JPH05294114A - 空気入りタイヤ - Google Patents
空気入りタイヤInfo
- Publication number
- JPH05294114A JPH05294114A JP4098152A JP9815292A JPH05294114A JP H05294114 A JPH05294114 A JP H05294114A JP 4098152 A JP4098152 A JP 4098152A JP 9815292 A JP9815292 A JP 9815292A JP H05294114 A JPH05294114 A JP H05294114A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- faces
- buttress
- tread
- edge
- shoulder block
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/03—Tread patterns
- B60C11/12—Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes
- B60C11/1204—Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes with special shape of the sipe
- B60C2011/1213—Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes with special shape of the sipe sinusoidal or zigzag at the tread surface
Landscapes
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ワンダリング性能を維持しつつ大きなトラク
ション性能を発揮させる。 【構成】 トレッド部2 に、トレッド縁3 に連なるバッ
トレス面4 で開口する横溝5 を凹設することにより、該
横溝5 間で前記トレッド縁3 に沿って円周方向に並ぶシ
ョルダブロック6 を形成するとともに、前記バットレス
面4 からタイヤ軸方向に突出しかつ接地側にショルダブ
ロック6 の接地面10に連なるテーパー面11を有する隆起
部12と該隆起部12間でバットレス面4 で開口する小幅溝
部13とを有する複数の係止部9 を、前記ショルダブロッ
ク6 に形成している空気入りタイヤであって、前記テー
パー面11と接地面10との連接縁よりもタイヤ軸方向内方
に前記小幅溝部13の溝底14が形成されている。
ション性能を発揮させる。 【構成】 トレッド部2 に、トレッド縁3 に連なるバッ
トレス面4 で開口する横溝5 を凹設することにより、該
横溝5 間で前記トレッド縁3 に沿って円周方向に並ぶシ
ョルダブロック6 を形成するとともに、前記バットレス
面4 からタイヤ軸方向に突出しかつ接地側にショルダブ
ロック6 の接地面10に連なるテーパー面11を有する隆起
部12と該隆起部12間でバットレス面4 で開口する小幅溝
部13とを有する複数の係止部9 を、前記ショルダブロッ
ク6 に形成している空気入りタイヤであって、前記テー
パー面11と接地面10との連接縁よりもタイヤ軸方向内方
に前記小幅溝部13の溝底14が形成されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、空気入りタイヤに係
り、特に、ショルダブロックの形状を改善することで雪
路、泥ねい路等におけるワンダリング性能を確保しかつ
トラクション性能を向上したものに関する。
り、特に、ショルダブロックの形状を改善することで雪
路、泥ねい路等におけるワンダリング性能を確保しかつ
トラクション性能を向上したものに関する。
【０００２】
【従来の技術】バットレス面で開口する小幅溝部とバッ
トレス面から突出する隆起部とを夫々備えた複数の係止
部を、ショルダブロックに形成して、トラクション作用
を発生するとともに雪路走行性能を向上させた空気入り
タイヤとして特開平 2−182503号公報の技術がある。
トレス面から突出する隆起部とを夫々備えた複数の係止
部を、ショルダブロックに形成して、トラクション作用
を発生するとともに雪路走行性能を向上させた空気入り
タイヤとして特開平 2−182503号公報の技術がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前述従来の技術では、
バットレス面から突出する隆起部の進行方向に向く側面
による圧雪路面に形成されたわだち壁面への引っ掻き、
削りとり効果によって新たなトラクション作用を生じさ
せているが、隆起部に形成したテーパー面のショルダブ
ロックの接地面との連接縁はトレッド縁よりもタイヤ軸
