JPH0530131A - パケツト交換装置 - Google Patents

パケツト交換装置

Info

Publication number
JPH0530131A
JPH0530131A JP18264891A JP18264891A JPH0530131A JP H0530131 A JPH0530131 A JP H0530131A JP 18264891 A JP18264891 A JP 18264891A JP 18264891 A JP18264891 A JP 18264891A JP H0530131 A JPH0530131 A JP H0530131A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cell
line
unit
terminal
interface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18264891A
Other languages
English (en)
Inventor
Muneyuki Suzuki
宗之 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP18264891A priority Critical patent/JPH0530131A/ja
Priority to US07/916,625 priority patent/US5432782A/en
Publication of JPH0530131A publication Critical patent/JPH0530131A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/54Store-and-forward switching systems 
    • H04L12/56Packet switching systems
    • H04L12/5601Transfer mode dependent, e.g. ATM
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L49/00Packet switching elements
    • H04L49/10Packet switching elements characterised by the switching fabric construction
    • H04L49/104Asynchronous transfer mode [ATM] switching fabrics
    • H04L49/105ATM switching elements
    • H04L49/107ATM switching elements using shared medium

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】パケット交換システムのパケット交換装置にお
いて、内線通信、中継交換、ル―プバックといった通信
形態を、特別なハードウェアを必要とせずに実現し、か
つ交換装置のバックプレ―ンの布線の少ないセルスイッ
チを提供する。 【構成】本発明は、複数の端末インターフェースと、複
数の回線インターフェースと、前記複数の端末インター
フェースおよび前記複数の回線インターフェースに接続
され、前記複数の端末インターフェースおよび前記複数
の回線インターフェース間での交換接続をする単一の双
方向共用バスを有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パケット通信システム
のパケット交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のパケット交換装置における
セルスイッチの構成概要図である。図6のセルスイッチ
は単一方向のバス630と、単一方向のバス630を時
分割制御するためのタイムスロット割当部640、セル
化されたデータをタイムスロット割当部640の指示に
従って単一方向のバス630に送出するアクセス制御部
602および単一方向のバス630に送出されたセルの
宛先情報フィールドを監視し自己の出力ポート620宛
のセルを選択し受信するアドレスフィルタ603より構
成される。
【0003】まず、入力ポート610−1から入力され
たシリアルデータは単一方向のバス630に送出するた
めシリアル・パラレル変換部601でパラレルデータに
変換され、パラレルデータはアクセス制御部602で時
分割制御され、バス630に送出される。バス630に
送出されたセルデータはアドレスフィルタ603により
自己のポート620−1宛のデータのみを選択し、受信
する。その後、受信したパラレルデータはパラレル・シ
リアル変換部604でシリアルデータに変換され、出力
ポート620−1から出力される。これにより、所望の
出力先へ伝送変換される。同様にして、任意の入力ポー
ト(610−1〜n)から任意の出力ポート(620−
1〜m)に伝送変換される。
【0004】実際の交換装置では図7のような構成にな
っている。図7は従来のセルスイッチを用いた交換器の
構成を示すブロック図である。従来の交換器では、図6
