消色温度に加熱し、印字内容を消去する。このとき、制御手段28は、サーミスタ36により検知したヒータローラ34の温度に基づいてヒータローラ34の温度を消色温度に維持するべくフィードバック制御を行う。
なお、印字消去手段5の構成としては、ヒータローラ34と加圧ローラ35とを圧接する方式に代えて、ヒータローラと別のローラとの間に張架されたエンドレスベルトに加圧ローラを圧接するベルト方式としてもよい。
搬送路7内には、その中間部分に、印字消去手段5によって印字内容を消去された状態で搬送されてくるリライタブルペーパー3を印字手段6に向けてさらに搬送する搬送部材としての搬送ローラ対39が配設されている。印字消去手段5によって印字内容を消去されたリライタブルペーパー3は、搬送路7内を搬送する過程において、放熱によりその温度が徐々に下がり、徐冷される。
印字手段6は、プラテンローラ41と、プラテンローラ41に圧接する書込みヘッドとしてのサーマルヘッド42と、プラテンローラ41の反対側からサーマルヘッド42を支持するヘッド支持部材43と、ヘッド支持部材43をプラテンローラ41側へ押圧する図示しない付勢機構と、プラテンローラ41を回転駆動するための駆動源としての上述のモータ25とを有している。
サーマルヘッド42は、制御手段28により駆動を制御されるものであり、制御手段28によって、所定の画像情報に基づいて適正な発色温度に加熱される。サーマルヘッド42の駆動タイミングは、モータ25によりレジストローラ対22を駆動させたタイミングに基づいて、制御手段28により計られる。
モータ25は、制御手段28によって動作を制御される。非通紙時におけるプラテンローラ41の回転によるサーマルヘッド42の発熱素子面の劣化を防止するため、制御手段28は、通紙時のみプラテンローラ41を回転させる。
このような構成の印字手段6は、印字消去手段5により印字内容を消去されたリライタブルペーパー3をプラテンローラ41で搬送しながらサーマルヘッド42により印字する。
このような構成の印字手段6は、印字消去手段5により印字内容を消去されたリライタブルペーパー3をプラテンローラ41で搬送しながらサーマルヘッド42により印字する。
冷却ローラ対8は駆動ローラ8aと従動ローラ8bとを有している。冷却ローラ対8は、印字手段6によって画像形成が行われたリライタブルペーパー3を搬送するのみならず、印字手段6によって昇温されたリライタブルペーパー3の熱を奪う目的で配設されたものである。そこで、駆動ローラ8a及び従動ローラ8bは、熱伝導性の高い金属ローラ、具体的にはアルミローラとされている。駆動ローラ8a及び従動ローラ8bは、熱伝導性の高い材料であれば他の材料で構成しても良い。印字手段6によって画像形成が行われたリライタブルペーパー3は、駆動ローラ8a及び従動ローラ8bによって搬送されつつこれらに触れることで熱を奪われて急冷され、発色状態が固定されて、形成された画像がそのままの状態で維持される。
搬送ローラ対9は駆動ローラ9aと従動ローラ9bとを有しており、排紙ローラ対23は駆動ローラ23aと従動ローラ23bとを有している。排紙トレイ24は画像形成済みの多数枚のリライタブルペーパー3を積載する。操作パネル30は、排紙トレイ24上に積載されたリライタブルペーパー3によって隠れることのない位置に配設されている。
制御手段28は、上述したように、モータ25、印字消去手段5、印字手段6等の制御を行うなど、記録装置2の全体を制御する制御基板26と、電源としてのPSU27とを備えている。
制御手段28は、上述したように、モータ25、印字消去手段5、印字手段6等の制御を行うなど、記録装置2の全体を制御する制御基板26と、電源としてのPSU27とを備えている。
図2にリライタブルペーパー3の構成例を示す。図2に示すように、RFIDタグ61は、矢印Dで示す給紙方向におけるリライタブルペーパー3本体の先端右側の裏面に一体化される。図2(a)において紙面手前側、図2(b)において左側がリライタブルペーパー3の表面側であり、図2(a)において紙面奥側、図2(b)において右側がリライタブルペーパー3の裏面側である。図2(b)に示すリライタブルペーパー3本体の厚さt1は0.145mmであり、RFIDタグ61の厚さの最大値t2は0.4mmである。
よって、リライタブルペーパー3は、互いに厚みの異なる部位として、リライタブルペーパー3本体部分によって構成される、厚さがt1である第1の部位72と、RFIDタグ61が一体となった、厚さがt1+t2である第2の部位73とを有している。なお、RFIDタグ61は、リライタブルペーパー3に対し、貼り付けにより一体とされているが、その他の方法で一体とされていても良い。
