JPH05294227A - 車両用ブレーキ装置 - Google Patents
車両用ブレーキ装置Info
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- JPH05294227A JPH05294227A JP4096693A JP9669392A JPH05294227A JP H05294227 A JPH05294227 A JP H05294227A JP 4096693 A JP4096693 A JP 4096693A JP 9669392 A JP9669392 A JP 9669392A JP H05294227 A JPH05294227 A JP H05294227A
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D55/00—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes
- F16D55/02—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members
- F16D55/22—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T13/00—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
- B60T13/10—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
- B60T13/12—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release the fluid being liquid
- B60T13/14—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release the fluid being liquid using accumulators or reservoirs fed by pumps
- B60T13/142—Systems with master cylinder
- B60T13/147—In combination with distributor valve
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/32—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
- B60T8/52—Torque sensing, i.e. wherein the braking action is controlled by forces producing or tending to produce a twisting or rotating motion on a braked rotating member
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62L—BRAKES SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES
- B62L1/00—Brakes; Arrangements thereof
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D55/00—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes
- F16D2055/0075—Constructional features of axially engaged brakes
- F16D2055/0091—Plural actuators arranged side by side on the same side of the rotor
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D2127/00—Auxiliary mechanisms
- F16D2127/08—Self-amplifying or de-amplifying mechanisms
Abstract
(57)【要約】
【目的】 タイヤが路面の突起を通過する時のようにタ
イヤの接地荷重が瞬間的に減少する時にもブレーキ操作
力と車輪制動力が常に特定の関係となるようにした車両
用ブレーキ装置を提供する。 【構成】 当該車両用ブレーキ装置が、ブレーキ操作力
と特定関係のマスタシリンダ圧を発生するマスタシリン
ダ10と、ホイールシリンダ圧で作動するピストン及び
ライニングを有して車輪20を制動するホイールブレー
キ30と、車輪制動力と特定関係のサーボ圧を発生する
サーボ圧発生装置40と、マスタシリンダ圧とサーボ圧
の関係が特定関係となるようにホイールシリンダ圧を制
御する制御装置50を備える構成とした。
イヤの接地荷重が瞬間的に減少する時にもブレーキ操作
力と車輪制動力が常に特定の関係となるようにした車両
用ブレーキ装置を提供する。 【構成】 当該車両用ブレーキ装置が、ブレーキ操作力
と特定関係のマスタシリンダ圧を発生するマスタシリン
ダ10と、ホイールシリンダ圧で作動するピストン及び
ライニングを有して車輪20を制動するホイールブレー
キ30と、車輪制動力と特定関係のサーボ圧を発生する
サーボ圧発生装置40と、マスタシリンダ圧とサーボ圧
