JPH0529540A - 三次元構造電子部品及びその製造方法及びその修理方法 - Google Patents

三次元構造電子部品及びその製造方法及びその修理方法

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JPH0529540A
JPH0529540A JP3184863A JP18486391A JPH0529540A JP H0529540 A JPH0529540 A JP H0529540A JP 3184863 A JP3184863 A JP 3184863A JP 18486391 A JP18486391 A JP 18486391A JP H0529540 A JPH0529540 A JP H0529540A
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electronic component
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side plates
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dimensional structure
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JP3184863A
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Hidehiko Kira
秀彦 吉良
Yoichi Sasazawa
陽一 笹沢
Takatoyo Yamagami
高豊 山上
Tamiji Sasaki
民治 佐々木
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/14Structural association of two or more printed circuits
    • H05K1/145Arrangements wherein electric components are disposed between and simultaneously connected to two planar printed circuit boards, e.g. Cordwood modules

Landscapes

  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は三次元構造電子部品に関し、信頼性
の向上を実現することを目的とする。 【構成】 複数の電子部品4を間に支持する支持側板
2,3の外側に、塗布形成された合成樹脂膜21を有す
る。この合成樹脂膜21が、電子部品のリードを支持側
板に機械的に接続する。修理に際してこの合成樹脂膜2
1が剥離されるよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は三次元構造電子部品に係
り、複数の電子部品が立体的に組立てられた構成の三次
元構造電子部品に関する。
【0002】現在、電子機器を小型化することが要求さ
れており、これに対応するため、電子部品をプリント板
上に高密度に実装する技術の開発が要請されている。
【0003】現在は、電子部品を平面的に並べて実装し
ているが、これでは大きさが限られたプリント板上に実
装できる部品数に限度がある。そこで、電子部品をプリ
ント板上に立体的に即ち三次元的に実装することが考え
られている。
【0004】この場合、電子部品自体として三次元構造
となっていることが好ましい。
【0005】
【従来の技術】本出願人は、先に、図13に示すよう
に、複数の電子部品が三次元的に組み込まれた構造を有
し、一の部品として取り扱われて、プリント板上に実装
される三次元構造電子部品1を提案した。
【0006】この三次元構造電子部品1は、図13
(A)乃至(C)に示すように、垂立して相対向して配
された一対の支持側板2,3の間に、複数の電子部品
(T−SOP:Thin-Small Outline Package)4が、段
積み状態で組込まれた構成である。
【0007】各電子部品4は、電子部品本体5より両側
に延出しているリード6,7を、支持側板2,3のスル
ーホール8,9に接続させて、支持側板2,3間に支持
されている。
【0008】支持側板2,3の下端縁2a,3aには、
実装用接続部であるスタッドピン11,12が設けてあ
る。
【0009】上記構成の三次元電子部品1は、図13
