JPH10335760A - フレキシブル配線板の製造方法 - Google Patents

フレキシブル配線板の製造方法

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JPH10335760A
JPH10335760A JP14506297A JP14506297A JPH10335760A JP H10335760 A JPH10335760 A JP H10335760A JP 14506297 A JP14506297 A JP 14506297A JP 14506297 A JP14506297 A JP 14506297A JP H10335760 A JPH10335760 A JP H10335760A
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JP
Japan
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support plate
flexible
wiring board
substrate
light
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Application number
JP14506297A
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English (en)
Inventor
Mitsumasa Mori
光正 森
Yoshiyuki Sakurada
佳幸 桜田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/03Use of materials for the substrate
    • H05K1/0393Flexible materials
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/0097Processing two or more printed circuits simultaneously, e.g. made from a common substrate, or temporarily stacked circuit boards

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のフレキシブル配線板の製造方法におい
て、フレキシブル基板を支持することなく配線を行おう
とすると、フレキシブル基板にシワが発生して配線が行
いにくかった。 【解決手段】 穴部2が形成された支持板1にフレキシ
ブル基板3を固着して配線4を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子部品を立体
的に接続するのに有用なフレキシブル配線板の製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のフレキシブル配線板の製造方法
は、例えば特開平4−97586号公報に開示されてい
る。これは、フレキシブル基板に配線を施した図10に
示すようなフレキシブル配線板22と、可撓性のない支
持板1を部分的に非接合部23を設けて接合一体化した
後、支持板1の非接合部23に対応する部分にV字溝2
4を形成し、続いてフレキシブル配線板22の表面に部
品実装した後、前記V字溝24で支持板1を屈折して切
断し、支持板の付いたフレキシブル配線板を抽出するも
のである。
【0003】また、フレキシブル配線板の端部に形成さ
れる、他基板と接続するための端子電極の構成は、例え
ば特開平4−139789号公報に開示されている。こ
れは図11に示すように、端子電極10だけがフレキシ
ブル配線板22から突出したものであり、この端子電極
10を他基板の電極に重ね合わせて半田により接続する
ものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のフレキシブル配
線板の製造は以上のように行われており、以下のような
課題があった。 (1)図10に示すようなフレキシブル配線板22を形
成する場合、フレキシブル基板はたわみやすく配線が形
成しにくい。 (2)図10による製造方法では、個々に支持板の付い
たフレキシブル配線板を製造するため、大量生産には向
いていない。 (3)図10に示すようなフレキシブル配線板の製造方
法では、支持板にV字溝を形成するので、これを切削で
行う場合、加工時間が長く、高価な切削装置が必要にな
る。
【0005】(4)図10に示すようなフレキシブル配
線板の製造方法では、支持板1をV字溝24で屈折して
切断する場合の衝撃が配線に伝わり、配線が破損し易
い。 (5)図10に示すようなフレキシブル配線板の製造方
法において、支持板1が例えば金属等の可とう性を有す
る材料で構成された場合、V字溝24に沿って支持板1
を切断しようとすると複数回屈折を繰り返したり、屈折
角度を大きくする必要があり、屈折部の配線が破損し易
い。 (6)図11に示すようなフレキシブル配線板では、フ
レキシブル配線板22と他基板とを半田で接続する場
合、電極10のみがフレキシブル配線板22から突出し
ているため、電極10の強度が弱く電極10に外力が加
わった場合、または電極部10に繰り返し半田付けを行
った場合等に電極10が破損しやすい。
【0006】この発明は、上記課題を解決するために行
われたもので、第1の目的は、フレキシブル基板がたわ
まないで配線が行えるフレキシブル配線板の製造方法を
提供するものである。第2の目的は、製造が簡単で大量
生産に適したフレキシブル配線板の製造方法を提供する
ものである。第3の目的は、電極が破損しにくいフレキ
シブル配線板の製造方法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係わるフレキ
シブル配線板の製造方法は、平板状の支持板に穴部を形
成する第1ステップと、上記穴部を形成した支持板上に
フレキシブル基板を固着する第2ステップと、上記支持
板に形成された穴部上のフレキシブル基板に、所定形態
の配線群を複数形成する第3ステップと、上記複数の配
線群毎に、フレキシブル配線板を抽出する第4ステップ
とを備えたものである。
【0008】また、次の発明に係わるフレキシブル配線
板の製造方法は、第1ステップにおいて、形成する穴部
を配線群の各々に対応して複数設けるものである。
【0009】また、次の発明に係わるフレキシブル配線
板の製造方法は、所定形態の配線群を複数形成したフレ
キシブル配線板から、上記各々の配線群毎にフレキシブ
ル配線板を抽出するフレキシブル配線板の製造方法にお
いて、可とう性を有する平板状の支持板に、上記複数の
配線群の各々に対応した折曲げ可能な接続部を含む穴部
を形成する第1ステップと、上記穴部を形成した支持板
上にフレキシブル基板を固着する第2ステップと、上記
支持板に固着したフレキシブル基板上に、上記穴部に係
わる上記所定形態の配線群を複数形成する第3ステップ
と、上記複数の配線群毎に、支持板の付いたフレキシブ
ル配線板を抽出する第4ステップとを備えたものであ
る。
【0010】また、次の発明に係わるフレキシブル配線
板の製造方法は、平板状の支持板に複数の所定形状の穴
部を形成する第1ステップと、上記複数の穴部を形成し
た支持板上にフレキシブル基板を固着する第2ステップ
と、上記支持板に固着したフレキシブル基板上に、上記
穴部の各々に対応する所定形態の配線群を形成する第3
ステップと、上記フレキシブル基板上に形成された上記
穴部と重畳する配線群の上記支持板と離れた箇所に、挿
入部品の凸状電極に対応する電極部を設ける第4ステッ
プと、上記複数の配線群毎に、上記穴部の周囲の支持板
を含んだフレキシブル配線板を抽出する第5ステップと
を備えたものである。
【0011】また、次の発明に係わるフレキシブル配線
板の製造方法は、第3ステップにおいて、穴部に重畳す
るフレキシブル基板に所定形状の切り欠き部を設けて可
とう性を向上させるものである。
【0012】また、次の発明に係わるフレキシブル配線
板の製造方法は、平板状の支持板に穴部を形成する第1
ステップと、上記穴部を形成した支持板上にフレキシブ
ル基板を固着する第2ステップと、上記支持板上に固着
したフレキシブル基板に、上記穴部に係わる所定形態の
