JPH05293060A - 暖房便座 - Google Patents

暖房便座

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JPH05293060A
JPH05293060A JP10335792A JP10335792A JPH05293060A JP H05293060 A JPH05293060 A JP H05293060A JP 10335792 A JP10335792 A JP 10335792A JP 10335792 A JP10335792 A JP 10335792A JP H05293060 A JPH05293060 A JP H05293060A
Authority
JP
Japan
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toilet seat
heater
output
detection
electrification
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10335792A
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English (en)
Inventor
Takashi Yajima
孝志 矢島
Takuma Michimae
琢磨 道前
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Publication of JPH05293060A publication Critical patent/JPH05293060A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】静電容量センサの誤動作を防止する。 【構成】便座を温めるヒータ5と、便座内に検出電極4
が設けられ人が便座に着座したことを検出する静電容量
センサAとを備える。便座の暖房時におけるヒータ5へ
の通電を断続的に行い、ヒータ5への通電停止期間に出
力制御装置13で人体の有無の判定を行う。人体の有無
の判定処理を常にヒータ5の非通電状態の静電容量セン
サAの出力を用いて行い、便座の温度制御のためのヒー
タ5の通電制御による誤動作を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人が便座に着座したこ
とを検知する静電容量センサを備える暖房便座に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】最近の洋式トイレでは、快適な使用が可
能となるように種々の工夫がなされ、例えば温水で局部
を洗浄する温水洗浄便座や、便座をヒータで温める暖房
便座などが提供されている。なお、温水洗浄便座では暖
房便座としての機能を兼ね備えたものが多い。
【0003】図4に便座を暖房する機能を備えた温水洗
浄便座を示す。ここで、この温水洗浄便座では、便座1
に便蓋2が開閉自在に取り付けられ、肘掛け状に形成さ
れた操作部3に設けたスイッチ類を操作して、温水洗浄
や便座の暖房の入切りなどの制御が行われる。なお、こ
の種の温水洗浄便座では人が便座1に着座したことを検
知して、内部回路の制御や付属装置の動作制御を行う機
能を備え、人が便座1に着座したことを静電容量センサ
を用いて検知するものがある。
【0004】このような静電容量センサと便座暖房用の
ヒータとを備える温水洗浄便座では、図5(b)に示す
ように、成形品からなる便座1の内部に静電容量センサ
の検出電極4を配置し、その電極4の下にヒータ5を配
置していた。そして、ヒータ5を構成するヒータ線は便
座1を万遍なく保温できるように、図5(a)に示すよ
うに、蛇行させて収めてある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、便座1の温
度制御のために、ヒータ5への通電制御が行われると、
ヒータ5の通電時と非通電時とで、静電容量センサの検
出出力が変化する。例えば、ヒータ5が通電されている
ときに、人が着座していないにもかかわらず、着座した
とみなす誤動作を起こすことがある。
【0006】本発明は上述の点に鑑みて為されたもので
あり、静電容量センサを備える暖房便座において、静電
容量センサの誤動作を防止することを目的とするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、便座を温めるヒータと、便座内に検出
電極が設けられ人が便座に着座したことを検出する静電
容量センサと、便座の暖房時におけるヒータへの通電を
断続させる通電制御手段と、ヒータの通電停止期間にお
ける静電容量センサの出力に基づいて人体の有無を判定
する判定手段とを備えている。
【0008】
【作用】本発明は、上述のように便座の暖房時における
ヒータへの通電を断続させる通電制御手段と、ヒータの
通電停止期間における静電容量センサの出力に基づいて
人体の有無を判定する判定手段とを備えることにより、
人体の有無の判定処理を常にヒータの非通電状態の静電
容量センサの出力を用いて行い、便座の温度制御のため
のヒータの通電制御による誤動作を防止する。
【0009】
【実施例】図1乃至図3に本発明の一実施例を示す。本
実施例の暖房便座は、図1に示すように、ヒータ4の通
電を制御するヒータ電流開閉装置10を設け、図3
(a)に示すように便座1の暖房時におけるヒータ5の
通電を断続的に行うようにしてある。そして、上記ヒー
タ電流開閉装置10によるヒータ5への通電停止は、ク
ロックパルス発生装置11から出力されるクロックパル
スに同期して行う。ここで、上記ヒータ電流開閉装置1
0によるヒータ5への通電停止は瞬時的にして、暖房時
にヒータ5の通電を断続させても、暖房効率が落ちるこ
とがないようにしてある。つまりは、本実施例の場合に
は、便座の暖房時におけるヒータへの通電を断続させる
通電制御手段を、ヒータ電流開閉装置10とクロックパ
ルス発生装置11とで構成してある。なお、上記ヒータ
電流開閉装置10は、便座1の温度制御のために、ヒー
タ5の通電を制御する機能も持つものである。
【0010】静電容量センサAは、図1に示すように、
便座1内に埋設された検出電極4と、この検出電極4と
他の導電性を有する物との間に生じる静電容量の変化を
検知する検知回路12とで構成してある。例えば、図2
に示すように、人Bが便座1に着座したときには、検出
電極4と人体Bとの間の静電容量により、検出電極4と
導電性を有する物との間に生じる総合的な静電容量に変
