JPH05293851A - エアバッグ装置のモジュールカバーの製造方法 - Google Patents
エアバッグ装置のモジュールカバーの製造方法Info
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- JPH05293851A JPH05293851A JP4081926A JP8192692A JPH05293851A JP H05293851 A JPH05293851 A JP H05293851A JP 4081926 A JP4081926 A JP 4081926A JP 8192692 A JP8192692 A JP 8192692A JP H05293851 A JPH05293851 A JP H05293851A
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- B29L2031/3005—Body finishings
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アウタ層成形用の金型のゲート近傍における
強度も十分に高いモジュールカバーの製造方法を提供す
る。 【構成】 金型２、３を用いてインナ層１を形成し、そ
の後、金型３を金型４と交換し、アウタ層５を形成す
る。ゲート４Ｇの近傍部分において金型２ｃに水冷又は
油冷用の孔６を設け、アウタ層５の形成時にゲート４Ｇ
近傍のインナ層１を冷却可能としている。 【効果】 アウタ層の形成用のゲート近傍部においても
インナ層が十分に厚く、それ故に強度の高いモジュール
カバーを製造できる。ゲート近傍のインナ層の冷却効率
がきわめて高い。冷却のための構成が簡易である。
強度も十分に高いモジュールカバーの製造方法を提供す
る。 【構成】 金型２、３を用いてインナ層１を形成し、そ
の後、金型３を金型４と交換し、アウタ層５を形成す
る。ゲート４Ｇの近傍部分において金型２ｃに水冷又は
油冷用の孔６を設け、アウタ層５の形成時にゲート４Ｇ
近傍のインナ層１を冷却可能としている。 【効果】 アウタ層の形成用のゲート近傍部においても
インナ層が十分に厚く、それ故に強度の高いモジュール
カバーを製造できる。ゲート近傍のインナ層の冷却効率
がきわめて高い。冷却のための構成が簡易である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の衝突時にエアバ
ッグを展開させて乗員を保護するためのエアバッグ装置
のモジュールカバーの製造方法に関する。詳しくは硬質
な合成樹脂よりなるインナ層と軟質な合成樹脂よりなる
アウタ層とを有するモジュールカバーの射出成形による
製造方法に関する。
ッグを展開させて乗員を保護するためのエアバッグ装置
のモジュールカバーの製造方法に関する。詳しくは硬質
な合成樹脂よりなるインナ層と軟質な合成樹脂よりなる
アウタ層とを有するモジュールカバーの射出成形による
製造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】エアバッグ装置は、車両の衝突時にエア
バッグを展開させて乗員を保護するための装置であり、
折り畳まれたエアバッグと、該エアバッグを保持するリ
テーナ又はコンテナと、該エアバッグを覆うモジュール
カバーと、該エアバッグを展開させるためのインフレー
タ（ガスジェネレータ）などを備えている。このエアバ
ッグ装置の主なものとして、ステアリングに取り付けら
れる運転席用のエアバッグ装置と、インストルメントパ
ネルに取り付けられる助手席用エアバッグ装置とがあ
る。
バッグを展開させて乗員を保護するための装置であり、
折り畳まれたエアバッグと、該エアバッグを保持するリ
テーナ又はコンテナと、該エアバッグを覆うモジュール
カバーと、該エアバッグを展開させるためのインフレー
タ（ガスジェネレータ）などを備えている。このエアバ
ッグ装置の主なものとして、ステアリングに取り付けら
れる運転席用のエアバッグ装置と、インストルメントパ
ネルに取り付けられる助手席用エアバッグ装置とがあ
る。
【０００３】第３、４図は運転席用エアバッグ装置のモ
ジュールカバー製造方法を示す模式的な縦断面図であ
り、まず、コア金型２とカバー金型３よりなる成形型の
キャビティに熱可塑性合成樹脂を射出し、硬質合成樹脂
