JP2016106577A - 溝掘り機 - Google Patents

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Abstract

【課題】大型の作業機械の入らない狭い作業地に必要な深さの溝を形成することが可能な溝掘り機を提供する。
【解決手段】本発明の溝掘り機1は、走行及び掘削するための動力を生成するエンジン5と、該エンジン5の出力軸6から動力を得て所定の方向に所定の回転数で回転する掘削刃9を備えた掘削ロータリー11と、上記エンジン5の出力軸6の回転を掘削ロータリー11の掘削軸13に伝える動力伝達機構15と、を備え、上記掘削ロータリー11は、掘削高さ位置Hを異ならせた二組の掘削ロータリー11を有しており、進行方向Yの前方位置に作業地Gの地面に近い上層土M1を掘削する第1掘削ロータリー11Aを配置し、第1掘削ロータリー11Aを後方位置に第1掘削ロータリー11Aで掘削した上層土M1を更に掘り下げて下層土M2を掘削する第2掘削ロータリー11Bを配置することによって構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、並設されるビニールハウス間のスペースに排水用の溝を掘る場合のように、大型の作業機械が入らない狭い場所で深さ30cm〜40cm程度の溝を掘りたい場合に使用できる溝掘り機に関する。
エンジンの出力軸の回転を利用して、各種の作業を行う作業機械が従来から種々開発され、各種の作業現場で使用されている。例えば、農業の分野では耕作地の地面を掘削して耕耘し、整地や畝立て等を行う場合に乗用式のトラクターが使用されている。
また。ゴボウ、長芋、長ネギ等の長根菜の栽培床作りや果樹園での深層施肥溝掘り作業には、上記トラクターに下記の特許文献1に開示されているトレンチャーと呼ばれるチェーンコンベア型あるいはロータリー型等の溝掘り機を取り付けて使用することも行われている。
一方、小規模の畑や中、小規模のビニールハウス内等の耕作には、手押し自走式の耕耘機が多く使用されており、このような耕耘機にも畦付け等の作業を行う別ユニットを取り付けて畦付け機等として使用する試みが実施されている。
また、該耕耘機には、直径40cm程度の耕耘刃が取り付けられており、この耕耘刃を利用して15cm〜20cm程度の浅い溝を掘ることは可能である。
特開昭57−152803号公報
しかし、上述したビニールハウス間に設ける排水溝の形成や果樹園での深層施肥溝掘り作業に使用するためには、最低でも30cm〜40cm程度の深さの溝を掘る必要があり、上述した直径40cm程度の耕耘刃では不十分である。
この場合、更に直径の大きな円板にL字形のカッター刃を取り付けた上述したロータリー型のトレンチャーを耕耘機に取り付けることができれば更に深い溝を掘ることが可能になるが、耕耘機の走行輪の直径やボディーの大きさ、重量等の関係で構造上、40cmを超えるような直径の大きな円板を耕耘機に取り付けることは不可能である。
本発明はこのような点に基づいてなされたもので、その目的とするところは、大型の作業機械が入らない狭い場所で必要な所定深さの溝を掘ることができるコンパクトで小回りが効いて使い勝手が良い掘削効率の優れた溝掘り機を提供することにある。
上記目的を達成するべく本発明の請求項1による溝堀り機は、作業地の地面を掘削し、掘削した土を前方または左右側方に跳ね上げて所定深さの溝を形成する溝掘り機において、走行及び掘削するための動力を生成するエンジンと、前記エンジンの出力軸から動力を得て所定の方向に所定の回転数で回転する掘削刃を備えた掘削ロータリーと、前記エンジンの出力軸の回転を前記掘削ロータリーの掘削軸に伝える動力伝達機構と、を備え、前記掘削ロータリーは、掘削高さ位置を異ならせた二組の掘削ロータリーを有しており、進行方向の前方位置に作業地の地面に近い上層土を掘削する第1掘削ロータリーを配置し、該第1掘削ロータリーの後方位置に前記第1掘削ロータリーで掘削した上層土を更に掘り下げて下層土を掘削する第2掘削ロータリーを配置したことを特徴とするものである。