図1に示すように、給紙装置4は、リライタブルペーパー3を多数枚積載し蓄えるトレイとしての給紙バンク1と、給紙バンク1に蓄えられたリライタブルペーパー3のうち最上位のリライタブルペーパー3Aを送り出すための送り出し手段としての給紙ローラ31と、給紙ローラ31を所定のタイミングで矢印E方向に回転駆動する図示しない給紙モータと、給紙ローラ31に対向する位置に配設され給紙ローラ31が送り出そうとするリライタブルペーパー3が複数枚であるときに給紙ローラ31との摩擦によって1枚だけを分離して送り出すための分離パッド33とを有している。
図3または図4に示すように、給紙バンク1は、給紙バンク1本体に対して引き出し可能に設けられたカセットトレイ62を有している。カセットトレイ62は、図3に示すように、カセットトレイ62の本体77と、カセットトレイ本体77に対して軸63を中心に搖動可能に配設された積載部財としての底板64と、図4に示すように、底板64を側方から挟むように、互いに対向した態様でカセットトレイ本体77の底部65から立設されたサイドフェンス66、66とを有している。カセットトレイ62は、底板64と、底部65の一部とで、リライタブルペーパー3を積載している。
給紙装置4はまた、最上位のリライタブルペーパー3Aを給紙ローラ31に当接させるための図3に示す当接手段78と、最上位のリライタブルペーパー3Aにおける所定部位すなわち少なくとも給紙ローラ31に当接する部位の高さを略同じにすることで、給紙ローラ31がその幅方向における全体において最上位のリライタブルペーパー3Aと当接するようにするための図7に示す高さ調整手段80とを有している。
当接手段78は、カセットトレイ本体77に対して軸67を中心に搖動可能に配設された昇降部材68と、昇降部材68に、その一端を固定された、図3においてその一方のみを示し図4または図5においてその両者を示す一対の付勢手段としての引っ張りスプリングであるばね69、69と、ばね69、69のそれぞれの他端に、その各端部をそれぞれ支持された、図3または図4または図5に示すブラケット70と、図3に示す、給紙バンク1の本体に固設された、昇降部材68と係脱可能なスライダ71とを有している。
図5に示すように、ブラケット70は、リライタブルペーパー3およびカセットトレイ62の幅方向における中央部すなわち図4の左右方向における中央部に対応する部分に、底板64側へ向けて突出した係合部85を有している。図3に示すように、ブラケット70は、底板64に対し、底板64の下方から、ばね69により弾性的に当接している。ブラケット70は、係合部85の上面において、底板64に当接している。昇降部材68は、図3(a)に示すように、カセットトレイ62が給紙バンク1本体に装着された状態でスライダ71に乗り上げる、また、図3(b)に示すように、カセットトレイ62が給紙バンク1本体から引き出された状態でスライダ71から離脱する。
よって、カセットトレイ62が給紙バンク1本体に装着された状態では、底板64が、最上位のリライタブルペーパー3Aが給紙ローラ31に当接するまで昇降部材68を介して引き上げられる。このとき、最上位のリライタブルペーパー3Aは、ばね69、69の弾性力により、給紙ローラ31に弾性的に当接し、言い換えると圧接し、最上位のリライタブルペーパー3Aと給紙ローラ31との間の摩擦力は、給紙ローラ31がE方向に回転するときに最上位のリライタブルペーパー3Aを良好に送り出すように設定される。
カセットトレイ62が給紙バンク1本体から引き出された状態では、底板64の底面の全体が底部65と接触し、最上位のリライタブルペーパー3Aは、給紙ローラ31から離間する。
このように、カセットトレイ本体77は、底板64が給紙ローラ31に当接するよう底板64を変位可能に支持する支持部材として機能している。
なお、図5に示すように、分離パッド33は、カセットトレイ62と一体となるように配設されている。
このように、カセットトレイ本体77は、底板64が給紙ローラ31に当接するよう底板64を変位可能に支持する支持部材として機能している。
なお、図5に示すように、分離パッド33は、カセットトレイ62と一体となるように配設されている。