配線群を複数形成する第3ステップと、上記複数の配線
群毎に、上記穴部により分離した第1支持板と第2支持
板とが付いたフレキシブル配線板を抽出する第4ステッ
プとを備えたものである。
【0013】また、次の発明に係わるフレキシブル配線
板の製造方法は、支持板にフレキシブル基板を熱プレス
により圧着するフレキシブル配線板の製造方法におい
て、平板状の支持板に所定形状の2本の切り欠き線を形
成する第1ステップと、上記支持板に形成された2本の
切り欠き線の間に、上記支持板とフレキシブル基板との
熱プレスによる圧着を阻止する離間シートを配置する第
2ステップと、上記離間シートが配置された上記支持板
上に、上記フレキシブル基板を熱プレスにより圧着する
第3ステップと、上記支持板に圧着したフレキシブル基
板上に、上記2本の切り欠き線に係わる所定形態の配線
群を複数形成する第4ステップと、上記複数の配線群毎
に、支持板の付いたフレキシブル配線板を抽出する第5
ステップと、上記支持板の付いたフレキシブル配線板の
上記離間シートが配置された支持板部分を除去する第6
ステップとを備えたものである。
【0014】また、次の発明に係わるフレキシブル配線
板の製造方法は、第1支持板と第2支持板とが付いたフ
レキシブル配線板の製造方法において、光を透過する平
板状の光透過支持板に、上記フレキシブル配線板の形状
に係わる複数の穴部を形成する第1ステップと、上記複
数の穴部の各々の所定位置に、上記光透過支持板と略同
一の厚さで光を遮蔽する上記第1支持板を嵌合させる第
2ステップと、上記複数の穴部の上記第1支持板との対
向位置に、上記光透過支持板と略同一の厚さで光を遮蔽
する上記第2支持板を嵌合させる第3ステップと、上記
複数の穴部と嵌合する第1支持板と第2支持板との間
に、上記光透過支持板と略同一の厚さで光を透過する光
透過充填板を嵌合させる第4ステップと、フィルム基材
の一面に第1粘着材が塗布され、他面に光による硬化で
粘着度が減少する第2粘着材が塗布された粘着フィルム
の上記他面を、上記嵌合した光透過支持板、複数の第1
支持板、複数の第2支持板、及び複数の光透過充填板上
に粘着する第5ステップと、上記粘着フィルムの上記一
面にフレキシブル基板を積層する第6ステップと、上記
フレキシブル基板の上記穴部毎に、所定形態の配線群を
形成する第7ステップと、上記光透過支持板の上記フレ
キシブル基板を積層した反対面より光を照射して、上記
粘着フィルムの第2粘着材を硬化させ、上記光透過支持
板、及び上記複数の光透過充填板を除去して、上記第1
支持板と第2支持板とが付いた複数のフレキシブル配線
板を抽出する第8ステップとを備えたものである。
【0015】また、次の発明に係わるフレキシブル配線
板の製造方法は、第1支持板と第2支持板とが付いたフ
レキシブル配線板の製造方法において、光を透過する平
板状の光透過支持板に、上記フレキシブル配線板の形状
に係わる複数の穴部を形成する第1ステップと、上記複
数の穴部の各々の所定位置に、上記光透過支持板と略同
一の厚さで光を遮蔽する上記第1支持板を嵌合させる第
2ステップと、上記複数の穴部の上記第1支持板との対
向位置に、上記光透過支持板と略同一の厚さで光を遮蔽
する上記第2支持板を嵌合させる第3ステップと、上記
複数の穴部と嵌合する第1支持板と第2支持板との間
に、上記光透過支持板と略同一の厚さで光を透過する光
透過充填板を嵌合させる第4ステップと、フレキシブル
基板の一面に光により硬化して粘着度が減少する光硬化
粘着材を塗布する第5ステップと、上記嵌合した光透過
支持板、複数の第1支持板、複数の第2支持板、及び複
数の光透過充填板上に、上記フレキシブル基板の一面を
粘着する第6ステップと、上記フレキシブル基板上に、
上記穴部毎の所定形態の配線群を形成する第7ステップ
と、上記光透過支持板の上記配線群を形成した反対面よ
り光を照射して、上記光硬化粘着材を硬化させ、上記光
透過支持板、及び上記複数の光透過充填板を除去して、
上記第1支持板部と第2支持板部とが付いた複数のフレ
キシブル配線板を抽出する第8ステップとを備えたもの
である。
【0016】また、次の発明に係わるフレキシブル配線
板の製造方法は、平板状の支持板に穴部を形成する第1
ステップと、上記穴部を形成した支持板上に半田熱に耐
えうるフレキシブル基板を固着する第2ステップと、上
記支持板上に固着したフレキシブル基板に、上記穴部に
係わって所定形態の配線群を複数形成する第3ステップ
と、上記穴部上に上記複数の配線群の各々と接続する電
極を形成する第4ステップと、上記複数の配線群毎に、
上記穴部上に形成された上記電極を含んだフレキシブル
配線板を抽出する第5ステップとを備えたものである。
【0017】また、次の発明に係わるフレキシブル配線
板の製造方法は、第5ステップにおいて、電極を含んで
フレキシブル配線板を抽出する場合は、上記電極の形状
に沿って抽出するものである。
【0018】また、次の発明に係わるフレキシブル配線
板の製造方法は、第5ステップにおいて、電極を含んで
フレキシブル配線板を抽出する場合は、接続する他基板
の電極の形状に合わせて抽出するものである。
【0019】また、次の発明に係わるフレキシブル配線
板の製造方法は、他基板の電極が凹形状の場合は、該凹
形状の何れかの部分と係合する係合突起部分を設けて抽
出するものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明の一実施形態を図につい
て説明する。図1はこの発明の一実施形態を示すフレキ
シブル配線板の製造方法の説明図であり、図において、
1は支持板、2は穴部、3はフレキシブル基板、4は配
線、5はフレキシブル配線板部、6は母基板、7はプレ
ス等で打ち抜く場合の外形線、8は子基板である。
【0021】次に、この実施の形態で製造するフレキシ
ブル配線板の製造方法について説明する。最初に、PP
S(ポリフェニレンスフィド)樹脂またはPEI(ポリ
エーテルイミド)樹脂等を厚さ3mmに射出成形して図
1(a)に示すような穴部2が設けられた支持板1を形
成する。次に、厚さ30μmのポリイミドからなる絶縁
フィルムと厚さ35μmの銅からなる導体箔とを接着材
(図示せず)を介して支持板1上に積層して固着し、支
持板1上にフレキシブル基板3を形成する。次に、支持
板1の穴部2に対応するフレキシブル配線板部5に子基
板8用となる所定形態の配線4をエッチング等で形成
し、図1(b)に示すような母基板6を形成する。次
に、母基板6を外形線7に沿うようにプレスで打ち抜
き、図1(c)に示すようなフレキシブル配線板のみで
構成された子基板8を抽出する。尚、図1(d)は子基
板8の側面図である。
【0022】この実施の形態によれば、フレキシブル基
板3を支持板1に固着して配線4を形成し、外形線7に
沿って子基板8を切り出すので、例えばフレキシブル基
板3としてポリイミド等の柔らかい絶縁フィルムを使用
する場合にも、エッチングによる配線や基板切断中にフ
レキシブル基板3にシワが発生することがない。したが
って、配線や基板の寸法精度を落とすことなくフレキシ
ブル配線板を製造できる。また、配線4に応力がかかる
こと無くフレキシブル配線板を抽出でき、配線4の破損
を防止できる。
【0023】また、所定形態の配線4がされた子基板8
を母基板6に複数形成し、母基板6をプレス等により打
ち抜いて複数の子基板8を抽出するので、1度に複数の
子基板8を生成でき、大量生産が行い易くなる。尚、図
1(a)の構成では、支持板1に複数の穴部2を設けた
が、フレキシブル基板3にシワが発生させないで配線4
を形成できれば、複数の穴部2を統合して1つの大きな
穴部(図示せず)を形成しても良く、こうすれば支持板
1の製造がより簡単になる。
【0024】実施の形態2.図2は実施の形態2に示す
フレキシブル配線板の製造方法の説明図であり、図1と
同一符号は同一、または相当部分を示し説明を省略す
る。図において、1aは鉄あるいはアルミニウムなどの
金属等の可とう性を有する支持板、2aは穴部、14は
穴部2aに設けられた接続部である。また、1a−1は
第1支持部、1a−2は第2支持部であり、両者は接続
部14により接続される。また、6aは母基板、8aは
子基板、9は実装部品である。
【0025】次に、この実施の形態によるフレキシブル
配線板の製造方法について説明する。最初に、厚さ0.
