JPH02119327A - マルチゾーン移動通信方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数の無線ゾーンに散在する移動機群から構
成されるグループ内で通話を行なう移動通信方式に関す
るものである。

〔従来の技術〕

グループ内の複数の移動機が回線制御装置からの通話チ
ャネル指定制御によりグループ通話を行なう方式として
ＭＣＡ方式がある。

ＭＣＡシステ°ムは、無線回線の接続制御および中継を
行なうＭＣＡ制御局と、無線機が固定設置された指令局
と、自動車などに搭載された複数の移動機から構成され
、ＭＣＡ制御局を中心に無線ゾーンが形成される。

＠５図は従来のシステム構成の例を示す図であって、Ｍ
ＣＡ制御局が４−ａ　、　４−ｂ　、　４−Ｃと３局存
在し、それぞれの無線ゾーンａ　ｌ　ｂｌＣが隣接して
いる場合の例を示している。

ＭＣＡ制御局を中心としたシステムはそれぞれが独立し
ている。また、指令局５および移動機６−１．６−２は
ＭＣＡ制御局４−ａに属するものである。第５図の例で
は、移動機６−３〜５−ｎがそれぞれ無線ゾーンｂおよ
びＣに存在する。

第５図において、無線ゾーンａに存在する指令局５およ
び移動１ｆｉ６−１　．６−２はＭＣＡ制御局４−ａか
らの通話チャネル指定制御により同一通話チャネルを与
えられて通話を行なうことができる。

しかし、指令局５または移動ｆｉ６−１　　、６−２か
らの通話要求に対し、無線ゾーンｂおよびＣに存在する
移動ｆｉ６−３−６−ｎは、ＭＣ八へ御局４−ａからの
通話チャネル指定制御を受けられないため移動機６−３
〜５−ｎを含めたグループ通話は不可能である。

このように従来のＭＣＡ方式では一つの無線ゾーン内で
のみ通話チャネル指定制御を行ない、同一無線ゾーン内
に存在する移動機同士のグループ通話を可能としており
、複数無線ゾーンにまたがっての通話チャネル指定制御
ができず、無線ゾーンが複数になった場合のグループ通
話はできなかった。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述したように、従来の移動通信方式においては、各無
線ゾーンごとに制御局を置き同一無線ゾーン内の移ＩＩ
！１Ｊｆｉ群に対して通話チャネル指定制御を行なうこ
とが可能であるが、他の無線ゾーンに存在する移動機に
対しては通話チャネル指定制御ができないため、無線ゾ
ーン間にまたがるグループ通話は不可能であった。

本発明は、上記の問題点を解決し、複数の無線ゾーンに
散在する移動機同士のグループ通話が可能な移動通信方
式を提供することを目的としている。

〔課題を解決するための手段〕

本発明によれば、上述の目的は、前記特許請求の範囲に
記載した手段により達成される。

すなわち、本発明はマルチチャネルアクセス機能を有す
るとともに自己の在圏無線ゾーンを認識する移動機と、
前記無線ゾーンを形成する複数の無線基地局と、全無線
ゾーンの通話チャネルの使用状況を管理し移動機からの
要求に応じて所望の移動機群への通話チャネルの指定を
制御する回線制御装置から構成され、一つの通話要求に
対して全無線ゾーンで通話チャネル指定信号を送出する
移動通信方式であって、通話チャネル指定信号を全無線
ゾーン共通の通話チャネルグループ番号で構成し、移動
機が、通話チャネルグループ番号と移行先通話チャネル
の組み合わせを記憶する通話チャネル管理テーブルを持
つとともに受信した通話チャネル指定信号中の通話チャ
ネルグループ番号と在圏する無線ゾーンとから移行先の
通話チャネルを選択するマルチゾーン移動通信方式であ
る。