(C)に示すように、スタッドピン11,12を、マザ
ーボードであるプリント板13のスルーホール14,1
5に挿通して半田付けされて、プリント板13上に実装
される。
【0010】リード6,7とスルーホール8,9とは半
田付けされている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、リード
6,7とスルーホール8,9とは半田付けされており、
三次元構造電子部品1は、電子部品4の交換がしにくく
保守性が良くない。
【0012】本発明は、上記に鑑みて提案されたもので
あり、保守性の改良等を図った三次元構造電子部品及び
その製造方法及びその修理方法を提供することを目的と
する。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、スル
ーホールを有し、垂立して相対向して配された一対の支
持側板と、電子部品本体の両側より延出しているリード
を上記支持側板のスルーホールに接続させた状態で、該
一対の支持板間に配された複数の電子部品とよりなり、
上記一対の支持側板の縁に実装用接続部を有してなる三
次元構造電子部品であって、該支持側板上に塗布形成さ
れた合成樹脂膜を設けてなり、該合成樹脂膜が前記リー
ドを上記支持側板に機械的に固定する構成としたもので
ある。
【0014】請求項2の発明は、請求項1の合成樹脂膜
は、連続して剥離されるものである構成としたものであ
る。
【0015】請求項3の発明は、スルーホールを有し、
垂立して相対向して配された一対の支持側板と、電子部
品本体の両側より延出しているリードを上記支持側板の
スルーホールに接続させた状態で、該一対の支持板間に
配された複数の電子部品とよりなり、上記一対の支持側
板の縁に実装用接続部を有してなる三次元構造電子部品
であって、上記電子部品を、断面が円形で且つ直線状で
あるリード本体と、先端のテーパ部とよりなる形状のリ
ードを有する構成とし、且つ該リードがその先端のテー
パ部側より上記支持側板のスルーホール内に挿入された
構成としたものである。
【0016】請求項4の発明は、スルーホールを有し、
垂立して相対向して配された一対の支持側板と、電子部
品本体の両側より延出しているリードを上記支持側板の
スルーホールに接続させた状態で、該一対の支持板間に
配された複数の電子部品とよりなり、上記一対の支持側
板の縁に実装用接続部を有してなる三次元構造電子部品
の製造方法であって、上記一対の支持側板のうち、一方
の支持側板に、上記電子部品を仮止めするための仮止め
部を形成する工程と、上記電子部品の片側のリードを上
記一方の支持側板のスルーホール内に挿入し、上記仮止
め部によって、上記電子部品を上記一方の支持側板上に
仮止めする工程とを有する構成としたものである。
【0017】請求項5の発明は、スルーホールを有し、
垂立して相対向して配された一対の支持側板と、電子部
品本体の両側より延出しているリードを上記支持側板の
スルーホールに半田接続させた状態で、該一対の支持板
間に配された複数の電子部品とよりなり、上記一対の支
持側板の縁に実装用接続部を有してなる三次元構造電子
部品の製造方法であって、上記一対の支持側板のうち、
一方の支持側板に、上記電子部品を仮止めするための仮
止め部を形成する工程と、上記電子部品の片側のリード
を上記一方の支持側板のスルーホール内に挿入し、上記
仮止め部によって、上記電子部品を上記一方の支持側板
上に仮止めする工程と、該仮止めされた電子部品の反対
側のリードと、他方の支持側板のスルーホールとを嵌合
させて他方支持板を組付ける工程と、この状態でリフロ
ーして上記各電子部品の両側のリードを上記支持側板に
一括して半田付けする工程とよりなる構成としたもので
ある。
【0018】請求項6の発明は、スルーホールを有し、
垂立して相対向して配された一対の支持側板と、電子部
品本体の両側より延出しているリードを上記支持側板の
スルーホールに接続させた状態で、該一対の支持板間に
配された複数の電子部品とよりなり、上記一対の支持側
板の縁に実装用接続部を有してなる三次元構造電子部品
の修理方法であって、導電性を有する材質よりなり略筒
状の接続部材本体と、該接続部材本体内に、この両端に
臨んで充填されたソルダクリームとよりなる接続部材を
使用し、新しい電子部品について、その一側のリードに
ついては一方の支持側板に接続し、他側のリードについ
ては、上記接続部材によって、他方の支持側板より突き
出されたリード片と半田付けする構成としたものであ
る。
【0019】
