JPH05293104A - 超音波内視鏡 - Google Patents

超音波内視鏡

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JPH05293104A
JPH05293104A JP10256692A JP10256692A JPH05293104A JP H05293104 A JPH05293104 A JP H05293104A JP 10256692 A JP10256692 A JP 10256692A JP 10256692 A JP10256692 A JP 10256692A JP H05293104 A JPH05293104 A JP H05293104A
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JP
Japan
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flexible tube
ultrasonic
tubes
flexible
connector
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JP10256692A
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Kenichi Ohara
健一 大原
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Pentax Corp
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】挿入部を取り外すような修理を行う際に超音波
走査部に接続された信号線を切断する必要がなく、簡単
かつ低コストで修理をすることができる超音波内視鏡を
提供することを目的とする。 【構成】被検体表面の光学像を得るための観察光学系の
対物部と、被検体の超音波断層像を得るために超音波を
発受信走査する超音波走査部とを挿入部1の先端に併設
し、外部の信号処理回路に接続されるコネクタ30を挿
入部1外から分岐された連結可撓管31の先に連結し
て、超音波走査部とコネクタ30とを接続する信号線3
2を連結可撓管31内に挿通した超音波内視鏡におい
て、互いに太さの異なる複数の短い可撓管34,35を
連結して連結可撓管31を形成し、隣り合う細い方の可
撓管34を太い方の可撓管35内に挿入させることによ
って連結可撓管31の全長を縮ませることができるよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、被検体表面の光学像
を得るための観察光学系の対物部と、被検体の超音波断
層像を得るために超音波を発受信走査する超音波走査部
とを挿入部の先端に併設した超音波内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の超音波内視鏡においては、超音
波走査部に入出力される電気信号を処理するための処理
回路が外部に設けられるので、超音波走査部と外部処理
装置とを接続するためのコネクタ(超音波コネクタ)が
必要である。
【0003】そこで超音波内視鏡においては、一般に、
信号線によって超音波走査部と接続された超音波コネク
タを、挿入部外から分岐した連結可撓管の先に連結し
て、この超音波コネクタを外部処理回路に接続するよう
にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】観察光学系における像
を伝達するイメージガイドファイババンドルや照明用の
ライトガイドファイババンドル等、挿入部内に挿通され
たいわゆる内蔵物を交換修理する場合等には、総ての内
蔵物を挿入部ともども操作部等から引き離して分解する
必要がある。
【0005】その際には、超音波走査部に接続された信
号線も操作部側から引き出す必要があるので、超音波コ
ネクタ部分で信号線を切断し、再組み立て時に少し短く
なった信号線を超音波コネクタに接続するようにしてい
る。
【0006】そのため従来は、コネクタの再組み立て時
に、非常に細い同軸線を多数半田付けする必要があるた
め、多大な修理コストがかかっていた。そこで本発明
は、挿入部を取り外すような修理を行う際に超音波走査
部に接続された信号線を切断する必要がなく、簡単かつ
低コストで修理をすることができる超音波内視鏡を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の超音波内視鏡は、被検体表面の光学像を得
るための観察光学系の対物部と、被検体の超音波断層像
を得るために超音波を発受信走査する超音波走査部とを
挿入部の先端に併設し、外部の信号処理回路に接続され
るコネクタを上記挿入部外から分岐された連結可撓管の
先に連結して、上記超音波走査部と上記コネクタとを接
続する信号線を上記連結可撓管内に挿通した超音波内視
鏡において、互いに太さの異なる複数の短い可撓管を連
結して上記連結可撓管を形成し、隣り合う細い方の可撓
管を太い方の可撓管内に挿入させることによって上記連
結可撓管の全長を縮ませることができるようにしたこと
を特徴とする。
【0008】
【実施例】図面を参照して実施例を説明する。図1は超
音波内視鏡を示しており、可撓管からなる挿入部1の先
端側には遠隔操作によって屈曲自在な湾曲部2が形成さ
れ、その先端に先端部本体3が連結されている。
【0009】この先端部本体3には、被検体表面の光学
像を得るための観察光学系の対物光学系と、被検体の超
音波断層像を得るために超音波を発受信走査する電子走
査式の超音波振動子とが併設されている。ただしその図
示は省略されている。
【0010】挿入部1の基端側は操作部10に連結され
ている。11は、湾曲部2を遠隔的に屈曲させる操作を
行うための湾曲操作ノブである。12及び13は、吸引
操作ボタン及び送気送水操作ボタン、14は鉗子挿入口
であり、これらに接続された吸引管、送気管及び送水管
等が、挿入部1内を通って先端部本体3に至っている。
【0011】16は接眼部であり、先端部本体3に内蔵
された対物光学系の結像位置に像入射端部が配置された