また、請求項2による溝掘り機は、請求項1記載の溝掘り機において、前記第1掘削ロータリーと第2掘削ロータリーで掘削する上層土ないし下層土の掘削深さは、それぞれ15cm〜20cmであり、両者を掘削高さ方向にオーバーラップさせて配置することで深さ30cm〜40cmの溝を形成し得るように構成したことを特徴とするものである。
また、請求項3による溝堀り機は、請求項1または2記載の溝掘り機において、前記動力伝達機構は、エンジンの出力軸の回転を第1伝達軸を経由して前記第1掘削ロータリーに伝達する第1動力伝達機構と、前記第1伝達軸の回転を第2伝達軸を経由して前記第2掘削ロータリーに伝達する第2動力伝達機構とを備えており、前記第1動力伝達機構によって伝達される前記第1掘削ロータリーの掘削刃の回転数は、前記第2動力伝達機構によって伝達される前記第2掘削ロータリーの掘削刃の回転数より速くなるように設定されていることを特徴とするものである。
また、請求項4による溝掘り機は、請求項3記載の溝掘り機において、前記第1動力伝達機構は、エンジンの出力軸に取り付けられる駆動プーリと、前記第1伝達軸に取り付けられる第1従動プーリと、前記駆動プーリと第1従動プーリとの間に巻回されている無端状の第1駆動ベルトと、を備えており、前記第2動力伝達機構は、前記第1伝達軸に取り付けられる所定プーリ径の第2従動プーリと、前記第2伝達軸に取り付けられる所定プーリ径の第3従動プーリと、前記第2従動プーリと第3従動プーリとの間に巻回されている無端状の第2駆動ベルトと、を備えており、前記第3従動プーリのプーリ径は、前記第2従動プーリのプーリ径よりも大きくなるように設定されていることを特徴とするものである。
また、請求項5による溝掘り機は、請求項1〜4のいずれかに記載の溝掘り機において、前記第1掘削ロータリーの掘削刃と前記第2掘削ロータリーの掘削刃は、共にアッパーカット方向に回転するように構成されていることを特徴とするものである。
また、請求項6による溝掘り機は、請求項1〜5のいずれかに記載の溝掘り機において、前記第2掘削ロータリーの掘削刃に動力を伝達するチェーンボックスの下端部には、掘削によって形成した溝の底部に残った残土を取り除く残土処理板が設けられていることを特徴とするものである。
また、請求項7による溝掘り機は、請求項1〜6のいずれかに記載の溝掘り機において、前記二組の掘削ロータリーにおけるそれぞれの掘削刃は、溝幅方向に延びる掘削軸の左右に一対または複数対設けられており、これらの掘削刃は溝幅方向の間隔が調整可能な状態で掘削軸に取り付けられていることを特徴とするものである。
また、請求項8による溝掘り機は、請求項1〜7のいずれかに記載の溝掘り機において、前記溝堀り機は、作業時に両手で握って操作する操作ハンドルと、前記エンジンから動力を受けて回転する左右一対の走行駆動輪と、を備えた手押し走行式の溝掘り機であることを特徴とするものである。
上記手段によって以下のような効果が得られる。即ち、本発明の溝掘り機によると、掘削高さ位置を異ならせた上層土掘削用の第1掘削ロータリーと、下層土掘削用の第2掘削ロータリーと、の二組の掘削ロータリーを備えているから、個々の掘削ロータリーの回転径を大きくすることなく、単一の掘削ロータリーでは形成することができなかった深さの溝を形成することが可能になる。
そして、進行方向の前方位置に第1掘削ロータリーを配置し、該第1掘削ロータリーの後方位置に第2掘削ロータリーを配置することで、上層土の掘削を行った後に下層土の掘削を行うことが可能になり、掘削時の負荷の少ない良好な深溝の掘削が実行できるようになる。
