JPH0529649A - 透過型光結合装置 - Google Patents

透過型光結合装置

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JPH0529649A
JPH0529649A JP3180858A JP18085891A JPH0529649A JP H0529649 A JPH0529649 A JP H0529649A JP 3180858 A JP3180858 A JP 3180858A JP 18085891 A JP18085891 A JP 18085891A JP H0529649 A JPH0529649 A JP H0529649A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リード端子をなくし、透過型光結合装置を面
実装形態とする。 【構成】 立体メッキ配線23を施したケース基板22
に、発光素子20および受光素子21を搭載して発光部
31および受光部32を形成し、発光部31および受光
部32を外装ケース24に収納保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通過路上の被検出物の
有無を無接点で検出する透過型光結合装置(フォトイン
タラプタ)の構造に係る。
【0002】
【従来の技術】従来の透過型光結合装置(フォトインタ
ラプタ)は、図4に示すように、搭載用リード端子1a
に発光素子2、受光素子3を銀ペースト等を介して夫々
ダイボンドし、結線用リード端子1bに金線等のボンデ
ィングワイヤー4で電気的導通を行った後、発光素子2
および受光素子3を透光性樹脂(エポキシ樹脂)にてト
ランスファーモールド等でモールドし発光部6、受光部
7を形成する。そして、発光部6および受光部7を、図
5,6に示すように、外装ケース8に挿入し接着剤9等
で固定している。なお、図中、10aは投光窓、10b
は採光窓である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の光結合装置で
は、リード端子1a,1bが外装ケース8より突出して
いるため、回路基板12への実装は、図6に示すよう
に、基板12にリード端子挿入用の孔13,14をあ
け、リード端子1a,1bを基板孔13,14に通した
後、基板12の裏側に設けられた回路パターンに半田付
けしなければならない。このため、半田付けは、手作業
によるか、または半田ディップによるしかない。
【0004】すなわち、リード端子1a,1bが外装ケ
ース8より突出しているから、面実装構造とすることが
困難であり、当然面実装リフロー対応も不可能となって
いる。また、回路基板12にリード端子挿入用の孔1
3,14をあける必要があることから、回路パターンの
高密度化が難しい上に、部品の高密度実装にも限界があ
る。
【0005】本発明は、上記に鑑み、リード端子をなく
し、面実装形態とすることで半田リフロー対応を可能に
する光結合装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による課題解決手
段は、図1ないし図3の如く、立体メッキ配線23を施
した高耐熱性樹脂から成るケース基板22に、発光素子
20および受光素子21を搭載して発光部31および受
光部32を形成し、発光部31および受光部32を外装
ケース24に収納保持する。
【0007】
【作用】上記課題解決手段において、ケース基板22に
立体メッキ配線23を施し、発光素子20および受光素
子21を搭載しているから、従来必要であったリードフ
レームが不要となり、容易に面実装形態とすることがで
きる。
【0008】また、ケース基板22の材質を高耐熱性樹
脂とすることで、発光部31、受光部32の耐熱性が増
すから、面実装に不可欠である半田リフローに対処でき
る。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る透過型光結合
装置のケース基板を示しており、同図(a)は正面図、
同図(b)は斜視図、同図(c)は背面図である。図2
は光結合装置を回路基板に実装した状態を示す斜視図で
ある。図3は発光部、受光部を多数個取りするためのケ
ース基板の平面図である。
【0010】図示の如く、本実施例の透過型光結合装置
(フォトインタラプタ)は、面実装形態とするため、発
光素子および受光素子が、立体メッキ配線を施したケー
ス基板に夫々搭載されて光学的に結合されており、図に
おいて、20は発光素子、21は受光素子、22はケー
ス基板、23は立体メッキ配線、24は外装ケース、2
5は回路基板である。
【0011】前記ケース基板22は、図3に示すプレー
ト27をメッキグレードの有機樹脂(例えば、高耐熱液
晶ポリマー樹脂等)を用いて射出して形成し、ケース基
板22の内部、側面、および裏面の所定箇所に金または
銀等により立体メッキ配線23が施されている。このと
き、ケース基板22の内部のメッキパターンと、裏面の
メッキパターンとは、側面に設けられたスルーホール2
8に被着形成されたメッキパターンで導通されている。
【0012】前記発光素子20は、図1の如く、ケース
基板22の凹部29の一方の配線パターンに銀ペースト
等を介してダイボンドされ、さらに他方の配線パターン
との導通を取るため、金線等のボンディングワイヤー3
0にて結線されている。そして、発光素子20は、前記
凹部29を透光性樹脂(例えば、シリコン樹脂またはエ
ポキシ樹脂等)でモールドすることにより保護されてお
