JPH0650450A - モータ開閉式バルブ - Google Patents

モータ開閉式バルブ

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Publication number
JPH0650450A
JPH0650450A JP20093692A JP20093692A JPH0650450A JP H0650450 A JPH0650450 A JP H0650450A JP 20093692 A JP20093692 A JP 20093692A JP 20093692 A JP20093692 A JP 20093692A JP H0650450 A JPH0650450 A JP H0650450A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side valve
valve body
valve element
movable side
movable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20093692A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Maeda
純一 前田
Masato Nagai
将登 永井
Minoru Hibino
稔 日比野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP20093692A priority Critical patent/JPH0650450A/ja
Publication of JPH0650450A publication Critical patent/JPH0650450A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較的早い速度で開閉しても緩やかな水量の
変化が得られるようにする。 【構成】 バルブボディ1内の流体流入口2と流体吐出
口3との間の流路にデスクタイプ弁の固定側弁体4と可
動側弁体5を配置すると共に固定側弁体4に可動側弁体
5を摺動自在に重ねる。固定側弁体4と可動側弁体5に
開いたとき互いに重なると共に閉じたとき重ならない開
口部14を設ける。可動側弁体5に連結した駆動シャフ
ト6とモータ7とを連動させる。固定側弁体1乃至可動
側弁体5のうち少なくとも一方に、両者の重なり面側で
半抜き状凹部を上記開口部14の端部から周方向に連出
する。これにより、可動側弁体5を回動して開くとき半
抜き状凹部から連通して徐々に水量が増える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータの駆動でデスク
タイプ弁を開閉するようにしたモータ開閉式バルブに用
いる構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、自動手洗い器等に自動止水栓が多
く使用され始めているが、電磁弁等で開閉するようにし
たりすると水の出始めからいきなり、ざーと吹き出るた
め、その飛沫により洋服が濡れたり、周囲を濡らしたり
して使用者に不快感を与えることがしばしばあった。
【0003】この問題を解決するためにモータの駆動で
デスクタイプ弁を開閉するようにしたモータ開閉式バル
ブを用いて水撃を緩和することが行われている。このモ
ータ開閉式バルブは、バルブボディ内の流体流入口と流
体吐出口との間の流路にデスクタイプ弁の固定側弁体と
可動側弁体を配置すると共に固定側弁体に可動側弁体を
摺動自在に重ね、固定側弁体と可動側弁体に開いたとき
互いに重なると共に閉じたとき重ならない扇形の開口部
を設け、可動側弁体に連結した駆動シャフトとモータと
を連動させている。そしてモータを駆動することによ
り、可動側弁体を回動して開閉を行うようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記、従来例にあって
は、可動側弁体をゆっくり駆動して例えば2秒程度の時
間をかけて開閉すると、水撃が殆どなく、比較的緩やか
な水量変化となるが、逆に応答速度が遅いことが弊害に
なる。すなわち、開閉の間隔が長くなり、待ち時間が必
要となり、電磁弁のような高速開閉に対してはなはだ不
利なものとなる。そこで弁開閉速度を早くするため可動
側弁体の回転速度を速めると、水撃が発生(0.5〜
0.6秒程度の開閉時間にすると水撃が発生する)して
しまうし、当然通止水時の水量の緩やかな増減もできな
い。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であって、本発明の目的とするところは比較的早い速度
で開閉しても緩やかな水量の変化が得られ、快適に使用
できるモータ開閉式バルブを提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明モータ開閉式バルブは、バルブボディ1内の
流体流入口2と流体吐出口3との間の流路にデスクタイ
プ弁の固定側弁体4と可動側弁体5を配置すると共に固
定側弁体4に可動側弁体5を摺動自在に重ね、固定側弁
体4と可動側弁体5に開いたとき互いに重なると共に閉
じたとき重ならない開口部14を設け、可動側弁体5に
連結した駆動シャフト6とモータ7とを連動させ、固定
