JPH039642Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH039642Y2 JPH039642Y2 JP1983019190U JP1919083U JPH039642Y2 JP H039642 Y2 JPH039642 Y2 JP H039642Y2 JP 1983019190 U JP1983019190 U JP 1983019190U JP 1919083 U JP1919083 U JP 1919083U JP H039642 Y2 JPH039642 Y2 JP H039642Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- driving device
- pile
- pile driving
- excavator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002689 soil Substances 0.000 claims description 11
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000007781 pre-processing Methods 0.000 description 3
Landscapes
- Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、掘取機の杭打装置に関するもので
ある。
ある。
車体の前方位置で半円状のブレードを回転させ
て木の根元の土を根付きのまま半球状に切り取る
掘取機は例えば実公昭54−5722号公報等で知られ
ている。
て木の根元の土を根付きのまま半球状に切り取る
掘取機は例えば実公昭54−5722号公報等で知られ
ている。
この型式の掘取機は根の回りの土がそのまま団
塊状になつて切り取れるから、植木等の掘り取り
には優れているが、ブレードに負荷される抵抗が
大きすぎ、ブレードの回転に大きな力を要する等
の欠点があつた。
塊状になつて切り取れるから、植木等の掘り取り
には優れているが、ブレードに負荷される抵抗が
大きすぎ、ブレードの回転に大きな力を要する等
の欠点があつた。
そこで、ブレードをその進行方向に縦振動させ
つつ回転させて少しでも抵抗を緩和するようにし
ているものもあるが、それでもなお大きな反力を
受け、作業中に機体そのものが動いて良好な掘り
取りが行なえないという問題がある。このため、
現場的な対応策としてスコツプ等を機体に当てて
打ち込み、これによつて機体のずれを防止するよ
うな方法をとることもあるが、なお十分とはいえ
なかつた。
つつ回転させて少しでも抵抗を緩和するようにし
ているものもあるが、それでもなお大きな反力を
受け、作業中に機体そのものが動いて良好な掘り
取りが行なえないという問題がある。このため、
現場的な対応策としてスコツプ等を機体に当てて
打ち込み、これによつて機体のずれを防止するよ
うな方法をとることもあるが、なお十分とはいえ
なかつた。
以上の課題の下、この考案は、車体の前方に半
円状のブレードをブレード受けで支持して垂直面
内で回転させ、その回転軌跡内に在る土を半球状
に切り取る掘取機において、前記ブレード受け
に、杭を地中に差し込む杭打装置を装設したもの
であり、さらに、この杭打装置を構成する杭が油
圧シリンダによつて地中に抜き差しされるもので
ある掘取機の杭打装置を提供したものである。
円状のブレードをブレード受けで支持して垂直面
内で回転させ、その回転軌跡内に在る土を半球状
に切り取る掘取機において、前記ブレード受け
に、杭を地中に差し込む杭打装置を装設したもの
であり、さらに、この杭打装置を構成する杭が油
圧シリンダによつて地中に抜き差しされるもので
ある掘取機の杭打装置を提供したものである。
以上の手段をとることにより、作業時、ブレー
ド受けに設けられる杭打装置の杭を地中に差し込
んでおけば、ブレードに生ずる反力を受け止め、
機体のずれを防止する。また、作業しないときに
は前処理部(ブレード受け)を上方に上げておけ
ば杭打装置は走行等の邪魔にはならない。
ド受けに設けられる杭打装置の杭を地中に差し込
んでおけば、ブレードに生ずる反力を受け止め、
機体のずれを防止する。また、作業しないときに
は前処理部(ブレード受け)を上方に上げておけ
ば杭打装置は走行等の邪魔にはならない。
以下、この考案の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
第1図はこの考案に係る掘取機の側面図、第2
図は同じく平面図、第3図は第1図のA矢視図で
ある。
図は同じく平面図、第3図は第1図のA矢視図で
ある。
掘取機は、車体1の前部に前処理部2を枢着軸
3,3によつて連結するとともに、この前処理部
2を油圧シリンダー4によつて前記した枢着軸
3,3の回りに俯仰可能に構成する。
3,3によつて連結するとともに、この前処理部
2を油圧シリンダー4によつて前記した枢着軸
3,3の回りに俯仰可能に構成する。
前処理部2には、枢着軸3,3と同芯的に入力
軸5が設けられており、これに伝達された動力
は、振動回転発生装置6,等速回転付与装置7を
経て前処理部2の前端からわずか突出する主軸8
へ伝えられる。一方、前処理部2からアーム状の
ブレード受け9が前延しており、その前端と前記
した主軸8とで半円状のブレード10の回転軸
(中心軸)を支持する。
軸5が設けられており、これに伝達された動力
は、振動回転発生装置6,等速回転付与装置7を
経て前処理部2の前端からわずか突出する主軸8
へ伝えられる。一方、前処理部2からアーム状の
ブレード受け9が前延しており、その前端と前記
した主軸8とで半円状のブレード10の回転軸
(中心軸)を支持する。
以上により、掘り取るべき木11をブレード1
0のほぼ中心にセツトしてブレード10を回転さ
せると、前記した振動回転発生装置6と等速回転
付与装置7によつて主軸8に縦振動回転力が付与
され、ブレード10を縦振動させつつ回転させ
る。これにより、木11の根元の土塊12をブレ
ード10の半円状に対応した半球状に切り取る。
0のほぼ中心にセツトしてブレード10を回転さ
せると、前記した振動回転発生装置6と等速回転
付与装置7によつて主軸8に縦振動回転力が付与
され、ブレード10を縦振動させつつ回転させ
る。これにより、木11の根元の土塊12をブレ
ード10の半円状に対応した半球状に切り取る。
ところで、この作業中、土からの大きな反力に
より、車体1をブレード10の回転方向と反対方
向に動かそうとする力が働く。
より、車体1をブレード10の回転方向と反対方