のセルスイッチを二つ組み合わせた構成になっている。
すなわち、端末ポート(801−1〜7)から回線ポー
ト(901−1〜7)への伝送交換のときは、上り専用
バス10、上りタイムスロット割当部30が使用され、
例えば端末ポート801−1から回線ポート901−1
への伝送変換ではシリアル・パラレル変換部703、ア
クセス制御部704、アドレスフィルタ708、バッフ
ァ709、パラレル・シリアル変換部710で構成され
るセルスイッチが動作し、回線ポート(901−1〜
7)から端末ポート(801−1〜7)への伝送交換の
ときは、下り専用バス20、下りタイムスロット割当部
40が使用され、例えば回線ポート901−1から端末
ポート801−1への伝送交換ではシリアル・パラレル
変換部712、アクセス制御部711、アドレスフィル
タ707、バッファ706、パラレル・シリアル変換部
705で構成されるセルスイッチが動作する。
【0005】また、端末インターフェース(800−1
〜7)あるいは回線インターフェース(900−1〜
7)のように各端末ポートあるいは各回線ポートごとの
インターフェースが同一カード上に構成されており、そ
れぞれのインターフェースには自己のインターフェース
を認識するアドレス(´0´〜´D´)が与えられてい
る。
【0006】まず、図7のセルスイッチにおいて、端末
ポート(801−1〜7)から回線ポート(901−1
〜7)方向すなわち、上り方向のデータの流れを図8、
図9を参照しながら説明する。
【0007】図8は従来の一つの端末インターフェース
の詳細なブロック図である。端末ポート801から端末
インターフェース800に入力されたデータは、はじめ
にセル組立・分解部802において送出すべきデ―タを
48バイト単位に分割し、仮想的な通信経路を示す識別
子5バイト(以下「VCI」という。)を付加し53バ
イトのセルを組立てる。セルが組立てられるとセル組立
・分解部802はアクセス制御部805に対してセルの
送出要求を示す。アクセス制御部805には、既にアド
レス入力線813から自己の端末インターフェース80
0のアドレスが入力されており、上りタイムスロット割
当部30からはセルの送出を許可する端末インターフェ
ースのアドレスが入力される。上りタイムスロット割当
部30の出力したアドレスが自己の端末インターフェー
ス800のアドレスと一致するとアクセス制御部805
は、送出許可をシリアル・パラレル変換部803へ伝え
る。
【0008】送出許可を受けたシリアル・パラレル変換
部803は、図示していないセル組立・分解部バッファ
より組立てられたセルを読み出してパラレルデ―タに変
換する。シリアル・パラレル変換部803より出力され
たセルは宛先アドレス(DA)付加部804に入力さ
れ、セル組立・分解部802で付加された経由すべき回
線インターフェース及び目的の他交換器に接続されてい
る端末インターフェースのアドレス情報を得るために参
照する経路情報のVCIより、セルを送出すべき回線が
接続されている回線インターフェースのアドレス、すな
わち宛先アドレス(DA)2バイトを引き出し、付加す
る。この宛先アドレス付加部804には、あらかじめV
CIとそれを参照してセルに付加する宛先アドレス(D
A)の対応テ―ブルが設定されている。すなわち、VC
I0 に対してDA0 、VCIi に対してDAi …、VC
In に対してDAn を与えるテ―ブルを持つ。宛先アド
レス(DA)付加により、55バイトのセルの組立が完
了すると、端末インターフェース800は最終的にセル
を上り専用バス10に送出する。
【0009】引き続き、図9を参照にして上り方向のセ
ルデータの流れを説明する。図9は従来の一つの回線イ
ンターフェースの詳細なブロック図である。上り専用バ
ス10はすべての回線インターフェースに接続されてお
り、回線インターフェース900では上り専用バス10
に送出されたセルはすべて受信することができる。した
がって、受信したセルの宛先アドレス(DA)をアドレ
スフィルタ910の宛先アドレス(DA)読取部911
を介して比較器912に入力し、アドレス入力線から既
に入力されている自己のアドレスと比較をして、一致し
たセルのみを選択し受信指示を次段のバッファ908へ
伝える。このように受信されたセルは宛先アドレス(D
A)ヘッダ削除部909にて宛先アドレス(DA)を削
除し、バッファ908に一旦蓄積される。その後、バッ
ファ908から読み出されたセルはパラレル・シリアル
変換部907においてシリアルデ―タに変換された後、
回線入出力インターフェース部902を介して回線ポー
ト901に出力される。
【0010】以上が端末ポートから回線ポートへの方
向、いわゆる上り方向の伝送交換の動作である。
【0011】次ぎに回線ポートから端末ポート方向、い
わゆる下り方向の伝送交換の動作について説明する。図
9において、回線901より1セル分のデ―タを受信す
ると回線入出力インターフェ―ス部902は、下り専用
バス20へのセル送出要求をアクセス制御部905に対
して出力する。アクセス制御部905には下りタイムス
ロット制御部40からの送出を許可する回線インターフ
ェースのアドレスが入力される。また、自己の回線イン
ターフェース900のアドレスは既にアドレス入力線9
13から入力されている。下りタイムスロット制御部4
