JPH05298835A - 自己診断情報の記録機構を有する情報記録再生装置 - Google Patents

自己診断情報の記録機構を有する情報記録再生装置

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JPH05298835A
JPH05298835A JP4122803A JP12280392A JPH05298835A JP H05298835 A JPH05298835 A JP H05298835A JP 4122803 A JP4122803 A JP 4122803A JP 12280392 A JP12280392 A JP 12280392A JP H05298835 A JPH05298835 A JP H05298835A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メモリ容量を増加することなく、しかも、重
要なエラー情報を消失させることのない自己診断情報の
記録機構を有する情報記録再生装置を得る。 【構成】 装置本体10の不具合や、記録媒体に記録さ
れた信号の良否を検出し(1、2)、判定・制御手段3
により、それらのエラー情報をメモリ4に記憶して外部
(5)から読み出せるようにするとともに、致命的なエ
ラーが発生した時は(3ー1)、それ以降のエラー情報
の記憶を禁止し(3ー2)、記憶されない情報について
はそれらの論理和のみを記憶する(3ー3)ように構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データレコーダ、ディ
ジタルVTR、DAT、光ディスク等の情報記録再生装
置、特に自己診断情報の記録機構を有するディジタル情
報記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、DVR、DCR等の放送業務
用ディジタルレコーダシステムにおいて、レコーダシス
テムのエラー(不具合情報)や記録データのエラー等の
エラー情報、および、その時のタイムコードを本体内に
記憶しておき、コントロールパネルから読み出せるよう
にすることは行われている。この場合、発生したエラー
等の自己診断情報は所定のメモリに格納されていくが、
メモリの記憶容量は有限であるので、メモリが一杯にな
ったときには最古のデータから消去していく方法が採ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般にレコ
ーダの動作が停止するような致命的な不具合が発生した
場合、それに付随して様々なエラーが発生することが多
い。例えば、テープ走行中にリールモータが回らなくな
ったとすると、最初に「リールモータ故障」が検出され
た後に、「テープ走行不良」、「データ・リード・アフ
ター・ライト照合失敗」、「ID(タイムコードの一
種)リードエラー」等が次々と発生することが考えられ
る。
【0004】また、一般に、レコーダが停止すると、ユ
ーザは電源を入れ直してみたり、テープを取り出そうと
して無理やりレコーダを動かしてみる等の行動をとるこ
とが多く、このような場合には、最初の一回目は正しく
不具合状況を検出していても、次に電源を入れた時には
「テープが動かない」という診断結果が出て、誤った判
定をすることがある。このように、従来の方法では、附
随して発生したエラーやユーザの電源入れ直しにより発
生したエラー等の本質的でないエラーの記録によりメモ
リが一杯となり、最も大切な「最初の致命的なエラー」
がデータの上書きによって消去されてしまうという問題
点があった。
【0005】これを回避するために、多くのエラーが出
てもメモリが一杯にならないような十分な容量のメモリ
を実装するか、あるいは、異常発生時にデータを転送し
て保存する保存用メモリを別に設ける(特開平1ー24
3103号公報参照)等の方法が考えられるが、いずれ
もコストアップや装置の大型化につながる欠点を有して
いる。そこで、本発明は、特にメモリ容量を増加するこ
となく、しかも、重要なエラー情報を消失させることの
ない自己診断情報の記録機構を有する情報記録再生装置
を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による自己診断情
報の記録機構を有する情報記録再生装置は、図1にその
概念的な構成をブロック図により示すように、判定・制
御手段3が、その装置本体10の不具合を検出する第一
検出手段1や記録媒体に記録された信号の良否を検出す
る第二検出手段2からのエラー情報を受けて、バックア
ップメモリ4に記憶し、外部読出手段5により随時読み
出せるようにするとともに、致命的なエラーが発生した
時は、致命的不具合判定機能3ー1によってそれを検知
し、書込禁止機能3ー2によりそれ以降のエラー情報の
記憶を禁止し、論理和記憶機能3ー3により記憶されな
い情報についてはそれらの論理和のみを記憶させること
ができるように構成される。書込禁止機能3ー2にディ
レーを与えることにより、致命的なエラーが発生した