【作用】請求項1の支持側板上に塗布形成された合成樹
脂膜は、リードの支持側板への機械的固定を簡易とし且
つ熱を加えずに可能とするように作用する。
【0020】請求項2の連続して剥離される合成樹脂膜
は、合成樹脂膜の剥離作業を容易とするように作用す
る。
【0021】請求項3の断面円形であり、直線状であ
り、先端にテーパ部を有するリードは、リードの支持側
板のスルーホール内への挿入を円滑とするように作用す
る。
【0022】請求項4の仮止め工程は、三次元構造電子
部品の組立てを容易とするように作用する。
【0023】請求項5の仮止め工程及び半田付け工程
は、全部のリードへの半田付けが一括して行われるよう
に作用する。
【0024】請求項6の接続部材は、電子部品の交換を
支持側板を取り外さないで可能とするように作用する。
【0025】
【実施例】図1は本発明の第1実施例になる三次元構造
電子部品20を示す。
【0026】図中、図13に示す構成部分と対応する部
分には同一符合を付し、その説明は省略する。
【0027】電子部品4の断面矩形状のリード6は、図
2に併せて示すように、スルーホール8を挿通して各コ
ーナ部6aがスルーホール8の内周壁面8aに一部食い
込んでおり、支持側板2と電気的に接続してある。
【0028】21は合成樹脂膜であり、支持側板2の外
側面2aの全面に、アサヒ化学研究所製のストリップマ
スク#228−Tを塗布して形成してある。
【0029】この合成樹脂膜21の接着力によって、リ
ード6が支持側板2と機械的に接続してある。
【0030】電子部品4の反対側のリード7も、上記リ
ード6の場合と同様に、スルーホール9を介して支持側
板3と電気的に接続された状態で、支持側板3の外側面
3a上の合成樹脂膜21の接着力によって支持側板3と
機械的に接続してある。
【0031】上記の三次元構造電子部品20は、リード
6,7と支持側板2,3との間で半田付けがなされてお
らず、以下に説明するように保守性が良い。
【0032】ある電子部品4が故障したのでこれを新し
いものと交換する場合には、まず合成樹脂膜21を剥離
する。
【0033】この合成樹脂膜21は、途中で切れること
なく、二点鎖線で示すように、シートを剥離するように
連続して剥離される。従って、剥離作業は容易である。
【0034】この後、支持側板2を取り外す。
【0035】合成樹脂膜21を剥離した後は、リード
6,7がスルーホール8,9内に単に挿入されている状
態であり、リード7,8と支持側板2,3との機械的接
続力は弱くなっており、支持側板2は容易に取り外され
る。
【0036】この状態で、故障している電子部品4を新
しい電子部品と交換し、支持側板2を取り付け、再度ア
サヒ化学研究所製のストリップマスク#228−Tを塗
布して硬化させる。
【0037】以上で、電子部品4の交換が完了する。
【0038】また、上記の三次元構造電子部品20は、
以下に説明するようにして製造される。
【0039】まず、リード6,7を対向する支持側板
2,3のスルーホール8,9内に挿入する。
【0040】これにより、電子部品4は両側の支持側板
2,3によって仮止めされた状態となる。
【0041】この後、支持側板2,3の外側面2a,3
aの全面に亘って上記のアサヒ化学研究所製のストリッ
プマスク#228−Tを塗布する。
【0042】この後、紫外線を照射して、塗布膜を硬化
させて合成樹脂膜21,22とする。
【0043】以上により、三次元構造電子部品20が完
成する。
【0044】上記より分かるように、電子部品4には熱
が殆ど作用せず、電子部品4の信頼性は何ら損なわれず
に維持される。
【0045】従って、本実施例の三次元構造電子部品2
0は、半田付けを行って電子部品4に熱が加わる場合に
比べて、高品質を有する。
【0046】また、リード6,7とスルーホール8,9
を一つずつ半田付けする場合に比べて、作業性良く製造
される。
【0047】図3は、本発明の第2実施例になる三次元
構造電子部品30を示す。
【0048】図3中、図1に示す構成部分と対応する部
分には同一符合を付す。
【0049】図4は電子部品4Aを示す。
【0050】31,32は夫々リードであり、断面が円
形で且つ直線状であるリード本体31a,32aと、こ
の先端のテーパ部31b,32bとよりなり、電子部品
本体5の左右側から突出している。
【0051】このリード31,32を有する電子部品4
Aは、図3に示すように、リード31,32が夫々スル
ーホール8,9内に挿入された状態で、支持側板2,3
間に組込まれている。
【0052】リード31のスルーホール8内への嵌合状
