JPH0529917Y2 - - Google Patents

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JPH0529917Y2
JPH0529917Y2 JP12973386U JP12973386U JPH0529917Y2 JP H0529917 Y2 JPH0529917 Y2 JP H0529917Y2 JP 12973386 U JP12973386 U JP 12973386U JP 12973386 U JP12973386 U JP 12973386U JP H0529917 Y2 JPH0529917 Y2 JP H0529917Y2
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JP
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brake
vertical
rail
cursor
vertical rail
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  • Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はレールタイプ自在平行定規・座標解機
における縦ブレーキ装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、縦レールの側方に突出する細長状のブレ
ーキ操作レバーを揺動操作して円形カムを回転
し、これにより縦カーソルを縦レールに固定及び
固定解除するようにした縦ブレーキ装置が実公昭
47−5664号公報に示されるように公知である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のようにブレーキ操作レバーが縦レールの
側方に長く突出していると、作図中、誤つて、こ
のレバーを押動してしまい、不用意に縦カーソル
のブレーキが解除されたり、あるいは、該ブレー
キが掛かつてしまう恐れが存した。本考案は上記
欠陥を除去することを目的とするものである。
〔問題点を解決する手段〕
上記目的を達成するため、本考案は、縦カーソ
ル12に設けた一対のブレーキ腕40,46のう
ちの一方のブレーキ腕46の側部を押圧すること
によつて、前記一対のブレーキシユ44,48を
縦レール8のブレーキ面8e,8fに圧接し、こ
の圧接力によつて前記縦カーソル12を前記縦レ
ール8に固定するようにした装置において、先端
方向に向けて幅広となる楔部54aと手操作用の
つまみ部54cが形成されたブレーキレバー54
を前記縦カーソル12に、前記縦レール8の長手
方向と平行な方向にスライド自在に配設し、前記
楔部54aを前記一方のブレーキ腕46の側部に
形成した突部46aに対接せしめたものである。
〔作用〕
上記した構成において、つまみ部54cを縦レ
ール8に平行な方向に押動すると、楔部54aが
直線方向に移動し、該楔部54aに対接するブレ
ーキ腕46が押動されて、ブレーキシユ44,4
8が縦レール8のブレーキ面に圧接する。つまみ
部54cを反対方向に押動すれば上記圧接状態は
解除される。上記ブレーキ掛け外し操作方向は、
縦レール8の長手方向と平行な方向に設定されて
いるので、上記つまみ部54cを縦レール8の側
方に大きく突出させて回動操作する必要がなく、
従つて作図中、誤つてこれに触れて押動させる恐
れがない。
〔実施例〕
以下に本考案の構成を添付図面に示すレールタ
イプ自在平行定規の実施例を参照して詳細に説明
する。
2は図板であり、これに横レール4が固定さ
れ、該横レール4に横カーソル6が移動自在に取
り付けられている。8は縦レールであり、これの
一端は前記横カーソル6に前記横レール4の長手
方向に平行な軸線を中心として回転自在に連結し
ている。前記縦レール8の他端は尾部コロ10を
介して図板2上に走行自在に載置されている。1
2は縦カーソルであり、これに回転自在に軸支さ
れた縦コロ14,16,18は、縦レール8の水
平レール面8a,8b上に回転自在に載置され、
縦カーソル12に回転自在に軸支された横コロ2
0,22に表面は、縦レール8の垂直レール面8
cに当接し、横コロ24,26の表面は垂直レー
ル面8dに当接している。前記縦カーソル12
は、前記コロ14,16,18,20,22,2
4,26を介して前記縦レール8に、その長手方
向に沿つて移動自在に連結している。前記縦カー
ソル12には、ヒンジ部材28を介してヘツド3
0を支持するヘツド支持基板32が連結し、該ヘ
ツド30のスケール取付板34にはスケール3
6,38が固定されている。40は縦カーソル1
2に回転自在に軸42支されたブレーキ腕であ
り、これの一端に形成された立ち上り部にブレー
キシユ44が固定され、該ブレーキシユ44の一
側面は前記縦レール8のブレーキ面8eに対向し
ている。46はブレーキ腕であり、これの一端に
