JPH0530094Y2 - - Google Patents

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JPH0530094Y2
JPH0530094Y2 JP1987109090U JP10909087U JPH0530094Y2 JP H0530094 Y2 JPH0530094 Y2 JP H0530094Y2 JP 1987109090 U JP1987109090 U JP 1987109090U JP 10909087 U JP10909087 U JP 10909087U JP H0530094 Y2 JPH0530094 Y2 JP H0530094Y2
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plate
terminal
wiring board
opening
terminal board
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JP1987109090U
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  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、多数の端子を有する端子板が設け
られたプリント配線板を抜挿自在に筐体内に収納
する計器類の構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、例えば第4図に示すように、電子機器等
の筐体1には、前面に他の電子機器等と接続する
ための端子板3が備えられている。この端子板3
には、背面にフラツトケーブル等30を介してプ
リント配線板31が接続されており、筐体1に抜
挿自在に収納されている。そして、この端子板3
は筐体1前面に着脱自在に取り付けられており、
端子板3の上端と下端を取付ビス32によつて筐
体の上板1aと下板1bに設けられた固定穴1c
に取り付けられている。
ところで、このような端子板3の取り付け構造
は、端子板3前面に配設されている端子ネジ4を
回転させて結線等の作業を行なうため、この端子
ネジ4の回転による端子板3の連れ回りを防止
し、円滑な作業を行えるよう、筐体前面にしつか
りと固定しなくてはならない。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述のような従来技術では、第
5図に示すように、筐体1内にプリント配線板を
実装し、ラツク2に取り付けた際に、筐体1の自
重により筐体1の中央が下側(矢印A方向)へ撓
んでしまい、ラツク2の下段にある他の電子機器
の筐体等に触れてしまうという欠点がある。
また、筐体内に収納されたプリント配線板の補
修等の際に、1つの端子板に対して取付ビスが複
数本のため、端子板の取りはずし作業が煩雑であ
るという欠点がある。
そこでこの考案は上記問題点を解消するため
に、筐体をラツクに取り付けた際に撓まないよう
に強度を向上でき、筐体前面への端子板の取り付
け作業を容易にし、かつ端子板が回転することな
く取り付けできる計器類の構造を提供することを
目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、前記の問題点を解決するために、 前面を開口部7とした外筐5内の上板13と下
板12の間に、前面開口部7から抜挿自在として
プリント配線板15が収納され、同プリント配線
板15の前板面には着脱自在として端子板9が設
けられた計器類の構造において、 前記外筐5の開口部7には、該開口部7に接す
る外筐5の下板12(又は上板13)の前縁部を
その全幅に亘り開口を内側として断面コ形に一体
に折り曲げてなるコ形レール枠11が形成され、
また、前記端子板9は、その背面に縦方向に形成
された係合溝20内に前記プリント配線板15前
端の突出縁16が挿嵌され、また、前記端子板9
は、その前記レール枠11と対向する下(又は
上)縁に一体に突出して固設されたアゴ部23が
前記レール枠11内に係合されるとともに端子板
9の上(又は下)部に形成された固定穴10を通
して固定部材22により外筐5の対向部に固定さ
れて着脱自在に係合固定されていることを特徴と
している。
〔作用〕
端子板の一端に設けられたアゴ部を筐体に設け
たコ字形レール枠に係合し、端子板の他端をねじ
等の固定部材により筐体に固定することにより、
端子板が筐体前面に取り付けられる。
また、この取付け作業の際に端子板の背面に形
成されている係合溝を筐体内のプリント配線板の
前端の突出縁に係合することにより、端子板が回
転しないように取り付ける。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例を示す計器類の斜視
図、第2図は同計器類の一部省略分解斜視図であ
る。
この計器類は、電子機器等の筐体5を構成する
もので、両側面にラツク等(図示せず)に取り付
けるためのフランジ6が設けられている。そして
筐体5の前面には、開口部7が形成されており、
この開口部7の上縁部8には、端子板9を取り付
ける固定穴10が等間隔に多数設けられている。
なお、第1図には、端子板9を1枚のみ取り付け
た状態を示しているが、筐体5に設けられた固定
穴10の数だけ取り付けることができるようにな
つている。
また、筐体5の下縁には、第3図に示すよう
に、断面コ字形のレール枠11が筐体5の下板1
2と一体成形で形成されている。そして筐体5の
上板13と下板12には、開口部7より奥に向か
つてレール状溝14が上下一対で複数本平行に形
成されている。これらレール状溝14は、プリン
ト配線板15を縦にして開口部7より筐体5内に
収納した際、プリント配線板15の上下両縁部を
抜挿自在に保持するようになつている。また、こ
のプリント配線板15の前端には、方形舌片状の
一対の突出縁16が上下に形成されている。
また、端子板9の背面部には、フラツトケーブ
ル17が設けられている。このフラツトケーブル
17は、一端にコネクタ18が取り付けられ、前
記プリント配線板15に設けられたコネクタ19
に接続されるようになつている。また、この端子
板9の背面部には、上端と下端にそれぞれ係合溝
20が形成されている。この係合溝20は前記プ
リント配線板15の各突出縁16に係合するもの