方向内方にあるため、ワンダリング性能およびエッジ効
果が半減するという課題があった。
バットレス面から突出する隆起部の進行方向に向く側面
による圧雪路面に形成されたわだち壁面への引っ掻き、
削りとり効果によって新たなトラクション作用を生じさ
せているが、隆起部に形成したテーパー面のショルダブ
ロックの接地面との連接縁はトレッド縁よりもタイヤ軸
方向内方にあるため、ワンダリング性能およびエッジ効
果が半減するという課題があった。
【０００４】そこで本発明は、隆起部のテーパー面の連
接縁よりもタイヤ軸方向内方に、小幅溝部の溝底を形成
することによって、テーパー面によるワンダリング効果
を生かし、ワンダリング性能を確保した上でトラクショ
ン性能を向上させたことを目的とするものである。
接縁よりもタイヤ軸方向内方に、小幅溝部の溝底を形成
することによって、テーパー面によるワンダリング効果
を生かし、ワンダリング性能を確保した上でトラクショ
ン性能を向上させたことを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、トレッド部2
に、トレッド縁3 に連なるバットレス面4 で開口する横
溝5 を凹設することにより、該横溝5 間で前記トレッド
縁3 に沿って円周方向に並ぶショルダブロック6 を形成
するとともに、前記バットレス面4 からタイヤ軸方向に
突出しかつ接地側にショルダブロック6 の接地面10に連
なるテーパー面11を有する隆起部12と該隆起部12間でバ
ットレス面4 で開口する小幅溝部13とを有する複数の係
止部9 を、前記ショルダブロック6 に形成している空気
入りタイヤであって、前述の目的を達成するために、次
の技術的手段を講じている。
に、トレッド縁3 に連なるバットレス面4 で開口する横
溝5 を凹設することにより、該横溝5 間で前記トレッド
縁3 に沿って円周方向に並ぶショルダブロック6 を形成
するとともに、前記バットレス面4 からタイヤ軸方向に
突出しかつ接地側にショルダブロック6 の接地面10に連
なるテーパー面11を有する隆起部12と該隆起部12間でバ
ットレス面4 で開口する小幅溝部13とを有する複数の係
止部9 を、前記ショルダブロック6 に形成している空気
入りタイヤであって、前述の目的を達成するために、次
の技術的手段を講じている。
【０００６】すなわち、本発明は、前記テーパー面11と
接地面10との連接縁よりもタイヤ軸方向内方に前記小幅
溝部13の溝底14が形成されていることを特徴とするもの
である。
接地面10との連接縁よりもタイヤ軸方向内方に前記小幅
溝部13の溝底14が形成されていることを特徴とするもの
である。
【０００７】
【作用】平坦路での走行中においては、隆起部12に形成
したテーパー面11は路面に接することがなく、スクウエ
ア部で横方向 (タイヤ軸方向) のグリップを確保する。
一方、雪路等のわだち走行中においては、テーパー面11
が先にわだち路面に沿うことで反力が少なくなるととも
に、バットレス面4 から突出する隆起部12の進行方向に
向く側面12A による引っ掻き、削りとり効果によって新
たなトラクション作用が生じ、この際、小幅溝部13の溝
底14がタイヤ軸方向内方に位置することで、側面12A に
よるトラクション性能が大きくなる。
したテーパー面11は路面に接することがなく、スクウエ
ア部で横方向 (タイヤ軸方向) のグリップを確保する。
一方、雪路等のわだち走行中においては、テーパー面11
が先にわだち路面に沿うことで反力が少なくなるととも
に、バットレス面4 から突出する隆起部12の進行方向に
向く側面12A による引っ掻き、削りとり効果によって新
たなトラクション作用が生じ、この際、小幅溝部13の溝
底14がタイヤ軸方向内方に位置することで、側面12A に
よるトラクション性能が大きくなる。
【０００８】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図１（Ａ）は本発明に係る空気入りタイヤ1 のト
レッド部2 を斜視図で示しており、トレッド部2 には、
トレッド縁3 に連なるバットレス面4 で開口する横溝5
を凹設することにより、該横溝5 間で前記トレッド縁3
に沿って円周方向に並ぶショルダブロック6 が形成され
ているとともに、該ショルダブロック6 のタイヤ軸方向
内側には、縦溝7 等を介してサイドブロック8 および図
外のセンターブロックが形成されている。
する。図１（Ａ）は本発明に係る空気入りタイヤ1 のト
レッド部2 を斜視図で示しており、トレッド部2 には、
トレッド縁3 に連なるバットレス面4 で開口する横溝5
を凹設することにより、該横溝5 間で前記トレッド縁3
に沿って円周方向に並ぶショルダブロック6 が形成され
ているとともに、該ショルダブロック6 のタイヤ軸方向
内側には、縦溝7 等を介してサイドブロック8 および図
