JPH05292009A - 発着衝突呼救済方式 - Google Patents

発着衝突呼救済方式

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JPH05292009A
JPH05292009A JP4086841A JP8684192A JPH05292009A JP H05292009 A JPH05292009 A JP H05292009A JP 4086841 A JP4086841 A JP 4086841A JP 8684192 A JP8684192 A JP 8684192A JP H05292009 A JPH05292009 A JP H05292009A
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JP
Japan
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JP4086841A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Wakuta
達也 和久田
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Fujitsu Ltd
Fujitsu Chugoku Communication Systems Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Fujitsu Chugoku Communication Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動体通信網における発着衝突呼救済方式に
関し、移動機に対する発着両呼が同一の通話チャネルを
割当てられて衝突した場合にも、再度呼設定要求を繰返
すこと無く、発着両呼を設定可能とすることを目的とす
る。 【構成】 複数の移動機1が共用する複数の通話チャネ
ル3の中から、移動機から発呼の際は移動体通信制御装
置2が割当てる通話チャネルを選択し、移動機への着呼
の際は移動体交換機4が割当てる通話チャネルを選択す
る移動体通信網において、移動体通信制御装置に、移動
機からの発呼に対して割当てた通話チャネルを、移動体
交換機も移動機への着呼に対して同時に割当てたことを
検出した場合に、発着両呼に同時に選択された通話チャ
ネルを着呼に割当て、移動機からの発呼に対して別の通
話チャネルを選択し直す発着衝突救済手段100を設け
る様に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動体通信網における
発着衝突呼救済方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来ある移動体通信網の一例を示
す図であり、図5は移動機よりの発呼過程の一例を示す
図であり、図6は移動機への着呼過程の一例を示す図で
あり、図7は従来ある発着呼衝突過程の一例を示す図で
ある。
【0003】図4に示される移動体通信網は、所定地域
内を移動する自動車電話、携帯電話等の複数の移動機
(M)1(個々の移動機(M)を1−1乃至1−mと称
する、但しmは移動機(M)1の総数を示す)と、前記
各移動機(M)1が一般公衆網5との間で通話を行う場
合に使用する複数の通話チャネル3(個々の通話チャネ
ルを3−1乃至3−nと称する、但しnは通話チャネル
3の総数を示す)と、移動体通信制御装置2と、移動体
交換機4とから構成され、移動体通信制御装置2は、移
動機(M)1からの発呼に対して使用すべき通話チャネ
ル3を割当て、また移動体交換機4は、一般公衆網5か
ら移動機(M)1への着呼に対して使用すべき通話チャ
ネル3を割当てる。
【0004】また移動体通信制御装置2は、各通話チャ
ネル3に対応して設けられた通話チャネル装置21と、
各移動機(M)1および通話チャネル3に共通に設けら
れた制御チャネル装置22、主制御装置23およびアン
テナ(A)24とから構成されており、各通話チャネル
装置21は、移動機(M)1からの発呼を受付け処理す
る発呼受付部(O)211と、移動機(M)1への着呼
