JPH05300926A - マッサージ機 - Google Patents

マッサージ機

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JPH05300926A
JPH05300926A JP11037192A JP11037192A JPH05300926A JP H05300926 A JPH05300926 A JP H05300926A JP 11037192 A JP11037192 A JP 11037192A JP 11037192 A JP11037192 A JP 11037192A JP H05300926 A JPH05300926 A JP H05300926A
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JP
Japan
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massage
pressing force
person
unit
massaged
Prior art date
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Pending
Application number
JP11037192A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadanori Munezuka
任功 宗塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 たたきやもみなどのマッサージを行う際に、
被マッサージ者に最も適したマッサージを行うことがで
きるマッサージ機を提供する。 【構成】 アーム2には荷重センサ5が取り付けられて
いる。荷重センサ5は、施療子1・1のマッサージ部位
への押圧力(荷重)を検出するものである。このマッサ
ージ機Mは制御部を備えている。制御部は大別して、制
御中枢部であるマイコン部、脳波測定部の一部としての
脳波計、施療子押引用モータ制御部および施療子昇降用
モータ制御部から構成されている。脳波計は、脳波測定
部の一部としての脳波測定用電極付きバンド18と組み
合わされて、被マッサージ者の脳波を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はマッサージ機に関し、
さらに詳しくは、背当たり部に、たたき、もみなどの機
能を有するマッサージ用施療子が移動可能に設けられ
た、椅子式あるいはベッド式のマッサージ機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、椅子式マッサージ機として、実公
昭58−4489号公報(A61H7/00)に示されたものが知ら
れている。すなわち、そのマッサージ機は、背当たり部
(背もたれ部)にマッサージ用施療子(マッサージヘッ
ド)が移動可能に設けられ、背当たり部の両側縁に前方
突出状に腕かけが設けられ、背当たり部の一方側縁に血
圧測定用のカフ帯が設けられ、腕かけに、カフ帯への加
圧を操作する加圧ボタンと血圧を表示する表示盤とが設
けられたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなマッサージ
機にあっては、被マッサージ者本人が血圧の表示盤を見
ながらマッサージ施療の過不足を判断しなければならな
い。しかしながら、血圧の値あるいはその変動から、被
マッサージ者が施療の過不足や施療効果あるいは本人の
リラックス度を判定するのは困難であり、そのため、被
マッサージ者に最適なマッサージ効果を得ることができ
ないという問題点があった。
【0004】この発明は、上記の実情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、被マッサージ者に最適なマッ
サージ効果を得ることのできるマッサージ機を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、背当たり部
と、この背当たり部に移動可能に設けられたマッサージ
用施療子と、この施療子のマッサージ部位への押圧力を
検出する押圧力検出手段と、この押圧力検出手段により
得られた検出結果に基づいて施療子の押圧力および押圧
時間を制御する制御部とを備え、さらに、制御部が、被
マッサージ者の脳波を測定するための脳波測定部を具備
し、その脳波測定部により得られた測定結果に基づいて
施療子の押圧力および押圧時間を制御するようにされて
