JPH05292240A - スキャナプリンタサーバー及びスキャナプリンタサーバーシステム - Google Patents
スキャナプリンタサーバー及びスキャナプリンタサーバーシステムInfo
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- JPH05292240A JPH05292240A JP4199744A JP19974492A JPH05292240A JP H05292240 A JPH05292240 A JP H05292240A JP 4199744 A JP4199744 A JP 4199744A JP 19974492 A JP19974492 A JP 19974492A JP H05292240 A JPH05292240 A JP H05292240A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 スキャナプリンタをネットーク上のホストコ
ンピュータからスキャナプリンタに対して各種パラメー
タの設定をすること。 【構成】 ネットワーク上にホストコンピュータ10
1、スキャナプリンタサーバ102、およびスキャナプ
リンタ102に接続されたスキャナ103、プリンタ1
04からなるスキャナプリンタサーバシステムであっ
て、スキャナ103、プリンタ104とスキャナプリン
タサーバ102間に双方向の通信路を設け、ホストコン
ピュータ101により、スキャン、プリントする際の文
章、ダラフィックス、画像データの転送方法を指定し、
その転送方法にしたがって前述データを転送すること。
ンピュータからスキャナプリンタに対して各種パラメー
タの設定をすること。 【構成】 ネットワーク上にホストコンピュータ10
1、スキャナプリンタサーバ102、およびスキャナプ
リンタ102に接続されたスキャナ103、プリンタ1
04からなるスキャナプリンタサーバシステムであっ
て、スキャナ103、プリンタ104とスキャナプリン
タサーバ102間に双方向の通信路を設け、ホストコン
ピュータ101により、スキャン、プリントする際の文
章、ダラフィックス、画像データの転送方法を指定し、
その転送方法にしたがって前述データを転送すること。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一体型のスキャナ・プ
リンタをネットワークに接続した、スキャナ・プリンタ
サーバーシステムに関するものである。
リンタをネットワークに接続した、スキャナ・プリンタ
サーバーシステムに関するものである。
【0002】これまで、単一のスキャナやプリンタはホ
ストコンピュータと直接接続された形態で使用されてき
た。また一体型のスキャナ・プリンタは、一般的には、
単体でコピーとして用いられているだけであり、この様
なスキャナやプリンタをネットワークに接続し、スキャ
ナプリンタサーバーとして用いることはなかった。
ストコンピュータと直接接続された形態で使用されてき
た。また一体型のスキャナ・プリンタは、一般的には、
単体でコピーとして用いられているだけであり、この様
なスキャナやプリンタをネットワークに接続し、スキャ
ナプリンタサーバーとして用いることはなかった。
【0003】一方、ネットワーク上でプリンタサーバー
に接続し、プリンタを共有する構成があった。通常、こ
のようなプリンタサーバーでは、ホストコンピュータか
らプリンタの仕様に合わせてデータをプリンタに送って
いた。
に接続し、プリンタを共有する構成があった。通常、こ
のようなプリンタサーバーでは、ホストコンピュータか
らプリンタの仕様に合わせてデータをプリンタに送って
いた。
【0004】最近では、ネットワーク化が進んでおり、
インテリジェントビルなどの全体にLANをはりめぐら
した大規模なネットワーク化が進んでいる。さらには、
WAN(ワイドエリアネットワーク)のような、公衆回
線でLANを直結した全国規模のネットワーク、さらに
ISDNなどの高度情報網が整備されつつある。
インテリジェントビルなどの全体にLANをはりめぐら
した大規模なネットワーク化が進んでいる。さらには、
WAN(ワイドエリアネットワーク)のような、公衆回
線でLANを直結した全国規模のネットワーク、さらに
ISDNなどの高度情報網が整備されつつある。
【0005】このため、ビルの別のフロアーや、別のビ
ル、あるいは東京から大阪のホストコンピュータを利用
することが可能となりつつある。
ル、あるいは東京から大阪のホストコンピュータを利用
することが可能となりつつある。
【0006】従って、プリンタサーバーでは、従来まで
の比較的せまい範囲の利用にとどまらず、非常に広域な
利用が可能になった。
の比較的せまい範囲の利用にとどまらず、非常に広域な
利用が可能になった。
【0007】また、スキャナ・プリンタも高機能化、高
解像度化、カラー化が進んでいる。このため、さまざま
にな形式でのスキャナからの読みとり、プリンタへの出
力が可能になった。
解像度化、カラー化が進んでいる。このため、さまざま
にな形式でのスキャナからの読みとり、プリンタへの出
力が可能になった。
【0008】この時の画像の転送方法の設定は、従来ス
キャナプリンタに直結したホストコンピュータが行なっ
ていた。
キャナプリンタに直結したホストコンピュータが行なっ
ていた。
【0009】一方スキャナとプリンタをネットワークに
接続したシステムでは、ユーザはネットワーク上のホス
トコンピュータから、遠隔地のスキャナ、プリンタを利
用できるようになる。
接続したシステムでは、ユーザはネットワーク上のホス
トコンピュータから、遠隔地のスキャナ、プリンタを利
用できるようになる。
【0010】このため、複数のユーザが複数のホストコ
ンピュータから遠隔地のスキャナ、プリンタを利用でき
るようになり、効率的である。
ンピュータから遠隔地のスキャナ、プリンタを利用でき
るようになり、効率的である。
【0011】しかし、ホストコンピュータと、スキャナ
プリンタサーバー間で通信を行なうには、図20に示す
ように、階層構造であらわすと、PostScrip
t,CaPSLなどのページ記述言語(PDL)、AD
CT、MMR、MR、VQ(ベクトル量子化)などの符
号化法、点順次、面順次などのフォーマット、PGB、
Lab、YIQなどの色空間、1、2、…8bit/C
olorなどの階調数、画像サイズ、位置、100dp
i、200dpi、400dpiなどの解像度、などの
各レイヤが通信路上で一致する必要がある。
プリンタサーバー間で通信を行なうには、図20に示す
ように、階層構造であらわすと、PostScrip
t,CaPSLなどのページ記述言語(PDL)、AD
CT、MMR、MR、VQ(ベクトル量子化)などの符
号化法、点順次、面順次などのフォーマット、PGB、
Lab、YIQなどの色空間、1、2、…8bit/C
olorなどの階調数、画像サイズ、位置、100dp
i、200dpi、400dpiなどの解像度、などの
各レイヤが通信路上で一致する必要がある。
【0012】該スキャナプリンタサーバーのように、複
数のスキャナやプリンタ、あるいは一体化されたスキャ
ナプリンタが接続されたサーバーの場合、それら入出力
装置の能力の違いにより、どこまでサーバー内で処理
し、データを引き渡すかがまちまちであった。
数のスキャナやプリンタ、あるいは一体化されたスキャ
ナプリンタが接続されたサーバーの場合、それら入出力
装置の能力の違いにより、どこまでサーバー内で処理
し、データを引き渡すかがまちまちであった。
【0013】一般的には、ホストコンピュータのユーザ
ーが要求する形式でスキャナ、プリントすることが優先
される。このため、スキャナプリンタ側が各種変換手段
を持ち、ユーザの要求する形式でスキャナ、プリントす
る。
ーが要求する形式でスキャナ、プリントすることが優先
される。このため、スキャナプリンタ側が各種変換手段
を持ち、ユーザの要求する形式でスキャナ、プリントす
る。
【0014】従ってこれらの各種変換時のパラメータ
は、ホストコンピュータから、遠隔地のスキャナ、プリ
ンタに対して設定する必要がある。
は、ホストコンピュータから、遠隔地のスキャナ、プリ
ンタに対して設定する必要がある。
【0015】本発明はかかる点に鑑み前述の様な種々の
設定の手間を低域させたスキャナプリンタサーバーを提
供することを目的とする。
設定の手間を低域させたスキャナプリンタサーバーを提
供することを目的とする。
【0016】又、本発明は前述の設定の手間を不要とし
たスキャナプリンタサーバーを提供することを他の目的
とする。
たスキャナプリンタサーバーを提供することを他の目的
とする。
【0017】又本発明はページ記述言語で表現されたデ
ータでもページ記述言語で表現されていないデータのい
ずれのデータに対しても対応可能なスキャナプリンタサ
ーバーを提供することを他の目的とする。
ータでもページ記述言語で表現されていないデータのい
ずれのデータに対しても対応可能なスキャナプリンタサ
ーバーを提供することを他の目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本出願の第10の発明では、ネットワーク上に接続
したホストコンピュータ、スキャナプリンタサーバー、
および該スキャナプリンタに接続されたスキャナ、プリ
ンタからなるスキャナプリンタサーバーシステムであっ
て、プリンタあるいはスキャナプリンタサーバーにペー
ジ記述言語変換、複号化の少なくとも1つの機能を、ま
た、プリンタに色空間変換、解像度変換、ガンマ変換、
マスキング変換、黒生成、下色除去、N値化の少なくと
も1の機能を設け、ホストコンピュータから送られてく
る画像のパラメータにしたがって、ホストコンピュータ
から送られてくるデータを変換し、プリントすることを
特徴とするスキャナプリンタサーバーシステムが開示さ
れる。
め、本出願の第10の発明では、ネットワーク上に接続
したホストコンピュータ、スキャナプリンタサーバー、
および該スキャナプリンタに接続されたスキャナ、プリ
ンタからなるスキャナプリンタサーバーシステムであっ
て、プリンタあるいはスキャナプリンタサーバーにペー
ジ記述言語変換、複号化の少なくとも1つの機能を、ま
た、プリンタに色空間変換、解像度変換、ガンマ変換、
マスキング変換、黒生成、下色除去、N値化の少なくと
も1の機能を設け、ホストコンピュータから送られてく
る画像のパラメータにしたがって、ホストコンピュータ
から送られてくるデータを変換し、プリントすることを
特徴とするスキャナプリンタサーバーシステムが開示さ
れる。
【0019】
【実施例】以下、本発明を好ましい実施例を用いて説明
する。
する。
【0020】図1において、101はホストコンピュー
タ、102はスキャナプリンタサーバー、103a〜1
03bは各種スキャナ、104a〜104dは各種プリ
ンタ、105はイーサネットである。
タ、102はスキャナプリンタサーバー、103a〜1
03bは各種スキャナ、104a〜104dは各種プリ
ンタ、105はイーサネットである。
【0021】106はクライアントロプロセス、107
はサーバープロセス、また、108はDATA(画像デ
ータ信号)、109はVSYNC(垂直同期信号)、1
10はHSYNC(水平同期信号)、111はCLOC
K(クロック信号)、112はS.COM(スキャナシ
リアルコマンド信号)、113はP.COM(プリンタ
シリアルコマンド信号)を表す。
はサーバープロセス、また、108はDATA(画像デ
ータ信号)、109はVSYNC(垂直同期信号)、1
10はHSYNC(水平同期信号)、111はCLOC
K(クロック信号)、112はS.COM(スキャナシ
リアルコマンド信号)、113はP.COM(プリンタ
シリアルコマンド信号)を表す。
【0022】また、DATA(画像データ信号)10
8、VSYNC(垂直同期信号)109、HSYNC
(水平同期信号)110、CLOCK(クロック信号)
111を一括してVideo I/Fと呼ぶ。
8、VSYNC(垂直同期信号)109、HSYNC
(水平同期信号)110、CLOCK(クロック信号)
111を一括してVideo I/Fと呼ぶ。
【0023】103b、104bのスキャナプリンタと
の接続の場合はSCSI、104cのプリンタの接続の
場合はセントロニクスI/F、104dの接続の場合は
RS232Cのように、複数の種類の違うインターフェ
ースに異なったスキャナプリンタとの接続の構成を示
す。一般的にSCSIに接続される機器はスキャナとプ
リンタ両方の形態があり、セントロニクスI/F、RS
232Cはプリンタが接続される場合が多い。このよう
なI/Fに接続されるスキャナやプリンタは、内蔵機能
がまちまちである。
の接続の場合はSCSI、104cのプリンタの接続の
場合はセントロニクスI/F、104dの接続の場合は
RS232Cのように、複数の種類の違うインターフェ
ースに異なったスキャナプリンタとの接続の構成を示
す。一般的にSCSIに接続される機器はスキャナとプ
リンタ両方の形態があり、セントロニクスI/F、RS
232Cはプリンタが接続される場合が多い。このよう
なI/Fに接続されるスキャナやプリンタは、内蔵機能
がまちまちである。
【0024】Video I/Fの場合は、主に生画像
データのやり取を行なうインターフェースであるため、
接続されるスキャナやプリンタはページ記述言語の展開
機能や圧縮伸長機能を持たないものが多い。
データのやり取を行なうインターフェースであるため、
接続されるスキャナやプリンタはページ記述言語の展開
機能や圧縮伸長機能を持たないものが多い。
【0025】以下、スキャナは103、プリンタは10
4で総称し、インターフェースはVideo I/Fを
例に挙げて説明する。
4で総称し、インターフェースはVideo I/Fを
例に挙げて説明する。
【0026】ホストコンピュータ101には、各種スキ
ャナ103a〜103b、またはプリンタ104a〜1
04dを制御するためのクライアントプロセス106を
実行させる。
ャナ103a〜103b、またはプリンタ104a〜1
04dを制御するためのクライアントプロセス106を
実行させる。
【0027】スキャナプリンタサーバー102において
は、該クライアントプロセス106の制御に基づいてス
キャナ103(以下103a〜103bの総称とす
る)、プリンタ104(以下104a〜104dの総称
とする)を制御するサーバープロセス107を実行させ
ておく。
は、該クライアントプロセス106の制御に基づいてス
キャナ103(以下103a〜103bの総称とす
る)、プリンタ104(以下104a〜104dの総称
とする)を制御するサーバープロセス107を実行させ
ておく。
【0028】クライアントプロセス106は、イーサネ
ット105を介して、サーバープロセス107に対して
通信を行ない、スキャナ103からの画像の読みとり、
およびプリンタ104への画像のプリントを行なう。ま
た、スキャナ103とプリンタ104間の単独でのコピ
ーも可能である。
ット105を介して、サーバープロセス107に対して
通信を行ない、スキャナ103からの画像の読みとり、
およびプリンタ104への画像のプリントを行なう。ま
た、スキャナ103とプリンタ104間の単独でのコピ
ーも可能である。
【0029】図2はスキャナプリンタサーバー102の
構成図である。
構成図である。
【0030】201はCPU、202はイーサネットコ
ントローラ、203はRAM、204はROM、20
5、206はデュアルポートラム、207はシリアルイ
ンターフェース、208はタイミング制御回路、209
はメインバス、210はデータバス、211はディスク
インターフェース、212はハードディスク、213は
符号化、復号化回路、214はページ記述言語を展開す
るためのインタプリタを示す。
ントローラ、203はRAM、204はROM、20
5、206はデュアルポートラム、207はシリアルイ
ンターフェース、208はタイミング制御回路、209
はメインバス、210はデータバス、211はディスク
インターフェース、212はハードディスク、213は
符号化、復号化回路、214はページ記述言語を展開す
るためのインタプリタを示す。
【0031】スキャナプリンタサーバー102を起動す
ると、CPU201は、ROM204のプログラムを起
動して、RAM203を一時記憶場所として、サーバプ
ロセス107を実行する。このとき、イーサネットコン
トローラ202でイーサネット105に接続し、ホスト
コンピュータ101のクライアントプロセス106と通
信できる。
ると、CPU201は、ROM204のプログラムを起
動して、RAM203を一時記憶場所として、サーバプ
ロセス107を実行する。このとき、イーサネットコン
トローラ202でイーサネット105に接続し、ホスト
コンピュータ101のクライアントプロセス106と通
信できる。
【0032】シリアルインターフェース207は、スキ
ャナプリンタサーバー102と、スキャナ103、プリ
ンタ104とのコマンドの通信をシリアルで行なう。
ャナプリンタサーバー102と、スキャナ103、プリ
ンタ104とのコマンドの通信をシリアルで行なう。
【0033】デュアルポートラム205、206は、メ
インバス209と、データバス210の両方からアクセ
スできる。これらのデュアルポートラム205、206
は、タイミング制御回路208によってコントロールさ
れ、スキャナ103、プリンタ104間のデータ転送を
デュアルバッファ方式で転送する。この時の転送は同期
式で行なわれ、VSYNC(垂直同期信号)109、H
SYNC(水平同期信号)110、CLOCK(クロッ
ク信号)111信号で同期がとられる。
インバス209と、データバス210の両方からアクセ
スできる。これらのデュアルポートラム205、206
は、タイミング制御回路208によってコントロールさ
れ、スキャナ103、プリンタ104間のデータ転送を
デュアルバッファ方式で転送する。この時の転送は同期
式で行なわれ、VSYNC(垂直同期信号)109、H
SYNC(水平同期信号)110、CLOCK(クロッ
ク信号)111信号で同期がとられる。
【0034】シリアルインターフェース207は、スキ
ャナ103とのコマンドをS.COM(スキャナシリア
ルコマンド信号)112でシリアル伝送で通信する。同
様にプリンタ104とのコマンドをP.COM(プリン
タシリアルコマンド信号)113でシリアル伝送で通信
する。
ャナ103とのコマンドをS.COM(スキャナシリア
ルコマンド信号)112でシリアル伝送で通信する。同
様にプリンタ104とのコマンドをP.COM(プリン
タシリアルコマンド信号)113でシリアル伝送で通信
する。
【0035】このデータとしては、スキャナプリンタサ
ーバー102からスキャナ103へは、プリスキャン命
令、スキャン命令などを送る。また、スキャナ103側
からは、コピー命令や、動作異常などのステータス情報
などが送られる。同様に、スキャナプリンタサーバー1
02からプリンタ104へは、プリント命令などを送
る。また、プリンタ104側からは、紙切れ、紙ジャム
動作異常などのステータス情報などが送られる。
ーバー102からスキャナ103へは、プリスキャン命
令、スキャン命令などを送る。また、スキャナ103側
からは、コピー命令や、動作異常などのステータス情報
などが送られる。同様に、スキャナプリンタサーバー1
02からプリンタ104へは、プリント命令などを送
る。また、プリンタ104側からは、紙切れ、紙ジャム
動作異常などのステータス情報などが送られる。
【0036】ディスクインターフェース211は、ハー
ドディスク212とのインターフェースを行なう。
ドディスク212とのインターフェースを行なう。
【0037】符号化、復号化回路213は、スキャナ1
03から読み込んだデータを符号化する。また、イーサ
ネット105より送られてきた符号化された画像データ
を復号化する。この符号化方法としては、ADCT法な
どがある。
03から読み込んだデータを符号化する。また、イーサ
ネット105より送られてきた符号化された画像データ
を復号化する。この符号化方法としては、ADCT法な
どがある。
【0038】ADCT符号化法は、CCITT SG
VIIIとISO/TC97/SC2/WG8の合同機
関であるJPEG(joint Photograpi
csExpert Group)が1991年の正式勧
告を目指して標準化作業を進めているカラー静止画用符
号化方式である(日経エレクトロニクス1990.3.