図6または図7に示すように、底板64は、リライタブルペーパー3の第1の部位72に対応する第1の積載部としての底板本体74と、底板本体74に対して変位する、リライタブルペーパー3の第2の部位73に対応する第2の積載部としての可動する底板である搖動部75と、底板本体74と搖動部75とを搖動自在に一体化するための軸76と、図6に示す、その下方から係合部85が係合する被係合部86とを有している。被係合部86は、底板64の幅方向すなわち図6の左右方向における中央部に位置しており、底板本体74に配設されている。
図7に示すように、高さ調整手段80は、搖動部75と、搖動部75を底板本体74に対して変位させる変位手段79とを有している。変位手段79は、底板64に積載されたリライタブルペーパー3全体での第1の部位72と第2の部位73との厚みの差に応じて、搖動部75を底板本体74に対して搖動させ変位させるものである。
変位手段79は、その一端が搖動部75に固定されその他端が底部65に突設された突部81に固定された、底部65と搖動部75とを連結する連結部材としてのワイヤー82と、ワイヤー82を、ワイヤー82の中間部において巻き掛けたローラ83と、底部65上に配設され、ローラ83を回転自在に支持する支持部84とを有している。
ローラ83は、全周にわたって、図7の紙面に垂直な方向における中央部に図示しない溝を有しており、ワイヤー82は常に、この溝の内部に位置するようになっている。
なお、連結部材は、ワイヤー82でなく、スプリング等の弾性体であっても良い。
なお、連結部材は、ワイヤー82でなく、スプリング等の弾性体であっても良い。
高さ調整手段80、変位手段79がこのような構成であることによって、ワイヤー82は、当接手段78が、図7(a)において矢印F1で示すように、底板64を給紙ローラ31に近接する向きに変位させたとき、矢印G1で示すように、搖動部75の底板本体74に対する変位量を減少させ、また、当接手段78が、図7(b)において矢印F2で示すように、底板64を給紙ローラ31から離間する向きに変位させたとき、矢印G2で示すように、搖動部75の底板本体74に対する変位量を増加させる機能を有している。
したがって、カセットトレイ62が多量のリライタブルペーパー3を積載しているときには、カセットトレイ62上のリライタブルペーパー3の全体での第1の部位72の厚みと、第2の部位73の厚みとの差が大きいが、底板64と給紙ローラ31との距離も大きいため、底板本体74に対する搖動部75の変位量言い換えると傾斜量も大きい。
よって、第1の部位72の厚みと、第2の部位73の厚みとの差は、底板本体74に対する搖動部75の変位量によって吸収され、最上位のリライタブルペーパー3Aの、給紙ローラ31への当接部位は、略水平な態位を占め、略同じ高さとなっているため、給紙ローラ31は、その幅方向における全体において最上位のリライタブルペーパー3Aと均一に当接し、給紙時におけるスキュー等の問題が生じることはなく、また給紙ローラ31によって送り出された最上位のリライタブルペーパー3Aがカセットトレイ本体77等に突き当たって衝突することがなく、給紙時におけるジャム、先端耳折れ等の問題が生じることがない。
さらに、底板本体74に対する搖動部75の変位が、給紙ローラ31から離間する方向に生じるため、RFIDタグ61を付したことによって生じる、リライタブルペーパー3の厚みの増加が、底板本体74に対する搖動部75の変位によって吸収され、RFIDタグ61を付した場合であっても、カセットトレイ62によるリライタブルペーパー3の積載量が減少することがなく、たとえば100枚程度の積載量が確保され、連続した画像形成が担保される。
一方、画像形成が行われ、カセットトレイ62上のリライタブルペーパー3が消費されると、リライタブルペーパー3の消費量に応じて、当接手段78が、底板64を給紙ローラ31に近接する方向、言い換えるとカセットトレイ本体77に対して底板64がなす角度が増加する方向に変位させ、これに伴い、変位手段79が、底板本体74に対する搖動部75の変位量言い換えると傾斜量を減少させ、搖動部75の上面が底板本体74の上面と面一となる状態に近づけるから、底板64が給紙ローラ31に向けて上昇し底板64に積載されたリライタブルペーパー3全体での第1の部位72と第2の部位73との厚みの差が減少しても、第1の部位72の厚みと第2の部位73の厚みとの差は、底板本体74に対する搖動部75の変位量によって、自動的に、必要かつ十分な量だけ吸収される。