側弁体1乃至可動側弁体5のうち少なくとも一方に、両
者の重なり面側で半抜き状凹部9,9′を上記開口部1
4の端部から周方向に連出して成ることを特徴とする。
【0007】またバルブボディ1内の流体流入口2と流
体吐出口3との間の流路にデスクタイプ弁の固定側弁体
4と可動側弁体5を配置すると共に固定側弁体4に可動
側弁体5を摺動自在に重ね、固定側弁体4と可動側弁体
5に開いたとき互いに重なると共に閉じたとき重ならな
い開口部14を設け、可動側弁体5に連結した駆動シャ
フト6とモータ7とを連動させ、固定側弁体4と可動側
弁体5に設ける開口部14を周方向の一端から他端に向
けて徐々に幅の広くなる巴状にして成ることを特徴とす
ることも好ましい。
【0008】
【作用】上記構成のように半抜き状凹部9,9′を開口
部14から連出したものにあっては、弁を開くとき、先
に半抜き状凹部9,9′を介して連通し、徐々に水量を
増やしながら開き、比較的早い速度で開いても水撃作用
がなく、緩やかに水量を増やすことができる。
【0009】また開口部14を周方向の一端から他端に
向けて徐々に幅の広くなる巴状にしたものでも、幅の狭
い部分から連通して徐々に水量を増やしながら開き、比
較的早い速度で開いても水撃作用なく、緩やかに水量を
増やすことができる。
【0010】
【実施例】図1、図2に示すようにバルブボディ1には
流体流入口2と流体吐出口3とを直交するように設けて
あり、バルブボディ1内には後述するギヤボックス8の
下ボックス8bと一体の補助ボディ10を内装してあ
り、バルブボディ1と補助ボディ10との間にはOリン
グ12を介装してある。バルブボディ1の段部19には
デスクタイプ弁の固定側弁体4を装着してあり、固定側
弁体4とバルブボディ1との間にはシールリング13を
介装してある。この固定側弁体4の上にはデスクタイプ
弁の可動側弁体5を回動自在に載置してある。この固定
側弁体4や可動側弁体5には扇形の開口部14を2個1
80゜回転対称に設けてあると共に可動側弁体5には嵌
合凹部15を設けてある。そして可動側弁体5を回動す
ることにより可動側弁体5の開口部14と固定側弁体4
の開口部14を合致させたりして合致させなかったりし
て弁を開閉できるようになっている。つまり、約90゜
程度の角度回転して開閉できるようになっている。補助
ボディ10には駆動シャフト6を回転自在に装着してあ
り、補助ボディ10と駆動シャフト6との間にはOリン
グ16を介装してある。駆動シャフト6の下端には嵌合
突起17を設けてあり、嵌合突起17を嵌合凹部15に
嵌合することで駆動シャフト6にて可動側弁体5を駆動
できるようになっている。駆動シャフト6にはばね18
を装着してあって、ばね18にて可動側弁体5を固定側
弁体4に弾性的に押し付けてある。
【0011】バルブボディ18の上には上ボックス8a
と下ボックス8bよりなるギヤボックス8を搭載してあ
る。ギヤボックス8内にはモータ7と歯車伝達機構Aを
内装してある。この歯車伝達機構Aはモータ7の出力軸
に設けた1番ギヤ22から、2番ギヤ23、3番ギヤ2
4を介して出力ギヤ25に動力が伝達されるようになっ
ている。出力ギヤ25に一体に設けた回転軸26は駆動
シャフト6に一体に連結してある。しかしてモータ7を
駆動すると、1番ギヤ22、2番ギヤ23、3番ギヤ2
4、出力ギヤ25を介して駆動シャフト6が回転駆動さ
れ、駆動シャフト6にて可動側弁体5を回動して弁を開
閉できるようになっている。27はホールIC,28は
マグネットであり、これらで可動側弁体5の回転方向の
位置を検出できるようになっている。29はプリント基
板、30はギヤボックス8とバルブボディ1を連結する
締め付けねじである。
【0012】ところで、上記固定側弁体4や可動側弁体
5では図3に示すように扇形の開口部14を設けていた
だけであったが、本発明では図4に示すように開口部1
4の周方向の両端から周方向に一体に半抜き凹部9,
9′を一体に連出した。半抜き凹部9,9′は固定側弁
体4と可動側弁体5の摺接面側に設けてあると共に半抜
き凹部9,9′と開口部14が連通している。しかして
可動側弁体5を回転して弁を開くとき、半抜き凹所9,
9′が徐々に対応し、次いで開口部14が徐々に対応
し、水量が徐々に増加し、比較的早い速度で開閉するも
のでも水撃作用を生じることなく徐々に水量を増やすこ
とができる。なお、本実施例の場合、固定側弁体4と可
動側弁体5の両方に半抜き凹部9,9′を設けたが少な
くとも一方であってもよい。また可動側弁体5を往復回
動して開閉するものでは両側の半抜き凹部9,9′のう
ち一方を設けるだけでよい。さらに半抜き凹部9,9′
が図5に示すように先端に行く程先細りの形状にする
と、一層水量の緩やかな増減ができる。
【0013】また図6は他の実施例を示す。上記のよう
に半抜き凹部9,9′を設けないで、開口部14の形状
に工夫をしてある。本実施例の場合、開口部14が周方
向の一端から他端に向けて徐々に幅の広くなる巴状にし
てある。この場合も可動側弁体5を可動すると、開口部
の幅の狭い部分から徐々に合致して徐々に水量が増え
る。
【0014】
【発明の効果】本発明は叙述のように固定側弁体乃至可
動側弁体のうち少なくとも一方に、両者の重なり面側で
半抜き状凹部を上記開口部の端部から周方向に連出して
あるので、弁を開くとき、先に半抜き状凹部を介して連