19参照)。
VIIIとISO/TC97/SC2/WG8の合同機
関であるJPEG(joint Photograpi
csExpert Group)が1991年の正式勧
告を目指して標準化作業を進めているカラー静止画用符
号化方式である(日経エレクトロニクス1990.3.
19参照)。
【0039】インタープリタ214は、PDL(Pag
e Description Language)を翻
訳して、デュアルポートラム205、206にビットマ
ップあるいはバイトマップで画像を展開して、プリンタ
104にプリントする手段である。このPDLには、P
ost Script,CaPSL(CAnon pr
inting System Language)など
がある。
e Description Language)を翻
訳して、デュアルポートラム205、206にビットマ
ップあるいはバイトマップで画像を展開して、プリンタ
104にプリントする手段である。このPDLには、P
ost Script,CaPSL(CAnon pr
inting System Language)など
がある。
【0040】図3はスキャナ103の構成図である。
【0041】301はスキャナシリアルインターフェー
ス、302はスキャナCPU、303はスキャナ駆動回
路、304はスキャナタイミング制御回路、305は画
像読みとり部、306はオペレーションパネルを表わ
す。
ス、302はスキャナCPU、303はスキャナ駆動回
路、304はスキャナタイミング制御回路、305は画
像読みとり部、306はオペレーションパネルを表わ
す。
【0042】図3において画像をスキャンする場合につ
いての動作を説明する。
いての動作を説明する。
【0043】スキャナシリアルインターフェース301
は、スキャナプリンタサーバー102からスキャン命令
を受けとり、スキャナCPU302に伝える。
は、スキャナプリンタサーバー102からスキャン命令
を受けとり、スキャナCPU302に伝える。
【0044】次に、スキャナCPU302は、スキャン
命令より画像サイズ、画像のスキャンスタート位置など
をセットする。
命令より画像サイズ、画像のスキャンスタート位置など
をセットする。
【0045】スキャナCPU302は、スキャナ駆動回
路303を制御し、画像読みとり部305より図7のよ
うに、画像を1ライン毎に読み出す。
路303を制御し、画像読みとり部305より図7のよ
うに、画像を1ライン毎に読み出す。
【0046】このとき、図8のように、スキャナタイミ
ング制御回路304はHSYNC(水平同期信号)11
0,VSYNC(垂直同期信号)109,CLOCK
(クロック信号)111と、これに同期した画像データ
をDATA(画像データ信号)108に出力する。
ング制御回路304はHSYNC(水平同期信号)11
0,VSYNC(垂直同期信号)109,CLOCK
(クロック信号)111と、これに同期した画像データ
をDATA(画像データ信号)108に出力する。
【0047】スキャナプリンタサーバー102は、HS
YNC(水平同期信号)110,VSYNC(垂直同期
信号)109,CLOCK(クロック信号)111に同
期して画像データを読みとる。
YNC(水平同期信号)110,VSYNC(垂直同期
信号)109,CLOCK(クロック信号)111に同
期して画像データを読みとる。
【0048】図4はプリンタ104の構成図である。
【0049】401はプリンタシリアルインターフェー
ス、402はプリンタCPU、403はプリンタ駆動回
路、404はプリンタタイミング制御回路、405はプ
リント部を表す。
ス、402はプリンタCPU、403はプリンタ駆動回
路、404はプリンタタイミング制御回路、405はプ
リント部を表す。
【0050】図4において画像をプリントする場合につ
いての動作を説明する。
いての動作を説明する。
【0051】ホストコンピュータ101ではプリントし
たいデータを用意している。データは生画像データ、圧
縮画像データ、ページ記述言語などの形態である。そし
てプリントしたいプリンターの指定を行ない、ネットワ
ーク105を通じて、スキャナプリンタサーバー102
に転送する。サーバー102のクライアントプロセス1
07は、もし転送されてきたデータがページ記述言語の
形態であって、指定されたプリンタがページ記述言語の
ビットマップ展開の機能がない場合には、サーバー10
2内でデータを展開し、指定されたプリンタが接続され
たインターフェースより、プリンタ104に対してプリ
ント命令を送る。またもし接続されたプリンタがページ
記述言語の展開機能がある場合には、サーバー102は
ページ記述言語の形態のデータでプリンタ104にデー
タを送る。
たいデータを用意している。データは生画像データ、圧
縮画像データ、ページ記述言語などの形態である。そし
てプリントしたいプリンターの指定を行ない、ネットワ
ーク105を通じて、スキャナプリンタサーバー102
に転送する。サーバー102のクライアントプロセス1
07は、もし転送されてきたデータがページ記述言語の
形態であって、指定されたプリンタがページ記述言語の
ビットマップ展開の機能がない場合には、サーバー10
2内でデータを展開し、指定されたプリンタが接続され
たインターフェースより、プリンタ104に対してプリ
ント命令を送る。またもし接続されたプリンタがページ
記述言語の展開機能がある場合には、サーバー102は
ページ記述言語の形態のデータでプリンタ104にデー
タを送る。
【0052】サーバー102は送られてきたデータと指
定されたプリンタの内蔵機能の関係より自動的にサーバ
ー内で行なう処理を施す。
定されたプリンタの内蔵機能の関係より自動的にサーバ
ー内で行なう処理を施す。
【0053】プリンタ内蔵の機能を用いる場合は、サー
バー102はデータ転送機能のみとなる。以下、サーバ
ー102に接続されたプリンタは内蔵機能がない場合に
ついて述べる。
バー102はデータ転送機能のみとなる。以下、サーバ
ー102に接続されたプリンタは内蔵機能がない場合に
ついて述べる。
【0054】プリンタシリアルインターフェース401
は、スキャナプリンタサーバー102からプリント命令
を受けとり、プリンタCPU402に伝える。
は、スキャナプリンタサーバー102からプリント命令
を受けとり、プリンタCPU402に伝える。
【0055】次に、プリンタCPU402は、プリント
データと一緒に送られてくる情報、あるいはページ記述
言語形式の場合は、その指定より画像サイズ、画像のプ
リントスタート位置などをセットする。
データと一緒に送られてくる情報、あるいはページ記述
言語形式の場合は、その指定より画像サイズ、画像のプ
リントスタート位置などをセットする。
【0056】プリンタCPU402は、プリンタ駆動回
路403を制御し、図7のように、画像を1ライン毎に
読み出す。
路403を制御し、図7のように、画像を1ライン毎に
読み出す。
【0057】このとき、スキャナプリンタサーバー10
2は図8のように、HSYNC(水平同期信号)11
0,VSYNC(垂直同期信号)109,CLOCK
(クロック信号)111と、これに同期して画像データ
をプリンタ104に出力する。
2は図8のように、HSYNC(水平同期信号)11
0,VSYNC(垂直同期信号)109,CLOCK
(クロック信号)111と、これに同期して画像データ
をプリンタ104に出力する。
【0058】プリンタタイミング制御回路404は、ス
キャナプリンタサーバー102からのHSYNC(水平
同期信号)110,VSYNC(垂直同期信号)10
9,CLOCK(クロック信号)111に同期して画像
データを受けとり、プリント部405でプリントする。
キャナプリンタサーバー102からのHSYNC(水平
同期信号)110,VSYNC(垂直同期信号)10
9,CLOCK(クロック信号)111に同期して画像
データを受けとり、プリント部405でプリントする。
【0059】図5は圧縮機能を持たない、生画像データ
を出力する画像読みとり部305の構成図である。
を出力する画像読みとり部305の構成図である。
【0060】図5は画像読みとり部305の構成図であ
る。
る。
【0061】501はレベル変換部、502はスキャナ
ガンマ変換部、503はスキャナ色変換部、504は解
像度変換部、505はスキャンエンジンを表わす。
ガンマ変換部、503はスキャナ色変換部、504は解
像度変換部、505はスキャンエンジンを表わす。
【0062】図5において、画像読みとり部305は、
レベル変換部501、スキャナガンマ変換部502、ス
キャナ色変換部503、解像度変換部504、走査変換
部505、スキャンエンジン505から構成され、これ
らは、バス(不図示)に接続されており、スキャナCP
U302からパラメータの変換を行なうことができる。
レベル変換部501、スキャナガンマ変換部502、ス
キャナ色変換部503、解像度変換部504、走査変換
部505、スキャンエンジン505から構成され、これ
らは、バス(不図示)に接続されており、スキャナCP
U302からパラメータの変換を行なうことができる。
【0063】スキャンエンジン505は、RGBのカラ
ー画像を読みとり、シェーディング補正を行ない、画像
データを出力する。
ー画像を読みとり、シェーディング補正を行ない、画像
データを出力する。
【0064】解像度変換部504は、画像の読みとり解
像度の変換を行なう。この解像度は、400dpi(d
ot per inch),200dpi,100dp
iなどから選択できる。この解像度はスキャナCPU3
02が指定する。
像度の変換を行なう。この解像度は、400dpi(d
ot per inch),200dpi,100dp
iなどから選択できる。この解像度はスキャナCPU3
02が指定する。
【0065】スキャナ色変換部503は、画像の色変換
を行なう。ここでは、もし得たい画像データが標準色空
間データのRGBデータの場合、それに合った補正を行
ない出力する。また、RGBカラーデータをYCrCb
などの色空間のデータへの変換もここで行なう。また、
白黒データが得たい場合は、前記YCrCbの明度デー
タであるYを用いたり、あるいは、RGBカラーデータ
の中間波長データであるG(Green)データを用い
たりして、白黒変換を行なう。このスキャナ色変換の指
定はスキャナCPU302が行なう。
を行なう。ここでは、もし得たい画像データが標準色空
間データのRGBデータの場合、それに合った補正を行
ない出力する。また、RGBカラーデータをYCrCb
などの色空間のデータへの変換もここで行なう。また、
白黒データが得たい場合は、前記YCrCbの明度デー
タであるYを用いたり、あるいは、RGBカラーデータ
の中間波長データであるG(Green)データを用い
たりして、白黒変換を行なう。このスキャナ色変換の指
定はスキャナCPU302が行なう。
【0066】レベル変換部501では、1画素の有効ビ
ット数を変換する。例えば、ガンマ変換後の各色8bi
tのYCrCbを、下位のビットを切り捨てて、Yを6
bit、Cr、Cbをそれぞれ4bitのようにダイナ
ミックレンジを変換する。このレベル指定はホストコン
ピュータ101の指示により、スキャナCPU302が
行なう。
ット数を変換する。例えば、ガンマ変換後の各色8bi
tのYCrCbを、下位のビットを切り捨てて、Yを6
bit、Cr、Cbをそれぞれ4bitのようにダイナ
ミックレンジを変換する。このレベル指定はホストコン
ピュータ101の指示により、スキャナCPU302が
行なう。
【0067】図6はプリント部405の構成図である。
【0068】601はプリンタ色変換部、602はプリ
ンタガンマ変換部、603はマスキング変換部、604
は黒生成、下色除去部、605は二値化部、606はプ
リントエンジン、を表す。
ンタガンマ変換部、603はマスキング変換部、604
は黒生成、下色除去部、605は二値化部、606はプ
リントエンジン、を表す。
【0069】プリンタ色変換部601は、画像のRGB
への色変換を行なう。ここで、例えば、YCrCBなど
の色空間で画像が送られてきた場合、RGBへの変換を
行なう。
への色変換を行なう。ここで、例えば、YCrCBなど
の色空間で画像が送られてきた場合、RGBへの変換を
行なう。
【0070】プリンタガンマ変換部602は、入力画像
のガンマ変換を行なう。
のガンマ変換を行なう。
【0071】 R′=f(R) G′=f(G) B′=f(B)
【0072】この変換はLUT(ルックアップテーブ
ル)でおこなわれる。また、このLUTの設定はプリン
タCPU402がおこなう。
ル)でおこなわれる。また、このLUTの設定はプリン
タCPU402がおこなう。
【0073】マスキング変換部603は、入力画像のマ
スキング変換を行なう。
スキング変換を行なう。
【0074】ここで、マスキング変換は
【0075】
【外1】 の1次変換、あるいは
【0076】
【外2】 の2次変換で求められる。
【0077】この変換はLUT(ルックアップテーブ
ル)、あるいはゲートアレイでおこなわれる。またこの
LUT、あるいはゲートアレイのパラメータの設定はプ
リンタCPU402がおこなう。
ル)、あるいはゲートアレイでおこなわれる。またこの
LUT、あるいはゲートアレイのパラメータの設定はプ
リンタCPU402がおこなう。
【0078】黒生成、下色除去部604では、 C=255−R″ M=255−G″ Y=255−B″ Bk=a(min(C,M,Y)) C′=C−Bk M′=M−Bk Y′=Y−Bk で示すように、黒生成と下色除去が行なわれる。
【0079】この変換はLUT(ルックアップテー
プ)、あるいはゲートアレイでおこなわれる。また、こ
のLUT、あるいはゲートアレイのパラメータの設定は
プリンタCPU402がおこなう。
プ)、あるいはゲートアレイでおこなわれる。また、こ
のLUT、あるいはゲートアレイのパラメータの設定は
プリンタCPU402がおこなう。
【0080】二値化部605では、プリントエンジン6
06が二値プリンタの場合、画像の二値化を行なう。二
値化方法としては、単純二値化法、ディザ法、誤差拡散
法の3種類を切り替えて用いる。尚、プリントエンジン
606が多値プリンタの場合には、二値化部605は必
要ない。この変換はゲートアレイでおこなわれる。二値
化方法、二値化のしきい値などの設定はプリンタCPU
402がおこなう。
06が二値プリンタの場合、画像の二値化を行なう。二
値化方法としては、単純二値化法、ディザ法、誤差拡散
法の3種類を切り替えて用いる。尚、プリントエンジン
606が多値プリンタの場合には、二値化部605は必
要ない。この変換はゲートアレイでおこなわれる。二値
化方法、二値化のしきい値などの設定はプリンタCPU
402がおこなう。
【0081】図7は画像のスキャン、プリントの説明図
であり、701はスキャン、あるいはプリントする画像
を指す。
であり、701はスキャン、あるいはプリントする画像
を指す。
【0082】VSYNCは垂直同期信号、HSYNCは
水平同期信号を表し、スキャン、あるいはプリントする
画像701は、垂直同期信号、水平同期信号に同期して
1ラインずつ出力される図8はタイミングの説明図であ
り、VSYNCは垂直同期信号、HSYNCは水平同
期、CLOCKは基準クロックを表し、CLOCKに同
期して1画素ごとに、画像データが出力される。
水平同期信号を表し、スキャン、あるいはプリントする
画像701は、垂直同期信号、水平同期信号に同期して
1ラインずつ出力される図8はタイミングの説明図であ
り、VSYNCは垂直同期信号、HSYNCは水平同
期、CLOCKは基準クロックを表し、CLOCKに同
期して1画素ごとに、画像データが出力される。
【0083】図8では、RGBのカラーデータである
が、スキャナ色変換部503が任意の三原色に変換でき
る。
が、スキャナ色変換部503が任意の三原色に変換でき
る。
【0084】図9は、プリスキャン、プリント時のデュ
アルポートラム動作説明図であり、図の如く、スキャ
ン、プリント時に画像が1ラインずつ、スキャナ103
にデュアルポートラムから読みだし、あるいはプリンタ
104にデュアルポートラムから書き込みされる。
アルポートラム動作説明図であり、図の如く、スキャ
ン、プリント時に画像が1ラインずつ、スキャナ103
にデュアルポートラムから読みだし、あるいはプリンタ
104にデュアルポートラムから書き込みされる。
【0085】図9中の番号はこのときのデュアルポート
ラムのアクセス順序を表す。