これにより、最上位のリライタブルペーパー3Aの、給紙ローラ31への当接部位は、常に略水平な態位を占め、常に略同じ高さとなっているため、給紙ローラ31は、その幅方向における全体において最上位のリライタブルペーパー3Aと常に均一に当接し、給紙時におけるスキュー等の問題が生じることが常に防止され、また給紙ローラ31によって送り出された最上位のリライタブルペーパー3Aがカセットトレイ本体77等に突き当たって衝突することが常に防止され、給紙時におけるジャム、先端耳折れ等の問題が常に防止される。
したがって、記録装置2においては、リライタブルペーパー3がRFIDタグ61を有している場合であっても、その給紙が長期にわたって常に良好に行われ、良好な記録すなわち画像形成が行われる。
したがって、記録装置2においては、リライタブルペーパー3がRFIDタグ61を有している場合であっても、その給紙が長期にわたって常に良好に行われ、良好な記録すなわち画像形成が行われる。
以上、本発明を実施するための形態として、本発明を適用した給紙バンク1、給紙装置4及びこれらを備えた記録装置2について説明したが、本発明は、記録装置2のようなリライタブルプリンターに限らずどのようなタイプの画像形成装置にも適用することができる。第1の積載部に対する第2の積載部の変位の態様は、上述の形態では第1の積載部と第2の積載部とが互いに傾斜する搖動の態様であったが、平行移動の態様であっても良い。
変位手段は、第2の積載部を、積載部材上に積載された記録媒体の量および/または第1の部位と第2の部位との厚みの差に応じて、第1の積載部に対して変位させるものであればよい。これに関し、上述の形態では、変位手段は、記録媒体が複数枚であるときはその全体量、単数枚であるときはその全体量または第1の部位と第2の部位との厚みの差に応じて第2の積載部を第1の積載部に対して変位させている。
またたとえば、変位手段は、トレイ上の記録媒体の枚数、第1の部位または第2の部位の記録媒体1枚あたりの厚さ、第1の部位と第2の部位との記録媒体1枚あたりの厚さの差等を検知する等して、積載部材上に積載された記録媒体全体での第1の部位と第2の部位との厚みの差を検知するたとえば光学的なセンサ等の検知手段と、第2の積載部を駆動するたとえばステッピングモータ等の駆動手段と、かかる検知手段の検知結果に応じてかかる駆動手段による第2の駆動部を駆動させるたとえばCPU等を含んだ制御手段とを備えた構成とすることができる。
第1の部位または第2の部位の記録媒体1枚あたりの厚さ、第1の部位と第2の部位との記録媒体1枚あたりの厚さの差等は、RFIDタグ61に記録することができ、このときかかる検知手段としては上述した情報読取書込手段21を用いることができる。またかかる制御手段としては、上述した28を用いることができる。
なお、ユーザーがトレイ上の記録媒体の枚数、第1の部位または第2の部位の厚さ、第1の部位と第2の部位との厚さの差を入力することを可能とするたとえば操作パネル、パーソナルコンピュータ等の入力手段は、かかる検知手段に含まれるものとする。
なお、ユーザーがトレイ上の記録媒体の枚数、第1の部位または第2の部位の厚さ、第1の部位と第2の部位との厚さの差を入力することを可能とするたとえば操作パネル、パーソナルコンピュータ等の入力手段は、かかる検知手段に含まれるものとする。
記録媒体として、他の記録媒体を備えておらず全体の厚さが均一であるものを用いる場合を考慮して、変位手段を、作動可能な状態と作動不能な状態との間で切り替えるように構成することができる。そのために、給紙装置が、変位手段を、作動可能な状態と作動不能な状態との間で切り替える切換手段を備えた構成とすることができる。
切換手段は、たとえば、図7等を用いて説明した上述の形態においては、第2の積載部の上面が第1の積載部の上面に対して略面一となる状態で第2の積載部を第1の積載部に固定する固定部材とすることができ、また、上述の検知手段、駆動手段、制御手段等を備えた形態においては、変位手段を作動可能な状態と作動不能な状態との間で切り替えることを可能とするたとえば操作パネル、パーソナルコンピュータ等の入力手段を切換手段とし、かかる制御手段がかかる切換手段による入力に基づいてかかる駆動手段の駆動、非駆動を切り替えるようにすることができる。
本発明の適用は、上述の説明において特に限定を行っていない限り、以上説明した形態に限られるものではない。
本発明の適用は、上述の説明において特に限定を行っていない限り、以上説明した形態に限られるものではない。
1 トレイ
2 画像形成装置
3 記録媒体
3A 最上位の記録媒体
31 送り出し手段
61 他の記録媒体
64 積載部材
72 第1の部位
73 第2の部位
74 第1の積載部