の関係が特定関係となるようにホイールシリンダ圧を制
御する制御装置50を備える構成とした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はブレーキ操作力と車輪制
動力が常に特定の関係となるようにした車両用ブレーキ
装置に関する。
動力が常に特定の関係となるようにした車両用ブレーキ
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭58−188746号公報には、
ブレーキ操作力を検出するセンサと車輪速の変化度合か
ら車両の減速度を検出するセンサからの出力に応じてブ
レーキ力制御用アクチュエータの作動を制御して、例え
ばディスクブレーキにおけるパッドの製作誤差(バラツ
キ)や制動時の温度変化によるパッドライニングの摩擦
係数のバラツキ及び変動に拘らず、ブレーキ操作力に対
応した減速度が常に得られるようにした車両用ブレーキ
装置が提案されている。
ブレーキ操作力を検出するセンサと車輪速の変化度合か
ら車両の減速度を検出するセンサからの出力に応じてブ
レーキ力制御用アクチュエータの作動を制御して、例え
ばディスクブレーキにおけるパッドの製作誤差(バラツ
キ)や制動時の温度変化によるパッドライニングの摩擦
係数のバラツキ及び変動に拘らず、ブレーキ操作力に対
応した減速度が常に得られるようにした車両用ブレーキ
装置が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した公報の車両用
ブレーキ装置においては、各車輪の車輪速の変化度合か
ら車両の減速度を検出するようにしているため、例えば
制動時にタイヤが路面の突起を通過する際(タイヤの接
地荷重が瞬間的に減少する時)には、車輪速が急激に低
下しこれに基づいてブレーキ力制御用アクチュエータの
作動が制御されて車輪制動力が低減される。したがっ
て、路面の突起通過時のようにタイヤの接地荷重が瞬間
的に減少した後においてタイヤの接地荷重が回復した初
期には車輪制動力が不足するといった問題がある。本発
明は、上記した問題に対処すべくなされたものであり、
その目的はタイヤが路面の突起を通過する時のようにタ
イヤの接地荷重が瞬間的に減少する時にもブレーキ操作
力と車輪制動力が常に特定の関係となるようにした車両
用ブレーキ装置を提供することにある。
ブレーキ装置においては、各車輪の車輪速の変化度合か
ら車両の減速度を検出するようにしているため、例えば
制動時にタイヤが路面の突起を通過する際(タイヤの接
地荷重が瞬間的に減少する時)には、車輪速が急激に低
下しこれに基づいてブレーキ力制御用アクチュエータの
作動が制御されて車輪制動力が低減される。したがっ
て、路面の突起通過時のようにタイヤの接地荷重が瞬間
的に減少した後においてタイヤの接地荷重が回復した初
期には車輪制動力が不足するといった問題がある。本発
明は、上記した問題に対処すべくなされたものであり、
その目的はタイヤが路面の突起を通過する時のようにタ
イヤの接地荷重が瞬間的に減少する時にもブレーキ操作
力と車輪制動力が常に特定の関係となるようにした車両
用ブレーキ装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、当該車両用ブレーキ装置
が、ブレーキ操作力と特定関係のマスタシリンダ圧を発
生するマスタシリンダと、ホイールシリンダ圧で作動す
るピストン及びライニングを有して車輪を制動するホイ
ールブレーキと、車輪制動力と特定関係のサーボ圧を発
生するサーボ圧発生装置と、マスタシリンダ圧とサーボ
圧の関係が特定関係となるようにホイールシリンダ圧を
制御する制御装置を備える構成とした。
ために、本発明においては、当該車両用ブレーキ装置
が、ブレーキ操作力と特定関係のマスタシリンダ圧を発
生するマスタシリンダと、ホイールシリンダ圧で作動す
るピストン及びライニングを有して車輪を制動するホイ
ールブレーキと、車輪制動力と特定関係のサーボ圧を発
生するサーボ圧発生装置と、マスタシリンダ圧とサーボ
圧の関係が特定関係となるようにホイールシリンダ圧を
制御する制御装置を備える構成とした。
【0005】
【発明の作用・効果】本発明による車両用ブレーキ装置
においては、マスタシリンダにおいてブレーキ操作力と
特定関係のマスタシリンダ圧が発生し、サーボ圧発生装
置において車輪制動力と特定関係のサーボ圧が発生し
て、マスタシリンダ圧とサーボ圧の関係が特定関係とな
るようにホイールシリンダ圧が制御装置によって制御さ
れるため、仮にホイールブレーキにおけるライニングの
摩擦係数に製作上のバラツキ及び温度変化による変動が
あっても、ホイールシリンダ圧によってホイールブレー
キで得られる車輪制動力とブレーキ操作力が常に特定の
関係となる。ところで、車輪回転時の車輪制動力はホイ
ールシリンダ圧とライニングの動摩擦係数によって定ま
るものであり、タイヤが路面の突起を通過する時のよう
にタイヤの接地荷重が瞬間的に減少する時にはライニン
グの動摩擦係数が殆ど変化しないため、ブレーキ操作力
が変化しないかぎり車輪制動力も変化せず、車輪制動力
とブレーキ操作力が特定の関係に維持される。したがっ
て、路面の突起通過時のようにタイヤの接地荷重が瞬間
的に減少した後においてタイヤの接地荷重が回復した初
期においても的確な車輪制動力が得られる。
においては、マスタシリンダにおいてブレーキ操作力と
特定関係のマスタシリンダ圧が発生し、サーボ圧発生装
置において車輪制動力と特定関係のサーボ圧が発生し
