JPH05299665A - 半導体集積回路装置およびその書き込みまたは消去方法 - Google Patents

半導体集積回路装置およびその書き込みまたは消去方法

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JPH05299665A
JPH05299665A JP4106495A JP10649592A JPH05299665A JP H05299665 A JPH05299665 A JP H05299665A JP 4106495 A JP4106495 A JP 4106495A JP 10649592 A JP10649592 A JP 10649592A JP H05299665 A JPH05299665 A JP H05299665A
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JP
Japan
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gate electrode
insulating film
type semiconductor
control gate
semiconductor region
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JP4106495A
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English (en)
Inventor
Kenichi Kuroda
謙一 黒田
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B41/00Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates
    • H10B41/40Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates characterised by the peripheral circuit region
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B41/00Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates
    • H10B41/40Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates characterised by the peripheral circuit region
    • H10B41/42Simultaneous manufacture of periphery and memory cells
    • H10B41/49Simultaneous manufacture of periphery and memory cells comprising different types of peripheral transistor

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気的に情報の書き込みと消去が可能な不揮
発性メモリ素子の、メモリサイズの縮小化と信頼性の向
上を図る。 【構成】 ゲート絶縁膜4を介して設けられたコントロ
ールゲート電極5と、それを覆うように設けられたゲー
ト絶縁膜7と、その上部に設けられたフローティングゲ
ート電極9とからなり、ソース6はコントロールゲート
電極の下部に延在され、ドレイン10はフローティング
ゲート電極の端部に配置される。 【効果】 過消去によるリーク電流の発生の防止と、消
去時のトンネル電流の発生によるトンネル絶縁膜の膜質
の劣化防止が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路装置に
関し、特に、電気的に情報の書き込みまたは消去可能な
不揮発性記憶素子を搭載した半導体集積回路装置に適用
して特に有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電荷を蓄積するフローティングゲート電
極とコントロールゲート電極からなる不揮発性記憶素子
は、情報の書き込みまたは消去が電気的に行えることか
ら、広く使用されている。特に情報の書き込みをホット
キャリア現象で行い、消去をトンネル現象で行うフラッ
シュ型EEPROMは、従来のトンネル現象のみで情報
の書き込みまたは消去を行うフロトックス型EEPRO
Mに比べて集積度が高いので広く使われてきている。こ
れは、フラッシュ型EEPROMがEPROMと同じ1
MIS構造(Metal Insulator Semiconductor構造)で
あるのに対し、フロトックス型EEPROMが2MIS
構造であるためである。
【0003】従来のフラッシュ型EEPROMは大きく
分けて2種類に分かれる。第1は、図5に示すように、
EPROMと同じスタックドゲート型のものである。
【0004】図5に示す従来のスタックドゲート型のフ
ラッシュ型EEPROMは、p型半導体基板100の一
主面に、第1絶縁膜102、フローティングゲート電極
103、第2絶縁膜104、コントロールゲート電極1
05が順次積層された構造となっている。そして、ソー
スとドレインを構成する一対のn型半導体領域106と
107が形成されている。第1絶縁膜102は、10n
m程度に薄く形成され、トンネル現象によりフローティ
ングゲート電極103からソースとなるn型半導体領域
106に電子を放出して、情報の消去を行う。情報の書
き込みは、ドレインとなるn型半導体領域107の端部
に発生させたホットエレクトロンをフローティングゲー
ト電極103に注入することにより行う。
【0005】この技術に関しては、例えば、IEEE 1991
Symposium on VLSI Technology Digest of Technical P
apers pp.75-76に記載されている。
【0006】従来例の第2は、図6に示すスプリットゲ
ート型のものである。同図において、(a)は平面図、
(b)(c)は断面図で、平面図(a)におけるb−b,
c−cの断面を示す。
【0007】図6に示す従来のスプリットゲート型のフ
ラッシュ型EEPROMは、p型半導体基板100の一
主面に第1絶縁膜108を介してフローティングゲート
電極103が形成され、第2絶縁膜104を介してフロ
ーティングゲート電極103の上部およびp型半導体基
板100にまで延在されてコントロールゲート電極10
5が構成されている。そして、ソースとドレインを構成
する一対のn型半導体領域106と107が形成されて
いる。情報の消去は、フローティングゲート電極103
をフィールド絶縁膜101の端部に延在した領域に形成
された10nm程度の薄い絶縁膜102からなるトンネ
ル領域109で行う。情報の書き込みは、前記第1の従
来例と同様に行う。
【0008】この技術に関しては、例えば、IEEE 1991
Custom Integrated Circuits Conference 18.7.1-18.7.
