JPH05162624A - 車両用ブレーキ装置 - Google Patents

車両用ブレーキ装置

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JPH05162624A
JPH05162624A JP33231691A JP33231691A JPH05162624A JP H05162624 A JPH05162624 A JP H05162624A JP 33231691 A JP33231691 A JP 33231691A JP 33231691 A JP33231691 A JP 33231691A JP H05162624 A JPH05162624 A JP H05162624A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブレーキ操作フィーリングを向上させること 【構成】 車両用ブレーキ装置を、マスタシリンダ13
と各ホイールシリンダ15を接続する回路に介装されて
マスタシリンダ圧が設定値以上のとき同回路をマスタシ
リンダ側回路P1とホイールシリンダ側回路P2に分断
するカット弁21と、回路P1に接続されブレーキ操作
部材11のストロークに応じて作動して制動感覚を付与
するストロークシミュレータ23と、回路P2に圧力制
御弁17を介して接続されたサーボ圧力発生装置30
と、ブレーキ操作部材11に作用する操作力を検出する
操作力検出手段41と、減速度を検出する減速度検出手
段44と、操作力検出手段41および減速度検出手段4
4からの信号に基づいて圧力制御弁17の作動を制御し
て操作力に一定に対応した車両減速度が得られるように
する制御装置40を備える構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用ブレーキ装置に
係り、特にブレーキ操作力に一定に対応した車両減速度
が得られるようにした車両用ブレーキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の車両用ブレーキ装置は、例えば
特公平2−21982号公報および特公平2−4642
6号公報に示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記各公報にて提案さ
れているブレーキ装置は、ブレーキ操作部材(ペダル)
とマスタシリンダ間に配設されてブレーキ操作力を助勢
するブースタの作動を制御することにより、ブレーキ操
作力に一定に対応した車両減速度が得られるようにした
ものであり、制御中にブースタの作動がブレーキ操作部
材に伝達されてブレーキ操作フィーリングを悪くすると
いった問題がある。本発明は、上記した問題に対処すべ
くなされたものであり、その主たる目的はブレーキ操作
フィーリングを向上させることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、当該車両用ブレーキ装置
を、ブレーキ操作部材のストロークによって作動するマ
スタシリンダと各ホイールシリンダを接続する回路に介
装されてマスタシリンダ圧が設定値以上のとき同回路を
マスタシリンダ側回路とホイールシリンダ側回路に分断
するカット弁と、前記マスタシリンダ側回路に接続され
前記ブレーキ操作部材のストロークに応じて作動して前
記ブレーキ操作部材に制動感覚を付与するストロークシ
ミュレータと、前記ホイールシリンダ側回路に圧力制御
弁を介して接続されたサーボ圧力発生装置と、前記ブレ
ーキ操作部材に作用する操作力を検出する操作力検出手
段と、当該車両の減速度を検出する減速度検出手段と、
前記操作力検出手段および減速度検出手段からの信号に
基づいて前記圧力制御弁の作動を制御して前記操作力に
一定に対応した車両減速度が得られるようにする制御装
置を備える構成とした。
【0005】この場合において、ホイールシリンダ圧が
マスタシリンダ圧より低いときマスタシリンダ圧によっ
てホイールシリンダ圧を昇圧させる昇圧シリンダを設け
ること。前記マスタシリンダ側回路と前記ストロークシ
ミュレータを接続する回路に、前記昇圧シリンダの昇圧
作動に連動して同回路を遮断する遮断弁を介装するこ
と。前記ストロークシミュレータとして、前記マスタシ
