JPH05294354A - ふ た - Google Patents

ふ た

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JPH05294354A
JPH05294354A JP4308923A JP30892392A JPH05294354A JP H05294354 A JPH05294354 A JP H05294354A JP 4308923 A JP4308923 A JP 4308923A JP 30892392 A JP30892392 A JP 30892392A JP H05294354 A JPH05294354 A JP H05294354A
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JP
Japan
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lid
opening
kit
top wall
skirt
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Pending
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JP4308923A
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English (en)
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Kenneth K Inouye
ケイ.イノウエ ケネス
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Syntex USA LLC
Original Assignee
Syntex USA LLC
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Publication date
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    • GPHYSICS
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    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
    • G01N35/02Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor using a plurality of sample containers moved by a conveyor system past one or more treatment or analysis stations
    • G01N35/04Details of the conveyor system
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D83/00Containers or packages with special means for dispensing contents
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    • G01MEASURING; TESTING
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    • G01N35/1002Reagent dispensers

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 医療用分析器のための試薬びんのふたで、収
納している試薬びんの蒸発量を最少にするための蒸発ぶ
たを提供することにある。 【構成】 開口(8)を有する頂壁(7)と、柔軟な材
料でできていて、前記頂壁(7)から下方へ延在し、か
つ容器上に滑り込み密閉的に係合するようになったねじ
なしの内壁を有したスカート部(9)と、前記開口
(8)を密閉するための密閉装置を有し、第1位置(密
閉位置)と第2位置(非密閉位置)との間を動く細長い
アーム(6)と、前記アーム(6)を第1位置の方へ押
付けるためのバイアス装置(10)とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は蒸発ぶたに係り、特に医
療用の分析器の試薬びんのための蒸発ぶたに関する。
【0002】
【従来の技術】医療用の分析器は化学的、生物学的サン
プルの分析のために広範に用いられる。この医療用分析
器の使用者にとっては、操作が簡単であることと、費用
の有効性があることが重要な点である。医療用分析器の
使用の容易さ、あるいは1回の試験あたりの費用のいず
れかについて改善がなされると、市場における分析器の
価値に重大な影響をもたらすことになる。
【0003】化学的試薬および生物学的試薬は医療用分
析器では共通して採用される。そのような試薬は、サン
プルの分析を成功させるために必要な化学反応、生物学
反応を得るために用いられる。しばしば言われることで
あるが、与えられた分析を行うのに必要な費用と操作時
間との重要な部分は、そのような試薬の選択、取扱い、
および損失とに関係してくることがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】代表的に言うと、医療
用分析器に関する試薬容器は、使用中にキャップをつけ
ないものか、あるいは、金属製あるいはプラスチック製
のキャップによって支持されたエラストーマの隔膜のよ
うな破断可能な密閉装置によって覆われているかのいず
れかである。キャップ付きの容器あるいは破断されたふ
たによって覆われた容器の中の試薬は、分析器の環境に
露出されている。そのような露出状況は分析器の汚染に
つながることがあり、ひいては、機能損傷あるいは機能
減少に至ったり、あるいは、分析器を汚染して将来の分
析に対して不正確な結果を与えたりすることがある。も
っと重要なことには、そのような露出状況によって試薬
そのものが影響を受けることになる。もし試薬の組成分
が、例えば、空気あるいは湿分に敏感なものであれば、
それは破断され、あるいは機能が減少されることがあ
る。もし、1つの組成分が他の組成分より揮発性が高け
れば、その濃度は揮発性の低い組成分に対して変化し、
行おうとしている分析に逆の影響を与えることがある。
一般的には、分析試薬を露出させることは、与えられた
分析の費用と信頼性とに大きな影響を与えることがあ
る。
【0005】そのような逆の影響を減らすための方法と
しては、以前はストッパーあるいは複雑な装置独特の試
薬容器として用いられるストッパーあるいはピペットの
ような、複雑かつ(あるいは)費用のかかる密閉装置を
必要としていた。これらの技術の幾つかにおいては、操
作者が容器系統を取扱うのに時間を要していたし、また
他の例では試薬びんをその設計に関した特別な計器と共
に用いる必要があった。
【0006】ある種のふた装置の他の実際的な欠点は、
ふたを固定した後でバーコードあるいはその他のラベル
を試薬容器の上に注意深く張り付けることを必要とした
点である。このことは、操作者が容器とふたとの組み合
わせを点検して、個々にラベルを張らなければならない
という理由から不便なものである。代表的には、この問
題によって装置独特の試薬びんを用いる必要があり、こ
の場合、びんの形状によってふたを取付けるのは単一の
方法しかなく、したがって費用と複雑さとが増加してい
く。
【0007】本発明は、キャップの位置とは関係なしに
ラベルを張ることのできる、費用効果のある、簡単で、
機械操作の可能なふたを提供することにより、これらお
よびその他の問題を解決しようとするものである。本発
明によるふたは取扱いの容易さと、化学的および生物学
的サンプルの期待寿命を改善し、そのような試薬を含ん
だあらゆる使用目的に有効となる。
【0008】バイシュ、エム.とリューズビュルト、エ
ッチ.による米国特許第4,751,186(1985
年2月15日出願、1988年1月14日付)は、化学
分析装置に用いるための試薬容器ラックを開示している
(図面参照)。開示された密閉装置は使用前に穴を開け
られ、一度穴が開けられると蒸発シールは得られない。
ラック上にバーコードのラベルを張ることも、容器組立
体全体の独特の形状に依存している。
【0009】ケルン、エヌ.ジー.とティファニー、テ
ィー.オー.とによる米国特許第4,764,342
(1985年2月27日出願、1988年8月16日
付)は、分析装置に用いるための試薬取扱い装置を開示
している。この装置はプローブによる破断薄膜を有した
試薬容器に依存している(1−8参照)。薄膜は、一度
破れると、もはや密閉装置にはならず、キャップの中に
収納された第2のプローブ破断のウェブで補われる。容
器の上にコードラベルを張ることは容器組立体全体の独
特の形状に依存している。
【0010】ハリス、エー.エム.による米国特許第
4,738,826(1986年1月29日出願、19
88年4月19日付)は、試薬の計量、送給装置に用い
るための試薬容器を開示している。密閉装置は容器の容
積を減少させ、従って試薬を分配するために移動する可
動プランジャーあるいはピストンである。この容器はバ
ーコードラベルをうまく張るための装置を設けていな
い。
【0011】サクソン、アール.エル.とツェガー、エ
ル.とホーバット、ケー.とによる米国特許第4,92
7,765(1988年2月29日出願、1990年5
月22日付)は、自動試薬分配器を開示している。この
装置は試薬びんのキャップを含む(図4−6を参照)。
このキャップは蒸発ぶたあるいは密閉装置を欠いてい
る。この装置は各々の試薬びんに関連したピペットの先
端に依存している。個々のびんは短時間の計量を行って
いる間は、ピペットの先端によって閉止されている。し
かしながら、びんが貯蔵されている時、あるいはピペッ
トの寿命が尽きた時には、キャップを密閉するために補
助的なストッパー(開示されず)が用いられるべきであ
る。
【0012】アンデルセン、エム.アール.とティファ
ニー、ティー.オー.とガンギターノ、エム.ジェー.