また、上記第1掘削ロータリーと第2掘削ロータリーで掘削する上層土ないし下層土の掘削深さをそれぞれ15cm〜20cmにし、両者を掘削高さ方向にオーバーラップさせて深さ30cm〜40cmの溝を形成し得るように構成した場合には、並設されるビニールハウス間のスペースに設ける排水溝の形成や果樹園での深層施肥溝掘り作業等に好適な溝掘り機を提供することが可能になる。
また、動力伝達機構を、エンジンの出力軸の回転を第1伝達軸を経由して第1掘削ロータリーに伝達する第1動力伝達機構と、上記第1伝達軸の回転を第2伝達軸を経由して第2掘削ロータリーに伝達する第2動力伝達機構の二組の動力伝達機構と、を備えることによって構成した場合には、単一の動力を使用して第1掘削ロータリーと第2掘削ロータリーに異なる回転数の回転を伝達できるようになる。
そして、第1掘削ロータリーの掘削刃の回転数を第2掘削ロータリーの掘削刃の回転数より速くなるように設定した場合には、第1掘削ロータリーの処理能力が第2掘削ロータリーの処理能力より高くなり、円滑な掘削土の溝外への排出が可能になる。
また、第1動力伝達機構と第2動力伝達機構を、対向して配置した一対のプーリと該プーリ間に巻回した駆動ベルトとを備えるベルト伝達機構によって構成した場合には、作業中に飛んだ小石等が動力伝達機構の一部に挟まって動力伝達機構を損傷させたり、動力伝達機構の動作に支障を来すような不具合を防止することができる。
また、第3従動プーリのプーリ径を第2従動プーリのプーリ径よりも大きくなるように設定することで第1掘削ロータリーの回転数を第2掘削ロータリーの回転数より速くすることが極めて簡単な構造により実現できる。
また、第1掘削ロータリーの掘削刃と第2掘削ロータリーの掘削刃を、共にアッパーカット方向に回転するように構成した場合には、掘削した土が前方ないし側方に効率良く排出されて円滑な溝の形成が可能になる。
また、下層土を掘削する第2掘削ロータリーのチェーンボックスの下端部に掘削によって形成した溝の底部に残った残土を取り除く残土処理板を設けた場合には、チェーンボックス下方の溝の底部に残った残土が左右に振り分けられて溝の底部が整地されるため、残土のない仕上がりの良い溝の形成が可能になる。
また、掘削ロータリーの掘削刃の間隔を、溝幅方向に調整可能に構成した場合には、作業地の幅や使用の目的等に合わせて異なる幅の溝が形成できるようになり、溝掘り機の使用範囲が拡大する。
また、操作ハンドルと走行駆動輪とを備えた手押し走行式の溝掘り機とした場合には、大型の作業機械では入ることができない狭い作業地での溝掘り作業が実行できるようになり、低コストで小回りの効く、使い勝手の良い溝掘り機を提供できるようになる。
本発明の実施の形態を示す図で、溝掘り機を示す斜視図である。 本発明の実施の形態を示す図で、溝掘り機を示す右側面図である。 本発明の実施の形態を示す図で、溝掘り機を示す左側面図である。 本発明の実施の形態を示す図で、溝掘り機の掘削ロータリー周辺を拡大して示す正面図である。 本発明の実施の形態を示す図で、溝掘り機の掘削ロータリー周辺を拡大して示す右側面図ある。 本発明の実施の形態を示す図で、溝掘り機のエンジンを駆動源とする動力伝達経路を模式的に示す平面図である。 本発明の実施の形態を示す図で、溝掘り機を使用して形成する溝の態様を示す説明図である。 本発明の実施の形態を示す図で、溝掘り機を使用した溝の形成過程を段階的に示す説明図である。
以下、図1〜図8に示す実施の形態を例にとって、本発明の溝掘り機の構成とその作動態様について具体的に説明する。
(1)溝掘り機の構成(図1〜図6参照)
本発明の溝掘り機1は、作業地Gの地面を掘削し、掘削した土Mを前方Aまたは左右側方Bに跳ね上げて所定深さCの溝Dを形成する作業機械である。そして、本実施の形態では、作業時に両手で握って操作する操作ハンドル3と、エンジン5から動力を受けて回転する左右一対の走行駆動輪7と、を備えた手押し走行式の溝掘り機を示している。