4に記載されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来技術には以
下の問題があった。
【0010】図5に示した第1の従来技術ではチャネル
領域はフローティングゲート電極103の下部にしかな
いので、過消去によりフローティングゲート電極103
中の電荷が負から正になるとディプレッション状態とな
り、リーク電流が流れてしまう。したがって、過消去さ
れないように制御する必要があり、回路設計および消去
状態の制御が困難であるという問題がある。
【0011】また、消去は、ソースとなるn型半導体領
域106に高電圧を印加して行う。この際、トンネル現
象を起こさせる第1絶縁膜102に接するn型半導体領
域106端の電界が非常に強くなり、ダイレクト・トン
ネルによりn型半導体領域106からp型半導体基板1
00にリーク電流が流れる。この時にホットキャリアが
発生し、第1絶縁膜102の膜質を劣化させて消去時間
が長くなる、あるいは破壊を起こす等の問題が生じる。
【0012】図6に示した第2の従来技術では、第1の
従来技術の問題は生じない。すなわち、チャネル領域が
フローティングゲート電極103とコントロールゲート
電極105の両方の下部にあるので、過消去によりフロ
ーティングゲート電極103がディプレッション状態と
なってもコントロールゲート電極105はエンハンスメ
ント状態であるので、リーク電流が流れることはない。
【0013】また、消去時に高電圧を印加するn型半導
体領域106の端部は厚い第2絶縁膜104に接してい
るので、ダイレクト・トンネルによるリーク電流は発生
しにくい。したがって、リーク電流によるホットキャリ
アの発生がないので、膜質の劣化あるいは破壊の問題は
ない。しかし、消去を行うトンネル領域とソース領域が
分離された構成となっているので、メモリサイズが大き
く、高集積化しにくいという問題がある。
【0014】本発明の目的は、過消去およびダイレクト
・トンネルを防止し、かつメモリサイズの小さいフラッ
シュ型EEPROMを搭載した半導体集積回路装置を提
供することにある。
【0015】本発明の前記ならびに他の目的と新規な特
徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになる
であろう。
【0016】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0017】すなわち、第1導電型の第1半導体領域の
一主面に第1絶縁膜を介して第1導体層からなるコント
ロールゲート電極を構成し、コントロールゲート電極を
覆う第2絶縁膜を介して、コントロールゲート電極上部
を覆い、第1半導体領域に延在して各々隔離されたフロ
ーティングゲート電極を設ける。そして、ソースとなる
第2導電型の半導体領域が第1導体層からなるコントロ
ールゲート電極の下部にまで延在され、ドレインとなる
n型半導体領域はコントロールゲート電極に達しない構
成とする。以上のように構成された不揮発性記憶素子を
半導体集積回路装置に搭載する。
【0018】
【作用】上記した手段によれば、チャネル領域が第1導
体層からなるコントロールゲート電極の下部に形成され
るので、たとえ過消去により第2導体層からなるフロー
ティングゲート電極中の電荷が負から正になったとして
もディプレッション状態になることはない。この結果、
リーク電流の発生はない。
【0019】トンネル現象を起こさせるために薄くする
必要のある絶縁膜はフローティングゲート電極下部の第
2絶縁膜であり、コントロールゲート電極下部の第1絶
縁膜は厚くすることが可能となる。これにより、消去時
に高電圧が印加されるソースとなるn型半導体領域の端
部は厚い第1絶縁膜下部に形成されるので、ダイレクト
・トンネルによるリーク電流の発生がないので、絶縁膜
の膜質の劣化および破壊もない。
【0020】消去は、ソースとなるn型半導体領域に高
電圧を印加して行うので、消去用のトンネル領域とソー