化を生じる。そのとき、検知回路12はその静電容量変
化を示す出力を発生する。なお、本実施例では上記静電
容量センサAを用いてあるが、例えば複数の検出電極4
を備えるその他の構成の静電容量センサであってもよ
い。
【0011】この静電容量センサAの検出出力は出力制
御装置13に入力される。出力制御装置13は、上記検
出回路12の検出出力から人Bの便座1への着座を判別
する。ここで、この出力制御装置13では、クロックパ
ルス発生装置11のクロックパルスに同期して、つまり
は便座1の暖房時ではヒータ5の通電が停止されている
期間にだけ、着座の判別を行うようにしてある。つまり
は、本実施例では、ヒータの通電停止期間における静電
容量センサの出力に基づいて人体の有無を判定する判定
手段を、出力制御装置13とクロックパルス発生装置1
1とで構成してある。
【0012】本実施例のヒータ5による便座1の暖房時
における人体検知動作を説明する。ヒータ5は、図3
(a)に示すように、暖房時においても瞬時的に通電が
停止される。このヒータ5への通電が停止されたこと
は、出力制御装置13がクロックパルス発生装置11の
出力から判別し、この期間に入力される検出回路12の
出力だけを有効として着座判定処理を行う。
【0013】いま、図3(b)に示すように、人Bが便
座1に着座することにより静電容量に変化を生じたとす
る。ここで、検出回路12から出力制御装置13への実
際の入力は、図3(a)に示すヒータ5の通電状態の影
響を受けて、図3(b)の容量変化に同図(a)のヒー
タ5の通電状態の変化状態が加わった信号波形となる。
しかし、出力制御装置13はクロックパルス発生装置1
1のクロックパルスの出力時点、つまり暖房時において
もヒータ5への通電が瞬時的に停止されたときだけの検
出回路12の出力を受け付けるので、実質的には図3
(c)に示すような検出回路12の出力が出力制御装置
13に入力される状態になる。従って、出力制御装置1
3では、ヒータ5の通電停止期間に検出回路12の出力
が得られた場合に、同図(d)に示す出力を生じる。但
し、図3における各入出力のレベルは逆の場合も考えら
れ、この図3ではあくまで判定や出力のタイミングを示
したものである。
【0014】ところで、上述の場合には暖房時において
ヒータ5の通電を断続させていたが、逆にヒータ5の非
暖房時に断続的に通電を行う(但し、通電期間は瞬時期
間だけ)ことにより、人体の有無の判定を常に通電状態
で行うようにしても効果がある場合も考えられる。
【0015】
【発明の効果】本発明は上述のように、便座を温めるヒ
ータと、便座内に検出電極が設けられ人が便座に着座し
たことを検出する静電容量センサと、便座の暖房時にお
けるヒータへの通電を断続させる通電制御手段と、ヒー
タの通電停止期間における静電容量センサの出力に基づ
いて人体の有無を判定する判定手段とを備えているの
で、ヒータに通電が行われていない期間に静電容量セン
サで人体検知を行い、つまりは人体検知を常にヒータの
非通電時に行うことができ、このため便座の温度調整の
ためのヒータの通電制御による誤動作を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路構成を示すブロック図
である。
【図2】同上の静電容量センサの動作原理の概略説明図
である。
【図3】同上の動作説明図である。
【図4】暖房機能を備える温水洗浄便座の斜視図であ
る。
【図5】(a),(b)は便座内の検出電極及びヒータ
の配設状態を示す概略説明図及び部分断面図である。
【符号の説明】
A 静電容量センサ B 人 1 便座 4 検出電極 5 ヒータ 10 ヒータ電流開閉装置 11 クロックパルス発生装置 12 検出回路 13 出力制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便座を温めるヒータと、便座内に検出電
    極が設けられ人が便座に着座したことを検出する静電容
    量センサと、便座の暖房時におけるヒータへの通電を断
    続させる通電制御手段と、ヒータの通電停止期間におけ
    る静電容量センサの出力に基づいて人体の有無を判定す
    る判定手段とを備えて成ることを特徴とする暖房便座。
JP10335792A 1992-04-23 1992-04-23 暖房便座 Withdrawn JPH05293060A (ja)

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JP10335792A JPH05293060A (ja) 1992-04-23 1992-04-23 暖房便座

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JP10335792A JPH05293060A (ja) 1992-04-23 1992-04-23 暖房便座

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JPH05293060A true JPH05293060A (ja) 1993-11-09

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ID=14351886

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JP10335792A Withdrawn JPH05293060A (ja) 1992-04-23 1992-04-23 暖房便座

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3272260A1 (en) * 2016-07-22 2018-01-24 Duravit Aktiengesellschaft Sanitary device seat and sanitary device

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3272260A1 (en) * 2016-07-22 2018-01-24 Duravit Aktiengesellschaft Sanitary device seat and sanitary device
CN107638120A (zh) * 2016-07-22 2018-01-30 杜拉维特有限公司 卫生设备座椅和卫生设备

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Effective date: 19990706