JPH0529359U - 掘取機のブレード構造 - Google Patents

掘取機のブレード構造

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Publication number
JPH0529359U
JPH0529359U JP6257091U JP6257091U JPH0529359U JP H0529359 U JPH0529359 U JP H0529359U JP 6257091 U JP6257091 U JP 6257091U JP 6257091 U JP6257091 U JP 6257091U JP H0529359 U JPH0529359 U JP H0529359U
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JP
Japan
Prior art keywords
blade
shaft
main
excavator
main shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP6257091U
Other languages
English (en)
Inventor
実 上田
Original Assignee
セイレイ工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by セイレイ工業株式会社 filed Critical セイレイ工業株式会社
Priority to JP6257091U priority Critical patent/JPH0529359U/ja
Publication of JPH0529359U publication Critical patent/JPH0529359U/ja
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Abstract

(57)【要約】 〔目的〕 掘取機のブレードを全長に亘って均一な切れ
味効果を出させる。 〔構成〕 前後方向に向けられた掘取機のブレードの両
端部を鋸刃にする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、半弓状のブレードを有する掘取機のブレート構造に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
機体の前部に支持点を前後に配する半弓状のブレードを装設し、このブレード を進行方向に振動させながら回動させて樹木の根土を半球状に切り取る掘取機が 知られている(例えば、実願昭58−19188号)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このブレードは単に根土を切断するだけではなく、地中に這っている樹木の根 も切断しなければならないから、その作用縁部は鋭利な直刃形状に仕上げられて いる。しかし、ブレードの両端部、すなわち、支持点付近は振幅も小さいから、 直刃形状のみでは切れ味において劣る。 この考案は、このような課題を解決するものであって、振幅の小さい両端部も 中央部に負けない切れ味が出せるようにしたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
以上の課題の下、この考案は、前方に向けられた主軸と、この主軸の前方に設 けられる前方ブラケットとで支持され、前記主軸の駆動力によって進行方向に振 動しながら回動させられる半弓状のブレードを有する掘取機において、前記ブレ ードの両端部における刃形状を鋸刃にしてなる掘取機のブレード構造を提供する ものである。
【0005】
【作用】
以上の手段をとることにより、ブレードの両端部は刃形状が鋸刃になっている から、振幅が小さいことに基づく切れ味の低下を補う。
【0006】
【実施例】
図3は掘取機の側面図であるが、この掘取機は、走行部10の上に機体部12 を架設するとともに、機体部12の後部に操縦部14を、前部に掘取部16をそ れぞれ装備したものである。なお、掘取部16は機体部12の前部に設けられた 水平軸20に対して油圧シリンダ22の伸縮によって上下回動できるようになっ ている。
【0007】 図4は掘取機の一部平面図であるが、掘取部12には主軸24が前方に向けら れて突出しており、この主軸24に半弓状のブレード26が連結されているもの である。なお、機体部12からは鉤状の支持アーム28が前延しており、ブレー ド26の前端はこの支持アーム28に垂設される前方ブラケット30でも支持さ れている。
【0008】 主軸24には回転力が付与されるが、この場合、主軸24に付与される回転力 は単なる等速回転力ではなく、振動発生装置32で付与される回転方向前後に振 動する振動回転力と回転装置34で付与される等速回転力の二つが合成された振 動回転力が付与される(振動発生装置32と回転装置34の詳細はここでは省略 する)。
【0009】 以上により、ブレード26を横方向に向けた状態でこのブレード26の中に掘 り取る樹木36が位置するように操縦部14を操作する。次に、掘取部16を降 下させてブレード26を約180°回転させれば、樹木36の根土を半球状に切 り取ることができるのである。
【0010】 図1はブレード26の縦断面図、図2は正面図であるが、このブレード26の 縁、すなわち、回転方向端部は鋭利な刃に形成されているが、ここでは、その刃 の部分の両端部は鋸刃26aに形成され、残りの中央部は直刃26bに形成され るのである。なお、鋸刃26aに形成されるのは半径の比較的小さい範囲、すな わち、支持部同士を結んだ中心線と中央横断線との中間辺り(角度α=45°) 位まででよい。また、この実施例のものは正面から見てブレード26を時計方向 に回転させて切断するものであるから、鋭利な刃に形成するのはこちらの縁だけ でよいが、両方向に回転させて切断するときには両縁とも刃に形成する。
【0011】 このように構成することにより、半径の小さいブレード26の両端部は振動の 振幅も小さくなって切れ味が落ちるが、この部分を鋸刃26aにすることにより 、それを補うことができる。
【0012】 図5はこの掘取機の変速操作系の要部を示す断面図、図6は図5のa−a断面 図であるが、主変速軸38と副変速軸40とが並列して設けられており、このう ち、主変速レバー38をAとBの位置に押引することで変速フォーク42、44 に選択係合させ、それぞれの位置でCとDに回動させると1速と中立および2速 と3速を得られるものである。したがって、押引する途中で主変速軸38が回動 したりすると、いわゆる、変速もつれを起こすから、これを以下の構成で防いで いる。
【0013】 すなわち、主変速軸38と副変速軸40の中間に取付軸46を設けてこれにガ イドリング48を嵌着するとともに、主変速軸38にこのガイドリング48に干 渉するピン50を設けておく。そして、主変速軸38が正規位相で押引するとき 、このガイドリング48を通過できるようにガイドリング48に溝52を形成し ておく。なお、ガイドリング48の幅は主変速軸38の押引長さに設定され、主 変速軸38が変速位置(AおよびB)に来たときにはその回動を許容する。こう することにより、主変速軸38が押引途中で回動する、いわゆる、変速もつれを 防止することができる。なお、ガイドリング48は一端の取付けフランジ48a でケース54に取り付けられるが、このとき、取付軸46は主変速軸38と副変 速軸40の間に設けられるから、その取付けフランジ48aは主変速軸38と副 変速軸40の各々のオイルシール56、58の抜け止め(カバー)を兼用するこ とになる。
【0014】
【考案の効果】
以上、この考案は、振幅が小さくて切れ味に劣るブレードの両端部を鋸刃に形 成したものであるから、この部分の樹木の根や土に対する切断性が向上し、ブレ ードの全域に亘ってまんべんのない切れ味を発揮する。したがって、省時間、省 動力で作業できるし、切断した鉢が崩れないといった効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示すブレードの縦断面図で
ある。
【図2】この考案の実施例を示すブレードの正面図であ
る。
【図3】この考案の実施例を示す掘取機の側面図であ
る。
【図4】この考案の実施例を示す掘取機の一部平面図で
ある。
【図5】この考案の実施例を示す掘取機の変速操作系の
一部断面図である。
【図6】図5のa−a断面図である。
【符号の説明】
24 主軸 26 ブレード 26a ブレードの鋸刃 30 前方ブラケット
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】考案の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【考案の名称】 掘取機のブレード構造

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前方に向けられた主軸(24)と、この
    主軸(24)の前方に設けられる前方ブラケット(3
    0)とで支持され、前記主軸(24)の駆動力によって
    進行方向に振動しながら回動させられる半弓状のブレー
    ド(26)を有する掘取機において、前記ブレード(2
    6)の両端部における刃形状を鋸刃(26a)にしてな
    る掘取機のブレード構造。
JP6257091U 1991-07-13 1991-07-13 掘取機のブレード構造 Pending JPH0529359U (ja)

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JP6257091U JPH0529359U (ja) 1991-07-13 1991-07-13 掘取機のブレード構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100439380B1 (ko) * 2001-12-29 2004-07-09 곽양진 이식용 수목 절취장치

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