5mmの亜鉛鋼板からなる支持板1aにプレス等の打ち
抜きにより幅が3mmとなる接続部14を残した穴部2
aを図2(a)に示すように形成する。次に、厚さ25
μmのポリイミドからなる絶縁フィルム3と厚さ35μ
mの銅からなる導体箔を接着材(図示せず)を介して支
持板1a上に積層して固着し、フレキシブル基板3を支
持板1a上に形成する。次に、プレス打ち抜きによる外
形線7内のフレキシブル基板3に対して子基板8a用の
配線4をエッチング等で形成し、図2(b)に示すよう
な母基板6aを形成する。
【0026】次に、母基板6a上に実装部品9を半田付
けし、最後に、外形線7の中央部に接続部14が少なく
とも1個含まれるようにして母基板6aをプレスで打ち
抜き、図2(c)に示すような子基板8aを抽出する。
抽出した子基板8aは、第1支持部1a−1と第2支持
部1a−2とが接続部14によって接続されており、図
2(d)に示すように折り曲げ可能となる。
【0027】この実施の形態によれば、フレキシブル基
板3を支持板1aに固着して配線4を形成し、外形線7
に沿って子基板8aを切り出すので、例えばフレキシブ
ル基板3としてポリイミド等の柔らかい絶縁フィルムを
使用する場合にも、エッチングによる配線や基板切断中
にフレキシブル基板3にシワが発生することがない。し
たがって、配線や基板の寸法精度を落とすことなく支持
板の付いたフレキシブル配線板を製造できる。また、フ
レキシブル基板3を第1支持部1a−1及び第2支持部
1a−2で支持し、その間を接続部14で折り曲げ可能
に接続しているので、第1支持部1a−1と第2支持部
1a−2との相対位置を自由に変えることができる。
【0028】実施の形態3.図3は実施の形態3に示す
フレキシブル配線板の製造方法の説明図であり、図1と
同一符号は同一、または相当部分を示し説明を省略す
る。また、この実施の形態では、具体例として、磁気ヘ
ッド17が搭載可能な支持板の付いたフレキシブル配線
板の製造方法を示す。図において、1cは支持板、2b
は磁気ヘッド17が挿入される第1穴部、2cは第2穴
部である。また、6bは母基板、8bは子基板、13は
半田、15は電極穴、16はジンバル状溝、17は磁気
ヘッド、18は磁気ヘッド17に設けられた凸状の電極
棒である。
【0029】次に、この実施の形態によるフレキシブル
配線板の製造方法について説明する。最初に、厚さ0.
2mmのガラスエポキシ製プリプレグからなる支持板1
cに、磁気ヘッド17が挿入される第1穴部2bと、他
基板(図示せず)との接続電極を形成するための第2穴
部2cをプレスによる打ち抜きで図3(a)のように形
成する。次に、厚さ70μmのガラスエポキシ製プリプ
レグからなる絶縁フィルム3と厚さ18μmの銅からな
る導体箔を支持板1c上に積層して固着し、180℃の
熱プレスで圧着して支持板1c上にフレキシブル基板3
を形成する。次に、フレキシブル基板3上に配線4を形
成して図3(b)に示すような母基板6bを形成する。
【0030】次に、外形線7に沿って母基板6bから子
基板8bをプレスによる打ち抜きで切り出すが、このと
きフレキシブル基板3上において、磁気ヘッド17が有
する電極棒18と嵌合する電極穴15とジンバル溝16
を打ち抜きで図3(c)に示すように同時に形成する。
この場合、電極穴15を電極棒18が支持板1cと接触
しないように支持板1より離して形成する。次に、子基
板8bに磁気ヘッド17を図3(d)に示す位置に配置
し、電極棒18を電極穴15に挿入して半田13により
固定する。
【0031】この実施の形態によれば、支持板の付いた
フレキシブル配線板の電極穴15を支持板1より離れた
箇所に配置したので、電極棒18と支持板1cとは接触
せず、支持板1cが金属であっても電極棒18と短絡し
ないで挿入できる。また、この実施の形態では、磁気ヘ
ッド17を搭載できる支持板の付いたフレキシブル配線
板を例としてとりあげたが、例えば、他部品の凸状の電
極を第1穴部2bと重畳するフレキシブル基板3上に配
置するような形態であれば、この実施の形態によるフレ
キシブル配線板の製造方法により製造が可能である。
【0032】また、フレキシブル基板3にジンバル溝1
6を設けて可とう性を向上させ、ジンバルバネとして使
用する場合、絶縁フィルムの厚みや開口形状を最適化す
ることで良好なバネ特性が得られるが、耐久性の点で、
ガラス繊維を素材の一つとするガラスエポキシはポリイ
ミドよりも好適である。
【0033】実施の形態4.図4は実施の形態4に示す
フレキシブル配線板の製造方法の説明図であり、図1と
同一符号は同一、または相当部分を示し説明を省略す
る。図において、1gはガラスエポキシあるいは紙フェ
ノールなどからなる支持板、2eは支持板1gに形成し
た第1穴部、2fは支持板1gに形成した第2穴部、6
eは母基板、8eは子基板、35は他基板接続部、35
aは他基板接続電極である。また、図5は子基板8eと
他基板100との接続例の説明図であり、図において、
100は他基板、100aは他基板電極である。
【0034】次に、この実施の形態によるフレキシブル
配線板の製造方法について説明する。最初に、厚さ1.