イメージガイドファイババンドルが、挿入部1内から操
作部10内を通って、接眼部16内にその像射出端部が
配置されている。
【0012】図示されていない光源装置に接続されるラ
イトガイドコネクタ20は、操作部10に基端が接続さ
れたライトガイドコネクタ連結可撓管21の先端に連結
されている。
【0013】そして、先端部本体3に光出射端部が配置
された照明用ライトガイドファイババンドルが、挿入部
1内から操作部10及びライトガイドコネクタ連結可撓
管21内を通って、ライトガイドコネクタ20の突端部
20aに光入射端部が着脱可能にビス止め固定されてい
る。
【0014】23は吸引ニップル、24は送気送水口
金、25は通気口金、26は機能接地端子であり、それ
らに接続されたチューブ等がライトガイドコネクタ連結
可撓管21内を通って操作部10に至っている。
【0015】30は、先端部本体3に設けられた超音波
振動子を駆動する駆動信号を発生し、且つその超音波振
動子から出力された信号を処理するための外部の信号処
置回路(図示せず)に接続される超音波コネクタであ
る。
【0016】この超音波コネクタ30は、操作部10に
基端が接続された超音波コネクタ連結可撓管31の先端
に連結されている。そして、先端部本体3の超音波振動
子に接続された信号ケーブル32が、挿入部1内から操
作部10内及び超音波コネクタ連結可撓管31内を通っ
て、超音波コネクタ30内の基板に半田付けされて接続
されている。
【0017】超音波コネクタ連結可撓管31は、図1に
示されるように、第1と第2の2本の短い可撓管34,
35を連結して形成されている。第1と第2の可撓管3
4,35は相対的に異なる太さに形成されており、細い
方の第1の可撓管34の外径が太い方の第2の可撓管3
5の内径より細く形成されている。
【0018】図2は、第1と第2の可撓管34,35の
連結部を示している。32は信号ケーブルである。各可
撓管34,35は、金属製の螺旋管34a,35aの外
側に網状管34b,35bを被覆し、さらにその外側に
可撓性のある外皮チューブ34c,35cを被覆して形
成されており、各可撓管34,35の端部には口金34
d,35dが固着されている。
【0019】そして、第1の可撓管34の口金34dは
第2の可撓管35の口金35d内にスライド自在に嵌合
していて、固定ねじ36によって両口金34d,35d
が相対的に移動しないように固定されている。37及び
38はシール用のOリングである。
【0020】39は、連結部を囲むように設けられたカ
バーであり、細い方の第1の可撓管34が端部で急激に
折れ曲がらないように保護するためのゴム製のテーパ筒
状の折れ止め39aと、その折れ止め39a内にインサ
ートされて第2の可撓管35の口金35dに螺合するね
じ環39bとにより形成されている。
【0021】このように構成された実施例の超音波内視
鏡によれば、第1と第2の可撓管34,35の連結部か
らカバー39をずらした後、固定ねじ36を緩めて取り
外すと、第1と第2の可撓管34,35の固定状態が解
除され、第1の可撓管34を第2の可撓管35内に挿入
して超音波コネクタ連結可撓管31の全長を縮ませるこ
とができる。
【0022】そこで、挿入部1内に挿通されている各種
内蔵物を交換修理する必要がある場合には、固定ねじ3
6を取り外しておく。そして、図3に示されるように、
操作部10から挿入部1を取り外し、また、湾曲部2と
先端部本体3とを分離し、信号ケーブル32及び他の内
蔵物100を挿入部1と共に操作部10側から引き出
す。
【0023】このように内蔵物100を操作部側から引
き出すのに合わせて、又は内蔵物100を引き出すのに
先立って、第1の可撓管34を第2の可撓管35内に挿
入させて、超音波コネクタ連結可撓管31の全長を縮め
る。
【0024】すると信号ケーブル32は、超音波コネク
タ連結可撓管31が短くなった長さ分だけ挿入部1側に
押し出されてたるませることできるので、信号ケーブル
32を全く切断することなく、内蔵物100の交換等、
挿入部1の修理を行うことができる。
【0025】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば、超音波コネクタ連結可撓管は2段
以上何段に形成してもよい。
【0026】
【発明の効果】本発明の超音波内視鏡によれば、超音波
走査部とコネクタとの間を接続する信号線が挿通された
連結可撓管の全長を縮ませることができるので、挿入部
を取り外すような修理の際には連結可撓管の全長を縮ま
せることによって信号線をたるませ、信号線を切断する
ことなく内蔵物の交換修理等を行うことができる。した
がって、信号線の再接続を行う必要がないので、修理時
間の短縮と修理コストの大幅な削減を実現することがで
きる優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の斜視図である。
【図2】実施例の部分半断面図である。
【図3】実施例の修理状態の斜視図である。
【符号の説明】
1 挿入部 3 先端部本体 10 操作部 30 超音波コネクタ 31 超音波コネクタ連結可撓管 32 信号ケーブル 34 第1の可撓管 35 第2の可撓管 100 内蔵物

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検体表面の光学像を得るための観察光学
    系の対物部と、被検体の超音波断層像を得るために超音
    波を発受信走査する超音波走査部とを挿入部の先端に併
    設し、外部の信号処理回路に接続されるコネクタを上記
    挿入部外から分岐された連結可撓管の先に連結して、上
    記超音波走査部と上記コネクタとを接続する信号線を上
    記連結可撓管内に挿通した超音波内視鏡において、 互いに太さの異なる複数の短い可撓管を連結して上記連
    結可撓管を形成し、隣り合う細い方の可撓管を太い方の
    可撓管内に挿入させることによって上記連結可撓管の全
    長を縮ませることができるようにしたことを特徴とする
    超音波内視鏡。
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