JPH01206172A - 水栓用弁 - Google Patents

水栓用弁

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JPH01206172A
JPH01206172A JP3010588A JP3010588A JPH01206172A JP H01206172 A JPH01206172 A JP H01206172A JP 3010588 A JP3010588 A JP 3010588A JP 3010588 A JP3010588 A JP 3010588A JP H01206172 A JPH01206172 A JP H01206172A
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JP
Japan
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valve plate
valve
movable valve
faucet
movable
Prior art date
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Pending
Application number
JP3010588A
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English (en)
Inventor
Yasuhide Kimura
木村 安秀
Shiro Fukumoto
福本 司郎
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、固定弁板と可動弁板とを重合させ、可動弁板
を摺動させることによって流路の開閉を行なう水栓用の
弁に関する。
(従来技術) 従来、給水側流路に連絡する流入用弁座孔及び吐出側流
路に連絡する流出弁座孔を夫々開穿した固定弁板と、該
固定弁板に摺動自在に重合配置され上記両弁座孔が連通
ずる流路を有する可動弁板とで構成する水栓用弁は、固
定弁板及び可動弁板をセラミックスや金属を用いて形成
し、両弁板を直接に重合した状態で可動弁板を摺動させ
ている。
従って、両弁板の接触面の5i5N抵抗が大きくなり、
可動弁板の摺動操作が重くなる他、可動弁板をモータに
よって作動させるタイプのものは出力の大きい大型のモ
ータが必要となり、コスト高であると共に水栓の外観を
悪(していた。
また、上記した接触面の摩擦力を少しでも低減せしめる
為に、同接触面にグリース材を塗布しているが、面倒な
塗布工程が必要になると共に、グリース材が高価である
為に製造コストが高くなっていた。また、グリースの効
果が永続しないという欠点を有していた。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は上記した如き問題点に鑑みてなされたものであ
り、解決しようとする課題は、固定弁板と可動弁板の接
触面の摩擦力を低コストにて低減して、可動弁板の摺動
を円滑にすることである。
(課題を解決する為の手段) 本発明が前記した課題を解決する為に講する手段は、給
水側流路に連絡する流入用弁座孔及び吐出側流路に連絡
する流出弁座孔を夫々間穿した固定弁板と、該固定弁板
に摺動自在に重合配置され上記両弁座孔が連通する流路
を有する可動弁板とで構成する水栓用弁において、前記
固定弁板と可動弁板との接触面の少なくとも一方に弗素
含有樹脂シートを貼着したものである。
(作用) 以上の手段によれば、固定弁板と可動弁板の両接触面は
摩擦係数が小さい弗素含有樹脂シートを介して密着し、
可動弁板を摺動する際に生じる摩擦力は上記弗素含有樹
脂シートによって低減される。
(発明の効果) 本発明は以上の如く、固定弁板と可動弁板の両接触面の
少なくとも一方に弗素含有樹脂シートを貼着することに
より、両接触面が弗素含有樹脂シートを介して摺動する
様にしたものであるから、可動弁板を摺動する際に生じ
る摩擦力を大幅に低減することができる。
従って、可動弁板の摺動は軽くスムースな上に、永続的
なものとなり、可動弁板をモータにて作動させる場合な
どでは使用モータを小型で低消費電力のものにできるの
で、水栓全体をコンパクトにすることができると共に、
経済的なものにすることができる。
また、面倒であったグリース材の塗布工程が不要となる
ので、製造コストも低減することもできる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例は水栓が渇水混合水栓の場合であり、本体(
6)には、その中央部上位に弁室(b)が隔壁(7)を
介して区画形成され、該弁室(b)が上記隔壁(7)に
開設された冷水流入口(8)と熱湯流入口(9)により
給水管(10)、給湯管(11)に連通連絡すると共に
混合水流出口(12)により吐出口(13)に連通連絡
している。
上記弁室(b)内には、底面に本体(6)の冷水、熱湯
流入口(8)(9)及び混合水流出口(12)に整合す
