JPH05294488A - 用紙たわみ保持機構 - Google Patents

用紙たわみ保持機構

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Publication number
JPH05294488A
JPH05294488A JP10124392A JP10124392A JPH05294488A JP H05294488 A JPH05294488 A JP H05294488A JP 10124392 A JP10124392 A JP 10124392A JP 10124392 A JP10124392 A JP 10124392A JP H05294488 A JPH05294488 A JP H05294488A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
sheet
pad
flexure
feed roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10124392A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Fujioka
聡 藤岡
Kazuyuki Sugai
一幸 菅井
Toshihiro Imae
俊博 今江
Manabu Hashikake
学 橋掛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Orient Watch Co Ltd
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Orient Watch Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp, Orient Watch Co Ltd filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP10124392A priority Critical patent/JPH05294488A/ja
Publication of JPH05294488A publication Critical patent/JPH05294488A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】給紙装置のたわみ付け動作により、用紙にパッ
ドや分離ローラを押し下げる方向への力が働かないよう
にする。 【構成】用紙が一枚ずつに分離されて送り出される方向
の直後に、パッドホルダ13のたわみガイド部13aを
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給紙装置の用紙たわみ
保持構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、給紙装置は、図5に示すように、
エッジガイド121で両端を規制され、トレイ101に
積載されている用紙102を、用紙搬送機構のピックア
ップローラ111を回転させて、用紙102を給紙ロー
ラ107とパッド116とのニップ点へ搬送し、さらに
給紙ローラ107の回転で互いに接するフィードローラ
103のニップ点へ送る構成であり、用紙102をたわ
ませてスキューを矯正するために、給紙ローラ107が
用紙102を搬送する時、フィードローラ103を給紙
ローラ107と逆に回転させて、給紙ローラ107とパ
ッド116のニップ点と互いに接するフィードローラ1
03のニップ点でたわみを発生していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような給
紙装置においては、葉書や封筒等の剛性の強い用紙の場
合は、ニップ点とニップ点との間にたわみができると、
パッドの先端に最も負荷がかかり、用紙がパッドを押し
下げてしまう。そして、給紙ローラとパッドとの間に隙
間ができて、この隙間にたわんでいた用紙が進入し、た
わみが無くなってしまい、充分にスキューの矯正ができ
ず、用紙が斜めのまま印字してしまう問題点があった。
【0004】そこで、本発明では、上記問題点に鑑み、
用紙のたわみを安定して保持することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、給紙ローラとパッドあるいは分離ロー
ラとのニップ点と、フィードローラのニップ点との間に
できるたわみがパッドあるいは分離ローラを押し下げる
のを防ぐ手段として、用紙を支えるために、分離手段の
何れかの部品にたわみガイド部材あるいは、分離手段以
外の部品とたわみガイド部材を合わせた紙案内たわみ板
を設けた構成にする。
【0006】
【作用】このように構成された用紙たわみ保持構造は、
たわみ付け動作により、用紙がたわんでパッドや分離ロ
ーラを押し下げる方向に力が働いても、たわみガイド部
あるいはたわみガイド部材や紙案内たわみガイド板によ
り用紙が支えられ、パッドや分離ローラが押し下げられ
ることはない。
【0007】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0008】図1は本発明の実施例で用紙たわみ保持機
構の側面図であり、図2はその平面図である。
【0009】トレイ1には、エッジガイド21で両端を
規制された用紙2が積載されている。
【0010】駆動軸5には、給紙ローラを圧入した給紙
ローラブッシュ6が付いており、給紙ローラ7からピッ
クアップローラ11へ動力を伝える伝達歯車8とピック
アップローラ11を圧入したピックアップローラブッシ
ュ10が、駆動軸5を支点として上下に回動可能なピッ
クアップフレーム12にピン9により軸支されていて、
これらの自重でピックアップローラ11が常に用紙2を
押圧している。また、給紙ローラブッシュ6とピックア
ップローラブッシュ10とには伝達歯車8と噛み合う歯
がついている。
【0011】トレイ1と給紙ローラ7との間には、用紙
2に対してある角度があり、給紙ローラ7側の先端14
aにパッド16を設けたパッドベース14があり、トレ
イ1に固定されたパッドホルダ13のパッドベース14