とによる米国特許第4,961,906(1988年1
月27日出願、1990年10月9日付)は、自動化学
分析装置のための液体取扱い装置を開示している。この
装置は孔を備えたカバーを有した試薬びんを含む(図6
−8参照)。この孔は蒸発ぶたあるいは密閉装置を欠い
ている。容器はバーコードラベルをうまく張るための装
置を有していない。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は容器からの蒸発
を最少にするために有用な蒸発ぶたに係り、特に自動医
療用分析器の試薬びんに関する。
【0014】本発明の1つの実施例においては、ふた
(ふたA)は柔軟な材料でできたキャップであって、開
口を有した頂壁と、頂壁から下方へ延在し、かつ容器上
を滑動し、それと密閉係合するようになったねじなしの
内壁を有したスカート部と、このスカート部と一体構造
的になったバイアス装置とからなるキャップと、開口を
密閉するための装置からなり、前記キャップに対して枢
軸的に取付けられるようになっていて、密閉装置が開口
を密閉する第1位置と密閉装置が開口を密閉しない第2
位置との間で動くようになっている細長いアームであっ
て、このアームはバイアス装置によって第1位置の方へ
押付けられていいる、その細長いアームとを含む。
【0015】本発明の他の実施例においては、ふた(ふ
たB)は、開口を有した頂壁と、前記頂壁から下方へ延
在し、かつ容器上に滑り込み密閉的に係合するようにな
ったねじなしの内壁を有したスカート部からなる柔軟な
材料でできたキャップと、前記開口を密閉するための密
閉装置を有し、前記密閉装置が前記開口を密閉している
場合の第1位置と、前記密閉装置が前記開口を密閉して
いない第2位置との間を動くために前記頂壁に枢軸的に
取付けられた細長いアームと、前記アームを前記第1位
置の方へ押付けるための、前記スカート部と一体構造的
になったバイアス装置とを含む。
【0016】本発明の他の実施例においては、ふた(ふ
たC)は、開口を有する頂壁と、柔軟な材料でできてい
て、前記頂壁から下方へ延在し、かつ容器上に滑り込み
密閉的に係合するようになったねじなしの内壁を有した
スカート部と、前記開口を密閉するための密閉装置を有
し、前記密閉装置が前記開口を密閉している場合の第1
位置と、前記密閉装置が前記開口を密閉していない第2
位置との間を動くために前記頂壁に枢軸的に取付けられ
た細長いアームと、前記アームを前記第1位置の方へ押
付けるための、前記スカート部と一体構造的になったバ
イアス装置とを含む。
【0017】本発明の他の実施例はふたAからふたCの
すべてに関し、前記ねじなしの内壁は逆さになった円周
方向の棚部を有し、前記頂壁における第1の直径と、前
記頂壁から離れたところでの前記第1直径より大きな第
2直径とを有している。
【0018】本発明の他の実施例はふたAからふたCの
すべてに関し、前記細長いアームは、前記第1位置と第
2位置との間を動くために、前記第1蝶番部分と枢軸的
に係合し、かつ頂壁と一体構造的になった第2蝶番部分
を有する細長い剛的なレバーと、前記細長い剛的なレバ
ーに取付けられたワッシャ取付け延長部と、前記ワッシ
ャ取付け延長部に取付けられた密閉ワッシャとを含み、
前記密閉ワッシャは前記レバーが前記第1位置にある時
には前記開口を密閉し、前記レバーが前記第2位置にあ
る時には前記開口を密閉しない。
【0019】本発明の他の実施例はふたをうまく組立て
るためのキット(キットA)に関し、前記ふたはパッケ
ージ状態になって、柔軟な材料でできたキャップであっ
て、開口を有した頂壁と、頂壁から下方へ延在し、かつ
容器上を滑動し、それと密閉係合するようになったねじ
なしの内壁を有したスカート部と、このスカート部と一
体構造的になったバイアス装置とからなるキャップと、
開口を密閉するための装置からなり、前記キャップに対
して枢軸的に取付けられるようになっていて、密閉装置
が開口を密閉する第1位置と密閉装置が開口を密閉しな
い第2位置との間で動くようになっている細長いアーム
であって、このアームはバイアス装置によって第1位置
の方へ押付けられている、その細長いアームとを含む。
【0020】本発明は、他の利点の中でも、機械操作可
能な蒸発ぶたを提供し、穴を開けることのできる密閉装
置の必要性をなくし、キャップの位置に無関係に機械読
取り可能なラベル位置を提供する。これらの利点は機械
独特のびんパッケージを必要とすることなしに認識する
ことができる。
【0021】
【実施例】本発明のある特定の実施例を説明する前に、
多数の用語を定義しておこう。
【0022】試薬びんとは、垂直方向に向かった開口を
有し、かつ臨床分析器と一緒になって機能することので
きる容器、ジャー、ガラスびん、ボトル、あるいは、そ
の類似物のことを言う。好ましくは、前記開口は選択的
にねじの付いた円筒上の首部であり、ボトルは支持体な
しで垂直に立つようになっている(例えば、平坦な底部
を有している)。その容量は一般的には約25オンス
(708.8グラム)以下であり、好ましくは、約10
オンス(283.5グラム)以下、もっと好ましくは、
約1オンス(28.35グラム)以下である。
【0023】前記ボトルは、収納している試薬に逆の衝
撃を与えて、実行しようとしている分析にかなり影響を
与えるようなことのない、また貯蔵寿命に亘って試薬を
収納しておくことのできるどのような適当な材料ででき
ていてもよい。費用の面から考えると、その材料は代表
的にはガラスあるいはプラスチックであり、好ましく
は、プラスチック、もっと好ましくは、高密度ポリエチ
レン(HPDE)のような成型可能なプラスチックであ
る。ガラスびんが費用的により効果的である場合には、
ガラスがより好ましい材料である。
【0024】試薬びんには、一般的に、輸送中や取扱い
中に試薬を収納するために、ふたあるいは他のシール具
が備えられている。好ましくは、ふたは首部のねじと係
合するねじぶたであり、より好ましくは、びんが不意に
開くのを防ぐための保持リングを有したねじぶたであ
る。
【0025】剛的な材料とは、本装置において細長いア
ームとして所定の使用をしている間にほとんど曲がるこ
とのない、あらゆる成型可能な材料のことである。代表
的には、そのような材料は成型可能なプラスチックとガ
ラスであり、好ましくは、プラスチックであり、もっと
好ましくは、ポリカーボネートである。ポリカーボネー
トは細長いアームを作るのに適しており、これにはレキ
サン(ゼネラル エレクトリック社)、マクロロン(エ
ムアンドビー プラスチック社)、ローレックス(ロー