を受付け処理する着呼受付部(T)212と、対応する
通話チャネル3を経由する接続手順を管理する接続手順
管理部(C)213とを具備している。
【0005】一方主制御装置23は、移動機(M)1か
らの発呼の際に使用すべき空き通話チャネル3を所定の
順序に従って選択する通話チャネル選択部231と、各
通話チャネル3の使用状態を管理する各通話チャネル3
に対応する通話チャネル状態管理部(I)232とを具
備している。
【0006】最初に、移動機(M)1から一般公衆網5
への発呼過程を、図4および図5により説明する。空き
状態にある総ての移動機(M)1は、移動体通信制御装
置2の制御チャネル装置22と通信可能な制御リンクに
接続されている。
【0007】かかる状態で、任意の移動機(M)(例え
ば1−1)が一般公衆網5に収容される図示されぬ加入
者に対して発呼し、前記制御リンクを経由して移動体通
信制御装置2に発呼信号(a)を送信すると、制御チャ
ネル装置22は発呼信号(a)をアンテナ(A)24を
介して受信し、主制御装置23に発呼受付要求信号
(b)を伝達する。
【0008】発呼受付要求信号(b)を受信した主制御
装置23は、制御チャネル装置22に発呼受付応答信号
(c)を返送すると共に、通話チャネル選択部231を
起動し、各通話チャネル3の状態を通話チャネル状態管
理部(I)232を参照し乍ら解析し、空き状態にある
通話チャネル3の中から、移動機(M)1−1からの発
呼に割当てる通話チャネル(例えば3−1)を所定の順
序で選択し、通話チャネル状態管理部(I)232に選
択した通話チャネル3−1を発呼状態と認識させた後、
選択した通話チャネル3−1に対応する通話チャネル装
置21−1に、チャネル割当要求信号(d)を伝達す
る。
【0009】チャネル割当要求信号(d)を受信した通
話チャネル装置21−1は、通話チャネル装置21−1
を発呼モードに設定した後、主制御装置23にチャネル
割当確認信号(e)を返送する。
【0010】チャネル割当確認信号(e)を受信した主
制御装置23は、制御チャネル装置22にチャネル指定
発呼要求信号(f)を伝達すると共に、通話チャネル装
置21−1に移動体リンク確立要求信号(g)を伝達す
る。
【0011】チャネル指定発呼要求信号(f)を受信し
た制御チャネル装置22は、制御リンクを経由して移動
機(M)1−1に、通話チャネル3−1に対応する通話
リンクを経由して発呼する様に指示する。
【0012】以上により通話チャネル装置21−1は、
移動機(M)1−1との間に通話チャネル3−1に対応
する通話リンク(h)を確立した後、主制御装置23に
移動体リンク確立確認信号(i)を返送する。
【0013】移動機(M)1−1が、通話リンク(h)
を経由して通話チャネル装置21−1にオフフック信号
(j)を送信すると、通話チャネル装置21−1は主制
御装置23に移動体オフフック確認信号(k)を伝達す
る。
【0014】なお通話チャネル装置21−1は、発呼モ
ードに設定された段階で、通話チャネル3−1および移
動体交換機4を経由して一般公衆網5に収容される前記
被呼加入者に接続されているものとする。
【0015】従って、移動機(M)1−1からオフフッ
ク信号(j)が送信された結果、移動機(M)1−1は
前記被呼加入者との間で通話中状態(m)となる。次
に、一般公衆網5から移動機(M)1への着呼過程を、
図4および図6により説明する。
【0016】一般公衆網5に収容される図示されぬ加入
者から、任意の移動機(M)(例えば1−2)に対する
着呼が生起し、一般公衆網5から移動体交換機4に着呼
信号(aa)が伝達されると、移動体交換機4は、空き
状態にある通話チャネル3の中から、一般公衆網5から
の着呼に割当てる通話チャネル(例えば3−1)を所定
の順序で選択した後、選択した通話チャネル3−1に対
応する通話チャネル装置21−1に、着呼信号(bb)
を伝達する。
【0017】着呼信号(bb)を受信した通話チャネル
装置21−1は、通話チャネル装置21−1を着呼モー
ドに設定した後、主制御装置23に着呼受付要求信号
(cc)を伝達する。
【0018】着呼受付要求信号(cc)を受信した主制
御装置23は、通話チャネル状態管理部(I)232に