0の出力したアドレスと自己の回線インターフェース9
00のアドレスを比較器906により比較し、両アドレ
スが一致するとアクセス制御部905は、送出許可をシ
リアル・パラレル変換部903へ伝える。送出許可を受
けたシリアル・パラレル変換部903は図示していない
回線インターフェースバッファよりセルを読み出してパ
ラレルデ―タに変換する。シリアル・パラレル変換部9
03より出力されたセルは宛先アドレス(DA)付加部
904に入力され、そこでセルに付加されているセルの
識別子(VCI)を参照し、セルを送出すべき端末が接
続されている端末インターフェースのアドレス、すなわ
ち宛先アドレスDAi (2バイト)を付加する。宛先ア
ドレス(DA)付加により、55バイトのセルへ組立て
が完了すると、回線インターフェース900は最終的に
セルを下り専用バス20に送出する。図8に戻り、図を
参照にして引き続き下り方向のセルデータの流れを説明
する。下り専用バス20はすべての端末インターフェー
スと接続されており、端末インターフェース800では
下り専用バス20に送出されたセルはすべて受信するこ
とができる。従って、受信したセルの宛先アドレス(D
A)をアドレスフィルタ810の宛先アドレス(DA)
読取部811に入力し、自己の端末インターフェース8
00のアドレスを比較器812により比較し、両アドレ
スが一致したセルのみを選択し受信指示を次段のバッフ
ァ808へ伝える。このように受信されたセルは宛先ア
ドレス(DA)ヘッダ削除部809にて宛先アドレス
(DA)を削除され、バッファ808に一旦蓄積され
る。その後、バッファ808から読み出されたセルはパ
ラレル・シリアル変換部807にてシリアルデ―タに変
換された後、セル組立・分解部802においてセルを端
末形式のデ―タに変換し端末ポート801に送出され
る。
【0012】以上は端末と回線間のセルの伝送交換の動
作を示した。図7に戻り、実際にはこの他にセルの伝送
交換の形態として、端末ポート801−1から端末ポー
ト801−2への伝送交換のように、ある端末ポートか
ら受信したセルを他の端末ポートへ転送する通信形態で
ある内線通信や、回線ポート901−1から回線ポート
901−2への伝送交換のように、ある回線ポートより
受信したセルを他の回線ポートへ転送する通信形態であ
る中継交換、および自己の端末ポートまたは回線ポート
へセルを折返す通信形態であるル―プバックが存在す
る。
【0013】従来のセルスイッチを持つ交換器では、こ
れらの通信形態を実現するために回線側セル折返しユニ
ット1000、および端末側セル折返しユニット110
0を用いる。
【0014】以下、回線側セル折返しユニット740、
端末側セル折返しユニット750を用いた伝送交換につ
いて述べる。まず、回線側セル折返しユニット740を
用いた中継交換と回線側のル―プバックの動作について
図10を参照しながら説明する。図10は回線側セル折
返しユニットのブロック図である。回線側折返しユニッ
ト1000は下り専用バス20より受信したセルを宛先
アドレス(DA)付加部において任意の宛先アドレス
(DA)を付加し、上り専用バス10に送出することが
できる。すなわち、回線側セル折返しユニット1000
は、回線インターフェースから送出したセルを再び回線
インターフェースが受信することができるように上り専
用バス10に乗せ変える機能を持つ。従って、任意の回
線i と回線j の間での中継交換は以下の方法により実現
できる。まず、回線i を収容する回線インターフェース
i の宛先アドレス(DA)付加部は、回線j に中継交換
を行うことを示す識別子(VCIj )が示されたセルに
対しては、そのセルを回線側セル折返しユニット100
0に転送するよう、識別子(VCIj )に対して宛先ア
ドレス、DA=´E´を与えるように設定しておく。こ
こで、´E´は回線側折返しユニット1000のアドレ
スである。次ぎに、回線側セル折返しユニット1000
には同様に識別子(VCIj )に対して回線j を収容し
ている回線インターフェースj に転送する宛先アドレス
(DAj )を与えるように設定しておく。
【0015】このように宛先アドレス(DA)付加部を
設定することで回線iから入力されたセルは回線j に中
継交換される。逆に、回線j から入力されたセルを回線
i に中継交換するには、回線インターフェースj には、
識別子(VCIi )に対してDA=´E´を、回線側セ
ル折返しユニット1000には識別子(VCIi )に対
して宛先アドレス(DAi )を与えるように設定すれば
よい。
【0016】また、回線側のル―プバックも同様に、宛
先アドレス(DA)付加部のテ―ブル設定により可能と
なる。回線i を折り返す場合を例にとれば、回線インタ
ーフェースi には識別子(VCIib)に対してDA=´
E´を、回線側セル折返しユニット1000には、識別
子(VCIib)に対して宛先アドレス(DAi )を与え
るように設定すればよい。
【0017】ここでは、回線側セル折返しユニットを例
に中継交換と回線側のル―プバックの動作について述べ
た。内線通信および端末側のル―プバックは、端末側セ
ル折返しユニットを用いることで同様に行うことができ
る。
【0018】ところで、図11は従来のスイッチ方式に