ラムのアクセス順序を表す。
【0086】図10、図11はプリスキャン時のデュア
ルポートラム動作説明である。
ルポートラム動作説明である。
【0087】スキャナ103から画像を読み込む場合、
スキャナプリンタサーバー102は、1ライン毎に図1
0、図11のようにデュアルポートラムに画像データを
交互に書き込む。すなわち、図10に示すごとく、第1
のラインを、スキャナ103から読み込み、デュアルポ
ートラム205に、書き込む。
スキャナプリンタサーバー102は、1ライン毎に図1
0、図11のようにデュアルポートラムに画像データを
交互に書き込む。すなわち、図10に示すごとく、第1
のラインを、スキャナ103から読み込み、デュアルポ
ートラム205に、書き込む。
【0088】次に、図11のごとく、第2のラインを、
スキャナ103から読み込み、デュアルポートラム20
6に、書き込む。もし、ホストコンピュータ101が、
生画像データを得たい場合は、そのままデュアルポート
ラム205のデータを読みだし、イーサネット105を
介してサーバープロレス107に転送する。またもし、
圧縮画像データの形で得たい場合は、図2のサーバー装
置内の符号化回路213を利用して、デュアルポートラ
ム205のデータを読みだし、画像圧縮して、イーサネ
ット105を介してサーバープロセス107に転送す
る。
スキャナ103から読み込み、デュアルポートラム20
6に、書き込む。もし、ホストコンピュータ101が、
生画像データを得たい場合は、そのままデュアルポート
ラム205のデータを読みだし、イーサネット105を
介してサーバープロレス107に転送する。またもし、
圧縮画像データの形で得たい場合は、図2のサーバー装
置内の符号化回路213を利用して、デュアルポートラ
ム205のデータを読みだし、画像圧縮して、イーサネ
ット105を介してサーバープロセス107に転送す
る。
【0089】次に、図10に示すごとく、第3のライン
を、スキャナ103から読み込み、デュアルポートラム
205に、書き込む。その時同時に、デュアルポートラ
ム206の第2のラインのデータを読みだし、同様に、
生画像データの形、あるいは圧縮画像データの形で、イ
ーサネット105を介してサーバープロセス107に転
送する。
を、スキャナ103から読み込み、デュアルポートラム
205に、書き込む。その時同時に、デュアルポートラ
ム206の第2のラインのデータを読みだし、同様に、
生画像データの形、あるいは圧縮画像データの形で、イ
ーサネット105を介してサーバープロセス107に転
送する。
【0090】以下同様に、デュアルバッファを利用し
て、1ラインづつ画像を読み込む。
て、1ラインづつ画像を読み込む。
【0091】ところで、スキャンエンジン505は、R
GB点順次で画像を読み出す。もし、ユーザが他の線順
次、面順次などの形式で画像を読み出すように指示した
場合には、走査変換を行なう必要がある。これは、デュ
アルポートラム205、206からの画像の読み出し時
に行なわれる。
GB点順次で画像を読み出す。もし、ユーザが他の線順
次、面順次などの形式で画像を読み出すように指示した
場合には、走査変換を行なう必要がある。これは、デュ
アルポートラム205、206からの画像の読み出し時
に行なわれる。
【0092】以下では、スキャン時の走査変換について
述べる。
述べる。
【0093】まず、スキャナ色変換部503では点順次
のRGBをYCrCbなどの色空間へ変換され、点順次
デュアルポートラム205、206に交互に書き込まれ
るものとする。この点順次のYCrCbの画像を線順次
に変換して転送するには、画像データを読み出す際に、
3画素ずつずらして読み出す。すなわち、点順次のYC
rCbの画像から最初に第1色であるYだけを読みだ
し、転送する。次に第2色であるCrだけを読みだし、
転送する。最後に第3色であるCbだけを読みだし、転
送する。これにより、点順次のYCrCbから、線順次
のYCrCb画像への走査変換が行なわれる。
のRGBをYCrCbなどの色空間へ変換され、点順次
デュアルポートラム205、206に交互に書き込まれ
るものとする。この点順次のYCrCbの画像を線順次
に変換して転送するには、画像データを読み出す際に、
3画素ずつずらして読み出す。すなわち、点順次のYC
rCbの画像から最初に第1色であるYだけを読みだ
し、転送する。次に第2色であるCrだけを読みだし、
転送する。最後に第3色であるCbだけを読みだし、転
送する。これにより、点順次のYCrCbから、線順次
のYCrCb画像への走査変換が行なわれる。
【0094】次に、点順次のYCrCbの画像から面順
次のYCrCbに変換して転送する場合について説明す
る。
次のYCrCbに変換して転送する場合について説明す
る。
【0095】線順次の場合と同様に、スキャナ色変換部
503では点順次のRGBをYCrCbなどの色空間へ
変換され、点順次でデュアルポートラム205、206
に交互に書き込まれるものとする。
503では点順次のRGBをYCrCbなどの色空間へ
変換され、点順次でデュアルポートラム205、206
に交互に書き込まれるものとする。
【0096】点順次から面順次への変換は、1回のスキ
ャンではできないので、スキャンエンジン505で3回
スキャンを行う。
ャンではできないので、スキャンエンジン505で3回
スキャンを行う。
【0097】そして、第1回目のスキャン時には、第1
色のYだけを読みだし転送する。2回目のスキャンの時
にはCrだけを、第3回目のスキャンの時にはCbだけ
を読み出し転送する。これにより点順次のYCrCbの
画像から面順次のYCrCbに変換することができる。
色のYだけを読みだし転送する。2回目のスキャンの時
にはCrだけを、第3回目のスキャンの時にはCbだけ
を読み出し転送する。これにより点順次のYCrCbの
画像から面順次のYCrCbに変換することができる。
【0098】また、点順次のYCrCb画像の場合に
は、ADCT法による画像の符号化を行なうことができ
る。この場合も同様に、スキャナ103から読み出した
画像をデュアルポートラムに交互に書き込み、読み出す
際に符号化、復号化回路213で符号化を行ない、符号
化された画像データをRAM203に書き込む。その符
号化された画像データを、イーサネット105を介して
サーバープロセス107に転送する。
は、ADCT法による画像の符号化を行なうことができ
る。この場合も同様に、スキャナ103から読み出した
画像をデュアルポートラムに交互に書き込み、読み出す
際に符号化、復号化回路213で符号化を行ない、符号
化された画像データをRAM203に書き込む。その符
号化された画像データを、イーサネット105を介して
サーバープロセス107に転送する。
【0099】これにより、画像を圧縮して転送すること
ができ、通信量を削減することができる。
ができ、通信量を削減することができる。
【0100】図12,図13はプリント時のデュアルポ
ートラム動作説明図である。
ートラム動作説明図である。
【0101】プリンタ104に画像をプリントする場
合、スキャナプリンタサーバー102は、1ライン毎に
図12,図13のようにデュアルポートラムから交互に
データをプリンタ104に出力する。
合、スキャナプリンタサーバー102は、1ライン毎に
図12,図13のようにデュアルポートラムから交互に
データをプリンタ104に出力する。
【0102】すなわち、図12の如く、第1のライン
を、イーサネット105から読み込み、デュアルポート
ラム205に書き込む。
を、イーサネット105から読み込み、デュアルポート
ラム205に書き込む。
【0103】次に第2のラインを、図13の如くイーサ
ネット105から読み込み、デュアルポートラム206
に、書き込む。そのとき同時にデュアルポートラム20
5のデータを読みだし、プリンタ104に転送する。
ネット105から読み込み、デュアルポートラム206
に、書き込む。そのとき同時にデュアルポートラム20
5のデータを読みだし、プリンタ104に転送する。
【0104】次に、図12の如く、第3のラインをイー
サネット105から読み込み、デュアルポートラム20
5に書き込む。そのとき同時に、デュアルポートラム2
06にデータを読みだし、プリンタ104に転送する。
サネット105から読み込み、デュアルポートラム20
5に書き込む。そのとき同時に、デュアルポートラム2
06にデータを読みだし、プリンタ104に転送する。
【0105】以下同様に、デュアルバッファを利用し
て、1ラインずつ画像を転送する。
て、1ラインずつ画像を転送する。
【0106】ところで、プリンタエンジン606は、R
GB点順次で画像をプリントする。このため、ユーザが
他の線順次、面順次などの形式で画像をプリントするよ
うに指示した場合には、走査変換を行なう必要がある。
これは、デュアルポートラム205、206からの画像
の読み出し時に行なわれる。
GB点順次で画像をプリントする。このため、ユーザが
他の線順次、面順次などの形式で画像をプリントするよ
うに指示した場合には、走査変換を行なう必要がある。
これは、デュアルポートラム205、206からの画像
の読み出し時に行なわれる。
【0107】以下では、プリント時の走査変換について
述べる。
述べる。
【0108】まず、サーバープロセス107から、点順
次のYCrCbの画像データが送られてくる場合は、走
査変換はする必要はない。この点順次のYCrCbの画
像データは、プリンタ104に送られ、プリンタ色変換
部601で点順次のPGBに変換され、プリントされ
る。
次のYCrCbの画像データが送られてくる場合は、走
査変換はする必要はない。この点順次のYCrCbの画
像データは、プリンタ104に送られ、プリンタ色変換
部601で点順次のPGBに変換され、プリントされ
る。
【0109】次に、線順次のYCrCbの画像データが
送られてくる場合は、画像データを読み出す際に、画像
ごとに読み出す。すなわち、第1画素の第1色であるY
を、次に第1画素の第2色であるCrを、次に第1画素
の第3色であるCbを読み出す。次に、第2画素の第1
色であるYを、次に第2角その第2色であるCrを、次
に第2画素の第3色であるCbを読み出す。以下同様に
読み出すことにより、線順次のYCrCbが像から点順
次のYCrCb画像への変換を行なうことができる。
送られてくる場合は、画像データを読み出す際に、画像
ごとに読み出す。すなわち、第1画素の第1色であるY
を、次に第1画素の第2色であるCrを、次に第1画素
の第3色であるCbを読み出す。次に、第2画素の第1
色であるYを、次に第2角その第2色であるCrを、次
に第2画素の第3色であるCbを読み出す。以下同様に
読み出すことにより、線順次のYCrCbが像から点順
次のYCrCb画像への変換を行なうことができる。
【0110】この点順次のYCrCbが画像データは、
プリンタ104に送られ、プリンタ色変換部601で点
順次のRGBに変換され、プリントされる。
プリンタ104に送られ、プリンタ色変換部601で点
順次のRGBに変換され、プリントされる。
【0111】次に、面順次のYCrCb画像が転送され
てきた場合の走査変換について説明する。
てきた場合の走査変換について説明する。
【0112】面順次のYCrCb画像から、点順次のY
CrCbへは、1回で変換できないので、いったん画像
データをハードディスク212に格納する。
CrCbへは、1回で変換できないので、いったん画像
データをハードディスク212に格納する。
【0113】そして、ハードティスク212に格納した
フィルムをシークして、YCrCbの点順次に読みだ
し、デュアルポートラム205、206に書き込むこと
により走査変換を行なう。この点順次のYCrCbの画
像データは、プリンタ104に送られ、プリンタ色変換
部601で点順次のPGBに変換され、プリントされ
る。
フィルムをシークして、YCrCbの点順次に読みだ
し、デュアルポートラム205、206に書き込むこと
により走査変換を行なう。この点順次のYCrCbの画
像データは、プリンタ104に送られ、プリンタ色変換
部601で点順次のPGBに変換され、プリントされ
る。
【0114】また、ADCT法により符号化された点順
次のYCrCb画像が送られてきた場合には、符号化、
復号化回路213で、点順次のYCrCb画像に復号化
する。この点順次のYCrCb画像を1ラインごとにデ
ュアルポートラム205、206に交互に書き込み、プ
リンタ104に転送する。
次のYCrCb画像が送られてきた場合には、符号化、
復号化回路213で、点順次のYCrCb画像に復号化
する。この点順次のYCrCb画像を1ラインごとにデ
ュアルポートラム205、206に交互に書き込み、プ
リンタ104に転送する。
【0115】これにより、画像を圧縮して転送すること
ができ、通信量を削減することができる。
ができ、通信量を削減することができる。
【0116】図14はプリスキャン、スキャン動作時の
説明図で、以下、図にしたがってプリスキャン、スキャ
ン時のホストコンピュータ101とスキャナプリンタサ
ーバー102とスキャナ103間のデータのやりとりに
ついて説明する。
説明図で、以下、図にしたがってプリスキャン、スキャ
ン時のホストコンピュータ101とスキャナプリンタサ
ーバー102とスキャナ103間のデータのやりとりに
ついて説明する。
【0117】画像をスキャナ103から読み込む場合に
は、画像の大きさ、画像の位置、解像度、フォーマット
(点順次、線順次、面順次)エッジ強調、色空間(RG
B、YCrCb)、色(どの色を送るか、例えばGだ
け)、レベル(色の階調数)、符号化方法(ADCT、
符号化しないなど)、ビットレート(符号化時のビット
レート)、プリスキャン時の間引き率、どのファイルに
読み込むか、などを指定する必要がある。
は、画像の大きさ、画像の位置、解像度、フォーマット
(点順次、線順次、面順次)エッジ強調、色空間(RG
B、YCrCb)、色(どの色を送るか、例えばGだ
け)、レベル(色の階調数)、符号化方法(ADCT、
符号化しないなど)、ビットレート(符号化時のビット
レート)、プリスキャン時の間引き率、どのファイルに
読み込むか、などを指定する必要がある。
【0118】そこで、クライアントプロセス106は、
これらのパラメータを指定するようユーザに指示する。
ユーザは、これらの指定を行ない、プリスキャンを実行
する。
これらのパラメータを指定するようユーザに指示する。
ユーザは、これらの指定を行ない、プリスキャンを実行
する。
【0119】すると、クライアントプロセス106は、
図14のシーケンスにしたがって、サーバープロセス1
07と通信を行なう。
図14のシーケンスにしたがって、サーバープロセス1
07と通信を行なう。
【0120】図14において、まずクライアントプロセ
ス106は、画像のXSIZE、YSIZE、XSTA
RT、YSTART、XSTEP、YSTEPなどから
なるPRESCANパケットをサーバープロセス107
に送る。
ス106は、画像のXSIZE、YSIZE、XSTA
RT、YSTART、XSTEP、YSTEPなどから
なるPRESCANパケットをサーバープロセス107
に送る。
【0121】サーバープロセス107では、画像の符号
化、プリスキャン時の間引きを行なうため、PRESC
ANパケットを受けると、符号化方法、符号化時のビッ
トレート、間引き率をセットする。それ以外の情報は、
プリスキャン命令としてシリアルインターフェース20
7からスキャナ103に送られる。
化、プリスキャン時の間引きを行なうため、PRESC
ANパケットを受けると、符号化方法、符号化時のビッ
トレート、間引き率をセットする。それ以外の情報は、
プリスキャン命令としてシリアルインターフェース20
7からスキャナ103に送られる。
【0122】スキャナ103は、プリスキャン命令の情
報にしたがって、画像読みとり部305にパラメータを
セットする。これらのパラメータが正しくセットされる
と、OKをサーバープロセス107に送り返す。
報にしたがって、画像読みとり部305にパラメータを
セットする。これらのパラメータが正しくセットされる
と、OKをサーバープロセス107に送り返す。
【0123】サーバープロセス107は、スキャナ10
3からOKを受けとると、OKパケットをクライアント
ロプロセス106に送り返す。もし、正しくセットされ
ない場合には、ステータス情報をサーバープロセス10
7に送り返す。
3からOKを受けとると、OKパケットをクライアント