以下、本発明の作用等に関し、実施例に基づ゛いて詳細
に説明する。

〔実施例〕

第１図は、本発明の一実施例のシステム構成を示す図で
ある。

第１図において、１−ａ、１−ｂ、１−ｃはマルチチャ
ネルアクセス８！能を有するとともに自己の在圏無線ゾ
ーンを認識する移動機であり、各移動機は通話チャネル
指定を受けた際に移行先通話チャネルを選択するための
通話チャネル管理テーブル１−１を持つ。

２−ａ　、２−ｂ　−２−ｃは、それぞれのｓｍゾーン
ａｌｂｌｅを形成する無線基地局であり、各無線基地局
は制御チャネル用送受信８＋１２−１ａ　、２−１ｂ　
、２−１ｃお上り通話チャネル用送受信機２−２１ａ　
−２−２ｎａ　、　２−２１ｂ−２−２ｎｂ　＋　２−
２１ｃ　−２−２ｎｃを有する。

３は、通話チャネルの使用状況を管理し移動磯からの通
話要求に応じて所望の通話チャネルの指定を制御する回
線制御装置である。

移動９１１　＋ｌｌｔ　１−ｂ、　　１−ｃは、それぞ
れ無線ゾーンａ、ｂ、ｃに在圏している状態を示し、こ
れらの移動機はあらかじめ定められた同一通話グループ
に属するらのである。

第２図は、本実施例における接続制御動作を示すシーケ
ンス図であり、記号１−ａ、１−ｂ。

１−ｃ　、　２−ａ　、　２−ｂ　、　２−ｃおよび３
は第１図に示す移動機、無線基地局、回線制御装置に相
当する。

第３図は、下り制御チャネルに送られる通話チャネル指
定信号のフォーマットの例を示しており、ｖＪ４図は、
移動機が持つ通話チャネル管理テーブルの例を示してい
る。

この通話チャネル管理テーブルには、各無線ゾーンに割
り当てられる周波数の組み合わせが記憶されており、回
線制御装置からの通話チャネル指定は、このグループ番
号で行なわれる。

また、無線ゾーンａの周波数（１ａ〜ｆｎａは、それぞ
れ第１図の通話チャネル用送受信磯・２−２１ａ　〜２
−２ｎａに対応しており、無線ゾーンｂ、無線ゾーンｃ
１こついても同様である。

次に、ｔＪＳｉ図〜第図画第４図て本実施例の動作を説
明する。

第２図のシーケンス図に示すように、各移動ｆｉｌ　−
ａ　、　１−ｂ　、　　１−ｃは、それぞれ在圏する無
線ゾーンの下り制御チャネルを受信し、在圏無線ゾーン
を認識する。

いま、移動１ｆｌ　１−　ａから発呼要求がなされた場
合、無線ゾーンａの上り制御チャネルで発呼信号を送信
し、無線基地局２ａの制御チャネル用送受信８！２−１
　ａを介して回線制御装置３へ送られる。発呼信号を受
けた回線制御装置３は空通話チャネルの検索を通話チャ
ネルグループ番号で行ない第４図に示す通話チャネル管
理テーブル上の通話チャネルグループ番号を指定する。

通話チャネル指定信号は、第３図に示すように発呼側の
要求に応じた移動機群識別用のＩＤ番号を付加され、回
線制御装置３から各無線基地局の制御チャネル用送受信
８！２−１ｇ、２−Ｉｂ、２−１ｃを介して全無線ゾー
ンの下り制御チャネルで送信される。

通話チャネル指定信号を受信した各移動機１−ａ　、　
　１−ｂ　、　１−ｅは、＄３図に示すフォーマットの
通話チャネル指定部分の通話チャネルグループ番号と在
圏する無線ゾーンとにより自己の持つ通話チャネル管理
テーブルがら移行すべき通話チャネルを選択し指定の通
話チャネルに移行する。

第３図では、指定周波数の組み合わせがグループ１の場
合を示すものであり、移動機ト１はｆｌａ、移動機１−
ｂはｆｌｂ、移動機１−ｃｌ、ｔｆｌｃをそれぞれ指定
される。