後、所定期間エラー情報の更新を行って若干の事後情報
を残し、それ以降のエラー情報について記憶を禁止する
こともできる。
【0007】
【作用】この構成によれば、致命的なエラーが発生する
と、メモリ4への書き込みが禁止されるので、そのよう
な重要なエラー情報が消失することがない。また、その
後のエラーについては、エラー情報の論理和のみを残す
ようにしているので、メモリ4の容量を増加することな
く、ある程度その後の状況も把握することができる。ま
た、致命的エラーの発生後も所定期間の更新を行う場合
は、その事後情報により異常発生の原因を解析すること
がより効果的となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の概念を、データレコーダに適
用した実施例につき説明する。図2は、本発明を適用し
たデータレコーダのハードウェア構成を示すブロック図
である。11は記録系の信号処理部、12は記録ヘッ
ド、再生ヘッド、テープ、リール、テープ駆動機構(図
示せず)等からなる記録再生機構部、13は再生系の信
号処理部であり、それらをコントロールする4つのCP
U14〜17が設けられている。入出力制御CPU(I
F CPU)14は主にいわゆるリモコン等の制御入力
の処理、信号処理制御CPU(PR CPU)15は主
に信号処理部の制御、駆動部制御CPU(SV CP
U)16は主にメカやテープ走行の制御をそれぞれ行っ
ており、メインCPU17はそれらのサブCPUと連携
をとりつつデータレコーダの全体的な操作、制御、監
視、保護等を司っている。
【0009】メインCPU17には、データレコーダ本
体に電源が入っていない時でも情報を失わないようにす
るために、バックアップ電源19によりバックアップさ
れた記憶装置(バックアップメモリ)18が備えられて
おり、また、時計(アワーズメータ)20からの時刻情
報やコントロールパネルおよびリモートコントロール2
1からの操作、制御情報が入力される。各部制御用のサ
ブCPU14、15、16は常に自己診断を行ってお
り、その結果のデータはメインCPU17に集められて
いる。ここでは、集められた診断情報のうち、装置やテ
ープに関する異常、あるいは、入出力信号の異常を示す
情報を「エラー」と呼ぶ。
【0010】以下、本発明に従う診断情報の記録動作に
ついて説明する。メインCPU17は、サブCPU1
4、15、16あるいはメインCPU自身から収集した
自己診断情報を、1つのエラーにつき1ビットのフラグ
をたてるビットマップの形にして、定期的(例えば、2
7分の1秒ごと)に監視する。すなわち、定期的な監視
によりビットマップに変化があれば、エラーが発生した
ことを示すこととなる。
【0011】そのような診断情報の中で、予め指定した
重要なフラグに変化が起きた場合、それらをバックアッ
プメモリ18に書き込んでいく。この場合、指定に入ら
なかったフラグの変化が記録されないこととなるので、
記録と記録の間のフラグは全て論理和(OR)をとって
おく。これにより、記録と記録の間に指定外のエラーが
発生し、すぐに復帰したような場合でも、漏れなく記録
されるようにする。
【0012】そこで、メインCPU17内の判定装置1
7ー1が、集められたエラーデータを次のように変換す
る。 ・データ:サンプリング(27Hz)期間のエラーデー
タのORをとって得たデータ ・クロック:データ書き込み指令で、サンプリング期間
に予め指定された重要なエラーに変化があったことを示
す信号。例えば、ほとんどのエラ ーはこれに該当するが、「カセットの種類が違ったので
はき出した」というような些細なエラーはここでは無視
する。 ・書き込み禁止指令:予め決められた「致命的エラー」
が発生したことを示す信号。この指令が出ると、コント
ロールパネルから書き込み禁止解除の操作をするまで、
バックアップメモリ18への記録は禁止される。
【0013】このように変換されたデータおよびクロッ
クに従って書き込み制御機能17ー2が動作され、バッ
クアップメモリ18にエラーデータが書き込まれる。ま
た、書き込み禁止指令が発生されると、書き込み制御機
能17ー2の制御の下でバックアップメモリ18への書
き込みが禁止される。なお、コントロールパネルあるい
はリモートコントロール21を操作することにより、読
み出し制御機能17ー3を動作させて書き込まれたエラ
ーデータを読み出すことができるし、また、書き込み制
御機能17ー2を動作させて書き込み禁止を解除するこ
とができる。
【0014】判定装置17ー1は、メインCPU17の
ソフトウェアによっても実現することができるが、その
機能を明示するためハードウェアにより構成した例につ
いて図3を用いて説明する。図3は、判定装置17ー1
の内部構成を示すブロック図であり、31はサンプリン
グ回路、32はクロック発生回路、33は比較器、34
はメモリ、35はフリップフロップ(F/F)、36は
致命的エラーデータテーブルである。クロック発生回路
32はデータをサンプリングするタイミングを発生して
おり、その周波数は、エラーデータが27分の1秒の速
度で処理されていることから、27Hzである。メモリ