ロプロセス106に送り返す。もし、正しくセットされ
ない場合には、ステータス情報をサーバープロセス10
7に送り返す。
【0124】スキャナ103は、プリスキャン命令を受
けると、Video I/Fから画像を1ラインずつ読
みだす。
けると、Video I/Fから画像を1ラインずつ読
みだす。
【0125】プリスキャン時には、スキャナプリンタサ
ーバー102のタイミング制御回路208は、HSYN
C(水平同期信号)110、VSYNC(垂直同期信
号)109、CLOCK(クロック信号)111、DA
TA(画像データ信号)108をハイインピーダンスに
し、スキャナ103が発生するHSYNC(水平同期信
号)110、VSYNC(垂直同期信号)109、CL
OCK(クロック信号)111に同期して、DATA
(画像データ信号)108から、データを読み込み、デ
ュアルポートラム205、206に書き込む。
ーバー102のタイミング制御回路208は、HSYN
C(水平同期信号)110、VSYNC(垂直同期信
号)109、CLOCK(クロック信号)111、DA
TA(画像データ信号)108をハイインピーダンスに
し、スキャナ103が発生するHSYNC(水平同期信
号)110、VSYNC(垂直同期信号)109、CL
OCK(クロック信号)111に同期して、DATA
(画像データ信号)108から、データを読み込み、デ
ュアルポートラム205、206に書き込む。
【0126】サーバープロセス107、Video I
/Fから1ラインずつ読み込んだ画像データを、デュア
ルポートラム205、206から読みだし、ハードディ
スク212に書き出す。
/Fから1ラインずつ読み込んだ画像データを、デュア
ルポートラム205、206から読みだし、ハードディ
スク212に書き出す。
【0127】このとき、PRESCANパケットで指定
された、XSTEP、YSTEPの間引き率にしたがっ
て画像を間引き、このデータを適当な大きさに分割、あ
るいは結合して、DATAタグ、パケットのバイト数、
画像データから成る複数のDATAパケットを構成し、
ホストコンピュータ101のクライアントプロセス10
6に送る。
された、XSTEP、YSTEPの間引き率にしたがっ
て画像を間引き、このデータを適当な大きさに分割、あ
るいは結合して、DATAタグ、パケットのバイト数、
画像データから成る複数のDATAパケットを構成し、
ホストコンピュータ101のクライアントプロセス10
6に送る。
【0128】ホストコンピュータ101のクライアント
プロセス106ではサーバープロセス107より受けと
った画像パケットから間引かれた画像データをとりだ
し、CRT上に表示する。
プロセス106ではサーバープロセス107より受けと
った画像パケットから間引かれた画像データをとりだ
し、CRT上に表示する。
【0129】スキャナ103は、すべての画像を正常に
送ると、OKをスキャナシリアルインターフェース30
1からサーバープロセス107に送る。サーバープロセ
ス107は、スキャナ103よりOKを受けとるとOK
パケットをクライアントプロセス106に送る。
送ると、OKをスキャナシリアルインターフェース30
1からサーバープロセス107に送る。サーバープロセ
ス107は、スキャナ103よりOKを受けとるとOK
パケットをクライアントプロセス106に送る。
【0130】サーバープロセス107は、クライアント
プロセス106にOKパケットを送ると、クライアント
プロセス106から次のコマンドパケット待ちになる。
プロセス106にOKパケットを送ると、クライアント
プロセス106から次のコマンドパケット待ちになる。
【0131】クライアントプロセス106は間引かれた
画像をすべて受けとり、CRT上に表示し、画像のどの
領域を実際にスキャンするか、ユーザに問い合わせる。
ユーザは、マウスなどのポインティングデバイスでどの
領域を実際にスキャンするか指定する。そして、スキャ
ン開始をクライアントプロセス106に指示する。
画像をすべて受けとり、CRT上に表示し、画像のどの
領域を実際にスキャンするか、ユーザに問い合わせる。
ユーザは、マウスなどのポインティングデバイスでどの
領域を実際にスキャンするか指定する。そして、スキャ
ン開始をクライアントプロセス106に指示する。
【0132】すると、クライアントプロセス106は、
画像のXSIZE、YSIZE、XSTART、YST
ARTなどからなるSCANパケットをサーバープロセ
ス107に送る。
画像のXSIZE、YSIZE、XSTART、YST
ARTなどからなるSCANパケットをサーバープロセ
ス107に送る。
【0133】サーバープロセス107では、SCANパ
ケットを受けると、この情報が正しくセットされると、
OKをクライアントプロセス106に送り出す。
ケットを受けると、この情報が正しくセットされると、
OKをクライアントプロセス106に送り出す。
【0134】サーバープロセス107は、すでにプリス
キャン時にハードディスク212に読み込んである画像
データから、SCANパケットで指定されたパラメータ
にしたがって読み出す。この画像データは、適当な大き
さに分割、あるいは結合され、DATAタグ、パケット
の倍と数、画像データからなる複数のDATAパケット
を構成し、ホストコンピュータ101のクライアントプ
ロセス106に送られる。
キャン時にハードディスク212に読み込んである画像
データから、SCANパケットで指定されたパラメータ
にしたがって読み出す。この画像データは、適当な大き
さに分割、あるいは結合され、DATAタグ、パケット
の倍と数、画像データからなる複数のDATAパケット
を構成し、ホストコンピュータ101のクライアントプ
ロセス106に送られる。
【0135】ホストコンピュータ101のクライアント
プロセス106ではサーバープロセス107より受けと
った画像データをとりだし、次々にディスクに書き込
む。
プロセス106ではサーバープロセス107より受けと
った画像データをとりだし、次々にディスクに書き込
む。
【0136】サーバープロセス107は、すべての画像
を正常に送るとと、OKパケットをクライアントプロセ
ス106に送る。
を正常に送るとと、OKパケットをクライアントプロセ
ス106に送る。
【0137】サーバープロセス107は、クライアント
プロセス106にOKパケットを送ると、クライアント
からの次のコマンドパケット待ちになる。
プロセス106にOKパケットを送ると、クライアント
からの次のコマンドパケット待ちになる。
【0138】クライアントプロセス106はサーバープ
ロセス107からOKパケットを受けとると、次のユー
ザからの命令待ちになる。
ロセス107からOKパケットを受けとると、次のユー
ザからの命令待ちになる。
【0139】図15はプリント動作時の説明図で、以
下、図にしたがってプリント時のホストコンピュータ1
01のクライアントプロセス106とスキャナプリンタ
サーバー102とプリンタ104の間のデータのやりと
りについて説明する。
下、図にしたがってプリント時のホストコンピュータ1
01のクライアントプロセス106とスキャナプリンタ
サーバー102とプリンタ104の間のデータのやりと
りについて説明する。
【0140】ユーザが、ホストコンピュータ101にお
いて、デスクトップパブリッシングソフト(以下、DT
Pソフト)などを利用して、文書や絵を作成し、その出
力データ形式であるページ記述言語形式のデータを作
り、プリントしたい時、または、生画像データ形式や圧
縮画像形式の画像データをプリントしたい時は、プリン
トすべき画像データがページ記述言語形式か画像データ
形式かの指定、画像データ形式の場合は、画像の大き
さ、プリントすべき画像の位置、プリントすべき画像を
保持するホストコンピュータ101上のファイル名など
を指定する。
いて、デスクトップパブリッシングソフト(以下、DT
Pソフト)などを利用して、文書や絵を作成し、その出
力データ形式であるページ記述言語形式のデータを作
り、プリントしたい時、または、生画像データ形式や圧
縮画像形式の画像データをプリントしたい時は、プリン
トすべき画像データがページ記述言語形式か画像データ
形式かの指定、画像データ形式の場合は、画像の大き
さ、プリントすべき画像の位置、プリントすべき画像を
保持するホストコンピュータ101上のファイル名など
を指定する。
【0141】サーバープロセス107では、データ形式
を判別し、指定されたプリンタ内の機能を用いるか、ス
キャナプリンタサーバー102内の機能を用いるかの判
定をする。
を判別し、指定されたプリンタ内の機能を用いるか、ス
キャナプリンタサーバー102内の機能を用いるかの判
定をする。
【0142】また、プリント時のガンマ変換、マスキン
グ変換などのパラメータは、通常デフォルトの値が設定
されているが、これらも変更することができる。
グ変換などのパラメータは、通常デフォルトの値が設定
されているが、これらも変更することができる。
【0143】この場合、図15において、まずクライア
ントプロセス106は、画像プリント時のガンマテール
を設定するためにGAMMAパケットをサーバープロセ
ス107に送る。すでにガンマテーブルが設定されてい
れば送る必要はない。
ントプロセス106は、画像プリント時のガンマテール
を設定するためにGAMMAパケットをサーバープロセ
ス107に送る。すでにガンマテーブルが設定されてい
れば送る必要はない。
【0144】サーバープロセス107では、GAMMA
パケットを受けとると、GAMMAパケットの第2バイ
トがプリンタを示す場合には、プリンタ104に、スキ
ャナを示す場合にはスキャナ103、ガンマ設定命令を
プリンタ104に送る。
パケットを受けとると、GAMMAパケットの第2バイ
トがプリンタを示す場合には、プリンタ104に、スキ
ャナを示す場合にはスキャナ103、ガンマ設定命令を
プリンタ104に送る。
【0145】プリンタ104はガンマ設定命令のパラメ
ータにしたがって、プリンタガンマ変換部602のLU
Tをセットする。正常にセットできれば、OKをサーバ
ープロセス107に送り返る。
ータにしたがって、プリンタガンマ変換部602のLU
Tをセットする。正常にセットできれば、OKをサーバ
ープロセス107に送り返る。
【0146】サーバープロセス107は、スキャナOK
を受けとると、OKパケットをクライアントプロセス1
06に送り返す。
を受けとると、OKパケットをクライアントプロセス1
06に送り返す。
【0147】次に、クライアントプロセス106は、画
像プリント時のマスキングテーブルを設定するためにM
ASKINGパケットをサーバープロセス107に送
る。すでにマスキングテーブルが認定されていれば送る
必要はない。
像プリント時のマスキングテーブルを設定するためにM
ASKINGパケットをサーバープロセス107に送
る。すでにマスキングテーブルが認定されていれば送る
必要はない。
【0148】サーバープロセス107では、MASKI
NGパケットを受けとると、マスキング認定命令をプリ
ンタ104に送る。
NGパケットを受けとると、マスキング認定命令をプリ
ンタ104に送る。
【0149】プリンタ104は、マスキング認定命令の
パラメータにしたがって、マスキング変換部603のパ
ラメータをセットする。正常にセットできれば、OKを
サーバープロセス107に送り返す。
パラメータにしたがって、マスキング変換部603のパ
ラメータをセットする。正常にセットできれば、OKを
サーバープロセス107に送り返す。
【0150】サーバープロセス107は、プリンタ10
4からOKを受けとると、OKパケットをクライアント
プロセス106に送り返す。
4からOKを受けとると、OKパケットをクライアント
プロセス106に送り返す。
【0151】以上のように、ガンマ変換、マスキング変
換用のパラメータを設定すると、クライアントプロセス
は、プリントしたいデータがページ記述言語形式か生画
像形式か圧縮画像形式かを指定、プリンタの指定、及
び、画像のXSIZE、YSIZE、XSTART、Y
START、PAGEなどからなるPRINTパケット
をサーバープロセス107に送る。
換用のパラメータを設定すると、クライアントプロセス
は、プリントしたいデータがページ記述言語形式か生画
像形式か圧縮画像形式かを指定、プリンタの指定、及
び、画像のXSIZE、YSIZE、XSTART、Y
START、PAGEなどからなるPRINTパケット
をサーバープロセス107に送る。
【0152】サーバープロセス107では、PRINT
パケットを受けると、指定されたプリンタとの接続を開
始する。もし、プリンタ側にページ記述言語解釈機能が
なく、ページ記述言語形式のデータを受けとった場合
は、スキャナプリンタサーバー102内部で処理を行な
う。圧縮データの場合も同様である。
パケットを受けると、指定されたプリンタとの接続を開
始する。もし、プリンタ側にページ記述言語解釈機能が
なく、ページ記述言語形式のデータを受けとった場合
は、スキャナプリンタサーバー102内部で処理を行な
う。圧縮データの場合も同様である。
【0153】ここでは、先に述べたように、プリンタ側
に機能がない場合のVideo I/Fを用いたプリン
タの場合で話しを進める。
に機能がない場合のVideo I/Fを用いたプリン
タの場合で話しを進める。
【0154】サーバープロセス107は、PRINTパ
ケットを受けると、シリアルインターフェース207か
らプリント命令をプリンタ104に送る。
ケットを受けると、シリアルインターフェース207か
らプリント命令をプリンタ104に送る。
【0155】プリンタ104は、プリント命令の情報が
正しくセットすると、OKをサーバープロセス107に
送り返す。
正しくセットすると、OKをサーバープロセス107に
送り返す。
【0156】サーバープロセス107は、プリンタから
OKを受けとると、OKパケットをクライアントプロセ
ス106に送り返す。
OKを受けとると、OKパケットをクライアントプロセ
ス106に送り返す。
【0157】クライアントプロセス106では、OKパ
ケットを受けとると、指定されたファイルから画像デー
タ(ページ記述言語形式、生画像データ形式、圧縮画像
データ形式などを含む)を読み出す。クライアントプロ
セス106は、読み込んだ画像データを適当な大きさに
分割、あるいは結合してDATAタグ、パケットのバイ
ト数、画像データからなる複数のDATAパケットを構
成し、サーバープロセス107に送る。
ケットを受けとると、指定されたファイルから画像デー
タ(ページ記述言語形式、生画像データ形式、圧縮画像
データ形式などを含む)を読み出す。クライアントプロ
セス106は、読み込んだ画像データを適当な大きさに
分割、あるいは結合してDATAタグ、パケットのバイ
ト数、画像データからなる複数のDATAパケットを構
成し、サーバープロセス107に送る。
【0158】サーバープロセス107ではホストコンピ
ュータ101のクライアントプロセス106より受けと
った画像パケットから画像データを取り出す。画像デー
タがページ記述言語の形式の場合、ページ記述言語イン
タープリタを起動し、ビットマップ展開を行なう。圧縮
画像データ形式の場合、伸長回路を用いた伸長プロセス
を起動し、ビットマップ展開を行なう。それぞれビット
マップ展開されたデータや生画像データは、VIDeo
I/Fからプリンタ104に順次送られて、プリント
される。
ュータ101のクライアントプロセス106より受けと
った画像パケットから画像データを取り出す。画像デー
タがページ記述言語の形式の場合、ページ記述言語イン
タープリタを起動し、ビットマップ展開を行なう。圧縮
画像データ形式の場合、伸長回路を用いた伸長プロセス
を起動し、ビットマップ展開を行なう。それぞれビット
マップ展開されたデータや生画像データは、VIDeo
I/Fからプリンタ104に順次送られて、プリント
される。
【0159】プリント時には、スキャナプリンタサーバ
ー102のタイミング制御回路208は、HSYNC
(水平同期信号)110、VSYNC(垂直同期信号)
109、CLOCK(クロック信号)111と、これに
同期した画像データをDATA(画像データ信号)10
8に出力し、プリンタ104は、これに同期してDAT
A(画像データ信号)108信号から印刷すべきデータ
を読みとり、プリントする。
ー102のタイミング制御回路208は、HSYNC
(水平同期信号)110、VSYNC(垂直同期信号)
109、CLOCK(クロック信号)111と、これに