て、マスタシリンダ圧とサーボ圧の関係が特定関係とな
るようにホイールシリンダ圧が制御装置によって制御さ
れるため、仮にホイールブレーキにおけるライニングの
摩擦係数に製作上のバラツキ及び温度変化による変動が
あっても、ホイールシリンダ圧によってホイールブレー
キで得られる車輪制動力とブレーキ操作力が常に特定の
関係となる。ところで、車輪回転時の車輪制動力はホイ
ールシリンダ圧とライニングの動摩擦係数によって定ま
るものであり、タイヤが路面の突起を通過する時のよう
にタイヤの接地荷重が瞬間的に減少する時にはライニン
グの動摩擦係数が殆ど変化しないため、ブレーキ操作力
が変化しないかぎり車輪制動力も変化せず、車輪制動力
とブレーキ操作力が特定の関係に維持される。したがっ
て、路面の突起通過時のようにタイヤの接地荷重が瞬間
的に減少した後においてタイヤの接地荷重が回復した初
期においても的確な車輪制動力が得られる。
【0006】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。図1は本発明による車両用ブレーキ装置を非
駆動の前車輪に適用した例を概略的に示していて、この
車両用ブレーキ装置はブレーキペダル11の踏み込みに
よって作動してブレーキ操作力(踏力)と特定関係のマ
スタシリンダ圧Pmを発生する周知のマスタシリンダ1
0と、ホイールシリンダ圧Pwで作動して前車輪20を
制動するホイールブレーキ30と、車輪制動力と特定関
係のサーボ圧Psを発生するサーボ圧発生装置40と、
マスタシリンダ圧Pmとサーボ圧Psの関係が特定関係
となるようにホイールシリンダ圧Pwを制御する制御装
置50を備えている。なお、上記した前車輪20は、ス
テアリングナックル61に回転自在に支持されたスピン
ドル21と、これと一体のアクスルハブ22と、これに
取付けられるホイール及びタイヤ(共に図示省略)から
なり、これらは一体で軸線Lのまわりに回転する。
説明する。図1は本発明による車両用ブレーキ装置を非
駆動の前車輪に適用した例を概略的に示していて、この
車両用ブレーキ装置はブレーキペダル11の踏み込みに
よって作動してブレーキ操作力(踏力)と特定関係のマ
スタシリンダ圧Pmを発生する周知のマスタシリンダ1
0と、ホイールシリンダ圧Pwで作動して前車輪20を
制動するホイールブレーキ30と、車輪制動力と特定関
係のサーボ圧Psを発生するサーボ圧発生装置40と、
マスタシリンダ圧Pmとサーボ圧Psの関係が特定関係
となるようにホイールシリンダ圧Pwを制御する制御装
置50を備えている。なお、上記した前車輪20は、ス
テアリングナックル61に回転自在に支持されたスピン
ドル21と、これと一体のアクスルハブ22と、これに
取付けられるホイール及びタイヤ(共に図示省略)から
なり、これらは一体で軸線Lのまわりに回転する。
【0007】ホイールブレーキ30は、図1及び図2に
て示したように、アクスルハブ22に固着したディスク
ロータ31を制動するものであり、ディスクロータ31
を跨ぐ形状に形成されて径方向に配置した一対のリンク
32,33を介してステアリングナックル61にロータ
周方向へ回動可能に組付けられたオポーズド型のキャリ
パ34と、このキャリパ34に形成されてディスクロー
タ31を間に挟んで対向する2対のシリンダ34a,3
4bに液密かつ摺動可能に嵌合されて各液室R1,R2
を形成するピストン35,36と、各ピストン35,3
6とディスクロータ31間に配置されてキャリパ34に
ロータ軸方向へ移動可能に支持されたインナパッド37
及びアウタパッド38によって構成されている。インナ
パッド37及びアウタパッド38は各パッドライニング
37a,38aと各裏板37b,38bによって構成さ
れていて、各裏板37b,38bにてキャリパ34に組
付けられている。このホイールブレーキ30において
は、キャリパ34に設けた液圧ポート34cを通して各
液室R1,R2にブレーキ液が供給されたとき、各ピス
トン35,36がディスクロータ31に向けて押動され
て、インナパッド37及びアウタパッド38の各パッド
ライニング37a,38a間でディスクロータ31が挟
持制動される。
て示したように、アクスルハブ22に固着したディスク
ロータ31を制動するものであり、ディスクロータ31
を跨ぐ形状に形成されて径方向に配置した一対のリンク
32,33を介してステアリングナックル61にロータ
周方向へ回動可能に組付けられたオポーズド型のキャリ
パ34と、このキャリパ34に形成されてディスクロー
タ31を間に挟んで対向する2対のシリンダ34a,3
4bに液密かつ摺動可能に嵌合されて各液室R1,R2
を形成するピストン35,36と、各ピストン35,3
6とディスクロータ31間に配置されてキャリパ34に
ロータ軸方向へ移動可能に支持されたインナパッド37
及びアウタパッド38によって構成されている。インナ
パッド37及びアウタパッド38は各パッドライニング
37a,38aと各裏板37b,38bによって構成さ
れていて、各裏板37b,38bにてキャリパ34に組
付けられている。このホイールブレーキ30において
は、キャリパ34に設けた液圧ポート34cを通して各
液室R1,R2にブレーキ液が供給されたとき、各ピス
トン35,36がディスクロータ31に向けて押動され
て、インナパッド37及びアウタパッド38の各パッド
ライニング37a,38a間でディスクロータ31が挟
持制動される。
【0008】サーボ圧発生装置40は、図1及び図3の
