JPH05296360A - モータ式バルブ - Google Patents

モータ式バルブ

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Publication number
JPH05296360A
JPH05296360A JP9464792A JP9464792A JPH05296360A JP H05296360 A JPH05296360 A JP H05296360A JP 9464792 A JP9464792 A JP 9464792A JP 9464792 A JP9464792 A JP 9464792A JP H05296360 A JPH05296360 A JP H05296360A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
valve
motor
seat
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9464792A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Maeda
純一 前田
Masato Nagai
将登 永井
Minoru Hibino
稔 日比野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP9464792A priority Critical patent/JPH05296360A/ja
Publication of JPH05296360A publication Critical patent/JPH05296360A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 流入口及び排出口を備えているボディと、こ
のボディ内に配されている一対のシート弁と、モータに
よる回転で一方のシート弁を回転させて両シート弁によ
る流路の開閉を行うモータ式バルブにおいて、開閉に要
する回転角度が小さくて所定の開閉速度を得るのが容易
であり、また負荷トルクも小さいものとする。 【構成】 両シート弁3,4が、3個以上の円形の開口
30,40を等間隔に具備して、開閉に要する回転角度
は60°以下でよく、上流側に位置してモータで回転駆
動される一方のシート弁30は、ボディに固定された他
方のシート弁4との対向面中央部に凹部31を有してい
るとともに、この凹部31は一方のシート弁3における
開口30と連通しているために、凹部31に流入する水
が水圧による両シート弁3,4の接触圧を軽減すること
とにより、負荷トルクが小さくなっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はモータによって弁体を回
転させることで開閉を行うモータ式バルブに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】洗面器の水栓の開閉を手の感知やフット
スイッチ等で行うにあたっては、従来よりモータ式バル
ブが用いられているが、このモータ式バルブにおいて、
弁体として一対のシート弁を対向接触させて、一方のシ
ート弁を回転させた時に両シート弁における開口が一致
するか否かで開閉を行うようにしたものでは、そのシー
ト弁3,4は、図6に示すように、180°間隔で位置
する二つの扇形の開口30,40を有するものとなって
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この場合、開閉に際し
ては、回転側のシート弁を90°回転させなくてはなら
ず、1動作に要する動作距離が長くなっており、動作時
間を一定とすれば、シート弁の回転スピードを速くする
必要があり、そのためにはモータのスピードを速める
か、モータからシート弁に至るまでの減速機構の減速比
を小さくするかのどちらかであり、モータのスピードを
速めた場合には、モータ寿命や騒音が問題となり、減速
比を小さくした場合には出力トルクが小さくなるために
負荷トルクに対する余裕がなくなってしまう。また、開
口形状が扇形であることは、シート弁同士の接触面積が
大きくて負荷トルクが増してしまっていることになる。
【0004】本発明はこのような点に鑑み為されたもの
であり、その目的とするところは開閉に要する回転角度
が小さくて所定の開閉速度を得るのが容易であり、また
負荷トルクも小さいモータ式バルブを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、流入
口及び排出口を備えているボディと、このボディ内に配
されている一対のシート弁と、モータによる回転で一方
のシート弁を回転させて両シート弁による流路の開閉を
行うモータ式バルブにおいて、両シート弁は、3個以上
の円形の開口を等間隔に具備しており、上流側に位置し
てモータで回転駆動される一方のシート弁は、ボディに
固定された他方のシート弁との対向面中央部に凹部を有
しているとともに、この凹部は一方のシート弁における
開口と連通していることに特徴を有している。
【0006】
【作用】本発明によれば、開口が3個以上であるため
に、開閉に要する回転角度は60°以下でよく、しかも
開口が円形であってその開口面積に比して開口縁の長さ
が短いことと、凹部に流入する水が水圧による両シート
弁の接触圧を軽減することとにより、負荷トルクが小さ
くなっているものである。
【0007】
【実施例】以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述す
ると、図2において、ボディ1はその側面に流入口11
を、下端に排出口12を備えたものであり、上部にはギ
アボックス5が取り付けられている。そしてボディ1内
には、一対のシート弁3,4とシャフト2とが納められ
ている。シート弁4はボディ1内に形成された段部13
上に固定されたもので、図1(b)に示すように、6個の
円形の開口40を等間隔に有するものとなっている。シ
ート弁4の上側に配されたシート弁3は、シャフト2の
下端に連結されてシャフト2と共に回転するもので、図
1(a) に示すように、6個の円形の開口30を等間隔に
具備するとともに、底面中央部に凹部31を有するもの
となっている。図中32は隣接する開口30,30の間
に位置している締め切り部である。なお、上記開口30
はその一部が凹部31の領域に位置しているために、開
口30の下端と凹部31とは互いに連通している。
【0008】図2中の27はシャフト2とシート弁3と
の間に配されてシート弁3を下方に向けて付勢している
ばねであり、給水圧が低い時のシート弁3,4の接触圧
を保持するためのものである。また図中45はシート弁
4とボディ1との間のシールのためのOリングである。