よるパケット交換装置の概観図である。図11に示すよ
うに上りと下りの2つのセルスイッチより構成されるた
めバックプレ―ンにはアドレスバス4本、クロック2
本、デ―タバス16本が2組あり、合計44本が布線さ
れている。さらに、内線通信、中継交換またはル―プバ
ックのための専用カ―ドである端末側折返しユニットお
よび回線側折返しユニットの二つのカ―ドが実装されて
いる。
【0019】従って、従来の装置は上りと下りの2つの
セルスイッチより構成されるため、バックプレーンには
2組のアドレスバス、クロック、データバスを布線し、
また、内線通信、中継交換、ループバックという通信形
態を実現するため、専用のカードを用意する必要があ
り、複雑であるとともにハードウェアの規模が大きいと
いう問題点があった。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のセルスイッチを用いたパケット交換装置の伝送交換方
式では、上りと下りの2つのセルスイッチより構成さ
れ、また、内線通信、中継交換、ル―プバックといった
通信形態に実現するために専用のハ―ドウェアを用意す
る必要がありハ―ドウェア規模が大きいという問題があ
った。
【0021】そこで本発明では、内線通信、中継交換、
ル―プバックといった通信形態を、特別なハードウェア
を必要とせずに実現し、かつ交換装置のバックプレ―ン
の布線の少ないセルスイッチを提供することを目的とす
る。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は、宛先情報を付
加したパケットに情報を格納して通信するパケット通信
システムのパケット交換装置において、複数の端末イン
ターフェースと、複数の回線インターフェースと、前記
複数の端末インターフェースおよび前記複数の回線イン
ターフェースに共通に接続され前記複数の端末インター
フェースおよび前記複数の回線インターフェース間での
交換接続を制御する単一の双方向共用バスとを具備した
ことを特徴とする。
【0023】
【作用】本発明ではセルスイッチにおけるデ―タバスを
双方向に使用する構造となるため、パケット交換装置の
バックプレ―ンに必要な布線を半減させ、かつ、セルが
送出されるバスは唯一となることから、自己のインター
フェースカ―ドを含むすべてのインターフェースカ―ド
においてセルの受信が可能となり、特別なハ―ドウェア
を必要とせずに内線通信、中継交換、ル―プバックとい
った通信形態を実現する。
【0024】また、バスの時分割制御を各インターフェ
ースカ―ドに分散配置させ、セルの送出タイミングをカ
ウントすることで送出タイムスロットを認識させる方法
を用いているので、従来のアドレスを各カ―ドに与える
方法に比ベて、バックプレ―ンに布線する制御信号線を
減少させることができる。
【0025】
【実施例】図1は本発明によるパケット交換装置の一実
施例を示すブロック図である。
【0026】本発明のセルスイッチは、端末ポート(2
01−1〜8)から回線ポート(301−1〜8)方向
の伝送交換を行う上り方向と回線ポート(301−1〜
8)から端末ポート(201−1〜8)方向の伝送交換
を行う下り方向に共通して使用できる双方向の共用バス
1と、共用バス1を時分割制御するために各インターフ
ェースカ―ド(200−1〜8,300−1〜8)に対
してセルの送受信タイミングを供給するクロック供給部
2、セルの送出タイミングクロックをカウントし送出タ
イミングの制御を行う各インターフェースカ―ドに分散
設置したアクセス制御部3および共用バス1に送出され
たセルの宛先情報フィ―ルドを監視し自ポ―ト宛てのセ
ルを選択し受信するアドレスフィルタ4より構成され
る。なお、端末インターフェース(200−1〜8)は
自己のインターフェースを0〜7までのアドレス番号で
それぞれ認識し、合計8枚のカードからなり、回線イン
ターフェース(300−1〜8)も同様にアドレス番号
8〜Fがそれぞれ与えられ合計8枚のカードから構成さ
れる。
【0027】まず、端末ポート(201−1〜8)から
回線ポート(301−1〜8)方向のセルの流れを図
2、図3、図4を参照しながら説明する。
【0028】図2は本発明の一つの端末インターフェー
スの詳細なブロック図、図3は本発明の一つの回線イン
ターフェースの詳細なブロック図、図4は本発明のセル
スイッチのタイミングを示すタイムチャートである。
【0029】図2において、端末ポート201から入力
されたデータは端末インターフェース200のセル組立
・分解部202において送出すべきデ―タを48バイト
単位に分割し、仮想的な通信経路を示す識別子5バイト
(VCI)を付加し53バイトのセルを組立てる。セル
が組立てられるとセル組立・分解部202はアクセス制
御部205に対してセルの送出要求を出力する。
【0030】ここで、アクセス制御部205におけるセ
ル送出制御の説明のため、図4を参照にする。アクセス
制御部205は、クロック供給部2の出力するタイムス
ロット番号´0´を示すクロック(TS0)とセルの先
頭位置を示すセル同期クロック(CELSYN)により
動作するカウンタを持ち、タイムスロット番号´0´を
示すクロック(TS0)がLレベルになるとカウント指
示が´0´にリセットされ、その後セル同期クロック