具体的には、走行及び掘削するための動力を生成するエンジン5と、該エンジン5の出力軸6から動力を得て所定の方向に所定の回転数で回転する掘削刃9を備えた掘削ロータリー11と、上記エンジン5の出力軸6の回転を上記掘削ロータリー11の掘削軸13に伝える動力伝達機構15と、を備えることによって本発明の溝掘り機1は基本的に構成されている。
そして、上記掘削ロータリー11は、掘削高さ位置Hを異ならせた二組の掘削ロータリー11を有しており、進行方向Yの前方位置に作業地Gの地面に近い上層土M1を掘削する第1掘削ロータリー11Aを配置し、該第1掘削ロータリー11Aの後方位置に上記第1掘削ロータリー11Aで掘削した上層土M1を更に掘り下げて下層土M2を掘削する第2掘削ロータリー11Bを配置したことを特徴としている。
この溝掘り機1は、比較的面積の小さな作業地Gや並設されたビニールハウス67間のスペース等、比較的幅の狭い場所を作業地Gとした場合には好適な溝掘り機である。
そして、進行方向Yの後方位置の上部に燃料タンクT及びエンジン5と操作ハンドル3が配置されており、上記操作ハンドル3の基部4の下方から進行方向Yの前方Aにかけての部位に動力伝達機構15を備えたミッション17が配置されている。
また、上記操作ハンドル3の基部4の更に下方の左右には、走行駆動輪7L、7Rが配置されており、該走行駆動輪7L、7Rの上方位置に泥除けカバー19L、19Rが取り付けられている。
また、上記ミッション17の下方に本発明の特徴的構成部材である上述した第1掘削ロータリー11Aと第2掘削ロータリー11Bが配置されており、該第1掘削ロータリー11Aと第2掘削ロータリー11Bの左右側方Bの上方位置に掘削した土Mの飛散を防止する飛散防止カバー21L、21Rが取り付けられている。
また、ミッション17の進行方向Yの前端位置には、ブラケット27が取り付けられており、該ブラケット27を利用して一例として門型の支持ステー25によって自由回転可能な状態で支持された左右一対の案内補助輪23L、23Rが取り付けられている。
尚、上記ブラケット27には、ハンドル29が取り付けられており、該ハンドル29を回すことによって上記ブラケット27に対する支持ステー25の取付け位置を変えて上記案内補助輪23L、23Rの作業地Gの地面に対する当接作用位置を適宜調整し、溝Dの深さCを設定し得るように構成されている。
この他、前記操作ハンドル3には、エンジン5の駆動を停止したり、進行方向Yを切り替えたり、変速やスロットルを調整したりするための各種のレバー類が配置されている。
そして、上記レバー類の一つとして、上記掘削ロータリー11への動力伝達のON、OFFを切り替える切替えレバー31が設けられている。
掘削ロータリー11は、車幅方向ないし形成する溝Dの溝幅方向Xに水平に延びる、一例として断面6角形状をした掘削軸13と、上記ミッション17に伝達された動力を上記掘削軸13に伝達するためのチェーンボックス33と、上記掘削軸13に対して取り付けられる掘削刃9と、を備えることによって基本的に構成されている。
そして、上記掘削刃9は、上記掘削軸13に取り付けられるホルダ部35と、該ホルダ部35に対して放射状に一例として3枚取り付けられる湾曲した板状の掘削爪37と、を備えることによって構成されており、上記ホルダ部35の掘削軸13に対する溝幅方向Xの取付け位置は、ボルト、ナット39によって調整し得るように構成されている。
また、上記チェーンボックス33は、上記掘削軸13の中央付近の位置に接続されており、該チェーンボックス33を挟んでその左右の対称位置に上記構成の掘削刃9がそれぞれ2対設けられている。
そして、上記掘削刃9は、一対または複数対を適宜選択して取付けることができ、また、それら掘削刃9の取付け位置を変えることによって掘削刃9の溝幅方向Xにおける間隔が調整できるように構成されている。
尚、このようにして構成される掘削ロータリー11の掘削刃9における掘削半径は約20cmである。従って、上述した第1掘削ロータリー11Aと第2掘削ロータリー11Bで掘削する上層土M1と下層土M2の掘削深さE1、E2は、それぞれ15cm〜20cm程度となる。