(A)にて示したように、ステアリングナックル61に
形成した径方向に延びるアーム61aとキャリパ34の
一端間に介装されていて、ヨーク状連結部材41とシリ
ンダハウジング42とピストン−ロッド43とスプリン
グ44とロッド状連結部材45によって構成されてい
る。ヨーク状連結部材41は、アーム61aの先端に揺
動可能に組付けられていて、筒状の支持部41aを備え
ている。シリンダハウジング42は、ヨーク状連結部材
41の支持部41a上に液密かつ摺動可能に嵌合されて
いて、サーボ圧出力ポート42aと通気ポート42bを
備えている。ピストン−ロッド43は、シリンダハウジ
ング42内に液密かつ摺動可能に嵌合されてサーボ圧出
力ポート42aに連通するサーボ圧発生室R3と通気ポ
ート42bに連通する空気室R4を形成しているピスト
ン部43aと、これに一体的に形成されてヨーク状連結
部材41の支持部41a内に液密かつ摺動可能に嵌合さ
れたロッド部43bと、これに一体的に形成されてヨー
ク状連結部材41に離間可能に係合するフランジ部43
cによって構成されている。スプリング44は、シリン
ダハウジング42のサーボ圧発生室R3内に配設されて
いて、ピストン−ロッド43を図示右方へ付勢してい
る。ロッド状連結部材45は、そのロッド部45aの一
端にてキャリパ34に揺動可能に組付けられていて、シ
リンダハウジング42の空気室R4内にてシリンダハウ
ジング42の端壁42cとピストン−ロッド43にそれ
ぞれ離間可能に係合するフランジ部45bをロッド部4
5aの他端に一体的に備えている。
(A)にて示したように、ステアリングナックル61に
形成した径方向に延びるアーム61aとキャリパ34の
一端間に介装されていて、ヨーク状連結部材41とシリ
ンダハウジング42とピストン−ロッド43とスプリン
グ44とロッド状連結部材45によって構成されてい
る。ヨーク状連結部材41は、アーム61aの先端に揺
動可能に組付けられていて、筒状の支持部41aを備え
ている。シリンダハウジング42は、ヨーク状連結部材
41の支持部41a上に液密かつ摺動可能に嵌合されて
いて、サーボ圧出力ポート42aと通気ポート42bを
備えている。ピストン−ロッド43は、シリンダハウジ
ング42内に液密かつ摺動可能に嵌合されてサーボ圧出
力ポート42aに連通するサーボ圧発生室R3と通気ポ
ート42bに連通する空気室R4を形成しているピスト
ン部43aと、これに一体的に形成されてヨーク状連結
部材41の支持部41a内に液密かつ摺動可能に嵌合さ
れたロッド部43bと、これに一体的に形成されてヨー
ク状連結部材41に離間可能に係合するフランジ部43
cによって構成されている。スプリング44は、シリン
ダハウジング42のサーボ圧発生室R3内に配設されて
いて、ピストン−ロッド43を図示右方へ付勢してい
る。ロッド状連結部材45は、そのロッド部45aの一
端にてキャリパ34に揺動可能に組付けられていて、シ
リンダハウジング42の空気室R4内にてシリンダハウ
ジング42の端壁42cとピストン−ロッド43にそれ
ぞれ離間可能に係合するフランジ部45bをロッド部4
5aの他端に一体的に備えている。
【0009】上記のように構成したサーボ圧発生装置4
0においては、前車輪20が図1の実線にて示した方向
へ回転する場合の制動時、図3の(B)にて示したよう
に、キャリパ34に作用する車輪制動力によりロッド状
連結部材45とシリンダハウジング42がスプリング4
4の作用に抗して引き動かされてサーボ圧発生室R3内
に車輪制動力と特定関係のサーボ圧Psが発生する。ま
た、前車輪20が図1の破線にて示した方向へ回転する
場合の制動時、図3の(C)にて示したように、キャリ
パ34に作用する車輪制動力によりロッド状連結部材4
5とピストン−ロッド43がスプリング44の作用に抗
して押し動かされてサーボ圧発生室R3内に車輪制動力
と特定関係のサーボ圧Psが発生する。なお、本実施例
においては、シリンダハウジング42の受圧面積とピス
トン−ロッド43の受圧面積とが異なっているため、図
3の(B)と(C)では車輪制動力が同じでも発生する
サーボ圧Psは異なる。
0においては、前車輪20が図1の実線にて示した方向
へ回転する場合の制動時、図3の(B)にて示したよう
に、キャリパ34に作用する車輪制動力によりロッド状
連結部材45とシリンダハウジング42がスプリング4
4の作用に抗して引き動かされてサーボ圧発生室R3内
に車輪制動力と特定関係のサーボ圧Psが発生する。ま
た、前車輪20が図1の破線にて示した方向へ回転する
場合の制動時、図3の(C)にて示したように、キャリ
パ34に作用する車輪制動力によりロッド状連結部材4
5とピストン−ロッド43がスプリング44の作用に抗
して押し動かされてサーボ圧発生室R3内に車輪制動力
と特定関係のサーボ圧Psが発生する。なお、本実施例
においては、シリンダハウジング42の受圧面積とピス
トン−ロッド43の受圧面積とが異なっているため、図
3の(B)と(C)では車輪制動力が同じでも発生する
サーボ圧Psは異なる。
【0010】制御装置50は、図1にて示したように、
シリンダハウジング51と段付ピストン52とスプリン
グ53によって構成されている。シリンダハウジング5
1は、段付内孔51aと5個の液圧ポート51b,51
c,51d,51e,51fと1個の通気ポート51g
と3個の環状溝51h,51j,51kを備えていて、
液圧ポート51bにてマスタシリンダ10の出力ポート
10aに直接接続され、液圧ポート51c,51dにて