6mmのガラスエポキシからなる支持板1gに第1穴部
2e及び第2穴部2fをプレスによる打ち抜きで図4
(a)に示すように形成する。次に、厚さ70μmのガ
ラスエポキシ製プリプレグからなる絶縁フィルムと厚さ
18μmの銅からなる導体箔を支持板1上に積層して固
着し、180℃の熱プレスで圧着してフレキシブル基板
3を形成する。次に、導体箔をエッチングして子基板8
e用のレイアウトに配線4を形成し、図4(b)に示す
ような母基板6eを形成する。この場合、配線4に形成
する他基板接続電極35aを第2穴部2fと重畳した他
基板接続部35上に形成する。
【0035】次に、母基板6e上に実装部品9を半田付
けした後、外形線7に沿って母基板6eをプレスで打ち
抜き、図4(c)に示すような子基板8eを形成する。
また、子基板8eには、両端に他基板接続電極35aを
配置した他基板接続部35が図4(d)に示すように形
成される。
【0036】次に、子基板8eと他基板100との接続
方法を図5について説明する。紙フェノールからなり、
子基板8eの他基板接続電極35aに対応する他基板電
極100aを端部に形成した他基板100に対して、他
基板接続電極35aが他基板100の他基板電極100
aに近接する、望ましくは他基板接続電極35aが他基
板電極100aに部分的に重畳するように、他基板接続
部35を他基板電極100aに図5(a)のように重ね
合わせる。次に、他基板接続電極35aと他基板電極1
00aとを半田13により図5(b)に示すように接続
する。尚、ガラスエポキシの耐熱温度は約180℃で半
田熱である230℃より低い。しかし、半田に要する時
間は通常10秒程度であり、ガラスエポキシはこの程度
の時間なら半田熱に十分耐えることができる。また、絶
縁フィルムとして仕様可能なポリイミドの耐熱温度は3
50℃であり、このポリイミドをガラスエポキシの代わ
りに絶縁フィルムとして使用すれば、フレキシブル基板
3の耐熱性は更に向上する。
【0037】この接続方法では、フレキシブル配線板を
屈曲させること無く不要な支持板を除去できるため、配
線に破損が生じる恐れを減少できる。また、子基板8e
の他基板接続部35のみを他基板100と重畳させるた
め、支持板1gの厚みが、子基板8eの他基板接続電極
35aと他基板電極100aとの間の段差に影響しなく
なり、支持板1gの厚みを自由に設定できる。
【0038】また、両電極間にはフレキシブル基板3の
厚み分の段差が生じるが、通常使用する可撓性絶縁フィ
ルムの厚みが100μm前後であることから、この段差
により両電極の半田接続性が悪化することはない。
【0039】また、子基板8eの他基板接続電極35a
が支持板1gの端部から突出しているため、支持板1g
が金属である場合にも、他基板電極100aは支持板1
gと接触せず、短絡不良が生じることはない。さらに、
他基板接続電極35aは、フレキシブル基板3によって
支持されるため、他基板接続電極35aの強度が強くな
り、外力または半田付けの繰り返しに対しても電極35
aは破損しにくくなる。
【0040】また、この実施の形態では、支持板1gに
第1穴部2e及び第2穴部2fを設けて、子基板8eの
主に中央部が屈曲可能な支持板の付いたフレキシブル配
線板8eの例を示したが、支持板1gの第1穴部2eと
子基板8eの切り出し位置を相対的に変化させれば、子
基板8eの屈曲位置を何ヶ所でも自由に設けることがで
きる。
【0041】実施の形態5.図6は実施の形態5に示す
フレキシブル配線板の製造方法の説明図であり、図1と
同一符号は同一、または相当部分を示し説明を省略す
る。図において、1dは支持板、6cは母基板、8cは
子基板、20aは第1切り欠き線、20bは第2切り欠
き線、30は第1切り欠き線20a及び第2切り欠き線
20bとの間に配置され、テフロン等により構成された
熱プレスによる圧着を阻止する離間シートである。
【0042】次に、この実施の形態によるフレキシブル
配線板の製造方法について説明する。最初に、厚さ1.
6mmのガラスエポキシからなる支持板1dに、例えば
ルーター(図示せず)により2本の平行な切り欠き線2
0a及び20bを図6(a)のように形成する。次に、
2本の平行な切り欠き線20aと20bとの間隔とほぼ
等しい幅を有する離間シート30を図6(a)のように
配置させる。次に、厚さ70μmのガラスエポキシ製プ
リプレグからなる絶縁フィルムと厚さ35μmの銅から
なる導体箔を支持板1d上に熱プレスにより積層して固
着し、フレキシブル基板3を形成する。尚、離間シート
30は、上記熱プレスによるフレキシブル基板3と支持
板1dとの圧着を阻止する。
【0043】次に、所定形態の配線4を形成して図6
(b)に示すような母基板6cを形成する。次に、外形
線7に沿って母基板6cから子基板8cをプレスによる
打ち抜きで切り出し、図6(c)に示すような子基板8
cを形成する。次に、切り欠き線20aと20bの間の
支持板1dを離間シート30とともに除去し、図6
(d)に示すような子基板8cを抽出する。
【0044】この実施の形態によれば、フレキシブル基
板3上に配線4を形成する場合に、支持板1dに穴部が
無いことで配線4の何れの箇所も支持板1dに支持され
るため、フレキシブル基板3にシワが発生しにくくな
り、上記実施の形態1〜4の場合よりも安定して配線4
を形成することができる。また、この実施の形態では、
2本の切り欠き線20a及び20bを平行に設けて、そ
の間に離間シート30を配置したが、切り欠き線20
a,20bと離間シート30との配置は子基板8cを切
り出す場合に不要な支持板1dを除去可能に配置できれ
ば、どのように配置しても構わないことは言うまでもな
い。
【0045】実施の形態6.図7は実施の形態6に示す
フレキシブル配線板の製造方法の説明図であり、図1と
同一符号は同一、または相当部分を示し説明を省略す
る。図において、1eは子基板8dの形状に係わる穴部
2dが設けられた光を透過する光透過支持板、31は穴
部2dの一方と嵌合する光を透過しない第1支持板、3
2は穴部2dの他方と嵌合する光を透過しない第2支持
板、1fは穴部2d内の第1支持板31と第2支持板3
2との間に設けられた光を透過する光透過充填板であ
る。また、6dは母基板、8dは子基板、33は光硬化
型粘着フィルム、34は紫外光である。
【0046】次に、この実施の形態で製造する支持板の
付いたフレキシブル配線板の製造方法について説明す
る。最初に、厚さ1.6mmの石英ガラスからなる光透
過支持板1eに穴部2dを形成する。次に、穴部2dの
一方に光透過支持板1eの厚さと等しい1.6mmのガ
ラスエポキシからなる第1支持板31を図7(a)に示
すように嵌合させる。次に、穴部2dの他方に光透過支
持板1eの厚さと等しい1.6mmのガラスエポキシか