(CELSYN)の立ち下がりエッジが入力されるたび
にカウントアップするように構成されている。従って、
アクセス制御部205はカウンタ206の指示値より時
分割制御された共用バス1のタイムスロットを知ること
ができる。
【0031】さて、アクセス制御部205はセル組立・
分解部202からのセル送出要求があると、比較器20
5に入力されたカウンタ207の前記カウント値とアド
レス入力線214から既に入力されている自己のアドレ
スとが一致したとき、送出許可をシリアル・パラレル変
換部203へ伝える。
【0032】送出許可を受けたシリアル・パラレル変換
部203は図示していないセル組立・分解部バッファよ
り組立てられたセルを読み出してパラレルデ―タに変換
する。シリアル・パラレル変換部203より出力された
セルは宛先アドレス(DA)付加部204に入力され、
セル組立・分解部202で付加された識別子(VCI)
より、セルを送出すべき回線が接続されている回線イン
ターフェースi のアドレス、すなわち宛先アドレス2バ
イト(DAi )を付加する。この宛先アドレス(DA)
付加部204には、あらかじめ識別子(VCI)とそれ
を参照してセルに付加する宛先アドレス(DA)の対応
テ―ブルが設定されている。すなわち、VCI0 に対し
てDA0 、VCIi に対してDAi …、VCIn に対し
てDAnを与えるテ―ブルを持つ。
【0033】このようにして、55バイトのセルへの組
立てが完了すると、端末インターフェース200は最終
的にセルを共用バス1に送出する。
【0034】引き続き、図3の一つの回線インターフェ
ースの構成図を参照にしてセルの流れを説明する。共用
バス1は唯一で、共通であるため、すべての回線インタ
ーフェース、端末インターフェースと接続されており、
共用バス1に送出された前記セルは接続されているイン
ターフェースにより、すべてを受信することができる。
従って、受信したセルの宛先アドレス(DA)をアドレ
スフィルタ311の宛先アドレス(DA)読取部312
に入力し、アドレス入力線314により既に入力されて
いる自己のアドレスを比較器313で比較し、一致した
セルのみを選択し、受信指示を次段のバッファ309へ
伝える。このようにして受信されたセルは宛先アドレス
(DA)ヘッダ削除部310にて宛先アドレス(DA)
を削除され、バッファ309に一旦蓄積される。その
後、バッファ309より読み出されたセルはパラレル・
シリアル変換部308においてシリアルデ―タに変換さ
れ、回線入出力インターフェース部302を介して回線
ポート301にデータが出力される。
【0035】以上が端末ポートから回線ポート方向の伝
送交換の動作である。
【0036】次ぎに、回線ポートから端末ポート方向の
伝送交換の動作について説明する。図3において、回線
ポート301より1セル分のデ―タを受信すると回線入
出力インタフェ―ス部302は、セル送出要求をアクセ
ス制御部305に対して出力する。アクセス制御部30
5は回線入出力インターフェース部305からのセル送
出要求があると、端末インターフェースのときと同様に
クロック供給部2からアクセス制御部305のカンウタ
306を介して比較器307に入力されたカウント値と
自己のアドレスが一致したとき、送出許可をシリアル・
パラレル変換部303へ伝える。シリアル・パラレル変
換部303から出力されたセルは宛先アドレス(DA)
付加部304に入力され、そこでセルに付加されている
セルの識別子(VCI)を参照し、目的の端末が接続さ
れている端末インターフェースiのアドレス、すわち宛
先アドレスDAi (2バイト)を付加する。
【0037】このようにして、55バイトのセルへの組
立てが完了すると、回線インターフェース300は最終
的にセルを共用バス1に送出する。
【0038】引き続き、図2の一つの端末インターフェ
ースの詳細なブロック図を参照してセルの流れを説明す
る。共用バス1はすべての回線インターフェース、端末
インターフェースに接続されており、共用バス1に送出
されたセルはすべてのインターフェースで受信すること
ができる。従って、アドレスフィルタ211は受信した
セルの宛先アドレス(DA)を宛先アドレス(DA)読
取部212を介して比較器213にアドレスを入力し、
既にアドレス入力線214より入力されている自己のア
ドレスと比較をし、一致したセルのみを選択し、受信指
示を次段のバッファ209へ伝わる。このように受信さ
れたセルは宛先アドレス(DA)ヘッダ削除部210に
て宛先アドレス(DA)を削除し、バッファ209に一
旦蓄積される。
【0039】続いてバッファ209より読み出されたセ
ルはパラレル・シリアル変換部208にてシリアルデ―
タに変換された後、セル組立・分解部202において端
末形式のデ―タに変換され、端末ポート201に出力さ
れる。
【0040】次ぎに本発明によるセルスイッチを用いた
内線通信、ル―プバック、中継交換動作について説明す
る。
【0041】従来のセルスイッチは上りのバスと下りの
バスが分離された構造であったため、端末インターフェ
ース側の送出したセルは回線インターフェース側でのみ
受信が可能であり、また回線インターフェース側の送出
したセルは端末インターフェース側のみで受信が可能と