ホイールブレーキ30の液圧ポート34cに直接接続さ
れるとともにマスタシリンダ10の出力ポート10aに
チェック弁V1を介して接続され、液圧ポート51e,
51fにてサーボ圧発生装置40のサーボ圧出力ポート
42aとリザーバ54に直接接続されるとともにチェッ
ク弁V2を介して液圧ポート51c,51d側に接続さ
れている。
シリンダハウジング51と段付ピストン52とスプリン
グ53によって構成されている。シリンダハウジング5
1は、段付内孔51aと5個の液圧ポート51b,51
c,51d,51e,51fと1個の通気ポート51g
と3個の環状溝51h,51j,51kを備えていて、
液圧ポート51bにてマスタシリンダ10の出力ポート
10aに直接接続され、液圧ポート51c,51dにて
ホイールブレーキ30の液圧ポート34cに直接接続さ
れるとともにマスタシリンダ10の出力ポート10aに
チェック弁V1を介して接続され、液圧ポート51e,
51fにてサーボ圧発生装置40のサーボ圧出力ポート
42aとリザーバ54に直接接続されるとともにチェッ
ク弁V2を介して液圧ポート51c,51d側に接続さ
れている。
【0011】段付ピストン52は、シリンダハウジング
51の段付内孔51aに液密かつ摺動可能に嵌合されて
いて、スプリング53により大径端部に向けて付勢され
ており、大径端部に液圧ポート51bに連通する液圧室
R5(マスタシリンダ圧Pmが付与される室)を形成
し、小径端部に液圧ポート51fに連通する液圧室R6
(サーボ圧Psが付与される室)を形成し、段部に通気
ポート51gに連通する空気室R7を形成している。ま
た、段付ピストン52の大径部には連通孔52aと環状
溝52bが設けられていて、図1及び図4にて示したよ
うに、段付ピストン52が図1に示した元位置にあると
き両液圧ポート51b,51cが環状溝51hと連通孔
52aを通して連通し図4の(A)の位置に移動したと
き同連通が遮断されるように、また段付ピストン52が
図4の(B)の位置に移動したとき両液圧ポート51
d,51eが環状溝51j,51kと52bを通して連
通するように構成されている。
51の段付内孔51aに液密かつ摺動可能に嵌合されて
いて、スプリング53により大径端部に向けて付勢され
ており、大径端部に液圧ポート51bに連通する液圧室
R5(マスタシリンダ圧Pmが付与される室)を形成
し、小径端部に液圧ポート51fに連通する液圧室R6
(サーボ圧Psが付与される室)を形成し、段部に通気
ポート51gに連通する空気室R7を形成している。ま
た、段付ピストン52の大径部には連通孔52aと環状
溝52bが設けられていて、図1及び図4にて示したよ
うに、段付ピストン52が図1に示した元位置にあると
き両液圧ポート51b,51cが環状溝51hと連通孔
52aを通して連通し図4の(A)の位置に移動したと
き同連通が遮断されるように、また段付ピストン52が
図4の(B)の位置に移動したとき両液圧ポート51
d,51eが環状溝51j,51kと52bを通して連
通するように構成されている。
【0012】上記のように構成した本実施例において
は、ブレーキペダル11を踏み込むと、マスタシリンダ
10の出力ポート10aからホイールブレーキ30の液
圧ポート34cにブレーキ液が供給されて、ホイールブ
レーキ30のインナパッド37とアウタパッド38によ
りディスクロータ31が挟持制動されて前車輪20が制
動され、これに基づいてサーボ圧発生装置40のサーボ
圧発生室R3内に車輪制動力と特定関係のサーボ圧Ps
が発生し、制御装置50における段付ピストン52の大
径端面にマスタシリンダ圧Pmが作用し小径端面にサー
ボ圧Psが作用し段部にスプリング53のばね力が作用
する。しかして、制動初期においては、制御装置50に
おいて段付ピストン52が図1にて示した位置にあるた
め、マスタシリンダ10の出力ポート10aから制御装
置50の両液圧ポート51b,51cとチェック弁V1
を通してホイールブレーキ30の液圧ポート34cにブ
レーキ液が供給される。
は、ブレーキペダル11を踏み込むと、マスタシリンダ
10の出力ポート10aからホイールブレーキ30の液
圧ポート34cにブレーキ液が供給されて、ホイールブ
レーキ30のインナパッド37とアウタパッド38によ
りディスクロータ31が挟持制動されて前車輪20が制
動され、これに基づいてサーボ圧発生装置40のサーボ
圧発生室R3内に車輪制動力と特定関係のサーボ圧Ps
が発生し、制御装置50における段付ピストン52の大
径端面にマスタシリンダ圧Pmが作用し小径端面にサー
ボ圧Psが作用し段部にスプリング53のばね力が作用
する。しかして、制動初期においては、制御装置50に
おいて段付ピストン52が図1にて示した位置にあるた
め、マスタシリンダ10の出力ポート10aから制御装
置50の両液圧ポート51b,51cとチェック弁V1
を通してホイールブレーキ30の液圧ポート34cにブ
レーキ液が供給される。
【0013】また、制動途中においては、制御装置50
において段付ピストン52が大径端面に作用するマスタ
シリンダ圧Pmによる押圧力と小径端面に作用するサー
ボ圧Psによる押圧力とスプリング53のばね力がバラ
ンスする位置にあり、例えばマスタシリンダ圧Pmとサ
ーボ圧Psの関係が特定関係に維持されていれば段付ピ
ストン52が図4の(A)にて示した位置にあって液圧
ポート51bと51c間の連通を遮断するとともに液圧
ポート51dと51e間の連通を遮断してホイールシリ
ンダ圧Pwをマスタシリンダ圧Pm以上に保持する。