らなる第2支持板32を図7(a)に示すように嵌合さ
せる。次に、穴部2dの中央部に光透過支持板1eと同
じ材質・厚みを有する光透過充填板1fを嵌合させる。
尚、第1支持板31及び第2支持板32の寸法は、穴部
2dとの差が2mmとなるように形成されている。
【0047】次に、光硬化型粘着フィルム33を形成す
る。この光硬化型粘着フィルム33のフィルム基材には
光を透過するポリオレフィンまたはポリ塩化ビニル等を
使用し、一面には光により硬化して粘着度が増大するア
クリル系の第1粘着材を塗布し、他面には光により硬化
して粘着度が減少し、加熱により粘着度が増大するアク
リル系の第2粘着材を塗布する。
【0048】次に、上記フィルム基材に上記第1粘着材
及び第2粘着材を塗布して形成した光硬化型粘着フィル
ム33の第2粘着材側を光透過支持板1e、第1支持板
31、第2支持板32、及び光透過充填板1f上に粘着
する。次に、厚さ70μmのガラスエポキシからなる絶
縁フィルムを光硬化型粘着フィルム33の第1粘着材側
に積層してフレキシブル基板3を形成する。次に、フレ
キシブル基板3に銀ペーストを印刷して配線4を形成
し、図7(b)に示すような母基板6dを形成する。
【0049】次に、外形線7に沿って母基板6dを切断
する。次に、母基板6d全体に裏面から例えば100m
j/cm2 の量の紫外光34を照射する。これにより、
第1粘着材の粘着度が増大して光硬化型粘着フィルム3
3とフレキシブル基板3とは安定的に粘着する。また、
第2粘着材の粘着度が減少して光透過支持板1e、及び
光透過充填板1fが光硬化型粘着フィルム33に対して
剥がれ易くなる。次に、光透過支持板1e、及び光透過
充填板1fを光硬化型粘着フィルム33から剥離させ
て、図7(d)のような支持板の付いたフレキシブル配
線板の構成を有する子基板8dを抽出する。次に、抽出
した子基板8dを100℃で10分間加熱して第1支持
板31、及び第2支持板32と粘着している光硬化型粘
着フィルム33の第1粘着材を熱硬化して粘着度を増大
させる。
【0050】この実施の形態によれば、フレキシブル基
板3上に配線4を形成する場合に、配線4の何れの箇所
も光透過支持板1e、第1支持板31、第2支持板3
2、及び光透過充填板1fの何れかに支持されることで
穴部が無く、フレキシブル基板3にシワが発生しにくく
なり、安定して配線4を形成することができる。また、
光透過支持板1e、及び光透過充填板1fを繰り返し使
用することができる。また、第1支持板31、及び第2
支持板32に光透過性のものを使用すれば支持板のつか
ないフレキシブル配線板を抽出できる。尚、光硬化型粘
着フィルム33のフィルム基材に光を透過しないフィル
ム基材を使用する場合は、第1粘着材は光を照射せずと
もフィルム基材とフレキシブル基板3とを安定的に粘着
できるものを使用すればよい。さらに、ガラスエポキシ
やポリイミド等の絶縁フィルムに上記第2粘着材を直接
塗布して光透過支持板1e、第1支持板31、第2支持
板32、及び光透過充填板1fと粘着させれば、光硬化
型粘着フィルム33が不要となり、工程を簡略化でき
る。
【0051】実施の形態7.図8は実施の形態7に示す
フレキシブル配線板の製造方法の説明図であり、図1と
同一符号は同一、または相当部分を示し説明を省略す
る。また、図9は子基板8fと他基板200との接続例
の説明図である。図において、6fは母基板、8f,8
gは子基板、40は他基板第1接続部、40aは他基板
第1接続電極、41は他基板第2接続部、41aは他基
板第2接続電極である。また、200は他基板、201
は他基板第1電極、201aは他基板第1電極穴、20
2は他基板第2電極、202aは他基板第2電極穴であ
る。
【0052】次に、この実施の形態で製造する支持板の
付いたフレキシブル配線板の製造方法について説明する
が、第1穴部2e及び第2穴部2fが設けられた支持板
1gにフレキシブル基板3を形成する点までは実施の形
態4と同様であるため説明を省略する。次に、導体箔を
エッチングして子基板8f用となる所定形態の配線4を
形成するが、このときフレキシブル基板3の第2穴部2
f上に他基板第1接続電極40a、及び他基板第2接続
電極41aを図8(a)に示すように形成する。次に他
基板第1接続部40、及び他基板第2接続部41が子基
板8f端部から幅1.0mm、長さ2mmで突出するよ
うに外形線7により設定し、プレスで打ち抜いて図8
(b)に示すような子基板8fを抽出する。
【0053】次に、子基板8eと他基板100との接続
方法を図9について説明する。厚さ1mmの紙フェノー
ルからなる他基板200に他基板第1電極201、及び
他基板第2電極202を形成し、上記の2つ電極の中心
の各々にφ1.2mmの他基板第1電極穴201a及び
他基板第2電極穴202aを形成する。次に、他基板第
1接続電極40a、及び他基板第2接続電極41aの各
々の表面に半田13を形成した後、他基板第1電極穴2
01a及び他基板第2電極穴202aに図9(a)の矢
印方向より挿入する。次に、他基板第1接続電極40と
他基板第1電極201、及び他基板第2接続電極41と
他基板第2電極202とを半田13により図9(b)に
示すように接続する。
【0054】この実施の形態では、絶縁フィルムがガラ
スエポキシの例を示したが、可とう性と半田耐熱性を持
つポリイミド等の他の絶縁材料であってもよい。また、
ポリイミドのような柔らかい絶縁フィルムでは、端子電
極部を他基板の貫通穴に挿入する場合に、絶縁フィルム
が不必要に屈曲し、作業性が悪くなる怖れがあるが、こ
れについては、上記のように挿入前の端子電極表面に半
田を形成して剛性を持たせることで防止できる。
【0055】また、この実施の形態では、子基板8fの
一端子電極ごとに独立した他基板第1接続部40、及び
他基板第2接続部41を設ける例を示したが、図8
(c)に示す子基板8gのように複数の端子電極にまた
がって一つの突出した他基板接続部42を形成してもよ
く、他基板側にも、これに合わせて複数の電極をまたぐ
形状の貫通穴(図示せず)を形成すれば、同様の接続が
可能である。尚、図8(b)に示すように電極と重畳す
るフレキシブル基板の大きさを上記電極の大きさと同じ
くすれば、他電極との半田による接続面積を大きくとる
ことができ、接続性が向上する。
【0056】さらに、他基板の貫通穴に挿入された子基
板の端子電極部は、半田付けを行う前は貫通穴から脱落
しやすく、半田付けの作業性が悪くなる恐れがあるが、
これについては図9(c)に示すように、他基板接続部
50に他基板接続係止部51を設けることで脱落を防止
できる。
【0057】また、この実施の形態では、他基板に貫通
穴を設ける例を示したが、他基板の電極が基板端部にあ
る場合などは、貫通穴の代わりに切り欠きを設けてもよ
く、この切り欠きに子基板の突出した端子電極部を挿入