製インナ層１を成形する。なお、コア金型２は金型２
ａ，２ｂ，２ｃよりなる。
ジュールカバー製造方法を示す模式的な縦断面図であ
り、まず、コア金型２とカバー金型３よりなる成形型の
キャビティに熱可塑性合成樹脂を射出し、硬質合成樹脂
製インナ層１を成形する。なお、コア金型２は金型２
ａ，２ｂ，２ｃよりなる。
【０００４】次いで、金型３を外し、代わりに金型３よ
りも少し大きなキャビティを有する金型４を金型２に係
合させる。そして、ゲート４Ｇから合成樹脂を射出し、
軟質なアウタ層５を成形する。その後、金型２、４を脱
型してモジュールカバーを取り出す。なお、インナ層１
の表面は、アウタ層の合成樹脂の熱によって若干溶融
（melt）し、インナ層とアウタ層とが溶着する。
りも少し大きなキャビティを有する金型４を金型２に係
合させる。そして、ゲート４Ｇから合成樹脂を射出し、
軟質なアウタ層５を成形する。その後、金型２、４を脱
型してモジュールカバーを取り出す。なお、インナ層１
の表面は、アウタ層の合成樹脂の熱によって若干溶融
（melt）し、インナ層とアウタ層とが溶着する。
【０００５】図示はしないが、助手席用エアバッグ装置
も同様の２色成形法（又は多色成形法）により製造され
る。
も同様の２色成形法（又は多色成形法）により製造され
る。
【０００６】なお、第７図（ａ）の如く、インナ層１を
形成するための金型２のコア面のうち、ゲート３Ｇに対
面するコア面に球面状の凹部２Ｈを設け、ゲート３Ｇか
ら供給された樹脂の流れ（フロー）を良くすることが行
なわれている。また、第７図（ｂ）の如く、テアライン
となる凹条をインナ層に形成するためにコア面から凸条
２Ｐを設けると、この凸条２Ｐの部分が他部位よりも摩
耗し易い。そこで、この凸条２Ｐの部分だけを着脱可能
な入れ子２Ｉとしておき、凸条２Ｐが摩耗してきたら入
れ子２Ｉを交換することも行なわれている。なお、この
入れ子２Ｉは、ボルト（図示略）などにより固定され
る。
形成するための金型２のコア面のうち、ゲート３Ｇに対
面するコア面に球面状の凹部２Ｈを設け、ゲート３Ｇか
ら供給された樹脂の流れ（フロー）を良くすることが行
なわれている。また、第７図（ｂ）の如く、テアライン
となる凹条をインナ層に形成するためにコア面から凸条
２Ｐを設けると、この凸条２Ｐの部分が他部位よりも摩
耗し易い。そこで、この凸条２Ｐの部分だけを着脱可能
な入れ子２Ｉとしておき、凸条２Ｐが摩耗してきたら入
れ子２Ｉを交換することも行なわれている。なお、この
入れ子２Ｉは、ボルト（図示略）などにより固定され
る。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上記の如くアウタ層５
を成形すべくゲート４Ｇから合成樹脂を金型キャビティ
内に射出すると、ゲート４Ｇの近傍のインナ層１が多量
に溶融してしまい、該ゲート４Ｇの近傍のインナ層の肉
厚が小さくなり、その部分の強度が低くなってしまうと
いう問題があった。
を成形すべくゲート４Ｇから合成樹脂を金型キャビティ
内に射出すると、ゲート４Ｇの近傍のインナ層１が多量
に溶融してしまい、該ゲート４Ｇの近傍のインナ層の肉
厚が小さくなり、その部分の強度が低くなってしまうと
いう問題があった。
【０００８】本発明のエアバッグ装置のモジュールカバ
ーの製造方法は、このアウタ層成形用の金型のゲート近
傍における強度も十分に高いモジュールカバーの製造方
法を提供することを目的とするものである。
ーの製造方法は、このアウタ層成形用の金型のゲート近
傍における強度も十分に高いモジュールカバーの製造方
法を提供することを目的とするものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項１のエア
バッグ装置のモジュールカバーの製造方法は、硬質合成
樹脂よりなるインナ層を射出成形し、次いで該インナ層
を被装する軟質合成樹脂よりなるアウタ層を射出成形す
るエアバッグ装置のモジュールカバーの製造方法におい
て、該アウタ層の成形時に該インナ層のうち該アウタ層
を成形するための金型のゲート近傍部分を冷却すること
を特徴とするものである。
バッグ装置のモジュールカバーの製造方法は、硬質合成
樹脂よりなるインナ層を射出成形し、次いで該インナ層
を被装する軟質合成樹脂よりなるアウタ層を射出成形す