上記ギアボックス5は、図3にも示すように、その内部
にモータ50、モータ50の出力軸に取り付けられたウ
ォームギア52、軸59で支持されているウォームホイ
ール53とピニオン54、軸58で支持されているギア
55,56、そして上記シャフト2の上端に同軸で連結
されるギア51とからなる減速機構が配設されたもの
で、モータ50を回転させる時、減速機構を通じてシャ
フト2が回転駆動される。図中61はギア51上に設け
られた永久磁石、62はモータ駆動回路を実装した基板
60上に取り付けられているホール素子であり、ホール
素子62と永久磁石61とによるギア51の回転位置検
出で、開閉の状態に位置ずれが生じないようにモータ5
0の制御がなされる。
【0009】また、ギアボックス5はボディ1における
上端開口部内に嵌まり込む嵌合部57を備えており、シ
ャフト2はこの嵌合部57の中央に最も小径となってい
る部分が挿通されている。図中18は嵌合部57の外周
面とボディ1内面との間の水密を行うOリング、28は
シャフト2における嵌合部57に挿通されている部分に
取り付けられたOリング、29はワッシャである。
【0010】しかして、このモータ式バルブにおいて
は、両シート弁3,4が夫々6個の開口30,40を等
間隔で、つまり60°間隔で有しているために、シート
弁3を30°回転させるだけで、図4に示すように開閉
の切り換えを行うことができるものであり、開口30,
40が夫々2個である場合に比して、回転角度が1/3
でよく、従って、所定の開閉速度を得るためのモータ5
0の回転速度を1/3に落としてモータ消費電流の低減
や騒音の低減を図ることができるものであり、従来と同
一のモータ50を用いる場合には、減速機構の減速比を
3倍にして出力トルクを約3倍にすることができて、負
荷トルクに対する余裕が大きくなり、信頼性が向上する
ものである。また、開閉に要する回転角度が小さいとい
うことは、両シート弁3,4の擦り合わせ面やOリング
28の寿命も延びることになる。
【0011】そして、開口30,40の形状が円形であ
るということは、閉じた際に開口40の周囲に1mm以上
必要となるシール面積(図5で斜線を施している部分の
面積)が、開口30が三角形や四角形である場合に比し
て小さくてすむ(ちなみに同一開口面積の三角形と四角
形と円形の各開口の周囲に1mmでシール面積を確保する
と、シール面積の比は1.6:1.2:1となる)ため
に、両シート弁3,4の擦り合わせ負荷が低減されるも
のである。
【0012】加えるに、シート弁3の開口30が底面に
設けられた凹部31と連通しているということは、凹部
31内に常に水が満たされていることになり、両開口3
0,40の位置をずらすことで閉じている時、凹部31
内の水の圧力がシート弁3を押し下げようとする水圧に
対抗するために、シート弁3の回転に要する負荷トルク
がきわめて小さくなっているものである。
【0013】なお、上記実施例では開口30,40が夫
々6個である場合を示したが、3個以上が等間隔で並ん
でいるものであればよい。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明においては、開口が
3個以上であるために、開閉に要する回転角度は60°
以下でよく、従って所定の開閉速度を得るのが容易であ
り、しかも開口が円形であってその開口面積に比して開
口縁の長さが短いことと、凹部に流入する水が水圧によ
る両シート弁の接触圧を軽減することとにより、負荷ト
ルクが小さくなっているものであり、このために、シー
ト弁の寿命が長くなっているとともに、駆動系にかかる
負荷が小さいために、駆動系の小型化及び長寿命化を図
れるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例におけるシート弁を示すもので、(a)
は一方のシート弁の底面図、(b) は他方のシート弁の平
面図である。
【図2】同上の全体を示す縦断面図である。
【図3】同上の水平断面図である。
【図4】同上のシート弁の動作を示すもので、(a)は開
状態における断面図、(b)は閉状態における断面図であ
る。
【図5】(a)(b)(c) は夫々開口の形状例を示す正面図で
ある。
【図6】従来例のシート弁の平面図である。
【符号の説明】
3 シート弁 4 シート弁 30 開口 31 凹部 40 開口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流入口及び排出口を備えているボディ
    と、このボディ内に配されている一対のシート弁と、モ
    ータによる回転で一方のシート弁を回転させて両シート
    弁による流路の開閉を行うモータ式バルブにおいて、両
    シート弁は、3個以上の円形の開口を等間隔に具備して
    おり、上流側に位置してモータで回転駆動される一方の
    シート弁は、ボディに固定された他方のシート弁との対
    向面中央部に凹部を有しているとともに、この凹部は一
    方のシート弁における開口と連通していることを特徴と
    するモータ式バルブ。
JP9464792A 1992-04-15 1992-04-15 モータ式バルブ Withdrawn JPH05296360A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9464792A JPH05296360A (ja) 1992-04-15 1992-04-15 モータ式バルブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9464792A JPH05296360A (ja) 1992-04-15 1992-04-15 モータ式バルブ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05296360A true JPH05296360A (ja) 1993-11-09

Family

ID=14116055

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9464792A Withdrawn JPH05296360A (ja) 1992-04-15 1992-04-15 モータ式バルブ

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JP (1) JPH05296360A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020515774A (ja) * 2017-02-06 2020-05-28 エムエムテー アーゲー 電動プラグ弁

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990706