同期した画像データをDATA(画像データ信号)10
8に出力し、プリンタ104は、これに同期してDAT
A(画像データ信号)108信号から印刷すべきデータ
を読みとり、プリントする。
【0160】プリンタ104は、すべての画像を正常に
プリントすると、OKをプリントシリアルインターフェ
ース401からサーバープロセス107に送る。サーバ
ープロセス107は、プリンタ104からOKを受けと
ると、OKパケットをクライアントプロセス106に送
る。
プリントすると、OKをプリントシリアルインターフェ
ース401からサーバープロセス107に送る。サーバ
ープロセス107は、プリンタ104からOKを受けと
ると、OKパケットをクライアントプロセス106に送
る。
【0161】サーバープロセス107は、OKパケット
をクライアントプロセス106に送ると、クライアント
からの次のコマンドパケット待ちになる。クライアント
プロセス106は、サーバープロセス107からOKパ
ケットを受けとった時点で次のユーザからの命令待ちに
なる。
をクライアントプロセス106に送ると、クライアント
からの次のコマンドパケット待ちになる。クライアント
プロセス106は、サーバープロセス107からOKパ
ケットを受けとった時点で次のユーザからの命令待ちに
なる。
【0162】図16はプリント時にエラーが発生した場
合の説明図で、以下、図にしたがってプリント時のホス
トコンピュータ101とスキャナプリンタサーバー10
2とプリンタ104の間のデータのやりとりについて説
明する。
合の説明図で、以下、図にしたがってプリント時のホス
トコンピュータ101とスキャナプリンタサーバー10
2とプリンタ104の間のデータのやりとりについて説
明する。
【0163】上記プリント時と同様に、クライアントプ
ロセス106は、画像プリント時のガンマテーブル、マ
スキングテーブルを設定する。
ロセス106は、画像プリント時のガンマテーブル、マ
スキングテーブルを設定する。
【0164】次に、クライアントプロセス106は、プ
リントしたいデータがページ記述言語形式か生画像形式
か圧縮画像形式かを指定、プリンタの指定、及び、画像
のXSIZE、YSIZE、XSTART、YSTAR
T、PAGEなどからなるPRINTパケットをサーバ
ープロセス107に送る。
リントしたいデータがページ記述言語形式か生画像形式
か圧縮画像形式かを指定、プリンタの指定、及び、画像
のXSIZE、YSIZE、XSTART、YSTAR
T、PAGEなどからなるPRINTパケットをサーバ
ープロセス107に送る。
【0165】サーバープロセス107では、PRINT
パケットを受けると、指定されたプリンタとの接続を開
始する。もし、プリンタ側にページ記述言語解釈機能が
なく、ページ記述言語形式のデータを受けとった場合
は、スキャナプリンタサーバー102内部で処理を行な
う。圧縮データの場合も同様である。
パケットを受けると、指定されたプリンタとの接続を開
始する。もし、プリンタ側にページ記述言語解釈機能が
なく、ページ記述言語形式のデータを受けとった場合
は、スキャナプリンタサーバー102内部で処理を行な
う。圧縮データの場合も同様である。
【0166】ここでも、先に述べたように、プリンタ側
に機能がない場合のVideo I/Fを用いたプリン
タの場合で話しを進める。
に機能がない場合のVideo I/Fを用いたプリン
タの場合で話しを進める。
【0167】サーバープロセス107は、PRINTパ
ケットを受けると、シリアルインターフェース207か
らプリント命令をプリンタ104に送る。
ケットを受けると、シリアルインターフェース207か
らプリント命令をプリンタ104に送る。
【0168】プリンタ104は、プリント命令のパラメ
ータの値が不正な場合、あるいはセットできないなどの
異常が発生したり、紙切れなどのエラーが発生した場
合、そのエラーステータスを示すステータス情報をサー
バープロセス107に送り返す。
ータの値が不正な場合、あるいはセットできないなどの
異常が発生したり、紙切れなどのエラーが発生した場
合、そのエラーステータスを示すステータス情報をサー
バープロセス107に送り返す。
【0169】サーバープロセス107は、スキャナから
ステータス情報を受けとると、ステータス情報をステー
タスパケットに変換し、クライアントプロセス106に
送り返す。
ステータス情報を受けとると、ステータス情報をステー
タスパケットに変換し、クライアントプロセス106に
送り返す。
【0170】クライアントプロセス106はSTATU
Sパケットを受けとると、そのステータスにしたがっ
て、ユーザに適切なメッセージを出力し、エラーが発生
したことを知らせる。
Sパケットを受けとると、そのステータスにしたがっ
て、ユーザに適切なメッセージを出力し、エラーが発生
したことを知らせる。
【0171】また、プリント中に、例えば紙ジャムなど
のエラーが発生した場合、プリンタCPU402は、す
ぐさまプリント動作を中断し、エラーのステータス情報
をプリンタシリアルインターフェース401より、サー
バープロセス107に伝える。
のエラーが発生した場合、プリンタCPU402は、す
ぐさまプリント動作を中断し、エラーのステータス情報
をプリンタシリアルインターフェース401より、サー
バープロセス107に伝える。
【0172】サーバープロセス107では、プリンタ1
04よりのステータス情報を受けとると、このステータ
ス情報をSTATUSパケットとして、クライアントプ
ロセス106に送り、次のコマンド待ちになる。
04よりのステータス情報を受けとると、このステータ
ス情報をSTATUSパケットとして、クライアントプ
ロセス106に送り、次のコマンド待ちになる。
【0173】クライアントプロセス106はSTATU
Sパケットを受けとると、そのステータスにしたがっ
て、ユーザに適切なメッセージを出力し、エラーが発生
したことを知らせる。
Sパケットを受けとると、そのステータスにしたがっ
て、ユーザに適切なメッセージを出力し、エラーが発生
したことを知らせる。
【0174】図17は同一の画像を複数枚プリントする
時の動作時の説明図で、以下、図にしたがってプリント
時のホストコンピュータ101とスキャナプリンタサー
バー102とプリンタ104の間のデータのやりとりに
ついて説明する。
時の動作時の説明図で、以下、図にしたがってプリント
時のホストコンピュータ101とスキャナプリンタサー
バー102とプリンタ104の間のデータのやりとりに
ついて説明する。
【0175】ユーザが、ホストコンピュータ101にお
いて、プリントすべき画像がページ記述言語形式の場合
はその保持しているファイル名、生画像データ形式、圧
縮画像データ形式などの場合は、その大きさ、プリント
すべき画像の位置、プリントすべき画像を保持するホス
トコンピュータ101上のファイル名などを指定する。
この時、プリント時のガンマ変換、マスキング変換など
のパラメータは、すでに設定されているものとする。
いて、プリントすべき画像がページ記述言語形式の場合
はその保持しているファイル名、生画像データ形式、圧
縮画像データ形式などの場合は、その大きさ、プリント
すべき画像の位置、プリントすべき画像を保持するホス
トコンピュータ101上のファイル名などを指定する。
この時、プリント時のガンマ変換、マスキング変換など
のパラメータは、すでに設定されているものとする。
【0176】図17において、まずクライアントプロセ
ス106は、プリントしたいデータがページ記述言語形
式が生画像形式か圧縮画像形式かを指定、プリンタの指
定、及び、画像のXSIZE、YSIZE、XSTAR
T、YSTART、何枚プリントするかを示すPAGE
などからなるPRINTパケットをサーバープロセス1
07に送る。
ス106は、プリントしたいデータがページ記述言語形
式が生画像形式か圧縮画像形式かを指定、プリンタの指
定、及び、画像のXSIZE、YSIZE、XSTAR
T、YSTART、何枚プリントするかを示すPAGE
などからなるPRINTパケットをサーバープロセス1
07に送る。
【0177】サーバープロセス107では、PRINT
パケットを受けると、指定されたプリンタとの接続を開
始する。もし、プリンタ側にページ記述言語解釈機能が
なく、ページ記述言語形式のデータを受けとった場合
は、スキャナプリンタサーバー102内部でページ記述
言語に対する展開処理を行なう。圧縮データの場合も同
様である。
パケットを受けると、指定されたプリンタとの接続を開
始する。もし、プリンタ側にページ記述言語解釈機能が
なく、ページ記述言語形式のデータを受けとった場合
は、スキャナプリンタサーバー102内部でページ記述
言語に対する展開処理を行なう。圧縮データの場合も同
様である。
【0178】ここでも、先に述べたように、プリンタ側
に機能がない場合のVideo I/Fを用いたプリン
タの場合で話しを進める。
に機能がない場合のVideo I/Fを用いたプリン
タの場合で話しを進める。
【0179】サーバープロセス107は、PRINTパ
ケットを受けると、シリアルインターフェース207か
らプリント命令をプリンタ104に送る。
ケットを受けると、シリアルインターフェース207か
らプリント命令をプリンタ104に送る。
【0180】プリンタ104は、プリント命令の情報が
正しくセットされていれば、OKをサーバープロセス1
07に送り返す。
正しくセットされていれば、OKをサーバープロセス1
07に送り返す。
【0181】サーバープロセス107は、スキャナから
OKを受けとると、OKパケットをクライアントプロセ
ス106に送り返す。
OKを受けとると、OKパケットをクライアントプロセ
ス106に送り返す。
【0182】クライアントプロセス106では、OKパ
ケツトを受けとると、指定されたファイルから画像を読
みだす。クライアントプロセス106は、読み込んだ画
像データを適当な大きさに分割、あるいは結合して、D
ATAタグ、パケットのバイト数、画像データからなる
複数のDATAパケットを構成し、サーバープロセス1
07に送る。
ケツトを受けとると、指定されたファイルから画像を読
みだす。クライアントプロセス106は、読み込んだ画
像データを適当な大きさに分割、あるいは結合して、D
ATAタグ、パケットのバイト数、画像データからなる
複数のDATAパケットを構成し、サーバープロセス1
07に送る。
【0183】サーバープロセス107ではホストコンピ
ュータ101のクライアントプロセス106より受けと
った画像パケットから画像データを取り出す。画像デー
タがページ記述言語の形式の場合、ページ記述言語イン
タープリンタを起動し、ビットマップ展開を行なう。圧
縮画像データ形式の場合、伸長回路を用いた伸長プロセ
スを起動し、ビットマップ展開を行なう。それぞれビッ
トマップ展開されたデータや生画像データは、Vide
o I/Fからプリンタ104に順次送られて、プリン
トする。同時に、画像データをハードディスク212に
格納する。
ュータ101のクライアントプロセス106より受けと
った画像パケットから画像データを取り出す。画像デー
タがページ記述言語の形式の場合、ページ記述言語イン
タープリンタを起動し、ビットマップ展開を行なう。圧
縮画像データ形式の場合、伸長回路を用いた伸長プロセ
スを起動し、ビットマップ展開を行なう。それぞれビッ
トマップ展開されたデータや生画像データは、Vide
o I/Fからプリンタ104に順次送られて、プリン
トする。同時に、画像データをハードディスク212に
格納する。
【0184】プリンタ104、1枚めの画像を正常にプ
リントすると、OKをプリンタシリアルインターフェー
ス401からサーバープロセス107に送る。
リントすると、OKをプリンタシリアルインターフェー
ス401からサーバープロセス107に送る。
【0185】サーバープロセス107は、プリンタ10
4からOKを受けとると、2枚目の画像からは、ハード
ディスク212からすでに書きこんだ画像を読みだし、
Video I/Fからプリンタ104に順次プリント
する。
4からOKを受けとると、2枚目の画像からは、ハード
ディスク212からすでに書きこんだ画像を読みだし、
Video I/Fからプリンタ104に順次プリント
する。
【0186】サーバープロセス107は、PRINTパ
ケットで指定されたPAGE枚数をプリントすると、O
Kパケットをクライアントプロセス106に送り、正常
なプリントが行なわれたことを知らせる。また、このと
き記憶した画像を消去する。
ケットで指定されたPAGE枚数をプリントすると、O
Kパケットをクライアントプロセス106に送り、正常
なプリントが行なわれたことを知らせる。また、このと
き記憶した画像を消去する。
【0187】サーバープロセス107は、OKパケット
をクライアントプロセス106に送ると、クライアント
からの次のコマンドパケット待ちになる。
をクライアントプロセス106に送ると、クライアント
からの次のコマンドパケット待ちになる。
【0188】クライアントプロセス106は画像をすべ
て送り、サーバープロセス107からOKパケットを受
けとった時点で、次のユーザからの命令待ちになる。
て送り、サーバープロセス107からOKパケットを受
けとった時点で、次のユーザからの命令待ちになる。
【0189】次に本発明の別の実施例について説明す
る。図21において、まずクライアントプロセス106
は、画像のXSIZE、YSEZE、XSTART、Y
START、XSTEP、YSTEPなどからなるSC
ANパケットをサーバープロセス107に送る。サーバ
ープロセス107では、SCANパケット中の指示によ
りサーバーの画像処理の各パラメータをセットし、画像
の大きさに関わる指示は、シリアルインターフェース2
07からスキャナ103に送られる。
る。図21において、まずクライアントプロセス106
は、画像のXSIZE、YSEZE、XSTART、Y
START、XSTEP、YSTEPなどからなるSC
ANパケットをサーバープロセス107に送る。サーバ
ープロセス107では、SCANパケット中の指示によ
りサーバーの画像処理の各パラメータをセットし、画像
の大きさに関わる指示は、シリアルインターフェース2
07からスキャナ103に送られる。
【0190】スキャン103は、スキャン命令の情報に
従って、画像読みとり部305にパラメータをセットす
る。これらのパラメータが正しくセットされると、OK
をサーバープロセス107に送り返す。
従って、画像読みとり部305にパラメータをセットす
る。これらのパラメータが正しくセットされると、OK
をサーバープロセス107に送り返す。
【0191】サーバープロセス107は、スキャナから
OKを受けとると、OKパケットをクライアントプロセ
ス106に送り返す。もし、正しくセットされない場合
には、ステータス情報サーバープロセス107に送り返
す。
OKを受けとると、OKパケットをクライアントプロセ
ス106に送り返す。もし、正しくセットされない場合
には、ステータス情報サーバープロセス107に送り返
す。
【0192】スキャナ103は、スキャン命令を受けと
ると、Video I/Fから画像を1ラインずつ読み
だす。
ると、Video I/Fから画像を1ラインずつ読み
だす。
【0193】スキャン時には、スキャナプリンタサーバ
ー102のタイミング制御回路208は、HSYNC
(水平同期信号)110、VSYNC(垂直同期信号)
109、CLOCK(クロック信号)111、DATA
(画像データ信号)108をハイインピーダンスにし、
スキャナ103が発生するHSYNC(水平同期信号)
110、VSYNC(垂直同期信号)109、CLOC
K(クロック信号)111に同期して、DATA(画像
データ信号)108から、データを読み込み、デュアル
ポートラム205、206に書き込む。
ー102のタイミング制御回路208は、HSYNC
(水平同期信号)110、VSYNC(垂直同期信号)
109、CLOCK(クロック信号)111、DATA
(画像データ信号)108をハイインピーダンスにし、
スキャナ103が発生するHSYNC(水平同期信号)
110、VSYNC(垂直同期信号)109、CLOC
K(クロック信号)111に同期して、DATA(画像
データ信号)108から、データを読み込み、デュアル
ポートラム205、206に書き込む。
【0194】サーバープロセス107は、Video
I/Fから1ラインずつ読み込んだ画像データを、デュ
アルポートラム205、206から読み出し、ハードデ