なるマッサージ機である。
【0006】すなわち、この発明のマッサージ機は、被
マッサージ者の脳波を測定するための脳波測定部を具備
した制御部を設け、その脳波測定部により得られた測定
結果に基づいて、マッサージ用施療子のマッサージ部位
への押圧力および押圧時間を制御しようとすることを要
旨とする。
【0007】
【作用】制御部は、脳波測定部により得られた脳波測定
結果から被マッサージ者のストレス度、リラックス度、
施療効果などを判断する。そして、その判断結果に応じ
て施療子のマッサージ部位への押圧力および押圧時間を
制御する。すなわち、マッサージ中における施療子の押
圧力および押圧時間が被マッサージ者に最適のものとな
るように制御する。
【0008】
【実施例】以下、図面に示す1つの実施例に基づいてこ
の発明を詳述する。なお、これによってこの発明が限定
されるものではない。
【0009】図1は椅子式マッサージ機Mの内部を側面
から見た構成説明図である。図1において、マッサージ
機Mにおける背当たり部としての椅子の背もたれ部12
の内部で最下部に位置する施療子昇降用モータ6の回転
は、プーリ、ベルトにより減速されてねじ軸(メインシ
ャフト)7に伝達される。
【0010】モータ6によって昇降されるマッサージ用
昇降ユニット8は、昇降ユニット8に固定されためねじ
部材13で、ねじ軸7に連結されている。昇降ユニット
8は、ねじ軸7の正・逆回転により、めねじ部材13を
介してねじ軸7に沿って上下移動する。昇降ユニット8
は上昇を続けると上限リミットスイッチ14に達し、下
降を続けると下限リミットスイッチ15に達する。
【0011】昇降ユニット8の内部では、施療子押引用
モータ9の回転がウォーム軸10に伝達される。昇降ユ
ニット8に固定された水平な回動軸(強弱軸)4には、
アーム2とウォームホイール11がねじ止めされてい
る。ウォームホイール11は扇形であり、ウォーム軸1
0からの回転が伝達される。アーム2の上端には、図2
に示すように、水平な取付軸3を介して左右一対のマッ
サージ用施療子1・1が取り付けられている。
【0012】ウォームホイール11が一方方向へ回転す
ると、施療子1・1は回動軸4の回りに斜め上方向(被
マッサージ者から離れる方向)へ回動する。ウォームホ
イール11が他方方向へ回転すると、施療子1・1は回
動軸4の回りに斜め下方向(被マッサージ者に接近する
方向)へ回動する。このような動きの範囲は、ウォーム
ホイール11が前方(上側)リミットスイッチ16およ
び後方(下側)リミットスイッチ17に当たることで制
限される。
【0013】アーム2には、押圧力検出手段としての荷
重センサ5が取り付けられている。この荷重センサ5
は、施療子1・1のマッサージ部位への押圧力(荷重)
を検出するものである。すなわち、アーム2にかかる荷
重を検出してそれを電気信号に変換する。
【0014】このマッサージ機Mはさらに、図3に示す
ような制御部を備えている。図3において、制御部は大
別して、制御中枢部であるマイコン部31、脳波測定部
の一部としての脳波計32、施療子押引用モータ制御部
33および施療子昇降用モータ制御部34の4ブロック
から構成されている。以下、各ブロックについて説明を
行う。
【0015】マイコン部31は、ワンチップマイクロコ
ンピュータと、リセット回路などの周辺回路とからなっ
ており、電源投入後のすべての制御を行う頭脳部であ
る。マイコン部31は、被マッサージ者から得た脳波の
データ処理法やマッサージ動作のシーケンスなどが内部
メモリに記憶されている。そして、周囲の入出力装置に
対し、各場面に応じた制御を行う。
【0016】脳波計32は、脳波測定部の一部としての
脳波測定用電極付きバンド18(図1参照)と組み合わ
されて、被マッサージ者の脳波を測定する。すなわち、
電極付きバンド18を被マッサージ者の頭に巻くことに
より、その脳波を脳波計32で測定する。測定結果はマ
イコン部31に送信される。
【0017】施療子押引用モータ制御部33は、アーム
2の角度を制御する施療子押引用モータ9の駆動回路
と、アーム2に実際かかっている荷重(荷重センサ5に
より検出されるアーム2の押圧力)を荷重目標値と比較
するフィードバック回路とから構成されている。
【0018】施療子昇降用モータ制御部34は、施療子
昇降用モータ6に正・逆回転の指示を与えて昇降ユニッ
ト8を昇降させ、施療子1・1を上下移動させる。この
マッサージ機Mの制御部には、その他、アーム2の現在
位置を知らせるセンサやアーム2が可動領域を越えない
ためのスイッチなどからなる各種センサ・スイッチ群3
5が備えられている。