通話チャネル3−1を着呼状態と認識させた後、通話チ
ャネル装置21−1に着呼受付応答信号(dd)を返送
し、また制御チャネル装置22にチャネル指定着呼要求
信号(ee)を伝達し、更に通話チャネル装置21−1
に移動体リンク確立要求/呼出起動要求信号(ff)を
伝達する。
【0019】チャネル指定着呼要求信号(ee)を受信
した制御チャネル装置22は、制御リンクを経由して被
呼移動機(M)1−2に、通話チャネル3−1に対応す
る通話リンクを経由して着呼を受付ける様に指示する。
【0020】以上により通話チャネル装置21−1は、
移動機(M)1−2との間に通話チャネル3−1に対応
する通話リンク(gg)を確立した後、主制御装置23
に移動体リンク確立確認信号(hh)を返送する。
【0021】呼出信号を受信した移動機(M)1−2
が、通話リンク(h)を経由して通話チャネル装置21
−1にオフフック信号(ii)を送信すると、通話チャ
ネル装置21−1は主制御装置23に移動体オフフック
確認信号(jj)を伝達する。
【0022】移動機(M)1−1からオフフック信号
(ii)が送信された結果、移動機(M)1−2は、一
般公衆網5に収容される図示されぬ発呼加入者との間で
通話中状態(kk)となる。
【0023】次に、移動機(M)1から一般公衆網5へ
の発呼と、一般公衆網5から移動機(M)1への着呼と
の衝突過程を、図4および図7により説明する。一般公
衆網5に収容される図示されぬ加入者から、任意の移動
機(M)(例えば1−2)に対する着呼が生起し、一般
公衆網5から移動体交換機4に着呼信号(aa)が伝達
されると、前述と同様の過程で、移動体交換機4が一般
公衆網5からの着呼に割当てる通話チャネル(例えば3
−1)を選択した後、選択した通話チャネル3−1に対
応する通話チャネル装置21−1に着呼信号(bb)を
伝達する。
【0024】着呼信号(bb)を受信した通話チャネル
装置21−1は、通話チャネル装置21−1を着呼モー
ドに設定した後、主制御装置23に着呼受付要求信号
(cc)を伝達する。
【0025】これと並行して、任意の移動機(M)(例
えば1−1)が一般公衆網5に収容される図示されぬ加
入者に対して発呼し、前記制御リンクを経由して移動体
通信制御装置2に発呼信号(a)を送信すると、前述と
同様の過程で、発呼信号(a)を受信した制御チャネル
装置22が主制御装置23に発呼受付要求信号(b)を
伝達し、また主制御装置23が制御チャネル装置22に
発呼受付応答信号(c)を返送すると共に、移動機
(M)1−1からの発呼に割当てる通話チャネル(例え
ば3−1)を選択し、通話チャネル状態管理部(I)2
32に通話チャネル3−1を発呼状態と認識させた後、
通話チャネル3−1に対応する通話チャネル装置21−
1に、チャネル割当要求信号(d)を伝達する。
【0026】ここで、主制御装置23からチャネル割当
要求信号(d)を伝達された通話チャネル装置21−1
が、既に着呼信号(bb)を受信済で着呼モードに設定
されて着呼受付要求信号(cc)を主制御装置23に伝
達しており、また通話チャネル装置21−1から着呼受
付要求信号(cc)を伝達された主制御装置23が、既
に通話チャネル状態管理部(I)232に通話チャネル
3−1を発呼状態と認識させてチャネル割当要求信号
(d)を通話チャネル装置21−1に伝達していたとす
ると、通話チャネル装置21−1は着呼モードに設定さ
れた状態で受信したチャネル割当要求信号(d)を異常
と判定し、主制御装置23にチャネル割当確認信号
(e)を返送することは無く、また主制御装置23は通
話チャネル3−1を発呼状態と認識した状態で受信した
着呼受付要求信号(cc)を異常と判定し、通話チャネ
ル装置21−1に着呼受付応答信号(dd)を返送する
ことは無い。
【0027】従って、移動機(M)1−2への着呼と、
移動機(M)1−1からの発呼とが同一の通話チャネル
3−1を割当てられて衝突状態となり、何れの呼設定も
不可能となる。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】以上の説明から明らか
な如く、従来ある移動体通信網においては、移動機
(M)1−2への着呼と、移動機(M)1−1からの発