ランドプロダクツ社)、セラネックス(セラニーズ プ
ラスチック社)、マーロン(モーベイケミカル社)、シ
ンベット(アニック、出光テクノロジー社)、オルガラ
ン(エーティーオーケミー社)、パンライト(帝人)、
ジュピロン(三菱ガス化学)、ノバレックス(三菱化
学)、タフロン(出光、現在は生産されていない。生産
容量は三菱化学によって獲得されている。)が含まれ
る。レキサン(ゼネラル エレクトリック社)が特に好
ましい剛的な材料である。
【0026】柔軟な材料とは、一般的に、ショアー硬さ
が約55Aから85A、好ましくは、約60Aから80
A、もっと好ましくは、約65Aから75Aの可撓性の
あるポリエラストマーのことである。費用の面からいう
と、前記材料は成型可能であり、好ましくは、射出成型
可能である。成型時収縮は、一般的に、約5.0%以
下、好ましくは、約3%以下、もっと好ましくは、約2
%以下でなければならない。代表的には、ショアー硬さ
が約65Aから75Aの射出成型可能な材料の成型時収
縮は1−2%である。
【0027】ふたに適した柔軟な材料で、バイアス装置
を構成している柔軟な材料を選択する場合のさらに別の
実際的な考察点は、曲げ/クリープ率である。ここで用
いる曲げ/クリープ率は、成型された柔軟な材料が力あ
るいは荷重に応じて形状を変える傾向のことである。本
発明によるバイアス装置は密閉力に対して予荷重を与え
る。ここで用いるような、密閉部に対する予荷重という
のは、バイアス装置によって、ある方向に密閉装置に加
えられる力のことであり、その結果、密閉装置は頂壁部
における開口を密閉する位置の中へ動かされる。従っ
て、ふたを開けるということは、バイアス装置によって
密閉装置に加えられた予荷重に打ち勝つことである。曲
げ/クリープはバイアス装置によって加えられた密閉装
置に対する予荷重に影響を与えることができる。例え
ば、細長いアームに力を加えるために用いられる成型さ
れたバイアス装置は、曲げ/クリープの結果として、時
間が経過すると密閉装置に対する予荷重が減少すること
がある。
【0028】適当な材料は約45%以下の曲げ/クリー
プ率を有し、好ましくはは、約35%以下、もっと好ま
しくは、約25%以下の曲げ/クリープ率を有してお
り、少なくとも1ケ月後において密閉装置に対して十分
な予荷重を与えることができる。一般的には、本発明に
よる柔軟な材料は密閉装置に対して約25グラムから7
5グラムの予荷重を加え、好ましくは、約35グラムか
ら約65グラム、もっと好ましくは、約45グラムから
55グラムの予荷重を加える。しかしながら、密閉装置
に対する必要な予荷重は、当然、考えている特別な使用
目的や、ふたの正確な設計に依存している。特に、バイ
アス装置は、ここで定義したように他の点では適当であ
るすべての柔軟な材料に関して、密閉装置に対する望み
の予荷重を与えるように調節することができる。
【0029】特別な使用目的の場合には、特別な材料を
用いる必要がある。そのような使用目的は、例えば、化
学劣化に対する耐久性に関する必要性によって生じる。
そのような場合には、材料は、他の場合には、例えば、
極めて、長い貯蔵寿命を必要とするがゆえに、望ましく
ない曲げ/クリープ特性を示してもよい。曲げ/クリー
プ率に関した密閉装置に対する予荷重にかかるあらゆる
逆の影響は、キットの形状の中にふたを設けることによ
って最少にしたりあるいは無くしたりすることができ
る。従って、本発明によるキットは、ふたを組立てるの
に便利であるばかりでなく、有用な柔軟な材料の範囲を
拡げるという点においても有効である。
【0030】限定的ではないが例示をあげると、以下に
多数の柔軟な材料を記載する。 1.サントプレン、271−64(モンサント社) 1.1 硬さ :64A 1.2 比較曲げ:36%,168時間、100度C 1.3 成型温度:〜200度C 1.4 収縮 :1.5−2.0% 2.ジェープラスト、1000−64Aあるいは100
0−70Aエスビーエス(ジェーボン社) 2.1 硬さ :それぞれ64Aあるいは70A 2.2 比較曲げ:17%,22時間、23度C 2.3 成型温度:〜200度C 2.4 収縮 :1.0−2.0% 3.ハーキュプレン、5100−65Aあるいは510
0−73A(ジェーボン社) 3.1 硬さ :それぞれ64Aあるいは73A 3.2 比較曲げ:それぞれ28%,あるいは31%,
22時間、70度C 3.3 成型温度:〜199度C 3.4 収縮 :1.0−2.0% 4.ペレタン(ポリエーテルウレタン),2103−7
0A(ダウ社) 4.1 硬さ :72A 4.2 比較曲げ:75%,22時間、70度C 4.3 成型温度:〜190度C 4.4 収縮 :1.4−1.8% 5.モルタン(ポリエステルウレタン),PS49−3
00(モートン社) 5.1 硬さ :70−75A 5.2 比較曲げ:70%,2時間、70度C 5.3 成型温度:〜190度C 5.4 収縮 :なし 6.エスティン(ポリエステルウレタン),58122
(ビーエフ グッドリッチ社) 6.1 硬さ :77A 6.2 比較曲げ:84%,22時間、70度C 6.3 成型温度:〜193度C 6.4 収縮 :1.5% 7.ゲオン(ビニル)(ビーエフ グッドリッチ社) 7.1 硬さ :NO.8812,63A NO.8813,75A NO.86153,62A NO.86154,72A
【0031】上述の材料の中でも、サントプレン、ジェ
ープラスト、モルタン、およびエスティンが好ましい。
中でも、臨床分析器用の試薬びんに関する蒸発ぶたに用
いるのにサントプレンが最も好ましい。サントプレン
は、その望ましい機械的な特性に加えて、食品生産に於
ける外部使用に関してFDA(食品医薬品局)によって
承認されているが、そのような承認は蒸発ぶたの中で用
いるのには不要である。
【0032】選択的に、簡単な研究所での試験を行うこ
とができ、これは候補になっている材料の曲げ/クリー
プ率特性が特定の使用目的にかなうことを確認する助け
となり、またさらに適当な柔軟な材料を選択することを
目的としている。関心をもっている機械的特性、一般的
に、曲げは、最初の時と幾分後の時期(貯蔵寿命の予測
を模擬するために選択される)との両方において、片持
ちばりのような単純なモデルを用いて測定することがで
きる。時間経過の中での特性の変化は、実際に使用しよ
うとしている実施例に起因する。このように曲げ/クリ
ープ率の影響の予測は考えている実際の実施例に対して
行うことができる。たとえば、サントプレンでできた単
純な片持ちばりを、室温において200グラムの初期荷
重の下で曲げると、変形量は漸近的に0.012−0.