向に動かそうとする力が働く。
これを防止するため、この掘取機に杭打装置1
3を装設するのである。杭打装置13は反力を生
ずる点に近いブレード受け9に設ける。
3を装設するのである。杭打装置13は反力を生
ずる点に近いブレード受け9に設ける。
杭打装置13は、適宜、必要に応じその杭14
が土中に抜き差しできればよく、そのため、杭1
4を下方に向け、杭14を伸縮できる構成にす
る。この伸縮構造は、機械的,電気的,油圧的な
種々のものが考えられるが、油圧シリンダ15を
使用し、そのロツド15aの先端に杭14を取り
付けたものが考えられる。このとき、杭14を反
力が来る方向に対してより大きな抵抗を発するよ
う斜めに設定するのが好ましい(第3図参照)。
が土中に抜き差しできればよく、そのため、杭1
4を下方に向け、杭14を伸縮できる構成にす
る。この伸縮構造は、機械的,電気的,油圧的な
種々のものが考えられるが、油圧シリンダ15を
使用し、そのロツド15aの先端に杭14を取り
付けたものが考えられる。このとき、杭14を反
力が来る方向に対してより大きな抵抗を発するよ
う斜めに設定するのが好ましい(第3図参照)。
以上の杭打装置13はこの掘取機が作業をする
ときに併せて作動させる。すなわち、前処理部2
を降ろしてブレード10を回転させるとき、杭打
装置13の杭14を伸ばして地中に差し込んでお
く。
ときに併せて作動させる。すなわち、前処理部2
を降ろしてブレード10を回転させるとき、杭打
装置13の杭14を伸ばして地中に差し込んでお
く。
この考案は、前記した構成からなり、また、作
用するので、以下の効果が期待できる。
用するので、以下の効果が期待できる。
まず、杭打装置13を設けたことにより、ブレ
ード10に発生する土からの反力を減殺すること
ができ、掘り取り機能が向上する。特に、硬い土
塊のところでは、従来、土からの反力が大きす
ぎ、車体1等がずれて良好な鉢取りができなかつ
たのであるが、これにより、これらの点が解消さ
れた。そして、杭打装置13をブレード受け9に
装設したものであるから、土からの抵抗が発生す
る個所にもつとも近付けることができて効率的で
ある上、作業中はブレード受け9は地面に接近す
るから、杭14は短かくて足り、剛性の大なるも
のを提供できる。その他、杭14の抜き差しを油
圧シリンダ15の伸縮で行なうとすれば、簡単な
構造でできるとともに、遠隔操作も容易にできる
利点がある。
ード10に発生する土からの反力を減殺すること
ができ、掘り取り機能が向上する。特に、硬い土
塊のところでは、従来、土からの反力が大きす
ぎ、車体1等がずれて良好な鉢取りができなかつ
たのであるが、これにより、これらの点が解消さ
れた。そして、杭打装置13をブレード受け9に
装設したものであるから、土からの抵抗が発生す
る個所にもつとも近付けることができて効率的で
ある上、作業中はブレード受け9は地面に接近す
るから、杭14は短かくて足り、剛性の大なるも
のを提供できる。その他、杭14の抜き差しを油
圧シリンダ15の伸縮で行なうとすれば、簡単な
構造でできるとともに、遠隔操作も容易にできる
利点がある。
図面は、この考案の実施例を示すもので、第1
図は掘取機の側面図、第2図は同じく平面図、第
3図はこの考案を具備した場合を示す第1図のA
矢視図である。 符号、1…車体、9…ブレード受け、10…ブ
レード、13…杭打装置、14…杭、15…油圧
シリンダ。
図は掘取機の側面図、第2図は同じく平面図、第
3図はこの考案を具備した場合を示す第1図のA
矢視図である。 符号、1…車体、9…ブレード受け、10…ブ
レード、13…杭打装置、14…杭、15…油圧
シリンダ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 車体1の前方に半円状のブレード10をブレ
ード受け9で支持して垂直面内で回転させ、そ
の回転軌跡内に在る土を半球状に切り取る掘取
機において、前記ブレード受け9に、杭14を
地中に差し込む杭打装置13を装設したことを
特徴とする掘取機の杭打装置。 杭打装置13を構成する杭14が油圧シリン
ダ15によつて地中に抜き差しされるものであ
る実用新案登録請求の範囲第項記載の掘取機
の杭打装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1919083U JPS59124464U (ja) | 1983-02-12 | 1983-02-12 | 掘取機の杭打装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1919083U JPS59124464U (ja) | 1983-02-12 | 1983-02-12 | 掘取機の杭打装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59124464U JPS59124464U (ja) | 1984-08-22 |
JPH039642Y2 true JPH039642Y2 (ja) | 1991-03-11 |
Family
ID=30150345
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1919083U Granted JPS59124464U (ja) | 1983-02-12 | 1983-02-12 | 掘取機の杭打装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59124464U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4420894Y1 (ja) * | 1964-01-13 | 1969-09-05 | ||
JPS545722U (ja) * | 1977-06-16 | 1979-01-16 |
-
1983
- 1983-02-12 JP JP1919083U patent/JPS59124464U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4420894Y1 (ja) * | 1964-01-13 | 1969-09-05 | ||
JPS545722U (ja) * | 1977-06-16 | 1979-01-16 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59124464U (ja) | 1984-08-22 |
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