リンダ側回路に連通する可変室と、この可変室の容積を
軸方向移動によって変えるピストンと、このピストンを
前記可変室に向けて付勢するテーパ状の弾性体を備えた
ストロークシミュレータを採用すること。前記昇圧シリ
ンダを構成するピストンに前記カット弁を組付けるこ
と。前記マスタシリンダ側回路と前記ストロークシミュ
レータを接続する回路に、オリフィスと前記マスタシリ
ンダ側回路への流通を阻止するチェック弁を並列に配設
すること。等が望ましい。
【0006】
【発明の作用・効果】本発明による車両用ブレーキ装置
においては、マスタシリンダ圧が設定値以上のとき、カ
ット弁がマスタシリンダとホイールシリンダを接続する
回路をマスタシリンダ側回路とホイールシリンダ側回路
に分断する。また、操作力検出手段および減速度検出手
段からの信号により制御装置が圧力制御弁の作動を制御
してサーボ圧力発生装置から各ホイールシリンダにサー
ボ圧(マスタシリンダ圧より高い圧力)が導入されるよ
うにし、操作力に応じた車両減速度が得られるようにフ
ィードバック制御する。したがって、フィードバック制
御によってホイールシリンダ圧が増減してもその圧力変
動はカット弁によってマスタシリンダ側への伝達を遮断
され、ホイールシリンダ圧の増減がブレーキ操作部材に
伝わることはなく、ブレーキ操作フィーリングを向上さ
せることができる。
【0007】また、ホイールシリンダ圧がマスタシリン
ダ圧より低いときマスタシリンダ圧によってホイールシ
リンダ圧を昇圧させる昇圧シリンダを設けた場合には、
サーボ圧力発生装置の失陥時にサーボ圧力発生装置から
ホイールシリンダ側回路にサーボ圧が供給されなくて
も、マスタシリンダ圧によりホイールシリンダ圧を上昇
させることができて、このときにも車両を的確に制動さ
せることができる。また、マスタシリンダ側回路と前記
ストロークシミュレータを接続する回路に、前記昇圧シ
リンダの昇圧作動に連動して同回路を遮断する遮断弁を
介装した場合には、上記したサーボ圧力発生装置の失陥
時にストロークシミュレータへの圧液の流入を防止でき
てホイールシリンダ圧の的確な上昇を保証することがで
きる。
【0008】また、前記ストロークシミュレータとし
て、前記マスタシリンダ側回路に連通する可変室と、こ
の可変室の容積を軸方向移動によって変えるピストン
と、このピストンを前記可変室に向けて付勢するテーパ
状の弾性体を備えたストロークシミュレータを採用した
場合には、テーパ状の弾性体により得られる非線形ばね
特性によってブレーキ操作部材の初期移動量を多くする
ことができて操作フィーリングを向上させることができ
る。また、前記昇圧シリンダを構成するピストンに前記
カット弁を組付けた場合には、コンパクトに構成できて
小型軽量化を図ることができる。また、前記マスタシリ
ンダ側回路と前記ストロークシミュレータを接続する回
路に、オリフィスと前記マスタシリンダ側回路への流通
を阻止するチェック弁を並列に配設した場合には、スト
ロークシミュレータに戻り遅れを生じさせることができ
て、ブレーキ操作を繰り返す場合の操作フィーリングを
良好とすることができるとともに、オリフィスによって
得られるヒステリシスによって上記したフィードバック
制御を容易に行うことができる。
【0009】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。図1は本発明による車両用ブレーキ装置を概
略的に示していて、このブレーキ装置においては、ブレ
ーキペダル11の踏み込みに応じて作動する公知のブー
スタ12によって作動されて液圧を発生するマスタシリ
ンダ13と各車輪14に設けたホイールシリンダ15を
接続する回路に液圧作動の各アクチュエータ20と各A
BSカット弁16が直列に介装されるとともに、各ホイ
ールシリンダ15とサーボ圧力発生装置30を接続する
回路に各圧力制御弁17と各サーボカット弁18が直列
に介装されている。また、このブレーキ装置において
は、ブレーキ操作力すなわち踏力を検出する踏力センサ
41と、マスタシリンダ13に一体的に設けたリザーバ
19の液面を検出する液レベルセンサ42と、マスタシ
リンダ圧を検出する圧力センサ43と、当該車両の減速
度を検出するGセンサ44と、各ホイールシリンダ圧を