013インチ(0.30−0.33mm)(20−25
%)となった。2週間後にはこの漸近的な変形は168
−175グラムで生じた。従って、図2−6に示した実
施例を考えてみると、バイアス装置をその通常の開放操
作位置へ変形をさせるのに要する荷重は約60−80グ
ラムで、その初期変形量は約0.38インチ(9.65
mm)であり、バイアス装置が漸近的に0.095インチ
(2.41mm)(25%)まで変形しても密閉装置に対
して十分なばね力で残されている。
【0033】密閉材料とは、ふたの頂壁部において開口
を密閉することの出来る材料のことである。そのような
材料は費用の面だけではなく、試薬びんに収納された試
薬にさらされることの望ましくない作用に対する耐久性
の面からも選択される。好ましくは、密閉材料はエラス
トーマであろう。適当なエラストーマには、ラテックス
のような天然ゴムや、アクリルエラストーマ、ブチルゴ
ム、クロロスルホネートポリエチレン、エチレン−プロ
ピレンゴム、フッ化エラストーマ、ネオプレン、ニトリ
ルゴム、ポリブタジエン、ポリエーテル、ポリイソプレ
ン、ポリペンテネーマ、スチレン−ブタジエンゴム、お
よび熱可塑性エラストーマが含まれる。より好ましいエ
ラストーマは天然ゴムあるいはラテックスのような安価
な材料である。費用が許す場合、あるいは必要な場合に
は、有利な特性を有した特製の架橋材料を用いてもよ
い。そのような特製の材料としては、有効温度範囲が広
くて、エージングやオゾンおよび光に対して耐久性のあ
るポリジメチルシロキサンや、熱、油、および化学物質
に対して耐久性のあるフッ化エラストーマや、油、酸
素、オゾン、および光に対して耐久性のあるポリアクリ
ラートや、油、オゾン、化学物質に対して耐久性のある
エチレン−アクリルポリマーがある。臨床分析器に用い
るための好ましい密閉材料はゴムあるいはラテックスで
ある。
【0034】図1を参照すると、試薬びん1が示されて
いて、輸送、取扱キャップ2が一方の側に外されてい
て、その輸送、取扱キャップ2の代わりに密閉ぶた3が
密閉的に取付けられ、また機械読取り可能なラベル4が
貼られている。
【0035】図2を参照すると、ふた3は柔軟な材料で
できたキャップ5と細長いアーム6とを有している。図
2から図6までを参照すると、キャップ5は開口8を有
した頂壁7と、頂壁7から下方へのびたスカート部9
と、バイアス装置10と、選択自由なガラスびんの位置
付けタップ11とを有している。スカート部9は選択自
由な逆さになった円周方向の棚部13を備えたねじのな
い内壁12を有している。スカート部9は容器、代表的
にはねじ付の首部を備えたびんの上を滑り、それと密閉
係合するようになっている。
【0036】棚部13が存在する場合には、ねじのない
内壁は棚部13より上で頂壁7との結合部に近いところ
の第1の直径と、棚部13より下で頂壁7から離れたと
ころの第2の直径とを有しており、第1の直径は第2の
直径より小さい。棚部13の位置と寸法とは、使用しよ
うとしている試薬びんと最もよく係合するように選択さ
れる。好ましくは、棚部13は頂壁7から内壁12を下
方へその約2/3より短いところに位置しており、もっ
と好ましくは、約1/2より短いところに、さらにもっ
と好ましくは、約1/3より短いところに位置してい
る。棚部13より下の内壁12の直径と棚部13より上
の内壁12の直径との比率は1.25ないし1.00よ
り小さく、もっと好ましくは、約1.15ないし1.0
0より小さく、さらにもっと好ましくは、約1.10な
いし1.00より小さい。密閉しようとしている容器が
ねじ付首部を有したびんである場合には、選択自由な逆
さになった円周方向の棚部13がねじなしの内壁12の
好ましい実施例である。棚部13が存在する場合には、
内壁12の直径は棚部13より上の方が棚部より下の部
分よりも小さくなっており、従って内壁12は、びんの
開口から下へ行くに従って直径が増加していく、標準的
なねじ付きの首部を有したびんをよりよく密閉するよう
になっている。もちろん、ねじなしの内壁12上に1以
上の円周方向の棚部13を有していることも本発明の範
囲内に入る。
【0037】細長いアーム6はキャップ5の頂壁7内の
開口8を密閉することのできる密閉装置14を有してい
る。細長いアーム6は、密閉装置14が開口8を密閉し
ている第1位置と、密閉装置14が開口8を密閉してい
ない第2位置との間で動くことができるようにして、キ
ャップ5に取付けるようになっていなければならない。
図4は細長いアーム6が第1の、閉鎖あるいは密閉位置
にあるところを示し、図5は細長いアーム6が第2の開
放あるいは非密閉位置にるところを示している。そのよ
うな動きのために、細長いアーム6を頂壁7に取付ける
ためにあらゆる装置を選択する自由があることは、本発
明の1つの利点である。
【0038】好ましくは、細長いアーム6は、2つの前
記位置の間での必要な動きを可能にするために、頂壁7
に対して枢軸的に取付けたり、結合したり、あるいは係
合するようになっている。そのような枢軸運動を可能に
する好ましい構造においては、頂壁7は一体構造的な第
1の蝶番部分15を有し、細長いアーム6は第1蝶番部
分15と枢軸的に係合するようになった第2の蝶番部分
16を有している。好ましい第1蝶番部分15は1ある
いはそれ以上の蝶番部分のピンを受留める孔17を有し
ており、もっと好ましくは、2つの蝶番部分のピンを受
け留める孔17を有している。好ましい第2の蝶番部分
16は、1あるいはそれ以上の蝶番部分のピンを受け留
める孔17と滑動的に係合されるようになった1あるい
はそれ以上の蝶番部分のピン18を有し、もっと好まし
くは、2つの蝶番部分のピン18を有している。
【0039】前記バイアス装置10は細長いアーム6
を、密閉装置14が開口8を密閉している第1位置へ押
し付ける。好ましくは、バイアス装置はキャップ5と一
体構造になっており、もっと好ましくは、スカート部9
と一体構造になっているであろう。前記バイアス装置1
0は、一般的には、キャップ5を構成している柔軟な材
料でできた一体的な成型細片であろう。頂壁7と、スカ
ート部9とバイアス装置10とからなる柔軟な材料から
できた単一部材を成型するということの単純性と費用有
効性とが本発明の1つの利点である。そのような構造が
スカート部9とバイアス装置10との両者に必要な弾性
を提供する。
【0040】ガラスびんの位置付けタブ11はスカート
部9とバイアス装置10との間に配置されたり、位置付