スが共用できる。この結果、メモリサイズが小さくな
り、高集積化ができる。
【0021】以下、本願発明の構成について、実施例と
共に説明する。なお、実施例を説明するための全図にお
いて、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰
り返しの説明は省略する。
【0022】
【実施例】(実施例1)本発明の実施例1を図1および
図2に示す。図1は、メモリセルと周辺回路を構成する
他の素子とを示した要部断面図で、図2のA−A線の断
面を示したものであり、図2は、メモリセルの平面図で
ある。
【0023】図1において、Qmはメモリ素子、Q1は
メモリの書き込みまたは消去に使用する高耐圧素子、Q
2はCPU等のロジックを形成する素子である。本実施
例は、CMOSに適用したものであるが、PMOSは図
示を省略している。
【0024】メモリ素子Qmはp型半導体基板1の一主
面に形成され、第1ゲート絶縁膜4、コントロールゲー
ト電極5、第2ゲート絶縁膜7、フローティングゲート
電極9とソースを形成するn型半導体領域6、ドレイン
を形成するn型半導体領域10とから構成されている。
【0025】第1ゲート絶縁膜4は25〜35nmの厚
い膜厚である。第2ゲート絶縁膜7は、10nm程度の
膜厚であり、コントロールゲート電極5とフローティン
グゲート電極9の間の層間絶縁膜と一体に構成されてい
る。ソースとなるn型半導体領域6は、コントロールゲ
ート電極5の下部にまで延在されて形成されている。そ
して、フローティングゲート電極9は第2ゲート絶縁膜
7を介してソースとなるn型半導体領域6の上部とp型
半導体基板1の上部にまで延在されている。そして、ド
レインとなるn型半導体領域10とコントロールゲート
電極5との間にはフローティングゲート電極9が配置さ
れている。
【0026】2は厚いフィールド絶縁膜、3はp形チャ
ンネルストッパー層、12はサイドウォール、15はコ
ンタクトホール、16は配線層である。
【0027】高耐圧素子Q1はゲート絶縁膜4、ゲート
電極5、ソースとドレインを構成する一対のn型半導体
領域11と13とから構成されている。素子Q2は、ゲ
ート絶縁膜8、ゲート電極9、ソースとドレインを構成
する一対のn型半導体領域11と13から構成されてい
る。高耐圧素子Q1と素子Q2は低濃度のn型半導体領
域11と高濃度のn型半導体領域13によるLDD構造
となっている。
【0028】次に、メモリ素子Qmの書き込みと消去に
ついて説明する。書き込み動作を行うには、コントロー
ルゲート電極5に10〜12V程度の高電圧、ドレイン
となるn型半導体領域10に5〜7V程度の電圧を印加
して、発生した高エネルギー状態の電子をフローティン
グゲート電極9に注入することにより行う。
【0029】消去を行うには、コントロールゲート電極
5を0V、ドレインとなるn型半導体領域10をフロー
ティング状態、ソースとなるn型半導体領域6に12〜
15Vの高電圧を印加して、トンネル効果によりフロー
ティングゲート電極9から電子を放出させて行う。
【0030】本実施例1の製造方法を図3(a)〜
(d)を用いて説明する。 (a)p型半導体基板1の一主面に図示しないn型ウエ
ル、p型ウエルを形成する。そして、公知の手段によ
り、厚いフィールド絶縁膜2とp型チャンネルストッパ
ー層3を形成する。次に、清浄な第1ゲート絶縁膜4を
形成する。第1ゲート絶縁膜4は熱酸化により25〜3
0nmの厚さで形成する。
【0031】(b)メモリ素子Qmのコントロールゲー
ト電極、高耐圧素子Q1のゲート電極となる第1導体層
5を形成する。第1導体層5は多結晶シリコンで構成さ
れ、多結晶シリコンのデポジット中またはデポジット後
に不純物がドープされて低抵抗化されている。そして、
ソースとなるn型半導体領域6を形成する。n型半導体
領域6はイオン注入法により、リンまたはリンとヒ素を
1015〜1016cm-2程度注入して形成される。
【0032】(c)メモリ素子Qm形成領域の第1ゲー