態は、図5に示す如くになる。スルーホール8の径d1
は約1.0mm,リード31の径d2 は0.7 〜0.8 mmであ
る。上記のように、電子部品4Aのリード31,32は
直線状であるため、クランク状に曲げてある場合に比べ
て、先端のピッチ及び整列状態は精度が良い。しかも、
リード31,32の先端はテーパ部31b,32bとさ
れている。
【0053】このため、電子部品の組立時に、リード3
1,32の先端がスルーホール8,9内に円滑に進入す
る。
【0054】しかも、テーパ部31b,32bに続く部
分であるリード本体31a,32aの断面が円形である
ため、リード本体が矩形断面である場合に比べて、テー
パ部31b,32bに続いてリード本体31a,32a
も円滑に、スルーホール8,9内に進入する。
【0055】従って、本実施例の三次元構造電子部品3
0においては、電子部品4Aと支持側板2,3との組合
せを簡単に行うことが出来る。
【0056】図6は本発明の三次元構造電子部品の製造
方法の一実施例を示す。
【0057】図7は図6の製造方法によって製造された
三次元構造電子部品40を示す。図7中、図1に示す構
成部分と対応する部分には同一符合を付す。
【0058】まず、仮止め部形成工程41を行う。
【0059】ここでは、まず、図8(A)に示すよう
に、支持側板2の内側面2bに、ポリイミド製のカプト
ンテープ50を貼着する。
【0060】次いで、図8(B)に示すように、剣山5
1を使用し、針52をカプトンテープ50を突き通し、
スルーホール8の部位に孔53を形成する。
【0061】また、図8(C)に示すように、支持側板
2の外側面2aのうち、スルーホール8に臨む部位に、
ソルダクリーム層54を印刷によって形成する。
【0062】カプトンテープ50のうち、孔53の周囲
の部分であってスルーホール8に臨む部分55が仮止め
部を構成する。
【0063】剣山51を使うことにより、仮止め部は一
括して形成される。
【0064】次いで、仮止め工程42を行う。
【0065】ここでは、図9に示すように、電子部品5
の片側のリード6を支持側板2のスルーホール8内にカ
プトンテープ50側から挿入する。
【0066】この挿入によって、カプトンテープ50の
孔周囲部分55が符合56で示すようにスルーホール8
内に押し込まれ、スルーホール8とリード6との間に挟
まれ、リード6は、カプトンテープ部分56によって弾
性的にクランプされ、電子部品4は支持側板2上に仮止
めされる。
【0067】これにより、図9に示すように、各電子部
品4の他側のリード7が位置決めされて整列した状態と
なる。
【0068】次いで、他方支持板組付け工程43を行
う。
【0069】図9に示すように、外側面3bの各スルー
ホール9に臨む部位にソルダクリーム層56が形成され
ている支持側板3の各スルーホール9を対応するリード
7に嵌合させて、図10に示すように、支持側板3を組
み付ける。
【0070】電子部品4は支持側板2に仮保持されてお
り、リード7は整列しているため、リード7は支持板3
の各スルーホール9と略対向しており、リード7とスル
ーホール9との嵌合は比較的簡単に行われ、支持側板2
の組付けは容易に行われる。
【0071】図10は、仮組立体58を示す。
【0072】次いでリフロー工程44を行う。
【0073】ここでは、図10の仮組立体58をリフロ
ー炉(図示せず)内を通す。
【0074】これにより、ソルダクリーム層54,56
が溶融し、各電子部品4のリード6及び7が支持側板
2,3(スルーホール8,9)と、半田59,60とに
よって一括して半田付けされ、図7に示す三次元構造電
子部品40が製造される。
【0075】図11は本発明の三次元構造電子部品の修
理方法の一実施例を示す。
【0076】図11(A)中、中央の電子部品4-1を交
換する場合について説明する。
【0077】まず、図11(A)に示すように電子部品
4-1を何らかの方法で取り外す。
【0078】次いで、同図(B)に示すように、他側の
リード6aが通常より短いものであって、このリード6
aの先端に、接続部材70が取り付けられた電子部品4
-10を、その一方のリード7を、支持側板3のスルーホ
ール9に差し込んで取り付ける。
【0079】次いで、同じく同図(B)に示すように、
リード片71を支持側板2のスルーホール8を通して差
し込み、同図(C)に示すように、支持側板2の内側に
突き出したリード片71の先端を、接続部材70に接続
する。
【0080】最後に、接続部材70の部位を加熱するこ