けられたり、取付けられたり、連結されたり、あるい
は、その類似のことをされた材料の細片である。好まし
くは、タブ11はスカート部9およびバイアス装置10
と一体構造的になっている。バイアス装置10およびス
カート部9の巾はタブ11の巾よりも大きく、従って、
バイアス装置10とスカート部9との間には凹所、溝、
チャネル、あるいはその類似物が形成される。溝、ノッ
チ、切出し部、あるいはその類似物を有した垂直壁部を
備えたラック、トレー、輸送部、コンベア、あるいはそ
の類似物が、ラックの頂部エッジあるいは頂面から全体
的に下方へ延在したほぼ平行なエッジを有しており、こ
れはタブ11と滑動的に係合するようになっていてもよ
い。ふたに取付けられたびんが一度係合されると、びん
はラック内の所定位置に保持されるであろう。
【0041】密閉装置14は、細長いアームが第1の閉
位置にある時に、開口8を密閉することのできるどのよ
うな形状、例えば、平坦状、半円球状、あるいはその類
似形状の表面を有していてもよい。これは細長いアーム
6の中へ成形されていてもよく、あるいは細長いアーム
6に取付けられた分離的な部品であってもよい。密閉装
置14が単一部品である場合には、それは成型された表
面、例えば細長いアーム6と一体構造的になってディス
ク、あるいは半円球状であってもよく、また細長いアー
ム6が第1の閉位置にある時に開口8と密閉係合するよ
うになっている。密閉装置14が分離的な部品である場
合には、細長いアーム6は密閉装置を取付けるための装
置を有している。密閉装置を取付けるための装置は密閉
装置を受留めるようになったどのような装置であっても
よい。好ましくは、前記取付け装置は、密閉装置を保持
する支持部を有する細長いアーム6に取付けられた延長
部である。
【0042】密閉装置14は、好ましくは、ワッシャ、
ガスケット、オーリング、あるいはその類似物のような
分離的な部品である。ワッシャがより好ましい分離的な
密閉部品である。密閉装置14がワッシャであるような
構造の場合には、細長いアーム6は剛的なレバー6と、
上述したような第2の蝶番部分16と、剛的なレバー6
に取付けられたワッシャ取付け延長部19とからなる。
前記ワッシャ取付け延長部19はワッシャ21を受留め
るようになったワッシャ取付けピン20を有している。
ワッシャ取付け延長部19とそれに一緒にされたワッシ
ャ取付けピン20とは密閉部取付け装置を構成してい
る。前記第2の蝶番部分16は頂壁7と枢軸的に係合す
る。好ましくは、第2の蝶番部分16は第1の蝶番部分
15と係合していて、剛的なアームが前述した第1位置
と第2位置との間を動くことができる。もっと好ましく
は、剛的なレバー6は第1端部と第2端部とを有してお
り、前記第2の蝶番部分16は第1端部において一体構
造的に形成され、ワッシャ取付け延長部19はワッシャ
を受留めるようになっており、また第2の蝶番部分16
と第2端部との間で剛的なレバー6に取付けられてい
る。密閉ワッシャ21はワッシャ取付け延長部19に取
付けられ、剛的なレバー6が第1位置にある時にはワッ
シャが開口8を密閉し、剛的なレバー6が第2位置にあ
る時には開口8を密閉しないようになっている。
【0043】他の実施例においては、キャップ5は柔軟
な材料でできており、頂壁7とスカート部9とからなっ
ている。上述した頂壁7とスカート部9との好ましい構
造(例えば、第1蝶番部分15と逆さになった円周方向
の棚部13)もまたこのタイプの実施例に関しては好ま
しいものである。そのような実施例においては、バイア
ス装置10はキャップの柔軟な材料以外の材料ができて
おり、スカート部9に取り付けられてもよい。好ましく
は、それはスカート部と一体構造になっているであろ
う。このタイプのバイアス装置は可撓性のある金属製の
あるいはキャップの中へ成型されたプラスチック製の引
っ張りばねのようなばねであってもよいが、キャップと
同じ材料ではできていない。そのような実施例は、好ま
しい実施例に関して以下に述べるのと同じ方法で準備す
ることができる。バイアス装置の材料は金型(例えば、
開放状の射出成型用金型)の中へ配置され、前記金型は
柔軟な材料を受留める準備をされ(例えば、射出成型用
金型が閉じられ)、柔軟な材料は金型に加えられる(例
えば、射出成型用金型の中へ射出される)。金型から取
外されると、キャップはキャップの柔軟な材料以外の材
料でできた一体構造的なバイアス装置を有している。
【0044】別の他の実施例においては、スカート部9
は柔軟な材料でできており、頂壁7とバイアス装置10
とはともにスカート部9の材料以外の材料でできてい
る。上述した頂壁7とスカート部9との好ましい構造
(例えば、第1蝶番部分15と逆さになった円周方向の
棚部13)もまたこのタイプの実施例に関しては好まし
いものである。そのような実施例は第1の実施例に関し
て上で概述した方法と同じ方法で作ることができる。
【0045】スカート部9と、頂壁7と、バイアス装置
10との構成材料を独立的に選択するという自由度があ
ることが本発明の利点の1つである。一度選択されると
その材料は単一の費用効果のある部品に成型することが
できる。
【0046】別の他の実施例においては、密閉装置14
は上述したような密閉試薬びん1にだけではなく、使用
のために試薬びん1を準備するための1あるいはそれ以
上の工程を実行するためにも適用することができる。例
えば、試薬びん1には、輸送用および取扱用のキャップ
2に加えて、補助的な密閉材(例えば、試薬びん1の開
口に固定されたプラスチック製あるいは金属製の箔シー
ルあるいは薄膜)が設けられていてもよい。この場合に
は、密閉装置14は、補助シールに達してそれを貫通す
るように延在したワッシャ取付けピン20のような、補
助シールに穴を開けるための装置を有することができ
る。このタイプのふたが補助シールを有している試薬び
んに取付けられると、前記ピンはシールに穴を開けて、
使用のための試薬びんを準備することになる。
【0047】図7と図8とは本発明の少し好ましい他の
実施例に関したものである。このタイプのふたは、全て
上述したような開口8を有した頂壁7と、密閉装置14
を有した細長いアーム6と、びんの位置決めタブ11と
に加えて、機械的なバイアス装置10(例えば、金属製
あるいはプラスチック製のばね)と、試薬びん1のねじ
付き首部とねじ係合するための装置とを有している。好
ましくはねじ係合のための装置は外部スリーブ23に取
付けるようになったねじ付き内部スリーブ22であり、
外部スリーブ23はねじ付き内部スリーブ22が試薬び