外のセンターブロックが形成されている。
【０００９】ショルダブロック6 には、複数の係止部9
が形成してあり、該係止部9 は、バットレス面4 からタ
イヤ軸方向に突出しかつ接地側にショルダブロック6 の
接地面10に連接縁を介して連なるテーパー面11を有する
隆起部12と、該隆起部12間でバットレス面4 で開口する
小幅溝部13とよりなっている。テーパー面11は図１
（Ｂ）で示す如くバットレス面4 とのなす角度θが45゜
〜75゜として形成してあり、小幅溝部13の溝底14はバッ
トレス面4 に沿う立上り面を有して図１（Ｂ）の符号Ｌ
で示す如くタイヤ軸方向内方に位置していて、バットレ
ス面4 より突出する隆起部12の進行方向に向く側面12A
が小幅溝部13において符号Ｌで示すだけ少なくとも大き
くされ、これによって、圧雪路面に形成されたわだち壁
面の引っ掻き、削りとり効果による新たなトラクション
作用を大きく生じ得るようになっている。
が形成してあり、該係止部9 は、バットレス面4 からタ
イヤ軸方向に突出しかつ接地側にショルダブロック6 の
接地面10に連接縁を介して連なるテーパー面11を有する
隆起部12と、該隆起部12間でバットレス面4 で開口する
小幅溝部13とよりなっている。テーパー面11は図１
（Ｂ）で示す如くバットレス面4 とのなす角度θが45゜
〜75゜として形成してあり、小幅溝部13の溝底14はバッ
トレス面4 に沿う立上り面を有して図１（Ｂ）の符号Ｌ
で示す如くタイヤ軸方向内方に位置していて、バットレ
ス面4 より突出する隆起部12の進行方向に向く側面12A
が小幅溝部13において符号Ｌで示すだけ少なくとも大き
くされ、これによって、圧雪路面に形成されたわだち壁
面の引っ掻き、削りとり効果による新たなトラクション
作用を大きく生じ得るようになっている。
【００１０】すなわち、既述した従来技術の如く隆起部
に形成したテーパー面の連接縁が小幅溝部の溝底よりも
タイヤ軸方向内方にあると、ワンダリング性能およびエ
ッジ効果も半減するのに対し、本発明においては、従来
技術とは逆に、小幅溝部13の溝底14がタイヤ軸方向内方
に位置することによって、隆起部12の進行方向に向く側
面12A が符号Ｌで示す如く大きくなってトラクション性
能を大きく生じ得るのである。
に形成したテーパー面の連接縁が小幅溝部の溝底よりも
タイヤ軸方向内方にあると、ワンダリング性能およびエ
ッジ効果も半減するのに対し、本発明においては、従来
技術とは逆に、小幅溝部13の溝底14がタイヤ軸方向内方
に位置することによって、隆起部12の進行方向に向く側
面12A が符号Ｌで示す如く大きくなってトラクション性
能を大きく生じ得るのである。
【００１１】一方、ワンダリング性能を向上するにはシ
ョルダブロックの剛性を抑えることが肝要であり、この
点、図２（Ａ）（Ｂ）で示す比較例の如く、ショルダブ
ロックＶに、隆起部Ｖ1 又は溝Ｖ2 を形成することも考
えられるが、この比較例ではいずれもトラクション作用
が今一歩となる。
ョルダブロックの剛性を抑えることが肝要であり、この
点、図２（Ａ）（Ｂ）で示す比較例の如く、ショルダブ
ロックＶに、隆起部Ｖ1 又は溝Ｖ2 を形成することも考
えられるが、この比較例ではいずれもトラクション作用
が今一歩となる。
【００１２】
【発明の効果】本発明は以上の通りであり、ショルダブ
ロックの係止部を構成する隆起部にはテーパー面を有す
ることから、一般路上走行中においてはテーパー面は路
面に接触することなく、スクウエア部で横方向グリップ
を発揮させることができ、一方、圧雪路面等ではテーパ
ー面が先にわだち路面に沿うことによって反力が少なく
ワンダリング性能を確保しながら、テーパー面の連接縁
よりもタイヤ軸方向内方に、隆起部とともに係止部を構
成する小幅溝部の溝底が位置するため、隆起部の進行方
向に向く側面は大きくなって、圧雪路面に形成されたわ
だち壁面への引っ掻き、削りとり効果が増長されたトラ
クションが大幅に向上する。
ロックの係止部を構成する隆起部にはテーパー面を有す
ることから、一般路上走行中においてはテーパー面は路
面に接触することなく、スクウエア部で横方向グリップ
を発揮させることができ、一方、圧雪路面等ではテーパ
ー面が先にわだち路面に沿うことによって反力が少なく
ワンダリング性能を確保しながら、テーパー面の連接縁
よりもタイヤ軸方向内方に、隆起部とともに係止部を構
成する小幅溝部の溝底が位置するため、隆起部の進行方
向に向く側面は大きくなって、圧雪路面に形成されたわ
だち壁面への引っ掻き、削りとり効果が増長されたトラ
クションが大幅に向上する。
【図１】本発明実施例を示し、 (Ａ) はトレッド部の斜
視図、 (Ｂ) は要部断面図である。
視図、 (Ｂ) は要部断面図である。
【図２】本発明の比較例の２つを示す要部斜視図であ
る。
る。