とによって、リード6aとリード片71と接続部材70
を介して半田付けする。
【0081】接続部材70は、図12に示すように例え
ばアルミニウム製の筒状の接続部材本体70aと、この
内部に、ソルダクリーム70bが充填されて両端に臨ん
だ構成である。
【0082】リード6a及びリード片71は当初はソル
ダクリーム70a内に突き刺さっており、加熱された後
は接続部材本体70aと半田付けされる。
【0083】上記より分かるように、電子部品を分解せ
ずに、修理が可能である。
【0084】
【発明の効果】以上説明した様に、請求項1の発明によ
れば、リードを一つ一つ半田付けする場合に比べてリー
ドの支持側板への機械的固定を簡易に可能とし得、且つ
電子部品に殆ど熱を加えずに、然して、電子部品の信頼
性を損なうことなく製造し得、信頼性の向上を図ること
が出来る。
【0085】また修理に際して、半田を溶かす等の面倒
はなく、修理を容易に行うことが出来る。
【0086】請求項2の発明によれば、合成樹脂膜を一
度に剥離できるため、修理作業を簡単に行うことが出来
る。
【0087】請求項3の発明によれば、リードのスルー
ホール内への挿入を円滑に行うことが出来、然して、三
次元構造電子部品組立てを作業性良く行うことが出来
る。
【0088】請求項4の発明によれば、電子部品は一方
の支持側板に対して仮止めされるため、仮止めされた電
子部品のリードと他方の支持側板との組合わせを容易に
行うことが出来、組立作業を容易に行うことが出来る。
【0089】請求項5の発明によれば、電子部品のリー
ドと支持側板とを半田付けを一括して行うことが出来、
然して組立作業を容易に行うことが出来る。
【0090】請求項6の発明によれば、電子部品を交換
するときに支持側板を取り外す必要が無く、修理を容易
に行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の三次元構造電子部品の第1実施例を示
す図である。
【図2】リードとスルーホールとの関係を示す、図1中
II−II線方向よりみた拡大図である。
【図3】本発明の三次元構造電子部品の第2実施例を示
す図である。
【図4】図3中の一の電子部品の斜視図である。
【図5】リードとスルーホールとの関係を示す、図3
中、V−V線方向よりみた拡大図である。
【図6】本発明の三次元構造電子部品の製造方法の一実
施例の工程図である。
【図7】図6の製造方法によって製造された三次元構造
電子部品を示す図である。
【図8】図6中の仮止め部形成工程を説明する図であ
る。
【図9】図6中の仮止め工程及び他方支持側板組付け工
程を説明する図である。
【図10】図6中、他方支持側板組付け工程後の状態を
示す図である。
【図11】本発明の三次元構造電子部品の修理方法の一
実施例を示す図である。
【図12】図11中の接続部材の斜視図である。
【図13】本出願人が先に提案した三次元構造電子部品
を示す図である。
【符号の説明】
2,3 支持側板 4,4A 電子部品(T−SOP) 5 電子部品本体 6,7,31,32 リード 6a コーナ部 8,9,14,15 スルーホール 8a 内壁面 11,12 スタッドピン 13 プリント板 20,30,40 三次元構造電子部品 21 合成樹脂膜 31a,32a リード本体 31b,32b テーパ部 41 仮止め部形成工程 42 仮止め工程 43 他方支持側板組付け工程 44 リフロー工程 50 カプトンテープ 51 剣山 52 針 53 孔 54,57 ソルダクリーム層 55 孔周囲部分(仮止め部) 56 スルーホール内に押し込まれてスルーホールとリ
ードとの間に挟まれた カプトンテープ部分 58 仮組立体 59,60 半田 70 接続部材 70a 接続部材本体 70b ソルダクリーム 71 リード片
フロントページの続き (72)発明者 佐々木 民治 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スルーホール(8,9)を有し、垂立し
    て相対向して配された一対の支持側板(2,3)と、 電子部品本体(5)の両側より延出しているリード
    (6,7)を上記支持側板のスルーホールに接続させた
    状態で、該一対の支持板間に配された複数の電子部品
    (4)とよりなり、 上記一対の支持側板(2,3)の縁に実装用接続部(1
    1,12)を有してなる三次元構造電子部品であって、 該支持側板上に塗布形成された合成樹脂膜(21)を設
    けてなり、 該合成樹脂膜(21)が前記リード(6,7)を上記支