ん1のねじ付き首部と完全に係合している時に自由に回
転できるようになっている。もっと好ましくは、ねじ付
き内部スリーブ22が試薬びん1のねじ付き首部と完全
に係合している時に、外部スリーブ23は(ねじ付き内
部スリーブ22に関して)自由に回転し、(図8におい
て垂直方向の矢印で示したような)下向きの力がふたに
かからない。このようにして、ふたは試薬びん1上にね
じ留めすることができ、下向きの力を除去し、外部スリ
ーブ23を回転させることにより、細長いアーム6は機
械読取り可能なラベル4と整列することができる。さら
に、図7および図8の実施例におけるこのもっと好まし
いふたは、外部スリーブ23をねじ付き内部スリーブ2
2のねじをゆるめるのに必要な方向へ回転させながら、
下向きの力を加えることにより、試薬びん1から簡単に
取外される。
【0048】本発明によるキットは、上述したふたをう
まく組立てるのに必要なパッケージ状態になった構成部
品を含む。ふたを組立てるのに必要なある種の容易に使
用可能な構成部品、例えば、ワッシャ、オーリング、ガ
スケット、あるいはその類似物はキットに含めること
も、あるいは除くこともできる。このようにして、前記
キットはキャップや細長いアームのようなふたの部品の
みからなっていてもよい。このキットは部分的に組立て
られた形で使用可能なふたを有していてもよく、例え
ば、ワッシャはワッシャ取付け延長部の上に取付けられ
ても、あるいは、細長いアームはキャップの上に取付け
られてもよい。構成部品の組立て、あるいは、部分的な
組立てはすでに述べたようにして行われる。
【0049】ふたをうまく組立てるための代表的なキッ
ト(キットA)は、パッケージ状態になって次のものを
含んでいてもよい。即ち、柔軟な材料でできたキャップ
であって、開口を有した頂壁と、頂壁から下方へ延在
し、かつ容器上を滑動し、それと密閉係合するようにな
ったねじなしの内壁を有したスカート部と、このスカー
ト部と一体構造的になったバイアス装置とからなるキャ
ップと、開口を密閉するための装置からなり、前記キャ
ップに対して枢軸的に取付けられるようになっていて、
密閉装置が開口を密閉する第1位置と密閉装置が開口を
密閉しない第2位置との間で動くようになっている細長
いアームであって、このアームはバイアス装置によって
第1位置の方へ押付けられている、その細長いアームと
である。
【0050】上で述べた好ましいふた構成体の各々はま
た本発明のキットの中へ含めるための好ましい構成体で
ある。
【0051】他のキット実施例においては、ねじなしの
内壁は逆さになった円周方向の棚部を有しており、頂壁
部における第1の直径と、頂壁から離れた部分における
第1直径よりも大きな第2の直径とを有している。
【0052】他のキット実施例においては、前記キャッ
プは、さらにバイアス装置とスカート部との間に配置さ
れかつそれらと一体構造的になっているびんの位置決め
タブを有し、スカート部の直径よりも小さく、かつバイ
アス装置の巾よりも小さい巾を有している。
【0053】他のキット実施例においては、前記密閉装
置は細長いアームに取付けられ、密閉ワッシャを受留め
るようになったワッシャ取付け延長部を有している。
【0054】他のキット実施例においては、キットAは
さらにパッケージ状態になってワッシャ取付け延長部に
取付けられるようになった密閉ワッシャを有しており、
前記ワッシャ取付け延長部は細長いアームに取付けら
れ、かつ密閉ワッシャを受留めるようになっている。
【0055】他のキット実施例においては、頂壁さら
に、第1位置と第2位置との間を動くために、細長いア
ームと枢軸的に係合するようになった一体構造的な第1
の蝶番部分を有している。
【0056】他のキット実施例においては、細長いアー
ムはさらに、第1位置と第2位置との間を動くために、
頂壁と一体構造的になっていて、第1の蝶番部分と枢軸
的に係合するようになった一体構造的な第2の蝶番部分
を有している。
【0057】他のキット実施例においては、細長いアー
ムは、第1位置と第2位置との間を動くために第1の蝶
番部分と枢軸的に係合するようになった第2の蝶番部分
を含む細長い剛的なレバーと、この剛低なレバーに取付
けられかつ密閉ワッシャを受留めるようになったワッシ
ャ取付け延長部とを有している。
【0058】
【発明の効果】本発明の個々の構成体は各種の方法で準
備することができ、例えば、材料のブロックあるいは板
から構成体を機械加工あるいは打抜き加工したり、直線
上の材料片を押出し加工および切断したり、にかわある
いは溶剤および熱溶接で組立てたり、粉末状あるいは流
体状の材料、あるいはその類似物を鋳造あるいは成型し
たりすることができる。好ましくは、ワッシャ、オーリ
ング、ガスケット、あるいはその類似物以外の構成体
で、他でも使用可能な構成体は成型され、もっと好まし
くは、射出成型される。好ましくは、他では使用不能な
ワッシャ、あるいはその類似物は商業的に使用可能な原
料から打抜加工あるいは切断加工される。
【0059】限定的ではないが、例示すると、完全に柔
軟な材料からできている本発明の一体型のキャップを作
るための1つの成型プロセスは次のようなものからなる
金型を用いる。即ち、スカート部9と、選択的に円周方
向の棚部13を備えたねじなしの内壁12と、頂壁7の
下面とを形成する金型底部と、バイアス装置10の頂面
と、第1蝶番部分15の頂部と、頂壁7の側面の一部分
とを形成する金型頂部と、バイアス装置10の底面と頂
壁7の頂面の附加的な部分とを形成するバイアス装置ス
ライドと、蝶番ピンの受留め孔17と、第1蝶番部分1
5の側部と、頂壁7の頂面の残り部分とを形成する2つ
の蝶番ピンの受留め孔スライドと、粗成型されたキャッ
プ金型底部から押出すための押出し棒と、からなってい
る。
【0060】前記プロセスは次の工程からなっている。
即ち、射出成型金型を閉じる。閉じた金型に液体状の柔
軟な材料を充填する。柔軟な材料が硬化するまで金型を
加熱する。硬化した柔軟な材料を含んだ金型を冷却す
る。金型頂部を持上げて、バイアス装置10の頂面と、
第1蝶番部分15の頂部と、頂壁7の一部分とを取り出
す。バイアス装置スライドを引いて、バイアス装置10
の底面と、頂壁7の頂面と付加的な部分とを取出す。蝶
番ピン受留め孔スライドを同時にあるいは順番に引い
て、第1蝶番部分15の側部と蝶番ピン受留め孔17
と、頂壁7の頂面の残りの部分とを取出す。粗成型され
たキャップを金型底部から出すために押出し棒を延ば
