JPH03192951A

JPH03192951A - コードレス通信装置

Info

Publication number: JPH03192951A
Application number: JP33332589A
Authority: JP
Inventors: Akinori Oota; 太田　章紀; Minoru Senda; 実千田
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1989-12-22
Filing date: 1989-12-22
Publication date: 1991-08-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、主としてデータ端末装置を電話回線に接続し
、無線通信として利用し得るようにしたコードレス通信
装置に関する。

従来の技術第２図は、従来例によるデータ端末装置を電話回線に接
続するための一般的な通信装置の構成を示しており、こ
の第２図の従来例構成において、１３はデータ端末装置
２例えば、パーソナル・コンピュータとかワードプロセ
ッサなどであって、このデータ端末装置１３は、有線手
段によりモデム装置１４を介して電話回線１５に接続さ
れている。

次に、上記従来例による装置構成の動作について述べる
と、電話回線１５とデータ端末装置１３との間に介在さ
れるモデム装置１４は、電話回線１５に対する発信・着
信の制御およびデータの変調・復調をなすために、ここ
での電話回線１５を利用したデータ端末装置１３による
通信を可能にし得るのである。

発明が解決しようとする課題しかしながら、上記のように構成される従来の電話回線
を利用したデータ端末装置による通信装置においては、
電話回線１５とモデム装置１４との間、およびモデム装
置１４とデータ端末装置１３との間が、それぞれに有線
手段によって接続されているために、１本の電話回線１
５に対しては、１台のデータ端末装置１３のみしか接続
できないという問題点があり、かつまた、該当するデー
タ端末装置１３を移動する際には、あらためて配線工事
を行わなければならないという問題点があった。

本発明は、従来のこのような問題点を解決するものであ
って、１本の電話回線に対して複数のデータ端末装置な
どの割当てを可能にすると共に、併せて、データ端末装
置の移動をも容易に行ない得るようにした、この種のコ
ードレス通信装置を提供することを目的とするものであ
る。

課題を解決するための手段本発明は、上記目的を達成するために、電話回線に接続
される基地局と、この基地局に無線によって接続される
１または複数の移動局とで構成させ、移動局には、モデ
ム装置を介してデータ端末装置を接続させるか、あるい
は必要に応じて直接、一般電話機を接続するための１ま
たは複数個の電話機インタフェース回路を設け、電話機
インタフェース回路に対し、モデム装置を介して接続さ
れるデータ端末装置、あるいは直接接続される一般電話
機を通信の用途に供し得るようにしたものである。

作　　　　用従って、本発明によれば、上記のような構成により、次
のような作用を有する。

すなわち、基地局に接続される電話回線と、移動局にモ
デム装置を介して接続されるデータ端末装置、あるいは
直接接続される一般電話機との間にあって、相互に伝送
される発信・着信に関する信号と、モデム装置で音声帯
域に変調・復調されるデータとが、これらの基地局・移
動局間で無線通信により仲介されると共に、基地局にお
いて、無線の使用チャンネルとかＩＤコードにより特定
の基地局とデータ端末装置を選択できるために、１本の
電話回線を複数のデータ端末装置、あるいは一般電話機
によって共用でき、かつ電話回線とデータ端末装置とが
物理的に分離されるので、このデータ端末装置の移動が
容易になり、また、移動局に一般電話機を接続させるこ
とで、この一般電話機をコードレス電話機として使用で
きるのである。

実施例第１図（ａ）　、　（ｂ）は、本発明の一実施例による
コードレス通信装置の構成を示し、同図（ａ）は基地局
、同図（ｂｌは移動局のそれぞれに概要ブロック図であ
る。

すなわち、第１図（ａ）に示す基地局Ａの実施例構成に
おいて、ｌは電話回線１５に接続される網制御回路、２
は音声回路を示し、３および４は音声回路２を介して網
制御回路ｌに接続された送信回路および受信回路、５は
網制御回路１．音声回路２および送信回路３．受信回路
４にそれぞれ接続されたＣ　Ｐ　ｔＪであり、６は送信
回路３および受信回路４にそれぞれ接続されたアンテナ
である。

また、第１図（ｂ）に示す移動局Ｂの実施例構成におい
て、７はモデム装置１４を介してデータ端末装置１３を
接続する電話機インタフェース回路、８は音声回路を示
し、９および１０は音声回路８を介して電話機インタフ
ェース回路７に接続された送信回路および受信回路、１
１は電話機インタフェース回路７．音声回路８および送
信回路９．受信回路１０にそれぞれ接続されたＣＰＵで
あり、１２は送信回路９および受信回路ｌＯにそれぞれ
接続されたアンテナである。

次に、上記実施例による装置構成の動作について説明す
る。

電話回線１５に対してデータ端末装置１３が発信する場
合には、その発信信号がモデム装置１４を介して移動局
Ｂの電話機インタフェース回路７に入力され、ＣＰＵＩ
Ｉの制御により送信回路９からアンテナ１２を経て無線
で送信される。基地局Ａでは、この送信された発信信号
をアンテナ６が受信し、その受信信号は、受信回路４を
経て、ＣＰＵ５の制御により網制御回路１から電話回線
１５に送られ、図示しない相手側のデータ端末装置が応
答することによって通話状態となる。