検出する圧力センサ45と、各車輪14の回転速度を検
出する速度センサ46と、サーボ圧力発生装置30の圧
力を検出する圧力センサ47が設けられていて、各セン
サ41〜47は各ABSカット弁16,各圧力制御弁1
7,各サーボカット弁18およびサーボ圧力発生装置3
0の各作動等を制御する制御装置40に接続されてい
る。
【0010】各アクチュエータ20は、図1および図2
にて示したように、マスタシリンダ13と各ホイールシ
リンダ15を接続する回路に介装されてマスタシリンダ
圧が設定値(比較的低い値)以上のとき同回路をマスタ
シリンダ側回路P1とホイールシリンダ側回路P2に分
断するカット弁21と、マスタシリンダ側回路P1とホ
イールシリンダ側回路P2に接続されてホイールシリン
ダ圧がマスタシリンダ圧より低いときマスタシリンダ圧
によってホイールシリンダ圧を昇圧させる昇圧シリンダ
22と、マスタシリンダ側回路P1に昇圧シリンダ22
を介して接続されブレーキペダル11のストロークに応
じて作動してブレーキペダル11に制動感覚を付与する
ストロークシミュレータ23と、昇圧シリンダ22とス
トロークシミュレータ23を接続する回路に介装されて
昇圧シリンダ22の昇圧作動に連動して同回路を遮断す
る遮断弁24を主要構成としている。
【0011】カット弁21は、図2にて詳細に示したよ
うに、昇圧シリンダ22を構成するピストン22aにマ
スタシリンダ側を大径して同軸的に組付けられた段付差
動ピストン21aの小径端にリテーナ21bとともに組
付けられたボール弁体21cと、昇圧シリンダ22のピ
ストン22aに形成されボール弁体21cが着座可能な
弁座21dと、ボール弁体21c等を弁座21dから離
間させるスプリング21eによって構成されていて、マ
スタシリンダ圧によって段付差動ピストン21aがスプ
リング21eに抗して作動してボール弁体21cが弁座
21dに着座することにより、マスタシリンダ13と各
ホイールシリンダ15を接続する回路がマスタシリンダ
側回路P1とホイールシリンダ側回路P2に分断される
ようになっている。なお、段付差動ピストン21aとリ
テーナ21bには、カット弁21が開状態にあるときマ
スタシリンダ側回路P1とホイールシリンダ側回路P2
を連通させる連通孔がそれぞれ形成されている。また、
段付差動ピストン21aの段部と昇圧シリンダ22のピ
ストン22a間に形成された空気室R1は、ピストン2
2aとハウジング29に設けた通気孔とハウジング29
に組付けたエアフィルタ28等を通して大気に連通して
いる。
【0012】昇圧シリンダ22は、ハウジング29に形
成した内孔に軸方向へ摺動可能に組付けられて一端にて
マスタシリンダ側回路P1に露呈し他端にてホイールシ
リンダ側回路P2に露呈するピストン22aと、ピスト
ン22aをマスタシリンダ側回路P1側に向けて付勢す
るスプリング22bによって構成されていて、ホイール
シリンダ側回路P2の圧力すなわちホイールシリンダ圧
がマスタシリンダ側回路P1の圧力すなわちマスタシリ
ンダ圧より低いとき、マスタシリンダ圧によってピスト
ン22がスプリング22bに抗して押動されてホイール
シリンダ圧が昇圧するようになっている。
【0013】ストロークシミュレータ23は、ハウジン
グ29に形成した内孔に軸方向へ摺動可能に組付けられ
て並列に配設したオリフィス25とチェック弁26(マ
スタシリンダ側回路P1への流通を阻止する)および遮
断弁24を介してマスタシリンダ側回路P1に連通する
可変室R2に一端にて露呈し他端にて空気室R3に露呈
するピストン23aと、このピストン23aの背部に配
設されてピストン23aを可変室R2に向けて付勢する
テーパ状のゴム(合成樹脂でも可)弾性体23bによっ
て構成されていて、可変室R2に付与される圧力すなわ
ちマスタシリンダ圧とピストン23aのストロークの関
係は図3にて示したようになっている。なお、空気室R
3はハウジング29に設けた通気孔とハウジング29に
組付けたエアフィルタ28等を通して大気に連通してい
る。
【0014】遮断弁24は、昇圧シリンダ22のピスト
ン22aに係合する突起24a1を有してハウジング2
9に形成した内孔に軸方向へ摺動可能に組付けられたピ
ストン24aと、このピストン24aに組付けられた環