る3個の開口(14)  (Is)  (16)を開設
したカートリッジケース(11)を固定配置する。 カ
ートリッジケース(11)は、下位側から順に弁(a)
を構成する固定弁板(a+ )と可動弁板(a2)、及
びバルブガイド(18) 、レバーガイド(19)を内
蔵し、レバーガイド(19)に枢着したレバー(20)
の上端を操作用のレバーハンドル(21)に連結してい
る。
弁(a)はセラミックス製の固定弁板(a2)の上面に
可動弁板(a2)を摺動自在に重合させて構成するもの
であり、上記固定弁板(a2)は、カートリッジケース
(17)内底面に位置し、この内底面に面する側の開口
形状を円形として該開口にパツキン(22)を嵌着した
2つの流入用弁座孔(2−1) (2−2)と1つの流
出用弁座孔(3)を開設している。
上記流入用弁座孔(2−11(2−2)は、一方が水流
入用、他方が湯流入用、流出用弁座孔(3)は混合水流
出用であり、これら水、湯流入用弁座孔(2−1) (
2−2)及び混合水流出用弁座孔(3)はカートリッジ
ケース(17)の開口(14)  (15)  (16
)を介して本体(6)の冷水、熱湯流入孔(8)(9)
及び混合水流出口(12)に夫々連絡する。
上記固定弁板(a2)と可動弁板(a2)の間には弗素
含有樹脂シート(1)が介在せしめである。
弗素含有樹脂シート(1)は可動弁板(a2)を摺動し
た際に重合する両弁板(a+ )(aZ )の接触面間
に生じるsm力を低減せしめるものであり、四弗化エチ
レン樹脂に両弁板(a2)(a2)材よりも軟らかい材
質の充vA11、例えばポリアミド樹脂、カーボン、グ
ラファイト等を加えたものをシート状に成形し、流入用
弁座孔(2−1) (2−2)と流出用弁座孔(3)に
対応する開口(1a)  (1b)  (1c)を開設
しである。上記弗素含有樹脂シート(1)は、両弁板(
a+ >(a2)の接触面のどちらか一方か、若しくは
相方に貼着するものであり、この実施例の場合、固定弁
板(a2)の接触面に予めシート(1)の表面を金属ナ
トリウムのアンモニア液等により化学的表面処理を施し
た後、エポキシ系の接着剤を用いて接着しであるので、
強固な接着が可能となりシート(1)の剥離がない。
また、弗素含有樹脂シート(1)は固定弁板(a2)の
周壁部に巻込む様に接着すると、接着力が高められ、剥
離を完全に防止することができる。(図示せず) 更に、両弁板(a+ )(a2)の一方の接触面に弗素
含有樹脂シート(1)と略同じ深さの凹部(40)を形
成し、この凹部(40)内に前記シート(1)を貼着す
るようにしてもよい(第8図)。
一方、可動弁板(a2)は、前記の如く弗素含有樹脂シ
ート(1)を貼着した固定弁板(・a2)の接触面上に
水密かつ摺動自在に重合配置され、その重合面側に開口
して混合水用弁孔(23)と、湯水用弁孔(24)が、
反対側面に開口して空洞部(25)が形成されている。
上記混合水用弁孔(23)と湯水用弁孔(24)は夫々
空洞部(25)底面に連通して開設され、前者は空洞部
(25)周縁から中心に向かって延びて可動弁板(a2
)軸芯部を含む長孔状を、後者は空洞部(25)周縁に
沿う弧状を呈する。
また、空洞部(25)は可動弁板(a2)の軸に対して
偏心して形成され、その開口部内にパツキン(5)を介
してバルブガイド(18)を水密状に嵌合して開口部を
密閉する。
従って、可動弁板(a2)は、渇水用弁孔(24) 、
空洞部(25) 、混合水用弁孔(23)により、固定
弁板(a+ )との間に流路(C)を形成する。
尚、上記可動弁板(a2)とバルブガイド(18)は相
互に係合する凹部〈27)と凸部(28)を有して一体
的に係合連結され、両者一体的に回転可能となっている
一方、前記カートリッジケース(17)には上端にケー
ス蓋(29)が装着されており、このケース蓋(29)
はレバーガイド(19)を摺動可能に支持すると共に本
体(6)に螺着した蓋(30)の締め込みによりレバー
ガイド(19)及びバルブガイド(18)を介して可動
弁板(a2)を固定弁板(a2)上面に圧着する機能を
果たしている。
レバーガイド(19)は軸線方向にレバー挿通口(31
)を開設し、この挿通口(31)内においてビン(32
)によりレバー(20)を揺動可能に枢着している。
レバー(20)の下端の横断面は矩形状をなし、バルブ
ガイド(18)の上端面に凹設した矩形開口断面の凹部
(33)内に嵌入している。
而して、斯ろ水栓は、上記構成において、レバーハンド
ル(21)を本体(6)に対して上下及び旋回動作させ
ることにより、可動弁板(a2)が固定弁板(a2)上
で直線的な進退及び回動を行い、混合水の吐出の開始、
停止及び混合水温度の調節を行う。
第1図において、国定弁板(a2)の水流入用。
湯流入用人々の弁座孔(2−1) (2−2)は、可動
弁板〈a2)の下面により遮断され、給水管(10) 
給湯管(11)からの給水及び給湯は行なわれず、止水
状態にある。
レバーハンドル(21)を下方に押し下げると、レバー
(20)が第1図においてそのピン(32)周りに時計