そして、このように発信が受信されて通話状態になった
後、データ端末装置１３から送られるデー夕は、モデム
装置１４により音声帯域信号に変調され、移動局Ｂの電
話機インタフェース回路７．音声回路８．送信回路９を
経てアンテナ１２から無線で送信されると共に、これを
基地局Ａのアンテナ６が受信して、受信回路４．音声回
路２．網制御回路１を経て電話回線１５に送出する。

また、一方、電話回線１５からデータ端末装置１３に着
信する場合には、その着信信号が基地局Ａの網制御回路
ｌで検出され、ＣＰＵ５の制御により送信回路３からア
ンテナ６を経て無線で送信される。移動局Ｂでは、この
送信された着信信号をアンテナ１２が受信し、その受信
信号は、受信回路ｌＯを経て、ＣＰＬＩＩＩの制御によ
り電話機インタフェース回路７からモデム装置１４を介
しデータ端末装置１３に伝えられ、このデータ端末装置
１３が応答することによって通話状態となる。

そして、このように着信が受信されて通話状態になった
後、電話回線１５からのデータは、基地局Ａの網制御回
路１．音声回路２．送信回路３を経てアンテナ６から無
線で送信されると共に、これを移動局Ｂのアンテナ１２
が受信して、受信回路１０．音声回路８．電話機インタ
フェース回路７を経てモデム装置１４に送り、モデム装
置１４により復調した上で、データ端末装置１３に伝え
る。

従って、上記実施例の装置構成においては、基地局Ａに
接続された電話回＄１１５と、移動局Ｂにモデム装置１
４を介して接続されたデータ端末装置１３とが無線によ
り接続されているために、データ端末装置の移動が容易
であり、かつモデム装置１４に代えて一般電話機を電話
機インタフェース回路７に接続させるときは、この一般
電話機をコードレス電話機としても使用できる。

尚、上記実施例では、１つの移動局を用いる場合につい
て述べたが、複数の移動局を用いても、電話回線に接続
される基地局によって、無線の使用チャンネルとかＩＤ
コードにより特定の基地局とデータ端末装置を選択でき
るために、１本の電話回線を複数のデータ端末装置で共
用することができ、また、上記実施例の場合には、１つ
の移動局に１個の電話機インタフェース回路を設けてい
るが、１つの移動局に複数個の電話機インタフェース回
路を配置するときは、１つの移動局に対して、モデム装
置を介した複数のデータ端末装置の接続と、複数の一般
電話機の直接接続とを任意に選択して併用することがで
きる。

発明の効果本発明は、上記実施例の構成によって明らかなように、
電話回線に接続される基地局と、この基地局に無線によ
って接続されるｌまたは複数の移動局とを設け、移動局
には、モデム装置を介してデータ端末装置を接続させる
か、あるいは直接、一般電話機を接続するための１また
は複数個の電話機インタフェース回路を配置して構成し
たので、基地局に接続される電話回線と、移動局にモデ
ム装置を介して接続されるデータ端末装置、あるいは直
接接続される一般電話機とを無線により仲介し得て、電
話機インタフェース回路に対し、モデム装置を介して接
続されるデータ端末装置、あるいは直接接続される一般
電話機を通信の用途に供することができると共に、電話
回線とデータ端末装置とが物理的に分離されるので、こ
のデータ端末装置の移動が容易になるほか、移動局に一
般電話機を接続させることで、この一般電話機をコード
レス電話機として使用でき、また、基地局において、無
線の使用チャンネルとかＩＤコードにより特定の基地局
とデータ端末装置を選択できるために、１本の電話回線
を複数のデータ端末装置、あるいは一般電話機によって
共用でき、かつ移動局に対しても、データ端末装置と一
般電話機の併用が可能になるなどの実用上価れた効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）、（ｂ）は本発明の一実施例を適用したコ
ードレス通信装置の構成を示し、同図（ａ）は基地局、
同図（ｂ）は移動局のそれぞれに概要ブロック図であり
、また、第２図は従来例によるデータ端末装置を電話回
線に接続するための通信装置の構成を示す概要ブロック
図である。Ａ・・・・基地局、ｌ・・・・網制御回路、２・・・・
音声回路、３・・・・送信回路、４・・・・受信回路、
５・・・・ｃｐｕ、６・・・・アンテナ。Ｂ・・・・移動局、７・・・・電話機インタフェース回
路、８・・・・音声回路、９・・・・送信回路、１０・
・・・受信回路、１１・・・・ＣＰＵ、１２・・・・ア
ンテナ。１３・・・・データ端末装置、１４・・・・モデム装置
、１５・・・・電話回線。

Claims

【特許請求の範囲】

電話回線に接続される基地局と、前記基地局に無線によ
つて接続される１または複数の移動局とを有し、前記移
動局には、モデム装置を介してデータ端末装置を接続す
るか、あるいは直接、一般電話機を接続するための１ま
たは複数個の電話機インタフェース回路を設けて構成し
、前記電話機インタフェース回路に対して、モデム装置
を介して接続されるデータ端末装置、あるいは直接接続
される一般電話機を通信の用途に供し得るようにしたコ
ードレス通信装置。