状の弁体24bと、ハウジング29に形成され弁体24
bが着座可能な弁座24cと、ピストン24aおよび弁
体24bを弁座24cに向けて付勢するスプリング24
dによって構成されていて、ピストン24aの両端には
マスタシリンダ圧が作用するようになっており、昇圧シ
リンダ22のピストン22aが昇圧作動するとき弁体2
4cが弁座24cに着座して昇圧シリンダ22とストロ
ークシミュレータ23を接続する回路を遮断するように
なっている。
【0015】サーボ圧力発生装置30は、図3にて示し
たように、液圧ポンプ31,電動モータ32,チェック
弁33,アキュムレータ34等によって構成されてい
て、リザーバ19が共用されている。制御装置40は、
アキュムレータ34に設定範囲の圧力が常に貯えられる
ように電動モータ32の作動を制御するモータ制御回路
と、通常のブレーキ作動時において踏力に一定に対応し
た車両減速度が得られるように各圧力制御弁17と各サ
ーボカット弁18の作動をフィードバック制御するブレ
ーキ制御回路と、各車輪14のロック状態に応じて各A
BSカット弁16,各圧力制御弁17および各サーボカ
ット弁18の作動を制御するABS制御回路等を備えて
いる。
【0016】上記のように構成した本実施例において
は、ブレーキペダル11を踏み込むと、ブースタ12お
よびマスタシリンダ13が作動してマスタシリンダ圧が
上昇し、マスタシリンダ圧が設定値に達すると、カット
弁21の段付差動ピストン21a,リテーナ21b,ボ
ール弁体21c等がスプリング21eに抗して移動して
ボール弁体21cが弁座21dに着座しマスタシリンダ
13と各ホイールシリンダ15を接続する回路をマスタ
シリンダ側回路P1とホイールシリンダ側回路P2に分
断する。またマスタシリンダ圧が設定値以上に上昇する
と、踏力センサ41からの信号により制御装置40が各
サーボカット弁18を開状態に作動させるとともに、踏
力センサ41の信号から得られる踏力の大きさに応じて
制御装置40が各圧力制御弁17を駆動してサーボ圧力
発生装置30から各ホイールシリンダ15にサーボ圧
(マスタシリンダ圧より高い圧力)が導入されるように
し、踏力に応じた車両減速度が得られるようにGセンサ
44の信号でフィードバック制御する。したがって、フ
ィードバック制御によってホイールシリンダ圧が増減し
てもその圧力変動はカット弁21と昇圧シリンダ22に
よってマスタシリンダ13側への伝達が遮断され、ホイ
ールシリンダ圧の増減がブレーキペダル11に伝わるこ
とはなく、ブレーキ操作フィーリングを向上させること
ができる。また、このときには、開状態の遮断弁24と
チェック弁26およびオリフィス25(主としてチェッ
ク弁26)を通して圧液がストロークシミュレータ23
の液室R2に流入してピストン23aがゴム弾性体23
bを変形させて移動して、ブレーキペダル11の踏力を
ピストン23aの移動ストロークに応じて図3にて示し
たように、すなわち初期ストロークを多くして(ゴム弾
性体23bの小径部が初期に多量に変形することによ
る)フィーリングよく変化させる。
【0017】ところで、上記したフィードバック制御時
にブレーキペダル11の踏力を低下させると、ストロー
クシミュレータ23の液室R2から圧液がオリフィス2
5を通してマスタシリンダ13に向けて戻ることとなっ
て戻り遅れが生じるため、ブレーキペダル11を繰り返
し踏み込む時に、踏力変動に対してピストン23aのス
トローク変化量が少なくなり、操作フィーリングを良好
とすることができるとともに、オリフィス25によって
得られるヒステリシスによってフィードバック制御を容
易に行うことができる。また、上記したフィードバック
制御時に各車輪14でABS作動条件を満たすようにな
ると、制御装置40が各ABSカット弁16を閉作動さ
せる(減圧作動によって昇圧シリンダ22のピストン2
2aが移動するのを防止するための作動)とともに各圧
力制御弁17を各車輪14のロック状態に応じて制御し
てABS制御する。
【0018】また、サーボ圧力発生装置30の失陥時、
例えば液圧ポンプ31,電動モータ32の故障時には、
マスタシリンダ圧が設定値に達してカット弁21により
マスタシリンダ13と各ホイールシリンダ15を接続す
る回路がマスタシリンダ側回路P1とホイールシリンダ