呼とに対して同一の通話チャネル3−1を割当て、発着
両呼が衝突状態となると、何れの呼設定も不可能とな
り、改めて呼設定要求を繰返す必要が生ずると言う問題
があった。
【0029】本発明は、移動機に対する発着両呼が同一
の通話チャネルを割当てられて衝突した場合にも、再度
呼設定要求を繰返すこと無く、発着両呼を設定可能とす
ることを目的とする。
【0030】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理を示
す図である。図1において、1は複数の移動機、2は移
動体通信制御装置、3は複数の移動機1に共用される複
数の通話チャネル、4は移動体交換機であり、移動体通
信網を構成する。
【0031】100は、本発明により移動体通信制御装
置2に設けられた発着衝突救済手段である。移動体通信
制御装置2は、移動機1から発呼の際に、複数の通話チ
ャネル3の中から割当てる通話チャネル3を選択し、移
動体交換機4は、移動機1への着呼の際に、複数の通話
チャネル3の中から割当てる通話チャネル3を選択す
る。
【0032】発着衝突救済手段100は、移動機1から
の発呼に対して割当てた通話チャネル3を、移動体交換
機4も移動機1への着呼に対して同時に割当てたことを
検出した場合に、発着両呼に同時に選択された通話チャ
ネル3を着呼に割当て、移動機1からの発呼に対して別
の通話チャネル3を選択し直す。
【0033】従って、移動機への衝突した着呼には当初
選択された通話チャネルを割当て、また移動機からの衝
突した発呼には別の通話チャネルを選択して割当てるこ
ととなり、発着両呼とも改めて呼設定要求をし直す必要
が無くなり、当該移動体通信網の利便性が大幅に向上す
る。
【0034】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。図2は本発明の一実施例による移動体通信網を示す
図であり、図3は本発明の一実施例による発着呼衝突過
程を示す図である。なお、全図を通じて同一符号は同一
対象物を示す。
【0035】図2においては、図1における発着衝突救
済手段100として発着衝突制御部233が移動体通信
制御装置2内の主制御装置23に設けられている。図2
および図3において、一般公衆網5に収容される図示さ
れぬ加入者から、任意の移動機(M)(例えば1−2)
に対する着呼が生起し、一般公衆網5から移動体交換機
4に着呼信号(aa)が伝達されると、前述と同様の過
程で、移動体交換機4が一般公衆網5からの着呼に割当
てられる通話チャネル(例えば3−1)を選択した後、
選択した通話チャネル3−1に対応する通話チャネル装
置21−1に着呼信号(bb)を伝達する。
【0036】着呼信号(bb)を受信した通話チャネル
装置21−1は、通話チャネル装置21−1を着呼モー
ドに設定した後、主制御装置23に着呼受付要求信号
(cc)を伝達する。
【0037】これと並行して、任意の移動機(M)(例
えば1−1)が一般公衆網5に収容される図示されぬ加
入者に対して発呼し、前記制御リンクを経由して移動体
通信制御装置2に発呼信号(a)を送信すると、前述と
同様の過程で、発呼信号(a)を受信した制御チャネル
装置22が主制御装置23に発呼受付要求信号(b)を
伝達し、また主制御装置23が制御チャネル装置22に
発呼受付応答信号(c)を返送すると共に、移動機
(M)1−1からの発呼に使用させる通話チャネル(例
えば3−1)を選択し、通話チャネル状態管理部(I)
232に通話チャネル3−1を発呼状態と認識させた
後、通話チャネル3−1に対応する通話チャネル装置2
1−1に、チャネル割当要求信号(d1 )を伝達する。
【0038】ここで主制御装置23が、既に通話チャネ
ル状態管理部(I)232に通話チャネル3−1を発呼
状態と認識させてチャネル割当要求信号(d1 )を通話
チャネル装置21−1に伝達した状態で、通話チャネル
装置21−1から着呼受付要求信号(cc)を伝達され
ると、通話チャネル3−1に対して発呼と着呼とが衝突
したと判定し、発着衝突制御部233を起動する。
【0039】起動された発着衝突制御部233は、衝突
の発生した通話チャネル3−1を着呼に割当て、その代