す。最終成型されたキャップを形成するために、粗成型
されたキャップから全てのゲート部あるいは他の廃棄材
料を除去する。ことからなる。
【0061】細長いアームは一般的には剛的な材料から
作られる。ワッシャが存在する場合には、ワッシャは一
般的には密閉材料から作られ、これら2つについては上
でも述べた。密閉装置が細長いアーム6の中へ一体構造
的に成型されるようなこれらの実施例ではワッシャある
いはその他の類似部品は不要であることが考えられる。
そのような場合には、密閉装置が成型された表面、例え
ば細長いアーム6と一体構造的になったディスクあるい
は半球状体であり、細長いアームが第1の閉位置にある
時には開口8と密閉係合するようになっている。
【0062】本発明のある種の実施例は、単一構造体と
して製造可能である。そのような場合には、別の組立体
はまったく必要ではない。しかしながら、組立体が必要
な場合でも、前記構造体は上述したようなキット状にし
て組立てられるかあるいは供給される。
【0063】図6を参照すると、組立て工程は一般的に
は細長いアーム6を頂壁7には枢軸的係合させて、もし
必要ならば、密閉装置14を密閉装置取付け延長部上に
取付けることからなっている。好ましくは、細長いアー
ム6を頂壁7と枢軸的に係合させることは、頂壁7の第
1蝶番部分15を細長いアーム6の第2蝶番部分16に
係合させることになっている。限定的ではないが例示す
ると、第1蝶番部分15は、バイアス装置10が完全に
引込んだ位置にある時に、第2蝶番部分16を受留める
ようになっている。図5はそのような引込んだ位置を示
している。第2蝶番部分16の蝶番ピン18は、第1蝶
番部分15のバイアス装置側から、第1蝶番部分15の
蝶番ピン受留め孔17を滑動的に係合することができ
る。そのような例示的な実施例においては、バイアス装
置は引込んでいない位置に戻ると、細長いアーム6を第
1の閉位置へ押付けるばかりではなく、第1蝶番部分1
5と第2蝶番部分16との係合を保持する作用も行う。
【0064】ワッシャ21をワッシャ取付け延長部19
の上に取付けることは、ワッシャ21を取付けピン20
の上に押付けることからなる。
【0065】本発明は、特に、医療用の分析試薬びんに
有用な操作可能な蒸発ぶたを機械加工することに関して
いる。そのような試薬びんは代表的にはキャップの付い
た形で供給される。図1は試薬びん1と、試薬びん1を
輸送、取扱い中に密閉しておくために供給される代表的
な輸送、取扱い用のキャップ2とを示している。この輸
送、取扱い用のキャップ2は分析器の中で使用する前に
試薬びん1から取外され、一度取り外されると、輸送、
取扱い用キャップ2は本発明によるふた3と取換えられ
る。この取換えは、ふた3を試薬びん1を密閉するよう
な方法で試薬びん1に取付けることによって行われる。
好ましくは、ふた3は滑り込み、ねじなしの内壁12を
有した下方向に延在したスカート部9が試薬びん1と密
閉係合する。このように、好ましいふたは、ねじ込まれ
なくても試薬びんを密閉することができる。試薬びんと
ねじなしのスカート部内壁と密閉係合できることが本発
明の1つの利点である。
【0066】ふたは、試薬びん1に一度固定されると、
回転させることによって、選択的な機械読取り可能なラ
ベル4(たとえばバーコードラベル)を整列させるよう
に取り扱うことができ、分析器はラベル4を読取り、か
つふた3を操作することができるようになる。取扱者が
バーコードあるいは他のラベルを、単にふたを回転ある
いはねじることによって、うまく整列させることができ
て、機械がラベルを読取りかつふたを操作することがで
きることも本発明の1つの利点である。
【0067】ふた3を機械が操作するということには、
図5において限定的ではないが例示的に示したように、
細長いアーム6に対して加えられる力を示す水平矢印で
示したように、細長いアーム6にふた開放力を加えるこ
とが含まれている。この力は機械制御可能などのような
ふた開放装置によっても得ることができる。代表的な開
放装置は押し棒やローラーバーのような機械的装置であ
る。試薬びん1とふた3とを静止させて、操作装置を可
動にすることや、あるいは操作装置を静止させて、試薬
びん1を、例えば、びんラックあるいは医療用分析器に
一般に採用されているコンベアを回転させることによっ
て可動にすることも考えられる。試薬びん1の密閉性は
力を除去することによって得られる。この力の除去とい
うことには、開放装置を引込めることや、あるいはびん
ラックあるいはコンベアを固定された開放装置の先ある
いはそれを通り過ぎたところで回転させることが含まれ
ている。静止装置や可動装置からなる各種の装置によっ
て開放することができる本発明のふたの容量も本発明の
1つの利点である。
【0068】試薬びんの中味がなくなったりあるいは貯
蔵寿命が過ぎると、本発明のふたが低価格であり、簡単
になっていることにより、びんとふたを一緒にして、あ
るいは別々に、適切に廃棄することが可能であり、ある
いは個々にリサイクルすることも可能である。あるいは
ふたは再使用のために洗浄することもできる。もしふた
3によって密閉されている開放試薬びん1が、特定の分
析のために急を要するということがなければ、びんはふ
たを外すことなしにうまく保存することができ、あるい
は輸送、取扱い用キャップのような別のキャップによっ
て密閉することができる。取扱者にとって、びんを本発
明による機械操作可能なふたで保存するか、あるいは別
の密閉装置で保存するかを選択することができるのも本
発明の1つの利点である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のふたを輸送、取扱い用のキャップとを
示す試薬びんの透視図。
【図2】本発明のふたの分解透視図。
【図3】図2のふたの側面図。
【図4】閉位置にある図3のふたの線A−Aに沿って見
た断面図。
【図5】開位置にある図3のふたの線A−Aに沿って見
た断面図。
【図6】バイアス装置が引込んだ状態にあるときの図2
のふたの分解透視図。
【図7】別のふたを示した試薬びんの透視図。
【図8】図7のびんとふたの線B−Bに沿って見た断面
図。
【符号の説明】
2 キャップ 3 ふた 6 細長いアーム 7 頂壁 8 開口 10 バイアス装置 11 びん位置決めタブ 12 内壁 13 棚部 14 密閉装置 15 第1蝶番部分 16 第2蝶番部分 19 ワッシャ取付け延長部 21 密閉ワッシャ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口を有する頂壁と、ポリ(エラストー