34は1サンプル前のエラーデータを保持しており、比
較器33によりメモリ34の出力と現在のデータとを比
較して、データに変化があったかどうかを検出する。変
化があれば、データを記憶するためのクロックを出力す
る。フリップフロップ35は、サンプリング期間中に一
瞬「1」になってすぐ「0」になったものを取り逃がさ
ないために設けられている。
【0015】致命的エラーテーブル36は、予め決めら
れたエラーフラグが「1」になると、書込禁止指令を出
力する。致命的エラーとは、それ以上記録/再生動作が
不可能なことが明らかな内容のエラーであり、例えば、
「テープが走らない」、「ドラムが回らない」、「電源
がおかしい」、「テープテンションの値が異常である」
などがこれに相当する。なお、通常のエラーの場合は、
記録/再生は続行される。
【0016】以上の構成により、バックアップメモリ1
8に書き込まれる情報は、例えば、次のようなものであ
る。 ・その時のエラーフラグの全部(5バイト) ・発生した時のID(タイムコードの一種)(3バイ
ト) ・発生した時刻:データレコーダに時計が内蔵されてい
る時は、それが示す時刻、あるいはデータレコーダの通
電時間のデータ、すなわち、アワーズメータ20からの
データ(3バイト) ・発生時のレコーダの状態:例えば動作モード(Pla
y,Rec,FF,REW,etc)、サーボがロック
していたかどうか、入力は正しく入っていたか等(4バ
イト) ・異常を報告してきたCPU(1バイト)
【0017】このようなデータをメモリに格納するため
に、この例では1件のエラーにつき16バイトを使用す
る。バックアップメモリ18のうち、このエラー情報を
格納するために割り当てられたメモリ領域が1Kバイト
(1024バイト)であるとすると、全部で1024/
16=64回分の情報が格納できることとなる。メモリ
が一杯になると、また元のアドレスに戻って、最古の情
報の上に書き込んでいく。このようにメモリを循環して
使用するので、ある瞬間のメモリの使用状況は表1のよ
うになる。
【0018】
【表1】 メモリ番地 データ ─────────────────────────────────── 0 3回前のデータ 16 2回前のデータ 32 1回前のデータ 48 最後のデータ・・・一番最近のエラーフラグの状態 64 最古のデータ・・・一番古いデータ(次に消される) 80 96 112 5回前のデータ 1008 4回前のデータ ───────────────────────────────────
【0019】ここで、テープ走行がストップするほどの
致命的エラーが発生したとすると、この時、メモリの状
態は表2に示すようになっている。そして、これ以降
は、新たな情報の書込は禁止するとともに、先の「最古
のフラグ」のところに、それ以降のフラグの論理和を書
き込んでおく。これによって、以後少なくともいかなる
エラーが発生したかだけは知ることができる。この場合
のメモリの状態は、表3に示すようになる。致命的エラ
ーが検出され、書込がストップしたこと、および、それ
がメモリの48番地であることは、バックアップメモリ
18の別の場所に書いておく。
【0020】
【表2】 メモリ番地 データ ─────────────────────────────────── 0 4回前のデータ 16 3回前のデータ 32 2回前のデータ 今発生した「致命的なエラー」を含む 48 1回前のデータ ↓ 64 最後のデータ・・・一番新しいエラーフラグの状態 80 最古のデータ・・・一番古いデータ(次に消される) 96 112 6回前のデータ 1008 5回前のデータ ───────────────────────────────────
【0021】表3に示した場合は、「致命的エラー」が
発生した後はデータを更新せず、それ以降のデータはエ
ラーフラグの論理和としてのみ残すこととしているが、
「致命的エラー」の発生後も所定期間データを更新し、
若干の事後情報を残しておけば、異常発生の前後にわた
ってデータの推移を見ることができ、異常発生の原因を
解析するためにより有効である。そのように「致命的エ
ラー」の発生後でも、所定期間データを更新する場合
は、表4に示すようになる。
【0022】このようにすることにより、「致命的なエ
ラー」情報を失うことなく、しかも、その前後のエラー
情報を、メモリ容量を増加することなく、効率的に記録
することができる。そして、これらメモリの状態は、随
時コントロールパネルやリモコンから読み出すことがで
きる。
【0023】
【表3】 メモリ番地 データ ─────────────────────────────────── 0 4回前のデータ 16 3回前のデータ 32 2回前のデータ 48 1回前のデータ 64 最後のデータ・・・致命的エラー発生時のエラーフラグの状態 80 以降のデータ・・・それ以降のエラーフラグの論理和 96 最古のデータ・・・これは消されることはない 112 6回前のデータ 1008 5回前のデータ ───────────────────────────────────