ト絶縁膜4を選択的に除去する。そして、新たに第2ゲ
ート絶縁膜7を形成する。第2ゲート絶縁膜7は酸化シ
リコン膜と窒化シリコン膜の2層あるいは酸化シリコン
膜と窒化シリコン膜を順次積層した4層からなり、その
膜厚は、酸化シリコン膜換算で10〜15nmである。
また、その最上部は窒化シリコン膜で形成する。
【0033】第2ゲート絶縁膜7をマスクとして第1ゲ
ート絶縁膜4を選択的に除去して、p型半導体基板1を
露出させる。そして、新たに清浄な第3ゲート絶縁膜8
を熱酸化法により形成する。第2ゲート絶縁膜7の最上
部は、上述のように窒化シリコン膜で構成されているの
で、第1ゲート絶縁膜4の除去時、あるいは第3ゲート
絶縁膜8の形成時に、その膜厚が変化することはない。
【0034】(d)メモリ素子Qmのフローティングゲ
ート電極および素子Q2のゲート電極となる第2導体層
9を形成する。第2導体層9は不純物を注入して低抵抗
化された多結晶シリコン、またはその上部に高融点金属
のシリサイド膜を積層したボリサイド膜で形成する。
【0035】そして、メモリ素子Qmのドレインとなる
n型半導体領域10を形成する。n型半導体領域10は
イオン注入法により、ヒ素を1015〜1016cm-2程度
注入して形成する。次に高耐圧素子Q1と素子Q2の低
濃度のn型半導体領域11と図示しないPMOSの低濃
度のp型半導体領域を形成する。n型半導体領域11と
p型半導体領域はイオン注入法により、各々リンとボロ
ンを1013cm-2程度注入して形成する。
【0036】その後、図1に示すように、CVD法によ
る酸化シリコン膜からなるサイドウォール12の形成後
に、高耐圧素子Q1と素子Q2の高濃度のn形半導体領
域13と、図示しないPMOSの高濃度のp型半導体領
域を形成する。n型半導体領域13とp型半導体領域は
イオン注入法により各々リンとボロンを1013cm-2
度注入して形成する。
【0037】次に、酸化シリコン膜またはPSG膜等か
らなる絶縁膜14を形成する。そして、コンタクトホー
ル15を介して配線層16を接続する。配線層16はア
ルミニウムまたはアルミニウムとシリサイドとの積層膜
で形成される。
【0038】本実施例には、以下の効果がある。 (1)メモリ素子のチャネル領域は、コントロールゲー
ト電極5により構成される領域と、フローティングゲー
ト電極9により構成される領域とからなる。この結果、
過消去によってフローティングゲート電極9の領域がデ
ィプレッション状態になっても、コントロールゲート電
極5の領域は、エンハンスメント状態になっているの
で、リーク電流の発生はない。
【0039】(2)消去時に高電圧を印加するソースと
なるn型半導体領域6の端部はコントロールゲート電極
5下部の厚いゲート絶縁膜4に接しているので、端部で
の電界が強くならず、これによるリーク電流の発生がな
く、ゲート絶縁膜の膜質の劣化がない。
【0040】(3)ソース領域と消去領域が一体となっ
て構成されているので、メモリサイズが小さくなる。
【0041】(実施例2)本発明の実施例2を図4に示
す。図において、(a)はメモリセルの断面図で、
(b)のa−a線で切った断面を示すものであり、
(b)はメモリセルの平面図である。
【0042】本例においては、前記実施例1の図1に示
したメモリ素子Qmの上部に、プラズマCVD法によっ
て形成された酸化シリコン膜等からなる絶縁膜17が形
成され、その上にアルミニウムまたは、アルミニウムと
シリサイドとの積層膜からなる第2配線層18が形成さ
れる。第2配線層18は、フローティングゲート電極9
を覆うように構成され、図示されない領域において所定
間隔毎に、ワード線となるコントロールゲート電極5に
接続される。
【0043】本例には、前記実施例1の効果に加えて、
以下の効果がある。 (1)ワード線を低抵抗のアルミニウム等からなる配線
層で接続しているので、寄生抵抗が減少し、高速動作可
能となる。
【0044】(2)フローティングゲート電極上部を配
線層で覆っているので、データ保持特性が向上する。