そして、図示の実施の形態のように第1掘削ロータリー11Aと第2掘削ロータリー11Bを掘削高さ方向Zにオーバーラップさせて配置することで深さCが30cm〜40cm程度の溝Dを形成し得るように構成されている。
動力伝達機構15は、エンジン5の出力軸6の回転を第1伝達軸41を経由して第1掘削ロータリー11Aに伝達する第1動力伝達機構15Aと、上記第1伝達軸41の回転を第2伝達軸43を経由して第2掘削ロータリー11Bに伝達する第2動力伝達機構15Bと、を備えることによって基本的に構成されている。
そして、本発明では第1動力伝達機構15Aによって伝達される第1掘削ロータリー11Aの掘削刃9の回転数が、第2動力伝達機構15Bによって伝達される第2掘削ロータリー11Bの掘削刃9の回転数より速くなるように設定されている。
具体的には、第1動力伝達機構15Aは、エンジン5の出力軸6に取り付けられる駆動プーリ45と、上記第1伝達軸41に取り付けられる第1従動プーリ47と、上記駆動プーリ45と第1従動プーリ47との間に巻回されている無端状の第1駆動ベルト49と、を備えることによって基本的に構成されている。
また、本実施の形態では、上記駆動プーリ45と第1従動プーリ47との間にテンションプーリ51が配置されており、該テンションプーリ51は、揺動支点Oを中心にして揺動する揺動アーム53の先端部に自由回転可能な状態で取り付けられている。
また、上記揺動アーム53は、上述した切替えレバー31の操作によって揺動位置を図2中、実線で示す動力伝達位置Pと図2中、仮想線で示す動力解除位置Qとに切り替えることができるように構成されている。
一方、第2動力伝達機構15Bは、上記第1従動プーリ47と対向する第1伝達軸41の他方の端部に取り付けられる所定プーリ径の第2従動プーリ55と、上記第2伝達軸43に取り付けられる所定プーリ径の第3従動プーリ57と、上記第2従動プーリ55と第3従動プーリ57との間に巻回されている無端状の第2駆動ベルト59と、を備えることによって基本的に構成されている。
そして、上記第3従動プーリ57のプーリ径が、上記第2従動プーリ55のプーリ径よりも幾分大きくなるように設定されており、該構成によって第1伝達軸41が一例として約500rpmで回転した時、第2伝達軸43は約400rpmで回転し得るように構成されている。
尚、上記第1伝達軸41の最大回転数は一例として約1500rpmであり、第1伝達軸41の回転数は1500rpmまでの範囲で適宜調整可能である。
また、第1掘削ロータリー11Aの掘削刃9と第2掘削ロータリー11Bの掘削刃9は、共に図5中、矢印で示すアッパーカット方向に回転するように構成されており、各掘削刃9によって掘削された土Mが前方Aないし側方Bに効率良く排出されて円滑な溝Dの形成ができるように構成されている。
更に、上述した第2掘削ロータリー11Bのチェーンボックス33の下端部には、掘削によって形成した溝Dの底部に残った残土M0を取り除く残土処理板61が設けられている。
残土処理板61としては、掘削刃9が作用しないチェーンボックス33の下方に残った残土M0をかき均すことのできる種々の形状の板材が適用でき、本実施の形態では上記残土M0を側方に振り分けるようにかき均すことのできる傾斜面63L、63Rを左右に備えた残土処理板61を一例として適用した。
この他、図6に示すように上記エンジン5を駆動源とする動力の一部は、動力伝達機構65を介して上述した走行駆動輪7に伝達されており、操作ハンドル3に取り付けられている各種のレバーを操作することによって前進と後進の切り替えや変速、動力の伝達と解除の切り替え等が実行できるように構成されている。
(2)溝掘り機の作動態様(図7及び図8参照)
本発明の溝掘り機1は以上述べたように構成され、該構成を有することによって以下述べるような作動態様を採って図7に示すような種々の態様の溝Dを形成することが可能になっている。