    持側板(2,3)に機械的に固定する構成としたことを
    特徴とする三次元構造電子部品。
  2. 【請求項2】 請求項1の合成樹脂膜は、連続して剥離
    されるものである構成としたことを特徴とする三次元構
    造電子部品。
  3. 【請求項3】 スルーホール(8,9)を有し、垂立し
    て相対向して配された一対の支持側板(2,3)と、 電子部品本体(5)の両側より延出しているリード
    (6,7)を上記支持側板のスルーホールに接続させた
    状態で、該一対の支持板間に配された複数の電子部品と
    よりなり、 上記一対の支持側板の縁に実装用接続部(11,12)
    を有してなる三次元構造電子部品であって、 上記電子部品を、断面が円形で且つ直線状であるリード
    本体(31a,32a)と、先端のテーパ部(31b,
    32b)とよりなる形状のリード(31,32)を有す
    る構成とし、 且つ該リード(31,32)がその先端のテーパ部(3
    1b,32b)側より上記支持側板(2,3)のスルー
    ホール(8,9)内に挿入された構成としたことを特徴
    とする三次元構造電子部品。
  4. 【請求項4】 スルーホール(8,9)を有し、垂立し
    て相対向して配された一対の支持側板(2,3)と、 電子部品本体の両側より延出しているリード(6,7)
    を上記支持側板のスルーホールに接続させた状態で、該
    一対の支持板間に配された複数の電子部品(4)とより
    なり、 上記一対の支持側板の縁に実装用接続部(11,12)
    を有してなる三次元構造電子部品の製造方法であって、 上記一対の支持側板のうち、一方の支持側板に、上記電
    子部品を仮止めするための仮止め部(55)を形成する
    工程(41)と、 上記電子部品の片側のリードを上記一方の支持側板のス
    ルーホール内に挿入し、上記仮止め部(55)によっ
    て、上記電子部品を上記一方の支持側上に仮止めする工
    程(42)とを有する構成としたことを特徴とする三次
    元構造電子部品の製造方法。
  5. 【請求項5】 スルーホール(8,9)を有し、垂立し
    て相対向して配された一対の支持側板(2,3)と、 電子部品本体(5)の両側より延出しているリードを上
    記支持側板のスルーホールに半田接続させた状態で、該
    一対の支持板間に配された複数の電子部品(4)とより
    なり、 上記一対の支持側板の縁に実装用接続部(11,12)
    を有してなる三次元構造電子部品の製造方法であって、 上記一対の支持側板のうち、一方の支持側板に、上記電
    子部品を仮止めするための仮止め部(55)を形成する
    工程(41)と、 上記電子部品の片側のリードを上記一方の支持側板のス
    ルーホール内に挿入し、上記仮止め部(55)によっ
    て、上記電子部品を上記一方の支持側板上に仮止めする
    工程(42)と、 該仮止めされた電子部品の反対側のリードと、他方の支
    持側板のスルーホールとを嵌合させて他方支持板を組付
    ける工程(43)と、 この状態でリフローして上記各電子部品の両側のリード
    を上記支持側板に一括して半田付けする工程(44)と
    よりなる構成としたことを特徴とする三次元構造電子部
    品の製造方法。
  6. 【請求項6】 スルーホール(8,9)を有し、垂立し
    て相対向して配された一対の支持側板(2,3)と、 電子部品本体の両側より延出しているリードを上記支持
    側板のスルーホールに接続させた状態で、該一対の支持
    板間に配された複数の電子部品(4)とよりなり、 上記一対の支持側板の縁に実装用接続部を有してなる三
    次元構造電子部品の修理方法であって、 導電性を有する材質よりなり略筒状の接続部材本体(7
    0a)と、該接続部材本体内に、この両端に臨んで充填
    されたソルダクリーム(70b)とよりなる接続部材
    (70)を使用し、 新しい電子部品(4-10)について、その一側のリード
    (7)については一方の支持側板(3)に接続し、他側
    のリード(6a)については、上記接続部材(70)に
    よって、他方の支持側板(2)より突き出されたリード
    片(71)と半田付けする構成としたことを特徴とする
    三次元構造電子部品の修理方法。
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