    マ)のような柔軟な材料でできていて、前記頂壁から下
    方へ延在し、かつ容器上に滑り込み密閉的に係合するよ
    うになったねじなしの内壁を有したスカート部と、前記
    開口を密閉するための密閉装置を有し、前記密閉装置が
    前記開口を密閉している場合の第1位置と、前記密閉装
    置が前記開口を密閉していない第2位置との間を動くた
    めに前記頂壁に枢軸的に取付けられた細長いアームと、
    前記アームを前記第1位置の方へ押付けるための、前記
    スカート部と一体構造的になったバイアス装置とを含む
    ことを特徴とするふた。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のふたにおいて、前記ねじ
    なしの内壁は逆さになった円周方向の棚部を有し、前記
    頂壁における第1の直径と、前記頂壁から離れたところ
    での前記第1直径より大きな第2直径とを有しているふ
    た。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のふたにおいて、さらに、
    前記バイアス装置と前記スカートとの間に配置され、か
    つそれらと一体構造的になったびん位置決めタブを含
    み、これは前記スカート部の直径より小さくて、前記バ
    イアス装置の巾より小さい巾を有しているふた。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のふたにおいて、前記頂壁
    はさらに、前記第1位置と第2位置との間を動くため
    に、前記細長いアームと枢軸的に係合する一体構造的な
    第1の蝶番部分を含むふた。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のふたにおいて、前記細長
    いアームはさらに、前記第1位置と第2位置との間を動
    くために、前記第1蝶番部分と枢軸的に係合する一体構
    造的な第2の蝶番部分を含むふた。
  6. 【請求項6】 請求項4記載のふたにおいて、前記細長
    いアームは、前記第1位置と第2位置との間を動くため
    に、前記第1蝶番部分と枢軸的に係合する第2蝶番部分
    を有する細長い剛的なレバーと、前記細長い剛的なレバ
    ーに取付けられたワッシャ取付け延長部と、前記ワッシ
    ャ取付け延長部に取付けられた密閉ワッシャとを含み、
    前記密閉ワッシャは前記レバーが前記第1位置にあると
    きには前記開口を密閉し、前記レバーが前記第2位置に
    あるときには前記開口を密閉しないふた。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のふたにおいて、前記ポリ
    (エラストーマ)は、サントプレン、ジェープラスト、
    ヘルキュプレン、ペレタン、モルタン、エステイン、お
    よびゲオンのグループから選択されるふた。
  8. 【請求項8】 ふたをうまく組み立てるためのキットに
    おいて、前記キットはパッケージ状態になって、ポリ
    (エラストーマ)のような柔軟な材料でできたキャップ
    であって、開口を有した頂壁と、頂壁から下方へ延在
    し、かつ容器上を滑動し、それと密閉係合するようにな
    ったねじなしの内壁を有したスカート部と、このスカー
    ト部と一体構造的になったバイアス装置とからなるキャ
    ップと、開口を密閉するための装置からなり、前記キャ
    ップに対して枢軸的に取付けられるようになっていて、
    密閉装置が開口を密閉する第1位置と密閉装置が開口を
    密閉しない第2位置との間で動くようになっている細長
    いアームであって、このアームはバイアス装置によって
    第1位置の方へ押付けられている、その細長いアームと
    を含むことを特徴とするキット。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のキットにおいて、前記ね
    じなしの内壁は逆さになった円周方向の棚部を有し、前
    記頂壁における第1の直径と、前記頂壁から離れたとこ
    ろでの前記第1直径より大きな第2直径とを有している
    キット。
  10. 【請求項10】 請求項8記載のキットにおいて、前記
    キャップはさらに、前記バイアス装置と前記スカートと
    の間に配置され、かつそれらと一体構造的になったびん
    位置決めタブを含み、これは前記スカート部の直径より
    小さくて、前記バイアス装置の巾より小さい巾を有して
    いるキット。
  11. 【請求項11】 請求項8記載のキットにおいて、前記
    頂壁はさらに、前記第1位置と第2位置との間を動くた
    めに、前記細長いアームと枢軸的に係合する一体構造的
    な第1の蝶番部分を含むキット。
  12. 【請求項12】 請求項11記載のキットにおいて、前
    記細長いアームはさらに、前記第1位置と第2位置との
    間を動くために、前記第1蝶番部分と枢軸的に係合する
    一体構造的な第2の蝶番部分を含むキット。
  13. 【請求項13】 請求項8記載のキットにおいて、前記
    細長いアームは、前記第1位置と第2位置との間を動く
    ために、前記第1蝶番部分と枢軸的に係合する第2蝶番
    部分を有する細長い剛的なレバーと、前記細長い剛的な
    レバーに取付けられ、かつ密閉ワッシャを受留めるよう
    になったワッシャ取付け延長部とを含むキット。
  14. 【請求項14】 請求項13記載のキットにおいて、さ
    らにパッケージ状態になって、前記ワッシャ取付け延長
    部に取付けられた密閉ワッシャを含み、前記密閉ワッシ
    ャは前記レバーが前記第1位置にあるときには前記開口
    を密閉し、前記レバーが前記第2位置にあるときには前
    記開口を密閉しないキット。
  15. 【請求項15】 請求項8記載のキットにおいて、前記
    ポリ(エラストーマ)は、サントプレン、ジェープラス
    ト、ヘルキュプレン、ペレタン、モルタン、エステイ
    ン、およびゲオンのグループから選択されるキット。
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