【0024】そこで、データレコーダが故障したら、メ
インテナンスする者は、格納された情報を読み出すこと
によって、発生した「致命的エラー」とそれが発生する
前の、あるいは、若干の事後情報を含んだ62個のエラ
ーの内容、時刻、テープ上の場所、その時のレコーダの
状態等を知ることができるので、故障原因の早期発見が
可能となる。不具合が復旧したら、所定のコマンドをコ
ントロールパネルから投入することによって、メモリへ
の書き込み停止をリセットすることにより、再び書き込
みが開始される。
【0025】
【表4】 メモリ番地 データ ─────────────────────────────────── 0 4回前のデータ 16 3回前のデータ 32 2回前のデータ 48 1回前のデータ 64 最後のデータ・・・致命的エラー発生時のエラーフラグの状態 80 1回後のデータ (所定期間の更新記録) 96 2回後のデータ ( 〃 ) 112 以降のデータ・・・3回後以降のエラーフラグの論理和 最古のデータ・・・これは消されることはない 6回前のデータ 1008 5回前のデータ ───────────────────────────────────
【0026】上記したエラーデータの判定およびメモリ
18の記憶制御の機能をメインCPU17のソフトウェ
アにより実現することもでき、その一例としてのフロー
チャートを図4に示す。エラーデータが取り込まれる
と、まず、メモリ18への書込禁止指令が出されている
か否かを判断し(ステップa)、「No」すなわち「致
命的なエラー」が発生していない場合であれば、指定さ
れた重要なエラーであるか否かを判断する(ステップ
b)。ここで、「No」であれば、エラーフラグの論理
和のみを記憶し(ステップf)、「Yes」であれば、
更に致命的エラーであるか否かを判断(ステップc)し
た後、「No」であれば通常のエラーデータの記憶ステ
ップに入って、データ・時刻を記憶し(ステップd)、
かつ、アドレスを歩進させて(ステップe)、元に戻っ
て次のエラーデータの取り込みに待機する。
【0027】ステップcにおいて「Yes」の場合、す
なわち、「致命的なエラー」が発生した場合は、そのデ
ータ・時刻を記憶し(ステップg)、アドレスを歩進さ
せる(ステップh)とともに、メモリ18への書込禁止
指令を発する(ステップi)。この書込禁止指令が発生
されると、以降のエラーデータは、ステップaにおける
判断が「Yes」となることから、ステップfによりエ
ラーフラグの論理和のみが記憶されることとなる。
【0028】また、「致命的なエラー」が発生した後、
所定時間のディレーを与えてエラーデータの記憶を行う
場合は、書込禁止指令の発生(ステップi)とともにス
テップjを設けて所定時間の計時のための時計をリセッ
トし、それ以降のエラーデータのうち所定時間内のもの
についは、ステップkを設けて、通常のエラーデータの
記憶ステップ(ステップdおよびe)により記憶を行
い、所定時間経過するとステップfによりエラーフラグ
の論理和のみが記憶されることとなる。
【0029】以上は、データレコーダにおけるシステム
エラーの格納について本発明を適用した実施例を述べた
が、テープに読み書きされるデータの品質を表す「エラ
ーレート」についても同様な装置が考えられる。その場
合、メインCPUが収集、監視するデータは、単位時間
ごとの再生データから検出されたエラーの数となり、エ
ラー数が予め設定されたある値を越えた時に、その時の
時刻、ID、レコーダの状態(RecあるいはPla
y)等をメモリに記録する。そして、「致命的なエラ
ー」(システムエラー)が発生したら、書き込みを停止
し、その後はエラーレートの最大値のみを記録する。な
お、エラーレートが一定値より悪いという状態を、シス
テムエラーの1つとして記録することもできる。
【0030】ここに説明した実施例においては、エラー
フラグを全てそのまま記録しているが、変化の起こった
項目の番号のみを記録することにより、情報を圧縮する
ことも可能であり、それによればメモリを更に節約する
ことができる。また、バックアップされたメモリを1系
統のみ使用したが、これを複数の系統にすることもでき
る。その場合、n個のバッファを設ければ、「致命的な
エラー」の発生後、n−1回のリセット、あるいは、電
源再投入時のエラーの状態を記録することができる。し
たがって、故障後の電源再投入によって、更に別の場所
が故障した場合等の解析に使用することができる。
【0031】以上、本発明をデータレコーダに適用した
実施例について述べたが、本発明は、ディジタルVT
R、DAT、光ディスク等、あらゆる方面の装置に応用
することができることはいうまでもない。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
致命的なエラーが発生すると、メモリへの書込を禁止す
るので、その後ユーザが電源の再投入を繰り返すこと等
を行っても、最初のエラー情報が消去されることはな
い。また、その致命的なエラーが発生するに至る過程で
発生した中、小規模のエラーの記録が確実に残るので、