例えば、図7(a)に示すように幅の狭い作業地Gに所定深さCの溝Dを形成する場合に本発明の溝掘り機1を使用することが可能である。具体的には、並設されたビニールハウス67の間の幅狭なスペース等、大型の作業機械が入れない作業地Gに排水溝D1を形成する場合に本発明の溝掘り機1を使用することが可能である。
また、図7(b)に示すように果樹園での深層施肥溝D2の形成作業に本発明の溝掘り機1を使用することが可能である。因みに、上記深層施肥溝D2は、果樹69の間に溝Dを掘り、当該溝Dの底部に堆肥71を入れ、その上に土Mを被せて埋め戻すことによって形成されている。
また、図7(c)に示すように高さが高めの畝73を形成したい場合に本発明の溝掘り機1を使用することが可能である。この場合には、形成したい畝73の幅に合わせて所定間隔で所定深さCの溝Dを複数形成する。そして、このようにして形成された溝Dの間には上記所定深さCに対応した高さの畝73が形成されることになる。
次に、図8に基づいて溝Dの形成の過程に合わせて本発明の溝掘り機1の作動態様を具体的に説明する。
(a)上層土の掘削(図8(a)参照)
溝Dを形成する場合には、形成する溝Dの幅に合わせて掘削ロータリー11の掘削刃9の溝幅方向Xの取付け位置を調整後、切替レバー31を操作して掘削ロータリー11に動力が伝達される状態にする。また、ハンドル29を回して案内補助輪23の高さ位置を調整しておく。そして、この状態で走行駆動輪7に動力を伝達すると、走行駆動輪7が回転し、溝掘り機1は進行方向Yに走行を開始する。
エンジン5の出力軸6の回転は、第1動力伝達機構15Aを経由して第1掘削ロータリー11Aに伝達され、該第1掘削ロータリー11Aの掘削刃9を上述した所定の回転数でアッパーカット方向に回転させる。第1掘削ロータリー11Aの掘削刃9は、作業地Gの地面から掘削深さE1までの上層土M1に作用し、前方Aないし側方Bに掘削した土Mを跳ね上げて排出して上層土M1を掘削する。
(b)下層土の掘削(図8(b)参照)
次に、上記掘削された上層土M1の下方に第2掘削ロータリー11Bの掘削刃9を作用させて下層土M2の掘削を行う。
具体的には、第1動力伝達機構15Aによって第1伝達軸41に伝達された回転を第2従動プーリ55によって第2動力伝達機構15Bの動力として取り出し、第2動力伝達機構15Bを経由して第2掘削ロータリー11Bに伝達して該第2掘削ロータリー11Bの掘削刃9を上述した第1掘削ロータリー11Aの掘削刃9の回転数よりも遅い所定の回転数でアッパーカット方向に回転させる。
第2掘削ロータリー11Bの掘削刃9は、上記掘削された上層土M1の下方の掘削深さE2の下層土M2に作用し、前方Aないし側方Bに掘削した土Mを跳ね上げることによって排出する。
尚、第2掘削ロータリー11Bの掘削刃9によって前方Aに跳ね上げられた土Mの一部は、下層土M2が掘削される前の溝Dの底部に溜まるが、当該部位には上述した第1掘削ロータリー11Aが位置しているため、上記第1掘削ロータリー11Aの作用で溝D外の前方Aないし側方Bに更に跳ね上げられることによって排出される。
また、第1掘削ロータリー11Aの掘削刃9の回転数の方が第2掘削ロータリー11Bの掘削刃9の回転数より速いため、第2掘削ロータリー11Bの掘削刃9によって掘削され前方Aに排出された土Mは、当該部位に堆積することなく、第1掘削ロータリー11Aの掘削刃9によって円滑に溝Dの外部に排出される。
(c)残土の処理(図8(c)参照)
上記下層土M2の掘削と同時に第2掘削ロータリー11Bの掘削刃9が作用しないチェーンボックス33の下方の溝Dの底部に残った残土M0には、当該チェーンボックス33の下端部に設けられる残土処理板61が作用する。
即ち、当該部位に残った残土M0は、残土処理板61の左右の傾斜面63L、63Rによって左右に振り分けられ、掘削刃9が作用する部位に移動後、当該部位の掘削刃9によって溝D外の前方Aまたは側方Bの領域に排出される。また、残土処理板61が作用する部位の溝Dの底部は当該残土処理板61によって均らされて整地される。