75 第2の積載部
77 支持部材
78 当接手段
79 変位手段
80 高さ調整手段
82 連結部材
2 画像形成装置
3 記録媒体
3A 最上位の記録媒体
31 送り出し手段
61 他の記録媒体
64 積載部材
72 第1の部位
73 第2の部位
74 第1の積載部
75 第2の積載部
77 支持部材
78 当接手段
79 変位手段
80 高さ調整手段
82 連結部材
Claims (8)
- 互いに厚みの異なる部位として第1の部位と第2の部位とを有する記録媒体を積載可能な積載部材と、この積載部材上に積載された記録媒体のうち最上位の記録媒体における所定部位の高さを略同じ高さとするための高さ調整手段とを有するトレイ。
- 請求項1記載のトレイにおいて、
上記高さ調整手段が、
上記積載部材に備えられた、記録媒体の第1の部位に対応する第1の積載部に対して変位する、記録媒体の第2の部位に対応する第2の積載部と、
第2の積載部を、上記積載部材上に積載された記録媒体の量および/または第1の部位と第2の部位との厚みの差に応じて、第1の積載部に対して変位させる変位手段とを有することを特徴とするトレイ。 - 請求項2記載のトレイにおいて、
上記積載部材を変位させ、同積載部材上に積載された記録媒体のうち最上位の記録媒体を、上記所定部位に当接して送り出すための送り出し手段に当接させる当接手段と、
上記積載部材が上記送り出し手段に当接するよう上記積載部材を変位可能に支持する支持部材とを有し、
上記変位手段が、上記支持部材と上記第2の積載部とを連結する連結部材であって、上記当接手段が、上記積載部材を上記送り出し手段に近接する向きに変位させたとき、第2の積載部の第1の積載部に対する変位量を減少させるための連結部材を有することを特徴とするトレイ。 - 請求項2記載のトレイにおいて、上記変位手段が、上記積載部材上に積載された記録媒体の量および/または第1の部位と第2の部位との厚みの差を検知する検知手段と、第2の積載部を駆動する駆動手段と、上記検知手段の検知結果に応じて上記駆動手段により第2の駆動部を駆動させる制御手段とを有することを特徴とするトレイ。
- 請求項1ないし4の何れか1つに記載のトレイと、上記高さ調整手段が高さを調整する上記所定部位に当接して当接した記録媒体を送り出すための送り出し手段とを有する給紙装置。
- 請求項1ないし4の何れか1つに記載のトレイまたは請求項5記載の給紙装置を有する画像形成装置。
- 請求項6記載の画像形成装置において、他の記録媒体を備えていることにより互いに厚みの異なる第1の部位と第2の部位とを有する記録媒体に対して画像を形成することを特徴とする画像形成装置。
- 請求項6または7記載の画像形成装置において、リライタブルである記録媒体に対して画像を形成することを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004105322A JP2005289559A (ja) | 2004-03-31 | 2004-03-31 | トレイ、給紙装置および画像形成装置 |
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Family Applications (1)
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JP2004105322A Pending JP2005289559A (ja) | 2004-03-31 | 2004-03-31 | トレイ、給紙装置および画像形成装置 |
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JP (1) | JP2005289559A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011063348A (ja) * | 2009-09-15 | 2011-03-31 | Toshiba Tec Corp | 媒体ストッカ、給紙装置及び記録媒体の姿勢制御方法 |
JP2015081184A (ja) * | 2013-10-23 | 2015-04-27 | 株式会社東芝 | 給紙装置 |
-
2004
- 2004-03-31 JP JP2004105322A patent/JP2005289559A/ja active Pending
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