において段付ピストン52が大径端面に作用するマスタ
シリンダ圧Pmによる押圧力と小径端面に作用するサー
ボ圧Psによる押圧力とスプリング53のばね力がバラ
ンスする位置にあり、例えばマスタシリンダ圧Pmとサ
ーボ圧Psの関係が特定関係に維持されていれば段付ピ
ストン52が図4の(A)にて示した位置にあって液圧
ポート51bと51c間の連通を遮断するとともに液圧
ポート51dと51e間の連通を遮断してホイールシリ
ンダ圧Pwをマスタシリンダ圧Pm以上に保持する。
【0014】ところで、ホイールブレーキ30における
パッドライニング37a,38aの摩擦係数に製作上の
バラツキ及び温度変化による変動があって、マスタシリ
ンダ10にて或る値のマスタシリンダ圧Pmが発生して
いるにも拘らずサーボ圧発生装置40にてマスタシリン
ダ圧Pmと特定関係にある値のサーボ圧Psが発生して
いなくて低い場合には、段付ピストン52が図4の
(B)にて示した位置に移動して液圧ポート51dと5
1e間を連通させ、ホイールシリンダ圧Pwをサーボ圧
Psによって上昇させる。これによって車輪制動力が高
められてサーボ圧Psが上昇し、結果的にマスタシリン
ダ圧Pmとサーボ圧Psの関係が特定関係になり、また
段付ピストン52が図4の(A)にて示した位置に移動
してバランスする。なお、ホイールシリンダ圧Pwがサ
ーボ圧Psによって上昇し過ぎた場合には、段付ピスト
ン52が図4の(A)にて示した位置から図1にて示し
た位置に向けて移動して液圧ポート51cと51b間を
連通させ、上昇し過ぎたホイールシリンダ圧Pwをマス
タシリンダ10に向けて逃がす。
パッドライニング37a,38aの摩擦係数に製作上の
バラツキ及び温度変化による変動があって、マスタシリ
ンダ10にて或る値のマスタシリンダ圧Pmが発生して
いるにも拘らずサーボ圧発生装置40にてマスタシリン
ダ圧Pmと特定関係にある値のサーボ圧Psが発生して
いなくて低い場合には、段付ピストン52が図4の
(B)にて示した位置に移動して液圧ポート51dと5
1e間を連通させ、ホイールシリンダ圧Pwをサーボ圧
Psによって上昇させる。これによって車輪制動力が高
められてサーボ圧Psが上昇し、結果的にマスタシリン
ダ圧Pmとサーボ圧Psの関係が特定関係になり、また
段付ピストン52が図4の(A)にて示した位置に移動
してバランスする。なお、ホイールシリンダ圧Pwがサ
ーボ圧Psによって上昇し過ぎた場合には、段付ピスト
ン52が図4の(A)にて示した位置から図1にて示し
た位置に向けて移動して液圧ポート51cと51b間を
連通させ、上昇し過ぎたホイールシリンダ圧Pwをマス
タシリンダ10に向けて逃がす。
【0015】以上要するに、本実施例においては、ブレ
ーキペダル11の踏み込みによりマスタシリンダ10に
おいて踏力と特定関係のマスタシリンダ圧Pmが発生
し、サーボ圧発生装置40において車輪制動力と特定関
係のサーボ圧Psが発生して、マスタシリンダ圧Pmと
サーボ圧Psの関係が特定関係となるようにホイールシ
リンダ圧Pwが制御装置50によって制御されるため、
仮にホイールブレーキ30におけるパッドライニング3
7a,38aの摩擦係数に製作上のバラツキ及び温度変
化による変動があっても、ホイールシリンダ圧Pwによ
ってホイールブレーキ30で得られる車輪制動力とブレ
ーキペダル11に加えられる踏力が常に特定の関係とな
る。ところで、車輪回転時の車輪制動力はホイールシリ
ンダ圧Pwとパッドライニング37a,38aの動摩擦
係数によって定まるものであり、タイヤが路面の突起を
通過する時のようにタイヤの接地荷重が瞬間的に減少す
る時にはパッドライニング37a,38aの動摩擦係数
が殆ど変化しないため、踏力が変化しないかぎり車輪制
動力も変化せず、車輪制動力と踏力が特定の関係に維持
される。したがって、路面の突起通過時のようにタイヤ
の接地荷重が瞬間的に減少した後においてタイヤの接地
荷重が回復した初期においても的確な車輪制動力が得ら
れる。
ーキペダル11の踏み込みによりマスタシリンダ10に
おいて踏力と特定関係のマスタシリンダ圧Pmが発生
し、サーボ圧発生装置40において車輪制動力と特定関
係のサーボ圧Psが発生して、マスタシリンダ圧Pmと
サーボ圧Psの関係が特定関係となるようにホイールシ
リンダ圧Pwが制御装置50によって制御されるため、
仮にホイールブレーキ30におけるパッドライニング3
7a,38aの摩擦係数に製作上のバラツキ及び温度変
化による変動があっても、ホイールシリンダ圧Pwによ
ってホイールブレーキ30で得られる車輪制動力とブレ
ーキペダル11に加えられる踏力が常に特定の関係とな
る。ところで、車輪回転時の車輪制動力はホイールシリ
ンダ圧Pwとパッドライニング37a,38aの動摩擦
係数によって定まるものであり、タイヤが路面の突起を
通過する時のようにタイヤの接地荷重が瞬間的に減少す
る時にはパッドライニング37a,38aの動摩擦係数
が殆ど変化しないため、踏力が変化しないかぎり車輪制
動力も変化せず、車輪制動力と踏力が特定の関係に維持
される。したがって、路面の突起通過時のようにタイヤ
の接地荷重が瞬間的に減少した後においてタイヤの接地
荷重が回復した初期においても的確な車輪制動力が得ら
れる。
【図1】 本発明による車両用ブレーキ装置の一実施例
を概略的に示す図である。
を概略的に示す図である。
【図2】 図1に示したホイールブレーキ部分の拡大断
面図である。
面図である。
【図3】 図1に示したサーボ圧発生装置の拡大断面図
である。