り、ダイシングソーでケース基板を多分割することで発
光部31(図2参照)としている。これにより、発光部
31はチップ化される。一方、前記受光素子21も発光
素子20と同一工程にてチップ化されて受光部32とし
ている。この発光部31および受光部32の裏面には、
図1(c)に示されるような、メッキパターンによる電
極33,34が形成されている。
【0013】なお、外装ケース24は、高耐熱性を有す
る遮光性樹脂から成る。
【0014】上記光結合装置の製造方法について詳述す
る。
【0015】メッキグレードの高耐熱性有機樹脂にてケ
ース基板22を射出成形にて形成し、このケース基板2
2の内部、側面、および裏面の所定箇所に金または銀等
のメッキ処理を行い立体メッキ配線23を形成する。
【0016】次に、ケース基板22の凹部29の一方の
配線パターンに発光素子20、受光素子21を銀ペース
ト等でダイボンドし、電気的導通をとるために、ボンデ
ィングワイヤー30で他方の配線パターンに結線を行
う。その後、ケース基板22の凹部29を透光性樹脂で
モールドして発光部31、受光部32とする。このと
き、発光部31および受光部32の裏面に、電極33,
34を形成しておく。モールド完了後、ケース基板22
をダイシングソーで切断して発光部31,受光部32を
チップ化する。
【0017】しかる後、チップ状の発光部31および受
光部32を、被検出物体の通過路を挟んで対向するよう
外装ケース24に嵌め込み、接着剤35等により固定し
てリード端子の無い面実装形態の光結合装置が得られ
る。
【0018】このように、従来必要であったリードフレ
ームが不要となるから、リードフレームの作成工程が削
減できると共に、部品点数の低減が図れる。
【0019】また、従来では、リードフレームに発光素
子、受光素子を搭載するためのダイボンドマシン、ワイ
ヤーボンド送り機構はリードフレームの形状が変わるた
びに大幅な変更を必要とするので、仕様に応じてリード
フレーム形状を頻繁に変更することができなかったが、
本実施例では、立体メッキ配線23を施したケース基板
22を使用しているから、多数個取りの外形形状を共通
化することでマシンの送り機構を変更することなく生産
できる。このため、生産効率が良くなり、しかも製品設
計上自由度が増す。
【0020】さらに、発光部31、受光部32をチップ
化することにより、発光部31、受光部32を外装ケー
ス24に嵌め込む際の自動化が容易になる。また、リー
ド端子がないため、図2のように、光結合装置を回路基
板25に面実装する際の自動化が容易になり、しかも高
密度実装が可能となる。
【0021】ここで、上記光結合装置の回路基板25へ
の実装は、図2の如く、回路基板25上の回路パターン
と、受発光部31,32の電極33,34とを半田で接
続することにより完了するが、ケース基板22と外装ケ
ース24の材質を高耐熱樹脂とすることで、回路基板2
5上のパターンに予め塗布された半田ペースト上に光結
合装置を実装し、リフローにより半田固定することが可
能となる。すなわち、外装ケース24およびケース基板
22の材質を高耐熱グレード樹脂を使用することで、発
光部31、受光部32の耐熱性が増すから、面実装に不
可欠な半田リフローに対処することができる。
【0022】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。
【0023】例えば、上記実施例では発光部、受光部は
外装ケースに収納保持されているが、発光部、受光部を
遮光性樹脂でモールドして光学的に結合してもよい。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明請
求項1によると、従来必要であったリードフレームが不
要となり、容易に面実装形態とすることができる。
【0025】また、請求項2によると、発光部、受光部
の耐熱性が増すから、面実装に不可欠である半田リフロ
ーに対処できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例に係る透過型光結合装
置のケース基板を示しており、同図(a)は正面図、同
図(b)は斜視図、同図(c)は背面図である。
【図2】図2は光結合装置を回路基板に実装した状態を
示す斜視図である。
【図3】図3は発光部、受光部を多数個取りするための
ケース基板の平面図である。
【図4】図4は従来の透過型光結合装置の発光部、受光
部を示しており、同図(a)は受発光素子を搭載した状
態を示す図、同図(b)は受発光素子を透光性樹脂でモ
ールドした状態を示す図である。
【図5】図5は同じく光結合装置の分解斜視図である。
【図6】図6は同じく光結合装置を回路基板に実装した
状態を示す断面図である。
【符号の説明】
20 発光素子 21 受光素子 22 ケース基板 23 立体メッキ配線 24 外装ケース 25 回路基板 31 発光部 32 受光部 33,34 電極

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光素子および受光素子が、立体メッキ
    配線を施したケース基板に夫々搭載されて光学的に結合
    されたことを特徴とする透過型光結合装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のケース基板が高耐熱性樹
    脂から成ることを特徴とする透過型光結合装置。
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