して両電極を接続できる。
【0058】さらに、この実施の形態では、子基板が支
持板の付いたフレキシブル配線板である場合を示した
が、端子電極部がフレキシブル配線板で構成されていれ
ば本接続方法は実施可能であり、基板全体が絶縁フィル
ムと導体箔のみで構成される、通常のフレキシブル配線
板であってもよい。
【0059】また、実施の形態2及び実施の形態4で
は、支持板がガラスエポキシまたは紙フェノールなどの
プリント基板用複合材である例を示したが、平面形状を
保持でき、プレスまたはルーター等により容易に切断で
きる材料であれば、他の有機材料、金属材料であっても
よい。さらに、支持板が半田耐熱性を有する材料であれ
ば、実装部品の接続にフロー・リフロー法も使用でき
る。
【0060】また、実施の形態1〜3では導体箔が銅で
ある例を示したが、箔の状態で屈曲が可能であれば、ア
ルミニウム、チタン、クロム、金などの他の金属でもあ
ってもよい。
【0061】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、フレ
キシブル配線板の製造方法は、第1ステップで平板状の
支持板に穴部を形成し、第2ステップで上記穴部を形成
した支持板上にフレキシブル基板を固着し、第3ステッ
プで上記支持板に形成された穴部上のフレキシブル基板
に、所定形態の配線群を複数形成し、第4ステップで上
記複数の配線群毎にフレキシブル配線板を抽出するの
で、フレキシブル基板にシワやタワミを発生させること
なく配線を行える効果がある。
【0062】また、次の発明によれば、フレキシブル配
線板の製造方法は、第1ステップにおいて、形成する穴
部を配線群の各々に対応して複数設けるので、フレキシ
ブル基板に対する支持板の支持力が向上し、フレキシブ
ル基板に配線を形成する場合に発生するシワやタルミが
より発生しにくくなる効果がある。
【0063】また、次の発明によれば、フレキシブル配
線板の製造方法は、第1ステップで可とう性を有する平
板状の支持板に、上記複数の配線群の各々に対応した折
り曲げ可能な接続部を含む穴部を形成し、第2ステップ
で上記穴部を形成した支持板上にフレキシブル基板を固
着し、第3ステップで上記支持板に固着したフレキシブ
ル基板上に、上記穴部に係わる上記所定形態の配線群を
複数形成し、第4ステップで上記複数の配線群毎に支持
板の付いたフレキシブル配線板を抽出するので、装置の
形状にあった折り曲げ可能な支持板の付いたフレキシブ
ル配線板を製造できる効果がある。
【0064】また、次の発明によれば、フレキシブル配
線板の製造方法は、第1ステップで平板状の支持板に複
数の所定形状の穴部を形成し、第2ステップで上記複数
の穴部を形成した支持板上にフレキシブル基板を固着
し、第3ステップで上記支持板に固着したフレキシブル
基板上に、上記穴部の各々に対応する所定形態の配線群
を形成し、第4ステップで上記フレキシブル基板上に形
成された上記穴部と重畳する配線群の上記支持板と離れ
た箇所に、挿入部品の凸状電極に対応する電極部を設
け、第5ステップで上記複数の配線群毎に、上記穴部の
周囲の支持板を含んだフレキシブル配線板を抽出するの
で、支持板と凸状電極とが接触せず、支持板が金属の場
合に凸状電極との短絡を防止できる効果がある。
【0065】また、次の発明によれば、フレキシブル配
線板の製造方法は、第3ステップにおいて、穴部に重畳
するフレキシブル基板に所定形状の切り欠き部を設けて
可とう性を向上させるので、例えば挿入部品が磁気ヘッ
ドの場合に、フレキシブル基板をジンバルバネとして代
用できる効果がある。
【0066】また、次の発明によれば、フレキシブル配
線板の製造方法は、第1ステップで平板状の支持板に穴
部を形成し、第2ステップで上記穴部を形成した支持板
上にフレキシブル基板を固着し、第3ステップで上記支
持板上に固着したフレキシブル基板に、上記穴部に係わ
る所定形態の配線群を複数形成し、第4ステップで上記
複数の配線群毎に、上記穴部により分離した第1支持板
と第2支持板とが付いたフレキシブル配線板を抽出する
ので、配線板を折り曲げる必要がないため、配線の損傷
を防止できる効果がある。
【0067】また、次の発明によれば、フレキシブル配
線板の製造方法は、第1ステップで平板状の支持板に所
定形状の2本の切り欠き線を形成し、第2ステップで上
記支持板とフレキシブル基板との熱プレスによる圧着を
阻止する離間シートを配置し、第3ステップで上記離間
シートが配置された上記支持板上に、上記フレキシブル
基板を熱プレスにより圧着し、第4ステップで上記支持
板に圧着したフレキシブル基板上に、上記2本の切り欠
き線に係わる所定形態の配線群を複数形成し、第5ステ
ップで上記複数の配線群毎に、支持板の付いたフレキシ
ブル配線板を抽出し、第6ステップで上記支持板の付い
たフレキシブル配線板の上記離間シートが配置された支
持板部分を除去するので、支持板に穴が無い状態でフレ
キシブル基板に配線を行うことができ、フレキシブル基
板にシワが発生しにくくなる効果がある。
【0068】また、次の発明によれば、フレキシブル配
線板の製造方法は、第1ステップで光を透過する平板状
の光透過支持板に、上記フレキシブル配線板の形状に係
わる複数の穴部を形成し、第2ステップで上記複数の穴
部の各々の所定位置に、上記光透過支持板と略同一の厚
さで光を遮蔽する上記第1支持板を嵌合させ、第3ステ
ップで上記複数の穴部の上記第1支持板との対向位置
に、上記光透過支持板と略同一の厚さで光を遮蔽する上
記第2支持板を嵌合させ、第4のステップで上記複数の
穴部と嵌合する第1支持板と第2支持板との間に、上記
光透過支持板と略同一の厚さで光を透過する光透過充填
板を嵌合させ、第5ステップでフィルム基材の一面に第
1粘着材が塗布され、他面に光による硬化で粘着度が減
少する第2の粘着材が塗布された粘着フィルムの上記他
面を、上記嵌合した光透過支持板、複数の第1支持板、
複数の第2支持板、及び複数の光透過充填板上に粘着
し、第6ステップで上記粘着フィルムの上記一面にフレ
キシブル基板を積層し、第7ステップで上記フレキシブ
ル基板の上記穴部毎に、所定形態の配線群を形成し、第
8ステップで上記光透過支持板の上記フレキシブル基板
を積層した反対面より光を照射して、上記粘着フィルム
の第2粘着材を硬化させ、上記光透過支持板、及び上記
複数の光透過充填板を除去して、上記第1支持板と第2
支持板とが付いた複数のフレキシブル配線板を抽出する
ので、支持板に穴があいてない状態でフレキシブル基板
に配線を行うことができ、フレキシブル基板にシワが発
生しにくくなる効果がある。
【0069】また、次の発明によれば、フレキシブル配
線板の製造方法は、第1ステップで光を透過する平板状
の光透過支持板に、上記フレキシブル配線板の形状に係