るエアバッグ装置のモジュールカバーの製造方法におい
て、該アウタ層の成形時に該インナ層のうち該アウタ層
を成形するための金型のゲート近傍部分を冷却すること
を特徴とするものである。
【００１０】請求項２のエアバッグ装置のモジュールカ
バーの製造方法は、請求項１において、金型に水冷又は
油冷用の孔を設け、この孔に冷却用の水又は油を流して
前記ゲート近傍のインナ層の冷却を行なうことを特徴と
するものである。
バーの製造方法は、請求項１において、金型に水冷又は
油冷用の孔を設け、この孔に冷却用の水又は油を流して
前記ゲート近傍のインナ層の冷却を行なうことを特徴と
するものである。
【００１１】請求項３のエアバッグ装置のモジュールカ
バーの製造方法は、請求項１において、前記ゲート近傍
の金型構成材を、その周囲よりも熱伝導率の高い金属材
料とすることにより前記ゲート近傍のインナ層の冷却を
行なうことを特徴とするものである。
バーの製造方法は、請求項１において、前記ゲート近傍
の金型構成材を、その周囲よりも熱伝導率の高い金属材
料とすることにより前記ゲート近傍のインナ層の冷却を
行なうことを特徴とするものである。
【００１２】
【作用】かかる本発明のエアバッグ装置のモジュールカ
バーの製造方法によると、アウタ層成形用金型のゲート
から熱い合成樹脂がキャビティ内に射出されてきた場
合、該ゲート近傍のインナ層を冷却しているため、イン
ナ層の溶損を抑制でき、インナ層に十分な厚さを残存さ
せることができる。
バーの製造方法によると、アウタ層成形用金型のゲート
から熱い合成樹脂がキャビティ内に射出されてきた場
合、該ゲート近傍のインナ層を冷却しているため、イン
ナ層の溶損を抑制でき、インナ層に十分な厚さを残存さ
せることができる。
【００１３】請求項２のエアバッグ装置のモジュールカ
バーの製造方法によると、水冷又は油冷によりこの冷却
を確実に行なうことができる。
バーの製造方法によると、水冷又は油冷によりこの冷却
を確実に行なうことができる。
【００１４】請求項３のエアバッグ装置のモジュールカ
バーの製造方法によると、熱伝導率の高い金属材料によ
って該ゲート近傍部分の熱が奪熱されて冷却される。
バーの製造方法によると、熱伝導率の高い金属材料によ
って該ゲート近傍部分の熱が奪熱されて冷却される。
【００１５】
【実施例】第１図は実施例に係るエアバッグ装置のモジ
ュールカバーの製造方法を示す要部断面図である。本実
施例でも金型２、３（金型３は第１図では図示なし。）
を用いてインナ層１を形成し、その後、金型３を金型４
と交換し、アウタ層５を形成する。ゲート４Ｇの近傍部
分において金型２ｃに水冷又は油冷用の孔６を設け、ア
ウタ層５の形成時にゲート４Ｇ近傍のインナ層１を冷却
可能としている。
ュールカバーの製造方法を示す要部断面図である。本実
施例でも金型２、３（金型３は第１図では図示なし。）
を用いてインナ層１を形成し、その後、金型３を金型４
と交換し、アウタ層５を形成する。ゲート４Ｇの近傍部
分において金型２ｃに水冷又は油冷用の孔６を設け、ア
ウタ層５の形成時にゲート４Ｇ近傍のインナ層１を冷却
可能としている。
【００１６】かかるエアバッグ装置のモジュールカバー
の製造方法によると、ゲート４Ｇから熱い合成樹脂が射
出されてもゲート４Ｇ近傍のインナ層１が強制的に冷却
されるため、インナ層１の溶損が防止され、インナ層１
の残存肉厚が十分に大きいものとなる。そのため、モジ
ュールカバーのゲート４Ｇ近傍の強度も十分に高いもの
となる。
の製造方法によると、ゲート４Ｇから熱い合成樹脂が射
出されてもゲート４Ｇ近傍のインナ層１が強制的に冷却
されるため、インナ層１の溶損が防止され、インナ層１
の残存肉厚が十分に大きいものとなる。そのため、モジ
ュールカバーのゲート４Ｇ近傍の強度も十分に高いもの
となる。
【００１７】本発明のその他の工程は従来例と同様であ
る。
る。
【００１８】上記実施例は運転席用エアバッグ装置のモ
ジュールカバーの製造方法に関するものであるが、本発
明は第２図の如く、助手席用エアバッグ装置の平板状の
モジュールカバーの製造方法にも適用できる。第２図に
おいて、金型１２のキャビティ内にアウタ層１５の形成
用の熱い合成樹脂がゲート１２Ｇから射出される。この
キャビティ内のインナ層１３のうち該ゲート１２Ｇの近