わりに発呼には別の通話チャネル3を割当てることと
し、通話チャネル状態管理部(I)232には着呼受付
要求信号(cc)を伝達した通話チャネル3−1を改め
て着呼状態と認識させた後、、前述と同様の過程で、通
話チャネル装置21−1に着呼受付応答信号(dd)を
返送し、また制御チャネル装置22にチャネル指定着呼
要求信号(ee)を伝達し、更に通話チャネル装置21
−1に移動体リンク確立要求/呼出起動要求信号(f
f)を伝達する。
【0040】以上により通話チャネル装置21−1は、
先に着呼モードに設定された状態で、主制御装置23か
らチャネル割当要求信号(d1 )を伝達されたが、その
後、着呼受付要求信号(cc)に対応する着呼受付応答
信号(dd)を主制御装置23から伝達されたことによ
り、着呼モードにおける接続手順を正常に進行可能と判
定し、受信済のチャネル割当要求信号(d1 )を無視
し、前述と同様に、移動機(M)1−2との間に通話チ
ャネル3−1に対応する通話リンク(gg)を確立した
後、主制御装置23に対して移動体リンク確立確認信号
(hh)を返送する。
【0041】呼出信号を受信した移動機(M)1−2
が、通話リンク(h)を経由して通話チャネル装置21
−1にオフフック信号(ii)を送信すると、通話チャ
ネル装置21−1は主制御装置23に移動体オフフック
確認信号(jj)を伝達する。
【0042】移動機(M)1−1からオフフック信号
(ii)が送信された結果、移動機(M)1−2は、一
般公衆網5に収容される図示されぬ発呼加入者との間で
通話中状態(kk)となる。
【0043】一方主制御装置23は、通話チャネル装置
21−1に着呼受付応答信号(dd)を返送した時期
(t)以降、前述の着呼接続過程と並行して、移動機
(M)1−1からの発呼に基づき受信済の発呼受付要求
信号(b)に対して再度通話チャネル選択部231を起
動し、既に着呼状態に設定済の通話チャネル3−1を除
き、現在空き状態にある通話チャネル3の中から、移動
機(M)1−1からの発呼に割当てる通話チャネル(例
えば3−2)を選択し、通話チャネル状態管理部(I)
232に選択した通話チャネル3−2を発呼状態と認識
させた後、選択した通話チャネル3−2に対応する通話
チャネル装置21−2に、チャネル割当要求信号
(d2 )を伝達する。
【0044】チャネル割当要求信号(d2 )を受信した
通話チャネル装置21−2は、通話チャネル装置21−
2を発呼モードに設定した後、主制御装置23にチャネ
ル割当確認信号(e)を返送し、また主制御装置23
は、制御チャネル装置22にチャネル指定発呼要求信号
(f)を伝達すると共に、通話チャネル装置21−2に
移動体リンク確立要求信号(g)を伝達する。
【0045】以上により通話チャネル装置21−2は、
移動機(M)1−1との間に通話チャネル3−2に対応
する通話リンク(h)を確立した後、主制御装置23に
移動体リンク確立確認信号(i)を返送する。
【0046】移動機(M)1−1が、通話リンク(h)
を経由して通話チャネル装置21−2にオフフック信号
(j)を送信すると、通話チャネル装置21−2は主制
御装置23に移動体オフフック確認信号(k)を伝達
し、移動機(M)1−1は、一般公衆網5に収容される
図示されぬ被呼加入者との間で通話中状態(m)とな
る。
【0047】以上の説明から明らかな如く、本実施例に
よれば、一般公衆網5から移動機(M)1−2への着呼
と、移動機(M)1−1から一般公衆網5への発呼とに
対し、同一の通話チャネル3−1が同時に選択された場
合にも、主制御装置23内の発着衝突制御部233が通
話チャネル3−1を移動機(M)1−2への着呼に割当
てることとし、通話チャネル3−1を経由して移動機
(M)1−2への着呼処理を進行させ、移動機(M)1
−1からの発呼に対しては別の空き通話チャネル3−2
を選択して割当て、通話チャネル3−2を経由して移動
機(M)1−1からの発呼処理を進行させる為、一旦衝
突した発着両呼共に、改めて呼設定要求を行うこと無く
設定可能となる。
【0048】なお、図2および図3はあく迄本発明の一
実施例に過ぎず、例えば衝突は移動機(M)1−2への
着呼と移動機(M)1−1からの発呼とが通話チャネル