である。
【図4】 図1に示した制御装置の作動説明図である。
10…マスタシリンダ、20…前車輪、30…ホイール
ブレーキ、35,36…ピストン、37a,38a…パ
ッドライニング、40…サーボ圧発生装置、50…制御
装置。
ブレーキ、35,36…ピストン、37a,38a…パ
ッドライニング、40…サーボ圧発生装置、50…制御
装置。
Claims (1)
- 【請求項1】 ブレーキ操作力と特定関係のマスタシリ
ンダ圧を発生するマスタシリンダと、ホイールシリンダ
圧で作動するピストン及びライニングを有して車輪を制
動するホイールブレーキと、車輪制動力と特定関係のサ
ーボ圧を発生するサーボ圧発生装置と、マスタシリンダ
圧とサーボ圧の関係が特定関係となるようにホイールシ
リンダ圧を制御する制御装置を備えた車両用ブレーキ装
置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4096693A JP3018728B2 (ja) | 1992-04-16 | 1992-04-16 | 車両用ブレーキ装置 |
EP93106175A EP0566133B1 (en) | 1992-04-16 | 1993-04-15 | Braking device for automotive vehicle |
DE69301947T DE69301947T2 (de) | 1992-04-16 | 1993-04-15 | Bremseinrichtung für Kraftfahrzeuge |
US08/046,990 US5379868A (en) | 1992-04-16 | 1993-04-16 | Disc braking device with automatic boost |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4096693A JP3018728B2 (ja) | 1992-04-16 | 1992-04-16 | 車両用ブレーキ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05294227A true JPH05294227A (ja) | 1993-11-09 |
JP3018728B2 JP3018728B2 (ja) | 2000-03-13 |
Family
ID=14171861
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4096693A Expired - Fee Related JP3018728B2 (ja) | 1992-04-16 | 1992-04-16 | 車両用ブレーキ装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5379868A (ja) |
EP (1) | EP0566133B1 (ja) |
JP (1) | JP3018728B2 (ja) |
DE (1) | DE69301947T2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003002183A (ja) * | 2001-06-20 | 2003-01-08 | Toyota Motor Corp | ブレーキ装置 |
JP2007064433A (ja) * | 2005-09-01 | 2007-03-15 | Advics:Kk | ディスクブレーキ装置 |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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DE19628814C1 (de) | 1996-07-17 | 1997-12-04 | Bosch Gmbh Robert | Druckkraftsensor |
DE19637614A1 (de) * | 1996-09-16 | 1997-11-13 | Bosch Gmbh Robert | Kraftsensor |
DE19859617C1 (de) * | 1998-12-23 | 2000-05-25 | Daimler Chrysler Ag | Verfahren zur Betätigung einer Bremseinheit |
BRPI0706927A2 (pt) * | 2006-01-18 | 2011-04-19 | Buckeye Technologies | Material pegajoso, processo para a produção de um material pegajoso, processo para imobilizar e conter pestes, elemento de filtro, processo para a filtração de uma corrente fluidizada de materiais e método para conter alérgenos adjacentes a um artigo portanto alérgenos |
FR2902731B1 (fr) * | 2006-06-21 | 2009-04-24 | Bosch Gmbh Robert | Systeme de freinage pour vehicule automobile comportant un dispositif de sur-assistance au freinage |