側回路P2に分断された後にサーボ圧力発生装置30か
らホイールシリンダ側回路P2にサーボ圧が供給されな
いため、マスタシリンダ圧を受けている昇圧シリンダ2
2のピストン22aがスプリング22bに抗して移動し
てホイールシリンダ圧を上昇させる。したがって、この
ときにも車両は的確に制動される。また、このときに
は、昇圧シリンダ22のピストン22aがスプリング2
2bに抗して移動するのに連動して遮断弁24が閉作動
するため、ストロークシミュレータ23への圧液の流入
を防止できてホイールシリンダ圧の的確な上昇を保証す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による車両用ブレーキ装置の一実施例
を概略的に示す全体構成図である。
【図2】 図1に示した各アクチュエータの拡大詳細断
面図である。
【図3】 ブレーキペダルの踏力とストロークシミュレ
ータにおけるピストンの移動ストロークとの関係を示す
特性線図である。
【符号の説明】
11…ブレーキペダル(ブレーキ操作部材)、13…マ
スタシリンダ、15…ホイールシリンダ、17…圧力制
御弁、P1…マスタシリンダ側回路、P2…ホイールシ
リンダ側回路、21…カット弁、22…昇圧シリンダ、
23…ストロークシミュレータ、23a…ピストン、2
3b…ゴム弾性体、R2…可変室、24…遮断弁、25
…オリフィス、26…チェック弁、30…サーボ圧力発
生装置、40…制御装置、41…踏力センサ(操作力検
出手段)、44…Gセンサ(減速度検出手段)。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキ操作部材のストロークによって
    作動するマスタシリンダと各ホイールシリンダを接続す
    る回路に介装されてマスタシリンダ圧が設定値以上のと
    き同回路をマスタシリンダ側回路とホイールシリンダ側
    回路に分断するカット弁と、前記マスタシリンダ側回路
    に接続され前記ブレーキ操作部材のストロークに応じて
    作動して前記ブレーキ操作部材に制動感覚を付与するス
    トロークシミュレータと、前記ホイールシリンダ側回路
    に圧力制御弁を介して接続されたサーボ圧力発生装置
    と、前記ブレーキ操作部材に作用する操作力を検出する
    操作力検出手段と、当該車両の減速度を検出する減速度
    検出手段と、前記操作力検出手段および減速度検出手段
    からの信号に基づいて前記圧力制御弁の作動を制御して
    前記操作力に一定に対応した車両減速度が得られるよう
    にする制御装置を備えてなる車両用ブレーキ装置。
  2. 【請求項2】 ホイールシリンダ圧がマスタシリンダ圧
    より低いときマスタシリンダ圧によってホイールシリン
    ダ圧を昇圧させる昇圧シリンダを設けたことを特徴とす
    る請求項1に記載の車両用ブレーキ装置。
  3. 【請求項3】 前記マスタシリンダ側回路と前記ストロ
    ークシミュレータを接続する回路に介装されて前記昇圧
    シリンダの昇圧作動に連動して同回路を遮断する遮断弁
    を設けたことを特徴とする請求項2に記載の車両用ブレ
    ーキ装置。
  4. 【請求項4】 前記ストロークシミュレータとして、前
    記マスタシリンダ側回路に連通する可変室と、この可変
    室の容積を軸方向移動によって変えるピストンと、この
    ピストンを前記可変室に向けて付勢するテーパ状の弾性
    体を備えたストロークシミュレータを採用したことを特
    徴とする請求項1に記載の車両用ブレーキ装置。
  5. 【請求項5】 前記昇圧シリンダを構成するピストンに
    前記カット弁を組付けたことを特徴とする請求項2また
    は3に記載の車両用ブレーキ装置。
  6. 【請求項6】 前記マスタシリンダ側回路と前記ストロ
    ークシミュレータを接続する回路に、オリフィスと前記
    マスタシリンダ側回路への流通を阻止するチェック弁を
    並列に配設したことを特徴とする請求項1に記載の車両
    用ブレーキ装置。
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