傍部は、孔１４に流通される水又は油によって冷却さ
れ、溶損が防止される。
ジュールカバーの製造方法に関するものであるが、本発
明は第２図の如く、助手席用エアバッグ装置の平板状の
モジュールカバーの製造方法にも適用できる。第２図に
おいて、金型１２のキャビティ内にアウタ層１５の形成
用の熱い合成樹脂がゲート１２Ｇから射出される。この
キャビティ内のインナ層１３のうち該ゲート１２Ｇの近
傍部は、孔１４に流通される水又は油によって冷却さ
れ、溶損が防止される。
【００１９】この第２図の方法によっても、ゲート１２
Ｇの近傍のインナ層１３の残存肉厚が十分に大きなモジ
ュールカバーを製造できる。なお、金型３、４、１２の
ゲーが４Ｇ近傍部分にも水冷又は油冷用の孔を設けても
良い。
Ｇの近傍のインナ層１３の残存肉厚が十分に大きなモジ
ュールカバーを製造できる。なお、金型３、４、１２の
ゲーが４Ｇ近傍部分にも水冷又は油冷用の孔を設けても
良い。
【００２０】第５図は本発明の別の実施例を示す断面図
であり、金型２ｃのうちゲート４Ｇの近傍部分（第５図
においてドットを付した領域）を、その周囲よりも熱伝
導率の高い金属材料７で構成している。この金型２ｃを
用いた場合、アウタ層５を形成すべくゲート４Ｇから熱
い合成樹脂をキャビティ内に射出したときに、該ゲート
４Ｇの近傍のインナ層１が高熱伝導率金属材料７で奪熱
され、その周囲に比べ良く冷却されるようになる。これ
により、ゲート４Ｇ近傍のインナ層１の溶損が防止され
る。
であり、金型２ｃのうちゲート４Ｇの近傍部分（第５図
においてドットを付した領域）を、その周囲よりも熱伝
導率の高い金属材料７で構成している。この金型２ｃを
用いた場合、アウタ層５を形成すべくゲート４Ｇから熱
い合成樹脂をキャビティ内に射出したときに、該ゲート
４Ｇの近傍のインナ層１が高熱伝導率金属材料７で奪熱
され、その周囲に比べ良く冷却されるようになる。これ
により、ゲート４Ｇ近傍のインナ層１の溶損が防止され
る。
【００２１】第６図は助手席用エアバッグ装置のモジュ
ールカバーの製造方法において、第５図と同じように高
熱伝導率金属材料１６でインナ層１３のゲート１２Ｇ近
傍部分を冷却するようにした方法を示している。本実施
例でも、ゲート１２Ｇの近傍のインナ層１３の溶損を抑
制することができる。
ールカバーの製造方法において、第５図と同じように高
熱伝導率金属材料１６でインナ層１３のゲート１２Ｇ近
傍部分を冷却するようにした方法を示している。本実施
例でも、ゲート１２Ｇの近傍のインナ層１３の溶損を抑
制することができる。
【００２２】なお、第５、６図のその他の構成は第１、
２図と同様であり、同一符号は同一部分を示している。
第５、６図の態様における他の製造工程は従来と同様で
ある。
２図と同様であり、同一符号は同一部分を示している。
第５、６図の態様における他の製造工程は従来と同様で
ある。
【００２３】第５、６図では金型２ｃ、１１に高熱伝導
率金属材料７、１６を配置しているが、金型３ａ、４
ａ、１２にも高熱伝導率金属材料を配置しても良い。
率金属材料７、１６を配置しているが、金型３ａ、４
ａ、１２にも高熱伝導率金属材料を配置しても良い。
【００２４】
【発明の効果】以上の通り、本発明の請求項１、２、３
のエアバッグ装置のモジュールカバーの製造方法による
と、アウタ層の形成用のゲート近傍部においてもインナ
層が十分に厚く、それ故に強度の高いモジュールカバー
を製造できる。なお、請求項２のエアバッグ装置のモジ
ュールカバーの製造方法によると、ゲート近傍のインナ
層の冷却効率がきわめて高い。また、請求項３では、冷
却のための構成が簡易である。
のエアバッグ装置のモジュールカバーの製造方法による
と、アウタ層の形成用のゲート近傍部においてもインナ
層が十分に厚く、それ故に強度の高いモジュールカバー
を製造できる。なお、請求項２のエアバッグ装置のモジ
ュールカバーの製造方法によると、ゲート近傍のインナ
層の冷却効率がきわめて高い。また、請求項３では、冷
却のための構成が簡易である。
【図１】本発明の実施例に係るエアバッグ装置のモジュ
ールカバーの製造方法を示す要部断面図である。
ールカバーの製造方法を示す要部断面図である。
【図２】別の実施例に係るエアバッグ装置のモジュール
カバーの製造方法を示す要部断面図である。
カバーの製造方法を示す要部断面図である。