である。また、この係合溝20は端子板9を筐体
5に取り付ける際のガイドにもなつている。
一方、端子板9前面には、端子ねじ21が多数
配設され、他の電子機器等と接続できるようにな
つている。
そして、端子板9の上端には、前面より挿通し
ている固定部材22が備えられている。この固定
部材22は、中心の軸体を押動操作することによ
り、外周部に設けた複数の爪片が放射状に開いて
前記固定穴10に係合する所謂プツシユナツト等
よりなるもので、端子板9を筐体5に着脱自在に
取り付けるようになつている。なお、このような
固定部材としては、例えばネジ等を用いても良
い。
また、端子板9下縁にはアゴ部23が突設され
ている。このアゴ部23は、端子板9の幅に対応
した水平端縁を有するもので、この水平端縁が前
記レール枠11内に嵌入係合するようになつてい
る。
以上のような構成においては、端子板9を筐体
5へ取り付ける際、先ず、プリント配線板15の
突出縁16に端子板9の係合溝20を係合させ、
同時にアゴ部23をレール枠11に係合し、端子
板9の回転を規制した状態で固定部材22により
筐体5前面に取り付ける。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案に係る計器類の構
造によれば、外筐5を構成する下板12(又は上
板)の前縁部をその全幅に亘り断面コ形に一体に
折り曲げ形成してコ形レール枠11としたので、
筐体5が幅方向に補強されてラツクに取り付けた
際に幅方向の中間部が撓まないという効果があ
る。
また、端子板9の下(又は上)縁に一体に突出
して固設されたアゴ部23を上記レール枠11内
に挿入して係合し、端子板9の上(又は下)部の
みを固定部材22により外筐5に固定して取り付
けるようにしたので、従来の上下端部をネジ固定
部材により外筐に固定する構造に比し、端子板9
着脱時の煩わしさが軽減できる効果がある。
さらに、端子板9の背面に縦方向に形成した係
合溝20内にプリント配線板15前端の突出縁1
6を挿嵌して固定させるようにしたので、端子部
9の取り付け位置決めが正確となり、また端子板
9に結線する作業を行なう際端子板9がプリント
配線板15に対して回動する等の不具合もない等
の実用上優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す計器類の構造
の斜視図、第2図は同実施例における計器類の構
造の一部省略分解斜視図、第3図は同実施例にお
ける計器類の構造の側断面図、第4図は従来例の
筐体の一部省略分解斜視図、第5図は従来例の筐
体をラツクに取り付けた状態の一部省略斜視図で
ある。 7……開口部、9……端子板、11……コ字形
レール枠、12……下板、13……上板、15…
…プリント配線板、16……突出縁、20……係
合溝、23……アゴ部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 前面を開口部7とした外筐5内の上板13と下
    板12の間に、前面開口部7から抜挿自在として
    プリント配線板15が収納され、同プリント配線
    板15の前板面には着脱自在として端子板9が設
    けられた計器類の構造において、 前記外筐5の開口部7には、該開口部7に接す
    る外筐5の下板12(又は上板13)の前縁部を
    その全幅に亘り開口を内側として断面コ形に一体
    に折り曲げてなるコ形レール枠11が形成され、
    また、前記端子板9は、その背面に縦方向に形成
    された係合溝20内に前記プリント配線板15前
    端の突出縁16が挿嵌され、また、前記端子板9
    は、その前記レール枠11と対向する下(又は
    上)縁に一体に突出して固設されたアゴ部23が
    前記レール枠11内に係合されるとともに端子板
    9の上(又は下)部に形成された固定穴10を通
    して固定部材22により外筐5の対向部に固定さ
    れて着脱自在に係合固定されていることを特徴と
    する計器類の構造。
JP1987109090U 1987-07-17 1987-07-17 Expired - Lifetime JPH0530094Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987109090U JPH0530094Y2 (ja) 1987-07-17 1987-07-17

Applications Claiming Priority (1)

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JP1987109090U JPH0530094Y2 (ja) 1987-07-17 1987-07-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6415119U JPS6415119U (ja) 1989-01-25
JPH0530094Y2 true JPH0530094Y2 (ja) 1993-08-02

Family

ID=31345020

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987109090U Expired - Lifetime JPH0530094Y2 (ja) 1987-07-17 1987-07-17

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JP (1) JPH0530094Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5416798U (ja) * 1977-07-06 1979-02-02

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5416798U (ja) * 1977-07-06 1979-02-02

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Publication number Publication date
JPS6415119U (ja) 1989-01-25

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