【0019】このような制御部は、マッサージ機Mの肘
かけ部19に設けられかつマッサージ機Mに各種の入力
操作を行う表示操作ユニット20に連結されている。
【0020】電極付きバンド18と脳波計32とから得
られた、被マッサージ者の脳波の波形を図4に示す。ま
た、その脳波をマイコン部31で処理することにより得
られた脳波のパワースペクトルを図5に示す。
【0021】図5において、周波数10Hzあたりに見
られるピークPはα波と称されるものである。このピー
クPは、被マッサージ者のリラックスの度合いが高いほ
ど高くなる。このマッサージ機Mで施療中、ピークPが
高い場合は、現在動作中のシーケンスをそのまま続行す
る。もしも、ピークPが低い場合は、ピークPが高くな
るようにフィードバックを行って、施療シーケンスを変
更していく。
【0022】図6は、このマッサージ機Mでマッサージ
施療を行う際のフローチャートである。ここで、脳波パ
ワーとはα波の強さの程度を意味する。α波が前回測定
時の値よりも強い場合は、そのマッサージ動作(「も
み」や「たたき」など)を継続する。そして、α波が前
回測定値よりも弱くなれば、とりあえずアーム2を被マ
ッサージ者の方へ近づける。このようにしてもα波が前
回測定値よりも弱くなれば、アーム2を逆に被マッサー
ジ者から遠ざけるように制御する。このように、常にα
波が前回測定値よりも大きくなるように、アーム2の位
置すなわち施療子1・1の位置が調整される。かくし
て、この制御部によりマッサージ施療の過不足が判断さ
れ、マッサージ施療が充分行われていれば、マッサージ
動作は自動的に終了する。
【0023】この椅子式マッサージ機Mにあっては、電
極付きバンド18と脳波計32とから得られた、被マッ
サージ者の脳波の波形を用いて、マッサージのシーケン
ス、荷重、時間をマイコン部31が制御する。したがっ
て、被マッサージ者に最も適したマッサージを行うこと
ができるとともに、マッサージのしすぎを防止すること
ができ、安心して安全なマッサージを行うことが可能に
なる。
【0024】
【発明の効果】この発明に係るマッサージ機は、上記の
ように、制御部が被マッサージ者の脳波を測定するため
の脳波測定部を具備し、その脳波測定部により得られた
測定結果に基づいて施療子の押圧力および押圧時間を制
御するようにされてなる。したがって、たたきやもみな
どのマッサージを行う際に、被マッサージ者に最も適し
たマッサージを行うことができるとともに、マッサージ
のしすぎを防止することができ、安心して安全なマッサ
ージを行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の1実施例に係る椅子式マッサージ機
の内部を側面から見た概略構成説明図。
【図2】そのマッサージ機の施療子およびアームを背面
から見た概略構成説明図。
【図3】そのマッサージ機の制御部を示すブロック図。
【図4】そのマッサージ機の脳波測定部により得られ
た、被マッサージ者の脳波の波形図。
【図5】被マッサージ者の脳波をマイコン部で処理する
ことにより得られた脳波のパワースペクトルを示す図。
【図6】そのマッサージ機でマッサージ施療を行う際の
フローチャート。
【符号の説明】
1 施療子昇降ユニット 2 アーム 5 荷重センサ 6 施療子昇降用モータ 8 昇降ユニット 9 施療子押引用モータ 12 背もたれ部(背当たり部) 18 電極付きバンド(脳波測定部) 31 マイコン部(制御中枢部) 32 脳波計(脳波測定部) 33 施療子押引用モータ制御部 34 施療子昇降用モータ制御部 35 各種センサ・スイッチ群

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背当たり部と、この背当たり部に移動可
    能に設けられたマッサージ用施療子と、この施療子のマ
    ッサージ部位への押圧力を検出する押圧力検出手段と、
    この押圧力検出手段により得られた検出結果に基づいて
    施療子の押圧力および押圧時間を制御する制御部とを備
    え、 さらに、制御部が、被マッサージ者の脳波を測定するた
    めの脳波測定部を具備し、その脳波測定部により得られ
    た測定結果に基づいて施療子の押圧力および押圧時間を
    制御するようにされてなるマッサージ機。
JP11037192A 1992-04-28 1992-04-28 マッサージ機 Pending JPH05300926A (ja)

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