通し、徐々に水量を増やしながら開き、比較的早い速度
で開いても水撃作用なく、緩やかに水量を増やすことが
でき、快適に使用できるものである。
【0015】また本発明の請求項2記載の発明にあって
は、固定側弁体と可動側弁体に設ける開口部を周方向の
一端から他端に向けて徐々に幅の広くなる巴状にしたの
で、、幅の狭い部分から連通して徐々に水量を増やしな
がら開き、比較的早い速度で開いても水撃作用なく、緩
やかに水量を増やすことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の正面から見た断面図であ
る。
【図2】同上の平面から見た断面図である。
【図3】本発明を説明するための従来の固定側弁体や可
動側弁体を示し、(a)は正面から見た断面図、(b)
は側面図である。
【図4】本発明の固定側弁体や可動側弁体の一実施例を
示し、(a)は正面から見た断面図、(b)は側面図で
ある。
【図5】同上の固定側弁体や可動側弁体の他の実施例を
示し、(a)は正面から見た断面図、(b)は側面図で
ある。
【図6】同上の固定側弁体や可動側弁体のさらに他の実
施例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 バルブボディ 2 流体流入口 3 流体吐出口 4 固定側弁体 5 可動側弁体 6 駆動シャフト 7 モータ 9,9′ 半抜き状凹部 14 開口部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルブボディ内の流体流入口と流体吐出
    口との間の流路にデスクタイプ弁の固定側弁体と可動側
    弁体を配置すると共に固定側弁体に可動側弁体を摺動自
    在に重ね、固定側弁体と可動側弁体に開いたとき互いに
    重なると共に閉じたとき重ならない開口部を設け、可動
    側弁体に連結した駆動シャフトとモータとを連動させ、
    固定側弁体乃至可動側弁体のうち少なくとも一方に、両
    者の重なり面側で半抜き状凹部を上記開口部の端部から
    周方向に連出して成ることを特徴とするモータ開閉式バ
    ルブ。
  2. 【請求項2】 バルブボディ内の流体流入口と流体吐出
    口との間の流路にデスクタイプ弁の固定側弁体と可動側
    弁体を配置すると共に固定側弁体に可動側弁体を摺動自
    在に重ね、固定側弁体と可動側弁体に開いたとき互いに
    重なると共に閉じたとき重ならない開口部を設け、可動
    側弁体に連結した駆動シャフトとモータとを連動させ、
    固定側弁体と可動側弁体に設ける開口部を周方向の一端
    から他端に向けて徐々に幅の広くなる巴状にして成るこ
    とを特徴とするモータ開閉式バルブ。。
JP20093692A 1992-07-28 1992-07-28 モータ開閉式バルブ Pending JPH0650450A (ja)

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JP20093692A JPH0650450A (ja) 1992-07-28 1992-07-28 モータ開閉式バルブ

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JPH0650450A true JPH0650450A (ja) 1994-02-22

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ID=16432762

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JP20093692A Pending JPH0650450A (ja) 1992-07-28 1992-07-28 モータ開閉式バルブ

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JP (1) JPH0650450A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999024742A1 (fr) * 1997-11-12 1999-05-20 El-Debs, Sobhi, Fouad Nouveau robinet rotatif peu sensible a la force d'ecoulement
JP2015530500A (ja) * 2012-09-24 2015-10-15 エルゴノミックス コンセプト イー.ジー リミテッド 操作ハンドルと作動機構との間の非線形伝達率
WO2015173586A1 (en) * 2014-05-15 2015-11-19 Lb Bentley Limited Valve

Cited By (4)

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WO2015173586A1 (en) * 2014-05-15 2015-11-19 Lb Bentley Limited Valve
US9989158B2 (en) 2014-05-15 2018-06-05 Lb Bentley Limited Valve

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010306