【図３】従来例に係るエアバッグ装置のモジュールカバ
ーの製造方法を示す要部断面図である。
ーの製造方法を示す要部断面図である。
【図４】従来例に係るエアバッグ装置のモジュールカバ
ーの製造方法を示す要部断面図である。
ーの製造方法を示す要部断面図である。
【図５】別の実施例を示す断面図である。
【図６】さらに別の実施例を示す断面図である。
【図７】従来例を示す断面図である。
１ インナ層 ２，３，４ 金型 ４Ｇ ゲート ５ アウタ層 ６ 孔 ７ 高熱伝導率金属材料 １１，１２ 金型 １２Ｇ ゲート １４ 孔 １６ 高熱伝導率金属材料
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ２９Ｌ 31:58 4Ｆ
Claims (3)
- 【請求項１】 硬質合成樹脂よりなるインナ層を射出成
形し、次いで該インナ層を被装する軟質合成樹脂よりな
るアウタ層を射出成形するエアバッグ装置のモジュール
カバーの製造方法において、該アウタ層の成形時に該イ
ンナ層のうち該アウタ層を成形するための金型のゲート
近傍部分を冷却することを特徴とするエアバッグ装置の
モジュールカバーの製造方法。 - 【請求項２】 請求項１において、金型に水冷又は油冷
用の孔を設け、この孔に冷却用の水又は油を流して前記
ゲート近傍のインナ層の冷却を行なうことを特徴とする
エアバッグ装置のモジュールカバーの製造方法。 - 【請求項３】 請求項１において、前記ゲート近傍の金
型構成材を、その周囲よりも熱伝導率の高い金属材料と
することにより前記ゲート近傍のインナ層の冷却を行な
うことを特徴とするエアバッグ装置のモジュールカバー
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4081926A JPH05293851A (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | エアバッグ装置のモジュールカバーの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4081926A JPH05293851A (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | エアバッグ装置のモジュールカバーの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05293851A true JPH05293851A (ja) | 1993-11-09 |
Family
ID=13760071
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4081926A Pending JPH05293851A (ja) | 1992-04-03 | 1992-04-03 | エアバッグ装置のモジュールカバーの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05293851A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1493545A1 (de) * | 2003-06-30 | 2005-01-05 | Kunststoff-Technik Scherer & Trier GmbH & Co. KG | Airbag-Abdeckung und Verfahren zur Herstellung einer Airbag-Abdeckung |
-
1992
- 1992-04-03 JP JP4081926A patent/JPH05293851A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1493545A1 (de) * | 2003-06-30 | 2005-01-05 | Kunststoff-Technik Scherer & Trier GmbH & Co. KG | Airbag-Abdeckung und Verfahren zur Herstellung einer Airbag-Abdeckung |
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