そして、残土M0が除去されることによって溝Dの一連の形成作業が終了する。
また、このようにして構成される本発明の溝掘り機1によれば、大型の作業機械が入らない狭い場所での溝掘り作業が可能になり、コンパクトで小回りが効いて使い勝手が良い掘削効率の優れた溝掘り機を提供することが可能になる。
尚、本発明の溝掘り機1は、上述した実施の形態のものに限定されず、その発明の要旨内での変更が可能である。
例えば、本発明の溝掘り機1の第1掘削ロータリー11Aと第2掘削ロータリー11Bのそれぞれの掘削刃9の掘削半径は、必ずしも同じでなくてもよく掘削半径の違う掘削刃9を組み合わせて使用することが可能である。また、第1掘削ロータリー11Aと第2掘削ロータリー11Bのオーバーラップ量は適宜変更することが可能であり、当該オーバーラップ量を変えて形成する溝Dの深さCを調整できるようにすることが可能である。
また、第1掘削ロータリー11Aと第2掘削ロータリー11Bのそれぞれの掘削刃9の回転数は、前述した数値ないし組み合わせに限らず適宜変更でき、別途変速機等を設けることで多段階にあるいは無段階に変速できるようにすることも可能である。
また、第2動力伝達機構15B中に第1動力伝達機構15Aにおいて設けたテンションプーリ51と同様のテンションプーリを設けたり、第1伝達軸41にクラッチを配設すること等によって第2掘削ロータリー11Bを使用しないで第1掘削ロータリー11Aのみを使用して比較的浅めの溝Dも併せて形成できるようにすることも可能である。
また、エンジンの出力軸の回転を前記掘削ロータリーの掘削軸13に伝える動力伝達機構の変更例としては、例えば、エンジン5の出力軸6の回転を第3伝達軸を経由して前記第2掘削ロータリー11Bに伝達する第3動力伝達機構と、前記第3伝達軸の回転を第4伝達軸を経由して前記第1掘削ロータリーに伝達する第4動力伝達機構とを備えたものとすることも可能である。この場合、前記第4動力伝達機構によって伝達される前記第1掘削ロータリーの掘削刃の回転数は、前記第3動力伝達機構によって伝達される前記第2掘削ロータリーの掘削刃の回転数より速くなるように設定することも可能である。勿論、上記以外の動力伝達機構を採用することも可能である。
また、本発明の溝掘り機1は、必要な深さの溝を形成する作業に使用できるだけでなく、例えばネギの土上げ機としても適用できる。この場合は、進行方向の前方位置に畝をほぐす第1掘削ロータリーを配置し、該第1掘削ロータリーの後方位置に土を畝に上げる第2掘削ロータリーを配置する。これにより、固くなった畝をほぐし、効率良く土上げ作業を実行することができる。
本発明の溝掘り機は、作業地の地面を掘削し、必要な深さの溝を形成する作業現場等で利用でき、特に大型の作業機械が入らない狭い作業地において、必要な深さの溝を形成したい場合やネギの土上げ作業等に利用可能性を有する。
1 溝掘り機
3 操作ハンドル
4 基部
5 エンジン
6 出力軸
7 走行駆動輪
9 掘削刃
11 掘削ロータリー
13 掘削軸
15 動力伝達機構
17 ミッション
19 泥除けカバー
21 飛散防止カバー
23 案内補助輪
25 支持ステー
27 ブラケット
29 ハンドル
31 切替レバー
33 チェーンボックス
35 ホルダ部
37 掘削爪
39 ボルト、ナット
41 第1伝達軸
43 第2伝達軸
45 駆動プーリ
47 第1従動プーリ
49 第1駆動ベルト
51 テンションプーリ
53 揺動アーム
55 第2従動プーリ
57 第3従動プーリ
59 第2駆動ベルト
61 残土処理板
63 傾斜面
65 動力伝達機構
67 ビニールハウス
69 果樹
71 堆肥
73 畝
G 作業地
M 土
D 溝
A 前方
B 側方
C 深さ
H 掘削高さ位置
Y 進行方向
T 燃料タンク