3−1上で発生するものに限定されることは無く、他に
幾多の変形が考慮されるが、何れの場合にも本発明の効
果は変わらない。また移動体通信制御装置2の構成は図
示されるものに限定されることは無く、他に幾多の変形
が考慮されるが、何れの場合にも本発明の効果は変わら
ない。更に本発明の対象となる移動体通信網は、図示さ
れるものに限定されぬことは言う迄も無い。
【0049】
【発明の効果】以上、本発明によれば、前記移動体通信
網において、移動機への衝突した着呼には当初選択され
た通話チャネルを割当て、また移動機からの衝突した発
呼には別の通話チャネルを選択して割当てることとな
り、発着両呼とも改めて呼設定要求をし直す必要が無く
なり、当該移動体通信網の利便性が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理を示す図
【図2】 本発明の一実施例による移動体通信網を示す
【図3】 本発明の一実施例による発着呼衝突過程を示
す図
【図4】 従来ある移動体通信網の一例を示す図
【図5】 移動機よりの発呼過程の一例を示す図
【図6】 移動機への着呼過程の一例を示す図
【図7】 従来ある発着呼衝突過程の一例を示す図
【符号の説明】
1 移動機(M) 2 移動体通信制御装置 3 通話チャネル 4 移動体交換機 5 一般公衆網 21 通話チャネル装置 22 制御チャネル装置 23 主制御装置 24 アンテナ(A) 100 発着衝突救済手段 211 発呼受付部(O) 212 着呼受付部(T) 213 接続手順管理部(C) 231 通話チャネル選択部 232 通話チャネル状態管理部(I) 233 発着衝突制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の移動機(1)が共用する複数の通
    話チャネル(3)の中から、前記移動機(1)から発呼
    の際は移動体通信制御装置(2)が割当てる前記通話チ
    ャネル(3)を選択し、前記移動機(1)への着呼の際
    は移動体交換機(4)が割当てる前記通話チャネル
    (3)を選択する移動体通信網において、 前記移動体通信制御装置(2)に、前記移動機(1)か
    らの発呼に対して割当てた前記通話チャネル(3)を、
    前記移動体交換機(4)も前記移動機(1)への着呼に
    対して同時に割当てたことを検出した場合に、前記発着
    両呼に同時に選択された通話チャネル(3)を前記着呼
    に割当て、前記移動機(1)からの発呼に対して別の通
    話チャネル(3)を選択し直す発着衝突救済手段(10
    0)を設けることを特徴とする発着衝突呼救済方式。
JP4086841A 1992-04-08 1992-04-08 発着衝突呼救済方式 Withdrawn JPH05292009A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4086841A JPH05292009A (ja) 1992-04-08 1992-04-08 発着衝突呼救済方式

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JP4086841A JPH05292009A (ja) 1992-04-08 1992-04-08 発着衝突呼救済方式

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JP4086841A Withdrawn JPH05292009A (ja) 1992-04-08 1992-04-08 発着衝突呼救済方式

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JP (1) JPH05292009A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100401848C (zh) * 2005-09-30 2008-07-09 华为技术有限公司 一种解决无线网络中主被叫碰撞的方法

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