トラブルシューティングに極めて有用である。そして、
致命的エラー発生後のエラーについても、時刻等の情報
は削減されてはいるものの、エラーの論理和と最後にエ
ラーが発生した時の時刻等は残っているので、ある程度
の状況は把握することができる。更に、必要最低限のメ
モリのみを実装すればよいので、装置の小型化やコスト
ダウンにも有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概念的な構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明をデータレコーダに適用した実施例のハ
ードウェア構成を示すブロック図である。
【図3】判定装置の内部ハードウェア構成の一例を示す
ブロック図である。
【図4】判定・制御機能を実現するソフトウェアの一例
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 第1検出手段 2 第2検出手段 3 判定・制御手段 4 バックアップメモリ 5 外部読出手段 10 情報記録再生装置本体 11 記録系の信号処理部 12 記録再生機構部 13 再生系の信号処理部 14 入出力制御CPU 15 信号処理制御CPU 16 駆動部制御CPU 17 メインCPU 17ー1 判定装置 18 記憶装置 19 バックアップ電源 20 時計 21 コントロールパネルおよびリモートコントロール 31 サンプリング回路 32 クロック発生回路 33 比較器 34 メモリ 35 フリップフロップ 36 致命的エラーデータテーブル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年7月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体の不具合や記録媒体に記録され
    た信号の良否を検出する検出手段と、 情報を記憶するためのバックアップされた記憶手段と、 上記検出手段の出力情報を上記記憶手段に記憶させるか
    否かを判断するとともに上記記憶手段の記憶動作を制御
    する判定・制御手段と、 装置の使用中あるいは使用後に装置や記録信号の不具合
    を知るために上記記憶手段に記憶された情報を外部から
    読み出す手段とを備え、 上記判定・制御手段は、特に致命的な不具合が検出され
    た場合、それ以降の情報の記憶を禁止するとともに、記
    憶されない情報についてはそれらの論理和のみを記憶さ
    せるようにすることを特徴とする自己診断情報の記録機
    構を有する情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】 判定・制御手段は、1つのエラーにつき
    1ビットのフラグの形にして情報を処理し、予め指定さ
    れたフラグに変化があるか否かにより記憶手段に記憶さ
    せるか否かを判断し、記憶と記憶の間のフラグについて
    は全て論理和をとることを特徴とする請求項1に記載の
    自己診断情報の記録機構を有する情報記録再生装置。
  3. 【請求項3】 装置本体の不具合や記録媒体に記録され
    た信号の良否を検出する検出手段と、 情報を記憶するためのバックアップされた記憶手段と、 上記検出手段の出力情報を上記記憶手段に記憶させるか
    否かを判断するとともに上記記憶手段の記憶動作を制御
    する判定・制御手段と、 装置の使用中あるいは使用後に装置や記録信号の不具合
    を知るために上記記憶手段に記憶された情報を外部から
    読み出す手段とを備え、 判定・制御手段は、特に致命的な不具合が検出された場
    合、所定期間内の情報を記憶した後、それ以降の情報の
    記憶を禁止するとともに、記憶されない情報については
    それらの論理和のみを記憶させるようにすることを特徴
    とする自己診断情報の記録機構を有する情報記録再生装
    置。
  4. 【請求項4】 判定・制御手段は、1つのエラーにつき
    1ビットのフラグの形にして情報を処理し、予め指定さ
    れたフラグに変化があるか否かにより記憶手段に記憶さ
    せるか否かを判断し、記憶と記憶の間のフラグについて
    は全て論理和をとることを特徴とする請求項3に記載の
    自己診断情報の記録機構を有する情報記録再生装置。
  5. 【請求項5】 検出手段は、装置本体の不具合を検出す
    る第一の検出手段と記録媒体に記録された信号の良否を
    検出する第二の検出手段とからなることを特徴とする請
    求項1あるいは請求項2に記載の自己診断情報の記録機
    構を有する情報記録再生装置。
  6. 【請求項6】 記憶手段への情報の記憶の禁止は外部か
    らの禁止解除指令により解除されることを特徴とする請
    求項1あるいは請求項2に記載の自己診断情報の記録機
    構を有する情報記録再生装置。
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