【0045】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は、上記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0046】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0047】(1)コントロールゲート電極を覆うよう
にフローティングゲート電極が構成されているので、過
消去によるリーク電流が発生しない。
【0048】(2)消去用のn型半導体領域がソースと
兼用して構成され、かつ、その端部が厚いゲート絶縁膜
を備えたコントロールゲート電極の下部に配置されてい
るので、トンネル電流の発生がなく、トンネル絶縁膜の
膜質の劣化がない。
【0049】(3)上記(1)(2)により、高性能の
不揮発性メモリ素子を搭載した半導体集積回路装置を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1の断面図。
【図2】 本発明の実施例1の平面図。
【図3】 本発明の実施例1の製造工程を示す断面図。
【図4】 本発明の実施例2の断面図と平面図。
【図5】 第1の従来例の断面図。
【図6】 第2の従来例の平面図と断面図。
【符号の説明】
1…p型半導体基板、2…フィールド絶縁膜、3…チャ
ンネルストッパ、4,7,8…ゲート絶縁膜、5…コン
トロールゲート電極、6,10,11,13…n型半導
体領域、9…フローティングゲート電極、12…サイド
ウォール、14,17…絶縁膜、15…コンタクトホー
ル、16,18…配線層。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電型の第1半導体領域に第1絶縁
    膜を介して設けられた第1導体層からなるコントロール
    ゲート電極と、コントロールゲート電極を覆うように設
    けられた第2絶縁膜を介して隔離して設けられた第2導
    体層からなるフローティングゲート電極を備えた不揮発
    性記憶素子を備えた半導体集積回路装置において、第2
    導体層からなるフローティングゲート電極は、前記コン
    トロールゲート電極から前記第1半導体領域まで延在さ
    れ、ソースまたはドレインを構成する一対の第2導電型
    の半導体領域の一方が第1導体層からなるコントロール
    ゲート電極の下部にまで延在された構造の不揮発性記憶
    素子を搭載したことを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 第2絶縁膜は酸化シリコン膜と窒化シリ
    コン膜との2層以上からなる複合膜であることを特徴と
    する請求項1記載の半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 不揮発性記憶素子の情報の書き込みまた
    は消去の少なくとも一方は、コントロールゲート電極ま
    で延在された第2導電型の半導体領域とフローティング
    ゲート電極との間でトンネル効果により行うことを特徴
    とする請求項1または2記載の半導体集積回路装置の書
    き込みまたは消去方法。
JP4106495A 1992-04-24 1992-04-24 半導体集積回路装置およびその書き込みまたは消去方法 Pending JPH05299665A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0774360A (ja) * 1993-01-29 1995-03-17 Gold Star Electron Co Ltd 垂直形薄膜トランジスターの製造方法
JP2008060467A (ja) * 2006-09-01 2008-03-13 Denso Corp 不揮発性半導体記憶装置

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