JPH01154639A - 無線機緊急通信の設定方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、移動通信方式に関し、特に無線機と無線基地
局装置が、マルチチャンネルアクセス機能を用いて接続
される移動通信方式における無線機緊急通信の設定方式
に関する。

（従来の技術） 無線機と無線基地局装置が、マルチチャンネルアクセス
機能を用いて接続される移動通信方式としては、コード
レス電話方式がある。

この方式においては、制御チャネル専用の無線基地局装
置をもたずに、各々の無線基地局装置が制御チャネルと
通話チャネルの両方に用いられるため、ある無線ゾーン
の全ての無線基地局装置が通話によって使用中である場
合、発呼要求等の制御信号を授受するための無線基地局
装置が残っていないため、緊急の通信を要する無線機に
対して、迅速に通話チャネルが与えられないという欠点
があった。

（発明が解決しようとする問題点） 本発明の目的は、緊急以外の通常の通信をサービスする
場合に用いられる一般無線基地局装置以外に、緊急通信
発呼要求に対してのみ通話チャネルを与える手段を有す
る緊急無線基地局装置を具備させることによシ、ある無
線ゾーンにおいて一般無線基地局装置の全チャネルが使
用中の場合にも、緊急無線基地局装置を用いて緊急を要
する無線機と無線基地局装置の間で制御信号を授受する
手段を提供し、緊急を要する無ｍ　４％ｅへの通話チャ
ネルの提供を可能とすることである。

（問題点を解決するだめの手段） 前記目的を達成するための本発明の特徴は、マルチチャ
ンネルアクセス機能を有する無線機と、サービスエリア
内に設置されて無線ゾーンを作シ、この無線ゾーン内に
いる前記無線機とマルチチャンネルアクセス機能を用い
て無線接続し得る無線基地局装置とを備える移動通信方
式において、前記無線機には、緊急通信発呼要求信号を
送信する手段を備え、前記無線基地局装置には、緊急以
外の通常の通信をサービスする場合に用いられる一般無
線基地局装置以外に、緊急通信発呼要求に対してのみ通
話チャネルを与える手段を有する緊急無線基地局装置を
具備させることによシ、ある無線ゾーンにおいて前記一
般無線基地局装置の全チャネルが使用中の場合にも、前
記緊急無線基地局装置を用いて、緊急を要する無線機へ
の通話チャネルの割シ当てを可能とする無線機緊急通信
の設定方式にある。

（実施例） 第１図に本発明の実施例の系の構成として、ある事業所
内における業務用連絡に無線機緊急通信が用いられる場
合に関して示す。

１及び２は、ある無線ゾーンＡをサービスする無線基地
局装置であシ、通話用の無縁チャネルを検索し且つ選択
する機能、即ちマルチチャンネルアクセス機能を有して
いる。

ｌは無線機緊急通信以外の通常の通話をサービスする場
合に用いられる一般無線基地局装置である０ ２は無線機緊急通信のための緊急無線基地局装置であシ
、通常の通信のみが行われている場合には、常に緊急通
信の待ち受は状態になっている。

３は無線ゾーンＡ内に存在している無線電話機で、無線
基地局装置と同様にマルチチャンネルアクセス機能を有
している。

４は有線電話機であシ、５０回線接続装置の切シ替えに
よシ、１及び２の無線基地局装置を介して、３の無線電
話機と接続される。

なお、３及び４の無線電話機、有線電話機は同一の作業
を行う単位側にグループを構成しておシ、それぞれが同
一グループに共通のグループＩＤをもっている。

５は回線接続装置であシ、複数の無線基地局装置、有線
電話機が有線回線で接続され、それら無線基地局装置相
互、または無線基地局装置と有線電話機との間を切シ替
えて接続するものである。

また、全ての無＃ｉ！基地局装置と、全ての無線電話機
との対応を管理している。

３の無線電話機からの発呼は、一般の通話と非常時の緊
急通信に分けられる。

一般の通話が行われる場合は、３の無線電話機はｌの一
般無線基地局装置の一つと接続される。

もしｌの一般無線基地局装置の全て（ＣＥＩ〜ＣＥｍ）
が使用中の場合には、その無線ゾーンではいかなる無線
電話機も一般の発呼はできない。事故等の発生で、−刻
も早く指令局である有線電話機への連絡を取シたい場合
、３の無線電話機は無線機緊急通信を発呼することによ
って、２の緊急＃：朦基地局装置の一つを介して、有線
電話機との通話回線を設定することができる。

第２図に、本発明の実施例の制御シーケンスを示す。

無線電話機からの緊急通信は次の様に行っている０ ３のある作業グループに属している無線電話機から緊急
通信発呼の操作が行われると、３からは緊急通信発呼要
求信号が、グループＩＤと共に制御チャネルによシ送出
される。

２の緊急無線基地局装置は緊急通信発呼要求信号を受信
すると、その無線ゾーンにおける空きチャネルの検索を
行った後、通話チャネルの指定を３の無Ｓ成話様に行っ
て、自らも指定したチャネルへ移行する。

３の無線電話機は、通話チャネルの指定を受けた後、指
定されたチャネルに移行し、３の無線電話機と２の緊急
無線基地局装置の間の通話チャネルの設定が完了する。

２の緊急無線基地局装置は、無線電話機から緊急通信発
呼要求があったことを、そのグループＩＤと共に５の回
線接続装置に報知する。

５の回線接続装置は、送出されてきたグループＩＤより
無線電話機からの緊急通信の接続先である４の有線電話
機を特定し、その該当有５ｉｉｔ話機に対して呼出音を
送出した後、２の緊急無線基地局装置と４の有線電話機
との間の回線を設定する。

これによって、緊急通信を発呼した３の無線電話機と、
３と同じグループに属する４の有線電話機との緊急通信
が可能となる。

（発明の効果） 以上説明したように、無線機と無線基地局装置が、マル
チチャンネルアクセス機能を用いて接続される移動通信
方式に関して、緊急通信発呼要求に対してのみ通話チャ
ネルを与える手段を有する緊急無線基地局装置を具備さ
せれば、ある無線ゾーンにおいて一般無線基地局装置の
全チャネルか使用中の場合においても、緊急の通信手段
が即座に提供できるので、非常時における迅速な対応を
可能とする利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の系の構成を示す図、第２図
は本発明の実施例の制御シーケンスを示す図である。 １・・・一般無線基地局装置（ＣＦ）、２・・・緊急無
線基地局装置（ＣＥ’　）、３・・・無線電話機（Ｒｔ
ｅｌ　）、 ４・・・固定電話機（Ｗｔｅｌ）、 ５・・・回線接続装置（ＬＣＵ　）。 第１図 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 マルチチャンネルアクセス機能を有する無線機と、 サービスエリア内に設置されて無線ゾーンを作り、この
   無線ゾーン内にいる前記無線機とマルチチャンネルアク
   セス機能を用いて無線接続し得る無線基地局装置とを備
   える移動通信方式において、前記無線機には、緊急通信
   発呼要求信号を送信する手段を備え、 前記無線基地局装置には、緊急以外の通常の通信をサー
   ビスする場合に用いられる一般無線基地局装置以外に、
   緊急通信発呼要求に対してのみ通話チャネルを与える手
   段を有する緊急無線基地局装置を具備させることにより
   、 ある無線ゾーンにおいて前記一般無線基地局装置の全チ
   ャネルが使用中の場合にも、前記緊急無線基地局装置を
   用いて、緊急を要する無線機への通話チャネルの割り当
   てを可能とすることを特徴とする無線機緊急通信の設定
   方式。