形成された立ち上り部にブレーキシユ48が固定
され、該ブレーキシユ48の一側面は前記縦レー
ル8のブレーキ面8fに対向している。前記ブレ
ーキ腕46の他端は前記ブレーキ腕40の他端に
回転自在に軸50によつて連結している。前記ブ
レーキ腕46の中間部の一側面には突曲面46a
が形成されている。前記ブレーキ腕40,46
は、ブレーキシユ44,48が互いに離反する方
向にばね52によつて付勢されている。54はブ
レーキレバーであり、楔部54aと直線方向ガイ
ド部54bとつまみ部54cから成り、楔部54
aは、その一側面に形成されたテーパー面によつ
て先端方向に幅広となるように形成されている。
前記ガイド部54bには縦レール8の長手方向と
平行に延びる長孔が形成され、該長孔には縦カー
ソル12に固設されたガイドねじ56の軸部が長
孔に対してスライド自在に嵌合している。前記楔
部54aは、縦カーソル12に軸支されたガイド
コロ58の凹入部の周面と前記ブレーキアーム4
6の突曲面46a間に配置されている。前記ブレ
ーキレバー54のつまみ部54cは、前記縦カー
ソル12の側方に、前記縦レール8の外側方に位
置して配置されている。
次に本実施例の作用について説明する。つまみ
54cを手操作によつて第1図中、下方向に押動
すると、楔部54aは、突曲面46a、ガイドコ
ロ58間にくい込み、ブレーキ腕46を左方向に
押圧する。このブレーキ腕46に対する押圧力に
より、ブレーキシユ48はブレーキ面8fに圧接
する。更に、この圧接力の反力によつて、ブレー
キ腕40は、軸42を中心として、時計方向に押
圧されて、ブレーキシユ44がブレーキ面8eに
圧接して、縦カーソル12は縦レール8に固定さ
れる。つまみ部54cを反対方向即ち第1図中、
上方向に押動すると、上記固定が解除される。
尚、楔部54aを第4図に示す如く、ゆるやかな
傾斜面Aと急曲面Bにより形成し、ゆるやかな傾
斜面Aでブレーキが掛かるようにすれば、楔部5
4aの全長を短くすることができ、しかもつまみ
部54cのブレーキ掛け外しの操作ストロークを
小さくすることができる。
〔効果〕
本考案は、上述の如く、縦ブレーキ操作用のつ
まみ部を回動操作させることなく、縦レールの長
手方向に沿つた直線方向に操作するものなので、
上記つまみ部を縦レールの側方に長く突出させる
必要がなく、従つてブレーキの誤動作を防止する
ことができる効果が存する。
【図面の簡単な説明】
第1図は平面図、第2図は平面図、第3図は断
面図、第4図は他の実施例の平面図である。 2……図板、4……横レール、6……横カーソ
ル、8……縦レール、10……尾部コロ、12…
…縦カーソル、14,16,18……縦コロ、2
0,22,24,26……横コロ、28……ヒン
ジ部材、30……ヘツド、32……ヘツド支持基
板、34……スケール取付板、36,38……ス
ケール、40,46……ブレーキ腕、42……
軸、44,48……ブレーキシユ、50……軸、
52……ばね、54……ブレーキレバー、54a
……楔部、54b……ガイド部、54c……つま
み部、56……ガイドねじ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 縦カーソル12に設けた一対のブレーキ腕4
    0,46のうちの一方のブレーキ腕46の側部を
    押圧することによつて、前記一対のブレーキシユ
    44,48を縦レール8のブレーキ面8e,8f
    に圧接し、この圧接力によつて前記縦カーソル1
    2を前記縦レール8に固定するようにした装置に
    おいて、先端方向に向けて幅広となる楔部54a
    と手操作用のつまみ部54cが形成されたブレー
    キレバー54を前記縦カーソル12に、前記縦レ
    ール8の長手方向と平行な方向にスライド自在に
    配設し、前記楔部54aを前記一方のブレーキ腕
    46の側部に形成した突部46aに対接せしめた
    ことを特徴とするレールタイプ自在平行定規等に
    おける縦ブレーキ装置。
JP12973386U 1986-08-26 1986-08-26 Expired - Lifetime JPH0529917Y2 (ja)

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JP12973386U JPH0529917Y2 (ja) 1986-08-26 1986-08-26

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Publication Number Publication Date
JPS6337291U JPS6337291U (ja) 1988-03-10
JPH0529917Y2 true JPH0529917Y2 (ja) 1993-07-30

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