ィスク212に書き出す。
I/Fから1ラインずつ読み込んだ画像データを、デュ
アルポートラム205、206から読み出し、ハードデ
ィスク212に書き出す。
【0195】この時、もしコンピュータからの間引きデ
ータの転送指示があれば、デュアルポートラム205、
206への書き込みと同時にSCANパケットて指定さ
れた、XSTEP、YSTEPの間引き率にしたがって
画像を間引き、このデータを適当な大きさに分割、ある
いは結合して、DATAタグ、パケットのバイト数、画
像データからなる複数のDATAパケットを構成し、ホ
ストコピュータ101のクライアントプロセス106に
送る。
ータの転送指示があれば、デュアルポートラム205、
206への書き込みと同時にSCANパケットて指定さ
れた、XSTEP、YSTEPの間引き率にしたがって
画像を間引き、このデータを適当な大きさに分割、ある
いは結合して、DATAタグ、パケットのバイト数、画
像データからなる複数のDATAパケットを構成し、ホ
ストコピュータ101のクライアントプロセス106に
送る。
【0196】ホストコンピュータ101のクライアント
プロセス106ではサーバープロセス107より受けと
った画像パケットから間引かれた画像データをとりだ
し、CRT上に表示する。
プロセス106ではサーバープロセス107より受けと
った画像パケットから間引かれた画像データをとりだ
し、CRT上に表示する。
【0197】スキャナ103は、すべての画像を正常に
送ると、OKをスキャナシリアルインターフェース30
1からサーバープロセス107に送る。
送ると、OKをスキャナシリアルインターフェース30
1からサーバープロセス107に送る。
【0198】サーバープロセス107は、スキャナ10
3よりOKを受けとるとOKパケットをクライアントプ
ロセス106に送る。
3よりOKを受けとるとOKパケットをクライアントプ
ロセス106に送る。
【0199】サーバープロセス107は、クライアント
プロセス106にOKパケットを送ると、クライアント
プロセス106からの次のコマンドパケット待ちにな
る。クライアントプロセス106は間引かれた画像をす
べて受けとり、CRT上に表示し、画像のどの領域を実
際にスキャンするか、ユーザに問い合わせる。ユーザ
は、マウスなどのポインティングデバイスでどの領域を
実際に必要とするか指定する。
プロセス106にOKパケットを送ると、クライアント
プロセス106からの次のコマンドパケット待ちにな
る。クライアントプロセス106は間引かれた画像をす
べて受けとり、CRT上に表示し、画像のどの領域を実
際にスキャンするか、ユーザに問い合わせる。ユーザ
は、マウスなどのポインティングデバイスでどの領域を
実際に必要とするか指定する。
【0200】そして、指定領域をクライアントプロセス
106に指示する。すると、クライアントプロセス10
6は、画像のXSIZE、YSIZE、XSTART、
YSTARTなどからなるCUTパケットをサーバープ
ロセス107に送る。
106に指示する。すると、クライアントプロセス10
6は、画像のXSIZE、YSIZE、XSTART、
YSTARTなどからなるCUTパケットをサーバープ
ロセス107に送る。
【0201】サーバープロセス107ではCPUパケッ
トを受けると、この情報が正しくセットされると、OK
をクライアントプロセス106に送り返す。
トを受けると、この情報が正しくセットされると、OK
をクライアントプロセス106に送り返す。
【0202】次にクライアントプロセス106は他のア
プリケーションプログラムで作成されたページ記述言語
を、サーバープロセス107に送る。
プリケーションプログラムで作成されたページ記述言語
を、サーバープロセス107に送る。
【0203】サーバープロセス107は、インタプリタ
214によってページ記述言語を展開し、文字や図形の
ビットマップを作成する。そして、ページ記述言語で指
示された場所に、スキャナから読みとられ、画像記憶手
段に保持されている画像データを、CUTパケットの指
示の領域から読みだし、前述ビットマップの中に合成す
る。そして、サーバープロセス107は、合成画像デー
タをプリンタ側に転送してプリントを行なう。もし、ペ
ージ記述言語で画像処理の指示があったならば、画像記
憶手段から画像データを読みだすと同時に処理を加え
る。
214によってページ記述言語を展開し、文字や図形の
ビットマップを作成する。そして、ページ記述言語で指
示された場所に、スキャナから読みとられ、画像記憶手
段に保持されている画像データを、CUTパケットの指
示の領域から読みだし、前述ビットマップの中に合成す
る。そして、サーバープロセス107は、合成画像デー
タをプリンタ側に転送してプリントを行なう。もし、ペ
ージ記述言語で画像処理の指示があったならば、画像記
憶手段から画像データを読みだすと同時に処理を加え
る。
【0204】サーバープロセス107は、すべての画像
を正常にプリンタに送ると、OKパケットをクライアン
トプロセス106に送る。もし、クライアントプロセス
106から連続プリントの指示があると、サーバープロ
セスは、ビットマップ展開された画像データをプリンタ
に転送させる。
を正常にプリンタに送ると、OKパケットをクライアン
トプロセス106に送る。もし、クライアントプロセス
106から連続プリントの指示があると、サーバープロ
セスは、ビットマップ展開された画像データをプリンタ
に転送させる。
【0205】サーバープロセス107は、クライアント
プロセス106にOKパケットを送ると、クライアント
からの次のコマンドパケット待ちになる。
プロセス106にOKパケットを送ると、クライアント
からの次のコマンドパケット待ちになる。
【0206】クライアントプロセス106はサーバープ
ロセス107からOKパケットを受けとると、次のユー
ザからの命令待ちになる。
ロセス107からOKパケットを受けとると、次のユー
ザからの命令待ちになる。
【0207】図18はパケットの構成を示す。
【0208】(a)はPRESCANパケット、(b)
はSCANパケット、(c)はPRINTパケットであ
る。
はSCANパケット、(c)はPRINTパケットであ
る。
【0209】各パケットの第1バイトは、そのパケット
が何であるかを表すタグてある。例えば、PRESCA
Nは1で、プリスキャンすることを示す。SCANは2
で、スキャンすることを示す。
が何であるかを表すタグてある。例えば、PRESCA
Nは1で、プリスキャンすることを示す。SCANは2
で、スキャンすることを示す。
【0210】SCANNER NAME、PRINTE
R NAMEは、画像を入出力するデバイス名の指定を
行なう。
R NAMEは、画像を入出力するデバイス名の指定を
行なう。
【0211】DATA TYPEは、画像データがペー
ジ記述言語形式か圧縮画像形式か生画像データ形式かな
どの指定を行なう。
ジ記述言語形式か圧縮画像形式か生画像データ形式かな
どの指定を行なう。
【0212】XSIZEは、2バイトからなる画像のX
方向の大きさを示し、YSIZEは、2バイトからなる
画像のY方向の大きさを示す。
方向の大きさを示し、YSIZEは、2バイトからなる
画像のY方向の大きさを示す。
【0213】XSTARTは、2バイトからなる画像の
X方向のスキャン、プリント開始位置を示し、YSTA
RTは、2バイトからなる画像のY方向のスキャン、プ
リント開始位置を示す。
X方向のスキャン、プリント開始位置を示し、YSTA
RTは、2バイトからなる画像のY方向のスキャン、プ
リント開始位置を示す。
【0214】XZOOMは、1バイトからなる画像のX
方向のスキャン、プリント解像度を示し、YZOOM
は、1バイトからなる画像のY方向のスキャン、プリン
ト解像度を示す。
方向のスキャン、プリント解像度を示し、YZOOM
は、1バイトからなる画像のY方向のスキャン、プリン
ト解像度を示す。
【0215】FORMATは、画像の走査方法を示し、
点順次は1、線順次は2、面順次は3のように指定す
る。
点順次は1、線順次は2、面順次は3のように指定す
る。
【0216】EDGEは、エッジ強調、スムージングの
程度を示し、16〜1はエッジ強調、−1〜−16なら
スムージングのように指定する。
程度を示し、16〜1はエッジ強調、−1〜−16なら
スムージングのように指定する。
【0217】COLOR TYPEは、画像の色空間を
示し、RGBなら1、YCrCbなら2のように指定す
る。また、RGBの場合には、第1色をR、第2色を
G、第3色をBと呼び、YCrCbの場合には、第1色
をY、第2色をCr、第3色をCbと呼ぶことにする。
示し、RGBなら1、YCrCbなら2のように指定す
る。また、RGBの場合には、第1色をR、第2色を
G、第3色をBと呼び、YCrCbの場合には、第1色
をY、第2色をCr、第3色をCbと呼ぶことにする。
【0218】COLORは、画像の色のうち、どの色を
送るかを示す。例えば、第1色だけなら第2ビット、第
2色だけなら第1ビット、第3色だけなら第0ビットを
1にする。例えば、COLOR、TYPEがRGBで、
RGB全色送る場合には、7になり、また、R、Bの2
色を送る場合には5(第1色=4、第3色=1)にな
る。
送るかを示す。例えば、第1色だけなら第2ビット、第
2色だけなら第1ビット、第3色だけなら第0ビットを
1にする。例えば、COLOR、TYPEがRGBで、
RGB全色送る場合には、7になり、また、R、Bの2
色を送る場合には5(第1色=4、第3色=1)にな
る。
【0219】同様に、COLOR TYPEがYCrC
bで、Yだけ送る場合には4になる。
bで、Yだけ送る場合には4になる。
【0220】LEVELは、2バイトからなり、最初の
4bitは、第1色の階調数を示し、次の4bitは第
2色の階調数を示し、次の4bitは、第3色の階調数
を示す。最後の4bitはundefinedである。
これらの階調数は8ならば256階調、6ならば64階
調のように2つの指数で指定する。
4bitは、第1色の階調数を示し、次の4bitは第
2色の階調数を示し、次の4bitは、第3色の階調数
を示す。最後の4bitはundefinedである。
これらの階調数は8ならば256階調、6ならば64階
調のように2つの指数で指定する。
【0221】CODEは、符号化方法を示し、符号化し
ない場合は0、ADCTによる符号化の場合は1のよう
に指定する。
ない場合は0、ADCTによる符号化の場合は1のよう
に指定する。
【0222】BIT RATEは、符号化の符号化率を
示し、6は1/6、12は1/12の圧縮率で符号化す
ることを示す。
示し、6は1/6、12は1/12の圧縮率で符号化す
ることを示す。
【0223】XSTEP、YSTEPは、プリスキャン
時にどの程度画像を間引いて送るかを指定する。例え
ば、縦横5画素おきに画像を送る場合には、XSTEP
=5、YSTEP=5となる。また、間引かない場合に
は、XSTEP=0、YSTEP=0となる。
時にどの程度画像を間引いて送るかを指定する。例え
ば、縦横5画素おきに画像を送る場合には、XSTEP
=5、YSTEP=5となる。また、間引かない場合に
は、XSTEP=0、YSTEP=0となる。
【0224】UCRは黒生成時のαを示す。
【0225】BI−LEVELは二値化方法を示し、0
はプリントエンジン606が多値プリンタの場合で、二
値化を行なわないことを示す。1はディザ法のファット
ニングパターン、2はディザ法のベイヤパターン、3は
単純二値化法、4は誤差拡散法を示す。
はプリントエンジン606が多値プリンタの場合で、二
値化を行なわないことを示す。1はディザ法のファット
ニングパターン、2はディザ法のベイヤパターン、3は
単純二値化法、4は誤差拡散法を示す。
【0226】THRESHOLDは単純二値化法の二値
化しきい値(0〜255)を示す。
化しきい値(0〜255)を示す。
【0227】PAGEはプリント時のページ数を示す。
【0228】図18の(d)はOKパケットを示す。O
Kパケットは1バイトのOKタグだけである。
Kパケットは1バイトのOKタグだけである。
【0229】図18の(e)はGAMMAパケットで、
第2バイトのS/Pは、スキャナ103、プリンタ10
4のいずれかのガンマテーブルに設定するかを示す。そ
れ以降は、ガンマテーブルは256*3色分の768バ
イトから構成される。
第2バイトのS/Pは、スキャナ103、プリンタ10
4のいずれかのガンマテーブルに設定するかを示す。そ
れ以降は、ガンマテーブルは256*3色分の768バ
イトから構成される。
【0230】図18の(f)はMASKINGパケット
で、マスキングタグ、および2バイトの固定小数点から
なるマスキングパラメータで構成される。
で、マスキングタグ、および2バイトの固定小数点から
なるマスキングパラメータで構成される。
【0231】図18の(g)はSTATUSパケット
で、ステータスタグ、ステータスの数、およびステータ
スから構成される。
で、ステータスタグ、ステータスの数、およびステータ
スから構成される。
【0232】図18の(h)はDATAパケットで、デ
ータタグ、次に続く画像データ数、および画像データか
ら構成される。
ータタグ、次に続く画像データ数、および画像データか
ら構成される。
【0233】図18の(i)はESCパケットで、第1
バイトがESCで始まるシーケンスで、インタープリタ
214で、ビットマップ、あるいはバイトマップの画像
へ展開される。これは、通常のプリンタのESCシーケ
ンスと同等なものである。
バイトがESCで始まるシーケンスで、インタープリタ
214で、ビットマップ、あるいはバイトマップの画像
へ展開される。これは、通常のプリンタのESCシーケ
ンスと同等なものである。
【0234】スキャンプリンタサーバー102から、ス
キャナ103、プリンタ104との間のコマンドの構成
を以下説明する。
キャナ103、プリンタ104との間のコマンドの構成
を以下説明する。
【0235】プリスキャン命令、スキャン命令、ステー
タス情報、ガンマ設定命令、マスキング設定命令などの
コマンドの構成も図18と同様の形式で通信が行なわれ
る。
タス情報、ガンマ設定命令、マスキング設定命令などの
コマンドの構成も図18と同様の形式で通信が行なわれ
る。
【0236】図19はスキャナプリンタサーバーとスキ
ャナプリンタ間の命令の構成を示す。(a)はプリスキ
ャン命令、(b)はスキャン命令、(c)はプリント命
令である。
ャナプリンタ間の命令の構成を示す。(a)はプリスキ
ャン命令、(b)はスキャン命令、(c)はプリント命
令である。
【0237】各パケットの第1バイトは、そのパケット
が何であるかを表すタグである。例えば、PRESCA
Nは1で、プリスキャンすることを示す。SCANは2
で、スキャンすることを示す。
が何であるかを表すタグである。例えば、PRESCA
Nは1で、プリスキャンすることを示す。SCANは2
で、スキャンすることを示す。
【0238】XSIZEは、2バイトからなる画像のX
方向の大きさを示し、YSIZEは、2バイトからなる
画像のY方向の大きさを示す。
方向の大きさを示し、YSIZEは、2バイトからなる
画像のY方向の大きさを示す。
【0239】XSTARTは、2バイトからなる画像の
X方向のスキャン、プリント開始位置を示し、YSTA
RTは、2バイトからなる画像のY方向のスキャン、プ
リント開始位置を示す。
X方向のスキャン、プリント開始位置を示し、YSTA
RTは、2バイトからなる画像のY方向のスキャン、プ
リント開始位置を示す。
【0240】XZOOMは、1バイトからなる画像のX
方向のスキャン、プリント解像度を示し、YZOOMは
1バイトからなる画像のY方向のスキャン、プリント解
像度を示す。
方向のスキャン、プリント解像度を示し、YZOOMは
1バイトからなる画像のY方向のスキャン、プリント解
像度を示す。
【0241】FORMATは、画像の走査方法を示し、
点順次は1、線順次は2、面順次は3のように指定す
る。
点順次は1、線順次は2、面順次は3のように指定す
る。
【0242】EDGEは、エッジ強調、スムージングの
程度を示し、16〜1はエッジ強調、−1〜−16なら
スムージングのように指定する。
程度を示し、16〜1はエッジ強調、−1〜−16なら
スムージングのように指定する。
【0243】COLOR TYPEは、画像の色空間を
示し、RGBなら1、YCrCbなら2のように指定す