方向に回動し、バルブガイド(18)を介して可動弁板
(a2)を直線的に本体(6)後方へ移動させる。この
移動により第4図のように可動弁板(a2)の湯水用弁
孔(24)が固定弁板(a2)の2つの流入用弁座孔(
2−1) (2−2)の開口域に達して流路を開く。従
って、給水管(10) 。
給湯管(11)からの冷水及び熱湯が夫々対応する流入
用弁座孔(2−1) (2−2)を経て混合水流出孔(
3)に流れ、更に吐出口(13)へ流動し、咳口から吐
出される。
次に、レバーハンドル(21)を右に最大量旋回させる
と、バルブガイド(18)を介して可動弁板(a2)が
反時計方向に回動する。この右方向への可動弁板(a2
)の回転により、第5図のように固定弁板(a2)の水
流入用弁座孔(2−1)のみが可動弁板(a2)の湯水
用弁孔(24)に整合し、冷水のみを吐出管(13)か
ら供給する。
逆にレバーハンドル(21)を左に最大量旋回させると
、第8図のように固定弁板(a2)の湯流入用弁座孔(
2−2)のみが、可動弁板(a2)の湯水用弁孔(24
)に整合して熱湯のみが吐出口(13)から吐出する。
また、レバーハンドル(21)の右及び左方向への旋回
量を調整して、可動弁板(a2)の湯水用弁孔(24)
と固定弁板(a2)の水、湯流入用弁座孔(2−1) 
(2−2)との整合度合を変えることで、冷水と熱湯の
供給割合を変えて混合水の温度を変更でき、レバーハン
ドル(21)の上下方向の回動操作によって流量も任意
に変更できる。
以上の操作中において、固定弁板(a2)上における可
動弁板(a2)の摺動は、弗素含有樹脂シート(1)を
介して行なわれることになるが、同シート(1)は摩擦
係数が小さい為に可動弁板(a2)とシート(1)面と
の間に生じる摩擦力は大幅に低減され、この為、レバー
ハンドル(21)の操作は軽くスムースなものとなる。
また、上記弗素含有樹脂シート(1)は前記の如く、四
弗化エチレン樹脂に可動弁板(a2)よりも軟質な充填
材を用いた化合物であるから、可動弁板(a2)を摩耗
させることがなく、且つシート(1)自体の摩耗も少な
いものであり、さらに線膨脹係数が9. Ox 10’
/ ’C程度であってパツキン(5)と近似する。
両弁板(a+ )(a2)は摩耗を防止する為に高価な
セラミックスを用いて形成する場合が多いが、上記した
如き弗素樹脂シート(1)を貼着した方の弁板の接触面
は直接に可動弁板(a2)と接触しないので、その弁板
を安価な金属製にしてコストダウンを図ることもできる
尚、弗素含有樹脂シートは他の接触部にも利用すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施した弁を具備した渇水混合栓を示
す縦断側面図、第2図は同混合栓の縦断正面図、第3図
は弁部を示す拡大縦断側面図、第4図乃至第6図は可動
弁板の固定弁板に対する作動時の位置を示す平面図、第
7図は要部の分解斜視図、第8図は弗素含有樹脂シート
を固定弁板の上面の凹部内に貼着した実施例の弁部を示
す縦断面図である。 図中、a:弁、al :固定弁板、al :可動弁板、
1:弗素含有樹脂シート、2:流入用弁座孔、3:流出
用弁座孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 給水側流路に連絡する流入用弁座孔(2)及び吐出側流
    路に連絡する流出弁座孔(3)を夫々開穿した固定弁板
    (a_1)と、該固定弁板(a_1)に摺動自在に重合
    配置され上記両弁座孔(2)(3)が連通する流路を有
    する可動弁板(a_2)とで構成する水栓用弁において
    、前記固定弁板(a_1)と可動弁板(a_2)との接
    触面の少なくとも一方に弗素含有樹脂シート(1)を貼
    着したことを特徴とする水栓用弁。
JP3010588A 1988-02-12 1988-02-12 水栓用弁 Pending JPH01206172A (ja)

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JP3010588A JPH01206172A (ja) 1988-02-12 1988-02-12 水栓用弁

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JP3010588A JPH01206172A (ja) 1988-02-12 1988-02-12 水栓用弁

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0398378U (ja) * 1990-01-26 1991-10-11
JPH045566U (ja) * 1990-05-02 1992-01-20
WO2019044405A1 (ja) * 2017-08-30 2019-03-07 株式会社Lixil 弁装置

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