X 溝幅方向
E 掘削深さ
Z 掘削高さ方向
O 揺動支点
P 動力伝達位置
Q 動力解除位置

Claims (8)

  1. 作業地の地面を掘削し、掘削した土を前方または左右側方に跳ね上げて所定深さの溝を形成する溝掘り機において、
    走行及び掘削するための動力を生成するエンジンと、
    前記エンジンの出力軸から動力を得て所定の方向に所定の回転数で回転する掘削刃を備えた掘削ロータリーと、
    前記エンジンの出力軸の回転を前記掘削ロータリーの掘削軸に伝える動力伝達機構と、を備え、
    前記掘削ロータリーは、掘削高さ位置を異ならせた二組の掘削ロータリーを有しており、進行方向の前方位置に作業地の地面に近い上層土を掘削する第1掘削ロータリーを配置し、該第1掘削ロータリーの後方位置に前記第1掘削ロータリーで掘削した上層土を更に掘り下げて下層土を掘削する第2掘削ロータリーを配置したことを特徴とする溝掘り機。
  2. 前記第1掘削ロータリーと第2掘削ロータリーで掘削する上層土ないし下層土の掘削深さは、それぞれ15cm〜20cmであり、両者を掘削高さ方向にオーバーラップさせて配置することで深さ30cm〜40cmの溝を形成し得るように構成したことを特徴とする請求項1記載の溝堀り機。
  3. 前記動力伝達機構は、エンジンの出力軸の回転を第1伝達軸を経由して前記第1掘削ロータリーに伝達する第1動力伝達機構と、
    前記第1伝達軸の回転を第2伝達軸を経由して前記第2掘削ロータリーに伝達する第2動力伝達機構と、を備えており、
    前記第1動力伝達機構によって伝達される前記第1掘削ロータリーの掘削刃の回転数は、前記第2動力伝達機構によって伝達される前記第2掘削ロータリーの掘削刃の回転数より速くなるように設定されていることを特徴とする請求項1または2記載の溝掘り機。
  4. 前記第1動力伝達機構は、エンジンの出力軸に取り付けられる駆動プーリと、前記第1伝達軸に取り付けられる第1従動プーリと、前記駆動プーリと第1従動プーリとの間に巻回されている無端状の第1駆動ベルトと、を備えており、
    前記第2動力伝達機構は、前記第1伝達軸に取り付けられる所定プーリ径の第2従動プーリと、前記第2伝達軸に取り付けられる所定プーリ径の第3従動プーリと、前記第2従動プーリと第3従動プーリとの間に巻回されている無端状の第2駆動ベルトと、を備えており、
    前記第3従動プーリのプーリ径は、前記第2従動プーリのプーリ径よりも大きくなるように設定されていることを特徴とする請求項3記載の溝掘り機。
  5. 前記第1掘削ロータリーの掘削刃と前記第2掘削ロータリーの掘削刃は、共にアッパーカット方向に回転するように構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の溝掘り機。
  6. 前記第2掘削ロータリーの掘削刃に動力を伝達するチェーンボックスの下端部には、掘削によって形成した溝の底部に残った残土を取り除く残土処理板が設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の溝掘り機。
  7. 前記二組の掘削ロータリーにおけるそれぞれの掘削刃は、溝幅方向に延びる掘削軸の左右に一対または複数対設けられており、これらの掘削刃は溝幅方向の間隔が調整可能な状態で掘削軸に取り付けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の溝掘り機。
  8. 前記溝堀り機は、作業時に両手で握って操作する操作ハンドルと、前記エンジンから動力を受けて回転する左右一対の走行駆動輪と、を備えた手押し走行式の溝掘り機であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の溝掘り機。
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