る。RGBの場合には、第1色をR、第2色をG、第3
色をBと呼ぶことにする。また、YCrCbの場合に
は、第1色をY、第2色をCr、第3色をCbと呼ぶこ
とにする。
示し、RGBなら1、YCrCbなら2のように指定す
る。RGBの場合には、第1色をR、第2色をG、第3
色をBと呼ぶことにする。また、YCrCbの場合に
は、第1色をY、第2色をCr、第3色をCbと呼ぶこ
とにする。
【0244】COLORは、画像の色のうち、どの色を
送るかを示す。例えば、第1色だけなら第2ビット、第
2色だけなら第1ビット、第3色だけなら第0ビットを
1にする。例えば、COLOR TYPEがRGBで、
RGB全色送る場合には7になる。また、R、Bの2色
を送る場合には5(第1色=4、第3色=1)になる。
同様に、COLOR TYPEがYCrCbで、Yだけ
送る場合には4になる。
送るかを示す。例えば、第1色だけなら第2ビット、第
2色だけなら第1ビット、第3色だけなら第0ビットを
1にする。例えば、COLOR TYPEがRGBで、
RGB全色送る場合には7になる。また、R、Bの2色
を送る場合には5(第1色=4、第3色=1)になる。
同様に、COLOR TYPEがYCrCbで、Yだけ
送る場合には4になる。
【0245】LEVELは、2バイトからなり、最初の
4bitは、第1色の階調数を示し、次の4bitは第
2色の階調数を示し、次の4bitは、第3色の階調数
を示す。最後の4bitは、undefinedであ
る。
4bitは、第1色の階調数を示し、次の4bitは第
2色の階調数を示し、次の4bitは、第3色の階調数
を示す。最後の4bitは、undefinedであ
る。
【0246】これらの階調数は8ならば256階調、6
ならば64階調のように2の指数で指定する。CODE
は、符号化方法を示し、符号化しない場合は0、ADC
Tによる符号化の場合は1のように指定する。
ならば64階調のように2の指数で指定する。CODE
は、符号化方法を示し、符号化しない場合は0、ADC
Tによる符号化の場合は1のように指定する。
【0247】UCRは黒生成時のαを示す。
【0248】BI−LEVELは二値化方法を示し、0
はプリントエンジン606が多値プリンタの場合で、二
値化を行なわないことを示す。1はディザ法のファット
ニングパターン、2はディザ法のベイヤパターン、3は
単純二値化法、4は誤差拡散法を示す。
はプリントエンジン606が多値プリンタの場合で、二
値化を行なわないことを示す。1はディザ法のファット
ニングパターン、2はディザ法のベイヤパターン、3は
単純二値化法、4は誤差拡散法を示す。
【0249】THRESHOLDは単純二値化法の二値
化しきい値(0〜255)を示す。
化しきい値(0〜255)を示す。
【0250】PAGEはプリント時のページ数を示す。
【0251】図19の(d)はステータス情報の1種
で、OKを示す。OKは1バイトのOKタグだけであ
る。
で、OKを示す。OKは1バイトのOKタグだけであ
る。
【0252】図19の(e)はガンマ設定命令で、第2
バイトのS/Pは、スキャナ103、プリンタ104の
いずれのガンマテーブルに設定するかを示す。それ以降
は、ガンマテーブルは256*3色分の768バイトか
ら構成される。
バイトのS/Pは、スキャナ103、プリンタ104の
いずれのガンマテーブルに設定するかを示す。それ以降
は、ガンマテーブルは256*3色分の768バイトか
ら構成される。
【0253】図19の(f)はマスキング設定命令で、
マスキングタグ、および2バイトの固定小数点からなる
マスキングパラメータで構成される。
マスキングタグ、および2バイトの固定小数点からなる
マスキングパラメータで構成される。
【0254】図19の(g)はステータス情報で、ステ
ータスタグ、ステータスの数、およびステータスから構
成される。
ータスタグ、ステータスの数、およびステータスから構
成される。
【0255】図19の(h)はコピー命令で、1バイト
のコピータグだけである。
のコピータグだけである。
【0256】次に、スキャナ103およびプリンタ10
4を用いたコピー動作を説明する。
4を用いたコピー動作を説明する。
【0257】コピーの場合には、ユーザがスキャナ10
3オペレーションパネル306のコピーボタンを押す
と、スキャナ制御回路は、スキャナシリアルインターフ
ェース301からスキャナプリンタサーバー102にコ
ピー命令を送る。
3オペレーションパネル306のコピーボタンを押す
と、スキャナ制御回路は、スキャナシリアルインターフ
ェース301からスキャナプリンタサーバー102にコ
ピー命令を送る。
【0258】スキャナプリンタサーバー102は、コピ
ー命令を受けとると、スキャン命令をスキャナ103
に、プリント命令をプリンタ104に送る。この時、コ
ピーに適したマスキングなどのパラメータをセットす
る。
ー命令を受けとると、スキャン命令をスキャナ103
に、プリント命令をプリンタ104に送る。この時、コ
ピーに適したマスキングなどのパラメータをセットす
る。
【0259】また、スキャナプリンタサーバー102
は、コピー命令を受けとると、HSYNC(水平同期信
号)110、VSYNC(垂直同期信号)109、CO
LOR(クロック信号)111、DATA(画像データ
信号)108信号をハイインピーダンスする。
は、コピー命令を受けとると、HSYNC(水平同期信
号)110、VSYNC(垂直同期信号)109、CO
LOR(クロック信号)111、DATA(画像データ
信号)108信号をハイインピーダンスする。
【0260】スキャナ103は、スキャン命令を受けと
ると、スキャン103のスキャナ制御回路は、オペレー
ションパネル306のプリント開始位置、スキャナ10
3のスキャナ制御回路は、オペレーションパネルの30
6のプリント開始位置、プリント画像サイズなどの設定
に基づいて画像を読みとり、HSYNC(水平同期信
号)110、VSYNC(垂直同期信号)109、CL
OCK(クロック信号)111と、これに同期した画像
データを出力する。
ると、スキャン103のスキャナ制御回路は、オペレー
ションパネル306のプリント開始位置、スキャナ10
3のスキャナ制御回路は、オペレーションパネルの30
6のプリント開始位置、プリント画像サイズなどの設定
に基づいて画像を読みとり、HSYNC(水平同期信
号)110、VSYNC(垂直同期信号)109、CL
OCK(クロック信号)111と、これに同期した画像
データを出力する。
【0261】プリンタタイミング制御回路404では、
スキャナ103からのHSYNC(水平同期信号)11
0、VSYNC(垂直同期信号)109、CLOCK
(クロック信号)111に同期して画像データを受けと
り、プリントすることによりコピーが行なわれる。
スキャナ103からのHSYNC(水平同期信号)11
0、VSYNC(垂直同期信号)109、CLOCK
(クロック信号)111に同期して画像データを受けと
り、プリントすることによりコピーが行なわれる。
【0262】コピー時には、スキャナプリンタサーバー
102のタイミング制御回路は208は、HSYNC
(水平同期信号)110、VSYNC(垂直同期信号)
109、CLOCK(クロック信号)111、DATA
(画像データ信号)108の各信号線をハイインピーダ
ンスにする。
102のタイミング制御回路は208は、HSYNC
(水平同期信号)110、VSYNC(垂直同期信号)
109、CLOCK(クロック信号)111、DATA
(画像データ信号)108の各信号線をハイインピーダ
ンスにする。
【0263】コピーが行なわれている場合には、リモー
トでの画像のスキャン、プリントができないため、サー
バープロセス107は、クライアントプロセス106か
らの、スキャンパケット、プリントパケットを受けとっ
たら、コピー中であることを示すSTATUSパケット
をクライアントプロセス106に送り、スキャン、ある
いはプリントができないことをユーザに知らせる。
トでの画像のスキャン、プリントができないため、サー
バープロセス107は、クライアントプロセス106か
らの、スキャンパケット、プリントパケットを受けとっ
たら、コピー中であることを示すSTATUSパケット
をクライアントプロセス106に送り、スキャン、ある
いはプリントができないことをユーザに知らせる。
【0264】また、リモートでの画像スキャン、プリン
トが行なわれている場合には、コピーを行なうことがで
きない。そこで、スキャナCPU302は、スキャナ、
プリンタが動作中には、オペレーショパネル306に、
動作中であることを示す表示を行ない、コピーを受け付
けないようにする。
トが行なわれている場合には、コピーを行なうことがで
きない。そこで、スキャナCPU302は、スキャナ、
プリンタが動作中には、オペレーショパネル306に、
動作中であることを示す表示を行ない、コピーを受け付
けないようにする。
【0265】本発明実施例では、ネットワークにバス型
のイーサネット105を用いた場合について説明した
が、ネットワークはどのようなネットワークでも簡単で
適用できる。
のイーサネット105を用いた場合について説明した
が、ネットワークはどのようなネットワークでも簡単で
適用できる。
【0266】また、本発明実施例では、スキャナプリン
タサーバー102とスキャナ103、プリンタ104間
のコマンド、パラメータ、エラーなどのデータを通信す
るのにシリアル通信を用いる場合について説明したが、
シリアル通信にとらわれることなく、任意の双方向通信
インターフェースを用いることができる。
タサーバー102とスキャナ103、プリンタ104間
のコマンド、パラメータ、エラーなどのデータを通信す
るのにシリアル通信を用いる場合について説明したが、
シリアル通信にとらわれることなく、任意の双方向通信
インターフェースを用いることができる。
【0267】また、本発明実施例では、スキャナプリン
タサーバー102とスキャナ103、プリンタ104間
のコマンド、パラメータ、エラーなどのデータを通信す
るシリアル通信を用い、画像データを通信するのにビデ
オインターフェースを用いているが、これらの通信イン
ターフェースにとらわれることなく、SCSI、GPI
Bなどの双方向の通信が可能なインターフェースを用い
て、コマンド、パラメータ、エラーなど情報と画像デー
タを同一の通信路で通信することも可能である。
タサーバー102とスキャナ103、プリンタ104間
のコマンド、パラメータ、エラーなどのデータを通信す
るシリアル通信を用い、画像データを通信するのにビデ
オインターフェースを用いているが、これらの通信イン
ターフェースにとらわれることなく、SCSI、GPI
Bなどの双方向の通信が可能なインターフェースを用い
て、コマンド、パラメータ、エラーなど情報と画像デー
タを同一の通信路で通信することも可能である。
【0268】また、本発明実施例では、画像が点順次の
YCrCb形式の場合にはADCT符号化法で符号化し
て画像を送っているが、ADCT符号化法にとらわれる
ものではなく、任意の符号化法を用いることができる。
これにより、点順次のYCrCb形式以外の画像に対し
ても符号化を行ない、画像を圧縮して伝送することがで
きる。
YCrCb形式の場合にはADCT符号化法で符号化し
て画像を送っているが、ADCT符号化法にとらわれる
ものではなく、任意の符号化法を用いることができる。
これにより、点順次のYCrCb形式以外の画像に対し
ても符号化を行ない、画像を圧縮して伝送することがで
きる。
【0269】また、本発明実施例では、1ライン分のデ
ュアルポートラムを用いているが、これにとらわれるも
のでなく、複数ライン、あるいは1画面分のメモリを持
たせ、より高速化をはかることができる。
ュアルポートラムを用いているが、これにとらわれるも
のでなく、複数ライン、あるいは1画面分のメモリを持
たせ、より高速化をはかることができる。
【0270】また、本発明実施例では、プリスキャン時
には画像を間引いて送り、本スキャン時には画像を間引
かずに送っているが、カラー画像をプリスキャンする場
合は、 (1)単色成分のみを送る。 (2)間引いて送る。 (3)符号化して送る。 (4)画像の階調数を落して送る (5)画像の解像度を落して送る を組合せて送ることも可能である。
には画像を間引いて送り、本スキャン時には画像を間引
かずに送っているが、カラー画像をプリスキャンする場
合は、 (1)単色成分のみを送る。 (2)間引いて送る。 (3)符号化して送る。 (4)画像の階調数を落して送る (5)画像の解像度を落して送る を組合せて送ることも可能である。
【0271】また、本発明実施例では、プリスキャン時
に画像を読みとり、その画像データをハードディスク2
12に格納すると同時に、間引いて転送していた。そし
て、本スキャン時にはそのハードディスク212の画像
から読み出して転送していた。しかし、プリスキャン時
には画像を、ハードディスクに格納せず、直接 (1)単色成分のみを送る。 (2)間引いて送る。 (3)符号化して送る。 (4)画像の階調数を落して送る (5)画像の解像度を落して送る を組合せて送る。
に画像を読みとり、その画像データをハードディスク2
12に格納すると同時に、間引いて転送していた。そし
て、本スキャン時にはそのハードディスク212の画像
から読み出して転送していた。しかし、プリスキャン時
には画像を、ハードディスクに格納せず、直接 (1)単色成分のみを送る。 (2)間引いて送る。 (3)符号化して送る。 (4)画像の階調数を落して送る (5)画像の解像度を落して送る を組合せて送る。
【0272】そして、本スキャン時には、再び画像をス
キャンして転送することも可能である。
キャンして転送することも可能である。
【0273】また本発明実施例では、画像を読み込み、
面順次に走査変換して転送する場合には、スキャンエン
ジン505で3回スキャンを行なっていた。しかし、1
度だけ画像を読みとり、その画像データをハードディス
ク212に格納し、そのハードディスク212の画像か
ら3回読み出すことも可能である。これにより、機械的
なスキャンが1回ですみ、高速化をはかることができ
る。
面順次に走査変換して転送する場合には、スキャンエン
ジン505で3回スキャンを行なっていた。しかし、1
度だけ画像を読みとり、その画像データをハードディス
ク212に格納し、そのハードディスク212の画像か
ら3回読み出すことも可能である。これにより、機械的
なスキャンが1回ですみ、高速化をはかることができ
る。
【0274】また、ハードディスク212に格納すると
同時に、第1色の走査変換を行ない、残りの2回はハー
ドディクから読み出すことも可能である。
同時に、第1色の走査変換を行ない、残りの2回はハー
ドディクから読み出すことも可能である。
【0275】また、本発明実施例では、二値プリントエ
ンジンのために二値化部605で画像の二値化を行なっ
ていた。しかし、二値プリントエンジンにとらわれるも
のではなく、N値プリントエンジンの場合にはN値化部
を設けることにより、容易に対応できる。
ンジンのために二値化部605で画像の二値化を行なっ
ていた。しかし、二値プリントエンジンにとらわれるも
のではなく、N値プリントエンジンの場合にはN値化部
を設けることにより、容易に対応できる。
【0276】また、スキャナプリンタサーバーにスキャ
ンした画像を記憶する記憶手段を設け、プリスキャン時
にいったんこの記憶手段に画像を記憶させ、本スキャン
時にはこの記憶させた画像空読み出すことにより、従来
2度のスキャンが必要であったのを1度で済ませること
ができ、高速な画像読みとりを可能とすることができ
た。
ンした画像を記憶する記憶手段を設け、プリスキャン時
にいったんこの記憶手段に画像を記憶させ、本スキャン
時にはこの記憶させた画像空読み出すことにより、従来
2度のスキャンが必要であったのを1度で済ませること
ができ、高速な画像読みとりを可能とすることができ
た。
【0277】また、複数枚プリントする場合には、最初
の1枚をプリントする際に該記憶手段に画像を格納し、
2枚めからは該記憶手段から読みだしプリントすること
により、1度だけ画像を転送すれば良く、高速なプリン
トを可能とすることができた。
の1枚をプリントする際に該記憶手段に画像を格納し、
2枚めからは該記憶手段から読みだしプリントすること
により、1度だけ画像を転送すれば良く、高速なプリン
トを可能とすることができた。