との結合部を支点にして、圧縮バネ15によりパッド1
6を常に給紙ローラ7へ押圧している。
【0012】パッドホルダ13には、たわみガイド部1
3aが設けてあり、用紙2の給紙する方向の前方には、
紙案内板4と、プリンタ側(図示しない)の互いに接し
ているフィードローラがある。
【0013】これらによって構成される給紙装置は、プ
リンタに載置され、給紙する方向の前方でプリンタに固
定されている。
【0014】プリンタ側の動力源(図示しない)により
駆動軸5が回転すると、給紙ローラブッシュ6が回転
し、伝達歯車8により、ピックアップローラ11が回転
して用紙2を給紙ローラ7とパッド16とのニップ点へ
搬送する。このニップ点で用紙2を分離すると、給紙ロ
ーラ7の回転で、紙案内板7に沿ってさらに互いに接し
ているフィードローラ3のニップ点まで用紙2を搬送す
る。
【0015】ここでフィードローラ3は、たわみ付け動
作として、給紙ローラ7とは逆に回転しているため、用
紙2の先端が互いに接するフィードローラ3のニップ点
で停止しているが、給紙ローラ7は用紙2を送り続けて
いるので、互いに接するフィードローラ3のニップ点と
給紙ローラ7とパッド16とのニップ点の間にたわみが
できる。
【0016】パッドホルダ13のたわみガイド部13a
が、用紙2のたわみの用紙2へパッド16を押し下げる
方向への力を受け、そのため、パッド16には、用紙2
を押し下げる力が働かず、給紙ローラ7とパッド16と
の間に隙間はできない。
【0017】図3は、本発明の第2の実施例で用紙分離
手段の他にたわみガイド部材を設けた用紙たわみ保持機
構の側面図である。
【0018】トレイ1と給紙ローラ7との間には、用紙
2に対してある角度があり、サイドフレーム(図示しな
い)に固定された傾斜板17が設けてあり、分離ローラ
19はスプリング(図示しない)により常に給紙ローラ
7へ押圧されている。その前方には、サイドフレームに
固定されたたわみガイド部材18が設けてある。
【0019】図4は、本発明の第3の実施例を示す用紙
たわみ保持機構の側面図で給紙ローラ7および分離ロー
ラ19とフィードローラ3との間に前記図3の紙案内板
4とたわみガイド部材18を一体化した紙案内たわみガ
イド板20を設けた。
【0020】構成は異なるものの用紙2にパッド16あ
るいは分離ローラ19を押し下げる方向への力を受ける
動作は、図1の実施例と同じである。
【0021】
【発明の効果】本発明は以上説明したようにたわみガイ
ド部を設けたので、互いに接するフィードローラのニッ
プ点と給紙ローラとパッド及び分離ローラのニップ点の
間にたわみができることにより、葉書や封筒等の腰の強
い用紙の場合に起こりえる用紙にパッドや分離ローラを
押し下げる方向への力をたわみガイド部が受けるので、
安定してたわみを保つことができる。
【0022】さらに、たわみガイド部は、用紙がたわん
だ後だけでなく、用紙を給紙ローラとパッドあるいは分
離ローラのニップ点から紙案内板までたわみガイド部の
斜面でスムーズに送るように用紙を案内する効果もあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】用紙たわみ保持機構の側面図である。
【図2】用紙たわみ保持機構の平面図である。
【図3】他の実施例の用紙たわみ保持機構の側面図であ
る。
【図4】図3の側面図である。
【図5】従来技術の給紙装置の側面図である。
【符号の説明】
1、101 トレイ 2、102 用紙 7、107 給紙ローラ 13a たわみガイド部 16 パッド 18 たわみガイド部材 20 紙案内たわみガイド板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今江 俊博 東京都日野市日野347番地 オリエント時 計株式会社日野工場内 (72)発明者 橋掛 学 東京都日野市日野347番地 オリエント時 計株式会社日野工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレイに積載された用紙を分離する給紙
    装置において、用紙を一枚づつに分離する用紙分離手段
    と、用紙が分離されて送り出される方向の直後に用紙分
    離手段の部品にたわみガイド部を設けたことを特徴とす
    る用紙たわみ保持機構。
  2. 【請求項2】 用紙分離手段とは別にたわみガイド部材
    を設けたことを特徴とする請求項1記載の用紙たわみ保
    持機構。
  3. 【請求項3】 紙案内とたわみガイド部材を一体化した
    紙案内たわみガイド板を設けたことを特徴とする請求項
    1記載の用紙たわみ保持機構。
JP10124392A 1992-04-21 1992-04-21 用紙たわみ保持機構 Pending JPH05294488A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10124392A JPH05294488A (ja) 1992-04-21 1992-04-21 用紙たわみ保持機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10124392A JPH05294488A (ja) 1992-04-21 1992-04-21 用紙たわみ保持機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05294488A true JPH05294488A (ja) 1993-11-09

Family

ID=14295469

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10124392A Pending JPH05294488A (ja) 1992-04-21 1992-04-21 用紙たわみ保持機構

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JP (1) JPH05294488A (ja)

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