いう制約があったため、内線通信、ル―プバック、中継
交換動作には、特別にハ―ドウェアを用意する必要があ
った。
【0042】しかし、本発明によるセルスイッチは前記
バスを上りと下りで共有しているため、共用バスに送出
されたセルは、自己のインターフェースを含み、接続さ
れている全インターフェースのセルが受信可能である。
従って、内線通信においては、端末インターフェースi
の宛先アドレス(DA)付加に端末インターフェースj
と内線通信を行うことを示す識別子(VCIj )が示さ
れたセルに対しては、そのセルを端末インターフェース
j に転送するよう、識別子(VCIi )に対して端末イ
ンターフェースj の宛先アドレス(DAj )を与えるよ
うに設定すればよい。
【0043】また、回線i と回線j の間での中継交換も
同様の方法で実現できる。すなわち、回線i を収容する
回線インターフェースi の宛先アドレス(DA)付加に
回線j と中継交換を行うことを示す識別子(VCIj )
が示されたセルに対しては、そのセルを回線インターフ
ェースj に転送するよう、識別子(VCIj )に対して
宛先アドレス(DAj )を与えるように設定すればよ
い。 同様に、ル―プバックについては、ル―プバック
を示す識別子(VCI1b)に対して、自己のアドレスを
宛先アドレス(DA)として与えることで実現できる。
【0044】このように、本発明のセルスイッチはバス
を上りと下りで共有しているため、内線通信、ル―プバ
ックおよび中継交換のために特別なハ―ドウェアを用意
する必要がなく、セルのヘッダである宛先アドレス(D
A)に希望の転送先アドレスを書込むだけでよい。
【0045】なお、本実施例ではセルの共用バスへの送
出の際、クロック供給部2によるクロックに基づき、各
インターフェースに分散されたアクセス制御部のカウン
タにより現在のアドレスを認識しているため、従来のタ
イムスロット割当部によるアドレス制御用の線が不要と
なった。
【0046】さて、図5は以上説明してきた本発明によ
るセルスイッチを用いたパケット交換装置の概観図であ
る。これまで述べてきたように、本発明により交換装置
のバックプレ―ンの布線はクロックとして4本、デ―タ
用として16本であり、従来のセルスイッチに比べて半
数以下で構成できる。また、内線通信、ル―プバックお
よび中継交換のために特別なハ―ドウェアを実装する必
要がないために、従来例と同一サイズのバックプレ―ン
と比較して、回線インターフェースカード、端末インタ
ーフェースカードの合計2カ―ドを多く収容することが
可能となった。
【0047】
【発明の効果】上述したように、端末インターフェース
および回線インターフェースの時分割バススイッチに接
続する単一バスを双方向で使用する構成としているの
で、交換装置のバックプレ―ンの布線を半数以下に削減
することができる。
【0048】また、セルが送出される双方向単一バスは
端末インターフェースと回線インターフェースの区別を
せずに接続しているため、内線通信、中継交換およびル
―プバックのための特別なハ―ドウェアを必要とせず、
交換装置の小型化あるいはバックプレ―ンの効果的利用
が図れる。
【0049】さらに、双方向単一バスに接続するセルス
イッチ部分は、端末インターフェースと回線インターフ
ェースの区分に関係ないため、セルスイッチ部分のハー
ドウェアの共通化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるパケット交換装置の一実施例を示
すブロック図。
【図2】本発明による一つの端末インターフェースの詳
細なブロック図。
【図3】本発明による一つの回線インターフェースの詳
細なブロック図。
【図4】本発明によるセルスイッチのタイミングを示す
タイムチャート。
【図5】本発明によるセルスイッチを用いたパケット交
換装置の概観図。
【図6】従来のパケット交換装置におけるセルスイッチ
の構成概要図。
【図7】従来のセルスイッチを用いた交換器の構成を示
すブロック図。
【図8】従来例の一つの端末インターフェースの詳細な
ブロック図。
【図9】従来例の一つの回線インターフェースの詳細な
ブロック図。
【図10】従来例における回線側セル折返しユニットの
ブロック図。
【図11】従来例のセルスイッチを用いたパケット交換
装置の概観図。
【符号の説明】
1 共用バス 2 クロック供給部 3,205,305,602,805,905,100
5 アクセス制御部 4,211,311,603,810,910,101
0 アドレスフィルタ 10 上り専用バス 20 下り専用バス 30 上りタイムスロット割当部 40 下りタイムスロット割当部 200,200−1〜8,800,800−1〜7 端
末インターフェース 201,201−1〜8,801,801−1〜7 端
末ポート 202,802 セル組立・分解部 203,303,601,803,903 シリアル・
パラレル変換部 206,306 カウンタ 207,213,307,313,806,812,9
06,912,1012,1006 比較器 208,308,604,807,907 パラレル・
シリアル変換部 209,309,808,908,1008 バッファ 210,310,809,909,1009 宛先アド