わる複数の穴部を形成し、第2ステップで上記複数の穴
部の各々の所定位置に、上記光透過支持板と略同一の厚
さで光を遮蔽する上記第1支持板を嵌合させ、第3ステ
ップで上記複数の穴部の上記第1支持板との対向位置
に、上記光透過支持板と略同一の厚さで光を遮蔽する上
記第2支持板を嵌合させ、第4ステップで上記複数の穴
部と嵌合する第1支持板と第2支持板との間に、上記光
透過支持板と略同一の厚さで光を透過する光透過充填板
を嵌合させ、第5ステップでフレキシブル基板の一面に
光により硬化して粘着度が減少する光硬化粘着材を塗布
し、第6ステップで上記嵌合した光透過支持板、複数の
第1支持板、複数の第2支持板、及び複数の光透過充填
板上に、上記フレキシブル基板の一面を粘着し、第7ス
テップで上記フレキシブル基板上に、上記穴部毎の所定
形態の配線群を形成し、第8ステップで上記光透過支持
板の上記配線群を形成した反対面より光を照射して、上
記光硬化粘着材を硬化させ、上記光透過支持板、及び上
記複数の光透過充填板を除去して、上記第1支持板部と
第2支持板部とが付いた複数のフレキシブル配線板を抽
出するので、フィルム基材を使用しなくても良くなり、
工程を簡略化できる効果がある。
【0070】また、次の発明によれば、フレキシブル配
線板の製造方法は、第1ステップで平板状の支持板に穴
部を形成し、第2ステップで上記穴部を形成した支持板
上に半田熱に耐えうるフレキシブル基板を固着し、第3
ステップで上記支持板上に固着したフレキシブル基板
に、上記穴部に係わって所定形態の配線群を複数形成
し、第4ステップで上記穴部上に上記複数の配線群の各
々と接続する電極を形成し、第5ステップで上記複数の
配線群毎に、上記穴部上に形成された上記電極を含んだ
フレキシブル配線板を抽出するので、電極がフレキシブ
ル基板により支持され、破損しにくくなる効果がある。
【0071】また、次の発明によれば、フレキシブル配
線板の製造方法は、第5ステップにおいて、電極を含ん
でフレキシブル配線板を抽出する場合に上記電極の形状
に沿って抽出するので、他基板の電極との接続面積を大
きくとることができ、他基板の電極と接続しやすくなる
効果がある。
【0072】また、次の発明によれば、フレキシブル配
線板の製造方法は、第5ステップにおいて、電極を含ん
でフレキシブル配線板を抽出する場合に接続する他基板
の電極の形状に合わせて抽出するので、他基板の電極と
接続しやすくなる効果がある。
【0073】更に、次の発明によれば、フレキシブル配
線板の製造方法は、他基板の電極が凹形状の場合に該凹
形状の何れかの部分と係合する係合突起部分を設けて抽
出するので、上記凹形状の電極と係合して脱落が防止で
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるフレキシブル
配線板の製造方法の説明図である。
【図2】 この発明の実施の形態2によるフレキシブル
配線板の製造方法の説明図である。
【図3】 この発明の実施の形態3によるフレキシブル
配線板の製造方法の説明図である。
【図4】 この発明の実施の形態4によるフレキシブル
配線板の製造方法の説明図である。
【図5】 図4に示すフレキシブル配線板の電極と、他
基板の電極との接続例の説明図である。
【図6】 この発明の実施の形態5によるフレキシブル
配線板の製造方法の説明図である。
【図7】 この発明の実施の形態6によるフレキシブル
配線板の製造方法の説明図である。
【図8】 この発明の実施の形態7によるフレキシブル
配線板の製造方法の説明図である。
【図9】 図8に示すフレキシブル配線板の電極と、他
基板の電極との接続例の説明図である。
【図10】 従来のフレキシブル配線板の製造方法の説
明図である。
【図11】 従来のフレキシブル配線板の端子電極の構
成図である。
【符号の説明】
1,1a〜1g 支持板、1a−1 第1支持部、1a
−2 第2支持部、2,2a〜2e 穴部、3 フレキ
シブル基板、4 配線、5 フレキシブル配線板部、
6,6a〜6f 母基板、7 外形線、8,8a〜8g
子基板、9 実装部品、14 接続部、15 電極
穴、16 ジンバル状溝、17 磁気ヘッド、18 電
極棒、20a 第1切り欠き線、20b 第2切り欠き
線、30 離間シート、31 第1支持板、32 第2
支持板、33 光硬化型粘着フィルム、34 紫外光、
35 他基板接続部、35a 他基板接続電極、40
他基板第1接続部、40a 他基板第1接続電極、41
他基板第2接続部、41a他基板第2接続電極、50
他基板接続部、51 他基板接続係止部。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板状の支持板に穴部を形成する第1ス
    テップと、 上記穴部を形成した支持板上にフレキシブル基板を固着
    する第2ステップと、 上記支持板に形成された穴部上のフレキシブル基板に、
    所定形態の配線群を複数形成する第3ステップと、 上記複数の配線群毎に、フレキシブル配線板を抽出する
    第4ステップとを備えたことを特徴とするフレキシブル
    配線板の製造方法。
  2. 【請求項2】 第1ステップにおいて、形成する穴部を
    配線群の各々に対応して複数設けることを特徴とする請
    求項第1項記載のフレキシブル配線板の製造方法。
  3. 【請求項3】 所定形態の配線群を複数形成したフレキ
    シブル配線板から、上記各々の配線群毎にフレキシブル
    配線板を抽出するフレキシブル配線板の製造方法におい
    て、 可とう性を有する平板状の支持板に、上記複数の配線群
    の各々に対応した折曲げ可能な接続部を含む穴部を形成
    する第1ステップと、 上記穴部を形成した支持板上にフレキシブル基板を固着
    する第2ステップと、 上記支持板に固着したフレキシブル基板上に、上記穴部
    に係わる上記所定形態の配線群を複数形成する第3ステ
    ップと、 上記複数の配線群毎に、支持板の付いたフレキシブル配
    線板を抽出する第4ステップとを備えたことを特徴とす
    るフレキシブル配線板の製造方法。
  4. 【請求項4】 平板状の支持板に複数の所定形状の穴部
    を形成する第1ステップと、 上記複数の穴部を形成した支持板上にフレキシブル基板
    を固着する第2ステップと、 上記支持板に固着したフレキシブル基板上に、上記穴部
    の各々に対応する所定形態の配線群を形成する第3ステ
    ップと、 上記フレキシブル基板上に形成された上記穴部と重畳す
    る配線群の上記支持板と離れた箇所に、挿入部品の凸状
    電極に対応する電極部を設ける第4ステップと、 上記複数の配線群毎に、上記穴部の周囲の支持板を含ん
    だフレキシブル配線板を抽出する第5ステップとを備え