DE102006044022A1 (de) | 2006-09-15 | 2008-03-27 | Siemens Ag | Selbstverstärkende hydraulische Bremse |
DE102009034522A1 (de) * | 2009-07-21 | 2011-02-03 | Siemens Aktiengesellschaft | Abstützzylinder für eine selbstverstärkende hydraulische Bremse |
JP2015009705A (ja) * | 2013-06-28 | 2015-01-19 | 株式会社デンソー | 車両用制動装置 |
ES2551655B1 (es) * | 2015-07-10 | 2016-06-20 | Lucio Antonio ORTEGA MORENO | Mecanismo dosificador progresivo de la frenada |
CN110118230B (zh) * | 2018-02-07 | 2021-07-16 | 阿米瑟工业股份有限公司 | 机械刹车装置 |
TWI783527B (zh) * | 2021-06-16 | 2022-11-11 | 彥豪金屬工業股份有限公司 | 自行車煞車把手 |
Family Cites Families (10)
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GB1100044A (en) * | 1964-05-13 | 1968-01-24 | Dunlop Co Ltd | Vehicle anti-skid braking system |
GB1320327A (en) * | 1968-02-24 | 1973-06-13 | Dunlop Holdings Ltd | Braking systems |
US3537759A (en) * | 1969-02-12 | 1970-11-03 | William H Du Bois | Hydraulic brake actuating and control system |
US3700075A (en) * | 1969-09-27 | 1972-10-24 | Dunlop Co Ltd | Braking systems |
JPS58188746A (ja) * | 1982-04-27 | 1983-11-04 | Tokico Ltd | ブレーキ制御装置 |
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WO1990006868A1 (en) * | 1988-12-15 | 1990-06-28 | Mitsuharu Kaneda | Positive shut-off power assisted brakes |
US5036960A (en) * | 1990-05-17 | 1991-08-06 | General Motors Corporation | Apparatus and method of automotive brake with booster piston |
FR2662647B1 (fr) * | 1990-05-31 | 1995-06-09 | Bendix Europ Services Tech | Ensemble de freinage a amplification hydraulique. |
-
1992
- 1992-04-16 JP JP4096693A patent/JP3018728B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-04-15 EP EP93106175A patent/EP0566133B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-04-15 DE DE69301947T patent/DE69301947T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-04-16 US US08/046,990 patent/US5379868A/en not_active Expired - Lifetime
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JP4496676B2 (ja) * | 2001-06-20 | 2010-07-07 | トヨタ自動車株式会社 | ブレーキ装置 |
JP2007064433A (ja) * | 2005-09-01 | 2007-03-15 | Advics:Kk | ディスクブレーキ装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0566133A1 (en) | 1993-10-20 |
DE69301947T2 (de) | 1996-09-05 |
US5379868A (en) | 1995-01-10 |
EP0566133B1 (en) | 1996-03-27 |
JP3018728B2 (ja) | 2000-03-13 |
DE69301947D1 (de) | 1996-05-02 |
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