レス(DA)ヘッダ削除部 212,312,811,911,1011 宛先アド
レス(DA)読取部 214,314,813,913 アドレス入力線 300,300−1〜8 回線インターフェース 301,301−1〜8 回線ポート 302,902 回線入出力インターフェース部 204,304,804,904,1004 宛先アド
レス(DA)付加部 610−1〜n 入力ポート 620−1〜m 出力ポート 630 単一方向のバス 640 タイムスロット割当部 900,900−1〜7 回線インターフェース 1000 回線側セル折返しユニット

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】宛先情報を付加したパケットに情報を格納
    して通信するパケット通信システムのパケット交換装置
    において、 複数の端末インターフェースと、 複数の回線インターフェースと、 前記複数の端末インターフェースおよび前記複数の回線
    インターフェースに共通に接続され前記複数の端末イン
    ターフェースおよび前記複数の回線インターフェース間
    での交換接続を制御する単一の双方向共用バスと、 を具備したことを特徴とするパケット通信システムのパ
    ケット交換装置。
JP18264891A 1991-07-23 1991-07-23 パケツト交換装置 Pending JPH0530131A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18264891A JPH0530131A (ja) 1991-07-23 1991-07-23 パケツト交換装置
US07/916,625 US5432782A (en) 1991-07-23 1992-07-22 Packet switching system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18264891A JPH0530131A (ja) 1991-07-23 1991-07-23 パケツト交換装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0530131A true JPH0530131A (ja) 1993-02-05

Family

ID=16121986

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18264891A Pending JPH0530131A (ja) 1991-07-23 1991-07-23 パケツト交換装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5432782A (ja)
JP (1) JPH0530131A (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FI94816C (fi) * 1994-01-17 1995-10-25 Nokia Telecommunications Oy Menetelmä ja järjestelmä statistisesti multipleksoidun ATM-väylän ohjaamiseksi, johon väylään liittyy väyläohjain ja liitäntäyksiköt pakettien eli solujen välittämiseksi väylällä
US6072796A (en) * 1995-06-14 2000-06-06 Avid Technology, Inc. Apparatus and method for accessing memory in a TDM network
USRE38619E1 (en) * 1995-10-16 2004-10-12 General Instrument Corporation Method and apparatus for supporting TDMA operating over hybrid fiber coaxial (HFC) or other channels
US5666358A (en) * 1995-10-16 1997-09-09 General Instrument Corporation Of Delaware Method and apparatus for supporting TDMA operating over hybrid fiber coaxial (HFC) or other channels
KR0152228B1 (ko) * 1995-12-23 1998-11-02 양승택 데이타 교환 시스템에 있어서 분산 경로 제어를 이용한 데이타 송수신 방법
US5875318A (en) * 1996-04-12 1999-02-23 International Business Machines Corporation Apparatus and method of minimizing performance degradation of an instruction set translator due to self-modifying code