    たことを特徴とするフレキシブル配線板の製造方法。
  5. 【請求項5】 第3ステップにおいて、穴部に重畳する
    フレキシブル基板に所定形状の切り欠き部を設けて可と
    う性を向上させることを特徴とする請求項第4項記載の
    フレキシブル配線板の製造方法。
  6. 【請求項6】 平板状の支持板に穴部を形成する第1ス
    テップと、 上記穴部を形成した支持板上にフレキシブル基板を固着
    する第2ステップと、 上記支持板上に固着したフレキシブル基板に、上記穴部
    に係わる所定形態の配線群を複数形成する第3ステップ
    と、 上記複数の配線群毎に、上記穴部により分離した第1支
    持板と第2支持板とが付いたフレキシブル配線板を抽出
    する第4ステップとを備えたことを特徴とするフレキシ
    ブル配線板の製造方法。
  7. 【請求項7】 支持板にフレキシブル基板を熱プレスに
    より圧着するフレキシブル配線板の製造方法において、 平板状の支持板に所定形状の2本の切り欠き線を形成す
    る第1ステップと、 上記支持板に形成された2本の切り欠き線の間に、上記
    支持板とフレキシブル基板との熱プレスによる圧着を阻
    止する離間シートを配置する第2ステップと、 上記離間シートが配置された上記支持板上に、上記フレ
    キシブル基板を熱プレスにより圧着する第3ステップ
    と、 上記支持板に圧着したフレキシブル基板上に、上記2本
    の切り欠き線に係わる所定形態の配線群を複数形成する
    第4ステップと、 上記複数の配線群毎に、支持板の付いたフレキシブル配
    線板を抽出する第5ステップと、 上記支持板の付いたフレキシブル配線板の上記離間シー
    トが配置された支持板部分を除去する第6ステップとを
    備えたことを特徴とするフレキシブル配線板の製造方
    法。
  8. 【請求項8】 第1支持板と第2支持板とが付いたフレ
    キシブル配線板の製造方法において、 光を透過する平板状の光透過支持板に、上記フレキシブ
    ル配線板の形状に係わる複数の穴部を形成する第1ステ
    ップと、 上記複数の穴部の各々の所定位置に、上記光透過支持板
    と略同一の厚さで光を遮蔽する上記第1支持板を嵌合さ
    せる第2ステップと、 上記複数の穴部の上記第1支持板との対向位置に、上記
    光透過支持板と略同一の厚さで光を遮蔽する上記第2支
    持板を嵌合させる第3ステップと、 上記複数の穴部と嵌合する第1支持板と第2支持板との
    間に、上記光透過支持板と略同一の厚さで光を透過する
    光透過充填板を嵌合させる第4ステップと、 フィルム基材の一面に第1粘着材が塗布され、他面に光
    による硬化で粘着度が減少する第2粘着材が塗布された
    粘着フィルムの上記他面を、上記嵌合した光透過支持
    板、複数の第1支持板、複数の第2支持板、及び複数の
    光透過充填板上に粘着する第5ステップと、 上記粘着フィルムの上記一面にフレキシブル基板を積層
    する第6ステップと、 上記フレキシブル基板の上記穴部毎に、所定形態の配線
    群を形成する第7ステップと、 上記光透過支持板の上記フレキシブル基板を積層した反
    対面より光を照射して、上記粘着フィルムの第2粘着材
    を硬化させ、上記光透過支持板、及び上記複数の光透過
    充填板を除去して、上記第1支持板と第2支持板とが付
    いた複数のフレキシブル配線板を抽出する第8ステップ
    とを備えたことを特徴とするフレキシブル配線板の製造
    方法。
  9. 【請求項9】 第1支持板と第2支持板とが付いたフレ
    キシブル配線板の製造方法において、 光を透過する平板状の光透過支持板に、上記フレキシブ
    ル配線板の形状に係わる複数の穴部を形成する第1ステ
    ップと、 上記複数の穴部の各々の所定位置に、上記光透過支持板
    と略同一の厚さで光を遮蔽する上記第1支持板を嵌合さ
    せる第2ステップと、 上記複数の穴部の上記第1支持板との対向位置に、上記
    光透過支持板と略同一の厚さで光を遮蔽する上記第2支
    持板を嵌合させる第3ステップと、 上記複数の穴部と嵌合する第1支持板と第2支持板との
    間に、上記光透過支持板と略同一の厚さで光を透過する
    光透過充填板を嵌合させる第4ステップと、 フレキシブル基板の一面に光により硬化して粘着度が減
    少する光硬化粘着材を塗布する第5ステップと、 上記嵌合した光透過支持板、複数の第1支持板、複数の
    第2支持板、及び複数の光透過充填板上に、上記フレキ
    シブル基板の一面を粘着する第6ステップと、 上記フレキシブル基板上に、上記穴部毎の所定形態の配
    線群を形成する第7ステップと、 上記光透過支持板の上記配線群を形成した反対面より光
    を照射して、上記光硬化粘着材を硬化させ、上記光透過
    支持板、及び上記複数の光透過充填板を除去して、上記
    第1支持板部と第2支持板部とが付いた複数のフレキシ
    ブル配線板を抽出する第8ステップとを備えたことを特
    徴とするフレキシブル配線板の製造方法。
  10. 【請求項10】 平板状の支持板に穴部を形成する第1
    ステップと、 上記穴部を形成した支持板上に半田熱に耐えうるフレキ
    シブル基板を固着する第2ステップと、 上記支持板上に固着したフレキシブル基板に、上記穴部
    に係わって所定形態の配線群を複数形成する第3ステッ
    プと、 上記穴部上に上記複数の配線群の各々と接続する電極を
    形成する第4ステップと、 上記複数の配線群毎に、上記穴部上に形成された上記電
    極を含んだフレキシブル配線板を抽出する第5ステップ
    とを備えたことを特徴とするフレキシブル配線板の製造
    方法。
  11. 【請求項11】 第5ステップにおいて、電極を含んで
    フレキシブル配線板を抽出する場合は、上記電極の形状
    に沿って抽出することを特徴とする請求項第10項記載
    のフレキシブル配線板の製造方法。
  12. 【請求項12】 第5ステップにおいて、電極を含んで
    フレキシブル配線板を抽出する場合は、接続する他基板
    の電極の形状に合わせて抽出することを特徴とする請求
    項第10項記載のフレキシブル配線板の製造方法。
  13. 【請求項13】 他基板の電極が凹形状の場合は、該凹
    形状の何れかの部分と係合する係合突起部分を設けて抽
    出することを特徴とする請求項第12項記載のフレキシ
    ブル配線板の製造方法。
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