移動１ｆｉｌ−ａから送信される音声信号は無線基地局
２−ａの通話チャネル用送受信ｆｉ２−２１８を介して
制御装置３に入り、その出力が各無線基地局の通話チャ
ネル用送受信ｆｉ２−２１ａ　、　２−２　ｌｂ　、　
２−２１ｃに分配され全無線ゾーンで送信される。これ
を受信した移動８！１’−ｂ、１−ｃも、必要に応じて
同様に送話を行なうことが可能である。

このように本発明においては、一つの発呼に対して常に
全無線ゾーンで通話チャネル指定制御を行なうことによ
り、通話の相手方がどの無線ゾーンに移動していても容
易に回線接続および通話を行なうことが可能となる。

上記説明において、無線ゾーンはａ＋Ｅｌｙｃとして説
明したが、これらの三つに限るものではなく、必要に応
じて多数構成できるものである。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によればサーとＸエリア内
の全無線ゾーンで同一の通話チャネル指定信号を送出す
るようにし、通話チャネル指定信号を全無線ゾーン共通
の通話チャネルグループ番号で構成するとともに、移動
機が通話チャネルグループ番号と移行先通話チャネルの
組み合わせを記憶する通話チャネル管理テーブルを持ち
、通話チャネル指定信号中の通話チャネルグループ番号
と在圏する無線ゾーンとから移行先通話チャネルを選択
するようにしているので、複数無線ゾーンに散在する移
動機同士が容易にグループ通話を行なうことが可能とな
る利点がある。

特に、移動機における操作の簡易化や、接続時間の短縮
が強く望まれるシステムにおいて効果は大である。

さらに、サービスエリアの拡大に伴なう無線ゾーン数の
増加に対しても容易に対処することが可能である。

第５図は従来のシステム構成の例を示す図である。

１−ａ　、１−ｂ　、　　１−ｃ　　−・・−・　移動
機、１−１　・・・・・−通話チャネル管理テーブル、
２−ａ　、　２−ｂ　、　２−ｃ　・・・−無線基地局
、２−１ｎ、２−１ｂ、２−１ｃ・・・・・・制御チャ
ネル用送受信磯、 ２−２１ａ−２−２ｎａｔ２−２１１＋−２−２ｎｌ、
。

２−２１ｃ〜２−２ｎｃ・・・・・・通話チャネル用送
受信機、　　　　　　３　・・・・・・回線制御装置代
理人　弁理士　　本　　間　　　　崇

【図面の簡単な説明】

Ｐｌ′Ｓ１図は本発明の一実施例のシステム構成を示す
図、第２図は実施例の接続制御動作を示すシーケンス図
、ｆＪｔＪ３図は通話チャネル指定信号の７オーマツト
の例を示す図、第４図は移動機が持つ通話チャネル管理
テーブルの例を示す図、第３図 悴４図 第　１　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 マルチチャネルアクセス機能を有するとともに自己の在
   圏無線ゾーンを認識する移動機と、前記無線ゾーンを形
   成する複数の無線基地局と、全無線ゾーンの通話チャネ
   ルの使用状況を管理し移動機からの要求に応じて所望の
   移動機群への通話チャネルの指定を制御する回線制御装
   置から構成され、一つの通話要求に対して全無線ゾーン
   で通話チャネル指定信号を送出する移動通信方式であっ
   て、 通話チャネル指定信号を全無線ゾーン共通の通話チャネ
   ルグループ番号で構成し、移動機が、通話チャネルグル
   ープ番号と移行先通話チャネルの組み合わせを記憶する
   通話チャネル管理テーブルを持つとともに受信した通話
   チャネル指定信号中の通話チャネルグループ番号と在圏
   する無線ゾーンとから移行先の通話チャネルを選択する
   ことを特徴とするマルチゾーン移動通信方式。