KR100210807B1 (ko) * 1996-12-23 1999-07-15 유기범 프로세서간 통신 메세지 라우팅 장치
JP2007124197A (ja) * 2005-10-27 2007-05-17 Sharp Corp 受信機、通信方法、送受信システム
US8543870B2 (en) * 2011-02-14 2013-09-24 Nanya Technology Corporation Circuit for detecting and recording chip fails and the method thereof

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2128446B (en) * 1982-10-02 1985-09-04 Standard Telephones Cables Ltd Telecommunication exchange
NL8500462A (nl) * 1985-02-19 1986-09-16 Philips Nv Inrichting voor het overdragen van digitale data.
EP0276349B1 (en) * 1987-01-28 1992-03-25 International Business Machines Corporation Apparatus for switching information between channels for synchronous information traffic and asynchronous data packets
JP2860661B2 (ja) * 1989-03-14 1999-02-24 国際電信電話 株式会社 Atm交換機
US5177737A (en) * 1990-01-02 1993-01-05 At&T Bell Laboratories Multipurpose bus system

Also Published As

Publication number Publication date
US5432782A (en) 1995-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4382294A (en) Telephone switching control arrangement
US5325358A (en) Method and circuit arrangement for transmitting message packets via packet switching equipment, the message packets being transmitted on output trunks
US5910954A (en) Network switch
FI74574B (fi) Saett att kommunicera mellan ett flertal terminaler samt digitalkommunikationsanordning med foerdelad styrning foer tillaempning av saettet.
FI74573C (fi) Digitalomkopplingselement med flera portar.
US6072798A (en) Network access communication switch
JPH08186579A (ja) 交換機アダプタ及び計算機及びデータ交換方法
JPH04176232A (ja) パケット通信方式およびパケット通信装置
JPH0530131A (ja) パケツト交換装置
EP0289733B1 (en) Switching method for integrated voice/data communications
US6483831B1 (en) Asynchronous transfer mode switch
US4550401A (en) Delivery information packet switching system
US4811339A (en) Non-coded information and companion data switching mechanism
JPH0217743A (ja) 交換モジュール
JP3467933B2 (ja) Atm交換機の制御情報転送方法及びatm交換機
US5787075A (en) Switched multi-megabit digital service switching apparatus
JPH077520A (ja) ローカルネットワークおよびブリッジ素子
KR820002240B1 (ko) 멀티포트 디지탈 스위칭 소자
KR820002241B1 (ko) 분배 제어 디지탈스위칭 시스템
JP3062208B2 (ja) Atm交換機における加入者線信号処理方式
JPH04212544A (ja) Atm用パケットアダプタ装置
JPH0591074A (ja) デイジタルクロスコネクト装置
JPH01500634A (ja) 自己ルーチング交換システム
JPH04291854A (ja) Atmスイッチ回路
JPH02202198A (ja) Pbx回線マルチドロップ交換機