【0278】また、プリスキャン時にカラー画像を (1)単色成分のみを送る。 (2)間引いて送る。 (3)符号化して送る。 (4)画像の階調数を落して送る (5)画像の解像度を落して送る を組合せて送ることにより、画像を圧縮して送ることが
でき、通信量を削減できるという大きな利点も得られ
る。
でき、通信量を削減できるという大きな利点も得られ
る。
【0279】また、双方向の通信路を設けることによ
り、スキャナプリンタをネットワークから使用している
際に、コピーを受け付けない、また、コピー時にはスキ
ャナプリンタをネットワークから使用できないようにす
ることができるようになった。
り、スキャナプリンタをネットワークから使用している
際に、コピーを受け付けない、また、コピー時にはスキ
ャナプリンタをネットワークから使用できないようにす
ることができるようになった。
【0280】
【発明の効果】以上説明したように、スキャナプリンタ
サーバーに複数のスキャナ、プリンタを接続し、それぞ
れのデバイスの機能はそのまま利用し、もしない場合
は、サーバー内の機能を利用して、ホストコンピュータ
から各種のスキャナ、プリンタを同一の環境で利用でき
るようになった。
サーバーに複数のスキャナ、プリンタを接続し、それぞ
れのデバイスの機能はそのまま利用し、もしない場合
は、サーバー内の機能を利用して、ホストコンピュータ
から各種のスキャナ、プリンタを同一の環境で利用でき
るようになった。
【0281】例えば、ページ記述言語の展開機能がプリ
ンタ側にある場合は、そのまま利用し、もし、ない場合
は、サーバーの機能を利用して、ビットマップ展開し
て、指定されたプリンタより出力する。また、ネットワ
ーク上のホストコンピュータからスキャナやプリンタの
各種のパラメータの指定をすることができるようにな
り、複雑な操作が可能となった。
ンタ側にある場合は、そのまま利用し、もし、ない場合
は、サーバーの機能を利用して、ビットマップ展開し
て、指定されたプリンタより出力する。また、ネットワ
ーク上のホストコンピュータからスキャナやプリンタの
各種のパラメータの指定をすることができるようにな
り、複雑な操作が可能となった。
【図1】本発明を実施したシステム構成図である。
【図2】スキャナプリンタサーバーの構成図である。
【図3】スキャナの構成図である。
【図4】プリンタの構成図である。
【図5】画像読みとり部305の構成図である。
【図6】プリント部405の構成図である。
【図7】画像のスキャン、プリントの説明図である。
【図8】タイミングの詳細な説明図である。
【図9】スキャン、プリント時のデュアルポートラム動
作説明図である。
作説明図である。
【図10】スキャン時のデュアルポートラム動作説明図
である。
である。
【図11】スキャン時のデュアルポートラム動作説明図
である。
である。
【図12】プリント時のデュアルポートラム動作説明図
である。
である。
【図13】プリント時のデュアルポートラム動作説明図
である。
である。
【図14】プリスキャン、スキャン動作時の説明図であ
る。
る。
【図15】プリント時の説明図である。
【図16】プリント動作時にエラーが発生した場合の説
明図である。
明図である。
【図17】同一の画像を複数枚プリントする時の動作時
の説明図である。
の説明図である。
【図18】パケットの説明図である。
【図19】スキャナプリンタサーバーとスキャナプリン
タ間の命令の説明図である。
タ間の命令の説明図である。
【図20】スキャナ、プリンタとスキャナプリンタサー
バー間の通信の説明図である。
バー間の通信の説明図である。
【図21】スキャン及びPDLデータを展開する動作の
説明図である。
説明図である。
101 ホストコンピュータ 102 スキャナプリンタサーバー 103 スキャナ 104 プリンタ 105 イーサネット 106 クライアントプロセス 107 サーバープロセス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高岡 真琴 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内
Claims (14)
- 【請求項1】 ネットワーク上にホストコンピュータス
キャナ、プリンタ、及びスキャナプリンタサーバーを有
するスキャナプリンタサーバーシステムであってスキャ
ナ、プリンタ、スキャナプリンタサーバー間に設けられ
た双方向連絡路と、 前記ホストコンピュータから指定された画像データの転
送方法を入力する入力手段と、 前記入力手段から入力された転送方法に従ってデータの
転送を行う制御手段とを有することを特徴とするスキャ
ナプリンタサーバーシステム。 - 【請求項2】 前記データはイメージデータであること
を特徴とする請求項1のスキャナプリンタサーバーシス
テム。 - 【請求項3】 前記データは文字コードデータであるこ
とを特徴とする請求項1のスキャナプリンタサーバーシ
ステム。 - 【請求項4】 前記データはカラー画像データであるこ
とを特徴とする請求項2のスキャナプリンタサーバーシ
ステム。 - 【請求項5】 前記転送方法は画像テータの階調数を指
定することにより指定されることを特徴とする請求項1
のスキャナプリンタサーバーシステム。 - 【請求項6】 前記転送方法は画像データの色空間を指
定することによって指定されることを特徴とする請求項
1のスキャナプリンタサーバーシステム。 - 【請求項7】 カラースキャナと、 カラープリンタと、 前記カラースキャナ、カラープリンタ間に設けられたス
キャナプリンタサーバーとを有し、前記スキャナプリン
タサーバーはホストコンピュータから送られる画像処理
のためのパラメータに従って前記スキャナに画像を読み
取らせることを特徴とするカラースキャナプリンタサー
バーシステム。 - 【請求項8】 前期スキャナプリンタサーバーはホスト
コンピュータから与えられるPDLコードをインタープ
リントするインタープリントを有することを特徴とする
請求項7のカラースキャナプリンタサーバーシステム。 - 【請求項9】 前記スキャナプリンタサーバーはRS2
32C、セントロニクス、SCSIの各インターフェー
スのうち少なくとも1つを有することを特徴とする請求
項7のカラースキャナプリンタサーバーシステム。 - 【請求項10】 ネットワーク上に接続したホストコン
ピュータ、スキャナプリンタサーバー、および該スキャ
ナプリンタに接続されたスキャナ、プリンタからなるス
キャナプリンタサーバーシステムであって、前記スキャ
ナプリンタサーバーに画像記憶手段と画像処理機能とペ
ージ記述言語変換手段、ホストコンピュータから送られ
てくる指示に従い、スキャナ側で読みとられる画像デー
タを画像記憶手段に格納すると同時に、ホストコンピュ
ータからページ記述言語を受けとり該言語の記述のもと
に、前記格納された画像データに画像処理を行ない、ペ
ージ記述言語で記述されている文字中の指定された場所
に合成して、プリンタ側からプリントすることを特徴と
するスキャナプリンタサーバーシステム。 - 【請求項11】 スキャナプリンタサーバーには、スキ
ャナ側の画像処理機能として、符号化、ガンマ変換、色
空間変換、解像度変換、階調数の少なくとも1の機能を
設け、ホストコンピュータから送られてくる画像のパー
ラメータにしたがって画像を変換して読みとり、前記記
憶手段に格納することを特徴とする請求項10に記載の
スキャナプリンタサーバーシステム。 - 【請求項12】 スキャナプリンタサーバーには、プリ
ンタ側の画像処理機能として、復号化、色空間変換、解
像度変換、ガンマ変換、マスキング変換、黒生成、下色
除去、N値化の少なくとも1の機能を設け、ホストコン
ピュータから送られてくる画像のパーラメータにしたが
って、前記記憶手段から読み出されるデータを変換し、
プリントすることを特徴とする請求項10に記載のスキ
ャナプリンタサーバーシステム。 - 【請求項13】 前記制御手段は、ページ記述言語変換
手段により展開された文字や図形の指定された場所に前
記記憶手段に格納された画像を合成することを特徴とす
る請求項10に記載のスキャナプリンタサーバーシステ
ム。 - 【請求項14】 スキャナプリンタサーバーは、同一画
像を複数枚プリントする時に画像を該画像記憶手段から
読み出してプリントすることを特徴とする請求項10に
記載のスキャナプリンタサーバーシステム。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/939,144 US5933580A (en) | 1991-09-04 | 1992-09-02 | Scanner printer server |
US08/384,865 US5720013A (en) | 1991-09-04 | 1995-02-07 | Scanner printer server and method for selectively outputting scanned information to an information processing apparatus in accordance with a pre-scan command and a scan command |
US08/384,866 US5822507A (en) | 1991-09-04 | 1995-02-07 | Scanner printer server for selectively controlling a scanner and a printer in accordance with a copy operation |
US09/326,539 US6515758B2 (en) | 1991-09-04 | 1999-06-07 | Printing apparatus and printing method for converting print data to a representation supported by a selected printer |
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22421891 | 1991-09-04 | ||
JP3-224218 | 1991-09-04 | ||
JP2682392 | 1992-02-13 | ||
JP4-26823 | 1992-02-13 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002262850A Division JP3584247B2 (ja) | 1991-09-04 | 2002-09-09 | 印刷制御装置及び制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05292240A true JPH05292240A (ja) | 1993-11-05 |
Family
ID=26364661
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4199744A Pending JPH05292240A (ja) | 1991-09-04 | 1992-07-27 | スキャナプリンタサーバー及びスキャナプリンタサーバーシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05292240A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0733978A1 (en) * | 1995-03-23 | 1996-09-25 | Canon Kabushiki Kaisha | Network interface board for digital copier |
EP0903928A2 (en) * | 1997-09-19 | 1999-03-24 | Matsushita Graphic Communication Systems, Inc. | Image processing system |
US6988123B2 (en) | 1998-11-06 | 2006-01-17 | Seiko Epson Corporation | Methods and apparatus for remote execution of an application over the internet |
US7069341B2 (en) | 1998-11-06 | 2006-06-27 | Seiko Epson Corporation | Method and apparatus for controlling an input or output device over the internet |
JP2006270191A (ja) * | 2005-03-22 | 2006-10-05 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成システムおよび方法および画像読取装置 |
CN100461813C (zh) * | 2004-09-02 | 2009-02-11 | 佳能株式会社 | 数据处理系统、其控制方法、文件输入装置、其控制方法、文件管理装置及其控制方法 |
US7742183B2 (en) | 2001-04-18 | 2010-06-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Method and apparatus for format conversion of printing data |
JP2010250705A (ja) * | 2009-04-17 | 2010-11-04 | Canon Inc | 印刷システムおよび方法 |
-
1992
- 1992-07-27 JP JP4199744A patent/JPH05292240A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US5724555A (en) * | 1995-03-23 | 1998-03-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Network interface board for digital copier |
EP0903928A2 (en) * | 1997-09-19 | 1999-03-24 | Matsushita Graphic Communication Systems, Inc. | Image processing system |
EP0903928A3 (en) * | 1997-09-19 | 2002-04-10 | Matsushita Graphic Communication Systems, Inc. | Image processing system |
US6988123B2 (en) | 1998-11-06 | 2006-01-17 | Seiko Epson Corporation | Methods and apparatus for remote execution of an application over the internet |
US7069341B2 (en) | 1998-11-06 | 2006-06-27 | Seiko Epson Corporation | Method and apparatus for controlling an input or output device over the internet |
US7742183B2 (en) | 2001-04-18 | 2010-06-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Method and apparatus for format conversion of printing data |
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JP4600107B2 (ja) * | 2005-03-22 | 2010-12-15 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成システムおよび画像読取装置 |
JP2010250705A (ja) * | 2009-04-17 | 2010-11-04 | Canon Inc | 印刷システムおよび方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020716 |