１ 空気入りタイヤ ２ トレッド部 ３ トレッド縁 ４ バットレス面 ５ 横溝 ６ ショルダブロック ９ 係止部 11 テーパー面 12 隆起部 13 小幅溝部 14 溝底
Claims (1)
- 【請求項１】 トレッド部(2) に、トレッド縁(3) に連
なるバットレス面(4) で開口する横溝(5) を凹設するこ
とにより、該横溝(5) 間で前記トレッド縁(3) に沿って
円周方向に並ぶショルダブロック(6) を形成するととも
に、前記バットレス面(4) からタイヤ軸方向に突出しか
つ接地側にショルダブロック(6) の接地面(10)に連なる
テーパー面(11)を有する隆起部(12)と該隆起部(12)間で
バットレス面(4) で開口する小幅溝部(13)とを有する複
数の係止部(9) を、前記ショルダブロック(6) に形成し
ている空気入りタイヤであって、 前記テーパー面(11)と接地面(10)との連接縁よりもタイ
ヤ軸方向内方に前記小幅溝部(13)の溝底(14)が形成され
ていることを特徴とする空気入りタイヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09815292A JP3164877B2 (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | 空気入りタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09815292A JP3164877B2 (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | 空気入りタイヤ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05294114A true JPH05294114A (ja) | 1993-11-09 |
| JP3164877B2 JP3164877B2 (ja) | 2001-05-14 |
Family
ID=14212198
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09815292A Expired - Fee Related JP3164877B2 (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | 空気入りタイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3164877B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6533007B1 (en) * | 2000-03-02 | 2003-03-18 | Mcmannis Lee A. | Tire having sidewall extensions at opposite ends of each tread element |
| CN107584974A (zh) * | 2016-07-08 | 2018-01-16 | 东洋橡胶工业株式会社 | 充气轮胎 |
| CN107584975A (zh) * | 2016-07-08 | 2018-01-16 | 东洋橡胶工业株式会社 | 充气轮胎 |
| JP2019085011A (ja) * | 2017-11-08 | 2019-06-06 | Ｔｏｙｏ Ｔｉｒｅ株式会社 | 空気入りタイヤ |
-
1992
- 1992-04-17 JP JP09815292A patent/JP3164877B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6533007B1 (en) * | 2000-03-02 | 2003-03-18 | Mcmannis Lee A. | Tire having sidewall extensions at opposite ends of each tread element |
| CN107584974A (zh) * | 2016-07-08 | 2018-01-16 | 东洋橡胶工业株式会社 | 充气轮胎 |
| CN107584975A (zh) * | 2016-07-08 | 2018-01-16 | 东洋橡胶工业株式会社 | 充气轮胎 |
| JP2019085011A (ja) * | 2017-11-08 | 2019-06-06 | Ｔｏｙｏ Ｔｉｒｅ株式会社 | 空気入りタイヤ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3164877B2 (ja) | 2001-05-14 |
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Legal Events
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